【つれづれくん】
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12002/07/24 23:57:49えざきスタート
新しいルーム【つれづれくん】が始まりました。

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編集部が１番をスタートというタイトルで持っていくのは
納得がいかないと思っていたが、実はここは管理者の権限で
自由に書き換えられるのだった。

はじめからこうしていれば、編集部め。
と思うこともなかっただろうに。

現在、2003年5月24日昼。

始まって、もうすぐ300になろうという頃に
こんなところに何をかいても誰も読まないと思うが、
とりあえず書き込んでみた。

22002/07/25 00:11:50えざきコンセプト
新しく公開日記を公開するに当たり、どういった内容のことを書くのか大
枠を決めておこうと思う。それというのも、俺はいつも先のことをあまり
考えず、適当に直近のことを処理しようとするため、「もっと先を見て物
事を考えねば。」と反省することしきりだからだ。

そんな俺が、ここで公開する日記のテーマは「普段俺がぽかんと口を開け
ているときに考えていること」である。そう、俺はよくぽかんと口を開け
ていて、周りの人に注意される。さらにいえば、口をぽかんと開けながら
なぜ俺は口をぽかんと開けてしまうのだろうと考えてしまうぐらい始末に
終えない。みんななぜかとても嬉しそうに「口開いてるよ！」というので
あるが、俺が口をあけているのには理由がある。口をあけてしまう理由は
この場のテーマに沿うので後々語っていこうと思う。

というわけで、このテーマが先を見て物事を考えていないという突っ込み
は真摯に受け止めつつ、公開日記を始めることにする。

32002/07/25 22:48:39えざき温冷浴
一週間ほど前、とあるコラムに温冷浴は夏バテ防止によいと書いてあるのを
読んで、早速実践しているのだがなかなかいい感じである。

表面はさっぱりしているのに体の内側はぽかぽかしている感じで、
体のコンディションがリセットされている感じである。

やり方は、冷たい水とお湯のシャワーを１分ごとに交互に７分浴びる
という単純なものである。

今日テレビを見ていたら、ちょうどクーラー病の特集をやっていた。
クーラー病というのは真夏に外の暑さと室内のクーラーの急激な温度差
を繰り返した結果、体温調節機能が狂い、暑さにも寒さにも弱い体に
なってしまう症状だそうである。

そのクーラー病を解消する方法とは？
「ズバリ、温冷浴でしょう」とどっかの教授。

え？温冷浴ってめちゃめちゃ温度差繰り返してんじゃん。
いや、おそらく温冷浴はほんとに効果があるんだろうとは思うのだが、
同じ温度差繰り返し作業で何で温冷浴がいいのかの説明がない。
クーラー病のメカニズムはあんなに詳しくやってたのに。。。

こういうとき、なんか「その辺の矛盾に馬鹿な視聴者は気づくまい」と
いわれているようでちょっとムッとしてしまう。

「で、何で温度差繰り返しの温冷浴はからだにいいんですか？」
「ばっか、そこは理屈じゃねぇんだよ！やってみろよ体にいいから！」

ぐらい加えてくれればこちらとしても安心できるのだが。


42002/07/26 23:56:06えざき進歩の功罪
「自炊すると必ず出るものな〜んだ？」

大半の人は生ゴミを思い浮かべるだろう。ところがうちは一味違う。
真っ先に思い浮かべるのはゴキブリである。最近は夏真っ盛りという
こともあり、彼らの動きも活発化している。

思えば、奴らとの戦いは実家の福岡にいるときからである。
ゴキブリというとすばしこいとか、汚いというイメージを思いうかべる
と思うが、俺のイメージは「賢い」である。

「発見されたら速やかにコーナーへ逃げるべし！」とか
「ピンチのときは攻撃は最大の防御なり！相手に向かって走れ！」とか
孫子もびっくりの兵法を用い、散々に俺を翻弄してくれた。

それというのも、俺の持つ主力兵器が新聞紙だったということに
問題があった。接近戦を余儀なくされる上に、命中率も低い。
俺にとって有利な地形である水場での洗剤攻撃も効果的だが
命中率の低さでは変わらない。

そこで最近、友人の勧めもあり我が家にも対ゴキブリ専用兵器を
導入することになった。コックローチS�兇任△襦��兇箸いΔ里�また
最新兵器らしくてよい。先日、冷蔵庫の下に逃げ込んだゴキブリに対し、
初めてその威力を発揮した。

相手も必死の抵抗で冷蔵庫から壁を伝って流しの方まで逃げ込んだ
ものの、ついに洗い物のマグカップ横で息絶えた。

.........。

マグカップに大量の殺虫剤がかかったが大丈夫だろうか。


52002/07/27 23:44:35えざき克服
新聞で銀行のシステム障害の記事を読んだ。

アメリカのある銀行合併時に片方の銀行の顧客に変更手続きを要求し、
一方のシステムに統合してしまったのだそうだ。
もちろん、顧客は若干の不便があるが、一つのシステムで処理した方が
障害が出にくくなるのは確実である。

その記事では、日本の顧客満足優先型のやり方には限界がきていて、
こういうやり方も必要なのではないかという論調だった。

そうだろうか？

その記事でも言っていたが、どちらが一概によいとはいえない。
ここで、アメリカのやり方に切り替えたとしたらシステムの複雑化は
防げるものの、顧客満足は低下する。プラスマイナスゼロである。

目指すべき道は「顧客に不便をかけず、確実なシステム統合を行うこと」
ではないのか。その入り口に日本はアメリカより一歩先に足を踏み入れた、
ということじゃないのか。

狩猟民族の深刻な食糧難が農耕を生み出したように、オイルショックが
省エネを生み出したように、常に困難な状況は同時に次のステージへの
入り口だと思う。

銀行のシステムだけでなく、自分にもいえることだ。

62002/07/27 23:57:37リエコはじめまして。
タイトルに惹かれて毎回読んでいます。

センテンスが長くて読むのが面倒だからもっと短くして欲しいでーす。

もっと軽くてバカ向きなのを期待します。

きょうおいしかったものとか電車で見つけたかわいい子とかです。

銀行の話とかっておやじ臭くてなんだかわかりません。

ムーディーズとかおとうさんが言っててなんかなってるけどそのへん解説とかしてくれたいらいいです。

あたま良さそうだし。

72002/07/28 22:42:55えざきコーヒー
「がぶ飲みミルクコーヒー」という銘柄をご存知だろうか。
コーヒー牛乳系の飲み物が好きで、これをよく買う。
「好きだねー、それ」と気づかれるぐらいなので、
既に何リットル飲んだのかわからないぐらい買っている。

が、ふと冷静になって考えてみると、
他のやつに比べて特別おいしくもない。
何で他のやつより好きなのか考えてみた。

子供の頃、よく親や先生に「がぶ飲みしてはいけません」
と言われなかっただろうか。そう、がぶ飲みはよくない。
ところが、この「がぶ飲みミルクコーヒー」は、
がぶ飲みしてくれと言わんばかりのネーミングである。

「こいつだけは俺のがぶ飲み願望を満たしてくれるんだ」と、
深層心理で感じ取り、名前につられ買い続ける俺。

当然、どんなものでもがぶ飲みはよくない。



82002/07/30 00:14:02えざき情報化社会の影
突然大学時代からの友人から電話があった。

「レポート書くからインターネット使わせてくれ」

仕事も暇なので定時であがり、手伝うことにした。

なぜ同学年の彼がいまだにレポート書いているかは、
いろいろと理由がある（留年しているわけではない）が、
説明すると長くなるので省略する。わけわかんないし。

さて、レポートの内容は「情報化社会下での教育問題」。
そういえば、ゲームのやりすぎが脳に悪影響を与えるという
ニュースが最近あったな、というところから、

「ネットやゲームのやりすぎが子供の考える力を無くす」

というやっつけレポートらしい安易な骨子でいくことにした。

インターネットを調べ、適当な記事を探し、
保存を繰り返す二人。

「お、これいいねぇ」
「あ、これも使えそうじゃない」
「これはこのまま結論として使えるな」
「まあ、後はこの図とさっきの記事を組み合わせて。。。」

確かに、ネットのやりすぎは考える力を無くす。

92002/07/30 01:09:47こつこつくんRe: 情報化社会の影
毎回楽しく拝見してます。

お堅いタイトルとは反比例したオチがシュール。
でも、同感。





102002/07/30 10:32:08ちびっこRe: 情報化社会の影
「考える力」にもいろいろあると思うんだけど･･･。
ゲームに夢中の子供ってそれなりにどうやったらクリアできるか
とかどうやったらやっつけられるかみたいなことを一生懸命
かんがえてるじゃない？？
考える力というよりもコミュニケーション力が低下するんじゃないかと
思うんだけどなぁ。

ま、どんなものにしろやりすぎはいけないってことでしょうかね。

試験勉強がんばれよ〜〜！
ひまつぶしお互いがんばりましょ。

112002/07/30 22:05:57えざき自立
今日の夕飯は素麺。

家で簡単な料理を作れるようになったのはつい最近のことで、
一年前には家でご飯を食べるといったらコンビニ弁当だった。

学生時代にくらべて、最近の自分はずいぶん身の回りのことを
きちんとするようになった。その一番の理由は、自分でお金を
稼いでいると言う自覚である。

学生の頃はほぼ仕送りに頼った生活をしており、何もしなくても
家賃は払われ、生活もできた。
その依存心が生活全般に波及し、誰もいないのに
「誰かがやってくれるだろう」的な行動をとることが多かった。

ところが、いまや社会人。全ての生活費は自分で稼ぎ出し、
親からは一円も貰っていない。その自立心が生活全般に波及し、
いまでは、生活全般がめざましく改善した。

例えば、
・洗濯物がたまったら洗濯する
・電球が切れたら取り替える
・自転車にきちんと鍵をかける

.........。

なんだかすごく当たり前の生活をしている気がしてきました。


122002/08/01 05:33:56えざき「知る」ということ
クリーニング屋に出していたスーツを受け取りに行くと、
店の壁に布団クリーニングの広告が貼ってあった。

「知ってますか？３ヶ月で２分の１の厚さに」

布団が汗を吸って、ぺしゃんこになってしまうらしい。
他にも、雑菌やダニが繁殖するだのなんだの書いてあった。

で？

こういう広告を見るたびに思うのだが、
布団ができて以来、３ヶ月で布団はぺしゃんこになっていただろうし、
布団に雑菌やダニが繁殖していたはずである。
べつに、それが深刻な問題を起こしていたわけではない。

それをクリーニングしないと悪いことが起こるかのように書くのはどうかと思う。
似たような例で顔の隠れたしみをなんか特殊な装置で撮ったやつや、
皿洗いのスポンジを除菌できる洗剤などもあるが、同様にそう思う。

まあ、そう思うなら買わなきゃいいんですがね。


132002/08/01 16:28:40ちびっこRe: 「知る」ということ
広告はいんちきっぽいものが多いと思う。

でも、えざき氏がいうことにはちょいと意見がある。
昔はみんな贅沢なことは知らなかったから自然と共存したりすることも可能で身体的にも抵抗力が高かったと思う。
今は楽をすることを覚え、贅沢をするようになったから
必然的に抵抗力などは低下する。
現に布団などが原因で小児ぜんそくになる子も多いという。

必要がなかったことが今は必要になってる、こういうことも多いと思う。

何が言いたかったのかわからなくなったけど、ま、昔と同じじゃないのでは？ということかな。

152002/08/01 20:59:55えざき自立以前
今のように簡単な自炊をするようになる以前の
ほったらかしようはひどくて、冷蔵庫などは
「中に何か入れると冷たくなる台所のオブジェ」
以上の何物でもなかった。

そんなある日、妹が就職活動のために上京してきた。
東京で働くつもりはないものの、説明会などが福岡や、
大学のある沖縄よりも早いため、練習しに来たのだ。

夜帰ると、「おかえり。そばめし作ったよ。」と、
料理を出す妹。家に人がいると便利だなぁ。
と思いながら二人で夕食を取り始めた。

「あ、冷蔵庫に冷凍したご飯があったから勝手に使っちゃった。ごめんごめん。」
という妹。

最近久しくご飯なんて炊いてないはずだけどそんなのあったっけ？
ああ、そういえば２年ぐらい前にそんなことしたっけなぁ。
こっちこそごめんごめん、兄ちゃん冷蔵庫の中のものが
何年もたってるって話しし忘れちゃってたよ。てへっ 。

ってすでに半分以上食べてしまっている！

兄妹だなー。と思ったのはこの後で、
まあ、味も別に変じゃないし（焼きそばソースが絡まってるせいだと思うのだが)、
大丈夫でしょという話になり、何事もなかったかのように食事は済んだ。

次の日の夕食、残ったそばめしが出たのはいうまでもない。
妹はサトウのご飯食べてたけどね。

162002/08/02 01:42:26妹妹より。
お兄ちゃん、そんな昔のことぶり返さないで。

あっ、ぶりってちょっと変だね。

でも凍ったものは生命として時間的に止まった状態なので解凍しないかぎり眠っているんだよ。

思い出とかも凍らせられればいいのにね。てへっ。

でも凍らせられてもあまりにも熱い思い出だと溶けてしまいかモーね
。

モーっていえばゴマキ脱退したね。兄ちゃんはゆきだから関係ないね。そして心配ないね。

寝る。

172002/08/02 21:44:16えざき客がいない店
古本屋に時計の電池交換を
お願いしていたので引き取りにいった。

この古本屋は、非常に品揃えがよく、
しかも1000円以上買ったら２割引という
すばらしいサービスである。

900円のものより1000円のものの方が100円安い。

そんなどんぶり勘定店主の趣味は、長電話。
俺が行くときは大抵客は俺しかおらず、
狭い店のため電話の内容が筒抜けである。

よくよく聞いてみると、全て出だしが、
「僕はねー」とか、「僕が子供の頃なんかさー」ではじまっている。
全て自分話である。
もし俺が話し相手だったらこんな自分の話しかしないの
やだなーと思っていたら、どうやら相手も自分話しかしていないようだ。
擬似コミュニケーションである。

気を使って電話が終わるのを待とうものなら一時間は待たされる。
最近は気にせずレジに向かうようになったが、
電話中の店主の前に品物を持っていくのは
俺でなくても気を使うだろう。

しかも、これも電話の内容でわかったのだが、
この店主の趣味と俺が好きなものが近くて、
どうやら品揃えがいいように見えただけのようである。

どうりで客いないわけだ。

182002/08/03 23:07:38えざき花火
今日は板橋区の花火大会に行ってきた。

打ち上げのカウントダウンを始める前に
花火を打ち上げてしまうというアクシデント
（しかもその後しっかりカウントダウンもした）
があったものの、大変楽しい花火大会だった。

後ろのギャルさんたちが花火に向かって
「カワイイ」を連発しているのには驚いたが、
それよりも、迷子のバリエーションの多さに驚いた。

「○○からお越しの○○さん、
○○ちゃんをお預かりしております。
至急実施本部へお越しください。」

もっともノーマルなパターン。
お母さん、早く行ってあげてください。

「○○からお越しの○○さん、
おばあちゃんの○○さんがおまちです。
至急実施本部へお越しください。」

ご老人が、孫か息子かに連れてきてもらっているパターン。
これも早く行ってあげてほしい。

「○○からお越しの○○さん、
じんべえの○○さんがおまちです。
至急実施本部へお越しください。」

カップルがはぐれてしまっているパターン。
なぜ、服装をいうのかはよくわからない。
彼女さんキレてるかもなー。

「○○からお越しの○○ちゃん、
お父さんの○○さんがおまちです。
至急実施本部へお越しください。」

気持ちはわかりますが、無理だと思います。

192002/08/05 00:43:39えざきセキュリティ
朝寝ていたら、サークルの頃の先輩から電話があった。

「自分でサーバー立ち上げたからテストしたいんだけど」

大学からいまだに付き合いがある人は数人だが、先輩もその一人だ。

「いいですよ」

こちらから先輩のサーバーにアクセスを試みる。
順調にテストはうまく行っていたが、
こちらからファイルを送ろうとしたところ、
サーバーにアクセスを拒否された。

いろいろ試したが、原因がよくわからない。
と、先輩がセキュリティソフトの状況を確認したところ、

「おい！お前のPCからトロイの木馬が送り込まれようとしてるぞ！」

トロイの木馬？オデュッセイアの？

...ウイルスに感染してました。

先輩のHPをただ閲覧しているうちは問題なかったが、
ファイルを送ろうと試みた時点で俺からのアクセスをハッキングとして認識。
一生懸命防御していたわけだ。

先輩のサーバーにハッカーと認定される俺。ちょっと寂しい。

基本的にメールについている怪しいファイルは絶対開かないし、
あるとしたら、アダルトサイトみたいな怪しいサイトにアクセスしたときに
知らないうちにダウンロードされてしまったというケースである。

そんな心当たりはありすぎてどれが原因かよくわからないが、
結局メールにさえ注意すればいいという話ではないということである。

PCを初期状態に戻し、セキュリティソフトを導入。
使い始めて６年ぐらいになるが、やっとまともなパソコンユーザーになりました。

202002/08/05 20:17:36えざききっかけ
帰宅途中、散歩している犬にあった。

飼い主が井戸端会議中で、
犬は飼い主を軸にして通行人に愛嬌振りまき放題だ。
と、突然犬が一生懸命吠え出した。

他の犬が向こうから散歩してきたのだ。

犬は大喜びでほえまくっていたが、
相手の犬はその犬とは似ても似つかない風貌だ。

どうして同族だってわかるんだろう。

人間だったらこんな感じだろうか。

向こうから飼い主に連れられて歩いてくる黒人。

それに気づき叫ぶ俺。
「おい！お前！この辺で飼われてるのか？
名前なんていうんだ！おい！よろしくな！」

言葉がわからないのか、何もいわず通り過ぎる黒人。
そしてその手綱を握っている...

あれ？俺らを飼っているのは誰なんだろう？
どうして俺らは飼われることになったんだろう？


話の着想ってこんな感じだろうか。

212002/08/06 19:44:05えざき反省
今日は今まで話したことのなかった職場の先輩を
うっかり後輩だと思い込んでいてタメ口を利いてしまった。大反省。

しかも、会社の同期がアドレスを教えてしまっていたらしく、
このつれづれくんも知っているというのだ。

カウンターをチェックすると毎日結構進んでいるので、
誰か知らない人も読んでるんだろうな。と思ったらこんなところにも！

このページを知っているということは、
俺は今まで話したこともなかった先輩に、
「ゴキブリがいっぱいいる部屋に住んでいて、
アダルトサイトを見に行ってウイルスに感染しちゃう
同じ会社の人間としてちょっと恥ずかしい」後輩だと
思われていたわけである。

ひとつも間違ってませんが誤解です！

そんなちょっと恥ずかしい後輩が突然タメ口を利いたのだから
その衝撃たるや想像に難くない。

俺が先輩だったら
「こいつ！家にゴキブリいっぱいいるくせにナメた口利きやがって！」
と激怒していたところだ。

まったく。油断も隙もあったものではない。

これからは、

「ナッシュ均衡下の社会心理学的考察」とか、
「環境問題への物質エントロピー的アプローチ-その真実と矛盾」とか、

小難しいことを誰も読めないように書かねば。

222002/08/07 23:10:15えざき口をぽかんとあける理由
口をぽかんと開けてしまう理由についてそろそろ書こうと思う。

子供の頃虚弱だった俺は、慢性的にアレルギー性鼻炎だった。
いわゆるハナタレ小僧である。

常に鼻が詰まってしまっているため、
当然鼻呼吸は出来ない。

口で呼吸するしかないため、ちいさい頃はずーっと口呼吸で過ごした。
それが当たり前になった結果、今でも無意識に口で呼吸しようとするのだ。

ハナタレ小僧がばかっぽくみえるのは、
口をあけていないと窒息してしまうからである。
口呼吸を止めると窒息してしまう不憫な俺。

そんな息子をかわいそうに思ったのか、
うちの母親は俺の虚弱な体を何とかしてやろうと考えた。
虚弱な体がなおれば、アレルギー性鼻炎もなくなり、
口をぽかんと開けなくてもすむかもしれない。

そして選んだのが水泳である。
水泳は全身運動で体力もつくし、病気にもなりにくくなる。
事実、水泳をやっている間は風邪を引かなかった。

ところが、俺にとっても母親にとっても大きな誤算があった。

水泳も口呼吸しかしないスポーツだったのだ。

232002/08/09 01:11:03えざき最近のなぞ
何を隠そうゲーマーである。

大学時代は徹夜でゲームにはまってしまっても、
「ま、今日の講義は休んでもいっか」と、ほったらかすことができたが、
「ま、今日の仕事は休んでもいっか」というわけにはさすがにいかないので、
最近は自粛気味である。

最近、プレイステーション２で初のオンラインゲームが登場した。
「ファイナルファンタジー11」である。
これがまた面白いらしいという噂で、非常にやってみたいのだが、
中毒になってしまうのが恐くてどうも踏み出せない。

そこで、俺的に妥協案を考えた。
「他人のプレイ日記を読んでやった気分になる」。

そんなんで満足できるのか、という方も居られると思うが、
これがすごく面白い。皆さん素人とは思えない表現力なのだ。
ゲーム持ってないのに無駄に詳しくなる俺。

たまにやっている友人に会うと、
「今レベルどのくらい？どの辺まですすんだ？」
「へーまだまだじゃん」

何様だ。

さて、大抵のプレイ日記はこういうくだりから始まる。
「帰ってきて用事を済ませ、早速ログオン（＝ゲームをはじめること）」
そしてこういう括りで終わる。
「気付いたら朝４時。いいかげん疲れたので寝る。」

日記はいつかかれているんだろう。

242002/08/09 23:28:55えざき省略
ゲームの話の続きだが、
オンラインゲームとはひとつのゲームの中に
たくさんのプレイヤーが同時に存在するゲームである。

俺はチャットというものをやったことはないが、
原理はあんな感じで、チャットはただ会話するだけだが、
オンラインゲームは会話と同時に一緒にゲームをする。

ゲームしながらチャットもするわけだから、
タイピングの速度は出来るだけ速いほうがよい。

そこで登場した省略語が「ｗ」である。
これって、もっと前からあったのかもしれないが、
俺はプレイ日記を読み始めてはじめて知った。

要は「(笑)」の省略版なのだが、
「今日はいい天気ですねｗ」といった感じで使うらしい。
たしかに、ちょっと笑っているかんじが出ている。

でも、笑っている感じを出すなら「ｖ」とか、「u」とか、
のほうが普通じゃないか。なぜ、ｗが大半を占めているのだろう。

あ！"warai"の頭文字か！

252002/08/10 20:51:36えざき観戦
ワールドカップからにわかサッカーファンになったまま、
いまだにサッカーを見に行っている友人がいる。

ある日、その友人からサッカー観戦に誘われた。
スポーツ観戦の趣味はないが、「見せてやりたい」という心意気を買って
こういう誘いにはたいてい乗ることにしている。

その日はあの中村俊輔のＪリーグでの最後の試合で、
国立競技場はほぼ満席の状態だった。

両チーム大観衆の中でかなりやる気になっていたらしく、
いい試合をしていた。

しかし、試合の内容よりもすごかったのが、
コーナーキックである。

中村俊輔のチームがコーナーキックになると、
必ず彼がコーナーキックを蹴るので、絶好のシャッターチャンスが生まれる。
試合中、突然の好プレーには対応できない素人カメラマンも、
コーナーキックだけはばっちりである。

このカメラを持っていないほうが珍しい状態で、
同じタイミングでいっせいにカメラがフラッシュをたくのだ。

花火も真っ青である。

俺は試合自体はそれほど興味がなかったので、
次のコーナーキック早くこないかなーとそればっかり心待ちにしていた。
そういう人は少なくとも2000人はいただろう。
どんな平凡なコーナーキックでも大歓声である。

最後に中村俊輔のスピーチがあり、この好ゲームも感動的に幕を閉じた。

各々が思いを胸に国立競技場を後にし、家に帰ってからこう思ったに違いない。

「何これー、コーナーキックの写真ばっかじゃーん」

いや、あんたが撮ったんだろ。

262002/08/11 22:09:50えざき指定席
スターウォーズを観にいった。

SFもCGも大好きなのだが、スターウォーズだけはうっかり寝そうになってしまう。
話も面白いと思うし、CGもすばらしいのになぜだろう。

早めに並んだので、指定席の通路はさんだ隣の席に座ることができた。
指定席のエリアといっても、普通の席とほとんど変わらない位置もあれば、すごいいい席もある。
同じ料金なのはおかしいんじゃないかという話になった。
この位置だったらいくら位、この位置だったらいくら位だろう、
と勝手に値付けしていたのだが、連れの意見とどうもかみ合わない。

よくよく確認してみると、
相手は指定席エリアの中心から同心円状に広がるにつれ安くなるべきだと思っていたのに対し、
俺は指定席エリアの一番前が一番高く、後ろに行くにつれて安くなるべきだと思っていた。

俺の言い分は前に通路がある分、指定席エリアの一番前は
頭が邪魔で見えないなんてこともなく、一番見やすい。
相手の言い分は、指定席エリアは一番見やすいところである以上、
最も見やすいところが中心じゃないとおかしい。

なるほど、相手の言うことにも一理ある。

結局、どちらがより正しいかという結論には至らなかった。

値段が変えられないわけだ。

272002/08/12 21:24:23えざき対話
コンピュータ関連の仕事をしているので、
ある程度プログラムの話とかも理解していなければならない。
研修でプログラミングをやっていたとき、
よく「怒られた」という表現を聞いた。

何かしらのミスでプログラムが正常に作動せず、
コンピュータが「エラーです」とメッセージを表示した状態をいう。

俺はこの「怒られる」という表現にちょっと違和感を感じていた。

プログラミングというのはいわばコンピュータとの対話である。
こちらがやりたいことを伝え、相手は言われたとおり再現する。
いっていることがわからないときは「わかりません」という。

ちなみに、俺がプログラミングしているときはこんな感じ。

「入力された数字を2で割って50足して」
「え？どういう意味？なんか間違ってるよ。」
「あ、ごめん、『入力された数字/2+50してください。』」
「はい、じゃあそのとおり実行します。」

コンピュータは一言一句たりとも法則から外れると理解してくれない。
「怒られる」といっていた人たちはこんな風に感じていたのかもしれない。

「入力された数字を2で割って50足して」
「は？何いってんの？この文章、句点もないしどういう意味かわかんないよ。ばかじゃん。」
「あ、ごめん、『入力された数字/2+50してください。』」
「最初っからそういえよ、ばーか。」

なにおー！コンピュータのくせになめた口利きやがって！

...いや、ちょっと待て。
コンピュータ自体には変化はない。
変わったのは人間だ。

元来ゲーマーの俺は、コンピュータの前に座って黙々と作業をすることにさしたるストレスは感じない。
一方、怒られている人たちはじっと座っているよりは会話したり、動いたりするのが大好きな人たちである。

人間同士であれば相手のせいにもできるが、コンピュータとの対話ではミスするのは決まって自分だ。
自分の不快感がコンピュータを通してそのまま跳ね返り、自分に怒られていたのである。

人間同士の対話でもしばしば見られるこの自分の快感、不快感の跳ね返り現象を、
「鏡の法則」と呼ぶ。

ごめんなさい、俺が勝手に呼んでいる。

282002/08/13 21:33:11えざき善と悪
何度でもいうがゲーマーである。

小学生のとき、俺の人生における善悪のパラダイムを
決定するゲームに出会った。

「女神転生」である。

アトラス社から出ているこのゲームは、
現在でもシリーズとして続いており、
ドラクエや、ファイナルファンタジーに匹敵する
ロールプレイングゲームだ。

普段敵として現れる悪魔と交渉して仲間になってもらい、
一緒に戦うという発想も面白いが、衝撃を受けたのは、
「悪魔」というくくりだった。

このゲームでは、世界中の神話に登場するあらゆる存在が
悪魔として定義されている。そう、天使も神様もである。

これだけではよくわからないので、もうちょっと言うと、
天使や神様といった一般的に善の存在は、このゲームでは、
「より秩序を好む」悪魔、としている。

悪魔というから紛らわしいが、一般的な悪魔も魔王も、
神様も天使も全部同列なのだ。同じ高さに持ってきて、
より秩序を好むか、より混沌を好むかで分けている。

この価値観は小学生の俺にとっては衝撃的だった。
善はいいものではなく、悪は悪いものではない。
秩序だっているか、混沌としているかの違いなのだ。

このパラダイムが定着すると、いい人間になりなさいとか、
悪いことはしちゃいけないというのには、きちんとした理由が必要になる。

なぜいい人間のほうがいいのか、なぜ悪いことはしちゃいけないのか。

俺はどちらかというと善良な一般市民である。
でも、それは善良であることが倫理的に正しいからではない。

善良な人間が多いほうが快適だからである。

292002/08/14 17:37:09ラビットRe: 指定席
えざきたんの日記と内容とは直接関係ないが、映画館で指定席を買う人は
"よい座席"を買うのではなく"指定席"というステータスを買っているの
ではと思う。

封切り直後あるいは人気大爆発の映画で標準以上の座席に座るには、
少なくとも上映時間の1時間以上前から並んでいないとゲットできない。
しかーし、指定席を前もって買っておけば待ち時間なしで1時間待ち、
場合によっては2時間待ちの一般ピープルを横目に標準以上の座席を
ゲットできちゃうのである。

自分調べによるとどういう人達が指定席を買うのかというと、大体が
お金に余裕があってそのスマートな生き方やステータスをこれでもか
これでもか(ハァハァ)と見せ付けたい熟年夫婦・外資系につとめるクール
な独身貴族、あるいはお金はないが彼女に｢○○たん、かっこいい〜
(ハート)｣といわれたいがために半年間死ぬでバイトしてお金ためた
若者(21歳)である。

従って指定席の場所によって値段を安くされても、お金のない若者が喜ぶ
ことはあってもプライドの高い熟年夫婦・独身貴族にとってステータスが
汚されるだけで得することはなく、ましてや映画館にとっては値引き分損をしてしまうことなるように思う。


302002/08/14 20:03:04えざき早大生
「情報化社会の影」で登場した友人が、
またやっつけ課題を持ってきた。

今月は暇なので再度手伝うことにする。

今回の課題は
「ワープロソフトを使って自分の街のパンフレットを作れ」
というもの。

彼は仙台出身なのだが、仙台よりも高田馬場のことを書きたいという。

俺も彼も元早大生である。

早大生は他の大学生に比べて比較的愛校心が高く、
特に地方からの上京組は顕著である。

彼は宮城。福岡出身の俺もわからなくはない。

早稲田と露骨に書いてしまうのは恥ずかしいということなので
高田馬場にしたわけだ。

さて、時間もないので相手の指示に従い俺が作ることにした。
相手が内容を決め、俺が機械的に指示に従って並べていく。

２時間後とりあえず形にはなった。
ところが、パンフレットの裏面をよくよく確認してびっくり。

そこには２つの文化施設の紹介が書いてあったのだが、
ひとつは、「早稲田松竹」という映画館。
そしてもうひとつは「東京グローブ座」という劇場。

早稲田松竹．．．．．．2002年4月1日休館
グローブ座．．．．．．2002年7月31日休館

しかも裏面のサブタイトルはうっかり
「早稲田をかたちづくる文化たち」

馬場じゃないわ、かたちづくれてないわ、
いっぺんにボケすぎててつっこみきれねーよ。

312002/08/14 23:26:07えざきRe: 指定席
原則、他の人の書き込みには一切反応しないことに決めました。
日記なので。

以後、もし誰かが書き込むようなことがあっても
反応はないと思いますが別に不快に思っているわけではないので、
ご了承ください。むしろ違う視点は面白い。

「(ハァハァ)」とか「(ハート)」とか大好きです。


322002/08/15 22:30:36えざきディスクロージャー
あんまりゲーマーだと書いていたから、
読んでいる人から俺はゲームオタクだと思われているようだ。

そのとおりである。

このように開き直ることにしたのは随分昔からで、
最初はなんとなくまあべつにいいやと適当に開き直っていたのだが、

あるとき、開き直るとたいへん楽なことに気がついた。
相手が自分を選んでくれるのである。

いいイメージだけを相手に見せれば、
より多くの人と友達になるチャンスが増えるが、
悪いイメージが意図せず表に出てしまうと、
一度作った人間関係を壊すというリスクを背負うことになる。

一方でいいイメージも悪いイメージもとりあえず公開。
そのうえで、相手に友達になれそうかなれなそうか判断してもらう。
という方法は、友達になるチャンスは格段に減るが、
一度友達になった人が幻滅する可能性は低い。

一生懸命友達作りをしなくても、
自然に気の合う人だけが集まる仕組みだ。

あとは俺が友達になって損はないことを示せばＯＫだ。

得もありませんが。

332002/08/16 19:03:02えざき陸と空
夏休みで福岡に帰ってきました。

福岡に帰る時はたいてい新幹線を使う。
別に飛行機嫌いというわけではないが、
何しちゃだめとか何しないとだめというのが億劫なのだ。

まず、金属探知機に引っかからないように
金属類はすべてポケットから出さねばならない。
全部出したあげくベルトの金具でブザーがなる。

次に離陸、着陸時の電子機器の利用不可。
テーブルはきちんとたたむ。椅子はまっすぐ。

そして荷物を預けようものなら、
あのぐるぐる回るやつをひたすら待たねばならない。
なぜか俺の荷物はよく最後の方にくる。

そんな拘束はまっぴらごめんだ。

と思いながら新幹線の座席に
何時間も拘束されていることには
薄々気づいてはいる。

342002/08/17 17:27:07えざき師弟
うちの親父は典型的な「経験とカン」で世の中を渡ってきたタイプで、
俺が合理的な説明を求めようものなら100％逆ギレする。

そんな親父の趣味は山登りだ。
今日は親父に付き合って山を登った。

ご存知のとおり俺はインドア派なのだが、
親父は家の法律であり、４人家族の３人が反対票を投じたところで
決定が覆ることはない。

昔は親父がついてこいというから、
しぶしぶ従っていたのだが、最近は随分大人になって、
親孝行もかねて、実家に帰ると積極的に一緒にいくことにしている。

1000m弱の日帰りで帰ってこれる古処山という山だが、
日ごろ運動不足なので結構きつい。

ふと、目の前を歩いている親父の足元を見ると、
随分歩幅が狭い。しかもほとんど地面から離れず、
すり足で足踏みしているような感じだ。

一方で俺の登り方は、普通に階段を上るように、
一歩の幅を広く取り、がっがっと進む感じだ。

ためしに真似してみた。

ぜんぜん楽じゃん。

つまり、一歩当たりの幅を広く取りすぎると、
次の一歩までに必要以上に力を入れなければならないのだ。
その一歩で失われた体力は回復せず、次の一歩を踏み出す。

短期的には早く登れるのだが、距離が長くなればなるほど、
体力の損失が大きくなっていく。

足踏みで登れば、一歩あたりでほとんど体力を使わないため、
次の一歩までに体力は回復し、疲れを感じにくくなる。

距離が長くなればなるほど、疲労度はかなり違ってくるはずだ。
何回も一緒に登っていたのに今日気がついたよ。

師匠と弟子の関係がちょっとだけわかった瞬間。

そんな親父の合理的な姿勢に感心し、
そのことを伝えてみた。

「歩幅を狭くした方が楽だね。」
「ああ、慣れだよ、慣れ。」

親父はやはり親父であった。

352002/08/18 23:51:55えざき回想−幼年期
実家に帰ってきたので昔の事を思い出してみた。

正確には後で親から聞いた話だが、
俺が幼稚園入園前の事である。

風船取り競争というのをご存知だろうか。
確か、向こうの方に風船とお菓子かなんかが置いてあって、
よーいドンでそれをとりに行って、Ｕターンして戻ってきて
ゴールという競技だったと思う。

地域だか学校だか主催の運動会で行われる競技で、
対象は幼稚園入園前の児童である。

その運動会で俺は初めて競争という経験をすることになった。

心配そうに見守る母。
子供たちはわけもわからず一列に並ばされ、
よーいドンの号令を待っている。

緊張の一瞬。

「位置について！」
「よーい！」
「ドン！」

一斉に走り出す児童たち。
そして、それを笑顔で見送る我が子。

...笑顔で見送る我が子？

どうやらわけもわからず並ばされていたのは俺だけだったようである。
競争の初体験も先延ばしである。

それにしても、何がそんなに嬉しかったんだ。俺。

362002/08/19 22:59:50えざき価値
４人家族と書いたが、本当は父方の祖父も共に住んでいる。
６人家族だったのだが、祖母は俺が高校の時に亡くなった。

ただ、祖父は常に単独行動なので家族のはなしに関わることはない。

うちのじいちゃんの趣味は物集めである。
戦後決定的に物が不足していた時代を過ごした祖父は、
そのトラウマからかとにかく物をため込もうとする。
かつてのばあちゃんの部屋などは足を踏み入れられないくらいである。
そのうちじいちゃんが寝るスペースも
無くなってしまうのではないかと思う。

だがそれ自体、
すでに東京で暮らしている俺にとってはあまり問題ではない。

問題は、それらの中からじいちゃんが厳選したお土産をくれることである。
今回帰郷したさいに渡されたお土産をリストアップすると、

・ランニングの肌着２枚
・半袖の肌着２枚
・折り畳み傘１本
・傘１本
・トランクス２枚
・食器用洗剤２本
・油１本
・みかんの缶詰２缶

トランクスに「夏用」とマジックで書かれていたり、
みかんの缶詰の賞味期限が1999年だったりするが、
取り立てて珍しいことではない。

俺にとってさして必要のないものでも、
じいちゃんにとって大事なものである。

じゃあ、じいちゃんがもってなよ、といいたくなるが、
「かわいい孫に大事なものをあげている」
という行為そのものに価値が発生しているため、
そういうわけにもいかないのだ。

まあ、しょうがないか。

372002/08/20 22:54:05えざき回想−青少年期
俺の高校時代は一般的な高校生と同様、部活一色だった。

高校時代、俺は水球部に所属していた。
水球とはプールの中でやるハンドボールみたいなものだ。
ハンドボールも同じくマイナーなので説明すると、
手でやるサッカーみたいなものだ。

７対７で行われるこの競技は大変過酷で、
水中の格闘技と呼ばれている。

球技なのに格闘技というのは、
水中では何をやっても見えないため、ひじ打ち、目潰し
なんでもありというところからくる。

あれから10年近くが経過したが、
俺はあの時期よりつらいと思った経験はいまだない。

毎日４時間ひっきりなしに泳がされる日々の練習もつらかったが、
本当に地獄なのは年間の２大イベント、

夏の合宿と寒中水泳である。

夏の合宿は６日間、一日平均11時間は水の中で過ごす。
ちなみにプールの端に行かなければ足はつかないし、足をつけば怒られる。
一日２食で、５時起床23時就寝。５時半にはもう泳いでいる。
宿舎からプールまで部員はそれぞれ向かうのだが、その様はまるでゾンビである。
無言でプールに吸い込まれるゾンビたち。

そして真冬の寒中水泳。
映画タイタニックを見た時、
最後の方で極寒の海で会話を交わすシーンがあったが、
俺はあれを見て、絶対あんなふうにはならないと思った。

極端に冷たい水に入ると、人間は呼吸が出来ない。
呼吸する為には無理やり息を吐く必要がある。普通にやってもだめだ。
大声で叫ばなければならない。大声で叫ぶ事で自然に空気は肺から出る。
その反動で勝手に肺に空気が入ってくるのだ。

甘い言葉をささやきあってる場合ではない。
「ウォー」「ウォー」と、叫んでいなければだめである。

こんな過酷な部活だったので、何度もやめようと思った。
しかし、どうしてもやめるわけにはいかなかった。

部員がちょうど７人しかいなかったのである。

382002/08/21 19:30:38えざき時代の流れ
東京へ帰ってきました。

ここ一ヶ月くらい、家の電話が壊れている。
帰ってきたらなおってないかな。と思ったが、
やっぱりなおってなかった。

インターネットはできるのだが、
電話ができない。
しかもそのことに気づいてから、
今まで困ったことはない。

違うんです！携帯があるからなんです！

392002/08/22 19:47:30えざききっかけ
心を亡くすとかいて忙しいといいますが、
暇はあきまへん。

というＣＭがあるが、
なんで暇はいけないのだろうか。

暇だと余計なことを考えるからである。

俺、このままでいいんだろうか。
もっとすごい自分にならなくていいんだろうか。


うちの会社はちょっと変わっていて、
仕事がないと自宅待機していても何もいわれない。
給料もちゃんともらえる。

いい会社である。

最近、一ヵ月半ぐらい自宅待機が続いている時期があった。
旅行にいったりすると急な呼び出しに対応できないので、
もっぱら家でゲームしたりテレビ見たりインターネットしたりする。

そうしているうちに、だんだん「こんなんでいいの？」
という気になってくる。じゃあ、何か勉強でも、するわけない。

ただ、あまりに情報を受け取りすぎている気がしてきた。
受け取ってばかりで自分の頭はあまり動いてない。
勉強は好きじゃないが、何かつくる作業をしてみたい。
でも絵とか音楽とかデザインとかセンスが必要なやつは無理。

そういえば子供の頃文章書くの好きだったなぁ。

そんなタイミングで、大学時代からの友人が、
このサイトを紹介してくれた。

忙しければ全く興味もなかっただろうが、
唐突に何か書いてみたくなった。
勢いで毎日駄文を載せつづける俺。

確かに、暇はあきまへん。

402002/08/24 00:43:16えざき紹介者を紹介
このサイトを紹介してくれたすすむ（現在更新中止)は、
昨日の日記にもあるとおり、大学時代からの友人である。

彼は人の家に遊びに行くのが好きで、
昔からうちにもよく遊びにきていた。

今はお互い仕事も忙しいせいもあり、たまにしかこないが、
うちに来るたびにやれ駅から遠いだの部屋のセンスがないだの
散々文句をいっている。

駅から遠いのもセンスがないのもそのとおりなので特にいうことはない。

ところで、うちに来た時彼はよくゲームをやる。
ゲームをやる上でどうしても通らなければいけない壁が２つある。

ひとつはゲームの目的を理解すること、
もうひとつは操作方法を理解すること。

つまり、ゲームのルールに自分を合わせなければならないのだが、
彼はそれを無視してゲームをはじめるのだ。
横で見ていると面白いが、本人は大真面目で
ゲームの目的を完全に無視していたりする。

テーマパークを作るゲームをやっていたときは、
彼は敷地内にアトラクションをひとつだけ設置して、
園内に入った人を一方通行で出さないようにした。

入場料をふんだくり、一方通行で同じアトラクションに
何度も乗らなければならない地獄のテーマパーク。

このゲームの目的は評判の高いテーマパークをつくることだ。
当然評判はがた落ち。客は憤慨して道じゃないところを歩いて帰る始末。

また、三国志の時代で、天下を統一するゲームをやっているときは、
選んだキャラクターが有力国の君主だったにもかかわらず、
突然自分の国を解散し、野に下って放浪し始めた。

天下統一に一番近い場所にいながら、突然国を捨て放浪の旅に出る君主。
ちょっとかっこいいが、天下統一から大きく後退である。

こういった失敗というか、本来とは違う楽しみ方は、
ゲームにあわせる労力を拒否しているところからくる気がする。
ゲームに向かって「俺のルールに合わせろ」といっている感じである。
もしくは、ゲームごときになんで頭使わなきゃならんのかという感じか。

少し譲歩してゲームにあわせればちゃんと楽しめるのにと思いつつも、
この枠にとらわれない発想に気づかされることも多いなと思う。

412002/08/25 00:44:57えざき職人さん
システム業界と建築業界はよく似ていると言われる。

ゼネコンという大きな会社が、
その下の子会社、孫会社に仕事を丸投げし、
末端の会社が大工さんや佐官業者を雇ってビルを建てていくように、

システム会社も大きな親会社が、
子会社、孫会社にプログラミングを丸投げし、
末端の会社はプログラマーを雇ってシステムを作っていくのだ。

この話、普通にへーと思っていたのだが、
大きな違いに気がついた。

大工や佐官業者は、職人さんであるのに対し、
プログラマーは下手したらバイトだったり、
そうでなくてもよくわかってない人の場合がある。

末端の質がまったく違うのだ。

家を建てる際に、
「すいませーん、この釘どこに打てばいいんですか？」
なんていう大工がいたら現場監督は卒倒するだろう。

ところが、システムの世界ではこういった状況が日常的に起こりうる。
そう考えると、みずほのシステム障害も別に不思議ではない。

そこで俺は考えた。
プログラマー総職人化計画である。

有名なハッカーかなんかをプログラム職人とし、
プログラマーになる人はプログラム職人の弟子になり、
徒弟制度を敷く。

プログラム職人が一人前と認めれば、
やっとちゃんとした仕事ができる。

見習中は大変である。
簡単な仕事を任されプログラミング。
それをチェックされ、突然怒鳴られる
「ばっきゃろー！やり直しだ！」
どこが悪いんですかなんて聞こうものなら、
「てめぇ！そんなこと自分で考えろ！」

効率のいいアルゴリズムについて語ろうものなら
「アルゴリズムはなぁ！理屈じゃねぇんだよ！」
思いっきり理屈である。

そして、ことあるごとに経験と勘が持ち出され、
「いつまでディスプレイ見てんだ！指たて伏せ100回だ！」
という理不尽さ。

師匠の技を必死に盗みつつ、理不尽さに耐える毎日。
こんなんじゃ絶対いいプログラムなんてかけないよ、
と愚痴のひとつもいいたくなる。

でもなぜか、プログラムの質は欧米の追随を許さない。

おお、とっても日本的。

422002/08/25 22:14:59えざきアツイ男
一昨日、高校時代からの友達がアメリカから帰ってきた。

というと、留学とか出張とかなんかかっこいいイメージだが、
登山から帰ってきたのである。

お金をためては世界各地をうろうろする、
ありていにいうと「アツイ男」だ。

高校のときから変わった男で、俺は知り合う前から知っていた。
うちの高校では、学年100番までの成績が公開される。

平均順位350番ぐらいだった俺には関係のない話だったのだが、
この友人は30番ぐらいだった。

驚くべきはその成績である。
実力テスト３科目（国語、英語、数学)の合計が公開されたとき、
彼の成績はこんな感じであった。

国語80点、英語90点、数学10点。

アツイ男である。いや、なんとなく。

こんなアツイ男とは何の接点もないはずなのだが、
いまだに付き合いがある。

「帰ってきたぞー」と連絡があり、
もう一人俺より仲のいい友人と３人で集まった。

ちょっと遅れていくことになったので電話する俺。
「いまどこ？」
「俺の家。あ、でも後で移動する」
「移動するんだ。どこへ？」
「お前の家」

そんな話は聞いていない。

こんなに気軽に俺の家に移動しようとするのには理由がある。
今の彼の部屋と俺の部屋は、歩いて５分ぐらいのところにあるのだ。
しかも、ほとんど家に帰らないため、彼の部屋は風呂なし共同トイレである。

だからって、勝手にうちの風呂使うなよ。

432002/08/26 09:47:33ぱんつ…
ハァ、ハァ。

442002/08/26 19:03:32あつぞうさんやまとなでしこ
皆さんはご存知かどうか分かりませんが、
いま、夕方、以前松島七個が出ていたドラマ、『やまとなでしこ』
が再放送されております。

見ちゃいました、今日。
（何でそんな時間にTV見てるんだ、
　　とかそういう突っ込みは無しです）

やっぱ難しいよねぇ、結婚って。
俺も金持ちの女と結婚しよう…。

だってそうでしょう、愛情ややさしさでは
男を幸せにはできないもの。
(さくらこさん風)


そう思いません、た○らさん？


452002/08/26 23:35:45えざき手段
今日で26歳。

学生の頃、ちょうどこの時期夏休みの終盤で、
みんな宿題のことで頭がいっぱいだった。
俺の誕生日のことを思い出す友達はおらず、
何でこんな時期に生まれたんだろうと自分を呪ったものだ。

そして、社会人になって３度目の誕生日を迎えた。
どうやら、夏休みは関係なかったようである。

誕生日といえば、俺は他の人の誕生日を人一倍気にする。
それというのも、中学時代そのての話が大好きだったせいで、
生年月日からその人の性格が割り出せる占いをちょっと知っているからである。

占いなんかあてになるの？という意見もある。
同感である。

中学生のときは純粋に信じていたが、今はそうでもない。
取っ掛かりとしてなんとなく把握して、
実際に会話をしていくうちに修正していく。
あくまで相手を知る手段の一つである。

とはいえ、
誕生日の話となると人知れず真剣になり、
名簿なんかで生年月日が書いてあると、
その欄のところでしばらく静止してしまう。

今までそうだと思っていた誕生日が、
実は間違ってたなんてことになると大変である。

この占いでは誕生日が一日ずれただけで
全然違う人格になってしまうのだ。

飲み会の席などで、
知りあい同士が誕生日の会話をはじめる。
「〇〇って〇月〇日うまれだよね？」
「えーっ、何いってんの、〇月×日だよ」
「うそ！じゃあ、今までみんなに間違って教えてたよ」

おもわずグラスを落っことしそうになる俺。
あわてて再計算。今までと全然ちがう結果に愕然。

思いっきり手段に振り回され、
他人の誕生日に一喜一憂している姿は、
無表情なせいか意外と知られていない。

462002/08/27 22:51:51えざき老人と機械
「あつぞうさん」は俺の会社の同僚です。
その前の「ぱんつ」も。
確かに好きだっていったけどハァハァの使い方違うだろ。

「やまとなでしこの話、書きたいっ！！書きたーい！！」
ということなので、これからもなにか書き込まれるかもしれません。

くだらない男ですがよろしくお願いします。

-----------

最寄の駅の自動券売機で定期券の更新をしていたら、
隣で切符を買っていたご老人が突然わめきだした。

「はらったよ！290円っ！」
「はらったよ！」

ちょっとびびりながらも、よく聞いてみると、

「払ったよ！290円！」
「購入金額が不足しております」
「払ったって！」
「購入金額が不足しております」

どうやら自動券売機と会話しているようである。
付近には俺しかおらず、普段は事なかれ主義で素通りする俺も、
状況が飲み込めたので助け舟を出そうと思った。

ちなみに俺は第一印象がすこぶる悪い。
いつのまにか身に付いた無表情と愛想のなさから、
最初は「恐い」とか「得体の知れない」と思われることが多いようだ。

そんなことを考えているうちに、
290円をあきらめて他の券売機に移ろうとしていたので、
すかさず声をかけた。

「あの、570円の切符を買ってますよ」
「えっ、いやっ、あのっ、にひゃくきゅうじゅぅ。。。」

案の定おびえるご老人。
仕方ないので、取り消しボタンを押し、
お金をいったん返してから、再投入させ、
ボタンを押してあげた。

世の中、こういうことは多い気がする。
もちろん老人が最新機器に右往左往することも多いのだが、
俺が多いと思うのはこういった行き違いである。

この老人は確かに必要な切符代290円を払っている。
機械の購入金額が不足しているという言葉も正しい。

お互いが正しいのに、ボタンを押し間違えてしまったばっかりに、
ぶつかり合ってしまったのである。

今回は機械と人間だったが、人間同士でもよくある話である。
親と子供、上司と部下、友達同士、口論になったとき、
別々にお互いの意見を聞いてみると、両方納得できることはよくある。

一旦ぶつかり合うと、相手が悪いという気持ちで頭がいっぱいになってしまうが、
もしかしたら、どちらかがボタンを押し間違えていることに
お互いが気づいていないのかもしれない。

472002/08/28 22:47:55えざきプチミステリー
「最近のなぞ」の項で、ゲームのプレイ日記を読んで、
やったつもりになっている話を書いたが、
今回はそれに絡んだちょっと怖い話である。

プレイ日記といってもいろいろあって、
俺はそのリンク集から適当にピックアップして、
面白いと思った日記をお気に入りに追加している。

長期にわたって更新されていないようなら、
適当なタイミングでお気に入りから削除し、
新たな候補を探す、というのを繰り返していた。

そうすると面白い日記か、
読みやすく頻繁に更新される日記が残る。

ある日、いつもの調子でお気に入りの日記を
適当に開いてみていた。そして、そろそろ
削除してもいいかな、と思う日記があったので、
削除しようとして、ふと手が止まった。

この日記、なんか不自然。

日記には二つのタイプがあり、
時間があるときや、
なんか面白いことがあったときだけ更新されるタイプと、
何でもいいからとりあえず毎日書いている
俺のこの日記のようなタイプがある。

その日記は後者であった。
しかし、十日ぐらい前からぱたりと更新が止んでいるのである。
たまにしか更新されないやつなら、飽きたのかな、とも思うが、
数ヶ月ほぼ毎日のように更新されていた日記が突然途切れているのである。

最後の日記は、ごくごく普通の明日もがんばるぞぐらいの
意気込みが感じられる内容であった。

なんか、突然いなくなっちゃったみたい。

この時点での感想である。

気になった日から３日後。
もう一度見に行ってみた。
やはり変化はない。

もしかしたら、何か手がかりがあるかもしれないと思い、
その人のHPをいろいろのぞいてみることにした。

日常生活の日記を発見。

そこにはプレイ日記の更新が途絶えた３日前の日記が書いてあった。
人の日記なので完全に再現はしないが、内容は以下の通りである。

------

またこの間の人がきた。
家の前にいるのでしばらく家に入れなかった。
私のことを探していたようだ。

結婚してるというしかない。
素直に「ごめんなさい」でもいいのだろうが、
できるだけ穏便に済ませたい。

------

固まる俺。

頭に浮かぶのは最悪のケースばかりである。
小心者なので、見ず知らずの人にメールを書くなんてことは
今まで絶対になかったが、
今回ばかりはどうしてもメールを書きたいと思った。
小心者なので、こんな恐いまま終われなかったのである。

内容は、
「日記の更新が突然止んだので不思議に思っています。
現実の日記に恐いことが書いてあったのでメールしました。
大丈夫ですか？」
というものである。

今思えば、赤の他人に突然こんなこと聞いてなんか意味あるのか、
と思うが、そのときはかなり動揺していたのである。

メールを送ったところで、返事がくるとは限らない。
もし、何かあったのだとしたらメールは書けないし、
こんな見ず知らずの人間からきたメールなど
無視される可能性のほうが高いかもしれない。

また、仮にメールがきたとしても、よい内容であるとも限らないのだ。
お母様からの悲しいメールを想像し、ちょっと泣きそうになる俺。

そして今日、返信がきた。

「件名：大丈夫です^^」

大丈夫でした^^。

忙しいだけだったそうである。
しかもHPは閉鎖するそうだ。

危うく赤の他人の人生を無駄に心配して
勝手にブルーになるところであった。

よかった、メール書いて。
そして返事がきて。

482002/08/30 00:42:43えざき早慶の実力
早慶といえば、私立大学の雄として不動の地位を確立している。
そこには優秀な頭脳が集まり、いずれ日本を動かすべく爪を研ぐ日々である。

先日「アツイ男」で紹介したアツイ男は慶大出身だ。
今では普通のアツイ男に成り下がってしまったが、
かつては優秀なアツイ男であった。
高校時代の優秀な成績をいかんなく発揮し、現役で慶大に入った。

かたや俺は一浪したものの、早稲田に入学。

大学時代のある時、そんな優秀な頭脳二人で帰郷することになった。


ヒッチハイクで。

優秀な頭脳といえど、学生である。
中には大変お金持ちな学生もいるが、
俺らは平凡な一学生である。

いつも帰郷するときにはいかに安く帰るかに頭を悩ませる。
そして究極の方法を思いついたのだ。さすが優秀な頭脳。

とりあえず、彼のバイトが終わるのを待ち、
深夜に江ノ島の国道に立つ。

「福岡」とかかれたスケッチブックを持ち、
深夜、江ノ島の国道にたたずむ優秀な頭脳二人。

５分に一度くらい通る車は、俺らの前で減速するものの、
スケッチブックの文字を見るや否や急加速して去っていってしまう。

優秀な頭脳だけあって、30分もするとミスに気付く。

「なあ、いきなり福岡はないんじゃない？」
「そうだな、もうちょっと近くにしようか」

「名古屋」とかかれたスケッチブックを持ち、
深夜、江ノ島の国道にたたずむ優秀な頭脳二人。

優秀な頭脳というよりただの阿呆である。
何も変わっていないことに気づいていない。

名古屋でもダメなんだ、と思い、静岡に書き直そうと思った直後、
反対車線を走っていた黒い車がＵターンしてきた。

「お前らなにやってんの？」

明らかに恐いお兄さんが二人乗車していらっしゃった。
おどおどと事情を説明するただの阿呆二人。

「名古屋行く車がこんなとこ通るわけないだろ、
厚木のインターまで連れてってやるよ。」

どうやらいい人だったようである。
嬉々として乗車する阿呆。
乗った直後、

「ところでさあ、薬買わない？」

ヤクの売人であった。

まさに貧しいがゆえのヒッチハイクだったため、
金がないということで何とか勘弁していただいた。

法に触れてはいるものの、いい人はいい人だったらしく、
ちゃんと厚木のインターで降ろしてくれたのは幸いだった。

この後もいろいろあったのだが、
とりあえず順調にヒッチハイクは成功し、明朝、名古屋についた時点で、
なんとなくもういいだろうという雰囲気になり、普通に帰ることにした。

青春18切符で。

492002/08/31 01:28:31えざき記憶するということ
朝ご飯は大事だとよく言われるので、
毎朝コンビニでおにぎりを一個買って食べている。

コンビニではおにぎり一個でも袋に入れてくれる。
親切な店員さんだと、「袋にお入れしますか？」と聞いてくる。
おにぎり一個を袋に入れることもないだろうと思い、
もし聞かれたら必ずいりませんというようにしている。

最近、仕事先が品川から大手町に移り、
東京駅の中のコンビニでおにぎりを買うようになった。

同じ時間帯に何度もいくと、店員さんもほぼ同じである。
毎日のように通っていたら、よく見る店員さんの一人が、
こちらが何も言わずとも袋に入れないようになった。

最初気が付かなかったのだが、何度か買ってるうちに
あれ？と思った。なんで俺が袋いらないの知ってるんだろう？

ちょっと見ていると、
となりでレジ打ちしてる店員さんは客のことなどほとんど見ず、
機械的に動いているようだったが、その人はレジ打ちをするとき以外は
客の顔をまっすぐ見て商品を渡していた。
ということに今日気が付いたのも、客だって店員のことなんて全然見ていないからだ。
今日あらためてその店員さんをみたら、ちゃんと目が合ってにっこり微笑まれた。

すごいなこの人。

圧倒的にレジ打ちが速い店員さんや、
てきぱき仕事をする店員さんは何度か見たことがあるが、
こういう人は見たことがなかった。

俺が何度か袋はいらないといったのを聞いて、
「特に何もいわれなければ袋に入れない」という
対応に変更したのである。

俺のように頻繁に来る客が何人ぐらいいるのかわからないが、
その一人一人の袋の要不要を覚えているのだろう。

しかし、相手のニーズというのが常に一定とは限らない。
状況に応じて臨機応変に対応することもまた必要なことである。

今度、おにぎり三個買ってみよう。

502002/08/31 22:34:08えざき理解するということ
今日は散髪にいってきた。

床屋や美容室に行ったとき、
「どうしますか？」
ときかれるが、みんなはなんて言っているんだろうか。

髪型を言う人もいれば、
誰々みたいにしてくださいという人もいれば、
写真や雑誌を持っていく人もいるだろう。

ちなみに俺は、
「２センチ切ってください」
である。

２センチが１センチになったり、３センチになったりするが、
かれこれ10年間、こればっかりである。

子供の頃はスポーツ刈りだ。

その後は中学生で、全員坊主だったので、
三枚刈りとか五枚刈りである。

そして高校時代から今にいたるまで、
俺に髪型は無い。
いや、なんかあるのかもしれないが俺は知らない。

さらにいうと、ファッション全般にうとく、
服装に関してもまったく知識がない。

もしチャットかなんかしていて、
容姿を説明しなければならない
シチュエーションになったりしたら大変である。

「えざきさんってどんな感じの人なんですか？」
「えーと、シャツを着て、ズボンをはいています。髪型はありません」

説明になっていない。

人は興味があることはどんどん細分化して認識していくが、
興味が無いことや知らなくても困らないことほど大雑把に認識している。

例えば俺はゲーマーなので、ゲームには複数のジャンルがあり、
ジャンルごとのソフトでも、ソフトAとソフトBの違いや、
どれは面白くてどれはあまり人気がないかなどまで認識している。

だが、ゲームに興味が無い人が見ればゲームはゲームであって、
ジャンルも、ソフトも、なんであれ同じゲームである。

俺は昔から見た目というのにまったく関心が無く、
大事なのは中身だと思っていた。が、今思えばただのいいわけである。
単に興味ないことを知る時間を割くのが面倒だったのである。

一方で、ただそれだけのことだとも思う。
どんなテーマであれ、興味があることには詳しくなるし、
興味がないことには詳しくならない。

数学の違いがわかる人間よりも、
ファッションの違いがわかる人間のほうがいいと思われ、
ゲームの違いがわかる人間よりも、
数学の違いがわかる人間のほうが高尚だと思われるのはおかしい。

なんて強がりをいってみても、
世間一般には逆らえないのであった。

512002/09/01 21:53:50えざき検索エンジン
先日、UJCという会社からダイレクトメールが届いた。

------

雑誌・マスコミ等で発表いたしました「ナサプロムナード」
の全国一斉公開に先立ち、東京ショールーム会場に於いて制作完成
発表記念コマーシャルイベントを開催しておりますが、その完成発表を
記念して、この度えざき様を、豪華海外旅行に
ご招待できることになりましたので、お手数ですが、至急ご連絡ください。

------

実は以前から何回か同じようなDMをもらったことがある。
おそらく一人暮らしの人であればもらったことがあるだろう。
見るからに怪しいDMだが、今回はとりあえずインターネットで
「ナサプロムナード」を検索。
何かしら情報を載せているのであれば是非そのごまかしぶりを拝見したい。

5件がヒットした。

一応なんかネット上に載せてあるんだ、と思ったが、
全部こんなDMきましたという掲示板の書き込みである。

ちゃんと報道関係に発表しているのならば、
この時代にインターネット上に載っていないはずもない。
もういんちきであることはわかったのだが、
とりあえず掲示板を見てみた。

すると、この会社はかつてユナイテッドジャパンという社名で、
「ナサプロムナード」も、「NASAプロムナード」で、
DMを送っていたそうである。

なぜそんな変更をしたのか。

掲示板には、
ナサプロムナードに名称変更したことで、
検索してもひっかからなくなった。
と書いてある。

では、「NASAプロムナード」で検索するとどうなるのか。

127件ヒット。

なるほど。
すべて調べたわけではないが、掲示板の書き込みであろう。

なかなか賢い会社である。
NASAプロムナードでみんなが検索すると、
掲示板に怪しいDMであると書き込まれているのを察知して、
ナサプロムナードに変更することで、検索できないようにしたのである。

すでに5件がヒットするようになってしまったが、
今度はなさプロムナードにでもすればよい。

で、1件もヒットしないほうが怪しいということには
触れてはいけないようだ。


522002/09/02 23:54:44えざきトラウマ？
今日は大戸屋で夕飯を食べた。

ソフトドリンクのサービス券を持っていたので、
オレンジジュースを頼んだ。
アイスコーヒーでもよかったのだが、
今日は昼にアイスコーヒーを飲みすぎていたので
ちょっと健康に配慮してみたのだ。

ちなみに俺はオレンジジュースをよく飲む。
アイスコーヒーの次ぐらいの頻度で頼むソフトドリンクだ。

そのオレンジジュースに関して昔見たテレビを思い出した。

そのテレビは街中の素人さんにインタビューする番組で、
たわいもない質問をしていた。

その中で、「こういう男の人は嫌い」というテーマで
インタビューしていたときのことである。

ボーっと眺めていると、ある女の人が、
「私オレンジジュース頼む男の人嫌い」といったのである。

俄然目がさめる俺。
なんで？俺めっちゃ頼むんだけど。

インタビューしている人も不思議だったらしく、なんで？と聞いた。
もしかしたら昔の彼かなんかがひどい人で、
オレンジジュースが好きだったのかもしれない。

「えー、だって気持ち悪いじゃないですかー」

俄然憤慨する俺。
なにをー！気持ち悪いとはどういうことだ！
そんな女こっちから願い下げだ！

こっぴどく振られた男のようである。

いまでもちょっと腹が立つ話だが、
何でそんなに腹が立つんだろうと考えてみた。
別に見ず知らずの女の人である。出会う可能性も皆無だ。

と思ったが、俺が腹が立った一番の原因は、
「世の中にはオレンジジュースを頼む男を気持ち悪いと思う女の人がいる」
ということに気づかされたことにあるのではないか。

これから俺は何百回とオレンジジュースを頼むだろうが、
頼むたびに、もしかしたら相手が、それを聞いた周りの人が、
「えー、オレンジジュースなんて頼むんだ。きもちわる」
と思うかもしれないという不安にさいなまれることになる。

そんな不安は微々たる物だが、
まるで小さいとげが刺さったかのように
ちくちくする不快感は避けられない。

そんな未来を無意識に想像した結果、
俺の未来をわずかに不快にしたその人に
憤慨したわけである。

ということは、これを読んだ
オレンジジュース好きの男の人は
俺に憤慨するのだろうか。


532002/09/03 00:45:03なっちゃんRe: トラウマ？
私もオレンジジュースをよく飲むのですが。

先日もBBQをやったのですが、最後になにげなく買った
なっちゃんのせいで、いいなと思ってた女の子に
連絡先を聞くタイミングが生まれなかったのでしょうか？
もう少しこのことを早く知っていればー、
今ごろ、、くそー！！！

情報公開の遅いつれづれさんに憤慨、ふんがー！

以上、勝手な八つ当たりでした、えへ。


542002/09/03 23:23:12えざき日本経済
金がかかる趣味もないため、
働いていると自然にお金がたまる。

一方で外食なども多いので、たまる額も微々たる物だが、
なんとなく投資でもやってみようという気になった。

以前から証券会社に証券総合口座は開いていたので、
かなり久しぶりにお金を送金。

投資信託を購入してみることにした。
購入した投資信託は日経平均に連動して額が変動するもので、
日経平均があがれば儲かり、下がれば損をする商品である。

もう日経平均も底だろう。と購入したのが約一週間前。

俄然下がりだす日経平均。

いやいや、そうはいっても底だろうと思ったのが３日前。

俄然下がり続ける日経平均。

いやいや。。。

俄然底割れする日経平均。バブル後最安値更新。

(ノ￣□￣)ノ 彡 ┻━┻
ヽ( `Д´)ﾉ ｳﾜｧｧｧｧﾝ

ええ。ちょっと使ってみたかっただけです。

552002/09/04 21:02:46えざきボトルネック
今日で仕事の作業に一区切りがついた。

区切りがついたところで明日からの方針についてミーティング。
残っている作業はAとBの２つだが、Aの方は後続チームに影響を与えており、
緊急を要する。

「明日からは作業Aと作業Bを同時並行で行おうと思います」

え？同時にやるの？

同時にやれば作業Ａだけやるよりも少なくとも1.5倍の時間がかかるだろう。

二つの作業を一つの作業の1.5倍の時間で終わらせることができるのは、
一見効率がいい。
しかし、俺らが作業Ａを終わらせない限り後続が動くことができないのだ。
作業Ｂは後でゆっくりやっても、後続には影響がない。

後続チームの作業中に作業Ｂをゆっくりこなす時間はあるはずだ。
逆に遅れれば遅れるほど、後続チームに無駄な時間が発生する。

慌てて確認する俺。

「作業Ａは今週中に終わらせなければいけないんですよね」

そんな俺の質問の意図を察してくれたのかうなずくリーダー。
そして一言。

「そうか、来週やることがなくなっちゃうね」

わあ、そっちの心配か。

562002/09/05 23:02:16えざき先生
今日は高校時代の友人と飲んでました。

高校時代の友人なので、高校時代の話になるわけだが、
ひとしきり同級生や先生の話をした後、
今一番会いたい先生の話になった。
俺があげたのは俺らを教えた数学の先生である。

その先生は毎授業宿題を出し、忘れてくるとげんこつを食らわす
俺らを小学生と勘違いしているような先生だった。

だが、数学の教え方は大変情熱的で、しかもうまかった。
結局受験のときには使わなかったが、一度取り残された数学も
その先生のお蔭でちょっとわかるようになった。

そんな先生の奥さんは元教え子である。

とある三者面談で
これからの進路について話をしていたときのこと、
その先生は三者面談をしていたお父さんに向かって
突然真顔でお嬢さんをくださいといったそうだ。

進路決定である。

あくまでうわさの域を出ないが、
どうやら結構本当の話らしい。

あれから10年近くたっているのだから、
今あったらかなりお年を召されているであろう。
あの頃でも結構おっちゃんだったし。

そんなこんなで盛り上がりつつ、
時間になったので出ようということになった。
二人で7000円。

同級生とはいえ、俺は社会人３年目。
彼は１年目が終わったばかりである。
ここは、先輩社会人がいくらか多めに出さねばなるまい。

まあまあと財布を開く俺。
...ごめん、4000円しかないや。

572002/09/06 21:45:01えざき異文化コミュニケーション
去年の今ごろは外人さんに囲まれて仕事をしていた。

そんな俺のTOEICのスコアは外人さんにもまれた後でも
650点ぐらいである。今もまともな会話はできない。

何でそんなことになってしまったのかは俺が聞きたいぐらいで、
いまだに謎である。配属を決める人が間違えたのだろう。

一緒に仕事をしている人にイギリスからきたＫさんという人がいた。
日本語に興味があるらしく、とりあえず覚えた日本語をしゃべっていた。

「わたしはぁでんしゃでぇいえにぃかえります！」

ええ。そうしてください。

ある時、隣で仕事をしていた人が電話でお客さんと会話していた。

「ええ、はい、わかりました」

そう言って電話を切ったのを聞いて、突然叫ぶＫさん

「わかりませんでしたぁ！」

オウム返しでは芸がないと思ったらしい。
この反対返しは彼女の好むやり方で、
とりあえず聞き取れた言葉の反対をしゃべってみる。

あるとき、熱いお茶を飲んでいた隣の人が
うっかり口に入れすぎてしまったらしく、
「あつっ！」
といった。

またも聞き取れたらしく叫ぶＫさん。

「さむいです！」

つめたいだろ。

582002/09/07 23:31:44えざき偶然
きのう、Ｋさんの話を書いて
メールをチェックしたらＫさんからメールがきていた。
びっくり。

英語のメールは読むのにすごく時間がかかる割に、
読んだら何のことはない近況報告であることが多く、
大変がっかりする。

仕事が前と同じでつまらなく、
来年結婚するのでウェディングドレスを買ったそうだ。

脈絡がないのは俺の英語力のせいだろうか。

Okay, I will finish here, but let me know how you are.

えーと、日本語でよければ。

さて、前に何回か書いたが俺には俺より年上の学生の友人がいる。
学割料金でソフトを買いたかったので、電話してみた。

でない。

まあ、着信履歴に残っているだろうから、
後でかかってくるだろうとのんびり構えていた。

案の定夜遅くにかかってきた。
俺の電話に気づいてかけてきたのだろうと思い、
かけられた側だが、気を使って
「今大丈夫？」とこちらから聞いてみた。

こちらの用件を話そうとしたところ、
向こうにも用件があったらしい。
ちょうどよかった。

ひとしきりお互いの用件を話した後、
彼が聞いてきた。
「ところでお前いつ電話したの？」

え？俺の電話に気づいたんじゃないの？

俺の履歴をチェック。
ちゃんと８時過ぎに電話している。
と、電話番号のほうを見てびっくり。
家の電話じゃん。

間違えて家の電話にかけていたのだ。
学生の彼の家は昔ながらの黒電話である。

彼は自分の用件があったために俺に電話をかけたのだ。
電話をかけた相手に突然「今大丈夫？」と気を使われる彼。

どこまでいいやつなんだ。俺。

592002/09/08 23:56:03えざき兄妹
前々回ぐらいに実家に帰ったときに妹に香水をもらった。

もともと妹が自分でつけようと思って男友達かなんかから
もらったらしいのだが、いらなくなった男物の香水である。

香水のつけ方を教えてもらい、しばらくつけていた。

こういういわれるがまま的な行動は、
典型的なおっとり長男坊タイプの俺にはよく見られる。
しかもこの日記の冒頭にあるとおり、ぽかんと口を開けているのである。

おっとり度倍増である。

妹はそんなおっとりにつけこみ、なぜか子供部屋の部屋割りは、
俺が北向き4.5畳だったのに対し、妹は南向き6畳だった。

兄という立場を利用し忘れている俺も俺だが、
なぜか妹はそこをうまく説得する術に長けていた。

まあ、たとえ説得されたとしても折れないときは折れない。
「あー、なんでもいいよ」という精神のせいで説得されているのである。

今になって思うのは、このなんでもいいよという精神が、
今の俺のセンスのなさを作った一番の原因だと思う。
一方で、何とか自分の思い通りにしようとがんばってきた妹は、
美的センスというか、流行を捕らえる力というか、
俺にはないものを身につけている。

相手を説得するために、高いアピール力が要求されたからである。

で、そんな自分を後悔しているのかというとそういうわけではない。
受身に徹した俺が手に入れた能力は、相手の長所短所を理解し、
相手の考え方や価値観を理解する能力である。

相手の説得を受け入れるために、
最良の妥協点を発見する必要があったからである。

とにかく、そんなこんなでセンスのない俺には、
プレゼンテーション資料を作るのにも、自分のHPを作るのにも
内容は決まっていてもどうすればいいのかわからない。
だれかにセンスについて講義していただきたいものである。
講義するようなものじゃないことは重々承知の上で。

ところで、後輩と旅行に行ったときのこと、
土産屋で香水を見ていて、

「あ、俺この香水つけてる」
「ええ！？これホストとかがよくつけてるやつっすよ！」

おっとり長男とホスト。

妹め。

602002/09/10 00:17:51えざき電話
ビデオリサーチ社から突然電話がかかってきた。

新聞に関するアンケートをとりたいそうだ。
一週間答えれば1,500円の図書券をくれるという。

日給約200円の仕事である。しかも図書券。

こういう電話は勧誘電話と勘違いされがちだろう。
相手の方も20代のアンケート結果がかなり不足しているといっていた。
勧誘電話だと思い込んだらまともに話を聞かないのは当然である。

ちなみに、俺は勧誘電話に応じたことがある。

勧誘電話に乗ってはいけませんというが、
何でいけないのか身をもって知りたいと思ったのだ。

３回ぐらい行ってみたが、怪しいものを買わされたことはない。
とはいえ、３回は行き過ぎだろ。

買わされなかったから大丈夫といいたいところだが、
興味本位で行くのはお勧めできない。かなり重労働である。

なかには断ると即座に開放してくれたところもあったが、
普通は、断ってもまず何がだめなのかを聞き出そうとする。
そしてあげられるマイナスポイントをことごとく論理的に否定し、
だめなところはないでしょ？じゃあ買って。となる。

大体、そこに行くまでに何時間もかかるのだ。
お金がかかる理由とか、事情の説明とか。
その後、マイナスポイントの話に何時間もかかる。

一見何の意味もない行動だった気がするが、
暇な大学時代である。社会経験として学ぶこともあった。

こういった勧誘にひっかかってしまったことに
もし途中で気がついたらそこから逃げる方法を発見した。
何より根気が必要である。途中で絶対あきらめないこと。
そして、理屈で対抗しないことだ。

できるだけ感情論とか、お互いの信頼関係の話とか、
論理的に否定できない話にもっていくようにするのである。
「なんかあなたとは肌が合わない気がする」とか、
「あなたの目は信用できない」とか。
そういう話はマニュアルには載ってないらしい。
後は何を言われても黙っているか、すいませんとか、
ごめんなさいとか、ひたすら断り続ける。

その後は勧誘員のプライドとこっちの根気のぶつかりあいである。
暇とはいえ、こんなところでガチンコ勝負している俺。あほである。

ちなみに、この方法はこっちの不信感あって初めてできる方法である。
中には先に信頼関係を築くという高等技術を使う勧誘員の方もいて、
ああ、この人は賢いな。と思ったこともあった。

勧誘員の方は別にやりたくてやっているわけではない。
いうなれば飛び込み営業を会社にやらされている
営業マンみたいなものである。

そういう気持ちでいるとこころなしか
開放してくれるタイミングが早い気がする。

と、ここまで書いて勧誘電話に応じる人などいないことに気づいて愕然。

612002/09/11 00:29:29えざき祖父母
今日実家から電話があった。
じいちゃんが入院したらしい。

とはいっても危篤というほどでもなく、
タバコの吸い過ぎと食べ物をあまり食べなかったせいで
急性胃炎になったそうだ。

ばあちゃんが死んでからもうすぐ10年である。
じいちゃんの気力も衰え出したのだろうか。

子供の頃は根っからのばあちゃん子で、
実に小学校卒業までばあちゃんと一緒に寝ていた。
ばあちゃんは常に俺の味方で、
俺が生まれてからばあちゃんが死ぬまで一度も対立することはなかった。

親父に怒られて押入れに閉じ込められても、
助けに来るのはばあちゃんだったし、
ばあちゃんが手塩にかけて育てていたすいか畑のすいかを
大きくなる前に全部もいでしまったときもおこらなかった。

全部もいでしまったのにはわけがあって、
すいかというのはできはじめの頃ピンポンだまぐらいの大きさで、
しかし、すいかそのものの柄なのである。

それを見た幼少の俺は「小さいすいか」だと思い込んで、
みんなに見せてやろうと思ったのだ。
それが大きくなってすいかになるなんて知らなかった。

が、全部もぐのはやりすぎである。

そんなばあちゃんに四六時中ひっついて育ったため、
俺は争いごとを好まない。何とかお互いいいと思う妥協点を探そうとする。

結局、「〜をしなさい」と教えたところで人間身に付くものではない。
そばにいる人の生き方や態度をまねして無意識にそうなっていくという気がする。

誠実じゃない親が「誠実になりなさい」なんていっても、
子供には何のことやらさっぱりである。

これだけだとばあちゃんはすごくいい人だが、
俺に平気でうそをついて、ひとりで
「あっあっあっ」
と笑うのも楽しみのひとつだった。

俺が相手のいうことを鵜呑みにできないのはこれのせいである。

そんなばあちゃんも俺が高校３年生のときに亡くなった。
忌引きの日はちょうど中間テストにひっかかり、
俺はまったく勉強していなかった中間テストを見事にかわすことになった。

最期まで徹底して俺の味方であった。

あ、じいちゃんの話忘れた。

622002/09/11 23:51:26えざき表情
表情に乏しいのは生まれつきではない。

と思っているが、生まれつきだろうがそうじゃなかろうが、
現に今表情に乏しいのは事実である。

面白くもないのに笑うなんてできない。
愛想笑いなんてもってのほかである。
顔がひきつる。

子供の頃の写真を見るとこんなに無愛想ではなく、
むしろひょうきんな方だったようである。

それがこんな風になったのは、
小学校高学年ぐらいだろうか。

それまで、俺は俺以外の人が俺と同じようにものを考え、
心で喜怒哀楽を感じていることをよくわかっていなかった。
そのため傍若無人に振る舞い、弱いものいじめも当然の世界だった。

ところが、小学校四年生の頃、大変ほめ上手な先生に出会った。
その先生は生徒のいいところをことあるごとにほめ、
動物ばりに本能で行動していた俺も、何とかほめてもらおうと、
善行をつむようになったのである。

いいことをすれば、当然みんなからも認められる。

人はどんなに優れた人間であっても、
自分を見下す人間を尊敬したりはしない。
相手が自分を対等に扱ってくれてはじめて、尊敬する道が開ける。
逆もまたしかり。

みんなから認められ始めた俺は、
みんなが自分と対等な人間であることにはじめて気がついたのである。

他人が「俺と同じように考え、感じる存在」
ということにいまさらながらに気づいた俺は、
自分の行動を他人がどう感じているのかを想像し、恐くなった。
今まで他人のことなどなにも考えず、やりたい放題だったからである。

俄然人とのやり取りがギクシャクしだす俺。
思えばあのあたりから、俺の無愛想な印象は始まった気がする。


今日はいつも一緒に昼飯を食う人がいなかった。
暇そうにしていた後輩を昼飯に誘ってみた。

「○○くん、昼飯行かない？」
「どうしたんですか？真剣な顔して」

いまだに、俺の普通の顔は怒っているようだとよくいわれる。

632002/09/13 00:12:56えざきミラージュ
119番に電話したときの第一声は
「火事ですか？救急ですか？」
である。

大学２年生になりたての頃
「アツイ男（http://www.tahoo.com/zc/view.php3?m=1&n=1737&p=42）」
の項で書いたアツイ男から電話があった。

「おい、大阪行くぞ」

ここは東京。
大阪？

よくよく話を聞くと、高校のときの同級生が二浪した挙句、
中国の大学に進学することになったので見送ろうということだった。

普通に新学期は始まっているのだが。

何とか都合をつけて了承する俺。
なんといっても中国へ旅発ってしまうのである。
今度はいつ会えるかわからない。

もう２年も会ってないが。

さて、猶予は二日だけ。
深夜高速バスで出発し、一日だけ滞在。
二日目の朝には発たねばならない。

深夜新宿へ向かう二人。
こいつとはこんなのばっかりである。

深夜高速バスなんて乗ったのはこれっきりだと思う。
ぜんぜん眠れないし、エアコンのせいでのども痛い。

疲れた体をひきずり、まずは京都の大学にいった友人の家へ。
中国留学の友人はまだ福岡である。

京都の友人宅から電話するアツイ男。
「あ、もしもし？京都にいるから今から来いよ」

電話の向こうで動揺する中国留学の友人。
予定では明日出発である。
親父さんとの別れの挨拶もしていない。

どうやら一日間違えてしまったようだ。俺ら。

それでもこっちは猶予がない。
明日になったら即東京に帰らねばならない。

何とか説得する二人。
そういえば京都の友人もびっくりしていたのはこういうことか。

しぶしぶ福岡を出る中国留学の友人。
親父さんはその夜、息子を飲みに誘おうとしていたらしい。

別れを惜しむつもりが大迷惑である。

ともかく、彼が福岡から向かっている間、
時間を持て余してしまった。
京都の友人もバイトがあるそうなので、
俺らはばらばらに京都観光にでかけた。

夕方ごろ帰ってきて友人宅にいたら、
中国留学の友人が来た。

が、バイトに出て行った家主は夜中まで帰ってこない。
久々の再会にも飽き、手持ち無沙汰な三人。
とりあえず寝る。

夜中になって帰ってきたので、
家主が雑誌で見つけていた大阪の飲み屋を目指す。
今日はそこで夜を明かし、早朝俺らは帰る。

書いてある住所を探し当てた四人。
が、そんな店は無い。

あるのは、ミラージュという名前の怪しげな会員制クラブである。
何度も住所を確かめたが、間違ってはいない。

そしてもうひとつ、間違ってはいないものがあった。
「1000円食べ放題」である。
店の名前も雰囲気も違うが、俺らが目指したのは「1000円食べ放題」である。

「1000円食べ放題」がある会員制クラブ。

大阪である。

とりあえず入ってみる四人。
そこにはタキシードを着たお兄さんが立っている。

「あの、表に1000円食べ放題と書いてあったんですが」
「ええ、ございます」
「会員制クラブというのは？」
「それはまた別で、カジノがありましてそちらをご利用の方は
会員になっていただいております」

「1000円食べ放題」は会員じゃなくてもいいらしい。
じゃあ問題ないということで中に入る四人。

誰もいないがらんとしたテーブル席。結構広い。
横ではサザンオールスターズの曲を生演奏している。

パテーションを挟んで向こう側では確かに
カジノらしきことをやっているようだ。

で、料理はというとテーブル席の脇に、
山とつまれたエビフライ、スパゲティ、あんまり覚えてない。
ただひとつ鮮明に覚えているのは、
それらがすべて冷めきっていたということである。

昨日の晩御飯のおかず×100といった感じである。
唖然としている俺にアツイ男が声をかけた。

「おい」
「なに？」
「電子レンジあるぞ」

いやー、よかった。これであっためられるよ。

あっためられるがなんか釈然としない。

この店、前の店の1000円食べ放題に釣られて客が来るのを察して、
急遽やっつけでこんな場所を設けたらしい。
やはり大阪である。

やけくそになってレンジでチンしながらがっつく四人。
横では生演奏。

エリ〜　チン。　マイラ〜ヴ　ソ〜スウィ〜　チン。

魚民で早速飲みなおす四人。
最初からここくればよかった。

この時点で相当深夜である。
昨日の高速バスでろくに寝ていないうえに疲れきっていた俺は、
ついついうつっぷして寝てしまった。

あまりの気持ち悪さに目覚める俺。
起きると胃のあたりが相当気持ち悪い。
こりゃ吐くな。と思いトイレに行く。
思いっきりさっきのエビフライとかを吐き出す俺。
だが胃の不快感はまったく治まる気配が無い。

その状態のまま泣きそうになりながら夜を明かし、
そのまま新幹線に乗った。見送りなんてそっちのけである。

何しに来たんだ。

自宅について正露丸を飲んでも何の効果も現れない。
やはり昨日の晩御飯の油が悪かったのか。

家でのたうちまわる俺。
上京してこの方病院なんていったことはない。
どこにあるんだ病院。

そして最後の手段を使うことになった。
119番である。かけるのに一時間悩んだ。

恐る恐る119を押す。
即座に誰か出る。

「火事ですか？救急ですか？」
「きゅ、救急です。」
「住所は？」
「○○です」
「すぐ救急車を向かわせます」

こんな汚い部屋に入ってこられてはかなわない。
とりあえずアパートの脇に出て行って待つ俺。

程なくけたたましいサイレンとともに救急車到着。
わらわらと出てくる近所の人たち。
救急隊員の方が俺に声をかける。

「患者さんはどちらですか？」
「僕です」

多数のギャラリーに見守られながら担架に乗せられる俺。
恥ずかしいが、病院がどこだかわからないので仕方ない。

近くの病院が空いているということで行った病院は、
歩いて５分もかからない場所にありました。

642002/09/14 00:58:58えざき落ち
今日は飲みにいってました。

毎回俺の日記に落ちがついている話になったが、
この日記は他人に一方的に話をしているつもりで書いている。

例えば飲みの席などで、おもむろに話をはじめて、
みんなが聞き入るというシュチュエーションはよくある。

そんな時、ひとしきり話をした後、そこに落ちが無かったら、
十中八九、「で、落ちは？」という顔をするはずだ。

別にいちいち話に落ちなんてなくったっていいだろうと口では言っていても、
誰かが何かしら面白話をはじめ出すと大半「で、落ちは？」の顔である。

これは独り言のただの日記でーす。と開き直ってもよい。

今日は豚キムチ定食を食べました。
おしまい。

でも、みんなに読んでよといってアドレスを教えといて、
そりゃないだろう。と自分でも思う。

読んでよと宣伝してしまったからには、くだらない内容であれ、
せめて何かしら俺の納得いく形で相手に表現したい。

そうでなければ俺が落ち着かない。


洒落ではない。

652002/09/14 23:42:28えざき類似点
がん細胞はなぜ人を殺すのだろうか。

人体はがん細胞が生きるための場所である。
それを殺してしまったら自分自身も生きていけないのに。

と、昔思ったことがある。

普通の細胞は他の細胞と隣り合うとそれ以上は増殖しない。
一方がん細胞は無限に増殖していった結果、人体を死に至らしめるそうだ。

がん細胞は普通の細胞が守っている一定のルールに従わず、
自分勝手な行動をとった結果、自分の住む場所を破壊してしまっているのである。

何でそんな愚かなことをするんだろう、
と考えている俺は人間である。

662002/09/15 22:41:19えざきスケッチ
川越に行ってきた。

小江戸、川越。

有名な蔵作りの町並みや、
大正時代を髣髴とさせる通りは、
なるほど近場ながら観光地である。

また、大変神社仏閣も多く七福神にまつわる寺もあった。

寺や神社を巡っているときにふと
小学校のときにスケッチをしに神社に行ったことを思い出した。

子供の頃から俺に画才はなく、絵を書くのも嫌いだった。
そのため出来上がりも他の人に比べて遅く、
いつもみんなが遊びはじめてるのに、
最後まで絵を書いているありさまだった。

何とか楽したい。

そう考えた俺はできるだけ単純な構図の場所を探した。

そして究極の構図を発見したのである。

狛犬の下の台に書いてある「奉」と「納」の字である。
俺は画用紙いっぱいに「奉」という字を書いて後ろを灰色で塗りつぶした。

「先生できました！」
「...お前はこの奉の字に感動したのか」
「はい」
「...書き直せ」

はい。

672002/09/16 22:58:58えざき先祖
なんかおかしいと思うのだが、
何がおかしいのかよくわからないことがある。

自分の親は二人、親の親は四人、二十代さかのぼると、
百万人を超えるという詩かなんかを読んだ。

この論理で行くと、原始時代にはめちゃめちゃ
人がいなければならない。

だが実際は今の方が断然人口は多いはずである。

なんかおかしいのだが、
どうしておかしいのかがうまく説明できない。
おそらく単純な数学かなんかで解けるのかもしれないが、
いかんせん高校以来数学とは縁のない生活だ。

で、逆転の発想。
世の中の人が最初は二人だったとする。
その二人が仮に１０人の子供を生む。
１０人つまり５組が１０人の子供を生む。
５０人、２５組が１０人の子供を生む。２５０人。
無限に繰り返せるが、こんがらかるのでこの辺にして、
今度は逆に親にさかのぼる。

その２５０人のうちの一人の親は２人。
そして、そのそれぞれの親は４人。
だが、その４人それぞれの親は全部で２人である。
最初は２人だから全部そこに集約される。

そのさかのぼれば何百万人の話は、
そういう人たちがあっての自分がいるのだから
自分を大事にしなさいみたいな話だったと思う。

が、もしかしたらさかのぼったらたった２人から
みんなが生まれてるのかもしれないじゃないか！

何代にも渡ってつないできている事実を完全に無視して
こんな心温まる話に突っかかってる26歳。
そろそろ人生について真剣に考えねば。

682002/09/18 01:49:45えざき酔っ払い
いま社員さんの家に来ている。
今日は楽しいお食事会があり、終電を逃したのだ。

また俺の友達も一緒に社員家にきた。いや連れてきたのだ。
会社の同期のこつこつくんである。

っていうか今日は酔っぱらっているので共同合作ということで。

おしまい。

--------

昨日書いた日記を見ると、恐ろしく内容が無い。
社員さんって誰だよ。

これからは泥酔しているときに書くのはやめよう。
しかも人の家で。

692002/09/18 23:26:34えざき器
「自分」というものの範囲は人によって違う。

どこまでを自分のこととして考えられるかということだが、
例えば、何かをみんなでやろうというときに、
みんなが、この仕事はつまんないし、大変だし責任重大で貧乏くじだな。
と思っている仕事があるとする。

ここで、その仕事を引き受けようとする人と、
その仕事を避けようとする人が現れる。

避けようとする人の自分の範囲はあくまで自分までで、
何かをやろうとするみんなまでは広がってはいない。
そのため、自分ができるだけ得するように動く。

一方、引き受けようとする人は、
その何かをやろうとしている組織全体が
自分の範囲に入っているため、
一番信頼できる人材（自分）に、
その仕事を割り当てようとする。
自分であれば何を考えているか、どういうことが得意で、
どういうことが苦手か把握しやすい。
苦手な部分は補える相手に協力を仰ぐ必要がある。

この時、「自分が犠牲になればみんなが嬉しいから」
という理由でこの貧乏くじを引く人もいるかもしれないが
俺はそれは間違いだと思う。

自分が犠牲者だと感じているのであれば、
引き受けるべきではない。

「自分であればこの仕事を完遂できる。
他の人間全員がつらいと感じているのであれば、
つらいとは思わない自分が引き受けることが
この組織全体の効率が最大になる。」

と考える人間が組織全体を自分としている人間である。
つまり、人が大変とする仕事を高いモチベーションで、
しかも失敗のないように完遂しなければならない。

その部分を軸に組織全体をコントロールし、
より大きな成功に導くことができればそれは偉人の部類である。

組織は、仲間、家族、会社、国、世界など、
広げようと思えばいくらでも広げられる。

どの範囲までを自分と考え、快適に暮らすために努力するかは
人それぞれである。

俺はそれを「器」だと思っている。

702002/09/19 23:11:09えざき身近
普段身近にあってもまったく気にしていないものって結構ある。

「電柱ってどこが立ててるの？」という質問に
うっかり「国」と答えてしまう人も結構いるのではないか。

まして電柱が全国に８００万本（会社の同期調べ)あって、
毎日目でチェックしているなんて話は
知らない人がほとんどである。

うちの家の前に新しく家が建った。

うちの周りは住宅街で、迷路のように細い道が入り組んでいるが、
家から出るときは必ずその工事している前を通らなければならない。

あるとき下水道工事をしている脇を通っていて
ふと疑問に思った。

「今までの管とこれから新しく足す管ってどうやって繋げるんだろう？」

そんなことは普段どうでもいいことで、
その想像力たるや貧困極まりない。

「いいか！これができればお前も一人前だ！」
「は、はい！」
「せーのでいくぞ！」
「わ、わかりました！」
「せーの！！」
「ああっ！」

飛び散る糞尿。

「東京都○区○○で、下水管の連結作業に失敗し、
付近住民に深刻な被害が出ております」
なんてニュースは見たことないので当然そんなわけない。

なんかうまいことやる方法があるんだろう。
別に知らなくてもいいけど。

712002/09/20 21:43:46えざきハイテクビル
会社が新しくできたハイテクビルに引っ越した。

エレベーター内では経済･金融系の番組が放映されている。

おかげさまでもう見たくない日経平均も毎日思い出すことができる。
(http://www.tahoo.com/zc/view.php3?m=1&n=1737&p=54)

また、無線LANによるネットワークも配備される予定だ。

いまだに有線だがどうしたのだろうか。

セキュリティもばっちりで、社員のIDカードがないと、
パソコンも起動できない。

いまだにカードなしでも起動できるのは、
ちょっと作業が遅れているだけだろう。

さらに、厳重なセキュリティとして、
退出時にもIDカードをかざさないと自動ドアが開かない。

自動ドアの前で立ち尽くす社員たち。
一回目はみな閉まっていく自動ドアを呆然と眺めるばかりである。

なんか今の社会の縮図みたいなことになっております。

722002/09/21 22:33:23えざきゲームショウ
東京ゲームショウのただ券が手に入ったので行ってきた。

今まで一度もいったことはなかったのだが、
一回行ってみたかった。

世界最大級というだけあってそうそうたるゲームメーカーが、
大画面スクリーンでこれでもかとCGを流している。

客層は、ゲーマー、カメラ小僧、コスプレイヤーがほとんどである。
テレビの取材もいっぱいいて、有名人もいた。

ゲームは大好きだが、人ごみは大嫌いである。
新しいゲームを体験できるが、
面白いやつには長蛇の列ができ、そこまで並んでやりたくない。

適当に大画面スクリーンに映っているムービーや、
ゲームのデモを眺めて次のブースに移るという繰り返しである。

とあるブースのスクリーンを横の方から眺めていて、
ふと前の方に座っている人を見ると、下を向いて目をつぶっている。

思いっきり寝とる。

彼はこのブースのイベントが見たい一心で前の方に陣取って、
始まるのをまだかまだかと心待ちにして寝とる。

起きたときには誰もいないかもしれない。

Xboxのマイクロソフトのブースの前で何か配っていたので、
喜び勇んでとりに行く俺。
残りひとつだったので慌ててもらった。
表のシールにはDEMO DISCの文字。

Xboxは持っていない。

っていうか気づけよ。Xboxの前なんだから。

どうやら人ごみと大音量で浮き足立っているらしい。
落ち着かねば。俺が持っているのはPSとPS2。そしてスーファミ。

PS2のソニーの前で、やはり何か配っている。
これもどうやらゲームの体験版だ。
今度は大丈夫。PS2は持っている。

そのままの勢いでソニーのブースに入る。
中ではいろいろゲームが体験できる。
一番面白そうなやつが偶然ひとつ空いたので思わず手にとる俺。
まあまあ面白いゲームだ。５分ぐらいで終了。

さあ帰ろうと離れた場所で休んでいた連れに声をかけに行った。

「なにやってきたの？」
「あっちのあの絵のゲーム」
「その手に持ってるゲーム？」

お土産は何の役にもたたないディスク二枚。
楽しい初ゲームショウだった。

732002/09/23 00:22:10えざき愛称
外人だらけのところで仕事をしていたとき、
俺がいたチームのリーダーはすごく気の強そうなイギリスのお姉さんだった。

おそらく歳でいうと20代後半ぐらいなのだが、
あたしがリーダーよっ！然とした態度が、
なんだか肝っ玉母さんみたいな人だった。

一方、英語があまりできない日本人若手勢は、
片言しかしゃべれない少年少女のようである。
しかも東洋人の方が見た目が若い。

その構図に、なんかリーダーって
幼稚園の先生みたい。と思ってしまった。

思ってしまった瞬間口にする俺。
どうせ、英語しかわからないのだ。
日本語でなんと呼んでもかまうまい。

「あ、なんか園長先生が呼んでたよ」
「園長先生今日なんか機嫌悪いね」

瞬く間にこの愛称は広まってしまい、
日本人同士で会話するときはリーダーは先生だった。

あるとき、同期が園長先生に呼ばれ、
何かの問題について話をしていた。

にやりと笑うリーダー。英語で、
「もう一人マザーが必要ね」
と、一言。

バレてる。

という話をして盛り上がっていたら、
パテーションの向こうで笑い声が。

そう、イギリス人のお姉さんはもう一人いた。
俺の直属の上司で、サブリーダーの人である。

彼女は英語しかしゃべらないくせに、
日本に留学経験があり、ある程度日本語がわかる。

しかも英語しかしゃべらないので、
どの程度まで理解しているのか判断できないのだ。

その笑い声ですべてを悟る俺ら。

それ以降、俺らはキッズと呼ばれるようになった。
英語がよくわからない俺には大して違いはなかったが。

742002/09/23 22:32:21えざきスラング
昨日の話でいろいろあのときの外人さんの話を思い出した。

日本語がわかるが日本語を話さない俺の上司のサブリーダーは
大変適当なことを除けば、ごく普通の人だった。

適当すぎて、俺はまったく管理されず完全に独立して仕事をしていた。
そもそも英語ができない俺にとってはそっちの方がありがたかったが、
全部「大丈夫、大丈夫」といわれると、逆に不安になるから不思議である。

そんな上司とも、お別れのときが来た。
お別れということで部下や仲がよかった俺の同期を呼んで、
部屋で鍋をしようということになった。

そういえば、イギリス人の女の人はチームに３人いたが、
みんな旦那さんや婚約者を連れてきていた。
一年以上にわたる長いプロジェクトである。
そういう文化なのだろうか。

というわけで上司も旦那さんを連れてきていて、
マンションの部屋に行くと旦那さんと二人で迎えてくれた。
見た目はイギリス版的屋の兄ちゃんといった感じの人で、
道であったらよけて通りたい。
が、大変いい人で、俺にイギリスの珍しいビールを勧めてくれた。

「おいしいか？」
「はい」
「そうか！じゃあ、これも飲め」

といった調子で、語彙のない俺は「Yes」しか言えない。
次々に出てくる珍しいビールたち。
これはどこどこのビールで、とか何とか言っていた気がするが、
そもそも理解できないうえに、酔っ払ってますますわからない。

もう飲めません。

ふと、周りを見渡すとみんなも相当酔っ払っている様子。

そんなタイミングで英語のスラングの話になった。
イギリスでは、失敗することを俗にcock upというそうだ。
だが、これは男の人しか使わない。

へー、と聞いていると、突然上司が、
「cockは、ちんちんです」
と、日本語で言いだした。

ああ、なるほど、うっかりたっちゃったっていうところからきているのか。
ちなみに、cock offという言葉もあるそうだ。意味は同じ。
たつべきときにたたなかったというのが元だろう。
その辺の気持ちは万国共通である。

そんなことに冷静に気づいている場合ではない。
「cockは、ちんちんです」
を愉快そうに連呼する20代後半の金髪女性を止めに入る俺。

が、
「私は外国人なんだからぜんぜん大丈夫よ」
と、謎の理由で軽く一蹴される。

cockって言ってんじゃん。母国語で。

別の話題に移るまで連呼をやめなかった彼女は、
しかしながら仕事中はおとなしめの普通の人であった。

752002/09/24 23:44:41えざきいいわけ
今日は久しぶりに家でカレーを作った。

大学時代自炊を全くしていなかったのだが、
それに理由付けをして正当化しようとしていた。

自炊しない理由の筆頭は自炊するのにかかる時間である。
俺が自炊するために掛ける時間の価値を考慮すると、
外で食べた方が自分の時間が増え、その分有意義に過ごすことができる。
というのが、主な理由だ。

もっと有意義に、勉強したり、バイトしたり、サークル活動に励んだり、
貴重な時間を費やす場所は他にたくさんある。
その価値たるや計り知れないではないか。

が、客観的に振り返ってみると、
自炊をしなかった分俺は何をやっていたのかというと、
テレビを見ていたり、ゲームをしていたり、
サークルの部屋でだべっていたりしていたのである。

たとえば、200円の材料費で1000円のとんかつ定食を作っているとする。
定食屋の親父の手間賃は800円である。

全く同じとんかつ定食を作るのに俺は１時間かかるとする。

200円の材料費はどっちにしても俺が払う。
800円を払って俺の１時間が節約できるのだから、
お金に換算して800円以上の価値がある時間の過ごし方をしなければならない。

一番わかりやすいのはバイトで、自給1000円のバイトを、
自炊でとんかつ定食作る代わりにやっていれば200円儲かる。

が、実際の俺は、
とんかつ定食を食べる、1000円払う。
家に帰ってくる、テレビを見る。俺の時間の価値、0円。

テレビでやっていることが有益情報で、
それによって将来的に何かしら利益を享受する可能性はある。
だが、そんなこと今まであっただろうか。
大体内容なんてすぐに忘れてしまう。

まあ、時間の価値は完全には数値化できないことは確かだが、
自炊することが時間の浪費になっていないことも確かである。

ということに一年前ぐらいに気づいたのだが、
俺の友人は俺と同じ理由で自炊をしていなかった。
やらないわけを考えたくなるのはみんな同じだ。

762002/09/26 00:26:29えざきテンプル
昔いたチームの外人話もこれで終わり。

オーストラリアから来たプログラマーのLさんは、
ちょっと不思議な感じの人で、

言葉がわかればおそらくかなりシュールな冗談とかを言っているのだが、
言葉がわからないばっかりに何を言いたいのかがよくわからない。

が、その卓越したプログラミング能力で、
チームの要として相当活躍していた。

あるとき、同期がプログラムを実行していると、
画面に「実行に失敗しました(英語)」というメッセージが表示された。

さっそくLさんに相談しにいく同期。

「なんかうまくプログラムが動かないんだけど」
「ＯＫ、ちょっと待ってて、今直すから」

しばらくして、帰り支度をしながら同期に声をかけるLさん

「『実行に失敗しました』を『実行に成功しました』に書き換えといたから」

そういう問題なのだろうか。

そんなLさんが京都に観光に行ってきたというので、
一緒に仕事していた同期がどうだったかを聞いてみた。

「テンプル（寺)、テンプル！」

もううんざりだ！といわんばかりのいいようだったそうだ。

京都で他に何が観たかったのだろうか。

772002/09/27 01:24:36えざきサークル
大学時代は雑誌を出版するサークルに所属していた。

そんなサークルにいて、この駄文か。
といわれても、ほとんど記事を書いたことがないのでしかたがない。

一応熱心にサークル活動を行っていたのだが、
記事を書きたい、雑誌のデザインをしたいという人はいっぱいいた。
出版サークルだから当然である。俺も最初はそう思っていた。

ところが、雑誌を出版するとなるとそれだけでは済まされない。
ただ記事を書いて、レイアウトして、だけでは出版までは行かない。

出版するには印刷しなければならない。
そして印刷するのには金がかかるのだ。

その金、どうやって集めるか。

方法は三つある。

１．みんなでバイトして稼ぐ
２．広告主を見つけてスポンサーになってもらう
３．有料にして売る

誰が汗水たらしたバイト料をサークルに貢ぐものか。
というわけで、実際には２と３をサークル活動として行うことになる。

もともと、マスコミ志望の記事書くことしか興味がない人の集まりだ。
広告集めや販売活動はまったくもって人気がない。

そこで、がら空きだった販売の方の仕事をすることになった。
理由はこの駄文、というかセンスのなさである。
まあ、マーケティングとかにも興味があったし、そこは問題なかった。

販売方法は二種類あり、書店に置いてもらうやり方と、
店を自分たちで出して、歩いてる人に買ってもらうやり方である。

どちらもそれなりにやらなければならないことはたくさんあるのだが、
俺は本屋との交渉に行くのが主な役目だった。

初対面の人への印象にとかく自信のない俺だが、
こと商談となると、余計な話をしないところがよかったらしく、
直接書店へ赴いて交渉したところで失敗した店は一つもなかった。

中でも、前年度まで門前払いで全く取り合ってもらえなかった
紀伊国屋本店の交渉に成功したときは自分でも驚いた。

あのときの勝因は、相手がおばちゃんだったからに違いない。

よく、「俺おばちゃんにはもてるんだよね」という人がいるが、
正しくは、「おばちゃんって若い地味めの男の人好きだよね」であって、
あんたがもてている訳ではない。と思う。

というわけで、若い地味めの男の人だった俺も、
おばちゃんには大変評判がよく、交渉も順調に進んだ。

ところがだ、この雑誌、典型的な自己満足雑誌であったため、
なかをじっくり見られると大変困る。
俺が書いたんじゃないというのが理由にならないのは明白である。

なかでも極めつけは、赤ん坊の裸の写真（CDのジャケットからパクったもの）
で、ちんちんを丸で囲み、「おい、こいつむけてるぜ」「うそだろ」
なんて書いてあるくだりのページがあり、そこをめくられると
格調高い紀伊国屋はアウトである。

ぱらぱらとページをめくりながら品定めをするおばちゃん。
頼むからそのページだけは開かないでくれ。

が、そのページちょうど真ん中あたりにあり、
ちょうど開いたところに見事そのページが現れた。

固まる俺。もうダメだ。まあ、最初からダメもとだったし。
３秒間ほどそのページを眺めていたおばちゃん。

そして一言。
「じゃ、置いてみましょうか」

え？いいのそれで。

782002/09/27 23:15:10えざき仕事
今までほとんど仕事がない生活を送っていたが、
ついに、来週から本格的に仕事が始まるらしい。

ところが、与えられる仕事の内容がいまいちはっきりしない。

今週、年度始めのコーチとの面談があったので、
ついでにこれからやる仕事についての話を聞いてみた。
コーチはもう一年以上もそのプロジェクトに参加している。

「どんな仕事するんですかね」
「正直あんまり勧められないんだけど、来年の一月までだから」

質問と答えがかみ合っていない。
しかも計画上の期間が倍に伸びてもなんら不思議はない。
たいてい計画上の期間というのは伸びるものである。

なんとなく察しがついてカマをかけてみる俺。

「あー、やっぱり雑用みたいな仕事なんですか」
「うん」

あっさり認めるコーチ。

仕事の内容はわからない。
でも雑用みたいな仕事である。

そして今日、その仕事先にいっている同期からメールが。

「なんかこれからえざきがやる仕事大変らしいよ」

送られてきた時刻は22時。

22時まで働いている同期に大変らしいよと心配される俺。
仕事の内容は雑用みたいな仕事。
何やるのかはいまだはっきりせず。

今からワクワクだ。

792002/09/28 22:02:30えざき放任主義
うちの親は基本的に放任主義だった。

子供の頃、俺は自分より弱いと思ったやつは、
とりあえず突き飛ばしたりしていた。
うちの親はそんな俺を怒りもせずほったらかした。

放任主義である。

また、近所の子供にいじめられて帰ってきたときも、
やはり特に何もいわず、やられるあんたが悪いぐらいの感じだった。

放任主義である。

結果、弱いものいじめの何が悪いのか全く学習せずに、
小学校の中学年まできてしまった俺は、その頃本能の赴くままに、
弱いやつはいじめ、強いやつには近づかないようにしていた。

常に一対一で正々堂々といじめていたのだけが唯一の救いだが、
はっきりいってろくな子供ではない。

親はその話をすると
「世の中弱肉強食ってことを教えたかったのよ」
と嘯くが、結局何もやってなかったじゃないか。あんた。

まあ、そんなこんなで、小学生も３年生になったとき、
大変恐い先生が担任になった。その先生は俺が悪さすると、
ことあるごとに殴り、すごい勢いで怒鳴られた。

それからというもの、俺も弱いやつを追っかけまわすのをやめた。

その理由が、「痛くて恐かったから」だった俺は、
体罰は別にあってもいいんじゃないかと思う。

802002/09/29 21:21:45えざきワイヤレス時代初期
今日はかねてからやろうと思っていた、
風呂掃除とトイレ掃除をやった。

掃除は嫌いだが、やるからには徹底的にやりたい。
そんなB型おとめ座である。

ちょうどベルリンマラソンがスタートする頃にはじめ、
終わったのが高橋尚子が30キロ地点を通過する頃である。

ベルリンマラソン見たかったのだが、
ついでに風呂に入ってしまったのが敗因か。

30キロ地点から見ていたが、画像がよく乱れる。
しかも観始めてすぐに、映像が映らなくなったので、
しばらくお待ちくださいという状態になった。

で、その理由を説明していたのだが、
「茂みなどがある関係で写せない」そうだ。

選手が茂みの中を掻き分けながら走っているんだろうか。
そんなわけないよな。なんだろう茂みの関係って。

と思いながら最後まできてやっと気がついた。
茂みが電波を届ける邪魔をしているのだ。多分。

「ああ、電波か、電波がね」
とひとりごちながら高橋尚子のインタビューを眺める日曜の夕方。
明日から忙しくなる。

812002/09/30 23:02:52えざきリアリティ
キン肉マンといえば同世代では知らない人はいないほどの名作である。
今キン肉マン�鏡い箸いΔ里發笋辰討い襦�

俺が小学生の頃だか大ブレイクしたこの漫画を、
実は最終回まで読んでいないことに気がついて最近読み出した。

小学生時代とは比べ物にならないくらいお金に余裕があるので、
全巻買い揃えてもいいのだが、そこまででもない。

古本屋にたまに売っていると買ってみたりする。
１巻から５巻までを漫画喫茶で読み、
その後６、７巻と９巻と23〜26巻を読んだ。

この話は超人といわれる怪物と人を足して二で割ったようなキャラクターが
いっぱい出てきて、プロレスだか殺し合いだかをプロレスのリング上でやり、
ダメなやつだった主人公のキン肉マンが成長して友情を育む話である。

俺は最初の方も知らなかったのだが、最初の方は、
キン肉マンがウルトラマンみたいに巨大化して、怪獣と戦う話だった。
キン肉マン自体も相当ダメなやつだが、漫画自体も相当ダメなんじゃないか。
なんか行き当たりばったりで書いてる感じだ。
気のせいだろうか。

そんなキン肉マンも何巻目かからプロレスっぽくなっていって、
あの大人気だった頃の話が始まりだした。

キン肉マンの弱点はマスクである。
キン肉マンはマスクをかぶっていて、素顔を見られたら死なねばならない。
何度となくマスクをはがされそうになるキン肉マン。
小学生の頃はこれにずいぶんはらはらさせられた。

この辺で、古本屋に売っていた本が終わり、
その次は23巻からだったので、とりあえず飛ばして買ってみた。

23巻あたりでは、なんかキン肉星の王位継承権をめぐって、
キン肉マンもどきとキン肉マンが争っているところだ。
この辺は全く読んだことがない。
読みすすめると、衝撃的な場面に出くわした。

「フェイスフラッシュ！」といって、
キン肉マンがマスクをめくっているのである。自分で。
死ぬんじゃなかったのか。

一瞬だけめくると顔が輝いてみんな目がくらんで見えない
という設定だろうか。ところが、二人の争いを見かねた
お姫様が身投げしてめちゃくちゃな顔になってしまったときも、
「フェイスフラッシュ！」
その光で徐々に元の顔に戻るお姫様。
そんなにめくりっぱなしだと周りの人の目も慣れてしまうんじゃないか。

しかもこのフェイスフラッシュなんでもありで、
最後は死んでしまった超人たちまで生き返らせていた。
っていうかこの話よく生き返るんだけど。

小学生のときは気がつかなかったが、
最初の行き当たりばったりの感覚はどうやら最後まで
脈々と受け継がれていたようである。

822002/10/01 20:44:42えざき社会的認知と向上するイメージ
この間ソードフィッシュという映画を観て、
コンピューターに強い人のイメージが昔に比べて、
ずいぶんかっこよくなってきてるんじゃないかと思った。

俺が子供の頃、コンピューターに強い人のイメージは、
いわゆる博士くんだったように思う。
そして博士くんはなぜかメカにも強い。

今考えればおかしな話だが、その当時、
パソコンとメカは同じカテゴリーだった。

それがいまや、渋いおっちゃんだったり、バトルロワイヤルの
バスケ少年だったり、なんかずいぶんスマートになってきている。

コンピューターがただのおもちゃだった時代と、
金儲けにつかえるようになった時代の違いである。
一般に認知されるとおのずとイメージもよくなる。

最近ではゲームの世界のアイテムが
現実世界で取引されているそうだ。しかも高額で。
オンラインゲームが本格化し、他人同士がゲーム上で
ものをやり取りするのが普通になれば、
ゲームすることがビジネスとして成り立つ。

渋いおっちゃんが、伝説のゲーマーとして
金持ちに雇われ、テレビを前に何時間もゲームをプレイ。

なんでしょぼいんだろ。

832002/10/03 00:11:20えざき現実
やっと仕事が終わって帰ってきた。
一週間目から先が思いやられる。
この日記も毎日書いていたがそろそろ書けなくなるかも。

なんかいつもまじめな理屈ばかりをこねなければならない仕事なので、
こうしてなんだかくだらないことを書いたり、考えたりするのは、いい気分転換になる。

と思っているなら続けるたほうがいいのか。

とりあえず週半ばなので今日はこの辺で。


842002/10/03 21:23:27えざき影響の輪と関心の輪
オルトアール雑談解放区にルームを開くと、
そのルームのオーナーになる。

そのルームではオーナーの権限は絶大で、
勝手に他人の書き込みを削除は愚か修正することすらできてしまう。

だから、前の方に書き込んでいるあつぞうさんの中身を

えざきさんの大ファンです。
ナンセンスな内容がたまりません、
あ、ナンセンスなんてちょっと古かったかしら。えへっ。

と書き換えて、このおばちゃんすごいネーミングセンスだな。
とか思わせることも可能である。

だが、自分のルームではそんな絶大な権限をもつオーナーにも弱点がある。
ページビューの数はコントロールできない。
自分で何度も更新ボタンを押してページビューを増やすことはできる。
むなしさに耐えられれば。

また、ページビューが多くても、
誰かが更新ボタンを連打した可能性はぬぐいきれない。

まあ、気にせず書いていればいいし、
実際俺の書く内容に影響しているわけではない。

だが、表示されれば見たくなるのが人情ってもんである。

※このルームのOct.1 01:00:00からのページビューは 227 PVです。全件表示や10件表示で閲覧されたのは 39 回です。

こらー！誰だ！10件表示か全件表示連打したやつは！

852002/10/04 01:04:43えざきっやってられねー
おれは仕事に疲れてきた。
なんて忙しいのだ、今の仕事。
デスクワークなのに席がなく立ち仕事。
ありえない。
朝から晩まで立ってPCに向かっている。
昼飯、晩飯は自販機のパンだ。
しかも腐ってる。
お腹も痛い。
そろそろ生理だろうか？

おやすみなさい。

以上、えざきの心の叫びである。



862002/10/05 04:31:33えざき論理的整合性と説得力
今日はちょっとパーティに出席しておりました。

昨日あんなこと書いたもんだから、
また十件か全件表示の数が倍ぐらいになっていた。

まあ、やめさせたいと思うと逆に助長してしまうのはよくある事である。

会社の集まりだったので、その後みんなで飲みに行ったのだが、
飲みに行った先で先輩がえらい人に突っかかっていた。

「俺がやりたいのはこういうことなんです！なんでこんなことやらせるんですか！」
「お前がやりたいことやるには、まずそれをやるのが順序だ！
それができて初めてお前がやりたいことがお客さんの役に立つようになるんだ！」

よーし！俺も！

「それなら、俺がやってることは順序が逆じゃないですか！
俺もそっちの方を先にやらせてください！」
「それはめぐり合わせだ。そうそう望みどうりになるわけないだろ！」

はい。

872002/10/05 22:42:13えざき得るものと失うもの
昨日はずいぶん遅くに帰ってきてしまった。

仕事が忙しくなりだしそうなので、
できるだけ規則ただしい生活をして健康に気をつけなければと思ったとたんこれである。

でもなんだか今日はすっきりしている。
前の仕事で長い間一緒にやっていた気のおけない同期たちと
久しぶりに飲んだのでストレス解消になったのだろうか。

電車がない時間だったので、先輩の家に泊めてもらおうとも思ったが、
朝家に帰るのも億劫だったのでタクシーで帰ってきた。

タクシーの運転手さんはよくしゃべるおっちゃんで、
63歳、奥さんとはもう別居して20年という赤裸々な私生活まで暴露していた。

まあ、もう二度と会うこともないだろうから
別にいいのかもしれないのだが、その人の一人娘の話はすごかった。

「７ヶ国語しゃべれてねぇ」
「絵を書くのが趣味で」
「オペラとか鑑賞したり」
「子供の頃は時計を分解してまた組み立てたり」
「タロットカード世界中から集めたり」

延々続く娘話。

「でも、結婚してないんだよねぇ...」

それだけいろんなことに興味あったらある意味当然である。

882002/10/06 21:16:58えざき興味に比例する集中力
友達が家に遊びに来たため、二夜連続で不規則な生活に。
今日は早く寝よう。

本屋の店員をやっている友人は、
なぜかバイトの人を二人連れてきてしまい、
自宅にいながら知らない人と会うというわけのわからない展開に。

まあ、それでも本屋にはちょっと興味があったので、
いろいろ話を聞くうちにかなり込み入った話にまで。

問題点や改善案が次々と話に挙がってきて、
バイトの人たちなのにすごく仕事に対して真摯だなぁ。と感心。

で、その横であくびをしている友人。

お前が一番聞いとけよ。

892002/10/07 23:56:29えざき循環の入り口
今の仕事先は夜ご飯を食べることがなく、
売店も７時には閉まってしまう。

結局気がついたら飯は食えず、夕飯抜きになる可能性が高い。

夕飯を食べられないと、集中力が下がる。
効率が悪くなる。さらに夜遅くなる。朝も遅くなる。
朝ごはんも食べられなくなる。さらに能率が落ちる。
しかも病気がちに。

これはいかん。
夜はしょうがないが、せめて朝ごはんはしっかり食べねば。

っていうか、こんなこと書いてる間に寝たほうがいいんじゃないか。

902002/10/08 23:18:10えざきチェーン店の盲点
九州のうどんは関西風である。

関西風のうどんを手っ取り早く食べたいときは
うちの近くになか卯がある。

いつもは関西風のうどんを食べるために行くのだが、
今日はあえてカレーうどんにしてみた。

うちの近くのなか卯にはびっくりするほど
料理が下手な店員がいて、その人が作る日を
俺は密かにはずれの日と呼んでいる。

まあ、今回はカレーうどんだ。
どんなに下手に作っても大丈夫だろう。

「おまたせいたしましたー！」

どんぶりに入ったうどん。
の上にかかったカレー。


カレーうどんじゃない。

912002/10/09 22:46:44えざき経験と教訓
今思えば高校時代の水球部は、かなりネタになる
面白い話の宝庫だが、当時はほんとに泣きたくなるぐらいやりたくなかった。

その理由が７人でやるのに部員が７人だったため、
やめるに止められなかった話は以前書いたが、
今思えばどうせやめられないんだったらもっと
ポジティブに参加しとけばよかったと思う。

結局一浪したものの無事志望校にも行くことができ、
大学時代も楽しかった。

だから、俺はどんなに先が見えないつらい状況であっても、
いずれ終わりは来るのだ。と必要以上に落ち込まないようになった。

という話をするときはたいていつらい状況のときではある。

922002/10/10 23:44:18えざきパラドキシカルな日常
世の中って結構逆説的だなあ、と思うときがある。

「忙しくて朝ごはん食べてる暇ないよ」

至極もっともに聞こえるが、
むしろ忙しいんだったらそれに立ち向かうために、
朝ごはんはきちんと食べておいたほうがよい。

「仕事が遅くなって運動してる暇なんてないよ」

これもそうである。仕事が毎日遅くまであるのなら、
病気にならないように体力づくりに励んでおいた方が
長い目で見ればどう考えても有利である。

「忙しくて勉強する暇ないよ」

勉強は忙しいのとあまり関係ないので、これはよい。

そうか？


932002/10/11 18:28:10えざきっき巡り合わせ
同期のこつこつくんも、仕事の巡り合わせとやらで
おれと同じ仕事にくる。

あいつは巡り合わせがよかったはずなのに。

まー、いいや。

よーし、どっちが先に倒れるか勝負だー！

942002/10/12 01:12:47えざき流転する運命の輪
ビデオリサーチ社からアンケートが届いた。

電話をもらったときはものすごく暇で、
まあ別にいいやと思ってOKしたのだが、
分厚いアンケート用紙の束を見て愕然。

俺の今の時間はあのときの何万倍も貴重である。

もっと早くよこせよ。

952002/10/12 23:20:59えざき盛と静
今日はいとこの結婚式があったので、
親族として出席した。

東京の母方のじいちゃんは大変上がり症で、
親族同士が対面して自己紹介したときは、

「えー、祖父の、新妻の祖父の、あ、家内の」

何も紹介できていない。

結婚式は滞りなく終わり、かなり楽しそうだった。
親族なので、久しぶりに会った親族同士で写真を取り合ったりして、
うちの親族は結婚式にきたのか、
親族の集まりに来たのかわからない状態だった。

と、こんな事を書いているここは、実家の福岡である。

じいちゃんの容態もかなり悪いらしく、
俺の仕事の忙しさもこれから雪ダルマ式にひどくなりそうなので、
何とか結婚式後、急遽帰郷した。

じいちゃんは随分やせて、起き上がることも出来ず、
もはや何を言ってるのかはお袋にしかわからない状態だが、
それでも意識ははっきりしていて、あれこれお袋に注文をつけていた。

うちのじいちゃんはどうしようもないわがままなやつだが、
やはりいなくなるのは寂しい。

と、思ったがその注文をつける様が相変わらずの様子で、
もう長くはないと聞いていながらも、ちょっと微笑んでしまった。

962002/10/13 22:22:18えざき相互依存関係
今日も祖父の見舞いに。

明日早朝に帰らねばならない。
昼と夕方の二回お見舞いに行ったが、
俺とお袋がセットでいるせいか、
完全に自宅にいると思い込んでいるらしく、
部屋を出る前にテレビを消していってくれとか、
タバコの火はきちんと消えてるかとか、
寝たきりながら日常的ないつもの状態で話をしていた。
もともとかっこつけたがりのじいちゃんである。
まだぜんぜん大丈夫というのを見せたかったのかもしれない。

正直、ここに来るまでは死にかけているじいちゃんを見て、
暗く沈んだ気分になって東京に戻る事になるんじゃないかと思っていたが、
今の心境は随分穏やかで落ち着いている。

先週亡くなった幼なじみのお父さんにも線香をあげにいったが、
そこで幼なじみとそのお母さんと話をしているときも、
悲壮な感じはなく、何となく静かで穏やかな空気が流れていた。

どういうわけなのか解らないが、
こうして忙しい合間を縫って、実家に帰ってきて、
一番癒されたのは俺だったのかもしれない。

972002/10/14 20:28:42えざき経験とその応用
そういえば福岡はいまだに蚊がいた。
温暖化もずいぶん身近になったものだ。

今日は会社のパソコンが壊れた。
ちょっと開いてみたのだが、最初の同じところで必ず固まって、
うんともすんとも言わなくなる。

以前一回こういう風になったのだが、会社のシステム部に行って直してもらった。
あのときも、なんだかよくわからないうちに直ってしまい、
そのままうやむやになっていた。その再発。
あの時は会社の事務所で仕事をしていたので問題なかったが、
今は客先である。事務所に行く暇などない。

あのときの様子を思い出して、ふとある状況と酷似していることに気がついた。

あの時、システム部のお兄さんはハードディスクを取り外し、
別のPCに差し込んだ。そしたらなぜか動き出したのである。

今回は別のPCはないが、同じPCでやるとして、
PCを「本体」、ハードディスクを「カセット」と呼びかえるとこうなる。

あの時、システム部のお兄さんはカセットを取り外し、
本体に差し込んだ。そしたらなぜか動き出したのである。

さらに、あの状況に近い表現に変えるとこうなる。

あの時、システム部のお兄さんはカセットを取り外し、
ふーっ、ふーっと端子の部分を吹いた後、
本体に差し込んだ。そしたらなぜか動き出したのである。

システム部のお兄さんはそんなことしてないが、これはあれと同じである。
と思い、早速ハードディスクを取り外し、
端子の部分を吹いた後、もう一度差し込んだ。

失敗。

いや！絶対あれと一緒のはずだ！

もう一度同じことを繰り返した。
ついでになんかいろいろついている周辺機器は取り外した。

復活。

やっぱりファミコンと一緒だった。

982002/10/15 23:32:28えざき外見と本質
実家には応接間と呼ばれている部屋がある。

実際、応接セットが置いてあり、いかにも客を応接する部屋である。

が、生まれてこの方この部屋で客を応接しているところを見たことがない。
それどころか、俺の思い出ではいつも取り込んだ洗濯物をたたむ部屋という
記憶しかないのだ。

応接間で、
「ここって応接したことあるんだろうか」
と独り言をいったら、

隣の部屋から母親が
「ないわよー」

応接間ではない。

992002/10/16 22:45:14えざき表現
英語は絶対勉強するなという本がある。
そこにはこう書いてあった。

「英語は絶対勉強するな！１日２時間英語CDを聞き続けろ」
「英語は絶対勉強するな！聞き取れた英語をすべて書き取れ」
「英語は...」

何をもって勉強とするのかは人それぞれである。

1002002/10/17 23:08:03えざき慣性の法則
毎日適当に書いてきたこの日記も、
適当に100番目まできてしまった。

一日一回、他の人の書き込みが10回だとして、
３ヶ月ぐらい書いていたのだ。

たった三ヶ月だが、毎日ここまで続くとは。
で、一度続きだすと、なんとなく書かなくてはいけないような気になってくる。
が、別に書かなくても誰も何も言わないんだから毎日書かなくても別にいいのではないか。

毎日書かないようにしようと思うと、多分もう書かないんだろうな。

1012002/10/18 23:47:29えざき主体性と客観性
今日は心配していたミーティングが思いのほかうまくいき機嫌がいい。

そのミーティングでは俺は思いっきりたたかれることを想定していたのだが、
最終的にはすごい生産的な話になり、俺だけでは到底思いつかないいいものができそうである。

このミーティングをやったあと、中学生の頃やった、
テーブルトークRPGというサイコロ遊びを思い出した。

数人で集まって、それぞれが戦士だとか魔法使いだとか役割を決め、
サイコロを振って６がでたら攻撃があたったとか、魔法が使えたとか、
そういうゲームである。

このゲームはそれぞれが役割をもっただけではダメで、ストーリーを決め、
それに沿って話をすすめる進行役が一人必要である。
また、その役はこの攻撃は５か６が出ればあたるとか、
この魔法は１が出たとき失敗とか、そういったルールを守らせる審判役でもある。

俺はこの進行役として仲間うちで定評があり、
それというのもみんなの話に乗ってしまうからであった。

例えば、森の中で敵に出会って戦闘に入ったというシチュエーションだったとする。
ふつうであれば、攻撃するか逃げるかぐらいしか選択肢はない。
ところがある人が思いつきで、

「あ、俺、横の茂みに隠れながら相手の後ろに回りこんで気づかれないように背中から切りかかりたい」

なんて言い出したとする。

ここで、そんなことをされてはストーリー上支障が出るとしても、
俺は面白いアイデアだと思うとそれに乗ってしまっていた。

「じゃあ、５か６が出たら茂みに気づかれずに隠れられる。
さらに、５か６で茂みの中をうまく音をたてずに移動できる。
背後に回って切りかかるのは相手が隙だらけだから１が出なければOK
背中からの不意打ちだからダメージを３倍にしよう」

と即興でみんなが納得できるルールを設定し、アイデアに応じていた。
進行、審判役が、ガチガチに管理しようとするとやってる方は面白くない。
ストーリーを気にしすぎて、

「横に茂みはありません」

と切り捨ててしまってはゲームをしたいのか俺に従わせたいのかわからない。

今回のミーティングがまさにそんな感じで、
俺の考えたアイデアよりも全然いいアイデアが他の人から出されて、
当初予定したものとはだいぶ違うものになってしまうが、
それに乗ったのである。

乗ってしまえば話は早い。
みんなでじゃあこうしようとか、
こうしたほうがいいんじゃないかとか、
話はより生産的になっていく。

ここで踏ん張って自分の意見を押し通すと
「何をいっても無駄だ」
ということになり、非常に険悪なムードでミーティングも終わってしまう。

結局俺もやらなければならないことが増えてしまったが、
このほうがみんなにとっていいということであればいたしかたあるまい。

えー、単に利用されているだけという噂もあったりなかったり。

1022002/10/19 22:07:16えざきアツイ男の日常
「生存者」というビデオを借りてきた。
二本組みでレンタルビデオやのサスペンスコーナーにあった。

周りのビデオは「ギフト」とか「アンブレイカブル」とか、
それ系のコーナーだ。

家に帰ってみていると、なんかおかしい。

驚く主役。
「いったいどういうことだ！？」

暗転

同じ場面から。

ヘリが飛び立つシーン

暗転

別の場面。

暗転の間がおかしい。
何だこの映画？と思っていたら、前編の最後で
「to be continued」

どうやらドラマらしい。何で映画のコーナーに。

そんな時、例のアツイ男から電話があった。

「はいえざきです」
「もしもし？あ、えざきさんですか？」

声が違う。

「え？はい、そうですけど」
「あの、この電話公園で拾ったんですけど、どなたのかわかりますか？」

わからないわけはない。

「えーと、友達なんですけど」
「これどうしましょうかねぇ」

場所を聞かれたが、全然違う場所である。
取りにはいけない。

「とりあえず警察に届けておいていただけますか？」
「そうしておきます」
「どうもすみません、ありがとうございます」

アツイ男のかわりに感謝の意を表明するはめになった俺。
まあそれは別にいいが世の中親切な方もいたもんである。

仕方なく自転車で数分のアツイ男の家へ。
カギはかかっておらず、部屋にメモを残しておいた。

「落としたケータイは警察に届けられた」

部屋のちゃぶ台には綿密に組まれた山登りのプランが。
もしかしたら山登りに行っているのかもしれない。

そして今電話が。
山に登る前の日に電車を乗り違え、目的地にたどり着けず、
公園で野宿したときに落としたのだそうだ。
そのまま山に登ってしまい気づいた時は頂上。
とりあえず急いで下山。

帰りに警察に電話し、受け取って帰ってきたとのこと。

相変わらずプランとは無縁の男である。
ていうか、プラン置いていくなよ。

1032002/10/20 22:58:10えざき終点
21時15分、祖父逝去。
享年87歳。

俺が実家に帰ってから、わずか一週間。
俺を待っていたのか、俺に会ってもう思い残すことは無かったのか。

なんにせよ、孫のパワーというのは絶大で、
俺がそばにいたときのじいちゃんの落ち着いた様子は、
それ以前をみていたおふくろが相当驚くほどであった。

そして俺に会って以後、最期まで自分が自宅に帰ってきていると思い込み、
自宅で死ぬことができると思っていたじいちゃんは
かなしいかな、幸せな最期だったと思う。

1042002/10/21 22:31:53えざき頼まれると断れない
ビデオリサーチ社から来たアンケート。
昨日から一週間つけなければいけない。

めんどくさいなぁ。と思っていたら、
大変簡単なアンケートの内容で、一日三つぐらいに丸をつけるだけでよい。

今日はどの新聞をどの位読みましたか？

新聞は読んでいない　○

挟み込みのチラシはお読みになりましたか？

読んでいない　○

夕刊はお読みになりましたか？

読んでいない　○


何で引き受けちゃったんだろ。


1052002/10/23 00:00:26えざき常識と個性
明日は朝から研修でパソコンがいるのに、
うっかり客先に置きっぱなしにしてしまった。

小中学生の頃なんかは、こういった忘れ物なんかを思い出すと、
血の気が引いてこの世の終わりだぐらいにもだえ苦しんだものだが
今となっては、適当にノートでも持っていって、
隣の人の画面を見せてもらおうぐらいにのほほんと構えている。

みんながパソコンの画面を眺めている中、
ノートとペンだけで手持ち無沙汰にきょろきょろする俺。

社会人として大丈夫だろうか。

1062002/10/23 23:09:56えざき理論武装
どうして経済は成長し続けなければいけないのだろう。
と思うときがある。

別に共産主義を信奉しているわけではないが、
成長し続けるなんて無理なんじゃないかと思う。

例えば最初の経済が1だったとすると、
成長率5%を100年続けると125を超える。

99年目から100年目のあいだに、
100年前の経済価値の約6倍の価値をさらに上乗せして普通という計算だ。
6倍を実現すればいいのではない、119倍にプラス6倍である。

そして500年後には37億を超える。

そう考えると、ちょっとどう考えても成長しなきゃいけないと考える方が異常で、
現状維持でいっぱいいっぱいになるときが来るに違いないと思うのだ。
それこそ、100mの9秒台から8秒台の壁が恐ろしく遠いように、
ちょっとづつでも伸びることはあるかもしれないが、もうほとんど違わないだろう。
という瞬間が来ることは間違いないと思う。

ところが、人類は過去トータルで見ると経済を成長させ続けてきた。
それが本当の豊かさになっているかどうかは別にしても、
500年前の経済価値よりもはるかに高い経済価値を生み出すことに成功している。

限界突破する発明を作り続けるからである。
最近だけで見ても現状を劇的に変化させる発明は枚挙に暇が無い。
自動車、テレビ、コンピュータ、冷蔵設備。

それが投資信託を買った理由だが、
理屈なんてどうにでもできるから恐ろしい。

1072002/10/24 23:11:43えざき相場
沸騰するとピーッとなるやかんがほしい。
ずぼらな性格なのでお湯を沸かしたままほったらかしにしてしまうことがある。

電気ポットでお湯にしていた時期もあったが、
これがまたよくない。いつのお湯だよ。ってことになってしまう。

そこで早速東急ハンズへ。でもやかん自体はまだ使えそうなので、
なんか口に笛みたいなのつけられないかな。と思って買いに言ったのだが。

当然そんなものは無い。やかんの口なんてやかんごとに違うからだ。残念。
笛つきやかんは3,600円。そこまで出して買いたくはない。まだ使えるやかんあるし。

そしてそれから一週間後、いとこの結婚式でカタログから選べる引き出物をもらった。
早速笛つきやかんを探す俺。

あ、あった。しかも東急ハンズで見たやつとほとんど同じだ。

引き出物はカステラ＋3,600円。

1082002/10/26 01:00:02えざき統一感
このオルトアール雑談解放区のレイアウトは８種類あって、
今俺が使っているレイアウトは「ミドリ」というやつである。

ちなみにレイアウトをすべて挙げると、

1:ブルー 2:レッド 3:ブラック 4:センター 5:プレーン 6:タンジェリン 7:ミドリ 8:ピンク

ミドリだけなんか違う気がするのは俺だけだろうか。

1092002/10/26 21:46:08えざき外見と中身
あきれるほど不器用である。

俺の手は見た目細くて、器用そうである。
が、人同様、手も見かけによらない。

ごっつい手の人が器用に細工物とか作ることもあれば、
俺みたいな細い手が簡単な作業で手間取ることもある。

そんな俺の手は大学時代配膳のバイトのために使われていた。
配膳というのは結婚式や立食パーティなどで給仕をする仕事で、
よくパーティなどに行くと蝶ネクタイを締めてドリンクとか配っている人がいるが、
あれが配膳人である。

配膳のバイトはべらぼーに時給がよく、
平均的な時給の優に1.5倍は超える。
その時給につられてはじめたものの、
このバイト、極端に向いていない。

まず、このずぼらな性格。
料理を運んでいって、空いた皿も持ち帰らずに引き返してしまう。
灰皿は何も上にかぶせずに持ち上げようとするし、
ビール瓶を床に置いて別の作業をしようとした時にはさすがに怒られた。

とにかくいっぺんにいろんなことに気を配らなければならないし、
スピードと丁寧さが要求される。
そうしようとすればするほどいろんなことがおろそかになっていくのだ。

さて、とある結婚式の日、俺は相変わらずもたつきながら、
料理を自分の担当の席のお客さんに配っていた。

料理というのは全てちょうど人数分しかなく、
足りないとなると大問題である。

ふと、気を抜いた瞬間、とりわけようとしていた中華ちまきが、
サーバースプーンとフォークから滑り落ちた。
床に落ちる中華ちまき。血の気が引く俺。

自分のせいで料理がひとつ足りなくなりましたなんていおうものなら、
黒服のえらい人から大目玉を食らうのは必至だ。

ところが、その時奇跡が起きた。
新郎新婦がキスをみんなに要求され、ちょうどキスをしようとしている
姿に皆が釘付けになったのである。

いまだ！

すかさず手でつかみ、お客さんの空いている皿にのせる俺。
笹の葉に包まっているので大丈夫だろう。

そそくさと裏に帰り、そのまま何食わぬ顔で仕事を続けた。

今となっては楽しい思い出である。

楽しい思い出？

1102002/10/27 21:03:53えざき気がつかなかった理由
Operaというブラウザを使っている。

シェア１％にも満たないマイナーなブラウザだ。
が、インターネットエクスプローラーよりもはるかにいい。

前回開いていたウインドウを全て覚えていて、
立ち上げたときにすぐに前回の状態からはじめられるし、
PCが途中でフリーズしてしまったときも直前の状態を覚えている。

そして何より便利なのが、マウスジェスチャーという機能である。
例えば、右クリックを押しっぱなしにして左クリックすると「戻る」。
逆に左クリックを押しっぱなしにして右クリックすると「進む」。
右クリックを押しっぱなしにしてL字を書いて離すと「ウインドウを閉じる」。
右クリックを押しっぱなしにして↓↑と動かして離すと「更新」。
といった感じにいちいち隅っこのボタンを押しに行かなくてもいいのだ。
これは意外と便利である。

ある日、家に遊びに来た友人の前でインターネットをしていた。
いつものようにマウスジェスチャーで戻ったり進んだりしていると、
感激した様子で、

「こんなことできるんだ！知らなかったよ！」

いや、できないよ。

1112002/10/29 00:55:47えざき効率と生産性
仕事の量は通常一定ではないため、
ものすごく忙しいかと思うと、
いきなり何もすることがなくなったりする。

最近読んだ本にこう書いてあった。

「大事なのは全体の生産量を決定している１工程を100％活用することであり、
それ以外の効率は100％である必要は全くない。」

脇役な俺。

1122002/10/29 22:30:44えざき傾向と対策
きのうOperaというブラウザを使っているという話を書いたが、
もとはといえば、セキュリティ対策である。

別にそれほどコンピュータに詳しいわけでもないし、
セキュリティに注意しているわけでもないのだが。

がんばれゲイツくんというマイクロソフト批判のサイトを紹介され、
それを読んでいるうちに「セキュリティなんて何にも考えてなかったな」
ということに気がついたのである。

そこを読む限り、とりあえずインターネットエクスプローラーと、
アウトルックを使っている時点でかなりセキュリティに問題があるらしい。

逆にいえば、それ以外のソフトにすれば大半解決するらしいのだ。
そこで、そのままそこで勧められていたOperaとEdmaxというソフトに乗り換えたのである。結果は昨日も書いたが正解だ。

そして今週のがんばれゲイツくんは相変わらず威勢良く
マイクロソフトを批判し、こう書いてあった。

私はWindowsXPやOfficeXPなんて触ったこともないですが、
仕事で使っているという人もみたことがありません。
業者向けのPCも標準はWindows2000ですし、
百害あって一理無しの典型ではないでしょうか。

我が社2000人弱の全社員はXPを使っており、
XPに変わってからほんとに毎日のようにクラッシュしている。

そんなIT企業で大丈夫なのだろうか。

1132002/10/30 23:19:59えざきそれでも仲はいい
今日は久しぶりに大学の語学クラスの友人たちと飲んだ。

一人はいまだに通信教育で学生をやってるが、
もう一人はNHKの記者である。語学のクラスなんてほとんど付き合いなんてなく、
最初から最後までこのトリオだった。

三人に共通して言えるのは、あまり社交的なほうではなく、
マニアックで、マイペースなところだろうか。

と、マニアックという言葉にひっかかる。
俺はマニアックな感じに見えるものの、
実はたいしてひとつのことを深く極めるタイプではない。

マニアックな人は好きだし、マニアックさにあこがれることもあるが、
どちらかというと浅く広く雑学っぽいことを好奇心に任せてかじっているタイプである。

三人で話をしていて、最近のお笑い芸人の話になった。


全然ついていけん。

1142002/10/31 09:20:31えざっきRe: それでも仲はいい
あんた、飲んだんかー!!

1152002/11/01 00:23:43えざき仕事と趣味
今日は一日中エクセルと格闘していた。

ピボットテーブルという機能を使わなければならなかったのだが、
今まで全く使う機会がなかったため、どうやって使えばよいのかよくわからない。

そんな時、心強い同期が助っ人にきた。
あれこれとエクセルの機能を教えてくれ、
何とか夕方には終わらせることができた。

期日に間に合い、ほっとして別の仕事をしていると、
彼がやってきた。

「どうなった？」
「あ、何とか終わったよ」

手が空いたので再度様子を見にきてくれたのだ。
いいやつである。

そこで、暇つぶしに今まで手作業でやっていた
エクセルの作業をどこまで自動化できるか相談に乗ってもらった。

「ここは関数を使って。。。」

次々と組み込まれていく多彩な機能。

要は２日前と現時点を比べて変わっている箇所を洗い出す作業なのだが、
現時点のデータをシートに貼り付けるだけで、
勝手に前のデータと比較しシートに表示するようになった。

あとは、どう変わりましたというのをシートに反映するだけである。

「じゃ、最後ぐらいマクロ組んどくか」

しまいにはプログラミングまではじめてしまった彼。
ちょっと休憩しに来たはずがすでに２時間ぐらい経過している。

ていうか、もはやエクセルじゃないよ。これ。

1162002/11/01 22:57:20えざきマーフィーという現象
今日は珍しくほとんど何もやることがなく、
しかもリーダーもお休みだったため、
仕事を振られることもなくのんびりとした一日だった。

一見暇で仕事がない状態は悪いことのように見えるが、
俺はそうは思わない。暇なときは暇を受け入れ、
突発的に起こる事故のような作業に備えておくべきである。
特にこのプロジェクトはそういうことが頻発する。

と、インターネットをのぞくこと三分後、

背後から、
「あの、えざきさん」

は、はい！

1172002/11/02 22:42:43えざき理想と現実
俺が忙しくもないのにわざわざ仕事を作ってまで
忙しくする必要がないとおもっているのは単に怠け者というだけではない。

例えば、全員が100%の効率で稼動している状態があるとする。
みんないっぱいいっぱい仕事があってぎりぎり回っている状態だ。

そんななかで、もし何か問題が浮上し、緊急に解決しなければならなくなったら、
その時点で一時的に増加した仕事量を吸収できず、破綻をきたす。
後は連鎖が連鎖を呼び、大混乱への引き金となる。

全員が100%の効率で働いている状態は一見いい状態のように見えるが、
極めて危険な状態である。

また、自分がやらなくてもいいことをわざわざやった結果、
全体の作業量を増やすというリスクもある。
動くことは単純に作業を進めるいいことなのではなく、
必要なことを必要なタイミングでやることが大事だと思うのだ。

ところが、おとなしく暇そうにしていても、
なんか仕事探せよ的な雰囲気がやはり根強くある。

「おお、インターネットやってるねぇ、結構、結構」

...ありえない。

1182002/11/03 23:13:27えざき通説の中身
「プロジェクトは遅れるもの」という通説がある。

プロジェクトというのはある作業の集まりである。
例えば「ロケットを打ち上げる」というプロジェクトでは、
ロケットの設計から部品の調達、組み立て、パイロットの訓練など、
実にさまざまな作業を順序良く行わなければならない。

で、何で遅れるのか。という話になるが、
ひとつは、作業の連鎖というのは遅れだけが
確実に伝播していくものだからだそうだ。

例えば一つ前の作業が予想以上に早く終わったとしても、
次の仕事をする人が別の仕事をしていて、準備ができていないかもしれない。
また、早く終わっても、どうせすぐ次の仕事がきちゃうから
納期までのんびりしていようと思う人もいるかもしれない。
細かいところまでチェックしたくてそうする人もいるだろう。

ところが、遅れは必ず次の作業に影響する。

「ごめん！三日遅れそうなんだ。」
「ちょうどよかった、俺も三日遅れで準備が整うんだ」

一見影響がないように見えるが、これは後続作業が
早く準備を整えようが、予定通り準備を整えようが、
三日遅れで準備を整えようが、確実に三日遅れるということである。

それでは、絶対に作業が遅れないくらいめいっぱい余裕を持って
スケジュールを組めば確実かというとそうではない。

スケジュールを実際の作業の３倍の時間をみてとったとしても、
大抵はじめるのは最後の３分の１の時間になってからだからである。

これには、他が忙しくて今やらなくていいものは後回しにしたいという
心理が働く以外に、「学生症候群」とよばれる現象が大きく関係している。

誰がテスト前でもないのにテスト勉強なんかするか。
というやつである。

1192002/11/04 22:09:05えざき処分市
うちの近くの電気屋が閉店するそうなので、
処分市に行ってみた。

ちなみにそこは家具も扱っていて、うちの机はそこで買った。
電気スタンドがほしいのだが、レパートリーがあまりに少なすぎる。
別のところで買ったほうがいいな。

と、帰ろうとしたところ、一回のミニコンポが気になった。
うちの電化製品は大学入学当初からほとんど変わっておらず、
ミニコンポももう７年目である。

しかもCDを吸い込む方式で途中でCDがひっかかって
うまく吸い込んでくれないのだ。

処分市だし、思い切って買おうかと思ったが、
来週もやっているので思いとどまった。

で、そのまま近くのイトーヨーカ堂へ。
電気スタンドもついでに見に行った。

電気スタンドのそばのコンポのコーナーもついでに気になる。
同じようなコンポが置いてあった。

値段のちがいがよくわからなかった。

1202002/11/05 22:51:03えざきすでに何かがずれ始めている
最近夜遅くなると夕飯は食べられない。
こんな時間に帰ってきてちゃんとした夕飯を食べたら逆に体に悪そうだ。

この前の土曜日、銀座のお米ギャラリーに行った。
そこではコンピュータで食事診断ができ俺の食事を診断してもらった。

夕食…牛乳300ml、煮干

異常に高くなるカルシウム。

しかも一日トータルで食物繊維が足りないらしい。
必要摂取量の3分の1である。

これはいかん。早期に手を打たねば。

夕食…牛乳300ml、煮干、キムチ

完璧だ。

1212002/11/07 00:39:34えざき冷蔵庫の肥やし
スーパーでマーガリンを買ってから２週間ぐらいたつが、
まだ開けていない。

買ったときはパンにつけようと思ったのだが、
ふと「開封後はお早めにお召し上がりください」
の言葉にひっかかった。

パンにマーガリンをつけて食べる機会などそうそうない。
そもそも家でパンを食べる機会があまりない。

そう思うと、開けてしまったらいつ食べるつもりだろうと思ってあけられないのだ。

賞味期限は来年の５月である。

1222002/11/07 23:47:55えざき被害妄想
夜ご飯を食べられないので、寝る前に牛乳を飲みながら
スナック菓子のように煮干をかじってこれを書いている。

別に煮干がスナック菓子でもいいのだが、
体によさそうだし、よくかむのでなんかいっぱい食べた気になる。

ひもじいという言葉がぴったりな今日この頃。

ふと煮干が入った袋の裏の説明文を読んでいたら、
最後にこう書いてあった。

毎日煮干を２〜３匹食べればカルシウムは充分。

毎日２０〜３０匹食べている俺へのあてつけだろうか。

1232002/11/09 01:21:03えざき差は4000円
前に住んでいた部屋は、もうごちゃごちゃで
ほとんど片付けもせず、常にほったらかしだった。

今の部屋ではそうでもない。
前に比べればずいぶん片付いている。

まあ、ちょっと大人になったのかもしれないが、
それ以上に部屋としてしっくり来る感じというのがあるきがする。

前の部屋はごちゃごちゃして足の踏み場もないのが似合っていたのだ。
砂壁、畳、水しか出ない流し。なんか小汚くしたくなる環境である。

ところが、今はフローリングで、白い壁紙の部屋である。

これで汚いとほんとに汚い。

1242002/11/10 01:24:36えざきこの前は変わったといわれた
今日は福岡の高校のときの同級生が東京にきたので、
久しぶりに高校のクラスのみんなと飲んだ。

高校の時にはそんなに話さなかった人でも、
今となっては友達の友達つながりで、集まると懐かしい。

ちょっと遅れて行ったら、久しぶりに会ったやつに笑われた。

「全然変わってないなー」

ええ、高校の時から全然変わってませんとも。

1252002/11/10 22:49:12えざき熱血教師
高校時代の部活の顧問の先生は、
福岡の人のはずだがなぜか標準語で、
それはともかくむちゃくちゃなことを言う人だった。

効率よくトレーニングしなければいけないと言ったかと思うと、
「じゃあ、今から50m×50本」

効率よくない。

「ちょっと風邪気味で、今日は休みたいんですけど」というと、
「風邪ぐらい泳げば治るよ」

熱あるんですけど。

そして極めつけは
潜水25mをしているときに耐え切れず20mぐらいであがってきてしまった先輩に向かって
「息しなくても生きていけるんだよ！」

先生。それは死にます。

1262002/11/12 00:38:06えざき省略
洗濯物をたたむ暇がない。

どうせたたんだものを100%また開くのだから
時間の無駄のような気もする。

そうだ！
たたまないで、そのままうえから順に取って着ればいいじゃないか！

そう思って洗濯物を放置した結果、
どれが洗ったものでどれが洗ってないものかわからず、
適当に手に取ったものを着ていた学生時代がまるで今日あったことのように思い出される。

1272002/11/13 01:05:13えざきこの前の飲み会で
高校のときの一度も話したこともない
俺と同じ苗字の同級生は「殿」というあだ名だった。

ある日を境に毎日のように500mlのコーヒー牛乳を飲むようになった彼は
それ以来あだ名が「とにょ」になってしまったらしい。

...糖分取りすぎなだけにね。

1282002/11/13 23:22:19えざき慣れ
今日は会社を出たのが21時55分。

22時前に帰れたことにちょっとうきうきしている俺。

まちがってるぞ。

1292002/11/14 21:56:42えざき有限ではあるが。
自分で区切りをつけないと作業は無限に発生する気がする。

なんでだろう。時間もないし。

何でだろうって考える時間もなくなり、根本的な問題は解決せず、
さらに作業に追われる。

という流れなのかなぁ。

1302002/11/16 01:14:43えざきたどりつけたかな
今日会社の後輩にここのアドレスを聞かれたので教えてあげた。

違う人のところだけど。

1312002/11/17 00:24:24えざき口には出せないけど
自転車のタイヤがパンクしてしまった。

近くの自転車屋に行くと、
タイヤ自体が破れているため換えなければならないそうだ。

すでに何年も乗ってきた自転車で、
そのメンテナンス費用もかなりの額になってしまっている。

4500円払って乗るか、新しいの買うか。

「どうします？」
「タイヤ、換えてください」

数時間後、受け取りに行ったら、
外にカギを掛けておいてあった。

「いやー、前に外に置いといたら盗まれちゃって弁償したことがあってねぇ」

あー、盗まれちゃったらよかったですねぇ。

1322002/11/17 21:55:18えざき短所
かなりの方向音痴で、大抵こっちだと思った方と逆の方が正しい。

じゃあ、こっちだと思った方の逆をいけばいいのかというと、
そうすると今度はこっちだと思った方が正しかったりする。

で、この特性を利用してあえて道に迷ってみることがある。
こっちだと思う方思う方にどんどん行ってみる。

そうすると最後は自分がいったいどこにいるのかわからなくなり、
結局人に道を聞いたり、コンビニで地図を調べたりする。

そんなことしてなんか意味あるのか。

意味はないが、楽しい。

1332002/11/19 01:02:58えざき集中すること
楽しいことをすると時間がたつのを忘れるというが、
仕事をしていてもあっという間に時間が過ぎていく。

それが忙しければ忙しいほど時間が過ぎるのが早い。

楽しいことなのか？いや、絶対そんなことはない。

1342002/11/20 23:36:14えざき視点
ザ・ゴールという小説がある。
全体最適とは何かについて書かれているビジネス小説だ。

主人公のアレックス・ロゴが自分の工場を立て直すはなしだ。
最初の方は悲惨である。工場はあと３ヶ月で閉鎖。
忙しすぎて奥さんは実家に帰ってしまい、工場はちっとも生産性が上がらない。

そんな中から奇跡的な復活を遂げるのだ。
しかも、別に奇跡でもなんでもない。常識的なことを積み重ねた結果である。

そんな話を熱っぽく語る彼氏にたいていの彼女はこう言うそうだ。

「奥さんは大事にしなきゃだめってことよ」

1352002/11/22 00:22:13えざき努力に比例する
高校で水球をやっていたとき、
徹底したディフェンダーだった。

別に頼まれたわけではないが、どちらかというと攻めるより守る方が性に合っている。
で、ワンマンチームだったうちのキャプテンの相手をしていたらいつのまにか
ディフェンスだけが上達した。

水球は水中で行われる球技であるため陸上とは違った技がいろいろある。
例えば、バックシュートはゴールに背を向けてディフェンスを背負いながら
背面に向かってシュートする。ボールが胸元に浮かんでいるからできる技だ。

中でもディフェンスに密着し、脇のあたりを蹴り、
その反動でディフェンスを引き剥がした瞬間シュートを打つ。
というのは基本パターンだ。

俺はなぜだか、相手のその蹴る瞬間というのがわかっていた。
何回もやっているうちに身についたのか、相手が蹴るときの初動にあわせて
体の位置をずらすことでかわしていたのだ。

すると、相手は俺からちっとも離れられず。
シュートするタイミングももちろんない。

そんな俺のディフェンスは嫌われ、蛸のようにくっついて離れないので
がんばればがんばるほど相手をいらだたせることになる。

報われない高校時代であった。

1362002/11/23 00:25:06えざき一を聞いて十を知る
囲師は周するなかれ

という言葉がある。
かの孫子の言葉だ。

敗走する敵には逃げ道を作ってやれ。
という意味だ。

追い詰めれば全力で反撃にでる。
わざと逃げられる可能性を見せることで敵の気持ちを逃げる方に向けさせる。

そして、その逃げ道には当然伏兵が潜んでいる。

この心理的な効果を応用したのは
項羽と劉邦の時代を生きた名将韓信である。

彼は孫子の兵法書を読んでこう思ったに違いない。

「じゃあ、味方追い詰めればいいじゃん」

背水の陣である。

1372002/11/23 22:24:05えざき推薦図書
本が好きでよく読むのだが、
特にすきなのは事象を科学的に説明している本や、
SFや、占いの本である。

ジャンルがばらばらである。

唯一人に堂々と好きといえるのは事象を科学的に説明した本だ。
いや、それ以外の二つのジャンルもべつに堂々とすきだが。

最近読んだ本では「銃・病原菌・鉄」という本がよかった。

南北アメリカ大陸の文明（インカ・マヤ・アステカ文明）は、
なぜ、ユーラシア大陸の文明に敗北したのか。というのを
科学的に解き明かした論文だ。

いやいや、片やまだ槍で戦ってるのに、ヨーロッパの軍隊は
すでに銃を持っていたんだから勝つのは当たり前だろう。
という話になるが、じゃあ、何で南北アメリカ大陸の文明は
そんなに出遅れてしまったのだろうか。

それは偶然ではない。必ず、何度リセットしてやり直しても
同じ事が起こるということを立証している。

答えは大陸のかたちである。

1382002/11/24 21:57:48えざき休日
今日は一日中家で仕事をしていた。
たいした仕事でもないのに量ばかり多い。

全くもって不愉快な休日だが、今日もし休みだったら何をしているのかというと、

間違いなくインターネットでくだらないサイト見たり
テレビ見てごろごろしたりしていたのだ。

なんて有意義な一日だったんだ。

1392002/11/26 01:28:11えざき絶対無理
子供の頃大嫌いだった山登りも、
今では好きな部類に入る。

大学のときに先輩に連れられて山に登ることになった。
甲斐駒ケ岳。中級登山者の適正コースである。

初心者の３人。
スニーカーで登ろうとしたあの頃が懐かしい。

1402002/11/27 01:11:25えざき選考基準
大学のゼミ生選考の時期になった。
内のゼミは結構人気ゼミで、毎年数十人が応募してくる。

MLに課題作文が流れてくるのだが、
そのせいで毎日自分のメールを探すのが大変だ。

俺が応募した頃の課題作文はごく普通のテーマだったが、
最近は、ひとつのどうにでも取れる題に対して何か書かせるようになった。

去年は「みち」、今年は「しき」である。

去年思いっきりもちについて書いた彼はとおったのだろうか。

1412002/11/27 23:10:57えざき趣味
山登りというと好きな人は好きだが、
興味がない人から見ればわざわざ好き好んでつらい思いすることもないのに、
何でそんなことするんだろうとというのが普通である。

が、そうではない。
むしろ安易に達成感を得ることができるお手軽なところが山登りのいいところである。
達成感を味わうためには適度な困難と適度な目標が必要だ。
しかも誰でもない自分の力だけでそれを達成できればこれほど楽なことはない。

普通に生活を送っていて達成感を味わおうとしたらそれこそ大変である。

1422002/11/29 01:41:23えざき体操
文武両道をモットーとしていたうちの高校は、
体育祭とは言わず大運動会を年に一回行う。

タンブリングといわれる組み体操のすごいやつとか、
創作ダンスとか、人文字とか、とにかく凝っているのだが、

一番の見所は高校の体操である。

その高校で考案されたその体操は、
なぜか前のめりに地面に倒れこんだかと思うと、
両手両足を上げて反り返ったりする。

そして運動会の日はなぜか地面がぬかるんでいるのだ。

1432002/11/29 22:26:39えざきいつでも
うちの近くにはチェーン店のおいしいラーメン屋がある。
最近は帰りも遅いので、遅い中でもちょっと早く帰ってこれた日はよく食べに行く。

とん塩ラーメンというのが最近メニューに追加された。
これがおいしい。ただおいしいラーメンなら結構あるが、
このラーメンはいいにおいなのである。
いいにおいがするラーメンというのはちょっと新しい気がする。

ちょっと新しいといえばこの店は餃子を「いつでも」半額にした。
これから流行るのだろうか。いつでも半額。

一皿150円は安いのでついつい頼んでしまうのだが、
「餃子いかがですか？今半額です」
というのはやめてほしい。

たしかに今半額なんだけどさ。

1442002/11/30 23:25:44えざき敏腕経営者
日経新聞の「私の履歴書」は面白いといっていたサークルの友人がいた。

各界の著名人が今までの人生を振り返るコラムだ。
興味ない業界の人のコラムはあまり面白いと思わないが、
知っている業界や、経営者の話は面白い。

今月は米IBM会長ルイス・ガースナー。
瀕死の恐竜と揶揄されたIBMを立て直したカリスマである。

今日で最終回。
もうすぐ引退するのだが、今後の人生について書いてあった。
今後の人生は余裕ができた時間を利用して３つのことをやりたいそうだ。

一つ目は数十年前から取り組んできた公教育の改革とがん治療の研究を支援すること。
二つ目は非上場金融会社の会長職に就いて仕事。
三つ目は趣味の釣り。

ルイス、今までと何が違うっていうんだ。

1452002/12/02 00:17:19えざき情報流出
年末は実家に帰ろうと思い、
インターネットで空席状況を調べた。

空席状況の画面に行こうとすると、
エラーが発生する。

俺のインストールしているセキュリティソフトにブロックされて、
情報を表示できませんというのだ。

仕方なくセキュリティソフトを一時的に無効にして、
空席状況を見ることになる。

出発日と、出発地と到着地以外に俺のPCの中の何の情報が必要なのだろうか。


1462002/12/02 23:33:13えざき顧客と企業
みずほ銀行からこんなメールがきた。

-------------
円定期預金、外貨預金、投信信託、金融債のいずれかまたは組み合わせで
合計３０万円相当額以上を、店頭で新規にお預け入れまたはご購入いただいた
先着１４万名さまに、
「あったかブランケット」か「ハローキティ・サラダボウル」のいずれかを
プレゼントいたします。
-------------

貯金をするというとどれぐらいの額が思い浮かぶだろうか。
社会人にもなりボーナスが出たら、数十万単位で預ける人もいるだろう。

が、それにしたって、30万円貯金するとなると結構がんばっているように思う。
しかし、銀行にしてみれば30万円というと微々たる額なのだろう。

あったかブランケットって。

1472002/12/03 23:45:19えざき輪廻
高校時代のゴールデンウィークは一日中プールで生活していた。

すでに３月ぐらいから泳ぎ始めているものの、日焼けが最高潮に達するのは、
ゴールデンウィーク中である。

顔の表面はミイラか老人かというほど干からび、
その後擦り傷のように転々と黒く変色した皮膚が残る。

で、全て剥けたあとに出てくる皮膚は、何時間日の照るところにいてもびくともしない。
ひたすら黒くなるだけである。

なのに、なぜまた次のゴールデンウィークには皮がむけるのだろう。

1482002/12/05 00:11:45えざき典型と個人
口笛を吹きたくなるシュチュエーションというのはなんだかうきうきしているときとか、
気分がいいときのような印象がある。

ところが、俺が口笛を吹いているときの心境を冷静にみると、
何か不安なことがあったり、プレッシャーを感じているときが多い。

その理由をさかのぼって考えてみると、浪人時代に行き着く。
家で勉強しつつ、後がないというプレッシャーを感じていたあの頃、
家にいたので誰にもはばからず音楽に合わせて口笛を吹いたりしていた。

そのまま、口笛を吹くシュチュエーションは脈々と受け継がれ今にいたる。
口笛を吹いていると何かいいことあったかのようだが、
俺の場合はその正反対である。

1492002/12/05 23:04:15えざき相手
この前メールマガジンを読んでいたら方言の話が書いてあった。

某インターネット証券会社の社長さんのコラムで、
彼は金沢が好きなのだそうだ。母方の実家も近く、何度でも行きたいと。

金沢では相手の方に行くときでも「くる」というそうだ。
相手の視点で表現するこの方言は雪深い地方で寄り添って生きてきた
この地域の人のあたたかさを感じる。と書いてあった。

ちょっと待て。

福岡にもあるぞ、その方言。

うちの親父は若いとき東京のアパレルメーカーに勤めており、
得意先と電話で会話していて、

「今から来ますけん（今から行きます）」

といって、上司に叱責されたそうだ。

それはさておき、確かに相手の視点に立っている点はなにか
思いやりのようなものを感じる。

そういえば、もう一つ相手の視点に立つ方言を思い出した。

「やっちゃりー」

これは、「やってくれないか」の意である。
直訳すると「やってあげなさい」。

思いやりのようなものを感じ。。。るというよりかなり図々しい話である。

1502002/12/07 00:54:31えざき月曜日
うちの会社の社名がマンデーになりそうになったことがある。

カタカナで書くとかなり間抜けだ。
最初英語でメールがきていて、英語がよくわからない俺は、
月曜日に新しい社名を報告するのかと思った。

が、よくよく読んでみるとマンデーになりますとかいてある。
その日は日曜日。外人さんの考えることはよくわからんな。
と思いながら次の日出社した。

あきれているイギリス人のリーダー。
そして外人さんたち。

いやいや、なんか英語で月曜日以外に意味があるんだろう。
英和辞典を引いてみる俺。

Monday：日曜日の次の日。

ああ、やっぱり。

1512002/12/08 00:57:57えざき冬
冬になると子供の頃は必ずといっていいほどしもやけができた。
大人になった今、しもやけに悩まされることはなくなったが、
あのどうしようもなく痒い感覚は二度と味わいたくない。

しもやけは体の末端で寒さのため血が固まっている状態だと親から教わった。
そうであれば、あっためてもめばなおるだろうと、
うちの親は俺の足をストーブの前に持っていき強くもんだりした。

めちゃめちゃ痛い。
なきそうになりながら治るのならと我慢する俺。

しかし、それでしもやけが治った記憶はない。
だいたい、一時的にそんなことしたって
また長時間寒い状態にさらされるのだから
治らない方がむしろ当然である。

結局あったかい春になるまで治るわけがないのだ。
親はがんばり損だし、俺は我慢損だったのだが、
それでもなんか対処したってことのほうが大事だったのかな。

1522002/12/08 23:42:22えざき仕事観
自分なりにどちらかというと男っぽいというのと、
どちらかというと女っぽいと感じる基準がある。

自分自身とあまり関係ないことに夢中になる人は男っぽく、
自分と密接に関係あること夢中になる人は女っぽい。

例えば、ゲームは明らかに自分の生活とは関係ない。
ファッションは自分と密接に関係している。

歴史は自分とは関係ない。
料理やお菓子作りは自分と関係している。

夏ごろ、タイムマシンという映画のCMで、もし違う時間に移動できると
したら、どの時間に行きたいですか。という質問に対しても、
女の人はあくまで自分が生きている範囲を出なかったのに対して、
男の人は、江戸時代だとか、すごい未来とか、たしか自分が存在していない
時期に行きたがっていた。

で、俺の中では今の時代の仕事というのは自分と密接に関係している
ものではないのではないかと思っている。

生きる手段としてあまりに間接的なのだ。

1532002/12/10 01:07:43えざき寒い
寒い日があるから、暖かい日が嬉しいように、
幸せな状態を味わうためには不幸せな状態が必要だ。
と思う。

どん底に落ちれば落ちるほど、普通の人にとってなんでもないことが、
すごく幸せなこととして感じることができる。

要はその落差の大きい人生ほどいい人生といえる。

でも、極寒の局地と灼熱の砂漠が交互にくるような人生はいやだ。


1542002/12/11 00:43:14えざき時間
子供の頃よりも大人の方が時間がたつのが早く感じる理由は
俺が知っている限りで2つある。

ひとつは今まで生きてきた人生を１とした場合、
10歳の人間にとっては1年は10分の１の期間だが、
50歳の人間にとっては50分の１の期間である。

もうひとつは、新陳代謝が低下していくにつれて、
例えば、同じ擦り傷が治る期間を比べると、子供の方が圧倒的に早い。
子供の擦り傷を治す期間を１とすると、大人は３ぐらいの時間を
同じことのために費やさなければならない。

といった感じで、時間は年をとればとるほど早く感じるようになる。
にしても早く感じすぎだろ。最近。

1552002/12/12 00:18:01えざき本末転倒
インターネットがここまで日常生活と密接になるなんて、
高校時代には夢にも思わなかった。

俺がブラインドタッチができるようになったのも、
会社からPCを貸与されるのも、今は普通の話だが、
高校時代の俺は想像もしていなかった。

いまでは、なんか疑問に思うことがあればまずインターネットだ。
「終電何時だっけ」「システムに関していい本は？」「ゲームのここがわからん」
と、あらゆる疑問に答えてくれる。

これがなかったら俺の疑問はおそらくいくつも宙に浮いては消えていくか、
金払って本買ったり、何冊もいらない本を買うはめになったり、終電逃してタクシーで帰らなければならない。

無駄なお金を払わなくなったはずなのにお金が余らないのは
PCを買ったり、携帯を買ったりしなければならなくなったからだろうか。

1562002/12/13 01:13:31えざき原因
どんな場合でも問題の原因を人のせいにしてはいけない。と思う。
だれだれがどうだったからうまくいかなかっただの、
失敗しただのという話は、状況が悪化するとよく言われだすが、
それはよくない。

別に道徳的によくないとか、みんな仲良くやろうよとか
そういうことではなく、単純にそこで思考が停止することが問題だと思う。

だれだれがどうだったという話はその話をしている人にとっては
あくまで偶然の産物であり、「運が悪かった」という結論に帰結する。

運がいい悪いは自分ではコントロールできない部分である。
結果、仕方がないこととして片付けられ、それが生産的な打開策を
封じ込めてしまう。

どんなに誰かが悪いように見える状況でも、
その条件下でどうすればいいのかを考え続けられる人はえらい。
というよりすごいと思う。

あ、いや、この話は俺は悪くないって言いたいわけではなく。


1572002/12/14 01:12:17えざき冷静に考えると
携帯電話のチェックをしますというダイレクトメールが
NTT DoCoMoからきていたので、ドコモショップに行ってみた。

料金プランの相談にも乗ってくれ、
今の料金プランだと損しているといわれた。

今の料金プランを大きく超過して電話しているから、
もうワンサイズ大きいパック料金のプランにすべきだそうだ。

確かに以前に比べて、電話の頻度が増えていたので、
ワンサイズ大きいパック料金プランに変えてもらった。

で、そのあと、特定の人に電話することが多いなら、
30%引きのプランがあるというはなしもされ、
最大５人の人を登録できるのだそうだ。

そんなにいろんな人に電話したりしないし、
確かに電話する相手も限られている。

というわけでそれにも登録した。

パックはワンサイズ大きくなり、
電話代は30%オフ。

...どっちかでよかったんじゃないか。

1582002/12/15 00:30:06えざき年末
今年もあと半月で終わる。

大掃除をしようと思っているのだが、
なんか効率よく掃除する方法はないものか。
と思いインターネットで調べてみた。

すると、重曹とクエン酸を使うと汚れがよく落ちるらしい。
重曹は弱アルカリ性。クエン酸は弱酸性。

そして、油汚れは酸性。水垢はアルカリ性である。
汚れというのは主にこの二つ＋埃でそれがくっついたりして
いろいろなバリエーションになっているらしい。

酸性の油汚れには弱アルカリ性の重曹を、
アルカリ性の水垢には弱酸性のクエン酸（酢）をぶつけることで中和し、
汚れを落ちやすくできるというのだ。

しかも、どちらも食べられるものなので
口に入ってしまっても無害である。すばらしい。

で、その説明を読んだあと、他のサイトを見た。
そこでは、汚れを落とすときは重曹を使い、
重曹のざらざら感を消すためにクエン酸を使うとかいてあった。
なるほど、ここでも弱アルカリ性と弱酸性をぶつけて中和する
技が使えるわけか。

さらにその人は風呂掃除にも重曹を使っていた。
「お風呂ではざらざらしていても水で流せるのでクエン酸はいりません」

いります。

1592002/12/15 23:58:18えざき試験は久しぶりだった
簿記２級の試験に受かった。

簿記２級というのは中途半端で、
もっていて悪いものではないが、
もっている人ともっていない人の間にそれほど差はない。

ただ、この勉強をしてなんとなく、
財務諸表上に何が書いてあるかがわかった気がするし、
原価計算の基礎もわかった気がする。

一般に今の会計上の原価計算方式は間違っているといわれる。
間接費といわれる工場の電気代とか家賃とか、
直接製品の製造にかかわっていない人の給料とか、
全部製品一個あたりに分割して割り振ってしまうのだ。

それは一見間違っていないようだが、
そんなことをすれば、実際にはお金が儲かっている
製品まで、赤字が出る製品としてみなされてしまう。

例えば、純粋に材料費だけ見れば10円の製品を
20円で売るとき、売れば10円手に入っている。

ところがその製品に間接費を割り振った結果、
材料費＋間接費で一個25円になったら、それは
売れば売るほど損なのだろうか？

家賃や給料（残業は除く）は大抵固定費である。
いくら売っても増えることはない。
それなら10円手に入っているのだからどんどん売ってしまったほうがよい。
売れば売るほど一個あたり5円損しているわけではない。

簿記２級に何かしら意味があるのだとしたら、
こういう意見にちょっとだけ重みを与えてくれることぐらいだろうか。

1602002/12/17 23:33:10えざきスローガンという言葉を思い出すのに３分かかった
俺の知っている占いによると、俺の今年（誕生日から誕生日まで)は、
始まりの年らしい。

この占いでは９年で運勢が一巡する。

まあ、せっかく始まりの年なので、これから９年の自分のテーマを考えてみた。
「労少なく功最大に」。

過去を振り返っても一度として要領よく何かした記憶がない。
いつも正攻法で真正面からぶつかって、勝てるときは勝つし、
勝てないときは勝てない。最初の期待値どおりなのだ。いつも。

まあ、そんな自分は嫌いではないが、
もっと、一見勝てないような状況でも
勝つべくして勝つ状況に変えてみたい。

忙しいというだけのことに満足はしたくない。

みんな一生懸命やってるのに一向に前に進まない光景は見たくない。

そして占いに振り回されたくはない。

1612002/12/18 23:05:12えざき目的
一人で旅行するのが結構好きだ。

俺は何の目的もなくひたすら知らない町を歩きまわるのが好きで、
一緒に旅行する人にとっては恐ろしく退屈に違いないため、
気を使うのがいやなのだ。

一人で旅行していても時々、うわー、はたから見るとつまんないことやってるなぁ。
と思うことがある。何しろただ歩いているだけである。

かっこよく言うと自分自身と会話をするために旅行しているということになるが、
一歩間違うと痴呆症の老人である。

しかも学生の頃はお金もなかったため、駅で寝たり、コンビニで
徹夜したりしていた。ひとりで。

そんな感じで三泊四日ぐらいの旅行に行って、
最後の日ぐらいに旅館に泊まる。

一度、旅館で「素泊まりできますか？」と聞いたら、
朝ごはん付しかないといわれ、それでもいいからと泊まったところ、
夜食を出してくれた。

二日ろくに寝ておらず、無精ひげを生やした俺は、
さぞかしみすぼらしかったのだろう。

1622002/12/20 01:10:05えざき宣伝
最近のダイレクトメールには結構感心させられるものが多い。

なんというか、あ、欲しいかも。と思うダイレクトメールが増えた気がする。
見せ方が格段にうまくなっているのだ。

不景気だからそういうところにも神経を使うようになり、
一段上に進化したのかもしれないが、DMなんてただのごみだった
ちょっと前に比べて、最近は一応目を通すようにしている。

もちろんどうしようもないDMもあるが、1/3ぐらいは、
お、結構考えて作ったんじゃないか。と思わせるものが入っている。

起業するとなるとまず最初はこういったDMやチラシといったツールで
攻めるのが一般的らしい。そういう人にとっては勉強になる。

俺は起業なんてしないけど。

1632002/12/21 01:21:21えざきプチ批判
お金を払って買うものよりも、
ただでもらえるもののほうが質が高い場合があるのは、
プログラムぐらいのものだろう。

プログラムの部品ともいえるコードは、
0101の羅列で作られたデータであり、誰でも環境さえあれば
ただで作ることができる。

趣味で作る人というのは純粋に作る作業自体を楽しむため、
納得いくまで作りこもうとするし、その技術も高い。
一方、金儲け目的で作る場合、できるだけ楽して儲けたいがために、
いいかげんなつくりでも動けば売ろうとする心理が働く。

もちろん、メーカーが作るものは
素人のフリーソフトに比べて質は高い。
素人同士で比べるとの話だ。

Windowsを除いては。

1642002/12/21 22:55:46えざき勢い
今日ははじめてシネマコンプレックスというところにいった。
単に映画館がいっぱい集まっているだけのところだと思っていたが、
ところがどっこい、テーマパークのアトラクションのようである。

全席指定で、座席も普通の映画館に比べて広い。
しかも格安チケット屋で買っていたチケットがそのまま使えたので、
安く指定席で見ることができた。大変お得である。

そのお得さに気をよくして、ついつい館内で販売されている
コーラなんかを買ってしまった。

400円は高すぎだろ。

1652002/12/23 15:43:17えざき切り口
花束を買いに行くことになり、花屋に行った。

花束としてすでにできているものがあればそれを買おうと思ったのだが、
あいにくそういうのは置いていなかった。

とりあえず店員に聞いてみる俺。

「あの、すでに花束になってるやつはないですか？」
「５分ほどですぐ作れますけど、いかがいたしますか？」

というわけで、作ってもらうことになったのだが、
「どういった感じにしましょうか」
ときかれて大変困った。こういう感覚的な話にはてんで疎い。

「たくさん色が入っている感じで」

どういう感じなのか自分でもわからない。

さすが花屋の店員というか、こういうわけのわからない客は結構来るのだろう。
質問の仕方を変えてきた。

「誕生日とか記念日の花束ですか？」
「あ、クリスマスの花束です」

できた花束はなるほどクリスマスらしい赤と白と緑で統一されたきれいな花束である。
いろんな色なんて小学生のような発言をした自分が恥ずかしい。

質問の仕方によって顧客の言葉は大きく変化する。
さっきまで言っていたことと180度違うことを求めたりするのは、
客が気分屋だったというよりは、聞き方がまずい場合の方が多いのかもしれない。

同じサービス業として見習わなければならないことしきりである。

と、まじめな話にもっていって自分の発言をごまかしているわけでは決してない。

1662002/12/23 23:23:59えざき伝播
最近はひとり勝ちの時代だといわれている。

いろんな分野で売れるものはとことん売れ、
それ以外は売れないという現象がおきている。

戦略的な視点がどうとか、マーケティング力がどうとか、
安価で高品質がどうとかいわれているが、
なにより、情報の伝播する速度が一昔前に比べて
尋常じゃないからじゃないだろうか。

口コミだって今ではメールや携帯でリアルタイムに広めることができるし、
インターネットでちょっと検索すればすぐに目的の情報が見つかる。


そのうち、穴場といわれるところとかも
あっという間に穴場という話が伝播して大混雑。
あげくのはてには「ネット上にはのっていない穴場」
とかネット上にのっちゃったりするんだろうな。

1672002/12/24 23:21:36えざき価格競争
今日もいつでも餃子が半額のラーメン屋に。

今日は新しくメニューに追加された味噌ラーメンを食べてみた。
おいしいが、とん塩ラーメンのいいにおいみたいな新しさはなく、
普通においしいラーメンだった。

帰ろうとしてふと横を見ると餃子２つとご飯を食べているおっちゃんが。

ラーメン屋にきてラーメンも頼まず、と思ったが、
反射的に合計金額を計算してしまった。

ご飯100円、餃子150円×２。

牛丼とかよりいいんじゃないか。

1682002/12/25 23:28:31えざきプレゼント
子供の頃のクリスマスは、ちょうど冬休みに入った頃ということもあり、
とても楽しかった気がする。プレゼントももらえたし。

今や何の変哲もない年の瀬の平日である。

あ、そういえば年末調整で給料がちょっと増えてたな。

1692002/12/27 00:00:13えざきアドバンス
スキューバダイビングのライセンスを持っている。

最初にとるオープンウォーターといわれるレベルのひとつ上の
アドバンスといわれるライセンスだ。

水深40m、夜にもぐることもできるライセンスだ。

このライセンスをとりにいったときのこと、
しばらくスキューバダイビングをしていなかった俺は、
空気を入れるバルブを緩めずにもぐろうとしてしまった。

そんなことをすれば当然息ができない。
インストラクターの人が直前で気がついたからよかったものの、
そのままもぐっていたらちょっとしたパニックになるところだった。

そしてそんなことがあったにもかかわらず、
ライセンスが取得できていることにもっと驚きである。

1702002/12/27 21:24:18えざき大人
今でも小心者であることはあまり変わらないが、
子供の頃は恐がりで、夜ひとりで二階に上がるのも
かなりの勇気を振り絞っていた。

そんな俺が大人になったなぁとおもった最初の瞬間は、
映画リングとらせんを見た後、ひとり暮らしの部屋で、
テレビデオを横に布団に入ったときである。

1712002/12/29 01:47:43えざき過去
泳ぐのはそんなに速くないし、
特に水中のスポーツが得意なわけではないが、
水の中にいるのが昔から好きだった。

特に足がつかないぐらい深いプールに
ほとんど人がいない状態は最高である。

ひとりでいつまでも水につかっていたいと思う。

水中が好き
泳ぐのはそんなに速くない
単独でいるのが好き

そんな俺の前世は海亀かなんかだったのだろうか。

1722002/12/29 23:12:06えざき通過項目
スキューバダイビングをする際、水深30mを超えてもぐると
突然酔っ払ったようになることがあるそうだ。
窒素酔いといわれる現象である。

奇異な行動をとりたくなったり、突然マスクをはずそうとする人もいるそうである。
水深40mまでもぐれるアドバンスというライセンスでは
実際に窒素酔いを体験するという項目を通過しなければいけない。

そのためには水深30mを超えてもぐらなければいけないはずなのだが、
そのライセンスを取ったときは一番深いところで23mしかなかった。
とりあえず底のほうまでもぐって、あがってきたときに
インストラクターの一言。

「はい、みんなどうだった？窒素酔いは？」

ないない。

1732002/12/31 01:14:24えざき団欒
福岡の実家に帰ってきた。

じいちゃんが亡くなって初の帰省である。
とりあえずあのどうしようもないお土産攻勢や、
食事中のとりとめもない話などがなくなったのは
この日記的にはつらい所でもある。

じいちゃんがいた部屋は見事なまでにリフォームされ、
豪華なリビングルームと化していた。
なんか液晶テレビとか無駄にあるし。

じいちゃんの部屋とばあちゃんの部屋がひとつになって、
皆がくつろげるリビングルームになった。

めぐりめぐってまた一家団欒に落ち着いたというところか。

1742003/01/01 23:59:19えざき賀正
新年が明けた。

昨日は書こうとしてアクセスしたら、
ぜんぜんつながらなかった。

新年明けましておめでとう書き込みが集中したのだろう。
毎日意地になって書いている割にはそういう時はあっさりあきらめる俺。

それにしても新年明けて新たな気持ちでがんばろう、
といっても、環境自体に変化はないのだから新たな気持ちもへったくれもない。

早くも来年の今ごろ何やってるのかが気になる今日この頃である。

1752003/01/03 00:21:27えざき羽毛
うちの祖父は学がない事をいたく気にしていて、
それを補うかのように兄が先生だった話をしたり、
自分の健康な体を誇示したりしていた。

また、自分の持ち物に名前とか、そのものの名称を
マジックでよく書いていた。

「○○（じいちゃんの名前）用Ｔシャツ」とか、「○○用ジャンパー」
といった具合である。そして、その○○用とマジックで大きく書いてある
衣類を俺に渡そうとするあたり、もういらなくなったものを
渡しているのがばればれであった。

それらの大半は捨てられてしまったが、
俺の実家のベッドには捨てられなかった羽毛布団がある。

そこには例によってこう書いてある。
「○○用羽毛（ハモウ）ふとん」

じいちゃん、ウモウだよ。

1762003/01/03 23:13:26えざきやる気
明日東京に帰る。

こんなに典型的な帰省ラッシュ、Ｕターンラッシュ時に
移動するのは初めてだ。とりあえず切符があるから関係ないが。

たいてい帰省する時にはあれもやろうこれもやろうと
色々持っていく割に結局何にもしないで帰ってくる。

じゃあ、何にも持っていかなきゃいいのにといつも思うのだが、
持っていかないとそれはそれで持ってくればよかったと思うから不思議だ。

とりあえず新幹線の中で有意義にすごせるように早く寝なきゃ。

1772003/01/05 00:47:56えざき天候
昨日は東京で大雪だが、今日は福岡で大雪だったそうだ。

昨日は福岡、今日は東京。
大雪からうまいこと逃れた。

何の予定もない日に大雪や大雨とかだとなんだか嬉しくなるが、
外に出なければならない日にそれだと最悪である。

まさか、今の福岡の悪天候がちょうどあさってあたりに
東京に来るんじゃないだろうな。

1782003/01/05 22:22:55えざき休み
あっという間の９連休だったが、
友達にも会って、実家に帰って、
ごく一般的な年末年始の休みだった。

ちなみに、社会人になってこんなに一般的な休みははじめてである。

1792003/01/06 23:50:59えざき保存の法則
高校生のとき、文化祭で物理部だかの部活の紹介のところに
いったとき、エントロピーという言葉を目にして、
何のことやらさっぱりわからなかった記憶がある。

何の事やらさっぱりわからないのだが、放出されたエネルギーが
戻ってこないだのなんだのが、ちょっとSFっぽくって、頭に残っていた。

それから数年後、エントロピーは自分の部屋にあることを知った。
散らかすのは一瞬だがもとの位置に片付けるのには多大なエネルギーがいるということだったのだ。

随分はしょった説明だけど。

1802003/01/08 00:38:04えざき言葉と表現
占いのフレーズでよくあるのは、
あなたは一見大胆に見えますが、実は繊細な部分もある。
だとか、今年は大きな成功を収める年ですが、これまでの行動によっては
波乱の年となるかもしれない。などである。

これって、結局何もいっていないのだが、
そういうところに注意して占いの結果を見るのもまた面白い。

で、この文章自体も何もいっていない。

1812003/01/09 00:34:41えざき鶏と卵
できないときに限ってやりたくなることは結構ある。

ゲームする暇がないときほどやりたいと思うし、
試験前などは無性に片付けがしたくなる。

そのパワーを利用して何かできないだろうか。
いや、できないからやりたいのか。

1822003/01/10 00:06:12えざき人材
今日は変な電話がかかってきた。

転職斡旋会社からで、突然電話をかけてきたくせに
俺の名前や所属している部署などを把握していて、
唐突に今週か来週会おうというのだ。

いくらなんでもそれは怪しすぎる。
まあ、だましてどうこうしようというのでもないかもしれないが、
なんかあからさまに適当な紹介をしそうな感じである。
日本語片言だし。

丁重にお断りしたが、教えてもないメールアドレスにメールを送りつけて
会えるのを楽しみにしていますとかいてあった。

そんなところでもちょっと転職を意識してしまった自分は
今の仕事に満足していない。

1832003/01/13 00:02:20えざき直感と論理
子供の頃工作とかをやっているときに、
紙の端から３センチの幅に平行の線を引こうとして、
定規の長さ分ずつ紙の端から３センチの距離に点を
打っていき、それを結んで平行な線を引こうとした。

ところが、点ごとに微妙な誤差があるらしく、
きっちり点同士を結んだらなんだか平行な線にならなかった。

ふと横で友人がやっているのを見ると、
大体３センチのところをフリーハンドでまっすぐ線を引いていた。

そちらの方が定規でやったものより正確だった。

人によるのかもしれないけど。

1842003/01/13 23:10:03えざき散歩
最近家の周りを散歩していたら、実は歩いて
３分もかからないところにスーパーがあるのを発見した。

７時までしか開いていないのだが、
休みの日などはここで充分である。

いままでは駅前のイトーヨーカ堂に行っていた。
自転車で１０分ぐらい。

人生で何分無駄にしたかは考えたくない。

1852003/01/15 02:07:58えざき今日はタクシー
うちの家の前は迷路のようになっている細い路地ので、
車一台がやっと入れるかどうかである。

一回家のまん前までタクシーで乗り付けたい。

1862003/01/15 21:50:50えざき真の目的
今日もいつものラーメン屋に。

そしていつものとん塩ラーメン＋餃子

「1000円になりまーす」

いつでも半額じゃなかったのか。

1872003/01/18 01:37:00えざき軸
今月の日経新聞私の履歴書は大賀典雄。
ソニーのえらい人である。

圧倒的なエリートで、なんというか、
全く重ね合わせられる部分がない。
いつかこんな風になどと思う余地もない。

彼の人生を見ていて思ったのは、
結局、何かすごい興味を持って、ひとつのことに
極端に詳しくなると他もうまくいくような気がする。
後は問題意識。
いや、これすら極端に詳しくなるから生まれるのかもしれない。

そういうの欲しいなー。と思っている時点で出世は遠そうである。

1882003/01/19 01:09:06えざきフリーターも職業か
今日はサークルの友人と飲みに。
公務員試験を受けるためにしばらく無職だったが、
いまだに無職である。

「ちゃんと先のこと考えて、これからどうするか決めた方がいいよ」
「そうだね、とりあえず新しいバイト探すよ」

いや、そうじゃなくて。

1892003/01/21 01:03:51えざき役不足
今の仕事で、よくワークロード不足という言葉を見かける。
要は、担当者がいっぱいいっぱいで作業ができない状態のことを
指しているのだが、よく考えてみれば、ワークロードとは
「作業負荷」の意である。

過労死しろってこと？

1902003/01/21 23:51:38えざきゆとり
最近よく本を読むせいか本を読むスピードが上がってきている気がする。
簡単な新書本なら一日で電車の中で読めてしまう。

だが最近読むものはビジネス書ばかり。

小説読みたい。

1912003/01/23 00:37:08えざき聞きたいこと聞きたくないこと
本のポイントだと思うところには線を引いた方がいいという話がある。

うちの親父は株をやっていて、軽いITバブルの時代に
ソフトバンクの株を持っていた。

そのとき読んでいた投資の雑誌には、親父が赤で線を引っ張っていた。
「長期でもち続けるべき株はある」
「株も長期的な視点で持っていたほうが必ず儲かる」

そして、親父は今でもソフトバンクの株を持っている。はずだ。

1922003/01/24 01:06:50えざき物持ち
ものの扱いがずさんで、洋服などはすぐによれよれになってしまう。
それというのも物自体にあまり興味がなく、
要求を満たしてくれればなんでもいいと思っているからだ。

そんなうちの電化製品は上京してからほとんど変わっていない。

1932003/01/25 01:41:24えざき息抜き
先輩二人と飲みに。

飲みにといっても退社時間が22：30である。
終電までに帰るにはほとんど時間がない。

なぜか飲み屋までダッシュする３人。
何で飲むためにダッシュしなければいけないのだろう
と思いながら無言でダッシュする３人。

涙目になっていたのは風が強かったせいである。

1942003/01/26 00:04:50えざき名実
土曜日の昼食はよくマクドナルドに行く。
値段も安いし、長居しても平気だ。

いつもはダブルチーズバーガーのセットを食べるのだが、
今日はビッグマックにフレンチロールがついているセットを食べてみた。

フレンチロールというのは中になんだかイタリアンな感じの具が入っている
春巻きみたいなものだ。

どこにもフレンチさが感じられない。

1952003/01/26 23:37:25えざき芸名
高校の友達と駅前の牛角に。

牛角は携帯の番号を教えておくと、並ばなくても呼んでくれる。
それに安心して12組も待っているのに待ちますといってしまったが最後、
一時間以上も本屋で暇をつぶすはめに。

で、やっと店に入り、おしぼりを持ってきた店員さんの
名札をふと見ると、「マリリン」と書いてあった。

思いっきり日本人なんだけど。ハーフ？

1962003/01/27 23:47:19えざき利益
うちの近くに住んでいる友人が、
古本を処分するというので、もらいに行った。
古本屋に売るよりは、いい本はもらっていってもらいたそうだ。

無料だと思うと、とりあえずもらっておこうと思って、
何冊ももらってしまった。

読まずに売ることになりそうである。

1972003/01/28 22:57:11えざき設備投資
最近のトイレは手を触れなくても水が出るようになっている。
今の仕事場のトイレも用を足すところは手を触れなくても水がでる。

手を触れずに水を出すなんてハイテクなきがするが、
最近はもうほとんどどこでもそういう風になっている。

よくよく理由を考えてみると、確かに、手を洗う前の
他人の手が触れたものに重ねて手を触れているのだから
実は今までが不衛生だったのだ。

だから、用を足すところも手を洗うところも今は
センサーで水が出るようになっているのか。

で、何で今の仕事場の手を洗うところはあいかわず蛇口なんだ。

1982003/01/31 00:09:57えざき子供時代
久しぶりに会社をやめた同期と飲みに。
最近の近況とか、いろいろと話す。

彼とは特別仲がよかったわけではないし、
周りの友人関係や、嗜好、その他全くといっていいほど
共通するところはない。
ところが、なんとなく話が合う。

特に哲学的な話になると、異常なほど同じようなことを考えている。
究極的には善悪なんて存在しないだの、どういう人生を生きようが
その人が楽しければ何だっていいだの、ことあるごとに同じ意見である。

さすがゲーマー出身。

1992003/02/01 00:17:45えざきカスタマー
最近アマゾンドットコムのカスタマーレビューを見て、
読もうと思うことがよくある。

なんか読みたい分野で面白い本ないかな。
と思ったら、まずはアマゾンドットコムを見てみる。

今のところ、そうやって買った本に、
「え？なにこれ？」という本はないが、
カスタマーレビューに自分の本の書き込みする人とか、
いるんじゃないか。

2002003/02/02 21:40:22えざき経験と進むべき道
うちの会社は新人研修で３ヶ月弱海外に行かされる。
それを聞いてうらやましがる人も多いが、俺は英語もできないし、
知らない人たちと何ヶ月も一緒に生活しなきゃいけないなんて憂鬱だった。

が、同室だった同期が面白いやつでそれなりに楽しく過ごせた。
今はすでに退職しており、出版社に行ってしまった。

昨日そんな彼に偶然駅で会い、そのまま挨拶もそこそこに
別れたのだが、夜になって電話がかかってきた。

研修の頃はよく深夜まで二人で話しこんでいたのだが、
昨日も明け方まで話しこむことになった。

そのとき、ふと研修中に話をしていた仕事に関する話を思い出した。

「IT業界が向いてないと思っても、今のキャリアを活かしたら
次もIT業界しか行くとこないよな」
「メーカーとかに転職してもメーカーの『システム部門』に転職
することになったりして」

あれから２年半。意外とそんなこともないのかもしれない。

2012003/02/05 00:44:25えざきブレインストーミング
気がつかなかったが前回で200番だった。
最初は100番目指して書いていたのだが。

結構がんばって書いていた最初の頃に比べて、
今ではかなり気が抜けてしまっている感がある。
というより、他人に自分の頭の中を披露することに慣れてしまった気がする。
時間がないというのもあるが。

今日の昼飯時は歴史の話で盛り上がった。
さすがエリートサラリーマン集団。昼食時にも歴史の話である。

「コンタクトしてたら目が傷ついて」
「へー、視力どれくらい？」
「0.05ぐらい」
「そういえばメガネっていつ頃できたんだろう」
「明治じゃない？」

明治に何の根拠もない。

「まあ、メガネ作るっていうとそれなりに技術も必要だろうしね」
「いやいや、でも古代エジプトみたいな大昔でもすごい技術力だったんだよ」
「ああ、ピラミッドとかね」
「ピラミッドって本当は王の墓じゃないらしいよ、同じ人がいくつも作ったらしいから」
「間違えて作っちゃったんじゃない？」
「えー、間違えたの？国家総動員して？」

もうちょっと、ほら、なんか考えるとか。

2022003/02/05 23:43:26えざきマーケティング
任天堂が新しい携帯型ゲーム機を発売するらしい。

携帯型ゲーム機なんて買ったが最後、どれだけの時間を
それに費やすことになるか想像するだに恐ろしいため手を出せないでいる。

今回の新製品をasahi.comではこう描写していた。

新機種ＳＰは、折り畳み式で、充電池を内蔵したほか、
大人が持ってもおかしくないよう、落ち着いた３色のデザインにし、
購買層の拡大を狙う。

今まで色が子供っぽくて手を出さなかった購買層。
何人ぐらい拡大するのだろうか。

2032003/02/08 00:58:33えざきそもそも
今でこそ毎日きちんと歯を磨いたり、
風呂に入ったりするが、学生時代は
ひどいありさまだった。

歯を磨いたり、風呂に入ったりするのは、
普通の人にとっては当たり前のことらしいのだが、
部屋の掃除なども含め、こういった作業を
本気できりがないと思っていた。

歯は磨いても磨いてもまた次の日になったら磨かなきゃいけないし、
風呂も入っても入ってもまた入らなきゃいけない。
部屋も片付けたと思ったらまた散らかってしまう。

で、結局あんまり知らない人に会うとか、
どっか特別なところに出かけるとかない限りは
えんえん、風呂にも入らず歯も磨かずにいたりした。

中学生の頃からすでにその兆候は見え始めており、
風呂にはさすがに入っていたものの、髪を洗わなかった。

月一回の床屋に行くと、まずあまりのふけの多さに
床屋さんは驚いていた。ふけをこすり落とす道具で
坊主頭をこすりながら「シャンプー変えたほうがいいよ」
という床屋の兄ちゃん。

シャンプーはしていない。

2042003/02/09 01:26:48えざきコネクション
今日は比較的あったかい。

昨日はメールで同期からゲームの優待販売があるから買わないかといわれ、
30%オフの値段で最新ゲームを買う予約をした。

今日は、サークルの先輩の税理士試験合格祝いで
飲んだのだが、後輩に欲しいゲームの話をしていたら
もっているので貸してやるといわれ貸してもらった。

買おうか買うまいかかなり迷っていたゲームがいきなり
２本もあっという間に手に入ることになり、
やっぱり人間関係って大事だなと思った。

やる暇ないんだけど。

2052003/02/12 00:24:20えざき法と倫理
平日の中日に休みがあるのは嬉しい。

今日の日経新聞朝刊の社会面に、サービス残業の話が書いてあった。

最近は、人員削減等で残業時間が増加し、関心も高まっているそうだ。
調査によると、賃金ゼロの残業ありは全体の２割弱。

違反していないのは全体の７割弱。

うちの会社は年俸制なので、月々の給料は固定で、いくら残業しても
残業代は出ない。というか、残業という概念がない。

と、おもっていたら、サービス残業の手口として、
年俸制組み込み型というパターンがあるとかいてあった。
年俸制でも所定労働時間を超えれば残業代は払わなければいけないそうだ。

手口って表現されると何か悪質な意図を感じるのは俺だけだろうか。
っていうか現にだまされているのだが。

2062003/02/12 12:56:51つれつれあつぞう君Re: 法と倫理
> 年俸制でも所定労働時間を超えれば残業代は払わなければいけないそうだ。

えっ、知らなかったの？
だまされてること？

2072003/02/12 23:32:59えざき成長
よく経済成長率がどうこうという話を聞くが、
どうして経済は成長しなければいけないのだろうと考えたことがある。

どう考えたって、無限に成長することなんてありえないし、
成長すればするほど次の成長への何パーセントの実現は難しくなる。

売上1000万円の会社は100万円で、10パーセントだが、
売上１兆円の会社の10パーセントは1000億円にもなる。

どっかで行き詰まるはずなのに、なんで成長させ続けなければならないのだろう。

結局成長するという見通しが、より積極的な消費や生産活動を生み、
お金がまわるスピードが上がり、景気がよくなり、みんないい思いができる。
ということなのだろうか。

なんにせよ、今はその真逆の状態であるのはまちがいない。

2082003/02/13 23:51:08えざき向学心
最近法律に興味をもち始めた。

大学の法学部を受けたことがあるぐらいで、
生まれてこの方法律なんかとは全く縁がなかったが、
実は世の中のルールとして知っておいて損はないんじゃないかと思い始めた。

例えば、成人というのは20歳以上だが、
民法ではそれ以前に結婚していると成人とみなされるそうだ。
ってことは、18で結婚した人はお酒飲んでいいんだろうか。

いや、飲みたい人は結婚してなくても飲んでるか。

やっぱりあんまり役に立ちそうもない。

2092003/02/15 01:03:31えざき富士山
毎朝モノレールに乗っていると、浜松町から進行方向に向かって
右手に富士山が見える。という話を聞いてから、
気になって、右側の方をちらちら見てしまう。

確かによく晴れた日には富士山が見える。
で、見えるとわかってからもなんとなく気になって富士山を探してしまう。

ふと気がつくと乗客も俺が見ているほうを一緒になって見ているときがある。

富士山が気になっている俺が気になってるらしい。

2102003/02/16 01:49:41えざきニッチ
浪人時代、福岡で予備校に通っていたときのこと、
漢文の講義をやっていた講師は、
選択肢の問題は本文を見なくても解答を導き出せると言い張っていた。

どんなやり方だったかはすっかり忘れてしまったが、
その導き出し方がひどくいんちきっぽかったのは覚えている。

「いやー、私はユーゴラスビアが好きでねぇ」
ユーゴスラビアである。ほんとに好きなんだろうか。

こんないいかげんな講師でも福岡では一応漢文の人気講師だったのだ。
条件は実力を増やしたり減らしたりする。

2112003/02/16 23:20:16えざき次世代
テレビでガイアの夜明けを見ていた。
燃料電池があついらしい。

今最大の問題は小型化だそうだ。
小型化は日本の最も得意とするところである。

燃料電池は、水素が酸素と結合して水になるときのエネルギーを
利用するため、排出物は水のみである。環境汚染の心配はない。

という触れ込みだが、都市ガスから水素を取りだそうとしていた。

都市ガスの排出物はどこに行ってしまうのだろう。

2122003/02/17 23:15:39えざき基本的人権
上の階の住人がいつのまにか引っ越していなくなっていた。
すごいきれい好きな人で、毎日のようにコロコロやって髪の毛とか取るやつを
使って床を掃除していた。もはやあのゴロゴロという音を聞くこともない。

ここに住んでもう3年になるが、最初の一年目ぐらいは、
なんだかよく女の人が泊まりにきていて、休みの日は怒鳴りあいで起こされる
日が多かった。

なんかいつもすごい勢いでけんかをしているのだ。
いつも同じ女の人なのか違う人なのかはよくわからない。

普段は何を言っているのかよくわからないのだが、
一回外にでてきてまでいい争いをしているときがあった。

「あたしだって人なんだから！人として。。。」
「うるさい！」

そんな基本から？

2132003/02/19 23:09:27えざき誤記との境界
今の仕事では、起こっている問題に対して、
対応案なりを書いた文書に目を通すことがある。
そのうちのひとつにこう書いてあった。

対応案
�　帖弔垢襪茲Δ肪躇佞鯊イ垢茲γ躇佞鯊イ后�

「注意を促してください」と誰かに言うのだろうか。

2142003/02/20 23:48:43えざき誤記
昨日間違い表記の話を書いたが、
インターネットを見ていたらもっとすごい間違いがニュースになっていた。

教科書出版最大手が、全国の変わった条例の紹介で、とある村がつくった
「雪国はつらつ条例」を「雪国はつらいよ条例」と間違えてしまったそうである。

雪国はつらいよ条例。

村長大激怒。

2152003/02/22 03:26:13えざき商品の寿命
安っぽい缶コーヒーのカフェオレが好きなので、
よく飲むのだが、最近は500mlのペットボトルもよく買う。

売店には二種類のペットボトルのコーヒーが売っていて、
ひとつは140円、もうひとつは150円である。

そもそも安っぽい味が好きなので、特にこだわらず、
10円安い方を買っていた。

ところが、今日同じやつを買ったら、
もうこの商品はなくなるので、これで最後だといわれた。

確かに、他ではみたことない銘柄で、
珍しいと思っていたが、単に売れない商品だったのか。

「ごめんなさいね、おいしかったのに」

別に、おいしくはありません。

2162003/02/23 01:05:26えざき詰め物
ドイツの餃子というメニューがある飲み屋に行った。

適当にメニューを頼んで、
しばらく飲んでいたら、ウインナーが出てきた。
ウインナーは頼んでいたので、何の問題もなかったが、

しばらくするともう一皿ウインナーがきた。
さっきのとちょっと違うが、紛れもなくウインナーだ。

ひとつしか頼んでないのに、間違えてきたのだと思い、
きょとんとすると、店員さんが一言。

「ドイツの餃子です」

あー、なるほど。

2172003/02/23 23:06:33えざき顧客満足
池袋のジュンク堂に本を買いに行った。

あらかじめ欲しい本をリストアップしておいたので、
それをもって案内のところへ。

案内のところには案内専属の人がいて、
欲しい本のリスト（３冊）を見せると、

「少々お待ちください。」

と走っていって、本を３冊持ってきた。
リストにあった本である。

その間30秒。

同じジャンルの本とはいえ、
結構マイナーな本である。
ジュンク堂恐るべし。

2182003/02/24 23:14:44えざきアレルギー
教科書でアレルギーになることがあるらしい。

ということは、アレルギーだからという理由で
勉強しないですむかもしれない。

親もアレルギーならしょうがないか、
と勉強を無理強いすることもできない。

それなら、PCにもアレルギーがあれば、
俺も仕事をしないですむかもしれない。

「君、さっきからPCも開かず何をやってるんだ」
「いやー、アレルギーで」

クビになること請け合いである。

2192003/02/26 00:15:33えざき傘
今住んでいるアパートは４世帯住めるようになっている。

俺の上の人はすでに引っ越してしまったが、
隣には姉妹だか、女の人が二人すんでいる。
学生さんだろうか。

礼儀正しく、たまに会うときちんと挨拶もしてくれる。

その話とは全く関係ないが、子供の頃からどこか抜けていて、
自転車を盗まれた経験はおそらく５台をくだらない。
傘もよく置いてくる。

ひとりでいるときは今目の前にあることとはとてつもなく関係ないことを
考えているのだ。で、その状態のまま電車から降りたりすると、
普段もって歩かないものを確実に置いていく。

一番すごかったのは買ったばかりのスーツを網棚に置きっぱなしにして
置いていったときだ。新宿で別れたが、武蔵小杉で待っていてくれた。

そんなかんじで、最近もまた傘をいっぽんどっかに置いてきてしまった。
電車に置きっぱなしにした覚えはないので、コンビニかなんかに置いてきたのだろう。

で、その傘が今日帰ってきた。
仕事から帰ってきたら玄関の前に立てかかっていたのだ。
傘が自ら帰ってきたのは、生まれてこの方初めてである。

ふと見ると、柄の部分に付箋が。
「すみません。かさ間違えてとりこんでました。となりより」

男物です。

2202003/02/27 00:20:06えざき語呂
2月14日はにぼしの日だそうだ。
にぼしの袋に書いてあった。

時々見かけるが、この中途半端に語呂があっているのを、
どうして強引に結び付けようとするのだろう。

「に」と「し」はあっているが、１はどう読んでも「ぼ」にはならない。
図々しいにもほどがある。

あ、1＝棒？もしかして。

2212003/02/28 00:50:01えざき判断力
ボケてしまっていたり、自閉症になっていたり、
ちょっと頭がおかしくなってしまっている人の頭の中ではどうなっているのだろう。
と思うことがある。

そういう人たちの頭の中は普通の人とは違うのだろうが、
そもそも普通の境界というのがあいまいである。

ばあちゃんが病院で亡くなった時、その病棟に
気が狂ったおばあさんがいた。

ずーっと「穴子食いたい」と叫び続けているのだ。
ところがよくよく聞いてみると、穴子食いたいの途中に、
あれ、誰もいなくなった、とか、その穴子くれだとか、
何かしら流れがあるようなのだ。しばらくすると
一周して元に戻る。いくつかパターンもある。

冷静に考えると明らかにおかしい状況も、
夢の中だとなんとなく受け入れてしまう。
なんかそんな状況を延々くり返しているようなのだ。

俺も夢は見るし、夢の中では不思議な状況も受け入れる。
夢を見続けているという状態はおかしいのだが、
そのおばあちゃんはその世界の中でそれでもまともな判断力を持っている
ような気がしてならないのだ。

2222003/03/01 01:09:08えざき指輪物語
ロードオブザリングの第二章が公開されているが、
この「指輪物語」という本を、中学生から高校生ぐらいのときに読んだ。

今のファンタジーの世界の原典となるこの本は、
ファンタジー好きには聖書のような本である。
というのは言い過ぎかもしれないが、
とにかく一度は読んでおかなければ
と思う本であることは間違いない。

今でこそ本屋に行けばすぐにわかるところに置いてあるが、
中学生の頃本屋に行ってこれを探すのに大変苦労した。

「すいません、指輪物語って言う本探してるんですけど」

しばらく考えたあと、わかったという表情になる店員さん。
３件ぐらい回ったが、例外なくそのあと連れて行かれたところは、
少女漫画のコーナーだった。

「こちらでございますね」
そこには「指輪物語」という題のどこにでもあるような少女漫画が。

題はあってる。

2232003/03/02 01:17:22えざき寒空
ホームレスの人たちを見て、
こんな寒い中でよく外で寝られるな。
と思うことがよくある。

たとえば、俺が職を失って、
収入もなく、外で生活しなければならなくなったとき、
ホームレスのノウハウはどうやって身につければいいんだろう。

学生時代の旅行中、ホテルに泊まる金がなくて、
寒空の中外で寝ようとしたことがあるが、
まず寝る場所を探すのが難しい。

あからさまに見つかったら何か言われそうなところで
寝るわけにも行かないし、いごごちのいいところはすでに先客がいる。

単純に寒すぎて寝れないというのもある。
なんとか、一日二日はできても、それを普通の生活としては
できないというのが素直な感想である。

で、ホームレスの人が平然と寒空の中寝ているのを見て感心するのだ。
どうやったらこんな生活ができるんだろう。

どうもしなかった結果、そういう生活になったのかもしれないが。

2242003/03/02 22:19:23えざきキャッチフレーズ
解決ビフォーアフターという番組がある。
この不景気の時代に素人に大金を投じてもらって、
リフォームするという番組だ。

今日のリフォームを担当するデザイナーの人のキャッチフレーズは
「住環境の栄養士」。デザイナーのことを匠、といっているのだが、

ナレーションが入るときにはキャッチフレーズを意識してか、
こんな感じである。
「匠はどんな処方箋を書いてくれるのでしょうか」
とか、
「大胆なメスを入れる匠」
とか。

それは栄養士じゃない。

2252003/03/04 01:15:12えざき睡眠
1時間半単位で寝るのがいいというのを聞いたことがある。
3時間、4時間半、6時間、7時間半といった感じで、
睡眠時間はとったほうがいいそうだ。

でも、3時間寝たほうが、8時間寝るよりもいいはずはない。
7時間半のほうが8時間と比べるといいといった程度であろう。

1時半に寝ると、6時に起きればちょうど4時間半だ。
盲点なのは、起きる時間はコントロールできそうでできない
というところである。

2262003/03/04 23:30:45えざき男女
いっしょに働いている人が結婚するそうだ。
帰り際、引っ越す話になって、理由を聞いたら
結婚するということだった。

結婚するのにはお金がかかるでしょう。
といったら、すでに引越しやらなんやらで、
相当お金を使ったらしい。

そんな中、槍玉にあげられるのは婚約指輪である。
いや、男二人で話しているからだろうが、
婚約指輪を買うお金で、結構いろんなことができる。

その人はそのお金で自家用サーバーを立てて、
家のパソコンを無線でつなぎたいといっていた。
そんな話を相手にしたところこういわれたそうだ。

「そんなものなんの役に立つの」

婚約指輪は？

2272003/03/06 01:23:54えざき自然
仕事先でもらってきたカレンダーには
世界の珍しい植物の写真が載っている。

テーマは、厳しい自然の中で、
生き抜くように進化した植物たち。

火事になっても燃えない木とか、
恐ろしく高いところで咲く花とか。

そんな写真を見て元気づけられる。
なんて生活はいやだ。

2282003/03/06 23:44:22えざき景色
本当に高い山の上は、
雲ひとつない天気のときより、
きれいに晴れ渡っている。

そこで見る夕焼けや朝日は、
普通に生活していては決して
みることはできない。
苦労して山に登って初めて
目にすることができる光景だ。

と思っていたが、
飛行機から見られることに
最近気がついた。

2292003/03/07 23:42:01えざき利き腕
「左利きなの？」
と久々に驚かれた。

ちなみに左利きというのは語弊がある。
字を書くのも、ものを投げるのも右である。
ハサミも右。

左でやるのは、食べたり、歯を磨いたり。
ものを蹴るのは左。

両利きといえば両利きだが、
何でこうなってしまったのかは
おそらく矯正されたというだけではない。

昔から自分でも時々驚くほど、
快・不快に対する感覚が鈍い。

学生時代風呂にも入らず平気でいられたのは、
このせいもあるだろう。まして小さい頃である。

どっちがやりやすいかがよくわからず、
そのときの気分で右手を使ったり
左手を使ったりしていたのだ。

そのため、ハサミなんて矯正されてもないのに右である。
ものを投げるのも。

ともあれ、今では役割分担され、
同じ作業を両手ではできない。

どっちか骨折しても、何かしらの作業は支障なくできる。
何かしらの作業に必ず支障をきたすが。

ところで子供の頃、そんな俺を見ていた祖父は、
左利きの俺のためにプレゼントをくれた。

左利き用のハサミ。

切りにくいよ。じいちゃん。

2302003/03/09 23:11:52えざき��-2
新宿に買い物に行った。
ゲーム売り場では今、どこでもファイナルファンタジー��-2の宣伝をやっていた。

��-2である。
�召覆里�、2なのか。

どうしてこんなことが起こってしまったのかというと、
そもそもこういうゲームの�気箸��兇箸�には、
基本的なシステム以外に何の関連性もないのだ。

システム自体すら全然変わっていたりする。
今回は�召力辰梁海�なので��-2なのだ。

これ、作った人たちも名前付けるの結構大変だったんじゃないだろうか。
なんせ、今まではファイナルファンタジーのあとに
数字をつけるだけですんでいたのである。
「�召梁海�だから��-2だよなぁ」
「えーっ、それは安易すぎないか？」
「じゃあ、どうしろっていうんだよ」
「...��-2しかないか」

名前つける人たちがどうやって決めてるのか知りませんが。

2312003/03/10 23:54:45えざき花火
大学生も終わりかけていた頃、
ストーカーになりかかっている人と友達だったことがある。
自分が相手に好かれていると信じていないあたり、
まだ救いようがあったのかもしれない。

サークルの部屋にこっそり忍び込んで相手が書いた
サークルの連絡帳を読んでいたり、後は忘れてしまったが、
たしか、本人が知らないからいいようなものの、
と思うようなことをやっていた気がする。

そんな彼も告白されたことはあるらしく、
その人にはあまり興味がなかったので断ったそうだ。

が、よくよく聞くと、相手から興味をもたれるとだめで、
ダメなものを追っかけ続けることに喜びを感じているようなのだ。
つまり、その今追っかけている人も、何かの拍子に自分に興味をもたれると、
そこでさめてしまうらしい。

まあ、程度の差こそあれ、大抵の人はそういう部分があるかもしれない。
とはいえ、一生付き合えない宿命を喜んで背負う彼。
世の中いろんな人がいる。

そんな彼とカラオケに行ったとき、
彼が歌ったのはaikoの「花火」

歌う人が歌うとこんなに無気味な曲になるとは。

2322003/03/11 22:22:06えざき風呂
今日はちょっと風邪気味なので早退しました。

20時に。

風邪のひき始めのときは熱い風呂に入って、
水分をたくさんとって寝て汗をかけばなおる
という話なので、熱い風呂に入ってみた。

のぼせて吐きそうだ。

熱い風呂といえば、高校のときのプールを思い出す。
今はなき、築45年のコンクリート製プールは
塩素に侵食され、全面やすりのような肌触りだった。

プールに入り始めるのはちょうど今ごろからで、
素で入ったら死ぬので、ウェットスーツを着て入っていた。
が、ウェットスーツも使いまわしのボロである。

穴だらけなうえ、当然ぴったりなサイズを探す方が難しい状態である。

そこで、冷え切った体を温めるため、プールの脇には
五右衛門風呂が設置されていた。

ステンレスの風呂がまの下にコンクリートブロックを置いたものである。
それがいつどこからもってこられたものなのか知る由もなかったが、
今考えるとあれって随分危ない行為だったんじゃないかと思う。

まず、校内で焚き火およびそれに類する行為を思いっきりやっている。
なおかつ、ステンレス製の風呂がまに水をため、その中に入ってしまうのだ。
風呂の壁面に水をかけるとじゅうじゅうと蒸発していた。

底にはもちろん木の板が置いてあるのだが、
時には２人同時に入っていたりして、やけどする人がいないのが
不思議な状態だった。

下で火を燃やしているだけなので、
温度調節は当然できない。プールの水を持ってきてうめる。
しかも、時には煙に巻かれ涙を流しながら入ったりする。

冷え切った体を癒すというか鞭打たれている。

毎日のようにプールの脇からもうもうと上がる煙。
よく誰も何にも言わなかったな。

2332003/03/12 23:57:51えざき残業
今日は会社が統合されるのに際しての、
いろいろな人事関連の変更について説明を受けた。

今まで残業代はなかったのだが、
これからは株式会社として、きちんと法令にのっとり、
残業代を出すことになったそうだ。

株式会社は前からだが、
これからはきちんとした株式会社になるらしい。

青天井というわけではなく、
残業つけていいかどうかはそこの上司が決めるらしい。

じゃなきゃ人件費倍増だろう。きっと。

2342003/03/14 00:17:44えざき旅行
大学の卒業旅行には、
メキシコにマヤ文明の遺跡を見に行った。

メキシコの女の人は親切な人が多く、
黄色人種と白色人種の混血が多いせいか、
かわいらしい美人が多い。

しかも、男の人は複数の恋人がいることを
許される文化だそうだ。

へー、すごいいいところだな。

と思っているときに、
自分の容姿の事をすっかり忘れているのは
万国共通なのだろうか。

2352003/03/16 04:50:23えざき関係
昨日はここを紹介してくれた友人とその友人に
紹介した紹介者とその友人が遊びに来た。

俺の知る限り、彼らは常に３人で行動している。
その内の紹介者が実家に戻ってしまうらしい。

実家に戻ってしまうということで、
顔見せがてらうちに遊びに来たというわけだ。

顔見せといってもその前には一回しか会ったことはない。

それにしても常に一緒に行動するというのは
ひとりでいることの方が多い俺にとっては
不思議な感じだ。

俺にとって仲のよい友人というのは、
数ヶ月に一度ぐらい連絡を取り合って、
電話で話したり、飯を食いにいったりする人である。

今日も、サークルの頃の先輩と数ヶ月ぶりに
電話で話をしていたらこんな時間に。

そういえば自分から連絡を取ることすらほとんどないし、
誰かに何かを頼むこともほとんどない。

いや、ほんとに仲はいい。はずなんだけど。

2362003/03/16 23:29:37えざき抑揚
仕事先に特徴ある話し方の人がいる。
その人の話し方を聞いていると高校時代の部活のマネージャーを思い出す。

似たような話し方だからなのだが、
よくよく聞いてみると、その人も福岡出身の人だった。

俺が高校時代の部活のマネージャーを思い出したのは、
二人が同じような話し方をしていたからではなく、
単に福岡の方言の抑揚で話す人だったのだ。

「福岡の方言の抑揚で話す若い女の人」
で思い浮かぶのが高校時代の部活のマネージャーぐらいしか
いない俺の青春時代。

大変地味だったことは、いうまでもない。

2372003/03/18 00:30:21えざき顧客第一主義とその効果
学生時代はちいさな商店街の中のアパートに住んでいた。
家を出るとすぐに商店街があるので、
お金さえあれば大抵のものには不自由しない。

ある日、家のビデオデッキの調子が悪くなり、
ビデオが映らなくなった。

機械自体は再生も巻き戻しも正常に動くので、
ビデオクリーナーを買いに行くことにした。

歩いて一分の電気屋へ。

品数は少ないが、かろうじてビデオクリーナーを一本発見。
1500円。

早速レジに持っていって、お金を払おうとすると、
「4500円です」

よくよく見ると、値札の4の部分がかすれて1に見えていたのだった。
ろくにお金を持っていない学生である。
想像していた価格の3000円アップは衝撃的だった。

「あ、1500円じゃないんですか」
と思わずいってしまう俺。当然1500円ではない。

ところが、店のおばちゃんは、
「いいよいいよ1500円で。使ってみてよ」

笑顔で利益を吹き飛ばすおばちゃん。
それはさすがに原価割れしてるんじゃないか。

しかしその後、俺は電化製品を買うなら
ここで買おうと心に誓ったのである。


ごめんね。乾電池ぐらいしか買えなくて。

2382003/03/18 22:52:42えざき共犯
高校の部活が水球部だった話は何回も書いたが、
同じ代のキーパーをやっていた友人は、
ひどくお金にルーズな男だった。

帰り道が一緒だったので、
いつも一緒に帰っていたが、
いつもお金に困っており、
ときどき帰り道で、

「ちょっと100円貸して」

と言う。

大抵ちゃんと返ってくるので、
いつもの通り100円を貸す。

すると、そのままその辺のコンビニに入っていくのだ。
そして100円のお菓子を買って出てくる。

その100円のお菓子を食べ終わると、

「たべる？」

といいながら、なぜかポケットから別のお菓子が。
そして、そのあとも次から次へと、
総額500円ぐらいのお菓子が出てくる。

ルーズっていうか、法に触れてるぞ。おまえ。


2392003/03/20 01:25:57えざきレベル
昨日書いたキーパーももてるタイプの男だったが、
同じ代のキャプテンは稀に見るいい男だった。

あるときなど、話したこともない後輩に、
結婚してくださいとか言われていた。

話したことない人と婚約しようとするなんて、
お見合いでもそんな急な話にはならない。

当時全国最強だった別の高校の水球部の監督に
そのバランスの取れた体型は10年に1人いるかいないか
と言わしめたほどの肉体美も確かに圧巻であった。

前にも書いた気がするが、当然彼一人が突出したワンマンチームである。

そんな彼も、同じクラスの同級生と付き合うことになる。
確か話によると、大学で一旦別れたものの、
今はまたよりを戻しているらしい。

男子クラスの人気投票で十指に入るほどの美人だが、
その話を聞いたときちょっと驚いたのは、
その一年ぐらい前にみんながかわいいといっているなかで、
彼が「全然かわいくない」とはき捨てていたせいである。
照れ隠しでもなんでもなく、本気で理解できないといった感じだった。

「見た目より中身」ってこと？

2402003/03/21 01:52:45えざき手相
駅前で手相見せてくださいと言ってくる人がいる。
手相の勉強をしているから、という話だ。

二回ぐらい見てもらったことがある。
占い自体はいくらか知っているので
何をいわれたところでそれほどこわくはない。

テレビでやっていたが、あの人たちは新興宗教の人で、
興味をもった人を入信させるためにああいった活動をしているらしい。

確かに二回とも、「あなたは今転機にさしかかっている」という落ちだった。
高名な占い師に見てもらうべきだと。
多分その宗教のえらい人かなんかだろう。

転機は人生に何回もないみたいな言い方だったが、
二回見てもらったタイミングからして人生は転機だらけのようである。
なぜ自分の重大な分岐点を他人の判断にゆだねなきゃならないのか。

宗教を信じること自体に反対はしないが、
布教するならたとえ怪しまれても正攻法で行かないと、
怪しさ倍増である。

上層部の人はそんなこと百も承知なんだろうな。

2412003/03/22 02:43:37えざきコミュニケーション
携帯電話を持ち始めたのは、
就職活動をはじめた頃だ。

その前からだいぶ普及していたが、
持つ気になれなかったのは、
どこにいても誰かにつかまるというのが
ちょっと嫌だったからだ。

基本的に行動する際は単独のことが多い。
自分が暇だからという理由で誰かを誘うことはほとんどないし、
独りでいることにもあまり抵抗がない。

携帯電話の持つ威力が自分にとって
魅力があるとは思えなかったのである。

ほんの四年前はこんな風に、必要か、必要じゃないか
を考えていた携帯電話も、今ではあって当然のものになってしまった。
テレビや冷蔵庫同様、必要、不必要を考えるまでもない。

こうして携帯電話を持ってみてわかったことがある。

俺をつかまえようと思う人なんてめったにいないことを
すっかり忘れていた。

2422003/03/23 23:58:45えざき知足
高校時代の友人二人と飲みに。

一人は再来月あたりから自給自足をやってる
NGOかなんかのところに行くそうである。

その友人の主張する原始回帰論で盛り上がった。
人間は生態系を逸脱した結果、地球環境の破壊をはじめた。

人類が存続し続けるには、
生態系の一部に戻ることが
もっとも正しい道だという主張である。

その主張自体はまあ、個人の自由としても、
盛り上がったのは、なぜ、人間が生態系を逸脱したかという話である。

ヤフーに以前こういうニュースが載っていた。
人類には、他の動物には存在していた遺伝子が欠落している。
というニュースである。

いったい何が足りなかったのか。

人類が生態系を逸脱したスタートラインは農耕である。
農耕が余剰生産力を生み出し、そのあまった生産力が、
新たな技術を発明したり、文明を発展させはじめた。

他の生物が自ら食料を生産し、より多くの食料を得ようと
しなかったのは、自分が満足するだけの食料が確保できれば
それ以上を望まないという本能が働いているからではないか。

一方で人間は、それ以上を望むようにできている。
おなかがいっぱいのときでも甘いものは別腹である。

足りないのは「足るを知る｣力だということに落ち着いた。
最初満足していた環境も、しばらくすると次第に飽きてきて、
更なる満足を求めだす。

「だからさぁ、みんな鳥のさえずりや、川のせせらぎに
喜びを感じる生活をすべきなんだよ」

それはただのアウトドア好きじゃないか。

2432003/03/25 00:05:51えざき平均
電車の中で読む本がなくなったので、
駅前で時間の使い方の本を買って読んでみた。

薄い本で、行きと帰りで読み終わってしまったが、
そこにはこう書いてあった。

「生活の糧を稼ぐ仕事は平均すれば七時間くらいだろうか。
大目に見てもう二時間加えてもいい」

書かれたのは20世紀初頭。ロンドン。

いい時代であった。

十二時間ぐらいの人はどうすればいいんだろう。

2442003/03/25 23:51:22えざき生活スタイル
いとこが大学に受かって、
今年の春から大学生になる。

母の弟の娘であるいとこは、
母方の祖父母の家に二世帯で住んでいる。
祖父母の家はうちから２駅しか離れておらず、すぐにいけるのだが、
浪人生を抱えている家にはなかなか足を運びづらかった。

そんな厳しい時期も終わり、
親戚で合格祝いに外食をしに行くことになった。

帰宅して留守電が入っていたので聞いてみると
祖母の声。

「4月3日の6時に新宿駅で待ち合わせです」


おめでとうと伝えておいてください。

2452003/03/27 23:55:26えざき苦手科目
今でこそ普通に誰でも聞くJ-POPばかり聞くようになったが、
音楽を聴き始めた中学生ぐらいの頃は、聞く音楽といえば、
ゲームの音楽か、クラシックだった。

どんな音楽が好きですか、と聞かれて、
クラシックと答えると高尚な感じがするが、
ゲームミュージックと答えるとただのゲーマーである。

が、俺にとってはどちらも同列だった。
単に声が入っているのに違和感があったのだ。

音楽を聴くときに、なんとなくイメージというか、
映像というか、そんなようなものが浮かんでくるような気がするが、
声が入ると、その歌っている人のイメージで
いっぱいになってしまうのが嫌だったようなきがする。

ところが、一度J-POPを聞いてみると、
言葉で表現しているため、よりイメージが鮮明になる。
本より漫画の方が面白いという感覚に似ている。

いまだ、洋楽に興味はない。

2462003/03/29 02:38:45えざき知人の境界
今朝あった女の人のことが一日中頭から離れない。

モノレールに乗っていたら、
突然声をかけられた。

「あの、えざきくんだよね」

よくよく見てもよくわからない。
ところが、共通の知り合いの名前をあげてもらって、
どうやらサークルの先輩らしいことを知る。
他大の人で、あまり顔見たことがなかったので
忘れてしまっていたらしい。

とりあえず、話を合わせる俺。
最近の近況とか話をした。
スチュワーデスさんだそうだ。
とりあえず駅まで話をして別れた。

まだ、名前が思い出せない。

2472003/03/30 03:31:07えざき善意
20世紀少年という漫画を読んでいる。
最新刊が出たので買った。

この漫画は買って読んだらすぐに友人に
あげてしまっているため、
手元には常に最新刊のみしかない。

この漫画、ともだちという新興宗教団体が
幅を利かせる近未来の話である。
その宗教団体は、自作自演で世界滅亡の危機を演出し、
それを救うことで巨大な組織へと成長した。
主人公たちは世界滅亡を引き起こした犯人の
濡れ衣を着せられ、復讐を誓っているのだ。

その団体の教祖は、主人公たちの小学校時代の同級生なのだが、
みんな誰だか思い出せなかった。
ところが今回ついに教祖の顔が明らかになり、
誰だか判明したのである。

この人誰だっけ。
読み返したい。

2482003/03/31 23:32:47えざき上塗り
名前を忘れてしまった先輩の話を書いたら、
これを読んでくれているサークルの先輩から
メールが来た。

「それは○○だね。○○大の」

ああ！そうだ！
しかも、他の仲のいい先輩にも
メールでたずねたところやはり同様の返事が来た。

持つべきものは先輩だ。
おかげでずっと気になっていた問題が解決した。

ずっと気になっていた問題は解決したが、
もしかしてこれって問題あるんじゃないか。

先輩の名前もろくに覚えられないダメな後輩であることを
公言してしまっていることに気づく俺。

いやあ、見違えるほどきれいになってたんで、
誰だかわかりませんでしたよ。ほんとに。

2492003/04/01 23:27:23えざき4月1日
今日は4月1日。

エイプリルフールである。
昼飯時、そのことに気づいて、
今日はエイプリールフールだね。
という話になったとたん。

「おれ、このプロジェクトはなれるんだ」
「おれ、離婚するんだ」

嘘と願望の区別がつかなくなっている今日この頃。
来年のエイプリルフールもみんな同じこといってそうで怖い。

2502003/04/02 23:21:12えざき自転車
当て事は向こうから外れるということわざがあるが、
予想だにしなかったことが向こうからくることもよくある話だ。

最寄の駅を降り、いつもの駐輪場へと向かう俺。
いつものようにカギをはずし、さあ乗ろうと思った瞬間、
何かがいつもと違うことに気がついた。

サドルがない。

屋外駐輪場でかなり暗いので、
乗る直前まで気がつかなかった。

そんなことより最悪なのは、
今日が雨の日だということだ。
傘を手に持った状態では立ちこぎは無理である。

仕方なく押して帰る俺。
歩いて帰るとなると15分ぐらいかかるので、
自転車のサドルが欲しい人について考えてみた。

そもそもサドルのみがあっても意味がない。
まず考えられるのは、自転車の部品を盗みながら
少しづつ自転車を組み立てている人である。

あとはサドルだけで完成なんてシチュエーションであればなおよい。
サドルは垂涎の的である。

もしくはサドルそのものに愛着がある人か。
世の中のいろんなサドルを集めているが、
実はダイエーとかで売っている安物の自転車のサドルは
うっかり見逃していた。
いかんいかん、灯台下暗しとはこのことだ。
そんなところに俺のぼろぼろでサドルが外れそうになっている自転車が。

いや、うっかり洋服とかにひっかかってしまったのかもしれない。
人をむやみに疑うのはよくない。持っていってしまった人も
意外とうちに帰って、何、これ？サドル？
と思っているかもしれない。

......。

明日駐輪場のおっちゃんにサドル落ちてませんでしたか
って聞いてみよ。

2512003/04/03 23:44:57えざき会合
今日は結局早く抜けることができたので、
いとこの合格祝いに新宿のつばめグリルに。

祖母の妹とか、いとことかそれぐらいの年代の
おばちゃん連中が祖母を含め３人と、俺を含め、
俺と同い年のいとこと主役のいとこの３人。

はたから見ると何の集団か全くわからない。

大体、いつもこういう集まりはつばめグリルである。
何がいいのかよくわからないが、おばちゃんたちのお気に入りである。

めったに会うこともないし、何よりこれぐらいの年代の
人と話をするのは、福岡の祖母にくっついてまわって育った俺でなくとも
大変面白い。皆いいかげんで、他を顧みない。

食事中おもむろに立ち上がる祖母のいとこ。
どうしたんだろうと見ていると、隣の席のいすに手をかけカメラを取り出す。

ちなみに、隣には若いカップルが。
驚く若いカップル。

当然そんなことは気にせず、隣の男の人が座っているいすに
手をかけてよっかかりながらカメラを写しだすおばちゃん。
と苦笑する若いカップル。

また、飲み物のオーダーを取りに来たときは、
生ビールの中ジョッキを頼みながら、

「あ、分けるからグラスは置いといて」

中ジョッキをちっちゃいピッチャーとみなすおばちゃん。

さらには食事中、
「なんか、いつもつばめグリルばっかりねぇ」
とポツリとつぶやくおばちゃん。

お約束だが、店を決めるのはこの人である。

終始こんな感じのこの会合には、
いつも無理してでも行きたくなる。



2522003/04/07 04:22:17えざき生産性
変な時間に寝てしまい、
１時頃友人の電話で起こされてこんな時間に。

ところが、意外といろんなことにいつもより集中できる。
十分睡眠も取っているので頭もかなりはっきりしている。

無理してぼんやりした頭で同じ事をするよりは、
変な時間であっても寝たいときに寝て、起きたい時に起きて
仕事すればかなりはかどるんじゃないか。

と思ったら、意外と現状はそれに近いことに気がついた。
さすがに昼夜逆転はないが、朝は結構融通が利いていて、
ちょっと遅く出勤しても何も言われない。

ちなみに仕事は全然はかどらない。

2532003/04/08 01:21:22えざきコミュニケーションの限界
今日はいっしょに働いている人とさしで飲みに。

基本的にさしで飲むのが好きである。
コミュニケーションの限界は３人まで。
それ以上増えると、別に自分がしゃべらなくても
話が進んでいくため、なんとなく黙ってしまう。

自分も話をしなければならない
ギリギリのラインは３人で、
それぐらいの人数で飲むのが一番面白い。

お互い本音の話が出てくるので
多少のぶつかり合いも含め理解が深まる感じである。

実際のところは大人数で飲んでも、
結構、瞬間的には周辺の２，３人としか話してない気がする。
みんな。

2542003/04/08 23:06:04えざきスタートライン
仲間うちで勉強会をやることになり、
ファイナンス理論の入門書を読むことに。

現代ファイナンス理論では、
とにかくキャッシュが生み出せればいいらしく、
経常利益がどうとか当期純利益がどうとかは
あまり気にしなくていいらしい。
というか気にしてはだめぐらいに書いてある。

問題は、どうすればキャッシュが最大に生み出せるかである。
そこで、統計学がでてくる。

分散、標準偏差など、次々に出てくる
統計用語と数式。

経済学士号がいかに無意味かを実感する瞬間。
数学は高校２年生で卒業している。

それにしたって、分散と標準偏差ぐらいは理解しないと。
統計の基礎中の基礎の話である。

やっと何とか概念ぐらいは理解し読み進む俺。
次の章に差し掛かった矢先、こんな一文が。

βを求めるためには共分散を分散で割る必要がある。

共？

2552003/04/10 00:37:42えざき私的空間
誰にも前もって言っておかずに
独りで旅行しているときなどに、
今この瞬間に俺のことを関知している
人は世の中に一人もいないんじゃないか。
と思ってちょっと楽しくなっていた。

個としての自分が周りの関係から離れて、
完全にただの風景の一部になっているような
錯覚にとらわれるのが好きである。

そればっかりが好きなら、
延々家に引きこもっていればいい話だ。
そういうことではなく、そういう瞬間が
どうしても必要だと思うときがある。

働いていて、そんなに自由な時間はないが、
それでも一人暮らしをしているので
一人の時間は結構ある。
実家にいたときも、自分の部屋にいれば
一人なので特に問題はなかった。

が、これでもし結婚とかしたら
どうなるんだろうと思う。
家に帰ってきても少なくとも奥さんとは四六時中
一緒なんじゃないか。

新婚早々家庭内別居。
お互いに自分の個室をもつ生活。

「いや、妻のことはほんとに愛してるんだけど」

説得力ゼロである。

よく仲間うちで一番結婚が早そうな人に選ばれるが、
そんな時俺の頭の中ではいつもこんな心配が渦巻いている。

2562003/04/10 23:27:55えざき会話
女の人ばかりで飯を食っていてもそうなのかもしれないが、
男ばかりで飯を食っていると、ときおりすごい下世話な話になったりする。

「ちょっとぐらいかわいくなくても手入れを怠らない女の人がいいね」
「よく手入れされたきれいな肌とか見るとドキッとするよね」
「きれいな肌といえば女子高生とか？」
「ああ、女子高生いいね。肌きれいだし」
「でも最近の女子高生は化粧とかして肌も荒れてるらしいよ」
「手入れしすぎなんだよ！女子高生は手入れなんかしなくていいんだよ！」

話がよく飲み込めないので、もう一回最初からおねがいします。

2572003/04/12 21:31:51えざき上京とその後
今日は映画を観に新宿に。

大学３年生の頃、久しぶりに東京の実家に戻ってきた
母に会おうと、親戚のおばちゃん連中が集まったことがあった。

いつもの新宿のつばめグリルになりそうなところを、
うちの母が強引にかにが食べたいと主張し、
歌舞伎町のかに道楽に行くことに。

その話とは全く関係ないが、
ファッションに無頓着である。
センスがないというのに加え、無頓着なのだ。
センスがないというのと無頓着であるというのには
明確な違いがある。

センスがない人は努力している可能性があるが、
無頓着な人間はそれすらしていない。

センスがあって無頓着な人であれば救いがあるが、
俺の場合は服装がとんでもないことになる。
多少のローテーションはあるにしろ、
おんなじ格好が延々続くのだ。服が変わるときは
服が物理的に着れなくなった時である。

大学時代久しぶりに実家に帰ると、変わらないね。
とよく言われたが、変わらないのは俺の服装である。

さて、歌舞伎町のかに道楽に行く途中、
上京してきたばかりの母の荷物を持って、
おばちゃんたちのあとについていっていた。
ちょっと遅れて。

スーツ姿のいかにも怪しそうな男が近づいてきて声をかける。

「何かお困りですか？」

そこには大きな荷物を持った、上京当時となんら変わらない服装の俺。
場所は歌舞伎町のど真ん中。

何も困ってません！

2582003/04/14 23:24:01えざき名物
大学の周辺は典型的な学生街だった。
安い定食屋が所狭しと並んでおり、
一人暮らしで料理もできない俺はよく通った。

大学の周りだからなのか、
結構「カツ」を売りにした定食屋が
多かった気がする。

その筆頭はフクちゃんという店で、
とんかつ屋なのだが、いろんなバリエーションがある。
極めつけは「チョコとん」。
とんかつの衣と肉の間にチョコが入っているのだ。
雑誌にも取り上げられる名物料理だが、
たのむ人は皆無である。

友人と二人で食べに行ったが、
二人とも極度の味音痴だったため、
食べて最初に出た言葉は、友人の
「家、家賃いくらなの？」
であった。

チョコとんの味より俺の家の家賃の方が
関心を引いた実家通いの彼。

とんかつ屋なんだからカツがあって当たり前なのだが、
他にも、スパゲティを売りにしている店に、
カツスパというメニューを置いているところがあった。

ミートソースにカツが乗っているだけなのだが、
これもその店の名物になっており、下手すると、
店の客が全員これを食べていたりする。

これはよく食べにいった。
ちなみによくよく見るとカツの真ん中あたりが何切れか抜かれている。

そして、中にはラーメンにカツを入れている店もあった。
カツラーメン。

だからラーメンに入れたら衣がふやけて豚肉とばらばらになっちゃうだろ。

2592003/04/16 00:39:24えざき莫迦
昨日の日記で俺に家賃を聞いていた友人と二人で
東南アジアに旅行に行ったことがあった。

タイからシンガポールまでを
マレー鉄道に乗って一週間ぐらい旅行した。

彼の旅行の目的は
マレーシアにあるペトロナスツインタワーである。

ところが、いざいってみると建築中。
完成は数ヵ月先ということだった。

悔しさのあまり、ツインタワーの絵葉書を買い漁る彼。

ランドマークタワーにいったときも、
昼と夜の二回展望台まで上ってしまうようなやつである。
もう二度と来ないかもしれないマレーシアで
世界最大のツインタワーに上れないその悔しさたるや
相当なものだっただろう。

前々から言おうと思ってたけど。。。

お前はほんと高いところが好きだな。

2602003/04/16 22:53:24えざきあってた
家から駐輪場にいくまでに並木道がある。
去年の夏から登録した駐輪場なので、
春にその道を通るのは今回がはじめてである。

俺はその並木道をずっと桜の並木だと思っていた。
木の細かい特徴などはよくわからないが、
なんとなく桜っぽいと勝手に思い込んでいた。

春になるときれいな桜の並木道になるんだろうな。
と想像していたのだが、桜が咲き始めても
一向に花が咲く気配がない。

そして最近になってやっと花が咲き始めた。
なんか濃いピンクのポンポン見たいな花である。
桜を想像していたので、この自己主張の強そうな
花にちょっとがっかりした。

今日そんな話をしていたら、

「あ、それたぶん八重桜だよ」

え、桜なの？

2612003/04/18 00:16:55えざき発音
職場におりぐちさんという方がいる。
職場に人が増員されたさいに席を確保したり、
壊れた備品を修理に出したりする役回りの人だ。

戦場の補給部隊のような存在で、
実際に戦闘には参加していないものの、
もしいなければ、とたんに兵員の士気は悪化し、
戦闘は立ち行かなくなる。

それはともかく、俺はその人のことを
数ヶ月間も「ほりうち」さんだと思い込んでいた。

「あ、それはほりうちさんにきいてください」
「いやー、それはたぶんほりうちさんに聞かないとわからないですね」

といったかんじで、何度もほりうちさんといっていた。

ところが、誰も気がつかないのだ。
まず、二文字目の「り」と四文字目の「ち」が
一致している上、「ほ」と「お」は発音上ほとんど差がない。
最も難関なのは「う」と「ぐ」の三文字目だが、
ここにはアクセントがないため、早口で言うと
結構気がつかないのだ。

そもそも、俺も誰かがおりぐちさんを呼んで
いるのを聞いて、ほりうちさんだと思い込んだのだから、
よく似ているのである。

高校時代、そういう似たような違う言葉をいって、
相手が勘違いするので遊んだことを思い出した。

学食のおばちゃんに向かって、
「ビリーバンバンください」
という友人。

さすがにそれじゃカレー南蛮は出てこないだろ。

2622003/04/20 00:30:50えざき答え
今日は友達と飲みに池袋へ。

待っている間、本屋で書物占いの本を読んでみた。
書物占いとは、占いたいことを念じたあと、
適当に本を開いて、そこに書いてある
言葉から占うというものである。

こういった占いは、言葉から自分の中にある答えを
導き出すことが重要になる。
心の中にあって、自分が意識できていないものを
呼び出す手法としての占いは、タロットや夢占いと同じである。

短い時間なので、漠然と自分の人生がこれから
どうなるかについて占ってみた。

軽く念じて真ん中あたりを開く。

「Yes、でも周囲のわがままには気をつけて」

Yes、Noの問題なのだろうか。

2632003/04/21 00:15:28えざき事故
俺の右側の耳は普通の人の半分ぐらいしか音を拾えない。
低くくぐもった声とか、かすれそうな声は何を言っているのか
全く聞こえない。

左の耳はそれを補うように発達したのか、
人よりよく聞こえているようである。

最近気がついたが、そのせいで、
俺の意識はやや左前によっている気がする。

自分の真右をほとんど意識していないのだ。
自分の右側に薄い膜の壁のようなものがある感じである。

普通に生活する分には別に不自由なことはないし、
旅先などで仲間のいびきがうるさいときなどは、
体の左側を下にして寝ると耳栓がいらないので結構便利である。

小学校に入学した最初の授業があった日のことである。
当時仲がよかった友達の家にいつものように遊びに行ったが、
あいにく留守だった。
そのまま家に帰る途中、事故にあった。
どういう風に事故にあったのかは全く覚えていない。

おかげでその後二週間入院してしまい、
みんながその間習っていた時計の見方を
俺は何年間か知らなかったのは覚えている。

入院中、担任の先生がお見舞いにきてくれた。
そのとき母にこういったそうだ。

「授業で交通安全について教えたその日だったんですけどねぇ」

なんというか、学校の先生らしいお見舞いの言葉である。

2642003/04/21 23:25:11えざき相性論
人の性格は育った環境にある程度依存していると思う。
人との相性も、そういう育った環境によって、
やりやすい人とやりにくい人がいるのではないか。

例えば、俺は妹がいる兄だが、
反対の兄がいる妹として育った人とは話しやすい。

これはお互い育った環境での役割そのままで、
相手に接することができるからじゃないか。

つまり、弟がいる姉は、
反対の姉がいる弟と相性がよく、
たとえ姉妹や兄弟であっても、
どちらかと言えば妹と兄、弟と姉の組み合わせの方が
うまくいく可能性が高い気がする。

一方、一人っ子は完全に一人っ子側が
気に入るか気に入らないかにかかっており、
相手が完全にあわせてくれるひとか、
全く干渉しないタイプの人であれば
特に問題はないと思う。
相手を巻き込むのを得意とする下の人よりも
あまりこだわらない上の人との方が相性がいいのではないか。

と、得意げに自分の相性論を語っていたら、
聞いていた知人が、興味深そうに一言。

「で、真ん中どうしは？」

えーと。

2652003/04/24 00:44:34えざきすでに10年の付き合い
家に帰ってきたら近所に住んでいる友人から留守電が。

「パソコン壊れたからメール見させて」
とのことである。12時回っているが、留守電自体が
11時半にはいっていたので電話する俺。

数分後、
「いやー、朝起きたらパソコンが水かぶっちゃっててさぁ」
といってその友人がうちにきた。

パソコンが水をかぶること自体あまりないが、
なぜ朝起きたら水をかぶっていたのか。

朝起きたら、やかんがひっくり返っていて、
畳が水浸しになっており、パソコンも
水浸しだったそうだ。

やかんとパソコンが隣り合う彼の家は、
四畳半風呂なし家賃27000円の木造アパートである。

ちょっと寝相が悪いだけで、
彼の所得から見れば高価であろうパソコンを壊してしまう彼。
豪快と頭が悪いの境界線ギリギリのところで頭が悪い。

「こんなことってあんまりないだろ。すごくない？」

すごくない。

2662003/04/24 23:34:15えざき目的
一緒に仕事をしている人は、
たくさんフリーソフトや、ゲームを
電子ファイルでもっていて、
俺がちょっとでも興味を示すと
すぐにくれる。

今日は、CDの音楽を、
MP3に変換するソフトをもらったのだが、
ついでにいろんなゲームやらソフトをくれた。

その中にスクリーンセーバーがあったのだが、
やたらきれいなスクリーンセーバーである。
思わず見入ってしまう二人。

そういえば、学生時代、サークルで使っていた
印刷会社のパソコンのスクリーンセーバーは
鉄腕アトムの漫画だった。

鉄腕アトムの絵ではなく、漫画が
1ページ、2ページと順番に出てくるのである。

漫画を読むために、スクリーンセーバーを
起動したままじっとパソコンの画面をみつめる俺。

真ん中ぐらいまで来たときにうっかりマウスに触れてしまったら最悪である。
しかたなく、また１ページめから読み始める俺。

利用している人をパソコンの前に釘付けにしてしまう
スクリーンセーバーはスクリーンセーバーとして間違っていることに
今日気がついた。

2672003/04/27 22:54:25えざき酩酊
ゴールデンウィークのせいか金曜日から
毎日飲み会がある。

そして明日も飲み会だ。

たまの長期休暇のときぐらいしか、
あえない人も多いので、飲み会自体は楽しい。

が、飲むのは実はそんなに好きではない。
飲みすぎると気持ち悪くなるのもさることながら
酩酊状態になったときに判断力が鈍るのも好きではない原因だ。

いくら飲んでも記憶がなくなったことはないが、
それはもともと弱いのであまり飲んでないせいもある。
いままでで一番飲んだのは升酒４合が最高だったと思う。

升酒４合飲んだときはさすがにとてつもなく酔っ払っていたが、
どうやって家に帰ったかも覚えているし、
途中でうどん屋に寄ったことも覚えている。

ちなみにこのとき、俺はすでに満腹だった。

記憶はあるが、その行動はコントロールできないのである。
何で自分がうどんを頼んでいるのかわからないが、
俺はうどんを頼んでいるのだ。

別におなかいっぱいだからいらないのになぁ
とぼんやり思いながらうどんを食う俺。

最近読んだサイエンスの本に、
脳は前頭前野といわれる統率機能を中心に、
海馬や、偏桃体など複数の本能的な行動や思考をつかさどる機能が
存在すると書いてあった。

前頭前野が麻痺するとどうなるかについて
妙に納得できる話であった。

2682003/04/29 00:46:24えざき餞別
今日は３年同じところで働き続けた同期の送別会に。
送別会と言っても、どうせまたすぐに飲みにでも行きそうだが、
ついに別々の道を歩むことになるので、送別会の意味はある。

３年も一緒にいると随分仲良くなる。
はなから、あ、この人は苦手だ。というのでない限り
俺はどちらかと言うと同じ時間を過ごせば過ごすほど仲良くなる。

というわけで、３年は仲良くなるには充分すぎる期間だった。

が、そんな彼とも最初は全く接点もなく、
仲良くなりようがない状態であった。

海外研修中も滞在していた部屋が隣同士だと言うのに、
全く接近する要素はなかった。

研修中はひとつの部屋に二人づつ住むのだが、
彼は俺のルームメイトとは仲がよかった。

ちょくちょく俺（とルームメイト)の部屋に遊びに来る彼。

そのときもひとしきりルームメイトをいじくりまわして、
満足すると帰っていく。

あるとき、部屋に俺しかいないときがあった。
突然部屋に入ってくる彼。

「あれ？あいつは？」
「あ、いまいないよ」
「あ、そう」

バタン。

俺は、いるんだけどな。

2692003/05/01 23:47:23えざき減算
今週はゴールデンウィークなので、
気が抜けている感じである。

カレンダーどおりの出勤ながら、
気分が休んでしまっているため
仕事にならない。

今日は珍しく事務所がある丸ビルへ。

モノレールの整備場駅に通って
はや半年になるため、丸の内近辺の
垢抜けた感じが新鮮である。

同期と昼食を食べたところも、
小洒落たパスタの店だった。

一人1200円のランチ。
普段の社員食堂の平均額の実に倍である。

４人で行ったのだが、
全員同じ1200円だったため、
消費税込みで一律1260円かかった。

まず同期の一人が４人分をいっぺんに払い、
俺を含むほかの３人からお金を徴収し始めた。

が、ひとりどうしても1260円ちょうどがない。
1500円払ってお釣りをもらおうとする同期。

今度は徴収している側の同期に、
1500円のお釣り240円がない。

ちょっといらだたしげに

「じゃあ、200円あげるよ」

と言い放つお釣りを渡す側の同期。

渡したお金1500円。
お釣り200円。

支払額1300円。


逆ギレ？

2702003/05/03 00:58:57えざき暇
今も同じプロジェクトにいる先輩は、
前回のプロジェクトで俺の隣で仕事をしていた。

前回のプロジェクトでは英語が必須だったのだが、
俺は全く英語ができず、よく先輩に助けてもらっていた。

その先輩はまじめな人で、朝は早くから出勤し、
夜遅くまで仕事をしていた。

一方、俺と、その先輩の反対隣に座っている同期は
先輩ほどまじめではなく、仕事も楽だったため、
以下に暇をつぶすかについて頭を絞る毎日だった。

俺が最初に見つけたのは、
CGIゲームという、インターネット上で
できるゲームである。適度に時間もつぶせるし、
10秒やったら5分待たなければいけないなど、
待ち時間が長いため、その間は普通に仕事もしていた。

反対隣の同期はマイクロソフトアクセスというソフトで、
家計簿データベースを作っていた。

一見こっちの方がましな気がするが、
彼はこれのためにかなりの時間を割いていた。
自分のためにはなっていたかもしれないが
客は彼がアクセスを学ぶためにに金を払っている状態である。

インターネット上のゲームのキャラクターを
めきめき強くしていく後輩と、家計簿の交際費は
「彼女」と「彼女以外」という項目に分けるべきかに
頭を抱える後輩。

その先輩とはいまでも仲良く昼飯を食いに行く仲である。

2712003/05/04 00:12:55えざき芸術
せっかくのゴールデンウィークなので外へ。

大道芸をやっていたのでしばらく観ていると、
見物客の中から、手伝う人を選んでいた。

大道芸人にとって、手伝いを選びそこなったら、
その先の芸の面白さも半減してしまうため死活問題である。

まあ、あらかじめさくらの人が仕込まれているのかもしれないが、
そのときに選ばれた手伝いの人はなかなか上手で、場を盛り上げていた。

ところが、一点気になることがあった。
お前が言うなよ、というつっこみを恐れずにいうと、
その男の人はとてつもなくさえない人である。

よれよれの白い無地のTシャツにジーパンで、髪はぼさぼさ。

が、気になるところはそんなところではない。
隣に立っていた女の人がかなり美人のようなのだ。

高そうな黒いシャツにジーパン。
ちょっと色を抜いた長めのサラサラっぽい髪。
背は高めですらっとしている。

男の人が手伝いに向かうのにあわせて
おもむろにカメラを取り出し、写真を撮る彼女。
どう見ても恋人か何かである。

残念なのは、後姿しかわからないということだ。
こちらは大道芸をやっている広場の上の階から見ているため、
前に回り込むことはできない。

そうなるとどうしても顔が見たくなる俺。
無駄に最後まで大道芸を見続ける。

そして終わったあと、ついに彼女が振り返った。

普通だ。
しかも子供いるし。

子供は離れたところで見ていたらしく帰り際に戻ってきた。
顔は普通のやさしそうなお母さんという感じである。

手が生えたミロのビーナスを見た芸術家の気分を疑似体験した瞬間。

2722003/05/06 00:28:54えざき名称
ゴールデンウィークは、
借りたゲームをやるのにだいぶ時間を費やした。

反射神経を要求されるゲームだったのだが、
こういうゲームをやっていると、ゲーム脳といわれている
状態がどういう状態かなんとなく分かる。

プレイ中はゲーム以外のことをまったく考えられなくなる。
気がついたら何時間も経っていて、その間ほとんど思考が働いていない
感じなのだ。もちろんゲームについては一生懸命考えている。
が、反射的にボタンを押すことが大半で、考えるのはほんの一瞬である。

と思っていたら、最近はゲーム脳の影響は、
女の人のファッションにまで及んでいるそうである。

最近よく女の人がかがんだときにウエスト部分から
パンツが見えることがある。あれも羞恥心をつかさどる脳の部分が
麻痺してしまい、別に見えてもいいや、と思わせているというのだ。

電車の中で化粧をしてしまうのも、道端で座り込んでしまうのも、
理性をつかさどる脳の機能が低下し、周りを意識しなくなっている
ためだそうである。それこそがゲーム脳の正体だと。


もはやゲームとはなんの関係もない。

2732003/05/07 00:50:39えざき五百円玉
新五百円玉使えます
というシールが張ってある
自動販売機がある。

旧五百円玉は使えない。

随分ポジティブな自動販売機だ。

2742003/05/08 23:38:10えざきイメージ戦略
ITというとやはり欧米に一日の長がある気がする。
あのどこまでも融通の聞かない論理式の積み重ねと、
デジタルで0か1かのところなどは
なるほど日本文化じゃ発想できないコンセプトだな。と思う。

ところが、日本人は圧倒的にクオリティの高い製品を作ることができる。
その職人芸はプログラムにも応用されてしかるべきで、
昔の製造業のように、日本が他の追随を許さない高品質ソフトウェアを
生み出すことも不可能ではないと思う。

今だって、TRONなどはその典型である。
東大教授が提唱したこのオペレーションシステムは、
現在幅広い分野で利用され、自動車を制御したり、
携帯電話の画面を制御したりするシステムとして
利用されている。

パソコンの画面はよくフリーズするが、
携帯電話の画面がフリーズしないのは、
このTRONのおかげだという話もあるほどである。

さて、IT業界のイメージというとやはり
欧米っぽいスマートさはぬぐいきれない。

俺のIT業界のイメージ
http://www.baan.co.jp/

なんか、よくわからない英語とか出てくる感じだ。

ところで、今働いているところではサイボウズという
ソフトウェアが幅を利かせている。

サイボウズ。もうそれだけでなんとなく日本企業っぽい。
日本企業もこうしてどんどんソフトウェア業界に進出し、
ついには欧米の大企業をしのぐようになってもらいたいと思う。

そしてもうすぐ、こんなホームページがIT業界のイメージとして
世界中を席巻するにちがいない。

サイボウズのホームページ
http://www.cybozu.co.jp/


バンザイ？

2752003/05/10 00:42:48えざき組合せ
電車の中で携帯電話で話すのはマナー違反だが、
誰しも携帯電話を使いたいという状況になったことは
あるように思う。

結局、慣れの問題なのだ。
今までと違うことに不快感を感じているだけなのだから、
そのうちみんな携帯を普通に使う時代が来るように思う。
医療機器云々の話は、もっともらしい理由をつけようとしているだけで、
現に電車の中で携帯で話しまくっている香港で、
医療機器に影響がでたニュースなど聞いたことがない。

まあ、とはいえ、不快感を感じている人がいる以上、
鉄道会社としては対応せざるをえない。

そこで、折衷案として考えられるのは、
「携帯通話専用車両」だ。
「女性専用車両」みたいな。

携帯電話で話したい人はみんなこの車両。

あと、「喫煙車両」的なあつかいで、
長距離の列車にもそういう車両を設けてもよい。

窓口でもタバコをお吸いになられますか？と同じ感覚で、
「携帯でお話になられますか？」

そうすれば、そういう車両があるのだから、
と普通の車両で携帯を使う人も相当勇気がいるようになる気がする。

いい考えだと思っていたが、
これ、どんどんエスカレートしていくと
こんな風になってしまうんじゃないだろうか。

「タバコをお吸いになり、且つ携帯でお話になられますか？」
「いえ、タバコは吸いませんが、携帯で話します」

そしてこれに、音漏れするヘッドホンにも対応しろ
という話が加わってきたりして、

「タバコをお吸いになり、携帯でお話になられ、なおかつ音楽をお聞きになられますか？」
「タバコは吸いませんが、携帯で話します。音楽は聴く可能性があります」

あげく女性専用車両。

「タバコをお吸いになり、携帯でお話になられ、音楽をお聞きになり、なおかつ女性ですか？」
「タバコは吸います、携帯は使いません。音楽も聴きます。女性です(怒)」

女性ですか？はないか。

2762003/05/11 21:33:28えざき別離
昨日は歩いて五分の近所に住んでいた高校時代からの友人が
家を引き払い、栃木に引っ越すのでその送別会に。

そして今日は、家を引き払って明日出発するため、
うちに泊まりにきている。

大量のごみとともに。

何度も往復してうちにごみを運び込む友人。

間の悪いことに、こんなときに限って、
空き部屋になっている俺の部屋の上の部屋を見に来る人がいたりする。

「いやー、さっき家の前で大家さんにあっちゃってさ」

そのでかいゴミ袋二つも抱えた状態でか。

「大丈夫大丈夫、ちゃんと事情説明しといたから」
「で？納得してくれた？」
「なんか、渋い顔してたよ」

大丈夫じゃないだろ。

2772003/05/13 01:08:26えざき音声
システム開発プロジェクトという部類に入る
プロジェクトに参加している。

システム開発プロジェクトには開発者と呼ばれる
プログラマーの方々が必須である。

ところが残念ながら社内に開発者になれる人材は
ほとんどいない。結果、開発会社といわれる
開発専門の会社とコンビやトリオや同盟を組み、
プロジェクトを進めていくことになる。

今一緒に働いている人は、
そういう開発会社からきている人である。
対外的には社員のように振舞うが、
その実、全く社内のことはわからない。

別に二人でプログラムを組んでいるわけではなく、
どうしても開発知識を必要とする業務のため、
サポートをお願いしているのだ。

とある社内ミーティングの時。
とりあえず、社員として扱われるため、
ミーティングに出席してもらっていた。

最初は人事関連の話。
「今年度の、コア・ケイパビリティは。。。」

コア・ケイパビリティ：
コンサルタントとしての資質に関しての
いくつかの指標を中核能力と称して評価対象としたもの。
協調性・起業家精神・コスト意識など
十数件の指標についてどの程度の資質があるかを評価する。

ふと、横を見ると全然関係ないはずの
開発会社の人が一生懸命メモをとっている。

え？とおもってメモ用紙を見ると、そこには

「こわけパビリティ」

という言葉が。

なんだ。落書きか。


2782003/05/14 01:02:56えざき帝国
「＜帝国＞」という本を友人に薦められた。

グローバル化が進んだ結果、
国による統制や権威は力を弱め、
国家という主権は意味をなさなく
なってきている。
しかし、主権自体はなくならない。
国家にとって代わる超国家主権。
＜帝国＞が出現しつつある。
という論文だ。

一度彼が薦める本を読んだが、
大変興味深かった。

その彼が薦めるのだから、
これも面白いのだろうと思って買ってみた。

5600円。ハードカバー580ページ。
辞書並に重くて持ち運べない。

いつ読めっていうんだ。

2792003/05/15 01:48:56えざき感情と起伏
自分の中に複数の人格を感じる瞬間がある。

別に多重人格というわけではないが、
ひとつの自分という存在のもと、
微妙に毛色の違う人格があるような気がするのだ。

一番優勢なのは、かなり理性的なやつである。
常に自分を監視し、お前は感情的になって
なってるんじゃないか。と問い掛けてくるやつだ。

一方で、その対極に、感情の赴くままに
考えている存在も感じる。

快、不快で物事を判断し、感情のまま
批判したり、楽しんだりするやつだ。

で、大抵すごく不快な気分の中、
感情に任せて批判しようとすると、
優勢な冷静なやつが待ったをかける。

自分は何も悪くないと思ってないか。
交通事故と一緒で、100%相手が悪いなんて
ありえないんだぞ。

そうすると感情的なほうは反論をはじめる。

不快なもんは不快なんだから、
そんな理屈知ったことじゃないよ。
自分のどこに非があるっていうんだよ。

その瞬間で対応しなればならないときは
感情的なほうが勝つが、通常は考える余裕がある。
そうすると、どうしても理性的なほうが
何かしら理にかなった説明をはじめてしまう。

本体の俺も、それもそうだな。
感情的なほうはちょっと感情的になっているな。
と思ってしまうのだ。

感情的なほうなんだから感情的になっているのは
当たり前なんだが。

結果、たいていの場合勝手に納得して落ち着いてしまう。

表情に乏しいといわれるゆえんである。

2802003/05/15 23:32:07えざき栄養
最近朝起きられなくなってきており、
朝ごはんを食べる時間がない。

夜はほとんど食べられないため、
栄養が摂取できるタイミングは昼のみになってしまう。

仕方なく、夜遅くに夕飯を食べるという悪循環。

うちの最寄駅前にはなか卯があるので、
ざるそばを食べることができる。

そばは油分がほとんどないし、
うどんより栄養がありそうだ。

夜遅くなって食べても
あんまり胃に負担がかからなそうな気もする。

あっ、でも今日の昼そば食べたんだった。

2812003/05/17 23:44:08えざき横道
昨日の夜は同期がうちに泊まりにきた。
終電を逃してしまったのだ。

彼にとって赤羽はちょうど帰り道で、
しかもうまいラーメン屋があるため、
ちょっと寄ってくか。となる。

で、大抵深夜まで働いた後なので、
そもそも時間があんまりないのだが、
まあ、うちに泊まって朝帰ればいいか。
という感じで駅を降りてしまうのだ。

そんなわけで、一緒に家まで帰っていると、
からすが鳴いていた。からす？
鳥は鳥目なのにこんな夜になんで
活動しているんだろうか。

飛ぶためにはより遠くにあるものを
先に発見しておかないとぶつかったりして、
大変危ない。高速で移動中に獲物を見つけるためにも
それは必要である。

が、夜見えないメリットってなんだろう。
進化の過程で淘汰された結果、鳥目が残ったのであれば、
そこにも何かしら合理的な理由があるのではないか。

「夜飛ぶと危ないからじゃないの」
と同期。

なるほど、光が少ない夜に飛ぶのは大変危険だ。
見えていても昼間に比べれば全然見えないだろうから、
障害物にぶつかったりするかもしれないし、
獲物も見つけにくくて効率が悪い。

で、「じゃ、見えなきゃいいんじゃん」と
進化したわけだ。見えなきゃ無理に飛ぼうとも思わないし。

なるほどねぇ。そうかもしれないね。
と話しながら家路につく二人。

で、なんで夜中にからすが飛んでいたのか。

2822003/05/20 01:17:55えざき理論的感覚的
俺の中での男っぽさと
女っぽさの基準について以前書いた気がするが、

男っぽい人はどちらかというと理屈に強く、
女っぽい人はどちらかというと感覚とかセンスに強い。

典型的なのはパソコンを購入するときである。
女の人が最近パソコン買った。という話をしたとき、
スペックは？と聞いてまともな答えが返ってきたためしがない。

大抵、見た目がよかったからだとか、
使いやすそうだったからだとか、
一番売れていたからみたいな答えが返ってくる。

ここで、スペックについてよどみなく答え出す
女の人がいたら、それは俺の中では男っぽい女の人である。

別にスペックなんて知らなくても気に入ったのなら
それでいいと思うので、知らないで購入するのはかまわないと思う。
スペックを聞いてしまうのは、単に俺が興味があるからである。

また、はまるゲームのジャンルにも男っぽさや、
女っぽさが出る。と勝手に思っている。

男っぽい人はゲームの中に入り込んでしまうので、
ロールプレイングや、シミュレーションなど、
なりきってしまうゲームにはまる傾向が強い。

一方女っぽい人がはまるのは、
もっとボタンをタイミングよく押すゲームだとか、
テトリスのようなパズルゲームである。

あくまでゲームはゲームとしてそこにあって、
自分は中に入り込まない。

純粋にボタンを押す感覚や
リズムに乗ったりする感覚的な楽しさを
楽しんでいる人である。

ちなみに格闘ゲームや、レースゲームなどは
その両方の要素を持つ。

で、こんな感じで男っぽい人と
女っぽい人を分けているので、
時折、どう見ても女の人なのに、

「へー、男っぽいですねぇ」

といってしまったりする。

あ、いや、がさつとか家事できなそうとかではなく。

2832003/05/21 01:13:51えざき五月
もう五月も後半かと思うとあっという間である。

五月の前半に栃木に行った高校時代からの友人と
出発の前日、一緒に飯を食った。

場所は俺がよく行く定食屋。

とんかつキノシタという店の名前の通り、
とんかつが売りの店である。

店で待ち合わせたので、
彼の方が先に入って待っていた。

彼が頼んでいたのは、
甘鮭塩焼き定食。650円。
この店で最も安い定食である。

店名のとんかつを完全に無視してしまうのにはわけがある。
彼はとてつもなく金がないのだ。必要なときに必要なだけを稼ぎ、
好きなことをしている。栃木にもダッシュ村みたいなところで、
ボランティアか何かをしに行くのだ。

居酒屋バイトで月収40万ぐらい稼ぎ出していたはずだが、
奨学金や滞納家賃の返済やら、そのボランティアに行く資金やらで
きれいになくなったそうだ。

100円も足せば朝ごはんみたいな甘鮭塩焼き定食も
店主自慢のとんかつ定食になるというのに、
それすら耐える彼。俺におごってもらうほど落ちぶれてはいない。

「あの店だめだなぁ」

店を出たとたんだめだしする彼。
とんかつ屋で鮭食っといてだめだしするなよ。

その後、俺の家から徒歩５分の家を引き払った彼は、
荷物が多すぎて栃木に持っていけず、
うちにいろんなものを置いていった。

モンゴル岩塩。得体の知れない味噌。本。

そして、ためていた一円玉や外国のコイン。

「まあ、とっとけよ」

と、ごみを置いていくようにいっていたので
たいした額は入っていないと思っていたら。

中には５ドル札（米ドル）も入っている。
今日袋を覗いたら、五百円玉も入っていた。

確実に総額1000円は超えている。

いつも豪快さと頭の悪さの境界にいることを忘れない男である。

2842003/05/22 00:29:30えざき三すくみ
お前は単純すぎだ。といわれたことがある。

単純すぎというか、話を単純にしすぎだ。
といわれたのかも知れない。

俺は常に要はなんなのかが知りたいと思っていて、
なんかいろんなことをいっているが、
それってつまり一言でいうとこういうこと？
って聞きたくなってしまうのだ。

そもそも相手は一言でいえないから、
いろんな話をしている。ということはわかっている。
だけど、俺はこの程度しか理解していませんよ。
というメッセージも含めて聞いたあとに
こういうことですか？と聞いてしまう。

すると相手は、いやいや、そんなストレートな話ではなくて、
もっと何というか、こう、みたいな感じになってしまう。

程度の差こそあれ、俺みたいな要約するのが好きなタイプは結構いると思うが、
俺は、こういうタイプをジャンケンでいうグーのタイプだ。
と思っている。

結局何がいいたいのか、相手が求めているものはなんなのか、という
一点に集中し、その周りの尾ひれのような言葉を完全に無視する。
直線的で、単純な思考を好むタイプである。

一方、チョキのタイプもいる。
理屈を重視し、小難しい言葉の言い回しや、
複雑な論理展開、奇抜な発想を得意とし、
中身がなんであれ、相手をなんとなく説得してしまうタイプだ。
華麗な言い回しや、思いも寄らない角度からの発想で
相手を感心させることに最大の注意を払う。

パーの人は、常識を重視するタイプの人である。
広く認知されていることを重んじ、
自分の常識から外れている＝だめ
という図式がそこには存在しており、
より多数の考え方を支持する。

チョキの人がどんなに華麗な言い回しをしても、
グーの人には通用しない。それって、結局こういうことでしょ？
といってチョキのテクニックを台無しにしてしまうのだ。

一方パーの人にチョキの人は強い。
華麗な言い回しに、華麗＝いい。という図式が成り立ちやすいからだ。
複雑な論理展開や、難しい言い回しができる人は頭がいい。
という考え方のほうがどちらかというと常識的だろう。

一方、なんでも単純化しようとするグーの人は
パーの人には弱い。え？そんなの当たり前じゃん。
ってことになってしまうからだ。
単純＝難しいことがわからない＝わるい。
というのも一般的なイメージである。

また、あいこになる同じタイプ同士の関係もある。
この場合は、お互いが協力的であれば価値観が同じなので強固な関係を築ける。
しかし、非協力的だった場合は最悪である。お互い一歩も譲らず、
どちらも俺はあいつに負けてない。と思ってしまうからだ。

だから俺はパーの人にはできるだけ近づかないようにしていた。

そうか、それで周りに変なやつが多いのか。

2852003/05/23 00:07:08えざき趣味の世界
今日はちょっと早めに帰って来れたので、
60時間やったゲームをついにクリアした。

俺が小学生の頃からある、
女神転生というシリーズもののRPGなのだが、
同期が優待販売で８掛けぐらいで手に入れてくれた。

世界中の神話の世界の神様や悪魔、妖精が敵や仲間として存在し、
最後の敵は、唯一神ヤハウェ（ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が共通で崇めている神)
というむちゃくちゃなゲームである。

どこかから何かいわれたのか、今回の最後の敵は唯一神ではなかったが、
見た目はいつもの唯一神だった。

今回の話は４つの思想のどれかを支持し、
その思想を世界のルールにしてしまうという話だった。

４つの思想。
自分ならどれを支持したいだろうか。

一つ目は完全に機能的な世界を目指すというもの。
個々人が勝手な行動をとるのではなく、完全に統制され、
全ては全体が最も効率よく動くためにはどうすればよいのかだけを考え、
そこから外れるものは排除される。
ゲームでは「シジマ」と名付けられていた。

二つ目は超個人主義の世界。
所詮人間は他人を完全には理解できない。
相手のことがわかったような気がしていても、
それはあくまで自分というフィルターを通して判断した結果である。
各人は各人の中の物語を生きているに過ぎない。
それぞれが互いに全く干渉せず、独立して存在する世界。
ゲームでは「ムスビ」と名付けられていた。

三つ目は純粋に力が支配する世界。
能力の高いものだけが生き残り、弱者は消えていく世界。
もともと適者生存によって進化したのち、現在にいたっているのであれば、
これはもっとも自然な形である。理屈抜きで強いものが勝つ世界。
ゲームでは「ヨスガ」と名付けられていた。

四つ目は自由な意思のもと、それぞれが行動する世界。
これは、現在の世界そのままである。
この思想に名前はない。

結局四つ目が一番いいよね。という落ちなのだが、
四つ目がないとしたら、残りの極端な世界のうち、
どれを選ぶだろうか。

俺は迷わず「ムスビ」の世界を支持する。
引きこもりだから。

なんて事を書いていて思い出したが、
まだ同期にこのゲームのお金払ってないや。

2862003/05/24 01:08:28えざき同期
人は変化を求めるというが、
それは自分が起こす変化であって、
他人が起こす変化に対しては抵抗を覚えるものだと思う。

今日は、今月退職する同期の送別会を仲のいい３人で集まって、
ささやかに開いてみた。

その同期は、寡黙でちょっと融通が利かないところがあり、
その硬さと静かさから「地蔵」と揶揄されることもある。
が、引きこもりという共通項で意気投合し、
社会人としては入社当初からの最も古い友人である。

彼の彼女もやはり俺の同期で、
もはや同期同士の社内恋愛ではなくなるのだが、
公然の社内カップルであった。

ところが、入社当初、俺はこの彼女が、
大変嫌いで、彼が彼女のことを気に入っている
ような発言をしたときも、内心どうかしてると
思ったぐらいである。

気に食わなかった原因は、
その口の悪さである。本人がいないところで毒づくのだ。
俺は毒づいたりしないとは言わないが、
できるだけ本人の前で思ったことをそのまま言おうと思っている。
それで嫌われるのはまあしょうがないし、
そういう言動を気に入って仲良くなることも多々ある。

影で、こんなこと本人にはいえないけど、と
毒づく彼女を見て、何なんだこいつはと思っていたわけである。

ところが、そんな彼女と奇しくも２年近く同じプロジェクトで働くことになった。
で、その初期の頃に今の同期と付き合い始めるわけだが、
その前後から、格段に影で毒づく姿を見かけなくなったのである。
そうなってくると、別に悪いやつじゃないなと思うようになり、
長い期間同じところで働くうちに、普通に仲のいい同期になった。

そんな彼女とはまた同じプロジェクトにいるのだが、
この間、帰りにたまたま一緒になったとき、その話になった。

昔はひどく口が悪かったけど、最近はめっきりそんなこともなくなったね。
といった俺に対する彼女の返答。

「地蔵に毒づいてもしょうがないからね」

よかった。昔のままだ。

2872003/05/26 01:21:22えざき人生初
昨日は大学の頃のサークルの友人が遊びにきた。
このオルトアール雑談解放区の紹介者でもある彼は、
最近、友人を連れて遊びに来るようになった。

彼が勤めている書店の、バイトと元バイトの二人で、
最初は面識がなかったが、今回で三回目になる。

はじめてあったのが自分の部屋。
そして、自分の部屋以外であったことがない。
という珍しい知り合いである。

本屋なので、結構夜遅くまで働かなければならず、
いつも来るのは深夜11時を回った頃になる。
そして三人で来た時は次の日の午前中に帰っていく。

「明日の12時に千駄ヶ谷駅に着くには何時に出ればいい？」

いつもは勤め先の渋谷とか、もっと都会に行くのに、
今回は千駄ヶ谷なのは、彼がTOEICを受けるためである。
俺よりひとつ年上なので、27歳にして、人生初のTOEIC。

大学時代からTOEICの略が
Test of English for International Communication
であることを知っていて、得意げに話していた彼だが、
受けるのは始めてである。

なぜこんな年になって、と思うが、彼の人間性から考えて、
転職に有利だからとか、英語が使える環境で働きたいとか、
そういう実利的な理由ではないことだけは確かである。

そして朝、10時半頃起床して、家をでる準備をしていた彼が、
あることに気がついた。

「あ、シャーペンの芯がないんだった！」

全部マークシートだから、鉛筆を持っていけ。

2882003/05/26 23:59:15えざき脆弱
脆弱性とかセキュリティホールとかいう
言葉はよく聞くと思うが、今日はそういった欠陥
に対応した修正プログラムをインストールしている最中である。

要はマイクロソフト社が間違いに気づいたプログラムを上書きして、
気づいた間違いについて修正したプログラムに書き換えているのであるが、
これがまたべらぼーに時間がかかる。

当然だが、気づいたところしか修正していないため、
またその後気づいた間違いはまた別の修正プログラムを
インストールしなければならない。

いったい、俺のパソコンはどの修正プログラムを入れて、
どれは入れなくていいのか。
と思うが、そこはきちんとサポートされている。

スタートメニューから入る、Windows Updateというのがそれだ。
それを選択すれば、マイクロソフト社のホームページに飛び、
そこで、自分が更新しなければいけない修正プログラムのファイルを
自動で調べてもらえる。

さっそく調べたところ、以下のようなメッセージが。

「重要な更新ファイルは７件あります。」

そうか、７件もあるのか。
とりあえずダウンロードしてインストールする俺。
最初の１件をダウンロードした時点で、インストールが始まった。

「再起動が必要です。今すぐ再起動しますか？」

とりあえず、再起動だ。
一度、シャットダウンし再起動する。

もう一度、スタートメニューからWindows Updateへ。

「重要な更新ファイルが７件あります。」

？

さっきも７件だったじゃないか。

だが、先ほどの１件目はなくなっており、
別の１件が追加されていた。一応前には進んでいるようである。

次の１件を入れたところで、また再起動のメッセージが。
再起動後、Windows Updateへ。

まさか、また７件ありますなんていうんじゃないだろうな。
いつまでたっても７件７件って、無限に終わらないっていうオチか？

おそるおそる重要な更新ファイルを調べる俺。

「重要な更新ファイルが25件あります。」

こらこら。

2892003/05/28 23:40:48えざきまずは言語
昨日は前回のプロジェクトのお客さんだった人が
退職するということで、送別会に出席していた。

送別会といっても、かつてプロジェクトで
苦労した仲間うちで、お客さんの会社の人６人と
うちの会社の人３人である。１人はすでに退職しているが。

今は皆さん結構ばらばらになってしまっているらしく、
久しぶりの再会もかねて、大いに盛り上がった。

当然、話の大半はプロジェクトの思い出話である。
相手先の会社も外資系といえば外資系の会社だったのだが、
外資系の会社といっても英語ができるわけじゃないのは、
俺と同様である。

「いやー、最初は大変だったよ。
いきなり外人とミーティングでさ、
俺とこいつと二人でその外人の言うこと
聞いてたんだけどさっぱりでさあ」

そういうその人は入社当時のTOEICが300点程度。
そして、もう一人のほうも350点程度。ということだ。

「NOVAだね、あれは。NOVA」

二人で、今日のNOVAよやくした？
とかいっていたそうである。

テーブルを囲んで、
イギリス人の先生を前にぽかんと
英語を聞いている二人。

少人数制である。

2902003/05/30 01:00:04えざき意志
SARSが相変わらず猛威を振るっている。
不謹慎な話だが、こういうときに考えるのは
こんな仕掛けを誰が造ったのか知らないけど、
うまくできてるなあ。ということである。

そもそもこういった新しいウイルスが発生するのは
人間が今まで接触のなかった生態系に触れたときである。

人が増えればその行動範囲は拡大する。
拡大しすぎないように、新しい場所に進出すれば
それを押さえ込もうとする圧力が働く。

その圧力がウイルスというかたちをとって、
個体の数を減らそうとするのだ。

そういうバランスを取ろうという力は
確かに存在していて、そこに何らかの意志の力を
感じ取れるというのもわかる。
神話や宗教はこうやって興ったのだろう。

で、そんな意志の力が一個人の幸せについてなんて
何の関心もないこともやっぱり明らかな気がするのだ。

2912003/05/31 01:19:00えざき言霊
明日は台風だそうだ。
まだ６月にもなっていないのに。

古来より言霊信仰というのがある。
口に出した言葉が力を持ち、そのときは真実でなくとも、
口に出したことにより現実になる。

だから、言葉は大事にし、けしてむやみに口を開くべきではない。
沈黙は金なり、など言霊信仰から派生している
概念は根強く、日本文化に大きな影響を与えている。

３日ほど前、明日、というかすでに今日だが、結婚する
同じチームで働いている人が結婚式の最後の挨拶を
ちょっと読んでよ。と俺に送ってきた。

とりあえず目を通す俺。
最後が途中である。

ご迷惑をかけるかもしれませんが、

で止まっているのだ。
まだ途中だけど。と断る彼。

こういうとき、所詮は人事なので、
続きの文章もすらすら浮かんでくる。

・・・ご迷惑をかけるかもしれません。
時間はかかるかもしれませんが、新婦ともども
これからも成長していきたいと思っておりますので、
温かい目で見守ってくださいますよう
よろしくお願いいたします。

と、続きを書いて送り返した。

そのとき、そんなにきちんと書いて送り返すだけでは
つまらないな、とちょっと思ってしまった。

そしてついうっかり冗談で書き足してしまったのだ。

本日は激しい雨の中お越しいただき、大変ありがとうございました。

2922003/05/31 22:42:23えざき美醜
昨日このオルトアール雑談解放区の
他のルームを適当に眺めていたら、
アメリカ人の元彼に部屋を家捜しされ、
アルバムを持っていかれてしまったという
女の人の日記を見つけた。

最新の書き込みを２，３個読んだところで、
その元彼の異常な行動と、こんなやつとなんで
付き合っていたのかというのに興味がわき、
最初から読んでみた。

ところが、予想通りというか、意外にもというか、
最初は理想の彼に出会えて最高だぐらいのことが書いてある。

最後の（というか最新の）悪夢のような状況とは全く正反対である。
一通り読んでみると、書いている人はかなりの美人らしく、
いろんな男の人が寄ってきて、たくさん浮気をしたり、
別れてはよりを戻したりを繰り返していた。

美男美女というのも大変である。
昔は美男美女は相手選びの選択肢の幅が広がるからいいな。
と単純に思っていたが、それには実は前提がある。

「相手の全てがすぐにわかるのであれば」という前提のもと、
美男美女はそれ以外の人よりもいい。

実際のところは、相手がどんな人間なのかというのは
どんなに深く付き合っていてもわからないところがある。
ゲームのように全て数値化されていて、優劣を決められるわけではない。

たくさんの自分によってくる人間の中から、
自分を本当に幸せにしてくれる人間を見抜かなければならないのである。
いい気分にさせてくれるが、その実ストーカーに片足突っ込んでいる
先の日記の元彼のような人をちゃんと選り分けなければならないのだ。

一方、選択肢があまり多くない人は、自分が好きになった人に
自分から寄っていかなければ道は開けない。成功率を上げるためには
自分を磨かなければならないし、相手にも多くを求めなくなる。
結果、数少ない出会いの中で幸せになれる割合は美男美女よりも
はるかに高いのではないか。浮気して破綻することもないし。

思わず熱く語ってしまったが、これは俺がうだつがあがらないことを
正当化しているわけでは決してない。

いや、ほんとに。

2932003/06/03 00:56:10えざき名
実は全ルームの文字列や逆リンクを検索できる機能があることを発見。
その名も「検索君」。

・検索君
http://b1.alt-r.com/zc/search.html

このルームの名前もつれづれくんと、
最後にくんが付いているが、このなまえ、
同期がMSアクセスで作った家計簿データベース
「こつこつくん」から来ている。

家計簿ソフトは数あれど、
彼の家計簿ソフトのほかと違う点は、
交際費だか、娯楽費だかの分類に、
「彼女」と、「彼女以外」というのを
備えている点である。

彼女以外（の異性)にいくら使ってしまったかが、
一目でわかるこのソフトは、まわりの同期に大好評。
というほどでもなかった。もらっている人は見たことあるが、
使っている人は作成者以外にはいなかった気がする。

それはさておき、〜くんというネーミングは
それが古臭いとか、お前何歳だよとかいう批判はともかくとして、
何かを自動でやってくれるものに対して付けるものである。

先の検索君も、こつこつくんも、自動で自分の代わりに
何かをやってくれているから、まるで人格をもつかのように
〜くん、と名付けてしまうのである。

...。

いまさらながら、つれづれくんの名前のつけ方を間違っていることに気づく俺。

しかもめんどくさいからこのままである。

2942003/06/04 00:36:18えざき同僚
しばらく会っていない同期からメールが来た。
俺ともう一人同じプロジェクトにいる同期宛に
送られてきていて、俺のいる部署で新しく
始まりそうなプロジェクトについての質問である。

ところが、俺はそんなプロジェクトが始まる
なんて聞いたこともなかったので、そこに書かれている
３つの質問のどれにも答えることができない。

唯一答えられるとすれば、欄外に書いてあった質問
に対する答えで、先月退職した同期の送別会は、
実家に帰ったためもう行えないということぐらいである。

で、しばらくほっておいたら、もう一人の同期が、
きちんと３つの質問に答えたメールを返信した。

俺は何の役にも立たなかったのだが、
せっかく久しぶりに同期がメールを送ってくれたのだ。
何か返信しておきたいと思い、とりあえず、
返信した同期の文章をちょっとまねして、
何の意味もないメールを返してみた。

�，亡悗靴討呂い辰靴腓貌�いている○○が答えてくれるよ。
�△亡悗靴討蓮�○が知っているよ。
��に関しては俺は個人的に送別会したから満足だよ。

当然これに対する返事としては、

「お前これじゃあ何にも答えてないだろ！
っていうか��はこの質問じゃないわ、
ただのお前の気分だわ意味わかんねぇよ！」

という激しい突込みである。

ワクワクしながら待つ俺。

するとまもなく返信が来た。

「二人とも久しぶり！

えざきくんはなんだかやる気無いですね。
大丈夫ですか？

同期が減って寂しいですが、
いる人でがんばりましょう！

Have good days!」

すっかり忘れていた。
彼女は中国人であった。

ボケを気持ちいいほどスルーされる俺。

えざきくんはなんだかやる気無いですね。
大丈夫ですか？

って、これではまるで仕事のストレスで
情緒不安定になっている同期である。

ひきこもりか、ひきこもりがいかんのか。

最後は無駄に英語がさわやかである。

俺からのメールがただのやる気がないメール
以外のなにものでもなかったこの同期とは、
それでも結構仲がいいほうだ。

と思う。

2952003/06/05 02:03:39えざき相性
この前他のルームを覗いていたときに見つけた
占いのリンク。

http://hanihoh.com/love/index.cgi?checkname=%82%A6%82%B4%82%AB&mystat=6627747533

自分の結果をつけて相手に送れる。
相性占いもついでにできるところが優れている。

占いというか統計である。

結果を見たところなるほどなぁ。
と思うところが多く、当たってるな。と思ったが、
よくよく考えたら結果がよかったから
当たっているような気がしただけであった。

2962003/06/06 01:59:15えざき終電
最近大学生ぐらいの人たちが、
自分よりはるかに若く見えてちょっと驚く。

自分の気持ち的には大学の頃と
何も変わってない気がするのだが、
相対的にはそうではないらしい。

今日は終電で帰宅。
結構込み合った電車の中で、
目の前にはバイトの帰りと思われる
大学生の男女二人が。

最初、高校生かと思ったが、
話している内容から、どうやら大学生らしい
事がわかる。こんなに若かったっけ。大学生。

かわいこちゃん風の女の子のほうは
どうやら男の子に好意をもっているらしく、
あからさまに態度にでている。

一方男の子方は、しどろもどろで、
浮き足立ってしまっていて余裕がない。

自分も好意を持っているんだけど、
相手が積極的すぎて、どうすればいいのかわからない
といった感じである。こういうときは、大抵男の方が頼りない。

そうこうするうちに、その女の子の最寄り駅に着いたらしく、
彼女はその男の子に向かってこういったのだ。

「降りるよ」

おお、男らしい！

一瞬、一緒の駅なのかと思ったが、
そうではない。男の子の方の最寄り駅は
まだ先のようである。

その言葉に対する男の子の返答。

「え、あ、いや、降りたら帰れなくなるから」

降りたら帰らなくていいんだよ！

いや、わかんないけど。

2972003/06/07 01:56:10えざき空気
身長が145cｍぐらいしかない同期がいる。
幸い女性である。

付き合いたくないタイプの男性は？と聞かれて、
「あたしより背が低い人」という女子中高生は
多々いるような気がするが、

付き合いたくないタイプの女性は？と聞かれて、
「俺より背が低い人」という男性は、
ちょっと待て、となんだかよくわからないが
とりあえずつっこみたくなる。

女の人は小さい方が得なのではないか
と思うことすらあるので、それはいい個性として、
受け止めてもいいだろう。

ところが、やはり小さいことは不便でもある。
典型的なのは満員電車。平均男性の
胸のあたりぐらいに頭がきてしまうため、
どうしても息苦しい。

そこで、その同期と一緒に仕事している人が
こう提案したらしい。

「シュノーケルあげるよ」

シュノーケル。
水面下に顔があっても、
呼吸できるあれである。

なるほど、仮にそのシュノーケルが
30cmあるとして、その同期は
175cmの位置に口がつく計算になる。

ところが、それはそれで新たな問題が発生するのではないか。

俺のような平均的な中肉中背の男性なら
誰しも経験があると思うが、
体調が悪い人の至近距離で、
きつい口臭をかがされるはめになることが
たまにある。

相手の口がすぐ鼻の近くに来てしまうためだ。

いくらシュノーケルが口で呼吸するための
道具だとしても、そのにおいはやはり
伝わってくるだろう。

満員電車の中を移動していくシュノーケルの口。
じゃなかった同期。新鮮な空気のためなら、
どんなに満員電車で身動きがとりにくくとも、
移動せねばならない。

そして、そんなシュノーケルの口が
右往左往している様を見てしまったら、
俺なら必ずやってしまうことがある。

とりあえずシュノーケルの口をふさいでみる。

それはもう本能であり、どうしようもない。
何が起こるかわからないが、とりあえず
口はふさいでみたい。

「えーっ！そんなことしたら窒息しちゃうよ！殺人だよ！」

シュノーケルの口をふさがれて、
顔を真っ赤にしながらなす術もなくもがき苦しむ同期。

はずせ。そのくわえてるやつ。

2982003/06/07 23:46:03えざき偶然
かな字入力とローマ字入力という
二種類の入力方式がある。

キーボードについているひらがなは
かな字入力用のものであることは、
おそらく皆知っていることと思う。

ところで、「も」がどの位置にあるか
確認していただきたい。

ホームポジションといわれる手の位置で、
右手人差し指のすぐ下にある。
アルファベットの「M」の位置である。

そして、俺が会社で使っているPCも、家で使っているPCも、
その下にあるのは「変換」ボタンである。

だからなんだ。
いや、別にただそれだけの話である。

ところで、最近今のプロジェクトで、
俺が担当している業務に新たにメンバーが
追加されている。

もともと一人でやっていたときは、
とても回らないと思っていたが、
それもそのはずである。

今は６人なのにそれでもぎりぎりといった感じなのだ。

６人といえばもう立派なチームである。
チームにはリーダーが必要で、
新たに初老のリーダーが着任した。

豊富な経験から語られるその理念は
なるほど示唆に富み、部下の立場も
よくわかってくれているようである。

このリーダーは、古い人だからか、
かな字入力を使っている。

かな字入力方式はキーの位置をローマ字入力方式より
たくさん覚えなければいけない反面、
「も」を「mo」と打たなければならないローマ字入力より
単純に倍速で入力ができる。

リーダーは着任早々チームの体制および
業務の品質向上に乗り出した。

そのひとつに進捗管理がある。
やらなければならない作業がどれくらい
終わったのかを目に見える形にし、
問題を発見するのに役立てる。

チームの業務として、プロジェクトで進んでいる
システム開発状況を進捗管理して、
監視しなければならないというものがある。

彼は、今まで報告されていた進捗に関する情報を、
さらに詳細に報告するように変更しようとしている。
進捗管理のレベルアップである。

ところが、詳細まで報告が必要となると、
それだけ報告者に負荷がかかる。
彼は今週にでもそれをやって欲しかったらしいが、
やはり報告者はいきなりそんなことを言われても。
ということになる。

進捗を報告すると同時に以下のような内容のメールが来た。
「申し訳ありませんが、新しい報告形式は次週から
ということでよろしいでしょうか」

リーダーも鬼ではない。
ただでさえ厳しいスケジュールの中、
皆がんばっているのだ。寛大なメールを返す彼。

「了解しました。次週よりお願いします。
進捗管理に関しては、段階的にレベルアップをはかっていきたいと思っています。
○○も」

いや、あんたはいいよ。

2992003/06/10 00:05:47えざき翻訳
今週、前のプロジェクトにいたときにいっしょに働いていた
イギリス人の女の人が結婚するということで、
今のプロジェクトにいる元チームのメンバーで
メッセージカードを書くことになった。

もちろん英語で。

プロジェクトにいた頃から俺の英語のできなさは
折り紙つきで、全くしゃべらなかったため、
チームでも俺は寡黙な人と思われていた。
実際、寡黙だが。

だが、日常会話は寡黙でやり過ごせても、
メッセージカードに「......」と書いて終わり。
というわけにはいかない。

ところが、最近は世の中も随分進歩して、
インターネットで日本語テキストを英語にしてくれるようになった。
すばらしい。

早速、日本語でテキストを考え、
翻訳サイトに頼る俺。

日本語のテキストを考えるだけなら簡単である。

--
結婚おめでとうございます。
結婚式にでることができなくてごめんなさい。
プロジェクトが忙しくて。
もしよかったら、結婚式の写真をメールで送ってください。
これからもお幸せに。
--

イギリスでやる結婚式に
出ようとしているという冗談もちょっと交えて、
いい感じでできた。自画自賛する俺。

早速翻訳ソフトで翻訳してみる。
が、英語にするとなんだか、ほんとにこれでいいのか？
という気になってくる。しかし、英語ができない俺には
英語の微妙なニュアンスはわからない。

そこで名案を思いついた。
この英文を翻訳ソフトで翻訳してもらえばいいのだ！
あまりの名案に自分をほめてやりたくなる俺。
さっそく、その英文を日本語に翻訳してみた。

--
私はあなたの結婚であなたを祝います。
結婚式に現われることができないで、私はすまなく思います。
プロジェクトは使用中です。
もしそれがよければ、メイルで婚礼の写真を送ってください。
私はあなたにすべての幸福[将来]を祈ります。
--

プロジェクトを誰かが使っている。

使えるものだったのか。
「ちょっとそのプロジェクト貸して」
っていう感じか。

しかも、「もしそれがよければ」婚礼の写真を送れ。というのは、
へぼい写真を送ったりするなよ。
という意味になってしまうのではないか。

にわかに心配になる俺。
まあ、俺の英語力はよく知っているだろうから、
笑って許してくれるだろうが、だめな写真送るなよ。
なんて、英語ができないにしても失礼ではないか。

途方にくれる俺。
とりあえず、今の文章を何度か英和、和英と翻訳を繰り返してみた。

--
Iはあなたの結婚によってあなたを祝います。
Iが結婚式に現われる能力を持っていない場合、それは終了され、
考察によってその中に入れられません。
プロジェクトは使用の下にあります。
推測は、回避するべきメイルによる結婚の写真を送るべきです。
私[――あなた/――すべて]――Happy/--[将来へのフォーチュン]]
--

もはや何かの予言のようである。

結婚式に現れる能力って、結婚式のときだけ、
空を飛べたりするんだろうか。

メイルは回避するべきものなのに、
推測が送るべきらしい。
考察や推測に人格を与える斬新な擬人法。
ここまで来ると哲学かなにかのような気さえしてくる。

...。

普通に書きました。

3002003/06/11 00:37:49えざき初心
つれづれくんも今回が300番目の書き込みである。
100回を目標にやってきたつれづれくんだが、
300回を超えてしまうのは
ひとえに頼んでもないのに読んでくれている
周りの方々の激励のおかげである。

いったいどれだけの時間を無駄にしていることやら。
俺もみんなも。

...すいません。ありがとうございます。


さて、激励といえば、思い出すのは身長145cmの同期である。

つれづれくんをはじめた頃、
10回目近くまでさかのぼると、
ちびっこという名前で書き込みがある。

これがその同期である。
わかりやすい。

前々回では面白天然キャラになってしまっているが、
実は大変まじめな方で、俺のくだらない話に
真っ向から反論している。

たのむからやめてくれと泣いて頼む俺。

書き始めた当初、俺が書きたかったのは、
「口開いてるよ」といわれたときに、
口を閉めるのを忘れてまで、俺は何を考えているのか、
ということであった。ただ無心に口をあけているわけではない。
こんなにいろんなことを考えていて、ついつい口を閉め忘れるのだ。と。

いや、確かそんなコンセプトだったと思う。

ところが、こんなくだらない書き込み、
誰にも言わなければ読んでもらえないのは明らかである。
そこで、数人の同期に声をかけたのだ。

その中の一人がちびっこさんであった。

声をかけたのはなんか暇そうだったからである。
っていうか、その当時、俺の周りにいる人はみんな暇だった。
そのため、周りにいる仲のいい同期みんなに広めてみたのだ。

こんなの書こうなんていう俺も、そもそも暇だったからはじめたのである。

以来、ちびっこさんを筆頭に今でも欠かさずよんでくれている人も
いるらしいが、当初のちびっこさんのインパクトは、
もはや誰も書き込まず、平和になった今でも強く残っている。

ちなみに、ちびっこさんの書き込みの周辺に書き込まれている「妹」は、
俺の妹とは全く関係ない。妹知らないし。

読んでいる知り合いは誰一人俺の妹であることを疑わなかったが、
このサイトを紹介してくれた友人のいたずらである。

【開始当初】
http://b1.alt-r.com/zc/view.php3?m=0&n=1737&p=14

3012003/06/12 02:26:02えざき不在
今週は、いつも一緒に働いている人が
新婚旅行に行ってしまったため、
いつもに比べて忙しい。

基本的に役割は分担されていると思っていたが、
一人でやっていると、とりあえず凌いでおかなければいけないケースも
結構あることに気づく。

お互いB型である。

それが関係あるかどうかはともかくとして、
一見すると、お互いの作業範囲はあいまいに見えるのだが、
当人同士の間では結構はっきり分かれている。

できることとできないこと、得意なことと不得意なことが
なんとなく別れているため、あまりもめないというのもあるが、
部屋は散らかっていても、どこに何があるのかはわかっている。
というB型同士が組むとこうなる。という典型な気がする。

ちなみに、マイペースで雑なところをフォローする人は誰もいない。

3022003/06/13 00:51:50えざき企画
仲間うちで勉強会をしようという企画がある。
自分のやりたいテーマを決め、勉強して、
パワーポイントを使ってまとめて発表する。
というただそれだけの企画である。

今回２回目になるが、
４人でやっているので、２人１組になり、
協力して資料を作っている。

俺の相方になっているのは、一個上の先輩で、
長身でハンサム。舌鋒鋭く論陣を張ることもできる
頭脳明晰な在日韓国人である。ちなみに、韓国語はできない。

最初見たときは、おお、なんかすごそう。
と思ったが、ダジャレが大好きという
欠点のおかげで全てを台無しにしている。

そして、そのバランスが彼の魅力を生み出す。

通常、

だれが長身でハンサムで頭脳明晰な男と
友達になるもんか。いまいましい。

となるところを、

莫迦の一つ覚えみたいにダジャレを連発しやがって
なんてくだらない男だ。ばかばかしい。

とで相殺して、ちょうどいいのだ。

そんな先輩だが、今回の勉強会は
来週頭に発表する予定というのに、
昨日本を手に入れたとか言っている。

週末を有意義に使うために、
とりあえず明日までに何とか
形にしておこうという話になる二人。

「おし！今日明日中に本読んでまとめとくよ」

ちなみにその話をしたのは夜９時ごろである。
今日明日中って。

念のため今の時点でどれぐらい読んだか聞いてみた。

「32ページ」

あと400ページ弱をいつ読むつもりですか。

3032003/06/14 00:38:23えざき文字列
ダジャレ連発の先輩と仕事ではないが打ち合わせである。

ちなみに俺はダジャレの面白さというのが、
全く理解できない。興味がないため、
ひねったダジャレに全く付いていけない。

「俺３日寝てないよ。とか自慢げにいっている人がいますけど、
徹夜しなきゃいけなくなる前に何とかならなかったのかよ！
ってつっこみたくなることってありますね」

「あー、あるね。なんですかぁー！ってね」

そりゃ武田鉄矢だろ！

という風にはならないのだ。
何で徹夜の話をしているのに、
金ぱち先生の話を突然するんだろう。
と思ってしまう。

俺が抜けている。というのは確かにある。
が、もうひとつ理由がある。
俺の頭の中の問題である。
いや、馬鹿とかそういうことじゃなくて。

考えているとき、大抵絵なのだ。
図だったり、イメージだったり、
基本的には左脳型の人間であることは確かなのだが、
少なくとも何か人に説明するときも、
何かを考えているときも大抵絵なのだ。

そのときも、ちょっと憔悴した感じの
若い社員が、寝てなくてさー、とぼさぼさの頭を
かきながら、ちょっと誇らしげな表情をしている姿を
思い浮かべながらしゃべっていた。

そんなところに、なんですかぁー！
って、髪を耳にかけながら金ぱち先生の映像が
登場しても、俺にとっては何がなにやらわからないのだ。

少なくとも映像同士には何の共通点もない。

ダジャレを面白くないと思うのも、
絵同士に全く接点がないため、
面白くないのだ。

「そうか、だったら絵でダジャレいってやるよ」

それダジャレじゃなくて連想ゲームですね。

3042003/06/15 23:27:00えざき千年女優
千年女優というアニメをDVDで見た。
レンタルビデオ屋のテレビで繰り返し宣伝されていて、
ちょっと面白そうと思って借りたのだが、
あんな話だったのか。千年女優。

予告の方が面白そうだった。

DVDの映像特典にあった
予告の映像を繰り返し見る俺。

わー。これ面白そう。

すでにアニメは見終わっている。

3052003/06/17 00:01:38えざき口癖
最近気がつかなくなったが、
今いるプロジェクトには流行語がある。
閉鎖された環境に多数の人間がいるからだろうか。

一時的に流行り、廃れる。
が、流行っている間は、
ほんとにいろんな人から
同じフレーズを聞くのだ。

俺が気づいた主な流行語は以下の通りである。

・そもそも論
あるべき理想の姿を論じるときに使う。
「そもそも論で言うと（そもそもの経緯をたどって言えばの意）」
のような使われ方をする。
類語：あるべき論。

・ほぼほぼ
「ほぼ」の意。何度か聞いた感覚からすると、
「ほぼ」より多少弱い意味のようである。

・羊羹
スケジュール管理表上で表示される
期間を表すスケジュールの帯のこと。横幅が長い
長方形が羊羹に似ているところからきているらしい。

・ワークロード不足
忙しすぎて手が回らないこと。
ワークロードとは直訳すると「作業負荷」なのだが、
誰かがワークロードの意味を労働力かなんかと勘違いしたため生まれた。
その後急速に広まり、一時期いろいろな資料にこの言葉が登場した。
最近、仲間うちでは手が空いている人のことを「ワークロード不足」
と呼んでいる。

さて、数ある流行語の中で、
俺の中でもっともすごい流行語は

「そういう意味でいうと」である。

この言葉自体は何の変哲もない。
だが、何の変哲もない存在感のなさが
恐ろしい威力を発揮するのだ。

ちなみに、正しい使い方はこういったケースのときではないだろうか。

「先ほどのメールの件ですが、私が環境と書いたのは、
システム環境という意味で用いたのであって、通常の環境とはちがいます」
「なるほど、『そういう意味でいうと』私の返答は的を射ていませんでしたね」

ところが、相手の立場に立った感満点の
この言葉は、多用され、勝手に一人歩きをはじめる。
そしてついつい、そういう意味で言い過ぎてしまうのだ。

「この資料のこの部分って、こういう意味ですよね？」
「そういう意味でいうと、たしかにそうですね」

意味を聞いているのに、そういう意味でいわれても困る。

「すいません、先ほどお送りしたメールの件なんですが」
「そういう意味でいうと、まだ読んでいません」

いったいどういう意味なのかさっぱりわからない。
どういう意味ならもう読んだことになるっていうんだ。

「この作業いつ頃までにできそうですか？明日の朝には必要なんですが」
「そういう意味でいうと、明日の午後には終わっていると思います」

だから、いったいどういう意味なら今日の夜には終わるっていうんだ！

3062003/06/18 01:26:23えざき勉強会
第二回勉強会当日である。

有志４人で発足したこの会は
一回目に目算を誤り終電を逃してしまった。

何の反省もないまま同じことを繰り返す４人。

前回は金曜日だったが、今回はさすがに火曜日なので、
終電を逃すよりは一人の発表を犠牲にした。

自らやろうといったからには、
全員のモチベーションは当然高い。
かと思いきや、最初の意気込みとは裏腹に、
みな忙しいことを言い訳にしてろくな資料を作ってこない。

まあ、気の置けない仲間同士の話だ。
緊張感が薄れるのも正直なところである。

そんな今回、ちょっとした変化があった。
仲間の一人が後輩を呼んでしまったのだ。

全員に動揺が走る。
先輩という立場上恥ずかしいところは見せられない。

ところが、すでにいいかげんな資料を修正することもままならない。

とりあえず、来ないように勧める俺。
とにかく、後悔するからやめておけ。

しかし、その後輩は全く意に介す風でもない。
謙遜でもしていると思っているのだろうか。

で、結局参加してしまった。
案の定、前回同様終電間際になっても
まったく終わる気配がない。

次第に弱っていく後輩。
昼間に遊ばせすぎて死なせてしまったハムスターを思い出す。

ギリギリまでやって、
次回持ち越しになる第二回勉強会。

「帰れるの？」
「千葉からタクシーです」

二度と、来ないだろうな。

3072003/06/20 01:08:10えざき仕事の合間
リムーバブルディスクという便利な道具がある。
イメージとしてはフロッピーディスクの
何十枚分もデータが入るフロッピーディスクという感じである。

ところが、この道具、たくさんデータが入るので、
ついつい、余計なものまで入れっぱなしにしてしまうのだ。

とくに、他の人からもらったもので、いろんなPCで
使いたいと思ったものはリムーバブルディスクに入れたままにしておくと、
それを持ち運ぶだけで、どのPCでも使えるので便利である。

あるとき、インターネットのお気に入りで
お勧めのものをたくさんもらった。
インターネットは暇なときにいろんなPCで見る機会があるので
それをリムーバブルディスクに入れておいた。

今日は、チームの初老のリーダーにかなり大きいファイルを
渡さなければならなかった。
こういうときこそ、リムーバブルディスクの活躍するときである。

ファイルをリムーバブルディスクに入れ、持っていく俺。
リーダーのPCにリムーバブルディスクを接続する。

「XXXXXというファイルがそれです」
「お、これか。...『ひまつぶし』、か」

俺が渡そうと思ったファイルを、リーダーは自分のPCにコピーしながら
ぽそりとつぶやいた。

お気に入りがいっぱい入ったフォルダの名前は「ひまつぶし」。

あ、いや、これはそういうことではなくて。

3082003/06/20 21:34:50えざき後輩
同じプロジェクトにいる後輩は、
地味で、平和主義、知性派なところで
意気投合して、仲良くなった。

彼とは時々MSメッセンジャーという
メッセンジャーソフトを利用して
知的な会話を楽しんでいる。

メッセンジャーソフトとは、メールみたいなものだが、
メールよりも気軽に文章のやり取りができる
コミュニケーションツールだ。

今日も彼からメッセージが飛んできた。
知的な内容に違いない。

「今いいですか？」

相手の都合も考えている。
この辺はいつも抜かりない。

「ゲームをいただいたんですが」

お、あのファミコンやスーパーファミコンが
パソコンでできるエミュレータのことだな。

「家でやろうと思ったらできなかったんです」

できなかった？
できなかった理由はいくつか考えられる。

・家にもって帰るのを忘れた
・家のPCがマッキントッシュだった
・違うデータをコピーしていた

しかし知性派の彼のことである。
そんな誰でもわかるようなミスは犯すまい。
不運にもデータが壊れていた以外には考えられない。

すかさず返信する俺。

「エミュレータを通してゲームが開けなかったってこと？」

「そうです！！」

やはり、そうか。
コピーしたときか何かに
データが壊れてしまったのかもしれない。

「っていうか、」

っていうか。なんだ？

「エミュレータがなかったんです！」

え？さっき、エミュレータを通してゲームが開けなかったって
言ったじゃないか。

「なんか会話になってませんけど」

なってないよ。確かに。

「すいません、もういっかいはじめからお願いします」

いや、もういいよ。

3092003/06/21 22:44:43えざき大人語
「口癖」（http://www.tahoo.com/zc/view.php3?m=1&n=1737&p=305）
の書き込みを読んだ同期からこんなものが。

http://www.1101.com/otona/index.html

誰でも考えるような話だとは思ったが、
こんな大規模なものがあるとは。

パクってませんよ。

3102003/06/23 23:51:05えざき無償
先週、同期やごく近い人たちと飲みに行った。

その中に同じ高校の先輩で今は後輩の人もいた。
ちょっと違う意味でごく近い人である。

高校の先輩というだけで、
俺の中では先輩である。

ちなみに、部活の先輩だった人で、
今後輩になって入社している人もいる。

もともと先輩で先輩の人や
もともと後輩で後輩の人はいない。
なんか、まぎらわしい。

それはともかく、その飲みの席で、何かの話の中で、
突然その先輩がこういったのだ。

「全てエゴなんですよ」

こういう、意図的に場の流れからはずして一石を投じてみる。
ということをやる人が俺は結構好きで、
その真意をどうしても確かめたくなって、
とりあえず食い込んでしまうのだ。

ちなみに楽しくグループで飲んでるときよりも、
少人数でしかも男ばかりのときにこれをやってもらうのがベストである。
下手に食い込みすぎて、収拾がつかなくなるときがよくある。

今回の「全てエゴ」の真意は俺が理解した限りではこんな感じだ。

相手を喜ばせようと思うのも、相手に喜んでもらいたいというよりは、
相手が喜んでいる姿を「自分が」みたいからだ。

困っている人を助けるために寄付をしたりするのも、
困っている人を助けたいというよりは、
困っている人を助けた。という満足感に「自分が」浸りたいからだ。

つまり、どんな善行であっても自分がそうしたいからそうしているだけであって、
それは別にいいことでもなんでもないというわけだ。

随分ひねくれた考えだな。と思いきや、よくよく考えると、
こういうふうにも受け取れる。

どんなに相手に尽くしたとしても、それは自分がそうしたいから
そうしているんだから、見返りを求めるべきではない。

誰かの代わりに苦労するようなことがあっても、
自分がそうしたくてしているんだから、不満に思うべきではない。

随分崇高な考え方ではないか。
無償の愛。無償の奉仕。決して見返りを求めず、
ただ自分の信じる道を進む精神。すばらしい。

こんな崇高な考え方なのに、
「全部エゴ」なんて言い方をしてしまっているがために随分損な印象である。

もっと、言い方を変えたほうがいいんじゃないだろうか。

「見返りなんて求めちゃだめだよ。無償の精神でがんばろうよ」

うわー、飲み会でこんなこと言う人絶対いや。

3112003/06/25 01:40:47えざき病
仕事中思いっきり寝てしまっている人がいる。
どれぐらい思いっきり寝てしまっているかというと、
午前中全部居眠りのときもあるぐらい寝てしまっているのだ。

仕事をしていて、いくらなんでもそれはないだろう。
と思うが、実際そんな状態なのだ。これは異常である。

普通に寝てしまうときはもちろん俺にもある。
大抵、どうすればいいのかわからないようなことを
考えなければならないときや、何にもやることがなく、
しかも寝不足だったときなどである。

だが、そんなときでも、何時間も居眠りし続けることはない。
ほんの数分がせいぜいである。

ところがその人は、もうほんとにずっと居眠りなのだ。

最初はやる気の問題だと思っていた。
だが、いくらなんでもやる気なさすぎだろ。
と心の中の別の俺につっこまれ続けるうちに、
そういえば、俺にもあんなふうに居眠りし続けてしまう
ときがあることを思い出した。

徹夜明けである。

睡眠時間は8時間がベストの俺が、
徹夜すると、ちょうどあんな状態になる。
ずーっと居眠りし続け、結局徹夜なんてしない方が
よかったというおちになるのだ。

何か家の事情で徹夜でバイトとかしているんだろうか。
という疑問を一瞬で打ち消すのは、その彼の体格である。
肥満といって差し支えない巨躯である。

昼夜問わず働いているとは思えない。
しかもそんなに生活が苦しいようにも見えない。

ということは、夜眠れない病。
でも不眠症ではない。昼に居眠りしているからだ。


無呼吸症候群が最近増えているのか。
それとも、昔はただのサボりだと思われていたのか。

3122003/06/26 01:28:30えざき消費
この間、電車の広告が目に付いたので、読んでみた。

「カロリー70%カット」かなんか書いてある
ダイエット食品だか、薬だかの広告なのだが、
そのカットの方法がすごい。

食べ物を膜のようなもので包んで、
消化吸収できないようにするのだ。

そんなことをしたら、結局お腹がすくんじゃないか。

ダイエット食品を購入し、
お腹がすくので、いつもの何倍も食べる。

カロリー±0で、消費だけが増大。

新手の景気刺激策か。

3132003/06/27 01:31:45えざき設定
今日は会社のPCが新しくなった。

最新鋭のPCである。
ところが、設定から今のPCに入っているデータを移動するとか、
いろんなことを一からやらなければならない。

今日は暇だったので、早速はじめる俺。
PCに指示されるがまま作業を進めていたが、
途中でどうすればいいのかわからなくなった。

ふと、設定マニュアルの存在に気づく俺。
だいぶ前に設定マニュアルについての
メールが送られてきていた。

マニュアルを開くと、いきなり最初の
所属部署名を入れるところや、PCに名前をつけるところで間違えている。

もうやってしまったものはしょうがない。

さて、マニュアルを見つけてからは話が早い。
攻略本無しですすめていたRPGで攻略本を
手に入れたようなものである。

最短ルートで進み始める俺。
それにしても時間がかかる。
マニュアルを読みながらすすめるのも
結構大変である。

誰か詳しい人が横にいてくれたらいいのに。

物語りも、じゃなかった、設定も中盤に差し掛かった頃、
俺が設定をしていることに気づいた職場の人が一言。

「これ、誰か担当の人ががやり方教えてくれるんだよね？」

横にいてくれるのか。

3142003/06/28 01:28:44えざき児童
小学生の頃一番やっていたスポーツといえば
ドッジボールである。

クラス一丸となって練習に取り組み、
クラス対抗の大会が年に何回か開かれるほどの
熱狂ぶりであった。

そんなドッジボールの話を先輩としていたら、
先輩はそんな中、狙われるのが嫌で最初から外野にいて
できるだけ内野に入らないようにがんばっていたらしい。

ませているというか、すれているというか、
かわいくない子供であることには違いないが、
この子供はひとつの素朴な疑問をもって行動している。

「なぜわざわざボールをぶつけられる内野に喜んで入ろうとするのか」

外野からでも内野からでも攻撃することは可能なのだ。
外野は狙われず、内野は狙われる。
全員が外に出なけりゃ自分がどこにいようと関係ないのである。

ただ、困ったルールが存在する。
自分が投げたボールが敵に当たると内野に入らなければならない。
最悪の事態である。何とかパスに徹して逃げ切らなければならない。

と、こう考えると、ちょっとしたミスでボールがかすって
アウトになったことを地団太踏んで悔しがり、鬼の形相で
外野から敵にボールを当てようとしていた自分はずいぶん
おめでたい子供である。

みんな先輩のような行動をとればよかったのだ。

ゲームが始まるときに全員が外野に向かう。
全員外野というわけにも行かないので、
ゲームが始まる前から外野争奪戦。
「○○ちゃん昨日も外野だったじゃん！」
と取っ組み合いのけんかが起こることもしばしばである。

そして、不幸にも内野になってしまった児童は
できるだけ楽に外野に出ようとする。

敵の非力な女子にボールが渡ったときなどは
砂糖に群がる蟻のように全児童が殺到である。
そんな優しい玉に当たれば宝くじに当たったかのように歓喜し、
周りの児童は羨望と妬みが入り混じった視線を送る。

ところが敵もそうやすやすと外野に出させてはくれない。
できるだけ内野に当てないようにパスを回す児童たち。

一生おわんねーよ。

3152003/06/30 00:20:57えざき整理
明日を持って今のプロジェクトから離れるので、
俺が持っている全情報を引き継ごうと
電子ファイルやメールを整理していた。

昼から初めて今までかかる。

俺の要領が悪いのは今に始まったことではないが、
2000通を超えるメールと3000を超える電子ファイルの整理である。
二、三時間で何とかなるだろうと思っていたら何ともならなかった。

実に9ヶ月在籍したが、
その間これだけの情報がやり取りされていたとは。
整理してみて初めてわかる。

しかも、仕事のメールをやり取りした人は1通だけの人も含めて
130人を超えていた。おそるべし。大規模プロジェクト。

片付けるのは大の苦手である。
部屋は散らかり放題でも気にならないし、
どこになにがあるかも大体わかる。

片付けたってどうせ散らかってしまうんだから、
どうしても片付けなければいけないときだけ片付ければいいのだ。

...。

ごめんなさい。二度とそんなこといいません。



3162003/07/01 01:46:26えざき退職
めずらしくタイトルの方が先にきまった今回。
タイトルどおり退職する。

いやー、いろいろ考えた。
本気で考えていたのは半年前ぐらいのはなしだが、
ついに本当に退職することとなった。

実際に退職する退職日は7月31日だが、
明日から有給消化なので、実質今日が退職日である。

一度決めたら後には引けない性格である。
今回はそれがよかったのか悪かったのか。

意外だったがプロジェクトのいろんな人が
挨拶をしにきてくれたり、こちらから挨拶をしに行っても
快く応じてくれたりで、思っていたよりも随分円満に
退くことができた。

これからプロジェクトもますます大変というのに、
それを後にして去る俺に対して、ねぎらいの言葉や
かたちだけだとしてもお礼を言ってもらえたことは、
辞めることを後悔することこそないものの、
大変嬉しいことであった。

でも、一番嬉しかったのは餞別にゲームをもらえたこと。
というのは口が裂けてもいえない。


3172003/07/01 23:52:30えざき暴露
退職するという話は随分前からきまっていたのだが、
難しかったのは切り出すタイミングである。

あまりいろんな人にしゃべってしまっては
退職するずっと前に広まってしまい、気まずいし、
かといってギリギリまで内緒にしていたら、
迷惑がかかってしまう。

というわけで、ごく近い人や迷惑がかかる人から
順に話をしていったのだが、これが意外なほど広まらなかった。
いや、俺が知らないだけなのかもしれないが、
大抵、打ち明けた人は初耳で驚いていた。

本人から直接話をするのと、人づてに聞いたのとでは
おそらく、黙っていようという気持ちもかなり違ってくるらしい。

ほんとにやめるぎりぎりになるまで、
あいつ、俺には何で言ってくれなかったんだ。みたいなことには
ほとんどならなかった。

持つべきものは友達である。
俺の気持ちを汲み取り、口を固く閉ざしてくれていたみんなには感謝したい。

そして、俺の退職なんてみんな興味がなかったってことには、
気がつかなかったことにしよう。

3182003/07/03 10:47:04えざき川柳
UFJ信託銀行が扱っている「遺言信託」という
商品の宣伝のため企画された遺言川柳を映画化するそうだ。

遺言川柳というと、
遺言を川柳にするのかと思ったが、
遺言という言葉から浮かぶイメージを
川柳にしたものらしい。

遺言を川柳にするとこんな感じだろうか。

・家は妻　借金息子に　あと娘

語呂をあわせたいがために息子に全ての借金を負わせる父。

たしかに、遺言を川柳にしてしまっては
存命中から相続争いになってしまう。
しかもなんか遺言の重みがない。

ともあれ、遺言川柳の方は当初の予想を大きく上回り、
多数の応募があったそうだ。

その中にはこんな川柳もあったらしい。

・当てにして　車のカタログ　取り寄せる

いいのか。採用されて。

3192003/07/06 00:18:45えざき結果
K-1を見ていた。

途中で眠くなってしまい、
準決勝まではなんとなく覚えているが、
気付いたら世界不思議発見が終わりかけていた。

が、結果は大体わかっている。
あのクラウスとかいう外人さんのほうが
圧倒的に強そうだった。

見るまでもなく王者はクラウスさんだと思っていた。

いったい俺が寝ている間に何があったんだ。

3202003/07/07 00:06:14えざき能力
人間の能力というのは決まったポイントを
割り振ったものなんじゃないかと思うことがある。

例えば、100ポイントをそれぞれ絵を書く能力とか、
人を楽しませる能力とか、記憶力とか、そういうものに、
振り分ける。どんな人でもその能力をトータルすると
100になる。みたいな感じである。

目が見えない人とか、自閉症の人とかは、
普通割り振られるポイントをそこに割り振っていないことになる。
その分他のところにありえないぐらいポイントを割り振って
いるんじゃないかと思ってしまうのだ。

だから障害を持っている人とかを見ると、
人知れずわくわくしてしまう。
この人の失われたポイントはどこに割り振られたのか。
と思ってしまうのだ。

逆にそつなくこなせる人は、目に見えて
与えられたポイントが割り振られていることがわかるので、
あまりわくわくしない。

ところが、このポイントは何の役にも立たない能力や、
有害な能力にも均等に割り振られてしまう可能性もある。

人の話を聞いた振りをする能力とか、
くだらないことを考える能力とか。

俺がどうとかいうことではない。

3212003/07/08 07:47:49えざき耐性
先月までいたプロジェクトは
病人が続出していて、休暇を取ったまま
戻ってこなかった人もたくさんいた。

精神的なものもあっただろうが、
風邪などが流行ると、とんでもない勢いで
全体に広がっていくのだ。

おそらく人口密度が高く、
ストレスのせいもあって、
誰かが病気になるとその人が
ばらまくウィルスに抵抗できる人が
少なかったのだろう。

そんななか、俺は病欠はおろか、
病気のせいでの午前半休や
遅刻すらすることはなかった。

もちろん、ただでさえ油断すると
倒れそうな環境だったので、
自分なりに気をつけていたのだ。

俺が病気にならないというのは
一緒に飯を食っていた人たち
の間では結構有名で、誰かが病気で休んだ。
という話の時にはよくこういわれた。

「えざきさんは風邪とかひかないですねえ」

遠まわしな嫌がらせだろうか。

3222003/07/08 21:43:45えざき程度
昔読んだ本に、
表面的にいい人に見える人は
内面で悪い部分をもつことでバランスを取り、
表面的に悪い人に見える人は
内面にいい部分をもつことでバランスを取る。
と書いてあった。

その本自体はあまり面白いと思わなかったが、
その部分でなるほど、そうかもしれない。
と思った覚えがある。

俺が出会ってきた人で口が悪い人は、
大抵そんなに悪い人ではなかったからだ。
いや、むしろいい人といっていい。

もちろん程度の差はある。
人としてのスケールというか、
それによってしょーもない人だが、
別に悪い人じゃないな。とか、
言ってることはきついが、
なるほどちゃんと考えてるな。とか。

だが、これによると俺なんかは
すごくいい人なので、内面では
すごいワルということになってしまう。

すごいワルか。ちょっと憧れるな。

よし、俺もワルになってみるか。

・燃えるゴミの日に燃えないゴミを出す
・NHKの集金の人にうちはNHK見てませんという
・２週間使い捨てのコンタクトを３週間使う

あ、最後のはワルじゃないや。

3232003/07/11 01:26:35えざき養殖
ついにうなぎの完全養殖に成功したらしい。

だいぶ前にテレビでうなぎの養殖についての
ドキュメンタリーかなんかを見た。

うなぎは、太平洋上のどこかで生まれて、
黒潮に乗って日本にたどり着くのだ。たしか。
なんか日本の沿岸の泥の中とかから生まれてそうなのに
そのスケールのでかさに驚いた覚えがある。

いままでは養殖といっても
そのたどり着いたちっちゃいうなぎを
養殖していたのだから、
うなぎがたどり着かなくなった時点でアウトである。

ところが完全養殖であれば、
一から育てられるのでうなぎが食べられなくなる心配はない。

俺がドキュメンタリーを見た頃は
まだ卵から孵化して200日まで生かすことに成功とか言っていた。
そこまでにおよそ20年かかったそうだ。

それにしても、うなぎはいつ黒潮を逆流して
太平洋上に卵を産みに戻っているんだろう。

3242003/07/12 00:26:57えざき一気
今日は大学時代のゼミに呼ばれて、
久しぶりに大学に行ってきた。

もともと情報化社会について
研究するゼミなので、今までいた業界と
かなり密接な関係があるのである。

今回は俺の３つ下のゼミ生OBが講義を行い、
それに対するアドバイスやコメントをくれとのことであった。

楽なものである。
俺が持っている知識を適当に話せば、
すごいみんな熱心にメモを取ってくれた。
いいのかそんなんで。

しかし、楽じゃなかったのはその後であった。
ぜひ飲みに参加してくれといわれ、とりあえず
一次会だけ参加したのだが、いっきの嵐である。

学生らしい。「いっき」なんて言葉自体聞いたのも
何年ぶりだろうか。

結局、ビール５杯、日本酒１杯いっきさせられるはめになった。

「先輩！じゃ、とりあえずいっきで」

とりあえずってなんだよ。

3252003/07/12 23:49:46えざき野球
プロ野球には全く興味がないのだが、
今年の阪神はそんな俺でも注目してしまうほどの勢いである。

今日もテレビで巨人-阪神戦をやっていたので、
普通だったらすぐに別の番組を探すのだが、
今年ばかりはちょっと点数ぐらい確認してみようと思ってしまう。

始まったばかりであった。
２回の裏、巨人０-阪神11。

まさかこんな展開はテレビ局も予想できなかったらしく
あらかじめ番組が始まる前に作られたらしいナレーションが入った。

巨人の強力打線が阪神の投手陣を打ち破れるか！

打ち破る前に打ち破られまくりだな。

3262003/07/13 20:41:35えざき日記
今日は一日、会社のパソコンから
自分の家のパソコンにインターネットのお気に入りやら、
メールやら、データを移動していた。

こういう作業は予想以上に時間がかかる。
片付けをしていると昔のアルバムを発見してしまい、
開いてみているうちに日が暮れてしまうのと同じだ。

インターネットのお気に入りの中を見ていたら、
日記のサイトを集めたフォルダに、この前同期が教えてくれた
その同期の日記のお気に入りを見つけた。

そういえば、日記を開設してたな。
いかんいかん、すっかり忘れていた。
せっかく教えてくれたのだ。

俺のも読んでくれてるって言ってたんだから、
ちゃんと読んでやるのが仁義ってもんだ。

同期の日記のお気に入りをクリック。

最終更新日　2003/07/02 (水)
日記の存在忘れてたよ。 いや、なれないことするもんじゃないね。
でも、日記を思い出したことを書いておきます。

よかった。忘れていたのは俺だけじゃなかった。

3272003/07/15 01:52:00えざき写真
今日は大学時代のバイト先の先輩の家に遊びに行った。

高校を卒業してカメラの専門学校に通っていた配膳人である。
そして今もホールスタッフのバイトで食いつないでいる。
将来はやはりそういう外食・ホテル産業で働きたいらしい。

カメラの専門学校はカルチャースクールかなんかだろうか。
３年通ったのに。

そんな先輩は金もないのに、ゲームボーイを買おうかどうか悩んでいた。
ホールスタッフは楽しい人には楽しい仕事だが、いかんせん実入りが少ない。

ゲームボーイを買うと来月の家計が火の車である。
人生の重大な岐路に立ったかのように悩む先輩。

先輩の清水の舞台はゲームボーイ一個分である。

そんな話をして笑っていたら、
「ゲーム機使ってないやつ無いの？」
という話になった。

確かにうちにはスーパーファミコンと、
PS１がある。PS２があるので両方使っていない。

先輩はゲームがしたいだけなので、別に携帯できなくてもいいらしい。
そんなんだったら今日は俺のうちに遊びにくればそのままもって帰れたのに。

「それは無理」

きっぱりと言い放つ先輩。

「今日は1000円しかない」

毅然とした態度で言う言葉ではない。

3282003/07/17 02:20:00えざき都合
今日は先月までいたプロジェクトの
同じチームだった人たちと飲み会に。

離れて２週間になるが、
なんだか随分前のことのような気がする。

プロジェクトでの苦労話などを聞いていると、
戻って手伝いたくなるが、そういうわけにもいかない。

それにしても、半年前には想像もできなかった光景である。
半年前はチームではなく、１人だったし、
そのあともしばらく２人だった。

いまや５人である。こうして飲み会も開けるようになった。
しかも、自己都合でやめてしまった俺にも声を掛けてくれるのだから、
ありがたい話である。

もしかして、やめるのは早まったのだろうか。
戻れるものならバイトとしてでも。。。

「バイトでいいから戻って来なよ」

冗談でもお断りします。

3292003/07/18 01:33:42えざき飲酒
今日は高校の先輩で会社の後輩と飲みに。

飲んでばっかりである。
明日も飲むし。

普段はこんなに飲むことは無い。
アルコールはそんなに好きではないし、
あえて自分から飲みに行こうと言うことも無いので、
ペースとしては月１ぐらいがいいところである。

今月ほどの飲むのはきっと
これからも無いと思う。

会社という組織は今まで属していた組織と決定的に違う。
異質な価値観を持った人たちと協力しなければいけない。

それは、一方でやりにくいことだが、一方では、非常に面白い。
いままで、仲良くなるチャンスが無かったような人と交流が生まれるのだ。

というわけで、そういう人の話をたくさん聞いて、
自分と全く違う人生を生きている人の視点を学ぶことができる。

そんなチャンスはほとんど無いので、
これを機に飲み会を開きまくっているのである。

何度も言うが、飲むこと自体は好きではない。
いや、ほんとに。

3302003/07/19 01:59:56えざき最終
今日は、会社への最終出社日だった。
正式な退職は今月末だが、社員証を返してしまったので、
もう会社には入れない。

会社のパソコンの環境が、先月から今月にかけて、大幅に変わり、
ある程度は対応していたのだが、肝心のメールの設定を何もしてなかった。

退職メールを書きそびれる俺。
まあいい、この後も連絡を取りたい人にはすでに退職は連絡済である。
同期であれば、連絡済の同期づてに連絡を取ってもらえば問題は無い。

今日はやけに目に埃が入る。

そしてまた、今日は仲のいい同期がささやかな送別会を開いてくれた。

５人だった予定が、３人しか来なかったのは、
俺の人としての魅力とかの関係だろうか。

まあ、みんな忙しい中、無理して集まってくれているのだ。
２人ぐらい、どうしても来れないのはしかたがない。

今日はやけに目に埃が入る。

それにしても、その集まった同期というのも、
入社当時には想像もできないメンバーである。

入社当初の海外研修中の俺に、お前の送別会をこの人たちが開いてくれるよ。
といったら、当時の俺は気持ち悪い作り笑いとともに
みんなにごまをすり出すこと請け合いである。

３人のうち、２人は遅刻してきたのだが、
１人は足を怪我していて、１人は眼帯をしてあらわれた。

なんか、満身創痍でここまでたどり着いた兵士たちのようである。

みんな、そんなになってまで来てくれてありがとう。

3312003/07/21 21:16:42えざき発信
昨日から今日にかけて、中堅出版社に勤める友人の家に。
サークルの仲間で久しぶりに集まったのだが、
３年以上経つのにみんなあまり変わり映えしない。

ここに書き込むのを二日以上開けるのは、
今回がはじめてだとおもう。

べつに、二日以上あけてはいけないということも無いのだが、
友人の家のパソコンからでも書き込めれば書き込もうと思い聞いてみる俺。

「パソコン貸して」
「無いよそんなもの」

そうか。さすが出版社。

出版社にとっては紙媒体が命である。
本や雑誌を駆逐する勢いのインターネットを利用するなんて
もってのほかということか。

聞けば、彼が勤める出版社にはパソコンは２、３台しかなく、
インターネットやメールを使いたければ、そのパソコンに
みんな並ばなければいけないそうである。

もちろん、会社から配られる個人のメールアドレスなんてものは存在しない。
情報の発信源である出版社たるもの、自分の足で情報を集め、
電子媒体に頼るのは必要最低限なのだろう。

大丈夫なのか。ほんとに。

3322003/07/22 13:02:16もりぐちもりぐちですが
きのうは行けなくて悪かった。とはあんまり思ってないんだけど、
どうだったのかな。あいつがPC持ってないのは出版社とか全く関係
無いような気がしますが。
11月から始めるんだっけ？分かってるとは思いますがかなり辛いです。
一番難しいのは勉強すること、そしてそれを継続すること。一年半継続
できれば、受かるかもしれない、というレベルにはなれます。一日10時間
を一年半。ゲームなら楽勝なんどけどね。周りを見てて思うのは淡々とした
人間が強いです。だから江崎には案外楽勝かもね。ロンリーだし。

3332003/07/22 23:24:14えざき噴水
この前お台場に行ったときに、噴水の周りで裸になって
遊んでいる子供たちがいた。夏場の噴水ではよく見る光景である。

これ、子供だからいいが、成年に達した人がやっていたら
警察を呼ばれてしまう。

その境界ってどこなんだろう。
小学生あたりにありそうな気がするが、
いまや小学校６年生のアイドルがいる時代である。
３年生か、４年生ぐらいだろうか。

と思って、インターネットを調べてみたが、
何歳以上は公共の場で裸になってはいけない。
なんて法律は見当たらなかった。

たとえ二十歳をすぎていても特に法には
触れていないということだろうか。

「なんで、俺はだめなんだ！」

ぽかんと口を開けた子供たちに囲まれて、
警官に逆切れする全裸の成人男性。

いや、そんなやつはいないってことはわかってるけど。

3342003/07/23 22:16:47えざき天然
この前、前に参加していたプロジェクトの
チームの人たちと飲んだのだが、そこには
俺と入れ替わりで新しく入った人も来ていた。

以前から、この人は天然だという話を聞いていたのだが、
なるほど、話すテンポや発言がややずれた印象を与える人である。

ところが、これだけで天然。と判断するのはまだ早い。
こういうことをわざとやっている人もいる。

ちなみに、天然を辞書で引くとこんな感じ。

(1)人の力が加えられていないこと。自然のままであること。⇔人工
「―の美」「―ウラン」
(2)本来の姿であること。生まれながらにして持っているもの。天性。
「―の色白/にごりえ（一葉）」
(3)意図しないでそうなること。副詞的にも用いる。
（参照：goo辞書）

「天然の人」の天然はどれも当てはまりそうだが、
強いて言えば(3)になるだろうか。
わざとやっているわけではなく、ちょっとずれた印象を
他人に与える人である。

天然かそうでないかの境界というのはあいまいで、
恐らく人それぞれ微妙にその境界が
違うんじゃないだろうか。

でもそれは境界線ギリギリにいる人に対しての話であって、
境界線をはるかに越える人には、何の意味も無い話である。

「○○さんは天然ですね」
「天然じゃありません。っていうか天然ってなんですか」

天然の意味もわからず天然を否定。

これだ。

3352003/07/25 01:17:36えざき予選
甲子園の予選がテレビでやっていた。

高校時代、インターハイを目指して
がんばっていた頃を思い出す。

インターハイを目指していたはずなのだが、
俺はインターハイには何の興味も無かった。

勝ち進めば勝ち進むほど、
夏休みに食い込んでしまうのだ。

進学校だったので、受験勉強もしなければならないし、
もともと、体を動かすのはそれほど好きではなかった。

かといって、手を抜くわけにもいかない。
水球はチームプレーである。

勝負は何より気合が優先する。
そんな精神状態ではたいした力は発揮できない。

最後の試合が終わったときも、
悔しさよりも、もうあの尋常じゃない練習をしないですむのか。
という安堵感と寂しさのようなものが圧倒的に勝っていた。

その横で悔しさに男泣きのキャプテン。

あんたよくがんばったよ。
ひとごとじゃないけど。

3362003/07/25 23:39:05えざき生粋
今日は元同期と飯を食いに。

生粋のゲーマーである。
俺みたいにちょっとつまるとすぐ攻略サイトなどに答えを求めるのとはちがい、
生粋のゲーマーたる彼は、決してそういう答えを見るようなことはしない。

最近やった共通のゲームの話で盛り上がった。
ファイナルファンタジーX-2。

ファイナルファンタジーXのつづきをゲームにしたものだが、
Xの終わらせ方がうまかった。後が気になる最後だったのだ。
X-2はそんなに面白いゲームではないのだが最後の謎を知りたい。

スクウェアの戦略にはまる二人。

しかし、Xの最後の謎を解くためには、普通にやっていたのではだめで、
数々の普通じゃ気がつかない条件をクリアしなければならない。

一回で終わらせたいがために、攻略サイトを見ながら解く俺。

一方生粋のゲーマーはそんな邪道は使わない。
まっとうに何も見ずにクリアである。

当然、最後の謎なんてわからず普通にエンディングを迎える生粋のゲーマー。

「いやー、でも２週目やる気力なくてさ」

スクウェアの戦略にはまりつつ、
謎も解けずじまいの生粋のゲーマー。

答え見るか、２週目やるかどっちかにしなよ。

3372003/07/26 22:21:04えざき四字
四字熟語を２つ思い浮かべていただきたい。

思い浮かんだだろうか。

最初に思い浮かんだ四字熟語が人生観を、
二番目に思い浮かんだ四字熟語は恋愛観を表しているそうだ。

ちなみに俺は、四字熟語と聞いた瞬間、
定番の弱肉強食を焼肉定食とかいてしまう冗談が
頭から離れなかった。

恋愛観、焼肉定食。

いや、その前に四字熟語じゃないな。

3382003/07/28 19:15:44えざき奉仕
最近マクドナルドに行くと、
注文してから１分以内に商品を渡す。
というパフォーマンスをやっている。

失敗するとクーポン券をくれるらしい。
残念ながら一人分しか頼むことが無いので
１分以上待たされることはほぼありえない。

だが、クーポン券というのはそもそも販売促進のための道具なのではないか。
クーポン券があるから今日はマクドナルドにするか。
というのが大体のパターンである。

つまりマクドナルドは損をしているわけではない。

客は待ちながら１分以上かかることを内心願い、
マクドナルドは１分以上かかっても損をしているわけではないことを
内心ほくそえむ。

世知辛いなあ。

俺の頭の中。


3392003/07/29 19:25:08えざき水分
日曜日にあるある大事典を見ていた。
テーマは水分摂取。

水分の摂取方法に気をつけないと
オータムショックといって、
秋に一気に老化現象が起こるのだそうだ。

体内に水分が残りすぎている人と、
体内に水分が足りない人がいるらしい。

細かい話は忘れたが、
水分が足りない人はイオンが影響しているらしい。

イオンは体に水分を吸収するさいに
それを促進するのだそうだ。

イオン。

ただの水やお茶には含まれず、
汗とともに流れ出す。

つまり、普通に水を飲んでいたのでは、
イオンは流出しっぱなしになるらしい。

だから、スポーツドリンクなどをこまめに飲みなさい。
といっていた。イオンサプライ。

ちょっとまて。

この話、どうも腑に落ちない。
じゃあ、原始人はみんなイオン流出しっぱなしで、
みんな体調不良だったっていうのか！

と憤ってみたものの、周りには誰もいない。
一人暮らしの寂しさがひとしおの今日この頃。

原始人はきっと川の水とか飲んでたんだから
そこにイオンがあったんだろう。

マイナスイオン。

同じでいいんだろうか。

3402003/07/30 20:53:27えざき自炊
一人暮らしをはじめてもうかれこれ７年ぐらい経つのに、
料理がほとんどできない。

ほんの２年ぐらい前までは、インスタントラーメンが限界だった。
ゆで卵も爆発させる始末。

そんな俺も、最近必要に迫られて
いくつか料理を覚えた。

チャーハン、焼きそば、ハンバーグ。

ハンバーグは単に好きだから覚えてみたが、
めんどくさいし、お金かかるので作らない。

そして、スパゲティも、そうめんも、
袋に書いてある時間だけ
沸騰したお湯に入れておくだけで
いいということも発見した。

発見までかれこれ７年かかった。

そんな中、今最も重宝している料理はカレーである。
確かに作るときは結構時間がかかってしまう。
不器用だから。

しかし、そんなことも意に介さないほどの
魅力がカレーにはある。一回で作れる量が
他に比べて格段に多いのだ。

うちの調理器具は１人用で、チャーハンも焼きそばも、
いっぺんにせいぜい２人分。３人分作ろうとしたら
確実にフライパンからはみ出す。

ところが、カレーは５人前６人前をいっぺんに作れてしまうのだ。
一回作ってしまえばこっちのもんである。

朝カレー。昼カレー。夜カレー。
朝カレー。昼カレー。


ちょっと気持ち悪くなってきた。

3412003/07/31 20:21:41えざき隔離
ヤフーニュースによると、
一週間メールができなくなることは
離婚するよりもストレスを感じるそうだ。

離婚があまりストレスを感じなくなってるのかも知れない。
が、確かにそれほど依存していないつもりの俺でも、
一週間ネットワークから隔離されたらかなりのストレスだろう。

ほぼ毎日書き込んできたこれもしばらく更新できない。
死んでしまったんじゃないかと思われる可能性もある。

「もしもし！警察ですか！」
「どうしました？」
「友人の日記が一週間書き込まれてないんです！」
「は？」

まあ、それは大げさとしても、こうして毎日書き込んでいれば
普段顔を合わせない人にも近況が伝わるので、
いざ何かあった時には気付いてもらえるかもしれない。

一人暮らしのご老人とかも、こうして日々あったことを
ネットに公開しておけばいいのだ。
そうすれば、子供も何かあればすぐに気付く。

ご老人の日記だからきっとこんな感じである。

7月31日
きょうは、はじめてインターネットというものを使ってみた。
孫の話だとヤフーというところで、知りたいことを
大抵検索できるそうだ。
明日の天気を調べようと思い、ヤフーで文字を入れてみた。

明日の天気を教えてください

何も見つからない。


8月1日
書き方がよくなかったのかもしれないと思い、
もう一度挑戦してみた。

大変申し訳ありませんが8月1日の天気を教えていただけないでしょうか

やはり何も見つからない。


8月2日
孫によくよく話を聞いてみると、検索語を入れるところには
単語で入れなければいけないそうだ。
なるほど、それで見つからなかったのか。
今度こそちゃんと調べよう。

ええと、なに調べたいんだっけ。


俺が書いているこんな文章より絶対面白いと思うんだけど。

3422003/08/02 05:37:18えざき家賃
会社の元仲間たちと焼肉を食べに。

その中にいた先輩は、同じ会社の人と
部屋をシェアして住んでいる。

家賃14万のところを、7万円づつ出しあって
2人で住んでいるのだ。

その話は前から聞いていたのだが、
実は家賃14万は毎月その先輩が立て替えているそうなのだ。
合わせて光熱費も。

「へー、で、いつ返してもらってるんですか」
「いや、それがまだ一度も回収してないんだよね。３年ぐらい」

３年。

単純に家賃7万×36ヶ月としても252万である。

そろそろ回収しなきゃ。
とかのんきなことを言っていたが、
とてつもない額になってしまっている。

「今月俺金なくてさ。立て替えてた家賃返してよ。250万」

卒倒しそうなインパクトだ。
一度聞いてみたい。そんなセリフ。

「二人ともある程度大雑把じゃないと一緒に住むのは大変だよね」

住むのが楽な代わりに
借金の回収が大変になっていることには
全く気付いていない様子である。

3432003/08/02 22:40:39えざき酒屋
戸田橋花火大会に行ってきた。

確か去年もこの花火大会の話を書いたな。
ということは、すでに一年以上もこれを書き続けていることになる。

この花火大会は荒川の河川敷で行われているので、
東京と埼玉の境界線上に花火が上がる。

埼玉側から見ると、戸田橋花火大会。
東京側から見ると、いたばし花火大会。

去年は東京側から見たのだが、
今年は埼玉側から見た。

何十万人も集まるので、駅から会場までの
店などは年に一度のかきいれ時である。

この先酒屋はありませんよー！
と大声で会場まで歩いている人に
声をかけている酒屋さん。

家族ぐるみでがんばっている。

この先酒屋がないという言葉がきいているのか、
結構人が集まってビールやらを買っていた。

しかしそこから会場に向かって１０メートルも歩かないうちに
冷えたビールいかがですかー！
と屋台で叫んでいる人が。

酒屋はないけど、ビールは買えるのか。

3442003/08/04 21:47:22えざき黄金
サラリーマンではなくなって、
まず最初に気なったのは給与から天引きされていた項目だ。

健康保険、厚生年金、雇用保険
所得税、住民税。

サラリーマンの間はこれら天引き項目は
じたばたしても天引きされることからは逃げられないので
気にする必要はない。

一見面倒な話なのだが、見方によっては
無駄なお金を国に納めずにすむかもしれないのだ。

そこで思い出したのが、
ちょっと前にかなり売れていた、
「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」という本だ。

これを読んでいたときはまだ普通にサラリーマンだった。
感想も、なんだかよくわかんないけど俺には黄金の羽は
拾えそうにないな。という感じだった。
書いてあることも今いちよく理解できなかったのだ。

ところが、こうして個人で天引き項目だった部分を
処理しなければいけなくなったことで、

健康保険は任意継続と国民保険どっちを選ぶ？
厚生年金と国民年金の違いってなに？
厚生年金基金と厚生年金は同じことなの？

などと立て続けに疑問を突きつけられると
どうしても調べざるを得なくなる。

で、あの本を読むと前に読んだときとは
比べ物にならないほど言っていることがよくわかる。

サラリーマンがいかに国民全体のために
たくさんのお金を払っているのかも。
あの話は本当なのだろうか。

よくできているな、と思うのは、
サラリーマンの間は、そんな話に
興味をもてないようになっているところだ。

天引きでどうにもできない項目を見ても
腹が立つだけである。

3452003/08/05 23:48:32えざき量産
今日のような雨の日は家を出なくていい身分を嬉しく思う。
と、思いきや、こんな日に限って飲みに。

ほとんど人と話さない日常になってしまったので
こういうコミュニケーションの機会はかなり大事である。

リアルに情報交換できるのは飲み会ぐらいしかない。
随分隔離された生活を送ってるな。と思いつつも、
それほど孤独感を感じないのはこういうネットワーク技術のせいだろう。

毎日日記を公開しているだけで、なんとなく人と話した気分になる。
そして人の日記を読んでいたりしてもその人ととりあえずは
つながっている気がする。

２チャンネルに書き込みをしている人とかも似たようなもんだろう。
ほとんど見たことはないが。

どちらかというと孤独を好む性格だとしても、
全く人と話ができない状況ではストレスは蓄積される。

こうしてひきこもりは量産されていくんだろうな。

3462003/08/06 19:48:46えざき烏龍茶
最近、お茶を家で作るようになった。

いままではわざわざ作るのは面倒だったので
コンビニで買っていた。

家にお茶の葉がないわけではない。
むしろ、上海に行ったときにお土産として
買った烏龍茶の葉がたくさんある。
買ってきたはいいが渡すのが面倒でそのままになっている。

かれこれ２年ぐらい経つだろうか。

お茶を作るのはいいのだが、
学生時代に祖父母の家からもらってきた
お茶を冷やすのに入れる容器は、底が汚い。
細長いので、洗いたくても底まで届かない。

なんか細長いものはないかと思いふと玄関先を見ると細長いものが。

とりあえず、スポンジをつっこみ傘をつっこんで洗ってみる俺。
おお、底はきれいになった。雑菌とかいっぱい入った気がするけど。
見なかったことにしよう。

で、どうやってスポンジ取り出そうかな。

3472003/08/07 21:27:57えざき会話
昨日は久しぶりに大学のサークル時代の友人から電話が。

めったに無い2連休があるから、山に登りたいそうだ。
ちなみに彼はまともに山小屋に泊まるような山に登った経験はない。

適当に山梨か長野の方の登れそうな山を探してみるか
ということでその話は一段落。

その後ちょっとだけ彼が付き合っている彼女の話になったのだが、
このカップルかれこれ付き合い始めて何年かになっている。

はずなのだが、この友人がそんなに長く付き合っているということ
自体が信じられない。

別にもてないとか、女の人と縁が無いとかではない。
恋愛にどう考えても向いてないのである。

恋愛にはいろんな形があるだろうが、
俺はそのどれもが、精神的な何かを相手に与えて、
相手からも受け取る。それをぐるぐる回しているのだと思っている。

どっちかがその精神的な何かを与えるのを止めたり、怠ったり、もしくは
受け取るのを拒絶したりした時点で破局するか情による付き合いになる。

まあ、この考え方が正しいかどうかは別にして、
そう思っている俺から見て、彼は与えるという行為自体を
何か非常にばかばかしいものか恥ずかしいもののように
感じているように見えるのだ。

そんな彼がいつまでも付き合っているので、
どうしても最近はどうなのかを聞いてしまう。
最近の彼女との会話はこんな感じらしい。

「最近ずっと話中だったんだけど」
「うん、着信拒否してたから」

着信拒否されてた彼。
最近解除されたらしい。
で、その次の一言。

「あ、そうなんだ」

いつものことか。

3482003/08/09 05:36:22えざき賭事
マネックス証券というネット証券に口座を持っているのだが、
そこは毎日メールマガジンを配信してくる。

社長の松本大という人は証券の世界では結構有名な人らしく、
毎日書いているコラムも面白いのでいつもはそこだけ読んでいる。

今回はちょっと時間があったので、
「ギャンブルと投資」という話を読んだ。

株式投資はギャンブルか、という話なのだが、
まとめると、ギャンブルはリスクを楽しむもので、
投資はリスクを最小限に資産を増やそうとするものだ。
ということらしい。どちらもリスクがあるのは同じ。

ほとんど変わりはないってことか。

3492003/08/09 22:30:32えざき猟奇的
猟奇的な彼女という映画を見た。

面白かった。

が見ていて、猟奇的ってどういう意味だっけ。
と思わず考えてしまう俺。

猟奇的：
怪奇・異常なものをあさり求めるさま。

韓国の猟奇的と、日本の猟奇的ではちょっと意味が違うらしい。

3502003/08/12 05:52:40えざき早朝
規則ただしい生活を送るには
朝起きる時間は固定した方がいい。
という話しを聞いたのでとりあえず実践してみる俺。

５時起きに固定してみた。

早いほうがなんとなく一日得した気分だと思って
５時起きにしたのはいいのだが、睡眠時間を短くするのはいやだ。
８時間ぐらいは寝たい。

逆算して９時に寝ることになる俺。
まあ、ひとりで生活しているので９時に寝ようが誰も文句は言わない。

ところが、友人からの電話は大抵22時以降である。
毎日ってことは絶対無いが、週に一回ぐらいは電話がかかる。

当然だが深夜12時にかかってくる電話に出れない。
９時起きの人の深夜４時ぐらいの感覚である。
もう夜が明けかけている。

頑なに５時起きを実践しつつ、
着実に友達を減らし続ける俺。

ほんとに５時起きでいいんだろうか。

3512003/08/12 22:07:38えざき広告
CMに興味をもってみたことはほとんど無いが、
最近の明治生命のCMのダウン症のやつはすごい。

たった30秒かそこらのはずなのに、
泣けてきそうになるのだ。

生まれてから死ぬまで、
何枚かの写真がでてくるのだが、
まだ全然ちっちゃい子供の頃なのに最後の一枚。
お父さんが死んでしまったその子供を抱きしめている写真。
そんな子供に保険は掛けられない時点で保険のCMとしてどうか
と思ってしまうが、そんなことはどうでもいい。

CMを見ながら涙目になっている20代後半の一人暮らしの男性。

はたから見るとちょっと知能が控えめである。

3522003/08/13 21:14:05えざき手続
今日は各種手続のために北区をぐるぐる回ることに。

免許の更新では、ちゃんと人が来てなんかしゃべっていた。
前はビデオ講習だけだったような気がしたが。

しゃべったあとおもむろにビデオをつけて
その人は出て行ったのだが、５分ぐらいして、
別の人が更新済の免許を持って入ってきた。

おもむろにビデオを止めるその人。
どうでもいいのだが、ビデオはすごい中途半端なところから始まり、
すごい中途半端なところで止められた。

このばあい、最も注意を払わなければいけないのは
�　↓◆↓�のうちど...プッ
はーい、順番に呼びますから取りに来てくださーい。

ひまつぶしなら先にそう言ってくれ。

3532003/08/15 20:03:30えざき合同
昨日飲んでるときにはじめて合コンに行ったときの話を思い出した。

合コン。
最も縁遠いと思われたこのイベントも
社会に出てみると意外と機会があるものである。

もともと初対面の人とはまともにしゃべれない。
まして相手は打算の塊のような女の人ばかりである（想像）。
向いてないのは明らかなのだが、経験としていってみる俺。

当初、たしか８時に集合する予定だったが、
男のうち半数以上が一時間以上遅れる。
なんでこのくそ忙しいときにセッティングされているのか。
思えばこれがよくなかったのだろう。

とりあえず、その場に座っているだけの俺。
大人数なので、しゃべらなくてもだれかがしゃべっているので問題ない。

そういう問題なのだろうか。

ふと、前を見ると、合コン慣れしている同期が
女の人としゃべっていた。

「休みの日は何してるの？」
「とくになにも、ピアノ弾いたりとか」
「へー、どんな曲」
「モーツアルトの○○とか」
「ああ、あれね」

...。

ああ、あれね？

休みの日にクラシックを弾いているのも
随分優雅な休日だが、少なくともこの男が
モーツアルトを知っているわけがない。

その後も、その同期は話をあわせ続け、
めずらしく趣味が合う人と思い込んでいる彼女。

そんなおれおれ詐欺みたいな技を
目の当たりにしつつ、時間は過ぎ、
23時ぐらいに。

途端に立ち上がりだす女の人たち。
というかひとりが立ち上がって帰ろうとしたのだ。
すると、全員がそのチャンスを逃すまいと立ち上がった。

理由は「終電」。全員。
静岡あたりに住んでいるのだろうか。

「デザートお持ちしました。マンゴープリンのお客様」

もう帰りました。

3542003/08/16 22:56:44えざき妖怪
今月の日経新聞のコラム私の履歴書は水木しげるだ。

子供の頃は妖怪マニアで、妖怪に関する児童向けの本を
ことごとくそろえていた。
そのほとんど全てを確か水木しげるが執筆しており、
水木しげるは小学生の頃から馴染み深い漫画家さんである。

左腕が無いことをコラムを読んではじめて知る俺。

それにしても話は終戦時まで来たが非常に怠慢な人生である。
戦時中も全くやる気が無かったらしい。

しかし、さすが表現することを生業とするだけあって、
戦争中の描写はすごい。激戦地のすごさが伝わってくる。

ちょっと前のコラムの最後にこう書いてあった。

最近、よくあの頃の夢を見て汗ぐっしょりになって目がさめる。
妻もよくうなされているといっていた。

思い出しすぎなんじゃないか。

3552003/08/17 20:41:14えざき黄泉がえり
黄泉がえりを見た。

意外なほど面白かった。
映画の演出とかは全くわからないが、
話が面白かった。やられた。という感じ。

シックスセンスとか、アンブレイカブルみたい。

たしか、CMでは、たくさんの人が
黄泉がえっているところを実況中継していた
シーンがあったような気がした。

出てこないシーンがＣＭで使われることって
普通なのだろうか。

3562003/08/18 21:42:16えざき投資
俺が住んでいるアパートは４世帯が住める。

いつのまにか、他の３世帯が空き室になっていた。
今日は隣の部屋に清掃業者の人が入って掃除をしていた。

こうなってくると不動産投資も厳しい。
固定資産税ばかりがとられ、収入はほとんどない。

他人の不動産収入より自分の生活費の心配が必要なのは百も承知だが、
俺の部屋の上の部屋などはかれこれ数ヵ月空き室のままだ。

このままのほうが静かだし、うるさくしても平気なので
俺としては人が入ってこないほうがいいのだが。

あと３ヶ月ちょっとで俺もいなくなるんだよね。

3572003/08/19 21:27:11えざき梅雨
梅雨明け撤回を検討しているらしい。

同庁内には「世論に押し切られての梅雨明け発表だった」
と悔やむ声も上がっている。同庁は、来月初めに結果をまとめる。
（読売新聞）

悔やむ気象庁の役人さん。

もう八月である。
お盆もすぎた頃になって、
すいません。梅雨は明けておりませんでした！
と警察の不祥事よろしく頭を下げるつもりなのだろうか。

というか、大勢に影響がないことについて
一生懸命考えたり、これが責任問題になったりしている
と思うと役人さんには申し訳ないが真剣すぎて面白い。

なんか、世の中こういうことってすごい多い気がしてきた。

3582003/08/20 22:12:43えざき株価
最近株価が回復している。

西暦２０００年前期には２万円あった株価が、
１万円になったはずなのに、新聞紙面でも大騒ぎである。

最近の株価の回復の転換点となったのは、
りそなの件がきっかけらしい。

今まで、金融システム不安から日本を避けていた資本が
りそなに政府が２兆円投入したことで流入し始めた。

政府のとった行動は、何があっても銀行は潰さない。
と宣言したことと同義だからだそうだ。

税金の投入はよくない。はずだが、結果として
同じことを違う方法で実現するよりも少ない費用で実現できた。

まあ、回復してくれればなんでもいいんですが。
http://b1.alt-r.com/zc/view.php3?m=1&n=1737&p=54


3592003/08/21 21:59:43えざき社長
マネックス証券というネット証券の証券口座を持っている。
マネックス証券からはマネックスメールという
メールマガジンが平日は毎日送信される。

全部は長すぎて読まないが、毎日社長のつぶやきという
社長が書いてあるコラムだけ読むことにしている。
昨日の話もそこから引用させてもらった。

社長は証券業界では結構有名で、モルガン・スタンレーかなんかで
活躍した後、若くしてマネックス証券を立ち上げた人だ。

日本の古典にも精通しているらしく、
時折、短歌の話やそこに歌われる花の話しがあったりする。

毎日書いていればネタもなくなるのだろう。

好きな食べ物も蕎麦や鮨で、昼は蕎麦。
夜は鮨。というのが日常らしい。

全く知らない証券会社社長（男性）の趣味趣向にやたら詳しくなる俺。

イメージとしては古風な日本男児。かつエリート。といった所だろうか。

そんな社長も最近の株式市場の活況や、今年度初の黒字化達成などで、
結構上機嫌のようである。

今日のコラムの最後の部分だけを抜き出してみる。

しかしＴＯＰＩＸは昨日も今日も１０００ＰＴを超えています。
東証さん、急いで桁を増やして下さい！
まだまだ行くんですぅ〜。

しゃ、社長！

3602003/08/23 21:23:47えざき待人
昨日は高校時代の友人と、会社の友人との飲みがダブルブッキング。

ただでさえ少ない外出の機会が減るのは
何かの嫌がらせだろうか。

先約だった会社の方を優先した。
時間がわずかにずれていたので、
先にちょっと高校時代の友人の方に顔を出す俺。

友人と二人で他の友人を待つ。
彼はつい最近まで歩いて５分のところに住んでいたのだが、
栃木に行ってしまった。

風呂なし４畳半に住んでいた彼は、
今は農業ボランティアに精を出す毎日だ。
担当は家畜。家畜係。

お似合いである。

「今日はちょっとゲストを呼んであるんだけど」

ゲスト？

おおかた、ボランティアで知り合った人だろう。
恐ろしく濃い熊みたいな人を想像してちょっと元気がなくなる俺。
初対面は苦手な上に、押しが強い人も苦手である。

ところが、現れたのは熊とは程遠い女の人だった。
拍子抜けする俺。

実は彼女ができたらしい。
安定した生活とか収入とは程遠い男である。

死ぬまでサバイバル生活でいいのだろうか。
そんな話をしていると憮然とする友人。

「ボランティアっていってもちゃんと給料出るんだぜ」
「いくらぐらい？」
「7000円」

へー、結構いい給料だな。

「月給でな」

昭和初期の人か。お前は。

3612003/08/25 01:00:30えざき語学
今日は大学時代の語学クラスの友人が研修で静岡から
戻ってきたので仲がいい３人で飲みに。

８月になったらもうほとんど外出も無いだろうと思っていたら、
週一以上のペースで飲みに行っている気がする。

語学クラス。大学一年のときに一緒だった友人２人だ。
当然、話題はその頃の話になりがちだ。

スペイン語だったのだが、スペイン人の先生がちょっと
変な先生で、普段はですます調なのだが、突然ため口になって、
はっとさせられる。

例えば、ちょっと遅刻してきた学生が、
明らかに寝坊なのに、すいません。電車が遅れて。といったりすると。

「うそつけ」

スペイン人にうそつけといわれると、嘘じゃなくても
謝りたくなるのは俺だけだろうか。

ちょっとやる気の無い学生が、先生の質問に対して
とんちんかんな答えを返したときなどは、

「なにそれ」

...。

先生ってラテン系の人なんですよね。

3622003/08/25 20:21:50えざき北岳
あさっての登山に向けて友人と打ち合わせを。

登る山は北岳。南アルプスだけど北岳。日本第二の高峰。
のはずだったのだが、甲府から北岳の麓までの
直通ルートが崩落事故で断絶。

山梨はたった一本のルートが潰れただけで、
とんでもなく遠回りしなければならない。
武田信玄が治めていた天然の要塞甲斐の国であることを実感する俺。

北から回り込んで長野の方から入るか、
いったん南に下って別ルートを取るか。

そんな時間的余裕はない。

俺は大丈夫だが、友人は貴重な２連休を使っている。
有給なんてもってのほか。１泊２日は固定である。

あっさり日本一の高峰に乗り換える俺ら。

もともと、富士山も候補に上がっていたのだが、
最初に登る山としては富士山は向いていない。
ゴミだらけで汚いらしいのだ。登山の醍醐味も半減である。

しかし背に腹は変えられない。
東京からは一番手頃な南アルプス一帯は、
今年の異常な降雨量のせいで崩落事故が相次いでいる。
予測できない状況だらけである。

もうあさってというのに、急な計画変更であせる俺ら。
今から切符を買ったり間に合うのだろうか。

と、バスの時刻表を見ると、
新宿から富士山まで直通バスがある。

藁にもすがる思いで電話をかける俺。

「すいません。あさっての７時45分なんですけど。大丈夫ですか」
「大丈夫ですよ。帰りはどうされます」
「あ、次の日の14時で。」
「はい、予約しました」

２分で予約完了。

北岳のために半日潰したことはもう忘れよう。

3632003/08/27 00:12:10えざき株式
ファーストリテイリングの株をほんのちょっとだけ持っている。
俺の中では4490円が売却ライン。4500円だとキリがよすぎて
みんなその値段で売却を狙ってそうだからだ。

今日は前日終値4250円だったが、午前中に120円ぐらい上昇。
これはいけるかもと思い、4490円で指値注文
（この値段で買うって言う人がいたら売ってください
と証券会社に頼んでおく）を出した状態で
一日ほったらかしてみた。

夕方、取引が終了した後に、終値を確認すると4380円。
ちょっと無理っぽいな。と思ったが、
高値（今日、一番高い値段で取引された値）を確認すると。

4480円。

みんな同じこと考えたんだろうな。

3642003/08/28 21:43:03えざき富士山
富士山に登ってきた。

たくさん人も登っているし、
道も整備されているみたいだから
大丈夫だろう。と思っていたが、
日本一の山をなめている場合じゃなかった。

標高2500m〜3000mぐらいの間はちょうど
高い雲と低い雲の隙間の層のようなところで、
いい景色なのだが、そこより上に行くと高い雲に突っ込むことになる。

雨の予報なのに強行したのもよくなかった。
山頂付近は厚い雲に覆われ、視界が5mぐらいしかない。

濃い霧の中を歩いていると、死後の世界にいるような気になる。
下は溶岩からできたごつごつした岩の道。
前も後ろも真っ白。死者の国の入り口って感じである。

これはこれでいいのだが、山頂までこれだとつらい。
山頂でただ真っ白な霧の中に立たされ膝をつく二人。
こんなものを見るためにここまで来たのか。

強風も吹き荒れており、早く帰りたいのだが、
富士山頂まで来たからにはやらなければならないことがある。

お鉢巡り。

富士山の火口に沿って、ぐるっと一周するだけ。一時間ぐらいでできる。
火口をお鉢に見立てているのだ。

で、お鉢はいったいどこにあるんでしょうか。

今自分がどの辺を歩いているのかもわからなくなる二人。
なにせ、下手したら隣にいる友人すら見失う勢いである。
そして、体ごともっていかれそうな突風。

本当に死者の国の入り口に立ちかける二人。

ちょっと早歩きしたら前の方にお鉢めぐりを強行している一団を発見。
なりふりかまわず、後ろにくっついて歩く。
最後尾のおじさんの怪訝な顔も命には換えられない。

しかし、ともすればその一団の中で列が途切れそうになる。

やっほー。と叫ぶおじさんたち。

やっほー。こだまを楽しむ以外にこんな用法が。

さすがに俺らがやっほーといっても
かえってこないだろうから必死に最後尾についていく。

何とかお鉢巡り完了。
お鉢はどこにも見当たらなかった。

終始こんな感じで、いい景色とは無縁の登山だったが、
友人もそんなに不満には思っていなかったようだった。

でも、次は何年後かだろうな。

3652003/08/30 21:15:36えざき地理
他の人の日記を読んでいたら、
日本語にするとおかしな地名（下ネタ）について書いてあった。

大学受験のときは地理を選択していたので、
こういうくだらないのを一生懸命探した覚えがある。
エロマンガ島に赤丸をつける俺。テストには出ない。

ちなみにブラジルをよく見ると、
「日光」とか「沖縄」と書いてある。漢字で。
ブラジルの日光。ちょっと行ってみたい。

受験用の知識はもう何も覚えてないが、
テストに出ない話はよく覚えているのは不思議である。

河合塾の権藤先生という人が書いていた地図帳型の参考書には、
受験と全く関係ないことがたくさん書いてあって楽しかった。
俺の浪人時代にはすでにガンで若くして亡くなっていたが、
そのほんの一年前ぐらいまでは現役講師だった人だ。

南米のボリビアという国は内陸国である。
今では内陸国だが、昔はチリの一部を占領していて、海に面していた。
ところが、チリとの戦争に負け、海に面した部分を奪われてしまった。

そんなボリビアには海軍がある。ボリビア海軍。
展開する場所がなくなってしまった。

仕方なく自国の湖に展開。
湖を徹底防衛。

この他にも、中東の小国オマーン国は
こんな品の無い名前なのに、しずかちゃんの裸が映るからという理由で
ドラえもんが放映できないとか、いろいろ書いてあったが、
俺が覚えたやつは一つも試験に出なかった。

もしかして参考書じゃなかったのだろうか。

3662003/08/31 21:34:25えざきカード
ダイナースカードというクレジットカードがある。
辞めた会社のコーポレートカードだったのだが、
会社が買収されたことでアメックスカードに変わることになった。

ちょうど俺がやめる時である。
退会手続は個人でやらなければならなかった。
個人カードを作ってくれるよう頼まれる俺。

まあ、当然である。最初は断っていたのだが、
サラリーマンをやめる前にはカードを作っておいたほうがいい
という話を思い出したのと、一年間は会費が無料だったので承諾した。

年会費、普通に払うと15000円である。
今から期限切れを忘れないかどきどきする俺。

空港のラウンジとかでただでコーヒーを飲めたりするようなカードで、
普通のVISAカードなどとはちょっと違うらしい。

そんなダイナースから冊子が届いた。
Welcome To The Next Status

嫌味だろうか。

3672003/09/01 21:33:12えざき皮膚
富士山に登った後、日焼けしすぎて、
顔の皮がぼろぼろになっている。

この後、しわくちゃのおじいちゃんみたいになって、
皮がはがれだし、ミイラみたいになった後、
残った部分が擦り傷のように見える状態になる。

そうなると、もういくら太陽に当たっても平気で、
ひたすら黒くなっていくのだ。

高校時代はゴールデンウィーク明けがいつもこんな感じだった。

こんな一皮なら何度もむけている。

ただ、あれから10年も経っている。
昔なら若さでどうとでもなるだろうが、
今こんなで大丈夫だろうか。

そして今日は手の甲までついに皮がむけそうだ。
皮がむけそうなときは痒いので、つい無意識に掻いてしまう。

そのうち、一部がやぶれて、べりっとはがれた。
ちょうど良いのでいっぺんにはがそうとする俺。

まだ下の皮ができてない。

あわてて戻そうとする俺。
戻るわけない。

そっとしておいてやろう。

3682003/09/03 22:17:41えざき初盆
福岡に帰省中。

お盆の真っ只中は飛行機代が高いため、
こんな中途半端な時期に帰ってきた。

中途半端すぎて帰ってきた意味はほとんどない。
祖父の初盆だったのだから、お盆に帰らなきゃいけなかったのだ。

帰ってきてから気づく家族全員。

帰ってきて早々、去年の葬式の時の芳名録を手渡される。
エクセルに打ち込んでほしいらしい。

芳名をエクセルに打ち込むためだけに帰ってきたようなものだ。

250人ぐらい（重複多数）のリストを渡して
30分で「できた？」と聞くのはやめてくれ。

とにかく名前が読みづらいのが結構ある。
「巻」の上の部分と、「泰」の下の部分が合わさったやつとか。

調べたが、そんな漢字はない。

あと、名前の意味が良くわからないやつもある。

福岡県建設同友会福岡支部

いや、だから福岡だろ。

3692003/09/04 21:44:45えざき新聞
中学生の頃、新聞配達をしていた時期があった。
別に生活苦だったわけでもなんでもない。

同じ部活の同級生がアルバイトをしたいという
ませたガキで、うちの近くに新聞屋があったので、
いっしょに行こうという話になったのだ。

朝刊を100部ぐらい自転車で配っていた。
いつも1部残ってしまって頭を抱える俺。
何処かしら1件忘れていた。

そこの所長さんは、昔ながらの怖いおっちゃんだったが、
中学生の俺らにもちゃんと大人と同じレートで給料をくれていた。
通常は、中学生はちょっと安くなるらしい。
「大人が配ろうが子供が配ろうが同じ一部だ」
というのが口癖だった。

その頃、うちの裏手に店を構えていたのだが、
そこは路地の奥の方で、ほとんど人目に触れない場所だった。

一方、うちの前は道路沿いでけっこう交通量もある。
俺が働き始めた関係で、親父とおっちゃんは仲良くなり、
うちの前の空いたスペースに新聞屋さんの
家兼配達所を建てることになった。
親父は建築関係なので、そういった話は容易い。

おっちゃんは大喜びである。
道路沿いに店を出したいという夢が、
思いのほか簡単にかなったのだ。

うちのちょうど真北のあたりに今のおっちゃんの配達所がある。
もうかれこれ10年近く前の話である。

「いやー、えざきさんの家には足を向けて寝られんよ」

北枕になるからね。

3702003/09/06 00:59:31えざき白髪
実家のシャンプーは、白髪染用と書いてある。
それしかないので、仕方なく使っているが、
シャンプーに白髪染用も何もあるのかと思い説明書きを読んでみた。

特にどう白髪染用なのかは書いてなかったが、
シャンプーの仕方、リンスの仕方が書いてあった。

リンスの手順４番目。

「リンスをしたあと、５〜６分そのままでお待ちください」

リンスをした状態で目をつぶってじーっと５〜６分体育座りしている姿を想像する俺。

いや、ないない。

3712003/09/06 22:36:48えざき井原
今日は親父に連れられて山登りに。

福岡県内にある背振山系井原山というところだ。
背振山系で最も難所といわれる井原山洗谷ルートへ。

山登りとなると鬼隊長みたいになる親父。
どんな無理っぽい場所も無理やり登っていく。

容赦なく沢登りを敢行する鬼隊長。
滑りやすい石の上を飛石のように渡らなければならない。

容赦なく崖のような急斜面を登っていく鬼隊長。
ロープがついているものの、手を離したらまっさかさま。

そんな、厳しいルートを登ってやっと頂上に。

「井原山山頂983m」

低っ。

九州の山は押しなべて標高が低い。
一番高い山でも2000mいくかいかないかじゃないだろうか。

にしても今回は変化に富み、川沿いに登っていくコースだったので
けっこう面白かった。後は降りるだけである。

降りるのは普通のルートで。
順調に下山しつつ、途中でクワガタとかも発見しながら麓近くまで。

麓の方は山村である。畑や田んぼがあり、民家も散見される。

容赦なく他人の敷地で茗荷をくすねる鬼隊長。

鬼だ。あんた鬼だよ。

3722003/09/08 22:45:06えざき焼鳥
日曜日に焼き鳥屋に行った。
東京の人に福岡の焼き鳥屋の話をすると
それは焼き鳥屋じゃないと冷静につっこまれる。

まず、福岡の焼き鳥屋で有名なのは「豚足」だ。
鳥っていってるのに最初に思い出すのは豚の足である。

また、「バラ」、と呼ばれるメニューがある。
俺は小さい頃から何の疑問もなく焼き鳥屋で最もポピュラーな串焼き
として認識していたが、これは豚バラの串焼き。

「さがり」というのは、おそらく牛肉だし、
「骨付きカルビ」も牛肉だ。

「ししゃも」、「いか」とか魚介類もちゃんと抑えてある。

肝心な所が抑えきれていない気がするが。

当然のように野菜もあって、
「じゃがバター」や、「にんにく」を丸ごと串焼きにしたものもあるし、
「ししとう」や、「オクラ」は肉で巻いてある。
何の肉かといえば、もちろん、

豚肉である。

鳥もあるんだよ。ちょっとは。

3732003/09/09 23:09:25えざき雷雨
ヤフーニュースより。
火星と月が今夜ランデブー

福岡は激しい雷雨である。

昔から天体が結構好きで、
望遠鏡こそ持っていなかったものの、
雲ひとつないいい天気の夜は、
飽きずに数十分も夜空を眺めたりしていた。
はたから見るとちょっと危ない子供だった。

ちなみに、そんなに田舎ではない。多分。

福岡というだけでもうすでに辺境の地なんじゃないか、
と思いきや、天神、博多を中心に、ある範囲までは都会である。
東京で7年暮らした俺が言うのだから間違いない。
ここから天神までは自転車で40分もあればいけるので、
そんなに田舎ではない。

全然関係ないが、山手線に始めて乗ったとき、
「どこまで行っても天神だなぁ」
と思った福岡人は結構多いと思う。

3742003/09/11 22:20:51えざき縁
昨日は元同期と飲みに。

なんだか、会社をやめてから飲みに行く回数が格段に増えている。
基本的にひまだからというのもあるだろうが、
相手は別に突然暇になったわけでもないのに。

とりあえず、会おうと思う回数が増えているからか。
会う＝飲む。

未成年は随分昔のことになってしまった。

元同期は、俺の約半年前に会社を退職しており、
しかも、これから先の計画もほとんど同じ。

決してあとを追ったわけではない。

そもそも、境遇自体もよく似ている。
一年浪人して東京の大学に行った事や、
同じ会社で３年働いて辞めているところや、
その後、学校に通い始める所など。

そして、お互いの最寄り駅は隣駅である。

生まれた場所が近いと境遇も似てくるのだろうか。

境遇は似ているが、性格や容姿、趣味など、
個人的な部分の接点はおそらくほとんどない。

そして、会社でも同じところで働いたことはない。

そんな同期とは普通よく知らない状態で終わる。

実家の駅が隣。って、
趣味が同じ。よりも、
強い縁を生むらしい。

3752003/09/12 23:02:21えざき日常
実家にいてもたいしてやることないので、
プールに行ったり漫画を読んだりしている。

今日は台風が接近しているにもかかわらず
近くの屋外プールに。

扉が全部閉まっている。

おばちゃんに「閉まってるんですか」と聞くと、
「閉まってませんけど、台風が来てるんで扉を閉めてるんですよ」
と言われた。

暗に「何でこんな時に」と言われる俺。
50ｍプールが貸しきり状態。

当然である。

3km泳いで帰ってきた。

漫画は、レンタルである。
レンタル漫画。珍しい。

1冊2泊3日で50円。

にわかに隣の本屋の経営が気がかりになる俺。
でも、何十冊も借りた。1冊分の値段で10冊借りる事が出来る。

本屋も商売上がったりである。

こんなことして儲かるのか心配しながら、
別に読まなくてもいいのに、何十冊も漫画を借りる俺。

ああ、そういうことか。

3762003/09/14 22:46:50えざき商売
実家の近くに住んでいる新聞販売所のおっちゃんは
自衛隊からあまり人に言えない仕事まで、
幅広い職業を渡り歩いたらしい。

下顎の歯がすべて抜けて、
総入れ歯になっているのが当時を忍ばせる。

ちょっと恐い。

どの仕事も長続きせず、転々とした結果、
今の職についたそうだ。

今の仕事は天職でね。というおっちゃん。
いつも人とは違うと思って生きてきたおっちゃんにとって、
この商売は人との違いを実感できることが何より楽しいのだそうだ。

朝、出勤途中の車の列を家の窓から見下ろしながら
ビール片手に嬉しそうなおっちゃん。

「サラリーマン諸君！せいぜいつまらん仕事に
精を出したまえ。俺はこれから寝るぞ！」

あんたは午前3時から土日も働くけどね。

3772003/09/15 23:30:55えざき天袋
12月に東京を引き払い、福岡に帰るため、
すでに物置と化していた俺の部屋を片付けた。

できるだけ、スペースを確保するために、
天袋にあった過去のものを処分することに。

天袋にあったいろいろなものを引っ張り出していると、
高校時代にちょっとだけ書いていた日記を発見。

暗い。

なんていうか、全体的にテンションが低い。
それは今でもそうだが、この頃の日記は、
ただ淡々と日々思ったことが書かれているので、
自殺でもするんじゃないかというほど勢いがない。

「二十歳の原点」という本があって、
自殺してしまう東大生の女の子が書いていた日記が本になったものだが、
あっちの方がまだテンションが高かった気がする。

そういえば、二十歳の原点はちょうど二十歳ぐらいの時に
読んだ本の中で一番印象深かった。中学生時代、
高校生時代の日記も別冊で売られていた。

中学生時代のやつから順番に読んでいった。
最後は自殺するというのがわかっているので、
どんなに明るく素直な内容でも
いつ頃から壊れていってしまうんだろう。
というところばかりが気になる。

実際に深刻な状況になるのは大学時代の日記の後半あたりからだが、
なんというか思ったことがそのまま書かれていて生々しい。

死んでしまったとはいえ、人には読まれたくないだろうな。
こういうの。

3782003/09/16 20:06:54えざき名医
アトピー持ちである。
幼稚園の頃から通っていた皮膚科の先生は
数年前に亡くなってしまったが、名医だった。

何より説得力があるのは、その肌である。
つるつる。幼稚園の頃からだから、20年近く
通っていた計算になるが、いつ行ってもつるつる。

皮膚病に冒されている人間の気持ちなんかわからないんじゃないか。
と思うぐらいつるつるだった。

アトピーで皮膚科に行くと、必ずといっていいほど
渡されるのが、ステロイドである。
どんな薬かよくわからないが、ひとつだけはっきりしているのは、
リバウンドするということである。

塗った後、一時的に症状は治まるのだが、
その後しばらくして、治まる以前よりもひどくなって復活する。

この先生が渡してくれる薬はそのステロイドとはちょっと違うようだった。
見た目もチューブ状ではなく、軟膏の入れ物みたいなものに入っている。

アトピーの出始めに塗っても効果がないのだが、
絶好調に発疹が出た頃に塗ると、目に見えて治まる。
リバウンドもない。

この薬が気に入っていたので、なくなると
実家に帰った時にたくさんもらっていた。
先生は亡くなってしまったので、もうその薬はもらえない。

昔、その先生から同じ見た目で、一回り大きな容器に入ったやつをもらった。

「かきむしらなければ良いからとりあえずこれだしときます」

ワセリン。薬でもなんでもない。

いつももらってるやつと見た目も感触も全く同じだった。

3792003/09/18 21:59:48えざき年金
国民年金を払ってきた。
10万円。

大金だが、いずれ払わなければならない。
来年の3月分まで一括納入。

いっぺんに払うと何百円か安くなる
というのもあるが、とにかくこういう支払義務は
とっとと履行しておきたいほうである。

銀行に行き、気前よく現金で支払う俺。
金持ち気分である。気分だけは。

最近年金は返ってこないから払わない。
という話をテレビでよくやっているが、
調べてみると、国民年金は払っておいたほうがいいらしい。

国民年金に限っていえば、確実にリターンはあるようだ。
最悪税金で何とかするのだろう。

問題は厚生年金である。
これは払っても返って来るかどうか怪しいらしい。

もう当分関係ないけど。

3802003/09/19 22:40:13えざき秘蔵
お宝映像とか、面白い映像がたくさんおいてあるサイトを見つけた。

ヨーロッパで放送中止になったXboxのCMとか、
マイクロソフトの新製品のデモンストレーション中に
PCがクラッシュしてしまうCNNの放送とかがおいてあった。

ビルゲイツは10年連続で長者番付1位だそうだ。

そんな中に、サザエさんの第1話というのがあった。

カツオの弱みを握って脅迫するワカメちゃん。
へべれけになって帰宅したあげくへそくりを発見されて慌てるマスオさん。

そのへそくりでみんなで食事に行くサザエさん一家。波平もフネも。

タラちゃんもタマもいなかったがねずみがいた。

一緒なのはオープニングの歌だけのようである。

3812003/09/21 21:42:30えざきカイジ
ヤングマガジンのカイジという漫画だけ読んでいる。立ち読みで。
もう立ち読みで読み続けて何年か経つんじゃないだろうか。

冗談みたいに絶体絶命な状態から最後に起死回生の策で
何とか命をつなぐ話だ。この作者の書く話はこんなのばっかり。

最近、作品中の1時間ぐらいの話がもう半年ぐらい連載されていて
いいかげん腹が立つのを通り越して面白くなっている。

そろそろ決着がつきそうなのだが
こうなってくるともうどういう結末になろうが、
驚く気になれない。

恐ろしくレートが高いうえに店側がインチキし放題の
パチンコ台に挑戦しているのだが、店側のインチキを
逆手に取ったり、さらにその裏にインチキがあったり、
というのを、もう何回繰り返しているかわからないぐらいやっている。

最初の数回こそ面白いと思うが、
もうそれはいいから、早く決着してくれ。
と思ってしまう。

でも読むけど。

3822003/09/22 19:46:22えざき成長
ほぼ外食のみで生活していた頃は、
炊事系の技術は最低レベルで
全く成長する気配もなかった。

ところが、外的要因のせいで必要に迫られると、
技術自体が成長をはじめるのは、文明と同じである。

2003年○月×日　焼きそばの作り方を発見
2003年△月□日　日付を見て牛乳の鮮度を判断する技術を獲得
2003年◎月■日　特売日の存在を認識

見たいな感じである。いや年表っぽく。

成長が止まるのは自分的にもういいだろうと思った時である。
成長を望み続ければ一流のコックにもなれると思う。多分。
普通は一定の水準まで来ると止まる。

納豆とキムチのレベルで止まる俺。

あんまり伸びなかった。

3832003/09/23 20:54:13えざき姿勢
姿勢を正すには足にクッションを挟むといいらしい。

パソコンを使うとどうしても猫背になってしまう。
それでなくても、昔から姿勢が悪い。
前々から気になっていたが、意識して背筋を伸ばしても、
気がついたら元に戻っている。

クッションを挟むと、足に力が入って、
背筋にも自然と力が入る。

力を抜くとクッションが落ちてしまうので、
クッションがある限り、背筋が伸び続ける。

誰も見ていないのをいいことに、
トイレをものすごく我慢している人のような格好で
インターネットを見る俺。

他人には勧められない。

3842003/09/24 21:10:21えざき無駄
内閣改造が終わり、小泉首相の
支持率が上がったようだ。

総裁選後、内閣改造直前に、
よくテレビで内閣改造の予想をやっていた。

どうも腑に落ちないのは、
ほとんど情報も根拠もなく
予想をしている点だった。

すべて小泉首相の頭の中で、
どうにもわかりませんが、
とか言いながら予想していた。

予想が当たると何かもらえるんだろうか。

結局、予想とは大幅に違う人事。
人事が意外だったということだけがよくわかった。
もちろん、予想については誰も何も触れない。

視聴者に情報を提供するのが報道番組の本旨なんじゃないだろうか。
根拠のない予想なんて聞きたくない。時間の無駄である。

そんなことを考えながらそんな番組を見ている俺。
時間を無駄にしているのは俺だということに今日気がついた。

3852003/09/25 22:54:22えざき調査
住宅・土地統計調査の依頼が来た。
ランダムに抽出された世帯に対して行われる
国の調査らしい。

今年はよく調査の依頼が来る。
事前に手紙で連絡があったような気もするが、
おじいちゃんが唐突にうちにやって来て、封筒を渡して

「じゃ、１０月１日に取りに来るから。お願いしますよ」

ばたん。

あの、もうちょっと説明とか。

とりあえず封筒の中を見ると、
QA形式で説明してある紙があった。
これを見ろということか。

Q.どうして私の世帯が選ばれたの？
Q.住宅・土地調査では何を調査するの？
Q.調査はどのようにして行われるの？
Q.調査員はどんな人なの？
Q.調査の時に留守の場合はどうなるの？
Q.調査の結果はどのように利用されるの？


俺が知りたかった

Q.これに答えると何かいいことあるの？

は書いてなかった。

3862003/09/26 16:35:27とらちょうさ
家にいるから 調査にくるんだって。
いや 調査にきたときに家にいるからだって。

3872003/09/28 22:09:12えざき妙立寺
金沢に行ってきた。

加賀百万石。
江戸時代トップクラスの国力を誇った加賀藩は、
その経済力から幕府に警戒される。

幕府に潰されかけた加賀藩は
文化・芸術にその資本力を注ぎ込むことによって
幕府の警戒を解いたそうだ。

伝統工芸や文化財の宝庫、金沢。

でも一番面白かったのは忍者寺だった。

正式名称は妙立寺。ちなみに忍者とは何の関係もないらしい。
幕府が警戒したのと同様、加賀藩も幕府に難癖をつけられて
攻撃されるのを警戒していた。

そのため、寺に出城の機能を持たせようとしたのだ。
妙立寺は一見普通の寺なのだが、隠し階段や、落とし穴。
秘密の部屋、抜け道。いろんな仕掛けが満載である。
そしてそれらの機能が相互に支援し合っていたり、
二重三重の仕掛けになっていたりする。

あらゆる状況を想定して、
金沢城への光を使った通信機能も備えていたそうだ。

もうそれが感動するぐらいいろんなことを考え抜いて
作ったことがよくわかる。さぞかし偉大な設計者が
綿密な計画のもとに建設した寺なんだろう。

一回も使わなかったらしいが。

3882003/09/30 01:07:09えざき独占
今日は、今月でやめる元同期の送別会に。

その同期とはほとんど話さず。
隣にいた元先輩（というにはおこがましいが）と
ずっと話をしていた。

知らない人も何人かいて、
結構大人数の飲み会。
こういう飲み会では、大抵特定の人としゃべって
時間を潰してしまう。

そういう点ではその元先輩（というにはおこがましい）も同じ感じ。
諸事情により挨拶もできずに辞めてしまったのもあって、
久しぶりに盛り上がった。

盛り上がるといっても、その元先輩とはどうしても生産的なというか、
まじめな話になってしまう。こちらが興味があることをよく知っているし
ただくだらないという話でつなぐことができない人だからだろうか。

この話とは直接関係ないが、
今年の７月頃、大学のゼミに呼ばれた時に、
講義をしていたゼミの後輩に意見を求められて、
IT業界の話をほんとにさわりだけしたことがあった。

OSはWindowsのマイクロソフト。
CPUはペンティアムのインテル。
データベースはオラクルデータベースのオラクル。
基幹システムはR/3のSAP。

それぞれトップの企業の独壇場で、
その分野では圧倒的である反面、他の分野では
別の企業が寡占状態のため、手を出せないでいる。
でも、相互に強力に関連しているため、
それぞれが何とか別の分野にも食い込みたい。
と思っているのだ。

話したのはそんな話で、その後輩が講義している間は、
隣に座っていたゼミの教授と二人で延々こんな話をしていた。

そこで、教授がふと思いついたように、
「で、IBMは？」

そう。俺もそれが不思議だった。
IBMは会長ガースナーの戦略の下、
急速に回復を遂げたはずだ。巨象は踊ったはずである。
しかし、実態はそれぞれにトップ企業が存在している。

IBMは何で儲けているのか。

その疑問について、今日その元先輩と話をしていてちょっとわかった。
最初から最後まで面倒見ます。というのがIBMの売りである。
それは、それぞれをIBMの製品でまかなうということを必ずしも意味していなかった。
あらゆるITの話についてアドバイスできます。ということだったのだ。
アイディアの提供である。

IBMは売上に占めるサービスの割合が実に５割を超えていた。
OSも、CPUも、データベースも、基幹システムも
他社に占領されてしまっているが、それらをどう組み合わせて、
最適な運用を可能にするかについて企業に助言し、実際に
導入や運用の作業を代行することによって収入を得ていたのだ。

感心する俺。

「いや、でもね、全部の分野でトップに立ってれば、
もっとやりやすいんだよ。アドバイスする時に他社の製品
勧められないだろ」

多分、独禁法に抵触しますけどね。

3892003/09/30 23:17:08えざき挑戦
水泳や水球といったプールを使う競技が
県レベルで開かれる時、福岡では
県営プールがよく使われていた。

あらゆる水のスポーツに対応している屋内プールである。

水のスポーツというと水泳や水球、シンクロ以外に
飛び込みという競技がある。

５ｍ、１０ｍの高さにある飛び込み台から
飛び込むのだが、その時、プールが浅かったら
底にぶつかって怪我をしてしまう。

飛び込み用プールの水深は５ｍである。

水泳でも水球でも大会自体は50ｍプールを使って行われる。
水深50ｍではない。その時、飛び込み用プールは、
ウォーミングアップのための場所として提供される。

水深５ｍ。足がつかないどころの騒ぎではない。

水泳をやっている人間は足がつかないこと自体は
さしたる恐怖を感じないと思う。
問題は、底まで行ってみたいという好奇心の方だ。

水深５ｍといっても相当な水圧である。
耳が痛くなって頭が割れそうになる。

気が狂いそうな痛みに耐えながら
底を触ろうとする俺。大会前に。

「耳抜き」ができるようになったのは
それから数年後のことである。

その頃から耳抜きは、「鼻をつまんで鼻をかむようにする」
というのは友達からきいていた。

しかし、「どのタイミングで」という情報が抜けていたのだ。

もぐる前にプールの縁で鼻をつまんで奇妙な儀式を繰り返す俺。
何度もいうが大会前である。

3902003/10/02 21:49:10えざき選挙
衆議院の解散、総選挙が行われる。

うちの周りには衆議院議員のポスターがこれでもかと貼ってある。
よく見る衆議院議員のポスターには、ちょっと前まで
「その気になる男」と書いてあった。
その議員が作業服や、喫茶店のマスターや消防士の格好をしている。

コスプレしてその気になっているのだろうか。

地域住民の気持ちになって政治を行うということらしいが、
（地域住民の）気持ちがわかる男とか、
（地域住民の立場に立って）親身になる男
というのはわかるが、この人はその気になっている。

「あの人、すぐその気になるよね」

という言葉にあんまりいいイメージがないのは俺だけだろうか。

同じようなことを作った人も感じたのか
最近では随分真剣な姿になって、言葉も
「すぐやる男」になっている。

前のポスターのこともあって、俺には
背を向けている部下のような人に指示を出している姿が
真剣な顔であっちむいてホイをしているように見えてしまう。

あっちむいてホイをすぐやる男。
ぜひ、政界でもがんばっていただきたい。

3912003/10/03 21:36:51えざき炊飯器
炊飯器を使ってご飯を炊いていると時々失敗することがある。

これは痛い。
まず、炊飯器を最初に開ける瞬間は、ご飯を食べようとする時だ。
最もおなかがすいている状態で失敗に気付く。
しかも、炊いた米がすべて無駄になっている。
大体一食分だけしか炊かないことはないので、
２合、３合が無駄になってしまう。

無理やり食う俺。はきそう。
もういやだ。こんな生活。

これ、不思議なのは時々なのだ。
１０回に１回ぐらいの割合だろうか。失敗するのは。

炊飯器もたまには熱の加減を間違えたりするのか。
まあ、機械じゃないんだし。

機械である。

同じ水の量で、同じ米の量に対し
同じ熱量を加える。

機械の真骨頂ではないか。

考えられるのは人為的なミスしかない。
俺が水の量か米の量か、何かを間違えているのだ。
しかし、そう思って気をつけているときでさえ、
失敗することがあるのだ。

ながらくこの現象を
気まぐれな炊飯器のせいにしていた。

しかしあるときこういう指摘を受けた。

「釜ぬれたまま炊飯器に入れたら壊れるよ」

はっ。

過去、失敗をしたときのことを振り返ると
ひとつの共通点に思い当たった。

釜を洗って、そのまま米と水を入れ、
炊飯器に入れていたのだ。

もちろん、釜を拭くなんて無駄なことはしない。

無駄ではなかったことに気付く俺。

ぬれたままでも、１週間ぐらいしてから、
もう一度炊いたりした時は大丈夫だった。

それか。

3922003/10/04 23:00:26えざき会議
今日は会社の元後輩の家に遊びに行った。
10人ぐらい集まる。みな会社関連だ。

その後輩もすでに転職している。
聞けば俺が最後にいたプロジェクトも
すでに永久中断状態だそうだ。

大丈夫なのだろうか。もう直接関係はないが。

それはともかく、その元後輩はすでに新築マンションを
購入していて、すごいきれいなところだった。
10人入ってもそれほど狭い感じはない。

10人もいるので、みんなばらばらに小さいまとまりで話していた。

俺が話していた元同期は明日からシアトルに会議に行くそうだ。
当然、会議は英語。入社前、会社から通わされていた英語教室で
偶然同じクラスだったが、俺同様到底ビジネスで使えるレベルではない。

どこでもそうなのかもしれないが、
こういうときは、まあ、何とかなるだろう。
と、失敗に対する予防措置は取られないことが多い。

今度あったときは面白い話が聞けそうだ。

3932003/10/05 20:37:00えざき池袋
昨日、後輩の家に遊びに行った後、
池袋にラーメンを食べに行った。

横浜に住んでいるラーメン好きの同期がせっかく
この辺まで来たのだから有名なラーメン屋で
ラーメンを食べたいというので連れて行った。

無敵家。

一度も行ったことはないが。

いつも本を買いに行くと、
行列ができていたので一度食べに行ってみたかった。

ラーメン自体はさすが行列ができるだけあって、
当然のようにおいしかったのだが、
気になったのは、なんかみたことない器具である。

ちっちゃい望遠鏡みたいなものを覗いている。
何を覗いているんだろうか。
ラーメン屋に行列を作るための秘密兵器か。

あれさえあれば誰でも行列ができるラーメン屋になるに違いない。
しかし、あの器具ななんなのかは全くわからなかった。

今日、テレビを見ていたら
なんと、昨日のあの器具が。

糖度計である。

何の糖度かがわからないと。

3942003/10/06 22:00:28えざき臨床
高額バイトや、裏社会の仕事の値段などを
公開する番組をやっている。

その中に薬を飲んでその効果を調べる
人体実験（臨床試験）のバイトが出てきた。

このバイト、大学時代にやろうとしたことがある。

アトピー持ちはだめらしい。

結局、やることはなかったが、
このバイトは、恐らくフロムエーとかバイトの雑誌には載っていない。
俺は、臨床試験のバイトをやっている人に紹介してもらった。

申し込みの電話をかける時も、誰から紹介されたのかを確認される。

紹介してくれた人は配膳のバイトで知り合った人である。
高額バイトは、高額バイトをやっているひとから。

被験者として、適性かどうかを調べるために
健康診断をしなければならない。

俺はそこで、アトピーがあるようなので無理です。といわれた。

その後支払われる交通費1500円。所要時間は30分。
学校の近くだったので、そこに行くまでにかかったお金は実質0円。

半分断られるのを知っていたうえで、
健康診断に行ったのは秘密である。

3952003/10/07 22:19:15えざき計画
会社をやめてからもう２ヶ月以上になる。
最後の１ヶ月は有給消化だったので、
実質３ヶ月この生活だ。

12月に福岡に戻り、会計士の試験を受けるため
専門学校に通うつもりだ。

去年の今ごろはまさか自分が
会社をやめることになるなんて
思ってもいなかった。

普通に、仕事の将来性に不安を感じたのもあるが、
一番のきっかけは今年の正月である。

沖縄から帰ってきた妹が、
母親になにやら相談している。

妹は沖縄の建築会社で働いているのだが、
1級建築士の資格をとるため会社をどこかの
タイミングでやめようと考えているらしいのだ。

思い切ったことをするなとのんきに構える俺。

俺も、20代のうちに一度勉強しなおす機会が欲しいとは思っていた。
内容は結構何でもいいと思っていて、仕事でやっていたことに
かすっている、経営、会計、情報技術に関する分野かな。
と漠然と考えていた。

そこにはなんら具体的な計画があったわけでもなく、
ただ、そうできたらいいな。ぐらいの調子だったのだ。

そんな話を真剣に悩んでいる妹の前でしたときに、
返ってきた言葉で状況は一気に具体化へと向かったのだ。

「早くしないと30になるよ」

実際のところは、何歳になったって、
挑戦したり、進むべき方向を変えるのは可能である。

でも、俺は30になる前にある程度の試行錯誤は
終わらせておきたかった。よくよく考えたら、
2年後には29なのだ。

稼いだお金を自分に賭ける。というのは、
ある意味では確実な賭けだ。
自分のお金を誰かに預けて有効に使おうと思うなら、
自分に頼めば最も親身になって努力してくれるだろう。

でも、30をすぎても同じように思えるだろうか。
圧倒的なリスクを背負う覚悟で
そこまでに築き上げたものを
捨てることはできるだろうか。

タイミングとしては今はギリギリだ。

そう自覚してからは話は早かった。

ひとつ心配なのは、
会計士って2年ぐらいじゃ
すまないかもしれないということである。

3962003/10/08 19:36:32えざき半券
今、ANAでは飛行機のチケットの半券2枚で、
スターバックスのコーヒーか、ampmのアイスか、
ツタヤのビデオと交換する
「みんながハッピー」キャンペーンをやっている。

ゴミになる半券を各自がきちんと持って帰り、
空港も助かるし、客も嬉しいし、提携先も宣伝になる
ということだろうか。

福岡に帰ったときの分と金沢に行った分と２回分ある。

１回分はスターバックスのコーヒーと交換。
選ぶことはできず、本日のコーヒーのショートサイズ一杯である。
その日の本日のコーヒーはモーニングなんとか。
夕方、やけにあっさりしたコーヒーを楽しむ俺。

その日の夜。なぜか全く眠れない。

全く時間に縛られない生活を送ると、
必ず起こるのが昼夜逆転である。

俺はそうならないように注意を払っており、
遅くとも12時までには必ず寝ていた。

朝はかなり早い時間に起きているし、
普段、コーヒーは午後には絶対飲まない。

飛行機の半券2枚であっさり崩壊。

みんながハッピーというわけではないようである。

3972003/10/09 20:00:40えざき情報
昨日は前の会社の人たちと飲みに。

定期的に集まって飲もうという会なのだが、
辞めた今も相変わらず呼ばれる。

面白いのはこういった機会のたびに、
会社の内部情報が更新され、相変わらず、
会社の内情がわかるところだ。

辞めて数ヵ月たつのにやけに事情通の俺。

別に意識して聞き出しているつもりはないのだが、
辞める直前の情報をわずかに更新するだけなので、
追いつくのもあっという間である。

面白い話とか、興味がある話を話しているので、
会社にいた時より効率よく情報が集っている気がする。

使い道は全くない。

3982003/10/10 23:56:35えざき神話
昔、ゲームをきっかけに神話が好きになって、
神話をいくつか読んだ。

ほとんど覚えてないが、
一番記憶に残っているのは北欧神話。

聖書みたいな、一神教の話は、
神様が完璧なため、宗教としては強力だと思うが、
話としてはあまり面白くない。

多神教の中でも、北欧神話は一番俗っぽくてありえなかった。

捕まえた狼に腕をかまれて片腕になる古の神。
宝物が欲しくて小人と寝る女神。
人間の娘をナンパしたあげく、デートの待ち合わせに
来てもらえず待ちぼうけをくわされる主神。

なんかもっと神様っぽいことをしなくていいのだろうか。

もともと、北欧の海賊たちの間に広まった神話のため、
話としても勇ましい物が多く、最後はラグナロクという
終末戦争で裏切った神様＋巨人と戦い全滅する。
なんだこのシリアスさは。ナンパとかしてたくせに。

終末戦争はすでにはじまるずっと前からわかっていることなので、
神様たちはそれに向けて、常日頃から準備を怠らない。
さすが神様だけあって、未来のこともお見通しだ。

同じ神様に裏切られることもちゃんと見通して欲しかった。

3992003/10/12 22:40:40えざき音楽
映画館で食べるものというと、
ポップコーンがまず一番に思いつく。

ポップコーンは噛んでもあまり激しい音がしない。
頭の中で音が響かないので、映画の邪魔に
なることもあまりない。

ポテトチップスや、せんべいも、映画館で売っている
ような気がするが、映画鑑賞中に食べる食べ物としては適さない。

ところで今日は、個人で歌を歌っている人の発表会の
券が余っているというので行ってきた。

こういう演奏会だとか、発表会だとか、
特に好きではないのだが、呼ばれればできるだけ
行くようにしている。そんなときでもなければ
自発的にそういうものに触れることはないし、
何かしら新たな発見もあるかもしれないと思うからだ。

小さなバーかスナックのようなところに片寄せあって座る
観客たち。券は余っていてもよかったのでは。

ワンドリンク制で、お菓子が少しテーブルにおいてある。
窮屈という以外は、特に不都合もない。
集った人たちも大半は知り合いのようである。
和気あいあいとやっていて微笑ましかった。

テーブルの上のお菓子に手を伸ばす俺。
ふと見ると、せんべいが。

♪Fly meバリッボリッoon,♪
♪And ボリッボリッplay among theボリボリ♪

だからせんべいはまずいって。

4002003/10/14 20:42:30えざき印刷
今はパソコンの画面上の文字を読むことにほとんど抵抗はない。
しかし、パソコンを使い始めた当時、この作業は
結構つらいものだった気がする。

パソコンにはじめて触れたのは、
大学のコンピュータ室である。
当時、コンピュータ室にはプリンターの中に
紙が常備されており、印刷は自由にできた。

これでもかと印刷し放題の学生たち。
画面上では読みにくいのでしかたがない。

次第にパソコンの利用者は増加し、
等比級数的に増大する紙の使用量。

インターネットの情報を紙の束にして持ち帰る学生たち。

学生の人数は小さな都市レベル。
当時で約４万人はいたと思う。
大学は用紙の供給をストップ。

当然である。

仕方なく、用紙を自分で購入する学生たち。
自分で購入するとなるとそんなに安いものではない。

当時、プリンターの処理速度が遅かったせいか、
印刷ボタンを押してからしばらく時間がかかることがしばしばあった。

短気な人は壊れたのかと思って、
何度も印刷ボタンを押したあげく帰ってしまう。

壊れていない。

愚直なコンピューターは、ちゃんと何回押したかカウントしている。
処理できないので、一時的に別の場所に情報を保管しているだけなのだ。
今ではよくわかるバッファーという概念。当時はなにも知らなかった。

何も知らずに自分が買ってきた紙をセットする俺。
出てくる情報は謎の怪情報。俺が出したいのはこれじゃない。

あと何回同じやつでてくるんだろう。

4012003/10/15 22:14:55えざき文具
大学４年の就職活動後は何もやることがなかった。
ゼミには卒論すらない。

おもむろにバイトをはじめる俺。
文房具の業界新聞の広告集めだ。

マンションの一室にある事務所。
広告集めといっても新規に飛び込み営業をするわけではない。
いつも広告を出してくれる文房具店に今回もお願いするだけだ。

23区を今日は世田谷区、今日は中野区、と
担当の区を回ってお願いして回る。

時給1000円。簡単な仕事である。
普通に回ると13時ぐらいに終わる。

こういうバイトに時給制度はよくないんじゃないか。
何個回ったらいくらとかにしたほうが。

このまま帰ると、何時間も無駄に
狭いマンションの一室にいなければならない。
とりあえずマクドナルドへ。退社時間のギリギリまで粘る俺。

ギリギリまで仕事していたような顔をして帰ってくる俺。
そこにはもう一人のバイトが。

もうひとりいるの忘れてた。

4022003/10/16 21:39:14えざき用語
総選挙がもうすぐあるせいか、
共産党のチラシが入っていた。

チラシを配るのは共産党だけなのはどうしてだろう。
これを見ると、大学の講義の時に席に置いてあった
団結がんばろうみたいなことが書いてあるチラシを思い出す。

最近の共産党の主張は消費税増税を食い止めよう。
ということらしい。消費税で増えた分のほとんどが
法人税の税収減で消し飛んでいるということだ。

で、大増税を食い止めようと。

税金になっている額は増えていないのでは。

利益とか、所得に応じて課税していると
景気が悪くなると税収が減っていく。

国がお金を吸い上げなくなる分、
そのお金が市場を循環すれば景気は回復に向かい、
すると税収が増えていく。

国がお金を吸い上げ始めると
市場を循環するお金の量が減って、
景気が過熱状態にならないよう
ブレーキをかける。

これを、ビルトインスタビライザー（自動調整）というそうだ。

なぜ、ただ自動調整というだけではだめなのかはわからない。

4032003/10/18 22:43:20えざき飲酒
元同期の結婚祝いに。

同窓会みたいだった。
まあ、俺が辞めるまではほぼ同じ道を歩んでいたので、
知り合いが多いのは当然である。

最近は飲んでばっかりだなと、
これを読んでいる友人たちにまで言われる始末。

飲んでばっかりというか、
飲みにいった時ぐらいしか書くことがないのだ。

普段はひたすら家で生活していて特に目新しいことはない。
働いていた時は周りの面白い人とか、面白かったこととかが
よく観察していると毎日あったものだが、机に向かっているか
テレビを見ているかしかない生活では、それもない。

飲む頻度が増えているのは否定しないが。
それでも、せいぜい週に一回程度である。
それ以外はひたすら独り言を言うぐらいが関の山だ。

あと１ヵ月半で、福岡に帰り、学校に通い始めれば
それなりに何かしらあるだろう。

高校時代の同級生との飲み会とか。

4042003/10/19 22:06:27えざき頼み事
一昨日、大宮あたりに住んでいる元同期に
頼み事があって赤羽まで来てもらった。

仕事の帰りで、定期券の範囲内なので
たまに赤羽のラーメン屋にラーメンを食べに来る。

そのついでにというか、
頼み事のついでにというか、
来てくれる元同期。

うちのＰＣが壊れてしまってＣＤ-ＲＯＭが読み込めないので
着脱式のＣＤ−ＲＯＭドライブを貸してもらった。

すぐ終わるので、うちまで来てもらい、
早速、ＣＤ−ＲＯＭからソフトをインストール。

それを待っている間、プレイステーションのソフトを
漁り始める元同期。これなに。といって引っ張り出したのは
「鬼武者」である。ＰＳ２ではじめてミリオンヒットを飛ばした
名作。面白いのだが、操作に慣れるまでちょっと時間がかかる。

ゲームをはじめる。最初の方は簡単だが、最初のボスが厳しい。
俺は多分十回以上やって倒せるようになったと思う。

２回で倒す。

あまりの早さに唖然とする俺。
試しにやってみる程度であれば、
ここで倒せずに終わり。と思っていた。

そのまましばらく見ていると、
制限時間付きのパズルもあっさり突破。
二番目のボスまで行ってしまった。

こいつがまた強い。一番目の奴は慣れないと大変だが
それでも動きに大きな隙があるためタイミングがわかれば
倒せるようになる。しかし、二番目は隙が少なく、
こちらのガードも変な技で吹き飛ばす。

これにも俺はてこずり、５，６回は闘ったと思う。


今度は１回で倒す。

頼むからもう帰ってくれ。

4052003/10/20 21:14:51えざき海馬
最近、記憶に関する本を読んだ。

最新の海馬についての研究をまとめた本で
すごく興味深い内容だった。

海馬とは入ってきた情報を記憶できる状態にする
部分で脳の真ん中あたりにある。

研究段階ではあるものの、記憶力が３倍に増強される
物質まで発見されているそうだ。

記憶力３倍。
気持ち悪い。

記憶力が３倍になってしまったら、
それはすごいストレスだろうと思う。

普通の人は無意識に自分を基準に周りを判断している。

俺のまわりは馬鹿ばっかりだ。
何でたった21桁の数字が覚えられないんだ！

21桁はちょっと。

しかもそういうイライラしたこともよく覚えているのだろう。

著者は記憶力増強薬について、仕事の処理スピードが向上し、
時間に余裕ができ、ゆとりある生活が送れるようになるに違いない。
と主張する。

パソコンが出始めたときに同じような主張を聞いた覚えが。

4062003/10/22 22:41:15えざき新聞
昔から要領の悪さには結構自信がある
複数のことは同時にできないし、
あらゆる作業全般に時間がかかる。

ちょっと前、それを何とかしようと、
メモの取り方とか、仕事術の類の
本を読んでいた時期があった。

大体どの本も要旨は似通っていて、
メモをとることの重要性だとか、
情報をいかに効率よく集めるか
といった話が書いてある。

その中によく出てきたが新聞。
新聞の切り抜きは時間があるときに整理しろ
というやつだ。

なぜかみんな新聞を切り抜いている。
インターネットが発達しても新聞は依然として
重要だと主張する著者もいた。

「きりぬいときゃよかった」
という局面には一度も出会ったことはないが、
そこまで新聞の有効活用を説くからには、
そこには何かあるに違いない。

思いっきり鵜呑みにして
新聞の切抜きをためこんでみる俺。

なにもおこらない。

ドラクエで意味なく道具を使った時の
むなしさが思い出される。

あ、要領が悪いってこういうことか。

4072003/10/24 03:52:01えざき賭け事
日経平均急落。
中曽根さん恐るべし。

賭け事には全くといっていいほど興味がない。

昔、ちょっと18歳もすぎたのだからパチンコを
やってみようと思い立ち、パチンコ屋に行ったが、
500円分玉を打って、一つも穴に入らなかった。
何が面白いのか全く理解できず帰る俺。

競馬とか競艇は券を買うところがわからない。
どれが強いかとか考えるのもめんどくさそう。

博才以前の問題である。

最近気がついたのだが、
周りで賭け事をやる人は投資には興味がなく、
投資をやっている人は賭け事に興味がない。

両方やらない人ももちろんいるが、
どちらかをやっている人はもう一方に興味がない。

投資も素人がやっている限り博打と変わらない。
情報の末端にいるのだから、
株価が上がると思った頃にはもうみんなが知っている。
ローリターンでみんなと同じ流れにのるか、
わずかな違いに賭けて運に任せて投資するしかない。

競馬をやる友人に賭け事やるなら
株式投資とかやれば。といったらこういわれた。

「何にも考えなくていいからつまんないじゃん」

競馬とどう違うのか。
株式投資とかやれば。と勧める俺もよくわからないが。

4082003/10/26 00:16:32えざき発明
日本の発明についての番組を見ていた。

日本人はまねが得意だというが、
そんなこともないんじゃないかと思う。

テレビを発明したのが日本人というのも有名な話だし、
忍者の技は発明の粋を集めたものだ。

日本人は基本的に現場主義で、
上の人はよくわかっていないと言われる。

上の人の無茶な話を何とか現実的に
やろうといた結果、小さな発明の積み重ねで
切り抜ける必要があったというのも
考えてみればわからない話ではない。

その結果、ブルーカラーのレベルでの
生産性が飛躍的に向上し、製造業で
世界にも稀に見る競争力を手に入れた。

これは反面、ホワイトカラーを甘やかす結果となり、
ホワイトカラーの生産性の低さも世界に稀に見る。

のかどうかはよくわからない。

4092003/10/26 22:08:31えざき試験
行政書士の試験を受けに行ってきた。

行政手続を代行するための資格だが、
使うためには必ず独立開業しなければならないし、
弁護士とか弁理士とかも行政書士の
資格がついてくるので使い勝手はそれほどよくない。

会計士の資格にもついてくるのだが、
力試しに受けに行った。

集合時間の30分前にして、日大法学部の門の前は
黒山の人だかりである。しかも年齢層も性別も
ほとんど偏りがない。

まあ、どちらかというと若い人のほうが多いが、
すごいおじちゃんもおばちゃんもたくさんいる。

使い勝手がよくないのは、
俺の思い込みだったのだろうか。

4102003/10/28 19:53:07えざき中止
ちょっと前、沖縄のソフト開発会社がソフトのプロテクトを
破ることができたら150万円という企画を出したという話が
ヤフーニュースに載っていた。

募集開始は10月21日。
期間は７ヶ月。

これを見て、それはちょっと甘すぎるんじゃないか
と思った人は多かったんじゃないんだろうか。

所詮は人が作ったプログラムである。
穴がないはずはない。
侵入不可能な建物はないのと一緒だ。

ましてヤフーニュースなんかに載ってしまっては
いったい何人がチャレンジすることになるのか。

案の定、２ちゃんねらーがあっさりプロテクト解除。

募集開始日前に。

沖縄ローカルの中小企業だ。
150万円は手痛い出費だろう。

株式会社オフィスヒラカワ
http://www.officehirakawa.net/

って中止かよ。

4112003/10/29 21:13:16えざき主張
最近、衆議院選挙での政党の主張が気になる。

政治に興味があるわけではないが、
気になる主張がある。

憲法を守ります。

というやつだ。

たしか、憲法改正には３つのステップが必要だ。

１．両議院の総議員の３分の２が発議
２．国民投票で過半数の賛成による可決
３．天皇が公布

このうち、天皇の公布は形式的なものだとしても、
最終的な決定権は国民にある。
通常の法律と大きく違うところだ。

憲法を変えたくないなら国民の力で止められるんじゃないだろうか。

守りますというのは単に発議しないというだけで
別に守ってないんじゃないか。

「みなさん！よく考えてください！」

いや、あんたがよく考えてよ。

そういうことじゃなくて、というのなら
まあ、いいんだけど。

4122003/10/30 19:14:46えざき言動
大学時代、同じサークルにいた
友人は鉄道マニアで、当時には
めずらしくパソコンに詳しく、
周りに大きく貢献していた。

しかし、なんとなく他人に
軽く見られがちなところがあり、
後輩にも慕われるというよりは、
かわいがられているような男だった。

軽く見られる原因は
俺が見る限りその言動にあるように思う。
どうでもいいことを大変なことのように
いったりするのだ。

「昨日家でひとりで吐くまで飲んじゃったよ」

その自慢げな顔の理由を
もうちょっと詳しく説明してもらえないだろうか。

そんな彼とはサークルでは
おそらく最も付き合いが長く、
結構彼のいろんな話を聞かされた。

一見してうだつのあがらなさでは
サークルでも一二を争っていた彼だが、
高校時代は彼女もいたそうだ。

静岡に住んでいた彼は、大学１年の秋まで
遠距離恋愛を続けていたそうだ。

「へぇ〜、何で別れちゃったの？」
「いやー、実はこれが原因でさ」

そういって、手でＯＫのサインを作ってみせる彼。

ＯＫじゃなくてお金だろ。

4132003/10/31 21:55:47えざき回収
インターホンが鳴ったので
出てみると、おっちゃんが立っていた。

「資源回収に来ました」

資源回収の日に人が来たことはない。

新聞はまとめて袋に入れて玄関先に置いてある。
とりあえずそれを渡す俺。

するとおっちゃんはなんだかんだと
話をしながら、次々とトイレットペーパー６巻、
洗剤８箱、ビール券２枚その他を出し始めた。

トイレットペーパーはなんとなくわかるが
資源回収の人がなぜそんなに
いろんなものをくれるのか。

その時とっさにはわからないから不思議である。

そして相変わらずなんだかんだ
話をしながら最後にいつものやつを出した。

読売新聞の契約書。

しかも、俺が承諾の意志を表示する前に
それを渡してとっとと帰ろうとする。

おっちゃんは残念だが、
今回は明確に断る理由がある。

来月いっぱいで出て行くんですけど。

巻き戻しのように景品を回収しだすおっちゃん。
相変わらずなんだかんだとはなしは続けている。

すべての景品を回収するまで、そしてドアを閉じてからも
引っ越すんじゃしょうがないなとかいい続けていた。

もちろんドアの前にはそのまま古新聞が。

明日回収の日だから出しとかなきゃ。

4142003/11/01 21:45:37えざき柳川
学生時代には夏休みなどを利用して
福岡に遊びに来る友人や後輩が結構いた。

福岡市が中心だが、
いかんせん観光するような場所に乏しい。

遊びに来たら必ずといっていいほど
行くのが柳川。うなぎが有名で
北原白秋の生地。

人が来ることでもないといったりはしない所だ。
大学生になる前にいったことはなかった。

観光用に小船に乗って水路を巡るやつがあるのだが、
これが面白い船頭さんに当たるとかなり面白い。

船頭さん同士がすれ違う時に何か会話を交わしているが、
同じ県とは思えないぐらい何をいっているのかわからない。

ふと水路の縁を見ると、ショッキングピンクの
つぶつぶのたらこのようなものがたくさんへばりついている。
昔ながらの景観が台無しである。

すごく目立つのだが、なんなのかはわからない。
船頭さんに聞いても「めんたい、めんたい」

明太子はあんなところには生えない。

ちょっと後になってテレビを見ていてわかったのだが、
正体はジャンボタニシの卵。
川のサザエとして輸入養殖されたが、
食中毒かなんかでいっきに人気がなくなり、
養殖業者が相次いで撤退。
野良ジャンボタニシだらけになってしまったそうだ。

景観どころか生態系も台無しである。

4152003/11/03 22:42:25えざきＩＱ
テレビでIQテストを
やっていたのでやってみた。

こういう時間をかけて
考えればわかる問題を
解くのは好きだ。

パソコンでソフトを
ダウンロードしてやってみる。
自分のプロフィールを入れると
番組放送中にやる男女別IQや
都道府県別IQなどの比較の
データベースに
使われるらしい。

早速はじまる前に
プロフィールを入れてみる。

応援している野球チームは？
...ない。

好きな食べ物は？
ラーメン
カレー
焼肉
寿司
...全部好き。

テストが始まる前に悩まされる俺。

テスト自体はそれほど
難しくなかった気がする。
でも文字を反転させたりする
やつは全然できなかった。
IQは131。


4162003/11/04 21:12:58えざき食欲
高校生の頃はよく食べていたという話を
聞くたびに感心していたが、よくよく思い返すと
俺もよく食べていたような気がする。

朝ごはんはご飯、味噌汁など普通のやつに加えて
シリアルを食べていたし、
昼休みの前の休憩時間にパンを食べて、
昼休みにはちゃんと弁当も食べていた。

毎日きつい部活だったので、
それでも全く太ることはなかった。

そんなある日、へとへとになって
家に帰り着き夕飯を食べていた。
妙に食が進まない。

へとへとになるのはいつものことだが
こんなに食欲がないのは珍しい。

疲れで体調がおかしくなったのかもしれない。
ちょっと暗い気分になる俺。

そしてご飯をすべて平らげたあと、
一つ思い出した。

帰りにお好み焼き食べたんだっけ。

4172003/11/05 21:24:37えざき遺伝
子供の頃、近所の兄ちゃんの家に行くのが日課だった。

自転車にも乗れなかった頃である。
遠くにいけないので、その辺に住んでいる
同じ年頃の子供たちが私生活の人間関係のすべてだ。

当時にしては非常に珍しく、
パソコンユーザーだった彼の横に座り
ゲームをやっているのをひたすら眺める俺。

昔はゲームをやるよりも眺めるほうが好きだった。

きっと、この遺伝子を受け継いだ子供は
こんな子になるに違いない。

ファイナルファンタジーＸＩ
（番外：くろさわサンち編）
http://homepage2.nifty.com/lordkurosawa/game/game0900.html

「鳥の羽を売る」って。

4182003/11/06 20:37:07えざき本屋
最近は外にあまり出ないので
本屋にいく機会がない。

そのかわりアマゾンドットコムを
よく覗くようになった。

ユーザー登録しているので、
自分の購入した本に合わせて
好きそうな本を選んでくれる。

今日もちょっと覗いてみたら
俺が好きそうな本の第３位に
簿記４級の本が。

確かに簿記に興味はあるが、
４級はちょっと。

おすすめの理由を見てみると
前に買った簿記１級の本が出てきた。

簿記１級の本を買った人に
簿記４級の本をすすめる本屋。

店員だったら殴るところだ。

4192003/11/08 20:17:37えざきOB会
昨日はサークルのOB会に。

OB会といっても実際にスーツとか着て行く
１次会はお金がかなりかかるので行かなかった。

２次会は大学時代サークルでよく利用していた
安い居酒屋だったのでそちらに顔を出すことにした。

俺に場所と時間を教えてくれた友人は
１時間ぐらい遅れるらしい。

今の４年生は俺が卒業したあとの代だ。
知っている人がいなかったらどうしようと
にわかに緊張する俺。

結果的には意外なほど知っている人だらけで
安心したのだが、入る時は周りに知り合いはいなかった。

俺が入り口付近にいると怪訝な顔でどんどん追い抜いて
入っていく後輩（多分）。

あの、俺も入っていいですか。

4202003/11/09 19:20:31えざき投票
選挙に行ってきた。

投票率は全開の総選挙を下回りそうとのこと。
投票率が高くなければいけない理由はあるのだろうか。

投票したくない人は別に投票しなくても
いいんじゃないか。

投票率が低下すれば政治への無関心につながり
政治の腐敗につながるのだろうか。

単純に投票率100%の時にくらべ、
50%の時は一票の威力が倍になる。

真剣に考えている人の一票の威力が増し、
行かない人は単に権利を放棄しているだけなんだから
特に問題がないような気がする。

ニュースを見ていると今日はほとんどその話だ。

「そんな中、投票率99.9%のところがあります」

北朝鮮。

投票に行かせたいのか行かせたくないのか。

4212003/11/10 21:31:10えざき池袋
今日は友人に頼まれてチケットを買いにいった。

平日自由に行動できる人は少ないので、
代わりに買ってくることになった。

夜に渡すために池袋で待ち合わせ。

飯をおごってもらいながら
近況を話していると、
そのチケットのイベントだけではなく、
今月はサッカー観戦に地方に行くそうだ。

俺の周りのサッカーファンは地方にまでわざわざ
出向くやつが多い。みんなそうなのだろうか。

心底腹立たしそうに言う友人。

「まったく、こうイベント続きじゃ
金が出て行くばっかりだよ」

行かなきゃいいんじゃないの。

4222003/11/11 21:29:01えざき電話
昨日サークルの先輩から電話があった。

もうすぐ福岡に帰るので
前もってメールを送っておいたのだが、
その後、電話するという返事がきていた。

学生時代、飲み会の後二人でファミレスに行ったら
次の日の昼頃まで話すことになった。

それがきっかけで今まで長い付き合いが続いている。

それ以来、二人であったり電話で話したりすると
夜を徹することもしばしばで、話すとなると
かなり気合がいる。

今回もちょっとそれを覚悟していたのだが、
一時間ぐらいで電話を切った。

平日でしたね、社会人は。

4232003/11/12 18:18:08えざき定款
株式を持っていた会社から株主総会の召集通知がきた。

もう何ヵ月か前に手放したのに。
数ヵ月以内なら議決権は有効なのかもしれない。

本社が地方なので、総会に出ることはできないが、
議決権行使書を送れば議決権は行使できる。

全然関係ないのに議案に目を通してみる。

第２号議案　定款の一部変更の件
（4）「商法および株式会社の監査等に関する商法の
特例に関する法律の一部を改正する法律」が施行され、
監査役の任期が改正されたことに伴い、所要の変更を
行うものであります。

「商法および株式会社の監査等に関する商法の
特例に関する法律の一部を改正する法律」
に関する法律の一部を改正する法律

とかもいずれは出るのだろうか。

4242003/11/13 20:10:07えざき販促
家にずっといるので、いろんな人が来る。

居留守を使いたいところだが、
うちは入り口側に大きな窓があるので
誰かいるのはすぐにわかってしまう。

今日来たのはヤクルトの配達員みたいな人だった。
頼んでもないのにヤクルトのおばちゃんが持ってくる
ヤクルトセットのようなものを持っている。

また飛び込み営業か。

と思っていたらちょっと違うようだ。
ヤクルトセットをただでくれるという。

ただより高いものはない。
その手は新聞勧誘員が何度となく使っている。

断ればそのままもって帰るだろうと思って
とりあえず手にとると、パフレットを渡して
帰ろうとした。

え、ほんとにただでくれるの。

話からすると、MEGMILKの会社がヤクルトの独占市場に
参入しようとしているらしい。

それにしても、試してくださいって
飲ませただけで帰ってしまうのか。
申し込む人なんかほとんどいないんじゃないか。

それともよほど商品に自信があるのか。

と訝っていたら帰り際にこういって帰っていった。

「牛乳瓶だけはリサイクルしますので、
飲んだら保管しておいて下さい。来週取りにきます。」

販促担当の人も一生懸命考えたんだろうな。この口実。

4252003/11/14 19:51:35えざき携帯
昨日、一昨日と夜９時に寝る生活。

朝早く起きるためにわざとやっているのだが、
そんなことは連絡してくる友人には関係ない。

寝ていると、机の上で携帯が鳴り出した。
携帯の目覚ましが鳴り出したのだと思って
起き上がる俺。もう朝か。

と思ったら、友人からの電話だった。
でも手にとったら切れた。

たしか、静岡に行ってしまった別の友人が
休みを取って今月帰ってきてくれるとか言ってたな。

三人で会う話かと思い、かけ直す俺。

「おお、なんかメールの調子悪くてさ。
ちょっと試しに送ってくれよ」

自分で自分に送れ。そういうときは。

4262003/11/15 19:32:24えざき蟻
子供の頃、本だけは無条件に買ってもらえた。
他のものは、例え床にねっころがってばたばたしても
買ってもらえなかった。

月刊の科学雑誌のようなものを購読していた。
毎月、何か付録がついている小さい子用の雑誌だ。

ある時、ありの生態を観察する付録がついていた。
プラスチックのありの巣の模型である。

ここにありを住まわせて生態を観察しよう！
というものだ。

本に書いてあるとおり、庭先に置いてみる俺。

三日後。

何も入っていない。

というか、普通何も入らないんじゃないか。

そこでいい方法を思いついた。
模型の中に砂糖を入れておくのだ。

次の日。

朝見てみるとすごい量のありが入っていた。
作戦成功だ。嬉々として登校する俺。

帰ってきたら一匹もいなくなっていた。

4272003/11/17 18:47:56えざき鍋
昨日は会社の元先輩の家で鍋。

例の莫大な債権を抱えている先輩だ。
http://b1.alt-r.com/zc/view.php3?m=1&n=1737&p=342

すぐに出かけてしまったが、同居している人もいた。
この人が何百万もの借金を背負わされている人か。

鍋とは別に料理を持ち寄らなければならない
決まりだそうで、俺はつまみとサラダを持って来いといわれた。

その日は昼間試験なので自分で作れない。

仕方ないので、行きがけにキムチとチーズとサラダ
を買っていくことにした。

取り合わせについては特にこだわらない。俺が。

鍋の材料だけはみんなで買出しに。
そこで買えばよかった。

何鍋にするかから迷うみんな。
とりあえず鍋の素さえ入れれば何でもおいしい鍋になる。
鍋の素の売り場に行くと、いくつか選択肢があったが、
一番目立っているのはキムチ鍋だった。

というわけで、キムチ鍋に決定。

つまみがかぶっていることはいつ申告すればいいだろうか。

4282003/11/18 20:56:05えざき再会
日曜日簿記の試験を受けたのだが、
その時、大学時代の友人に偶然会った。

偶然の再会は２回目だ。

大学１年の授業で知り合い、
授業終了後はほとんど音信不通だった。

それが大学４年の卒業間際に一回偶然すれ違い、
そして今回福岡に帰郷する直前に偶然だ。

４年のときは卒業旅行に一緒に行った。
が、その後働き始めて一回会ったっきりだった。

サークルやゼミが一緒だったわけではなかったので、
OB会で再会するということもなかった。

性格は細かいところによく気がつき親切なのだが、
抜け目なく、ちょっと人を見下した印象を与える。
根はいいやつだ。

彼も会社をやめており、会計士の勉強をしているそうだ。

流行ってるんだろうか。

再会はいつも偶然なのだが、
はじめて会った時も偶然となりに座ったことがきっかけだった。

普通、友達ができる時は何か共通の団体とか、
組織に属している中ということが多い。
俺が非社交的だからかもしれない。

その日、授業にノートを持っていかなかった俺は、
メモをとるために席に置いてあったビラの裏を使おうとした。

１枚やろうか？

ルーズリーフを渡してくれたのが彼だ。
その時のかわいそうな子供に施しを与えるような表情といったら。
思わず、金がないわけじゃないんだよ。と言い訳しそうになった。

本人はそんなつもりじゃないんだろうが。

4292003/11/19 19:15:50えざき接点
数ヵ月前、この書き込みを読んでいる
サークルの先輩から俺と同じ代の知人に
教えといたと連絡があった。

その知人はコミュニケーションがとりづらく、あまり接点はなかった。
サークルに誰でも書き込めるノートが置いてあったのだが、
彼女の書き込みは何がいいたいのか全くわからず
しかも誤字だらけという有様だった。

その文章はいいたいことをただひたすら書いてあるだけで、
他人が読んでいることに対して全く配慮がない。
大抵、だらだらと続いた長い文章を一生懸命読んだあげく、
で、結局何がいいたいんだ！と憤りを覚えて終わる。

俺に言われたくないだろうが。

別に悪気があるようでもなく、
言いたい放題言っても気がつかないようだ。
コミュニケーション不全にもいいところはある。

そういう人とは特に険悪になることもないので、
サークルの時は普通に友達づきあいをしていた。

今回、俺が福岡に帰るにあたって、サークルの同じ代で
集ろうという話になったので、つまんない文章読んだよ。
と久しぶりにメールを送ってきた彼女も誘ってみた。

その返事。

もちろん「かわいい女の子」は会費タダでいいんでしょ。
悪いわね〜。お金くらい払ってもいいんだけど、
そういう決まりならやむを得ないわねぇ。

...。

かわいい女の子はタダでいいけど
あんたはお金払ってよ。

4302003/11/20 20:04:31えざき引越
東京から福岡だと引っ越すのに
かなりお金がかかる。

実家に戻るのでかなりの電化製品が
いらなくなるのだが、それを処分するだけで
何万円にもなってしまう。

もともと持ち物が少なく、
全部持って帰ろうが、一部もって帰ろうが
同じ額だというのでとりあえず全部持って帰って、
あとで考えよう。と持って帰ることに。

今日元会社の同期を話をしていたら、
「オークションに出せばいいじゃん」
という話になった。

オークション。考えもつかなかった。
そういえば最近そういうものがあるんだっけ。

Yahoo!オークションを覗いてみると
なるほど中古品がたくさん出ている。

タダ同然で売っても、リサイクル料を
取られることを考えると断然得だ。

売りに出されている電化製品は
実物の画像でどの程度のものか
きちんとわかる。
予想外のものを買うこともない。

画像。

デジカメっていくらするんだっけ。

4312003/11/21 20:11:02えざき24
24というアメリカのドラマを見ている。

全24話で、１話めは、深夜0:00〜1:00
２話めは、2:00〜3:00と一時間づつ進んでいき、
24話で24時間というドラマだ。

1話大体1時間なので、見ているほうの時間の流れと
話の中の時間の流れがほぼ同じというのが売りなのだが、
それだけでこんなに面白いとは。

時間がさかのぼったり、同じ時間の別の場面を
実はその頃、みたいに見せることもできない。
過去の回想もない。

そういった制約以外は、普通のドラマだ。
でも面白い。ちょっといろんなこと起こりすぎな気がするけど。

今日はそのうち午前11:00〜午後5:00までが
レンタル開始される日だった。

こういうときこそ時間を自由に使える人間の
強みを生かすときだ。

レンタル屋の開店時間に合わせて
借りていたビデオを返しに行く俺。

午前10:02
ビデオ屋到着。
さすがこんな時間では客もまばらだ。

24が置いてあるコーナーに直行。

1本もない。

強みまるでなし。

4322003/11/22 18:39:18えざき片付け
今日はサークルの同期一同が
うちに大挙して乗り込んでくるので、
急いで部屋を片付けた。

引越の見積の人が月曜日にきたので、
その前にあらかた片付けたが
今日はそれをさらに片付けたので
随分きれいになった。

日頃から３日おきぐらいに片付ければ
苦もなくきれいになることがよくわかった。

これからも１ヶ月に１回もやらないだろうが。

部屋をきれいにするには、
ある程度捨てるのが一番効果的だ。

持ち物を最小限に減らすだけで、
かなりすっきりする。

捨てるのが重要ということは、
一人暮らしをはじめてだいぶたってわかったことだが、
昔は何でも捨てずにとっておこうとする子供だった。

親父は若い頃ちょうど今の俺のように
東京で一人暮らしをしていた。

しかも俺と違って極端なきれい好きだ。

当然、いらないものはこれでもかと捨ててしまう。

どこでもそうなのだろうが、
こういう時、いらないものというのは、
親父にとっていらないものである。

どんどん捨てられていく俺の大事なもの。

でも、俺はまだ子供なのでこの辺は仕方ない。
悲しいのはその時だけで、数週間もすれば完全に忘れてしまう。
その程度の大事なものだ。

問題は祖父の方だった。

戦争を経験してきた祖父にとっては、
世の中の大半のものは大事なものだ。

親父にとっては大半のものがいらないもの。

ある日、親父が祖父に内緒で物置に溜め込んであった
祖父の大事なもの群を一挙に整理してしまった。

いつになく、すがすがしい顔の親父。

俺と親父で庭先で何かをしていた時。
ふと、家のほうを見ると人影が。

ものすごい形相で鉄パイプをもった祖父である。
標的はもちろん親父。うわー、あれ頭に当たったら死ぬぞ。

自分の身長をゆうに超える鉄パイプなので、
振るのも一苦労らしくスピードは遅い。
もっと短いやつにすればいいのに。

祖父に気付きこちらも必死の形相で逃げ惑う親父。
30年ぐらい前は二人ともよくやってたんだろうな。
こういうこと。

何を思ったか親父もどっかから鉄パイプを持ち出す。
やはりすごく長いやつ。だから、もっと短いやつのが。

槍のような鉄パイプでちゃんばら。
動きが遅いので安心してみていられる。

でも、打ち所が悪かったら軽症ではすまないだろう。

よかった。
「親子重症-粗大ゴミを捨てたことが原因」
とか新聞に載らなくて。

4332003/11/23 20:33:35えざき鍋
昨日はうちで鍋をやった。

無理すれば７人寝られることを発見。

俺の送別会のはずなのだが、
ただ鍋をするだけの会に。

ベッドは占領されるわ、
酒はこぼされるわ散々だが、
俺の送別会である。

本当に俺を送り出す気持ちが
こいつらにあるんだろうか。
と疑問を持ちはじめた頃、
サークルの幹事をやっていたやつからプレゼントが。

「ほら、買ってきたぞ、好きなやつ」

小池栄子のカレンダー。

好きなやつって、お前が好きなやつだろ。これ。

4342003/11/24 20:07:52えざき先輩
仲がいいサークルの先輩が泊まりにきていた。

うちに泊まりに来るのは学生の時以来だ。
学生の時は、俺も先輩の家に行ったことがある。

ちょっと変わった人で、別に貧しいわけでも
ないのだが、四畳半風呂無しに住んでいた。

何かにつけてお金を使わないようにする人で、
洗濯をするためだけに人の家にいったり、
家の備品を人からもらって揃えたりしていた。

当然のように引越直前のうちの備品に目をつける先輩。

壊れて角度がつけられない姿見を喜んで持って帰った。

「そんなに高くないし買えばいいじゃないですか」
「学生の時にお金を全然使わなくて、働き始めて贅沢したら、
学生の時はただのケチだったみたいじゃないか」

姿見買うのがどうして贅沢なのか。

「ただのケチじゃなくてなんだったんですか」
「地球に優しい人」

人の家で洗濯しても地球に優しくなってませんよ。

4352003/11/25 19:55:32えざき手続
土砂降りの中、各種手続に役所やハローワークにいっていた。

こんな日に限って土砂降りとは。

初めての失業保険給付日だった。
自己都合退職の場合、
３ヵ月の待機期間のあと支給が始まる。

2003年4月からは失業保険の給付条件が
厳しくなり、待機中に最低３回の求職活動を
行わなければならない。

単にインターネット見て職を探しましたとか
新聞の求人広告見てましたとかではだめで、
ハローワークに証明できる方法をとらなければならない。

その求職活動と認められるものの中に、
資格試験の受験というのもある。

最初に全員が受ける初回講習で１回、
３ヵ月の間に２回の資格試験を受けたので、
３回の条件を満たした。

しかし、資格試験をちゃんと受けたことを
証明しなければいけないだろう。
受験票を見せれば大丈夫だろうか。
などと考えながら待つ俺。

何も問われずあっさり認定。

どうやって、ほんとに受けたかどうか
確かめたんだろう。

4362003/11/26 18:51:29えざき対策
先日、いつものようにメールを確認したら
新着メールが100通を超えていた。

普段は5,6通程度で、一日で100通は超えようがない。
帰郷直前に大勢の人からねぎらいのメール。
だったら嬉しかったのだが、スパムメールだ。

どこかでアドレスが公開されてしまったのかと
一瞬あせったが、よくよく見るとゼミのメーリングリストから
送られてきている。

毎年この時期は来年のゼミ生の選考作文の提出時期で
提出できるように一般にアドレスを公開しなければならないため、
こういったことが起こる。

それにしても今年は多すぎる。
作文の提出は100通以上ある中で1通しかなく、
他はほぼスパムメール。
その中に埋もれた俺宛のメールを探すのに一苦労だ。

もちろん、全ゼミ生およびOBに同じ状況が起こっており、
会社のメールアドレスを登録しているOBなどは大混乱である。

このメール開放が21日に開始され、選考作文の提出期限は26日だった。
ゼミの幹事からのメールもスパムメールに埋もれて送られてきていた。

要約すると、

26日まで我慢してください。

仕事のアドレスの人は我慢できないだろう。
いくらなんでも。

その後、何度かの試行錯誤の末、
結局、一時的にOBのアドレスを登録解除し、
提出期限がすぎてから復帰させるという方法がとられた。

25日に。

まあ、あれだ、来年のためだ。

4372003/11/27 18:52:39えざき予約
昨日は会社の先輩と飲みに。
今週は毎日飲みだ。

来年の分も飲んでいるに違いない。

福岡には東京ほど知り合いがいないので、
おそらく来年は半年に１回ぐらいが関の山だろう。

今日の飲みは７人集まる予定が
相次ぐドタキャンで最初３人に。
必死にいろんな人に電話をかける先輩。

というのも、予約時にコースを頼んでしまっていたため、
３人だと１人当たりの負担が倍以上になってしまう。

１人遅れてきて、１人新たに捕まえたため、
最終的には５人で飲むことになった。

若干負担が軽減され、一安心の先輩。
しかし、負担増は否めない。

「くそー、今日は思いっきり飲んでやる！」

気持ちはわかるが、
飲み代別なのでやめて下さい。

4382003/11/28 18:54:34えざき想像
昨日は会社の同期と飲みに。

引越の準備が全然進まないのは、
要領が悪いだけではない。

始まる時間に居酒屋に
直行すると誰もいない。

１人ぽつんと読書に励む俺。
20ページぐらい読み進んだ。

新しいタイプの送別会だ。

このまま誰も来なかったら
イジメられていることに気が付こう。
と思っていたら、程なく２人が来た。

この飲みを設定してくれた同期とは、
実はあまり接点がなく、仕事で一緒になった
こともないし、研修中もあまり話をする機会がなかった。
仲良くなった同期を通して仲良くなった感がある。

そのため思い出話もへったくれもないのだが、
研修の初期の頃のことを一つ思い出した。

確か２週間ぐらいで、グループになって
プロジェクトの一連の流れを経験する研修を
していた時のことだ。

その時、彼女は議事録をとる係をやっていて、
クライアント役の研修担当の上司と、
グループリーダー役だった同期とのやり取りを記録していた。

詳細は全然覚えていないので
記録の内容は適当だが、こんな感じだった。

経費は全額クライアントの負担とする。
プロジェクトの期間は10日間とする。
プロジェクトのメンバーは10人とする。
メンバー構成はリーダー１人スタッフ９人とする。

彼女はその日なにやら急いでいたらしく
これをリーダー役の同期に渡してすぐに帰ろうとしていた。

ところが、これをみたリーダー役の同期は、
「クライアントと共有するから
丁寧語じゃないとまずいよ。書き直して」
といって、彼女に差し戻した。

にわかに険悪な雰囲気が。
というのは気のせいかもしれないが、
彼女はそれをすぐに書き直して
帰っていった。

それがこんな感じだった。

経費は全額クライアントの負担とさせていただきたい。
プロジェクトの期間は10日間とさせていただきたい。
プロジェクトのメンバーは10人とさせていただきたい。
メンバー構成はリーダー１人スタッフ９人とさせていただきたい。
っていうか私も早く帰らせていただきたい。

あ、一番下のやつは想像。

4392003/12/01 00:44:39えざき多忙
一昨日はゼミの友人達に送別会をしてもらった。

終電に間に合わず。

というか、終電が終わってから到着する
友人もいたので帰るわけにもいかず。

帰っても大勢に影響なかったかもしれないが。

とりあえず、その中の１人に泊めてもらい、
朝方帰ることに。

ほとんど眠れず、次の日は
元同期の結婚式に出席した。

意識が飛びそうなので
黙祷は勘弁していただきたい。

そんなこんなでこれから
徹夜で引越作業が残っている。

先週はあんなに暇だったのに。

4402003/12/02 21:17:45えざき帰郷
昨日の夜遅くに福岡に。
ほとんど何もせず就寝。

先月は東京の知り合いと
まとめて会ったような気がする。

単純に飲みたいだけで集まったにしても
送別会と称してわざわざ人が
集まってくれるのはありがたいと思うし、
改めてそういう人たちに対して
有意義な人間でありたいと思う。

無職だけど。

4412003/12/03 18:23:03えざき節約
最近暖かさが異常だ。
東京でもそうだったが、
福岡でも12月とは思えない。

そのせいか、家ではエアコンも
ストーブもまったく使わない。

ちょっと寒い。

自分の部屋のエアコンはつけるが、
台所など、共有スペースには
暖房が入っていないのでちょっと寒い。

多少の寒さなら電気代がかかるエアコンはつけない。

テレビも３台もあるのに、
電気代がもったいないのであまり付けない。

めったに使われない家電製品のほうがもったいない。

4422003/12/04 21:28:22えざき速報
東京というのは日本の情報の最先端で
東京では当たり前のことが福岡では
ぜんぜん当たり前じゃなかったりする。

東京でスターバックスがすごく流行っていた頃、
実家に帰ってくると、流行をいち早く取り入れる
妹ですらスターバックスを知らなかった。

福岡になかったわけではなく、
天神のような中心部に普通にあった。

情報化で世界が狭くなっているとはいえ、
あいかわらず情報の格差は激しく、福岡に東京の
情報が到達するにはまだまだ時間がかかる。

そんな俺の心中を察してか、
友人が東京のニュースを
携帯メールに送ってきてくれた。

------
早稲田のUSバンバンつぶれてファミマできた（本日）
------

（本日）って最新の速報はありがたいけど
次はもう少し大きな枠で頼むよ。

4432003/12/05 21:42:22えざき制度
ここ最近で失業保険制度は随分厳しくなり、
求職活動が証明できなければならなくなった。

ちょっと前まではインターネット見てますとか、
新聞の求人欄チェックしてますとか言っていれば
問題がなかったということだ。

厳しくなったことを知らずに
失業認定日を迎えてしまった人は失業給付を
もらえないのか。

決まりの上ではもらえないし、そもそも
初回講習という全員が必須の講習で
求職活動の条件について触れている。
ちゃんと聞いていればすむ話だ。

しかし、何事にも抜け道はある。

求職情報検索用のパソコンを適当に利用し
帰りに利用しましたという証明書を発行してもらえば
問題なく求職活動としてカウントしてくれる。

パソコンを使って実際に求職活動をしているかどうかは
特に証明する必要はない。
極端な話30秒で帰っても証明書はもらえる。

という話まで初回講習で教えてくれる。
こんなにはっきりはいわないけど。

4442003/12/06 22:22:45えざき談合
今日引越しの荷物が届いた。

荷解きに丸一日を費やした。
むしろ一日で終われて良かった。
全部終わったわけじゃないけど。

今朝、親父が新聞を読みながら
建設業界について熱く語り出した。

談合がどうのと言う記事を読んで
はるか昔、談合が公然の秘密として
まかり通っていた時代はよかったと言う話だ。

公共事業の入札で1000万円〜700万円の間で
最低価格の業者に発注するというとき、
お互いが事前に話をつけていれば
全員1000万円で、１社だけ999万円ということが出来る。
ところが自由競争になると全社一律700万円で、
結局くじ引きになる。
約300万円の利益を失い、なおかつ確実に
仕事が取れるとは限らない。

問題は談合が出来なくなったことだけではない。
建設業界は今までにない業界全体の低迷を迎えている。
各社は仕事を取るために未曾有の価格戦争を引き起こし、
許容量ぎりぎりまで仕事をこなしてやっと
社員を養えるぐらいの厳しい状態だ。

「建設業界はな、今までずっと右肩上がりだったんだ。
ところが、バブルを境に左肩下がりになって...」

バブルを境に右肩上りから左肩下がりへ。

どう変わったのかよくわからない。

4452003/12/07 22:01:27えざき餞別
引越しの後片付けもあらかた終わり、
部屋も生活に支障はないぐらいになった。

やっと、福岡での日常生活が始まる感じだ。

そういえば小池栄子のカレンダー（※）がなくなっている。
※
http://www.tahoo.com/zc/view.php3?m=1&n=1737&p=433

東京を出るときに別にどこにしまうでもなく
そのまま持っていったので、運ばれる所は確かに見た。

あれだけ別のところに運ばれる事もないだろう。

なくなった思うと急に惜しくなる。
そういえば、親父が俺のいない間にどんどんゴミ袋に入れていた。

もしやと思いゴミをあさると、
半透明の袋の向こうに
しわくちゃの小池栄子が。

親父の考えはおそらくこんな感じだろう。
カレンダー→ただでもらうもの→
家にたくさんある→とりあえずこれはいらない

「お前はゴミを運んでもらうために金払ったようなもんだな」

どうやら運んだものがゴミになっているらしい。

ゴミを餞別にもらったみたいになってしまった。
寝押しとかしてみたら直るかな。

4462003/12/08 21:48:25えざき学校
今日専門学校に申し込んだ。

会計士の学校というと、
TACを筆頭に大原簿記、LECと
続き、その他もろもろといった感じ。

福岡には上位３校しかないが。

大原簿記にしようと思っていたら
東京のTACに通う友人から
さんざん比較検討しろといわれた。

忠告を完全に無視し大原簿記に。
比較検討全くなし。

評判も別に悪くなく、値段もTACより安い。

本当はTACがどこにあるのか探すのが面倒だったというのは
友人には黙っておかねばなるまい。というか自分のことだが。

とりあえず、
授業はほぼすべてPCで講義のVTRを見る
という形式が気に入った。

好きなようにスケジュールを組めるし、
聞き逃したらちょっと戻したりできるし、
休憩も自分の好きな所ではさめる。

でもきっと友達は１人も出来ないだろう。

4472003/12/10 22:31:17えざき会話
今日から講義が始まった。
自分で勝手に予約するシステムなので
始まったというか始めた。

PCの前でひたすら画面を眺める。

来年は家族以外との会話はなさそうだ。

もともと会話がなくても平気な方だが
そんな俺ですら不安になる。

まあ、先月飲み会を一年分ぐらい
やった事を考えると、平均して
ちょうどいいかもしれない。

１年半で済めば。

4482003/12/11 19:47:05えざき接続
実家はいまだにISDNなので、
こまめに接続を切らないと
通信料がかかる。

ADSLよりも高い金を払っている。

早速ADSLに申し込んだ。
ついでなので俺が今まで
使っていたPCと家のPCを
無線LANでつないでしまいたい。

なぜISDNなんて面倒な事を
したのかというと、インターネットに接続中に
電話がかかってきても大丈夫なようにだったらしい。

そして俺が帰ってくるまでは
インターネットを全く使わなかったので
遅くても問題なかったのだそうだ。

接続しないっていう選択肢はなかったのか。

4492003/12/12 21:17:31えざき趣味
引越しの片付けをしていた時
アロマポットを発見した。

随分前にもらったものだが、
実家に帰ってきて久しぶりに
使ってみた。

もともと鼻が悪いので
においがよくわからない。

ポットに水を足そうと
やかんを取りに行くと
母親に見つかった。

部屋にやかんを持ち込む理由を
ひとしきり説明した後、アロマオイルの
匂いの効果を聞かれることに。

「どんな効果があるの？」

もう忘れた。

4502003/12/13 21:24:53えざき名前
風呂場を改装しているので、
何年かぶりに近くの銭湯に行った。

昔は春町湯という名前だったが、
いつのまにか名前が変わっていた。
ニュー春町湯。

俺のセンスのなさはもしかして
この地に生まれたからだろうか。

近くのベスト電器も春日店から、
ニュー春日店になっていたところを見ると
あながち間違いでもなさそうだ。

再度リニューアルしたら
どうするつもりか。ニューニューか。

銭湯自体は全く変わっていない。
ヌードのタイル画も、刺青の兄ちゃんたちも
おどろくほど昔のままだ。

何がニューなのか全くわからなかったが、
よく見ると、入口の手前に飲み屋ができていた。
飲んでいる人がほとんどいないのでわからなかった。

やっぱり名前の付け方がよくないんじゃないか。


帰ってきて、テレビを見ているとはなわが出ていた。
それを見た親父が思い出したように話し出した。

「あ、この人、紅白に出るらしいぞ、なにわ」

それは佐賀じゃない。

4512003/12/14 21:49:56えざき果物
面白い本を見つけた。
ライフスタイル革命という本で、
栄養学の常識を覆す内容だ。

すごく大雑把に要約すると、
人間はもともと草食（果物食）動物だから、
果物だけ食ってれば体調を最高の状態に保てる。
という話だ。

もちろん、果物だけ食べる生活なんて、
現実には無理なので、せめて午前中、朝ごはんだけでも
果物だけで生活してみろと書いてあった。

この話、直感的にそうかも、と思うのは、
例えば、森の中を歩いているところを想像してみる。
突然、道の脇から兎が飛び出してきたとする。

それを見た瞬間、

うまそう。

と思う人はほとんどいないと思う。

一方、りんごの木にりんごがたくさんなっているのを
見つけたらどうだろうか。

まず、最初に食べる事について思い浮かべるんじゃないだろうか。
おいしそうとか、まずそうとか。

もともと、人間は果物を主な栄養源として生活してきた。
それが枯渇してきて、やむをえず今の野菜、穀物のような植物に
手を出し始め、火を使い出して始めて、肉までなんとか食べる事が
出来るようになった。その間どう長く見積もってもほんの数万年だろう。
人類が誕生して400万年がすでに経過している。

だとすれば、果物から遠くなるほど消化、吸収に骨が折れるようになり、
大量のエネルギーを必要とする。食べ物を食べたあとだるかったり、
眠くなるのはそのためだ。きっと食べたあとあったかくなるのも、
エネルギーを吸収したからではなく、胃がフル回転で消化作業を
行っているため、熱が発生しているんだろう。

というわけで、一昨日あたりから、朝は果物だけ食べてみている。
今のところ、確かに体が軽い。すぐにおなかがすくのも確かだが、
これは果物が胃での消化作業をほとんど行わず、即栄養として
吸収されていると考えれば納得がいく。

今まで消化作業に費やされていたエネルギーは他の作業に
振り向けられ、いままで余裕がなくて体の中に溜め込んで
放って置いた老廃物や余分な脂肪の処理に使われるらしい。

そんなんで、ちゃんとバランスよく栄養を補給できるのか、
という疑問に対しては、人間以外にそんなに色々な食べ物を
いっぺんに食べようとする動物はいるか、と聞き返していた。

色々食べて、野生動物がかからないような病気になっているのは
人間だけじゃないか。とも書いてあった。

4522003/12/15 22:23:00えざき荷物
昨日は山登りにつれられて、
何時間も歩き詰だった。

最初は普通に登っていたのだが、
途中から、随分荷物が重く感じることに
気がついた。そんなに荷物はないはず。
普通の感覚の３倍ぐらい重く感じる。

朝果物しか食べないと体が軽くなる
変わりにスタミナが落ちるのかと
心配になる。

頂上について、休んでいた時に
荷物をあけると、入れた覚えのない大きな魔法瓶が。

いつのまにかお湯運搬担当になっていた俺。
３倍ぐらい重く感じたのは３倍ぐらい重くなっていたからだった。

入れるんだったらそういってほしい。
ていうかなんで気がつかなかったんだろう。

4532003/12/16 20:29:15えざき学校
学校にいって帰っての生活。
家族以外のコミュニケーションはほぼ無い。

大学受験の浪人生の頃も同じようなものだったが、
１人、中学時代の同級生と常に一緒に行動していた。

何かにつけて、一緒に図書館で勉強しようとか、
健康のために朝ジョギングしようとか提案してくるので、
それに引っ張られる形でなんだかんだとためになることを
いっしょにやっていたが、先に投げ出すのは必ずといっていいほど
彼のほうだった。

大学はバラバラながら、東京の大学だったので、
時々連絡を取り合っていたが、コックになるためにイタリアに行きたい
というのを聞いて以来、その後どうなったかはわからない。

4542003/12/17 19:29:15えざき昼食
今日は隣駅で働いている
高校時代の友人と昼飯を食べた。
他人と話すのはひさしぶりだ。

しばらく恋人がいなかったが、
最近彼氏ができたそうだ。

しばらく恋人がいないのも
当然じゃないか。と思うのは、
その別れる理由である。

別れる理由１
メールの顔文字の位置がおかしいから。

そもそも、男が顔文字を多用すること自体
許せないらしいが、その時付き合っていた彼は
句点の前に顔文字があったことが逆鱗に触れたそうだ。

例としてはこんな感じだろうか。

じゃあまたね〜。(^^)/~

となるところを、

じゃあまたね〜(^^)/~。

...別れよう。

確かに句点が顔文字の一部みたいになってしまって
この丸何？と思ってしまう気持ちもわからなくもないが、
あったこともない彼氏がちょっとかわいそうになってくる。

別れる理由２
時間が合わなかったから。

一見普通の理由だが、何の時間が合わなかったのかというと、
彼の空いている時間と、自分がプールに行く時間が
重なっていて、なかなか会えなかったから。だそうだ。

なかなか会えなかった。のだ。
プールを優先してしまっている。


そもそも本当に好きだったのかというところはさておき、
今回は、顔文字も使わないし、それほど多忙な人ではないと
いうことなので長続きしそうだ。

4552003/12/19 21:59:31えざき小為替
松尾製菓という福岡に本社を構える
お菓子メーカーがある。チロルチョコという
ブランドで有名な会社だ。

１０年前、「めざせまるきん」というお菓子
を出していた。

五十円硬貨の形をした板チョコだったと思うが、
確か値段も50円で、シールが入っていた。

シールをはがすと紙に当りはずれが書いてあって、
補助券というのが３枚集まると1000円と交換してくれる。

実家に戻ってきて部屋を片付けていた時に、
その補助券が３枚出てきた。

捨てようと思って一瞬手を止める俺。

これ、今送るとどうなるんだろう。

送ってもせいぜい80円。
少なくともその補助券には
有効期限も何も書かれていない。

補助券に記載してある指示通りに
松尾製菓に送ってみた。

２週間後。

1000円の定額小為替が送られてきた。

年賀状のお年玉くじで当った
80円切手が1000円の定額小為替に。

定額小為替のほかに紙片が入っていた。

--------
MIXおめでとうございます。

拝啓　毎度チロル製品をお買い上げいただきまして
有難うございます。前年度企画の点数券をお送りいただきましたので、
弊社商品（MIX）と交換させていただきますので
ご受納ください。これからもチロルチョコをよろしくお願いします。
--------

MIXに取消し線が引かれて、小為替になっていた。

4562003/12/20 20:53:57えざき基礎
福岡の大原簿記のシステムは非常に自由度が高く、
自分で勝手に予約して、その時間に行くと独りでPCを
眺めることになる。

今年中に〜入門となっているコースを修了し、
来年頭から〜基礎となっているコースを始めるつもりだ。

ペース配分は間違っていないだろうか。
素人なので全くわからない。

好きな時に休めるし、やろうと思えば
朝から晩まで講義を受ける事もできるのはありがたいが、
どれぐらいのスピードでこなしていけばいいのかわからない。
他の人はみんなすごい分厚いテキスト使ってるみたいだし。
俺のテキストはペラペラだ。

先に次の〜基礎のテキストだけでももらっておこうと思い受付に。
来年の分の予約とともに、テキストを先に下さいと頼んでみた。

しばらくして辞書のようなテキストと問題集と解答解説集が。
もって帰るのも大変そうだ。受け取ってかばんに押し込んでいると、
「残りのやつは地下倉庫から取ってきますので」
まだあるのか。

家に帰ってページ数を確かめてみると、
簿記が上下巻あわせて910ページ。
原価計算が360ページ。テキストのみで。

早くも挫けそうになるが、いやいや、と思い返す。
これで基礎知識のほとんどを網羅しているじゃないか。
これをあと半年ちょっとでこなせば後は応用問題を繰り返すだけだ。

あと５科目あることはとりあえず思い出してはいけない。

4572003/12/21 21:11:16えざき日記
すごい日記を教えてもらった。

これはすごい。本物の狂人だ。
http://app.memorize.ne.jp/title?file=10308&id=59_76172

狂人というとちょっと違うかもしれない。
片足突っ込んでるのは間違いないが。
もちろん創作の可能性もあるが、
それだったらそれですごくよくできている。

読み出すと止まらないのだが、
この日記が面白い理由は、自分がまともだということを
確認したいからだろうか。非日常を垣間見る怖いもの見たさだろうか。

文中、彼はおそらくはごくまっとうな人間であろう兄を
これでもかと中傷する。
その言葉そっくりそのままお前に返してやりたい。
と思う人は少ないくないだろう。

ろくな奴じゃない。と毒づきながら、兄をろくな奴じゃないと
ののしる彼を見て、ふと我にかえる。

まさか俺もろくな奴じゃないってことはないよな。

4582003/12/23 20:49:49えざきクリスマス
近所の付き合いとかで、
うちにクリスマスケーキがきた。

親父は登山者の会みたいなところに
参加してきたらしく、ポインセチアをもらってきた。

にわかにクリスマスムードに。
気が滅入るのはなぜだろう。

クリスマスなんてまだまだじゃないか。
と思っていたら、明日はクリスマスイブだ。
ひとりでまだまだだと思っていた。

平日も休みの日も関係なく学校に行っているので
日にちの感覚が麻痺してきている。
今日は車が少ないな。と思っていたら日曜日だったりする。

曜日の感覚がないと、何日経っているのかも
いまいちわからない。今日が23日ということはわかっていても、
クリスマスイブの前日というのはピンとこない。

この調子で淡々とやっていければいいんだけど。

4592003/12/24 21:41:34えざき簿記
簿記について独学で勉強している時は
あまり意識していなかったが、簿記というのは
美しいものだそうだ。

先に会計士の勉強を始めていたサークルの友人などは、
始めた当初、なぜ会計士の勉強を始めたのか聞いてみたら、
貸借対照表の美しさに魅せられたから。
と冗談だか本気だかわからないようなことを言っていた。

かの詩人ゲーテも、複式簿記を世界で最も美しいものの
ひとつに挙げている。

最近になってそれがちょっとわかってきたような気がする。

簿記の世界は非常にシンプルなルールに支配されている。
ひとつは貸借均等の原則。手にいれたものと同じ価値のものが失われる。
もうひとつは流すか、溜めるか。今回の会計期間で流してしまうものは
費用か収益に、次回に持ち越したいものは資産・資本・負債のいずれかに。

この単純なルールですべての会計取引を表現し、
破綻することなく、何百年も世界標準として成立している。

こんな事に感心していられるのはいまのうちだけかもしれないが、
これは確かにすごいことだと思う。

4602003/12/25 18:25:27えざき自転車
学校は自転車で40分のところにある。
自転車で40分というからには交通手段は当然自転車だ。

高校は自転車で20分のところにあった。

10年経ったが、変わったのは通っている学校と
自転車に乗っている時間という自分に愕然。

ぐるっとまわって、同じところに戻ってきた感じだ。
実際、同じところに戻ってきている。

せめて原チャリで行けば楽なのだが、
自転車は投資額0円。運動不足も解消できる。
自転車が大好きというのもある。

自転車に乗っていてなにより楽しいのは
交通ルールに束縛されないところだ。

バイクや車が赤信号をきちんと守るなか、
自転車は行けそうなら信号を無視できる。
本当はいけないんだろうが。

歩道が空いていれば歩道を走るし、
車がいなければ車道を走る。

どんな細い道もいけるし、
進入禁止のところも軽車両は
たいてい除かれている。
Ｕターン禁止のところも無い。

どこまでも常識から外れない堅い印象を与えるが、
常識や偏見や世間体みたいなものに
縛られてしまうことは何より嫌いだ。

4612004/01/03 07:45:06えざき接続
接続環境をISDNからADSLへ変更しようとしたら
家屋内の電話回線が長すぎてモデムに信号が届かず。

116に電話すると１月３日までやってないとのこと。

というわけで、いまだにちゃんと接続できていない。
どういう構造なのかわからないが、
２階にある電話機本体を電話回線から切り離すと、
１階にあるモデムが信号を拾うようになる。

ものすごく通信速度が速いダイアルアップ回線みたいに
なってしまっている。ネット接続中は電話ができない。

しかもモデムからパソコン本体までは無線LANでつながっており、
ハイテクなのかローテクなのかよくわからない状態に。

携帯で日記を更新しようかと思ったが、
携帯でわざわざ更新するような内容が無いことに気がつき、
そのまま10日ぐらいたった。
その間、はじめてiモードの便利さを実感。

とりあえず明日NTTに連絡して何とかなるまではこのままだ。

4622004/01/03 20:26:28えざき媒体
インターネットに接続できない
というのはかなりストレスになるかと思ったが、
意外とそんなこともなかった。

どうしても、というときは
携帯でも何とかなる。
ものによってはいつでもどこでも
見ることができる携帯のほうが便利だったりする。
何年も携帯からネット接続できる環境にいたのに
やっと今回使い方がわかった。ちょっとだけ。

ただ、文字を打つのは携帯だと億劫だ。
パソコンのキーボードで入力するのを
走る。ぐらいの感じだとすると、
携帯でメールを書いたりするのは
泳ぐ。ぐらいの感じになる。

100m走るのはそんなに抵抗がないが、
100m泳ぐとなると走るのに比べ抵抗がある。
そんな感じだ。

人によってはまったく逆で特に若い人ほど
携帯のほうが楽なんだろうな。

4632004/01/04 21:42:52えざき新年会
一昨日、高校の部活のひとつ上の代と新年会に。

やけに女の人が多いな。と思ったら、
先輩２人が奥さんを連れてきていた。

もうそんな歳だ。そういえば。

10年も前の話なのに話をしていると
結構ちゃんと覚えていて面白い。

久しぶりに会った同じ代のキャプテンは
広告代理店に勤めているが体育教師の免許も持っている。
高校時代から一貫して芯まで体育会系だ。

もし体育教師になったら、典型的な恐い体育教師になるだろうな。
というと、怒れないからそんなふうにはならないという。

怒れないから。

昼休み、部員全員で試合のビデオを見て
自分たちの試合運びを研究している時期があった。

「おい、何これ」

何度もテープを巻き戻し、同じシーンを後輩に見せつけるキャプテン。
その威圧感に後輩は何も言えずただうつむくばかりだ。

最終的には水球ではトップクラスの大学のキャプテンになる彼からみれば
その後輩の動きや判断はまったく理解できないようだ。

それにしても、その言い方はない。
後輩はわかっていないのだ。
何これ。じゃなくて、本当はどうしなければいけないか
順序だてて説明してやらなければいつまでたっても
何これ。みたいなことしかできない。

と、キャプテンに角が立たないように注意を促そうと意を決した矢先。

「おい、お前も」

うん、俺もだね。

4642004/01/05 21:40:12えざき暖房
実家は大きいだけがとりえの
典型的な田舎の家屋だ。

入り放題のすきま風。
１０畳以上ある部屋に６畳用のエアコン。
全力でがんぱってもらっても冷えるほうが早い。

エアコン代をケチった結果、
エアコンの存在自体の意味がなくなり、
結局ストーブを使っている。

ストーブはエアコンよりも暖かい上に
上にやかんを乗せておくと空気も乾燥せず
暖房器具としてはかなり優秀だ。
灯油を入れるのが面倒だが。

正月、その部屋でストーブをつけてテレビを見ていた親父が、
空気が悪いといってドアを全開に。全開のままテレビを見続ける親父。

全開のドアにあっさり屈するストーブ。

もっと暖房器具が報われる家に住みたい。

4652004/01/06 21:09:35えざきおまじない
今日家庭内の電話回線を工事してもらい
やっと我が家も常時接続に。
年をまたいで10日ぐらいかかった。

そして今日は今年初めての学校の日だった。
いつものようにパソコンでビデオ講義を眺めていると、
２時間ぐらい経過したあたりで突然音声が途絶える。

前もこんなことあったな。
前のときは適当にあれこれいじっていたら
いつのまにか直っていた。が、今回はなかなか直らない。

仕方なく受付の人にきてもらう。

その人がいろいろやってみるとすぐに直った。
やはり、同じようなことを何度も経験しているらしい。

「これ、一度一番最初に戻すと直るんですよ」

おお、いいことを聞いた。
これでもう人の手を煩わせることはない。

って、どうして一番最初に戻すと直るのか。
なんかのおまじないみたいだ。

しゃっくりを止めるおまじないを思い出す。
しゃっくりは

１．お椀に水を入れる
２．お椀の上に箸で十字を作る
３．十字でできる４つの隙間から順番に水を飲む

というおまじないで確実にとまる。
今までこれで止まらなかったしゃっくりはない。

子供のころ、このやり方を知っていた友達は、
なぜ止まるのかみんな不思議がっていた。

なぜお椀に十字で治るのか。

お椀に十字は関係ないのだ。

要は、水を数回に分けてちょっと間を置いて一口づつ飲むだけでいい。
お椀に十字というのは、十字を作ったり、
十字の隙間から飲むのにちょっと時間が空くぐらいの意味しかない。
言い出した人がおまじないっぽくしたかったのだろう。

4662004/01/09 21:22:01えざき鹿児島
一昨日、鹿児島で働いている後輩が
福岡に来たので飲みに行った。
休みで実家に帰る途中福岡を見に来たのだそうだ。

いままで、東京−博多間だった新幹線が、もうすぐ鹿児島まで通る。
彼はテレビ局で働いているので、
今後の鹿児島の展開を左右する福岡を見ておきたいということだ。

今、鹿児島では新幹線開通に伴う都会化を予測し、
ビジネスホテルが次々に建設されているそうだ。

「いや、でもこれおかしな話なんですよ」

と後輩。

ビジネスホテルが対象とする顧客は
鹿児島に出張してくるサラリーマンが中心だ。

鹿児島は交通の便があまりよくないので、
行くまでにかなり時間がかかる。
福岡から行ったとしても、日帰りは若干厳しい。
どうしても一泊はしなければならない。

今までは。

新幹線が開通することで、そんな悩みも解消され、
その日の朝行って、夕方帰ってくることも十分可能になる。

そんな中、乱立するビジネスホテル群。

若い人の流出を心配したほうがいいんじゃないか。

4672004/01/10 21:24:06えざき家族
今日は両親が出かけているので家には俺ひとり。

夕飯は近くで買ってきたメンチカツ５枚。
と、冷蔵庫に入っていた焼きプリン。

何か間違っている気がするがまあいい。

比較的ひとりでいても平気なほうだが、
完全に誰とも話をしない生活はちょっと難しい。
家族がいるから友達ができずにいても何とかなっている。
というのが、こうして家に誰もいないとよくわかる。

裏を返せば、ひとりなら何とかして交友関係を広げようと思うが、
何とかなっているせいで、あえて外部にコミュニケーションを
とる努力をしなくなっている。

一年後が心配だ。
会話の仕方とか忘れたりしないだろうか。

4682004/01/11 20:48:33たかかず省略
ハンドルネーム占いというのがあったので、
やってみると、「えざき」だと凶なのに、
「たかかず」だと大吉なので変えてみた。

・ハンドルネーム占い
http://junkhunt.net/check/hn/

子供のころ自己紹介が嫌いだった。
今ではすきなのかというと、そんなこともないが、
子供のころ嫌いだった理由はこの下の名前のせいだ。

自分の名前をまともに言えない俺。
なんで「か」が二回連続するのか。
したったらずな子供には酷な名前である。
うっかり「たかずです。」と言ってしまうのだ。
たかずじゃない。

関係ないが、一昨年なくなった祖父は
持ち物に何でも名前を書く人で、俺にくれるものにも
必ず俺の名前をマジックで書いてから俺に渡していた。

じいちゃん。
どうでもいいけど、三冊目だよ。
二宮金次郎の伝記。同じやつ二冊もらったよ。

そんな祖父から自転車をもらったことがあった。
後輪のカバーの部分にやはり大きくマジックで名前が書いてあった。

「えざきたかゝず」

そんな省略ないだろう。

4692004/01/12 20:39:03たかかずカラス
高校のときになくなった祖母は
今思い返すとちょっと不思議な人だった。

典型的なばあちゃん子だったので、
子供の頃は近くにいすぎて
かえって意識していなかった。

親族や知っている人がなくなったという
話を聞くと、ほぼ必ずといっていいほど、

「ああ、カラスの鳴き声がおかしかったから
まさかとは思ってたけど」

というようなことを言うのだ。

虫の知らせならぬカラスの知らせだ。

ちなみに、いつも一緒にいたはずの俺は、
カラスの鳴き声がおかしかった場面に出くわしたことはない。

俺も鳴き声のおかしさを察知することで未来を予見したい。
と思った幼少時代の俺は、カラスが鳴くたびに
この鳴き声は？これは？としつこいぐらいに聞いていた。

しかし、返事はすべて、
この鳴き声はおかしくない。

そしてまた、ある日親戚の誰かがなくなると

「ああ、カラスの鳴き声がおかしかったから
まさかとは思ってたけど」

と言うのだ。

一度でいいから訃報を聞く前に
この科白を聞きたかった。

4702004/01/13 22:13:47たかかず修正
会計士の試験は鉛筆ではなく黒のペンを使わなければならない。

修正するときは消しゴムを使えないので、
修正液を使うことになる。

ところが、修正液は乾くの待たなければならないので
先に進んでいるうちに上書きするのを忘れる。
ということがよくある。

そこを解決したのが修正テープだ。
修正テープなら修正してすぐ上書きできる。
ボールペンの字も消しゴム感覚で消すことができるのだ。

と思って、実際に使ってみたら
これが結構難しい。

透明なビニールテープに修正テープが乗っていて、
紙に修正テープの部分だけを乗せるはずなのだが、
ビニールテープからはがれずそのまま巻き込まれていってしまうのだ。

慌てて逆に回すとビニールテープがたるんで収拾のつかないことに。

「今回は残念だったね。どこができなかったの？」
「いや別に。しいて言えば修正ができなかったの」

なんてことにならないようにしないと。

4712004/01/14 22:03:44たかかず年賀状
去年年賀状が５通ぐらい来ていたので、
今年は去年送ってくれた人にそのまま出した。

そして今年も５通ぐらい年賀状が来た。

全部去年と違う人から。

無職になったせいだろうか。

まさか５通も返さなければならなくなるとは
夢にも思わず、結局最初に届いた順に返した。
あとは来年送ろう。

一番遅いやつは一昨日とどいた。
11月に結婚した友人からだ。

「今年は朗報を楽しみにしています」

とりあえず、2005年合格目標のコースなので、
今年の朗報は勘弁してもらいたい。

そして、こんなに遅れて目立つように結婚式の写真入の
年賀状を送ってくるのは親を刺激してしまうので
勘弁してもらいたい。

最近はインターネットで年賀状というのもあるが、
一時期よりインターネット年賀状は少なくなった気がする。

最初は目新しくて使っていた人たちも
やはり、年賀状ぐらいははがきで出さないと
雰囲気が出ない。と思い始めたのだろうか。

ああ、俺の知人が減っているのか。

4722004/01/16 20:59:33たかかず心の中
鹿児島で働いている後輩と飲んだときに、
お互いひとりでいることにあまり抵抗がない。
という話になった。

彼も２年の浪人時代を経て大学に入っているので
その間は孤独だったようだ。

「お互い、話し相手が猫とかでも大丈夫なタイプですからね」

ちょっと待て。

猫と話すっていうのは、
「どちたの？どちたの？おなかへったの？よかったでちゅねー」
なにがいいんだ。
とつっこみたくなるようなことを赤ちゃん言葉でいうようなやつか。

ちょっと誇張しすぎたが、動物に向かってしゃべることはない。

人と話さなくてもあまりストレスを感じない方だが、
その代わりに頭の中で誰かにはなしているような場面を
想像していることがある。

例えば、ふと気がつくと今日知った面白い話を
友人に説明しているような場面を想像していたりする。

人と話をしていないときに、人と話をする代わりになる作業を
頭の中でやっているらしい。
これがひどくなって、頭の中で話しているのか
現実の世界なのか区別がつかなくなると
病院にいくことになる。

ちなみに、この友人は友人のようで友人ではない。
もう病院にいったほうがいいんじゃないか。といわれそうだが、
友人でたとえるとわかりにくい。

例えば、ほとんど話したこともない憧れの異性と
話をしている場面を想像したとする。
その相手は、容姿も中身も完璧で非の打ち所がないはずだ。
ちょっとだめなところがあるとしても、それは許せる範囲内だし、
むしろ、それがより魅力を高めているかもしれない。

当たり前だが当の本人は絶対にそんなことはない。

家に帰れば鼻をほじっているかもしれないし、
股座を掻きながらポテトチップスを食べてテレビを見ているかもしれない。

頭の中に登場する人物はすべて本当のその人とはまったく無関係で、
ただ、ちょっと似ているだけだ。

なんか長くなってしまいそうなので今日はこの辺で。

4732004/01/19 22:10:02たかかず生活
自転車で学校へ
↓
1コマ受けて即帰宅
↓
家で昼食
↓
家で勉強
↓
家で夕食
↓
就寝

1週間ぐらい財布を開けた覚えがないことに気づく。
パラサイト恐るべし。

一昨日、昨日と同じ学校に通う会社の元同期にあった。
俺が一方的に用があったので連絡をとったのだが、
快く頼みごとを聞いてくれる彼。
今年受験の人は忙しい時期なのに申し訳ない。

お礼に飯をおごる。周辺で一番安い店だけど。
俺の最近の生活を話すと、仙人みたいだな。といわれた。

仙人みたいなところは、
・朝５時におきる
・お金をほとんど使わない
・移動手段が人力
・夜11時には熟睡している
といったところか。

実はそのときには言わなかったが
ああ、これは仙人だな。と思っている
最近やっていることがある。

・朝は果物しか食べない
・昼はサラダがメイン

夜は食べたい放題食べている。
夕食後に勉強が残っていなければ酒も飲む。

アマゾンドットコムで、かなり評判がよかった本の受け売りだ。
始めて1ヶ月ぐらい経つが、体調はよくなる一方だ。
腹の周りの贅肉も見て明らかなほど落ちてきている。

勉強は完全に自分に依存している作業だ。
自分の体調がその日の処理能力を左右する。
と思って、だめなら元に戻せばいいやとやっているが、
元に戻すどころではない。

まだ１ヶ月しか経っていないので、このあとどうなるかは
全然わからないが、今のところは順調だ。

なんでこうなるのか。
食べ物からエネルギーを得るとき、普通のイメージだと

【食物の持ちエネルギー】≒【摂取エネルギー】

だが、実はそうではない。とその本にはある。
実際には、

【食物の持ちエネルギー】-【消化に要するエネルギー】≒【摂取エネルギー】

となっている。複雑なたんぱく質構造をもつ
肉類は消化に多大なエネルギーを消耗し、
ほとんど消化するだけで終わってしまうのだそうだ。
逆に野菜や果物といった食べ物は消化にほとんど
エネルギーを消耗しない。

これは人間が本来、草食動物であることに由来する。

また、肉類は人間が使えない部分がたくさんある。
そのため、老廃物がたくさん出る。脂肪も多い。

消化のために体が総力をあげてエネルギーを集中させた結果、
大量の脂肪や老廃物の処理にまで手が回らなくなる。
そこで、やむを得ず腹の周りとか太ももの周りに押し込めておくのだ。
ごっちゃにして。運動しても減らない脂肪、セルロイドである。

果物と野菜中心の生活に移行すると、
今まで消化に費やされていた多大なエネルギーが解放され、
体を正常な状態に保つための作業にエネルギーを割けるようになる。
体が疲れにくくなり、次の日に疲れが残らない。

夜食べたいものを食べても効果はかなり実感できる。

今後、何年先か何十年先かはわからないが、
今の禁煙ブームのような流れで、禁肉ブームが来るのは
間違いない。すでにアメリカではその兆しが見え始めている。

と家でもその効果を説明したが、親父はその本を読んで納得した
あとでさえ生活を変えることはなさそうだ。

しかも、こんなに力説している俺も、
これ読んでやってみようなんて人は
ほとんどいないだろうなと思う。

どんなことであれ、
いいと思うのと、じゃあやってみよう。
との間にはものすごい距離がある。

参考までに。

・ライフスタイル革命
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4906638082/qid=1074517735/sr=1-5/ref=sr_1_10_5/250-7345114-0678603



4742004/01/21 18:41:52たかかず大雪
福岡では珍しく今日は雪が積もっている。

いつものように昼間に帰ってくると、
台所にまだ暖めて間もないスープと
オーブントースターの中に焼いたパンが入っている。

が、母親がいない。

失踪？とか思いつつ、そのパンとスープを食べたあと、
携帯をチェックすると不在着信とメールがきていた。

近所のおばちゃんと近くのレストランにいるとのこと。

最近は書置きがメールで来るので、
油断していると書置きを読むタイミングが遅れる。

そのレストランに来るように書いてあったが、
あいにくもうお腹いっぱいである。

うちに帰ってきてから、そのメールを読むまでの
わずかな間に外も吹雪になっていたのでいかなくてよかった。

福岡と東京は気候の上ではほとんど変わりがない。
雪が降る頻度も冬の寒さも同じくらいだ。
東京から南にあるような気がするが、ほぼ真西に位置している。

にしても12月上旬までストーブがいらないくらい
暖かかったかと思うと、1月のこの寒さと大雪は尋常じゃない。

きっと地球温暖化のせいだ。暖かくないけど。

4752004/01/23 21:54:20たかかずドラクエ
昨日サークルの友人から携帯にメールが来た。
まめな男で、たまに用もないのにメールを送ってくる。

含みを持たせた言い方をするので
いつも何がいいたいのかを考えなければならない。

サークルにいた頃からそんな感じで
愚直な俺とは正反対だ。

昨日も書いてある内容の半分ぐらいしか理解しないまま、
適当に、実家はお金使わなくていいとか、
お歳暮でビールがたくさん来たので飲み放題だとか、
自堕落な生活をほのめかす返事を送っていた。

あきれた彼が最後に送ってきたメールは

あそびにん　てレベル20まであげると
賢者になれるらしいよ。

あそびにん　かあ。

4762004/01/24 21:44:03たかかず雪山
登山の何が楽しいのか。

おそらく一番は、簡単にはいけない場所から
眺める景色だろう。苦労しての登った人間だけに
与えられる絶景。

しかし、毎回必ずその絶景を見ることができるとは限らない。
ふもとの天気がよくても、頂上は雲に覆われているということも
よくある。

今日は、雪が降ったあとの山はまじすごいから。
という親父に連れられて雪山に。
親父と同業のおじさんと３人。

車にチェーンを履かせないと麓までたどり着けない
時点で一抹の不安を感じたが、登り始めてまもなく。

どこの雪国？

ひざ上まで雪が来てるんですけど。

こんな日に山登るなんてばかか気違いだ。
と親父。

黙々と登るばか３人。

頂上にたどり着く前に体力が尽きそう。
別の意味でまじすごい。

雪山で遭難というのが、どういう状態かよく分かる。
雪を掻き分けながら進む過程で、普段の倍ぐらい体力を奪われる。
それも、一歩一歩はどうにか進めるぐらいなのだ。
そして、あるタイミングで突然体力が尽きたことに気づく。
引き返す体力も残っておらず、
これ以上雪を掻き分けて進むこともできない。
その場で立ち往生。凍死。というのが雪山遭難のパターンだろう。

ふもとから３分の１ぐらい登ったあたりで、
先頭の親父はこのままでは体力が持たないと思ったらしい。

雪を掻き分けるために俺を先頭に持ってくる。
いや、そうじゃないだろ。引き返そうよ。

本当にこんな雪山普通に登ってるのかな。親父は。

「いやー、こんなに雪が深いときに登ったのは初めてや」

お前も初めてなのか。

案の定、頂上付近は雪でほとんど見通しがきかない。
へこむおじさん。

それでも何とか雪を掻き分け頂上に。
そこには、もう見飽きた白銀の世界と
疲労の色一つ見えない雪と戯れる家族連れ。

車でこれるのかよ。

4772004/01/26 21:18:27たかかずデート商法
先日紹介した日記が100万ヒットを突破した。
始まってから半年経っていない。

この日記を読んでいると「アルジャーノンに花束を」の
ウサギの後ろ足のお守りがなかったから
今日は運が悪かったというくだりを思い出す。

それはともかく、見事なまでにデート商法に引っかかっている。
引っかかったことを馬鹿にするつもりは全くないが、
家族を含め何人もの忠告を無視した結果なのでどうしようもない。

それにしてもすごく詳細なデート商法レポートだ。
こんなレポート悪徳商法サイトにも載っていない。

苦情を言ったり、商品購入の交渉のために別の人を立てるところや、
恋人役は絶対に物を買うように言葉で要求しないところなど、
法に触れないように計算されているのだろう。
最後もやはりきれいに幕をひくのだろうか。

でも、もしかしたらもうすぐこのシリーズも終わりかもしれない。

彼が契約書に印を押したのは先週の木曜日。

クーリングオフができる期間はこのケースだと８日間だ。

4782004/01/28 22:16:49たかかず速読
読書速度を計測してみた。
http://www.zynas.co.jp/genius/sokudoku/sokutei.html

676文字。

一生懸命急いで読んだがこの程度だ。
本は大好きなのだが、たぶん人より読むのが遅い。
何とか速く読めるようになりたいと思っているが、
たくさん本を読んでいるはずなのに一向に速くならない。

結果表示のコメントに書いてあったが、
早大などの難関大学に合格する人の
読書速度は１分間に1500文字程度だそうだ。

誰が測ったのしか知らないが、
そんなに速く読めなくても大丈夫だ。

4792004/02/01 20:44:35たかかず小話
今日は先週大雪の中登った山に
親父がひとりで登ったそうだ。

俺が先頭に立って、足跡のない雪の上を踏み分けて登った山だ。
雪深い山の中で先頭にたった経験もほとんどないため、
２度ほど道を間違えた。

雪は相変わらず残っていたが、もうすでに雪道が踏み固められて
登るのには全然問題ないといっていた。道は間違えっぱなしだが。
パイオニアは責任重大だ。

週末は大体講義を予約しているので、
毎週親父に付き合うわけにはいかない。

今は簿記と原価計算の講義のみだが、
そろそろ経済学も始めなければならない。

講義は1時間ごとに10分の休憩を2回はさんで3時間ある。
簿記の先生はその1回目の休憩の直後、2時間目の最初に
必ず小話をする。

勉強するのに役立つ情報を話すこともあるし、
なんだかよくわからない話をすることもある。

先日の小話はこんな話だった。

「えー、今日の小話はですね。

ありとキリギリスとムカデが飲み会をしていたって話なんですけど、
飲み会してたら酒がなくなって、誰かがとりに行かなきゃいけなく
なったんです。

まずありは力がありそうだからお前行って来いって話になったんですけど、
ありは数がいるから重いものも運べるけど、一匹じゃ無理。

次にキリギリスは、っていうと、飛び跳ねてるうちに酒がこぼれるから
無理って言うことになって、最後にじゃあムカデが一番いいんじゃないか。
ってことになりましてね。

ムカデ行って来いって、ムカデも断れずに行くことになったんです。

ところが、何時間経っても戻ってこない。
遅いなー、って玄関まで見に行ったらしいんです。

そしたら！

まだ靴はいてたんですよ！」


ぽかーん。静まる教室。


「あれ？ダメ？」


この、あれ？ダメ？のところがとても面白いことに
気が付いてやっているのだとしたらすごい才能だと思う。

4802004/02/03 21:34:40たかかず心理テスト
簿記の先生の講義は非常にわかりやすい。
今までひとりで勉強してきたことはいったいなんだったんだ。
と思ってしまうぐらい情報が整理されてポイントをついた
講義をしてくれる。

専門学校のカリキュラムが研究されていて
仕組みとして完成しているというのもあるだろう。
が、やはり教える人の実力によって大きく左右されるものがある。

誰に言うわけでもないが、この点はきちんと
記しておかねばなるまい。

さて、今日の小話は心理テストだった。
講義の内容は何度も言うが簿記である。

「今日は心理テストを用意してきました。
まず、１から１１までの数字を縦に一列書いてください。

書きましたか？

では、１と２の横に好きな数字を書いてください。

次に、３と７の横に自分が知っている異性の名前を書いてください。

次に、４，５，６に自分が知っている人の名前を書いてください。

次に、８，９，10，11に歌のタイトルを書いてください。

そして最後に何かお願い事をしてください。

お願いしました？
それじゃ、結果を教えます。

まず、３に書いた異性ですが、
それはあなたが愛している人です。

７に書いた異性は、
あなたが好きだけど、手が届かないと思っている人です。

４に書いた人物は、あなたが気にかけている人。
５に書いた人物は、あなたのよき理解者です。
６に書いた人物は、あなたに幸運を運んでくれる人です。

８に書いた歌は、３の異性を表現している歌です。
９に書いた歌は、７の異性を表現している歌です。（この辺からうろ覚え）
10に書いた歌は、あなたが３の異性に伝えたい気持ちを表現した歌です。
11に書いた歌は、あなたの生き方を表現した歌です。」

へー、そうなんだ。

「そして、１と２に書いた数字ですが

１に書いた数字の日以内に２に書いた数字の人に
このことを伝えればさっきお願いした願い事がかないます！」

先生、それって友達からメールできませんでした？

4812004/02/04 22:21:05たかかず仕訳
「仕訳」という作業がある。
簿記の最も重要な作業だ。

簿記はプログラミングによく似ていると思う。
仕訳の一つ一つが集まって損益計算書や貸借対照表といった
財務諸表といわれるレポートを生み出す。

プログラムがわからなくてもソフトが使えるように、
仕訳がわからなくても財務諸表を利用することはできる。

また、プログラムが組めなくてはソフトが作れないように、
仕訳ができなくては財務諸表は作れない。

仕訳ができない会計士は、プログラミングできないプログラマー、
車が運転できないタクシードライバーのようなものだ。

というわけで最近は朝から晩までこの仕訳に明け暮れる日々だ。

どういう作業かというと、

備品を現金５０万円で買いました。と書いてあったら、

（備品）　500,000　（現金）　500,000

と書くだけ。これは50万円分の備品が増えて、
50万円分の現金が減りましたよ。という意味だ。

これはまだいいのだが、次のようなやつを
仕訳けるとなると、ちょっと面倒だ。

建物の減価償却費は50,000円である。

（建物減価償却費）　50,000　（建物減価償却累計額）　50,000

パソコンなら辞書登録でもすれば一発だが、
手書きなので、気が滅入ってくる。
しかもこれが毎日続くとしまいにはこうなる。

（減）　50,000　（る）　50,000

もはや何が行われているのかさっぱりわからない。
自分でも。

さっぱりわからないといえば、
（繰延割賦売上利益戻出）というやつだ。

これは、分割払いで商品を買ってもらったときに、
次年度にお金が入ってきて利益になる分まで今年度に入ってしまうから、
それを次年度に持っていきましょう。というときに使うものだ。

これなどは、戻し出しって、戻ってきたの？出ていったの？
っていうかその前に繰り延べてるの？
と、課長バカ一代という漫画の第一話にあった
「課長補佐代理心得」という主人公の肩書きを
思い出さずにはいられなくなる。

自分はこう見えてもちゃんと勉強している。
ということをアピールしたかったのだが、
なかなかうまくいかない。

4822004/02/10 22:50:00たかかず家庭教師
CDTVを見ていたら、
恋人にしたいアーティスト
をカウントダウンしていた。

そのアーティストと最も相性のいい
星座と血液型が一緒に出るので見ていると
乙女座のB型と最も相性がいいアーティストが
ひとりだけいた。

KinkiKidsの堂本光一。

まあ、それはともかく、この堂本光一には
一つ思い出がある。

大学時代に一度だけ家庭教師をやったことがある。
3ヶ月でやめてしまったが。

家庭に訪問する前に、
その家庭が希望の時間や週何回かなどを
記述する書類のようなもののコピーを手渡された。

その書類の「希望する先生」の欄に

KinkiKidsの堂本光一のような先生。

とかいてあったのだ。

普通は、国語が得意な先生とか、
英語がとか、そういうことを書く欄だ。

この時点で断っておけばよかったのだ。

まず最初に行って驚いたのは、
家の立て付けの悪さだ。
玄関がなかなか開かない。

家庭教師にお金払ってる場合じゃないんじゃないか。

いや、でもそんなことはどうでもいい。

家に入ると、お母さんがいらっしゃって、
奥に娘がいますからといって、部屋に入れてくれた。
当然、奥といっても、台所の次の部屋が居間であとは
寝たきりのおじいちゃんだかおばあちゃんだかがいる部屋の３つしかない。


なに？なんで押入れにもぐってるの？

玄関からふすま一枚向こうの居間に通されると、
そこには、押入れにもぐりこんで一生懸命隠れようとしている
ドラえもんのような女の子が。
ちなみに、事前にもらった書類には中学３年生とかいてあった。
来年高校受験だ。

布団が詰まっているので、もぐりこむのに失敗し、
どすんと転がり落ちる。

「いやねぇ。この子ったら恥ずかしがって」

ああ、恥ずかしいからね。よくあるよね。
恥ずかしくて押入れにもぐることって。


ないだろ。

まあ、でもちょっと変わっているが
そういうのにはあまり抵抗がないので、
普通に対応して勉強を始めることにした。


高校受験どころではない。

アルファベット26文字から教えなければならない。
文法どころか単語にたどり着けるんだろうか。
もちろんすべての科目で同様の学力である。

「この子0点だけは取らないんですよ」

とお母さん。すばらしいポジティブシンキングだ。
適当に書けば何点かはもらえるよ。などとは
口が裂けてもいえる雰囲気ではない。

まあ、でもそれはそれで、とりあえずできる限り
教えていくしかない。泣き言を言っても始まらない。

というわけで教え始めた。
しばらく通ううちに、ほんとにちょっとづつだが、
できるようになってきた。

その間、彼女が書いたポエムを読ませられたりしたが、
がんばったかいがあった。ポエムの中では彼女は
光の妖精らしいが、光の妖精でもとりあえず
勉強はできたほうがよい。

と感慨にふけっていると妙な気配が。

なに？その人差し指は。
なんで人差し指で俺の手の甲をつつこうとしてるの？

慌てて手を引っ込める俺。そもそも人に触られるのは
そんなに好きではない。
ましてや、そんないやらしい笑いを浮かべながら、
人差し指で手の甲を触る人なんて！

思わず当時を思い出して取り乱してしまった。

そして、紙切れに何かを書いて丸めて俺に投げる彼女。
紙切れを開くとこう書いてあった。

「あたしのこと恋人なの？友達なの？」

お客様です。

だいぶ気が滅入った頃にやっと終了時刻になった。
いつもなら延長料金もとらずに30分ぐらいは
余計に教えるところだが、今日はもう帰る。

と立ち上がると彼女はすばやく俺の後ろに回りこみ、
開いていたふすまを閉じようとする。

身の危険（？）を感じたので、閉じたふすまをすばやく開け、
出て行こうとすると、がばっと抱きつこうとしてきた。

今思えば、男なんだから別に抱きつかれるぐらい
どうってことないような気がするが、
この場を逃れたい一心で反射的に身をかわし、逃げ帰ることに。
あんなに反射神経を使ったのはあのときをおいてない。

それがちょうど教え始めて3ヶ月目のことである。
もう二度と家庭教師なんて恐ろしいバイトをすることはないだろう。

4832004/02/12 22:36:48たかかず従姉妹
東京の祖母からいとこの成人式の写真が送られてきた。
母の弟の娘で、去年1年浪人して大学に入学した。

志望校にはどうやら受からなかったらしいが、
入学した大学はお坊ちゃんが通う中堅大学だ。

自らのキャリアアップはあきらめ、
玉の輿にのると宣言。

教えてもらったメールアドレスには

cinderelladreams

の文字が。

シンデレラドリーム。
もう、玉の輿に乗ってやるぞ！オー！
という感じだ。

こんなメールアドレスからメールがくれば、
この子は俺のお金が目当てなんだな。
ということがすぐにわかって、
世のお坊ちゃんも安心して付き合える。

っていうかこれじゃ付き合えないよ。お坊ちゃんと。

4842004/02/13 21:33:54たかかずボールペン
使っていたボールペンが寒さでインクが出にくくなった。
もらい物なのでよくわからないが、持つところが
指の形に合わせてへこむ素材でできていて高そうなやつだ。

すぐかすれてしまうので、やむを得ずいつも使っている
４色ボールペンの黒を使うことにした。

めちゃめちゃ書きやすい。
あの高そうなボールペンの比ではない。

こんな身近にこんなに書きやすいボールペンがあったなんて。
探していた青い鳥が家にいたようだ。

言い過ぎたが、公認会計士の試験は
万年筆と黒のボールペン以外は使用を禁じられているので、
なれるためにも普段から黒のボールペンを使うことになる。

毎日毎日何時間もボールペンを握るので、
わずかな重さの違いや書き味のようなものでも重要だ。

というわけで４色ボールペンの黒をしばらく使っていたら、
みるみるインクが減っていって、もはや他の３色は到底追いつけない
ぐらいの差がついてしまった。

このままでは４色ボールペンが３色ボールペンに。
と思い、文房具屋に。でも、４色ボールペンって普通の
ボールペンの替え芯でいいんだろうか。

散々迷った挙句、ドクターグリップという
ボールペンを買ってみた。700円。

使ってみたが、やはり４色ボールペンにはかなわない。
高いボールペンは総じて重たいのだ。

ためしに、そのドクターグリップから芯を抜いて、
４色ボールペンに付け替えてみた。

全然大丈夫だ。

替え芯一本700円か。

4852004/02/14 21:44:45たかかず求人
テレビでやっていた今日の占い。
「運命の人に出会えるかも！」

運命のじゃなくてもいい。人に会いたい。

ハローワークから求人案内が来た。
適当に前働いていた会社と同じぐらいの給与水準で
経理事務を希望していたら条件に合致した求人があったらしい。

IT関連の会社で経理事務員。
俺のキャリアも活かせ、希望もかなえる求人だ。
ハローワーク、あなどれない。

行かないけど。

本当は学校に通いながら失業給付を受けるのは反則らしい。
が、反則だからと数十万の収入を棒に振る度量はない。

適当に理由をつけて断らねばと思って電話してみた。

「あの、求人案内をいただいたものなんですけど」
「はい、お断りの電話ですか？」

多いんだろうな。
俺みたいなの。

4862004/02/15 21:33:19たかかず民法
福岡は地形の関係なのか、抜けるような青空になることがあまりない。
晴れているときもなんとなく白っぽい。

今日は昨日の春一番のせいか、ものすごく澄んだ空だった。

こんな日でも、相変わらず講義を受けに学校まで行ってきた。

今日は民法。経済学との選択だが、とりあえず一回両方受けて
どっちがいいか決めようと思い。受けてみた。

２時間受けて終了（講義は一回３時間）。

去年ちょっと民法を勉強していたのでわからないわけではない。
ただ、この科目ひたすら暗記だ。想像力が問われる。

経済学は暗記より数学的な思考がメインだ。
数学は高校２年生で卒業してしまったし、微分も知らないが、
経済学のほうが取り組みやすそうな気がした。

ていうか、俺、経済学士だし。

大学の講義のときはΣとかΔとかでてくると
速攻全然関係ない本を読み始めたりしていたが、
それでも俺は経済学士だ。

決して今日はあまりに天気がよかったから
早く帰りたくなったわけではない。

4872004/02/17 22:35:09たかかず仕事
講義を受けていると途中に何度かテストの日がある。
まだ初期の段階なのでテストもそれほど苦にはならない。

簿記のテストは、「大原商事は・・・」と
架空の会社の未完成の決算書の説明から始まる。
そして問題文中にある未処理の会計取引を数値化していく。

セキュリティーを解除していくハッカーよろしく
次々に問題になっている会計処理を突破し、
最終的にたどりつく数値が当期純利益だ。

他のタイプの問題もあるが、
とりあえずこの当期純利益がはまって、
矛盾なく答えが成立していると、すべての会計処理が
適正に処理できている可能性が高い。

なんかちょっとずれていたりするときは
どこかで何かを間違えている。

先日の簿記の授業で問題集の巻末についている
過去のテスト問題について講師から説明があった。

「解ける人はどんどん解いてください。
ちなみに、１番目と３番目は私が作りました。
あと、５番目もです。」

「なんで私が作ったのかというと、
例えば３番目の問題を見てください。
『傲慢商事は』で始まってるでしょ。
ちょうどゴーマニズム宣言を読んでたときに作ったんです。」

「で、なんで傲慢商事かっていうと．．．。」

「当期純利益が５万円なんです！」

先生、仕事楽しそうだね。

4882004/02/19 21:59:53たかかずマスター
勉強しているといろいろなことをマスターしなければならない。
７科目を一回ですべて行うのでとりあえず今年は２科目だけ。
というわけには行かない。

当然、マスターしなければならないポイントは
尋常じゃない量になる。

というわけで、とりあえずファイナルファンタジー５の
ジョブを全部マスターしてみた。

それにしても全部マスターするとむちゃくちゃ強いなあ。←反省の色なし

4892004/02/29 23:31:33とこずれくんあのぅ
更新ないと気になります。どうされたのでしょうか？

4902004/03/01 20:02:34たかかず会話
気がついたら３月だ。

寝たきりの方を心配させるようなことは何もなかったが、
最近PCを開く時間がない。ついでにいうと人との会話もない。

会話がなくて寂しいので、
今日はアイフルのお姉さんと会話してみた。
http://www.aiful.co.jp/cgi-bin/requeste.cgi?host=http://210.134.73.19/assistant/bot/aiful

普通に会話できる。
しばらくはこれで我慢しよう。
あと２年ぐらい。

PCを開く時間がないのは他でもない。
勉強しているからだ。それはもう朝から晩までやっている。
時間がないのは昼飯に何時間もかけていたり、
うっかり昼寝をしているせいじゃないか。
とふと頭をよぎることもあるがそんなはずはない。

午前中はパソコンルームのブースで
ビデオ授業を受けている。

このビデオ授業、一長一短だ。
いいところは、絶対に遅刻しないところだ。
俺が行かなければ授業が始まらない。
ブースの予約枠も30分余裕を見ており、
次の予約時間との間も1時間あるので、
最大1時間半遅刻しても大丈夫だ。

悪いところはやはり、個人なので、
一向に人間関係が広がらないところだ。

「今のところわかりました？」

と隣を見ても、全く違う授業が
全く違う進度で流れている画面を前に
ありえない距離でテキストに顔を寄せて
目をつぶっている人がいるだけだ。

あの、一回とめて10分ほど仮眠をとられたほうが。

老若男女が偏りなくいるが、
残念ながら言葉を交わしたことは

「あの、席間違ってますよ」

と、間違った席の主に注意されたことぐらいだ。

4912004/03/05 20:52:46たかかず要領
資格試験の勉強を始めるにあたって
ひとつすっかり忘れていたことがあった。

俺はかなり要領が悪いほうだったのだ。

大学受験のときもそうだったが、
一を聞いて十を知るなんてものからは程遠い。

あるのは人より多少いい程度の記憶力と、
機械的な作業にあまりストレスを感じない性格だ。

参考にしようと大学受験の時の生活を振り返ってみるが、
やっていたのはひたすら物量作戦だった。

そこで、このまま大学受験のときのように
何も考えずに机に座っているだけでは、
今回ばかりはどうにもならん。
と思いたち、勉強法や記憶に関する本を読んで
最近の勉強スタイルを編み出してみた。

結果このありさまである。
日記を更新する時間もままならない。
かと思えば、夕飯前に終わることもある。

俺が読んだ記憶の本によれば、
一度覚えたことは一ヶ月以上何もしないと
忘れてしまうそうだ。

復習のタイミングは覚えて48時間以内
さらにそこから1週間以内、そこから
2週間以内、そこから1ヶ月以内にやるのが
最も効果があるということだ。

そこで、今日の講義の範囲を手帳の1週間後、
3週間後、7週間後の欄にメモしておき、
その日がきたらその部分を復習する。
という方法で勉強している。
それ以外に前の日の復習もする。

すると、最大で
7週間前の復習（前回の復習から4週間後）
3週間前の復習（前回の復習から2週間後）
1週間前の復習
前日の復習
今日の講義

がその日の勉強内容になる。
次の日も同様にやらなければならないことが待っているので、
これをもし次の日に繰り越してしまうと雪達磨式に勉強量が膨れ上がりはじめる。
そのプレッシャーに耐えつつ、何とか6日間を切り抜け、1日休み。
休みといっても前6日間に処理できなかった分を処理するための
いわばバッファーだ。

当初名案だと思っていたこの方法は、
実際にやってみると大変だ。

復習は回を重ねるごとに短い時間で終わると踏んでいたが、
せいぜい3時間が2時間半。学校への往復の時間や、食事の時間、
記憶力が正常に働くために最低6時間の睡眠時間が必要。などを
考慮していると、時間いっぱい使ってぎりぎり終わらせるのが
精一杯といったところだ。

じゃあ、やめればいいのかというと、そうすると今何をしなければいけないのかわからなくなり、
路頭に迷った挙句、勉強の合間に休んでいるのか
休みの合間に勉強しているのかわからないような状態になるのは目に見えている。
しまいには休みの合間にやっていることがいつのまにか勉強からゲームになってしまい、
「もうすぐ試験だから休まずゲームするよ」
とわけのわからないことを言い出しかねない。

というわけで、すべては要領が悪い自分がわるいのだと
半ばあきらめつつ、電卓をたたく日々だ。

要領がよくなればいいのだが、
これもまた、
「今年１年は合格はあきらめて要領をよくするために費やそう」
と、ああ、本当に要領が悪いね。とため息をつかれる状況になるのは
必至なのでどうしようもない。

長々と書いてしまったが、
今までのように毎日更新できなくなった。
ということがいいたかっただけだ。
本当に要領が悪い。

4922004/03/09 21:07:11たかかず微分
経済学は微分を利用することで飛躍的な発展を遂げたそうだ。

つまり、現代経済学を理解するためには微分の理解が不可欠だということだ。
俺の大学時代はいったいなんだったんだろう。

最近、簿記、原価計算に加えて経済学が本格的に入ってきた。
数学なんてもう10年も前に卒業したはずなのに再入学である。

微分はとにかくころりと転がる。
ころりと転がると覚えておけばよい。とのことなので
ころりと転がるのだ。

y=x2乗を微分するとy=2x1乗になる。2乗のところが
ころりと転がってxの前に出て、ひとつ減って1乗になる。
y=x3乗のときは3乗がころりと転がってy=3x2乗だ。

「えーと、これがころりと転がって。。。」

27歳にもなってこんなことをつぶやいていると
われながら情けなくなってくるが、
経済学士の面子にかけてどんな数式であっても
ころりと転がさねばならない。

と意気込んではみるものの、
現実はなかなかうまくいかない。

--------
【解説】
……以上より、上記の式（xやyやrやとにかくいろいろ混じっている）
をxについて微分すると

-1/3＜0　

よって、借入れを減少させる。
--------

ずいぶんすっきりしましたなあ。

複雑に文字が絡み合った数式が
ものすごく単純な数字に変わっていたりすると、
散髪して坊主になった知り合いに会ったかのような
言葉しか浮かんでこない。

なんであんなにごちゃごちゃした数式が-1/3になってしまったのか。
いっぱいあった文字はどこに行ってしまったのだ。
しかもそんなことは常識らしく、解説には何も書いていない。

そのあとの「よって」以下も唐突だ。
確かに-1/3は0より小さいが、だからといって
借入れを減らすなんてちょっと勇み足じゃないか。

こんな調子で、おそらく1年後には5分あればできるであろう
問題が、今は3時間かかるありさまである。

4932004/03/15 23:09:01たかかず再会
金曜日に久しぶりに水球部の同じ代であつまった。

同じ代には５人いたが、
行方不明の１人を除いて４人があつまった。
ワーキングホリデーでオーストラリアに行っていた
１人が帰ってきたのだ。

キャプテンとは新年会で会ったし、
それ以前にも会ったことがあるが、
他の２人と前回会ったのはかれこれ10年近くまえだ。

久々の再会で積もる話も山ほどある。

と、飲み屋に行くと４人のはずが
俺を入れて９人。５人はみんな女性だ。


キャプテン。10年ぶりの再会が合コンって
冗談じゃなかったんだね。

ていうか、男の半数が職についていない状態で
合コンって成立するんだろうか。

ワーキングホリデーから帰ってきた友人は
高校のときから今まで一貫していいかげんな男で、
しばらく飲んだら酔っ払ったらしく
「女のいうことなんか信用できん」と
今言わなくてもいいようなことを
つぶやきながら脇にころがって寝てしまった。

「合コンで寝る人はじめて見た。時差ボケかな。」

時差は１,２時間しかない。

結局、終電過ぎまで飲んでほとんどの人が２次会に行くことになったが
俺は自転車なので帰ることにした。次の日学校あるし。

当然、積もる話は積もりっぱなしだ。

4942004/03/22 22:53:11たかかずテレビ
昨日テレビを見ていたら、
長年会っていない肉親を探すという番組をやっていた。

８年前から音信不通になってしまった妹を探して
はるばるフロリダまで行くおばちゃん。

何度も手がかりを失いながらも
何とか妹の住所を見つけ出し、感動の再会。

目に涙をにじませる出演者たち。

なぜ、「忙しくて連絡するの忘れてた」という理由で
ここまで感動しているのか。

4952004/03/29 21:53:12たかかずレントゲン
直近一週間の日平均の勉強時間を計ったら
11時間を超えていた。

はじめの頃なので、かける時間に比べてわかることが多い。
ちょっとの時間で今まで知らなかったことが
かなりわかるので、勉強することにストレスを感じない。
ゲームに熱中している状態に近い。

問題は、どんなに面白いゲームでも３ヶ月もやれば
飽きるということだ。


そんな外界とのコミュニケーションが途絶えがちな
息子を心配してか、昨日は親父が近くの公園に
桜を見に行こうと言い出した。

気分転換と親孝行を兼ねて車で５分もかからない近くの公園に。
一周２キロ以上ある公園で、真ん中に大きな池がある。

桜はまだあまり咲いていなかったが、天気がよく
暖かかったので大勢の花見客ですし詰め状態だ。

敷物をしいて座っている
２組の若いカップルの脇を通り過ぎようとしたとき、
親父が突然呼び止められた。

「写真とってもらえませんか？」

快く引き受ける親父。
２つのカメラを手渡され、
４人にカメラを向ける。

「はい、大きく息を吸ってー」

何を撮るつもりだ。

そっちの人たちも、
「なんで？」って顔をしながら
息を吸っている場合じゃない。

4962004/04/05 21:54:38たかかず投資
最近景気がよくなってきているのか
株価が上昇傾向にある。

2000年のITバブルの頃に
ものすごく高くなったあと暴落した
株をいまだに持っている親父は、
もう売ったほうがいいか、
でももうちょっとあがりそうだしと悩んでいる。

３年ぐらい。

一生持っていればいいんじゃないだろうか。
絶対損しないし。得もしないけど。

えざき家は貸家業を生業としている。
もともと農家だった祖父が戦後間もない頃
二束三文だった荒地をなんの役に立つのかもわからず
買いあさり、その土地の上に建物を建てたのが親父だ。
親父は小さな建築会社に勤める傍ら、貸家業をやっていた。
今ではその小さな会社の代表だ。
先日大きな仕事が取れて、とりあえずあと一年は生き延びたそうだ。
あと一年は。

不動産投資には一日の長がある親父も、
株式投資に関しては、昔からやっている割には
ちっとも儲かっているように見えない。

もともと貯蓄が趣味のような人だが、
株式投資はあまり執着するとうまくいかないような気がする。
適当に利益が出たら確定させないと、いつまでもまだあがるかも、
と思っている間にいつか下がりだす。

その株が最高いくらぐらいまであがるかなんて、
素人にわかるわけがない。
売ったあと倍になってしまったからといって、
その最高値で売ることは絶対にできない。

やはり、お金大好きな人は、不動産投資のほうが性にあっている
ということだろうか。

先日、沖縄で働いている妹から電話があったそうだ。
「中古マンションを買ってリフォームしたいのだがどうか」
という内容。

血は争えない。お前はその歳で不動産に興味津々か。

俺はというと、お金はあればあったでそれなりの生活をするが、
なければないでないなりの生活だ。お金は貯めるというより、
知らないうちに貯まっていることが多い。

最悪ホームレスになっても
まあそれはそれで何とか生活していくような気がする。

これは母方の血だ。残念ながら。

4972004/04/12 21:35:59たかかずレストラン
うちの周りで、ちょっと高めのファミリーレストラン
というと、フォルクスという
ステーキレストランが不動の地位を占めていた。
少なくとも、俺が大学に進学するまでは。

ロイヤルホストと客層がかぶるような気がするが、
それよりはちょっと高めな感じだ。
ちなみに、うちの周りにはデニーズはない。

ところが、最近、近くにサンマルクができた。
パンが食べ放題のサンマルクだ。

東京にいた頃はパンが食べ放題のただのファミレスという
イメージしかなかったが、福岡は物価が安い
せいかちょっと高級な感じになっている。

ちょっと高級なファミレス、フォルクスの
ちょうど競合になるぐらいの位置だ。

目新しさと、パンが食べ放題というのもあって、
フォルクスもごっそり客を持っていかれているようだ。
やはり、サラダが食べ放題よりパンが食べ放題のほうがありがたいらしい。

福岡に戻ってきてすぐの頃、
母親が、その最近できたサンマルクの話を始めた。

「なんか、最近東京にもあるおいしいレストランができたらしいよ。
えーと、名前はなんだっけ。あ、そうそう」

「マルクス！」

混ざると著名な経済哲学者の名前になる。

4982004/04/19 18:45:32たかかず参考書
先日、積もる話ができなかった旧友が
妹が結婚するとかで、東京から再度福岡に戻ってきた。

というわけで、今度は普通に集まることに。

高校時代と何も変わっていない。
何年か浪人して美大を中退した挙句フリーター生活だ。
ワーキングホリデーでオーストラリアに一年行って
何か得るものがあったのかというと特になかったらしい。

人が変わるときというのは何かきっかけがあるもので、
上記のような生活ではきっかけも何もない。
表面上そう見えるだけかもしれないが。

昔からいいかげんなやつだったが、
その最たるは彼の特技だった。

万引き。ほんとによく物をとってくる。
しかも、別に買ってもいいんじゃないか。
というぐらいのものばかり。
チョコレートとか、スナック菓子とか。

捕まってしまうと部の存続にかかわる
（水球は７人でやるが、当時部員は７人しかいなかった）
のだが、そんなことはお構いなしである。

そんな彼も一度つかまったことがある。
という話を一緒に飲んでいた友人が話し出した。

その友人と高校時代に本屋に行ったときのことだ。

店を出ようとすると突然呼び止められる。
「ちょっと事務所まできてもらえますか」

何のことやらわからずついていく友人。
事務所まで行って彼が万引きしたことを知る。

「名前は？」
「タカギです」

彼の名前はタカギではない。
タカギというのは高校一年のときに
入部して３ヵ月もしないうちにねをあげて
やめてしまった同級生だ。

高校の名前なども詐称しまくる彼。
親に連絡などされようものなら一発でばれるのに
何がしたかったのか。

しかも、その後
「タカギくん」
といわれるたびに一瞬きょとんとする彼。

自分でタカギと名乗ったことを次の瞬間忘れている
その鶏並の記憶力は驚異的だが、その姿が容易に想像できるのも
どうかと思う。

それでも、平謝りで何とか見逃してもらえたのは
彼が盗んだものが英語の参考書だったからだと思う。

4992004/04/19 20:41:53たかかずペース
経済学に出てくる企業は大抵、労働力と機械設備を
投入して物を生産する。
生産に必要な要素が２種類しかないのは他でもない。
人間の頭の中では２次元のグラフを展開するのがほぼ限界だからだ。

ちなみに材料も投入せずに何を作っているのかは定かではない。

経済学の講師は舌っ足らずなしゃべり方が特徴的なおじさんだ。
非常に丁寧な説明で難しい部分なども時間をかけて説明してくれる。

致命的なのは丁寧すぎてスケジュールからものすごく遅れているところだ。

一応、スタディガイドというその回で何をやるかという
表のようなものがあるのだが、丸まる１回分遅れている。

「ミクロ経済学基礎」という講義のときはこう言っていた。
「後ろのほうに行くととばしていいところがたくさんあるので大丈夫です。
先にいっときますが時間がないからとばすわけではありません。」

そういうのも込みでそのスケジュールなんじゃないか。
という話もあるが、とりあえず何とか形だけは終わった。

そして今は、ミクロ経済学応用である。もちろん同じ講師だ。

応用では21問ある問題を４回の講義で解いていくのだが、
２回目が終わって７問しか終わっていない。
これだと単純計算であと４回講義が必要だ。

基礎のときはちゃんと理由があった。
しかし、応用はどうなのか。
ミクロ経済学を網羅した
たった21問の問題の中にとばしていい問題があるのか。

と不安に思っていたら昨日、講師が講義が終わる間際にこう言った。
「だいぶ遅れていますが、、、」

やはり遅れていることは認めるのか。

「大丈夫です。毎年このペースですから。」

毎年ダメということはないのか。

5002004/04/27 22:40:53たかかずテープ
大学に入ったばかりの頃は、
録音の媒体はもっぱらカセットテープで、
MDすら最先端な感じだった。

未整理の状態で山のようにあるカセットテープ。
もちろん録音した内容などメモしているはずはない。

最近そこから適当に取り出して、勉強しながら聞いている。
これがくじ引きみたいで面白い。

時々ラジオを録音したやつや、
サークルで取材に行ったときのテープが出てくるが、
これははずれだ。こんなの聞きながら勉強はできない。

大抵は当然音楽が入っているが、中でも当たりだと思うのは
当時流行った曲を集めたテープだ。これは旅行に行く前や
実家に帰る前によく作っていた覚えがある。

CDですでに持っているやつをポータブルにするために
テープに録音したやつなどはCDで聞いたほうが音もいいし、ありがたみが薄い。

当時流行ったシングルCDをレンタルして借りてきたやつは
そのテープでしか聞くことができないうえ、次に何が出てくるか
わからない楽しさがある。

ただ、過去の自分にひとつ言うとすれば、
シングルの最後に入っている声が入っていないやつまで
録音することはなかったんじゃないか。ということだ。

当時の貧乏性な自分が思い起こされる。
せっかく借りてきたんだから、1秒も余すことなく
録音しておきたい。と思っていたのだろう。

その分テープの尺を無駄に消費していることに
全く気がついていない。

5012004/05/03 22:46:35たかかず箱庭
面白い視点だ。

http://www.geocities.jp/usyhr/hakoniwa/

ゴールデンウィークなので妹が沖縄から帰ってきた。
親父は屋久島に出かけてしまったので３人で近くのレストランに。

フランス家庭料理の店で、とてもおいしいところだが、
親父がいるときにこういう店に行くことはない。

親父はお腹に入ればなんでもいっしょ。というタイプで、
しかもよくいえば倹約家なので食べ物にお金を出すことをとても嫌がる。

小さい頃はたまに外食にいったりしても、
頼んでいいメニューの金額に制限が課せられていた。

そんな親父一極の中央集権体制だったので、
それが緩和された今でも親父の目を盗んでこっそり外食に行くのが
うちの慣わしになっている。

細い路地の奥の目立たないところにある店だが
今日も大盛況だった。唯一問題なのはメニューに
フランス語だとおもうのだが、横文字が混じっていて
よくわからない。

今日も店員さんお勧めのシュークリームの生地に
グリエールチーズ（スイス・グリュイエール村原産の小型の硬質チーズ）
を練りこんだという食べ物がなんという名前だかもう忘れている。

それをあとから頼もうとしたとき妹が
「シュークリームの生地にグランマルチーズ練りこんだやつ」
といっていた。

シュークリームの生地に
でっかいマルチーズ（マルタ島原産の小型の愛玩犬）
を練りこんでしまっているあたりが大変妹らしい。

5022004/05/10 22:34:33たかかず手紙
オルトアールを紹介してくれた友人が
最近ブログを作ったようだ。

ここよりもいろいろなことができるみたいで
面白そうだが、あまり時間もないので
しばらくは手を広げる余裕がない。

しばらくがどのくらいの期間かは想像したくない。


前に勤めていた会社は入社してすぐに研修で
３ヵ月ぐらいフロリダにいかなければならないところだった。

今となってはいい思い出なのかもしれないが、
最初のうちはなかなか友達もできないし、
英語はいつまでたってもわからないしで結構大変だった。

そんな時、一通の手紙をくれたのが、
このブログを紹介してくれた彼である。

ちなみに、単に外国に手紙を送ってみたかっただけだと思う。

手紙の内容はほとんど覚えていないが
（非常にくだらなかったことだけは確かだ）、
覚えているのはその便箋の表の住所の脇に書いてあった英語である。

「For America」

確か、ご丁寧に赤字でこう書いてあった。

中学英語的な訳し方をすると

アメリカのために

祖国のために。みたいである。
崇高な精神を連想させる言葉に、
とてつもなくくだらない内容の手紙。

もしくは「〜に向かって」という意味だとすると、

アメリカのほう

ものすごく漠然とした指示である。
そのまま大西洋を通り越して欧州まで行きかねない。

辞書を見ると「〜宛ての」といういみもあるようだ。

アメリカへ

できれば俺に宛てていただきたい。


まあ、To Americaと書かなければいけないところを
うっかり間違えたのは誰が見ても明らかだが、
どんなくだらない手紙の中身よりも、この一言が
一番面白かったのはいうまでもない。

5032004/05/17 21:38:57たかかず財表
公認会計士の試験はよく皿回しにたとえられる。
全７科目を文字通りまわさなければならないからだ。

ひとつの科目がわからなくなったからといって
そればっかりやっていると、いつのまにか他の皿が
止まってしまい、落ちてしまう。

この７科目のうち、まさに会計を学ぶのが財務諸表論だ。

東京でTACに通う友人によると、
大原簿記専門学校は他校に比べて、
理論科目といわれる科目が強いそうだ。
財務諸表論はその筆頭である。

財務諸表論は会計の理論的背景を説き、
簿記・原価計算の処理はこの財務諸表論から生まれる。
監査はこれに基づいて行われ、商法はこの理論を無視しては成立しない。

そんな会計士試験のボスとも言うべき財務諸表論を
教えるのは30後半か40前半ぐらいの女性の講師だ。

どうしてしまったのかというほど高い声で
少女のようなしゃべり方をする人だ。

この歳でわざとやってるとは思えない。
こういうしゃべり方しかできないのか。

しかも漢字があまり読めないらしく、
前回の講義では「諾否（だくひ）」を読めずに
適当にごまかして読んでいた。すでに２，３回こんなことがあった。

大丈夫なんだろうか。
会計士試験のボス攻略。

と思ってしまうが、
一番驚いたのは、この人が
他校にも名を知られている
大原で一二を争う財務諸表論の
講師だということだ。

5042004/05/23 22:07:23たかかず確認テスト
講義を受けているとどの科目にも必ず確認テストがある。
科目によってまちまちだが、講義５回に１回ぐらいのペースで
答案を作成して提出しなければならない。

別に提出しなかったからといって怒られたりはしないのだが、
論述するテストなどは自分で採点してもどこまでがありでどこからは
ダメなのか皆目見当がつかない。

というわけで、作成した答案を受付の人に渡すと数週間後に返ってくる。

ちょっとすごいと思うのはこの返ってきかただ。
受付の人は俺の顔をみると、
「答案かえってきてますよ」と答案を渡すのだ。
大抵の受付の人が受講生全員の顔と名前を覚えているとしか思えない。

このシステムに大いに改善の余地があるのはさておき、
どうやって覚えるのだろうか。
やっぱり、ちょっとモアイ像っぽい人とか思われているんだろうか。

もうひとつ疑問に思うのは、この答案の採点者だ。
全国各地のビデオ講義は同じ講師がやっている。
福岡だけでもおそらく数十名の受講生がいるのに、
これが全国となるとすごい数である。

誰が採点してるんだろうか。

と思っていたら、今日前回日記に書いた
ちょっと変わった講師の財務諸表論の
第１回の答案が返ってきた。

ものすごくテンションの高いコメントが書いてあって
最後に一言こう添えられていた。

「よく頑張っています！この調子でしっかり頑張ってくださいネ！」

どうやら講師本人がすべて採点しているらしい。

5052004/05/24 21:36:45たかかず商法
現在、５科目の勉強がすでに始まっているが、
中でも一番厄介なのが商法だ。

とてつもない暗記量だ。この前などは
ついにテキスト丸々１ページ暗記しろという事態に。

それができなきゃ「致命傷」になるそうだ。
正気だろうか。

法律というのは法治国家の中だけで働く特別な力だ。
法治国家内のすべての存在は法律に拘束されている。
普段はわからないが、一度法に触れれば国家権力という
よくわからないがすごい力が発動するという仕組みだ。

会計士は中でも、株式会社を取り巻く法律を中心に
営利目的で活動している存在を縛っている法律を
知っていなければならない。

うっかり法に触れてしまって国家権力が発動すると
会社が消滅してしまったりするからだ。
すごい力だ。なんだかよくわからないが。

最初のほうの授業は試験の上では
かなりどうでもいい範囲を勉強する。

それでも試験には出るのでちゃんとやらなければいけない。
暗記が必要な箇所は小冊子として別にまとめられていて、
それぞれにA,B,Cとランク付けがしてある。

このうち、Aが覚えてないと致命傷になるやつだ。
今年から、最初の方のどうでもいい範囲のAを大幅に減らしたそうだ。
確かに少ない。全部覚えるのもそんなに大変じゃなかった。

そして最初の確認テスト。Aランクのものしか出ない。

特に問題なく書ける。
まあ、出る範囲が限定されているので当然だ。

それから数回の講義のあと、
商法の講師がちょっと驚いた様子で話し始めた。

「確認テストを採点しましたが今までにない成績です
こんなに平均点が高かったのは今までにない」

今までになく範囲が狭くなったからである。

5062004/05/31 22:17:31たかかず短答式
会計士の二次試験は２段階ある。

５月末に行われるマークシート方式の試験と
８月末に行われる論述式の試験だ。

８月末に行われる試験は論述式のため、
試験委員の方がきちんと読んで判断しなければならない。
自ずと限界がある。

マークシートのほうは最低限ちゃんと勉強していることを
証明するための脚きり試験だ。

一応2005年受験の受講生にも今年ためしに受ける人用の
対策講義がある。今までやった範囲の問題に絞った
模擬テストも配布される。

福岡でプログラマーをやっている友人にその模擬テストを見せてみた。

「ああ、これは『エ』だね。ポイントは．．．」

間違っているのでポイントは説明しなくてよい。

かくも難しい試験だ。
俺も来年に向けて試しに受けてみたが結果は４割。
ちなみに近年は７割がボーダーラインだ。
半年程度の勉強でどうこうなるものではないらしい。

それでも来年につながるように試験を受けねばならない。
対策講義を聴いていると、
「持っていくものは最低限でよいが、冷房対策をする人もいる」
というので、万全の冷房対策を。
どんな冷気でもかかってこい。という感じだ。

冷気はなかった。もっというと冷房がなかった。
なぜか観測史上稀に見る５月末の最高気温30度である。

試し受験の重要さを痛感する俺。東京の対策講義なので
早稲田大学（東京の試験会場）の話をしていたようだ。

汗だくになりながら試験の開始を待つ。

「はい、はじめてください」

隣の物腰のやわらかそうな女の人が
試験が始まったとたん鬼のように問題用紙を破り始め、
（問題の最後に計算用紙が付いていて使いやすいように
破るらしい）問題に鼻先がくっつくぐらいの近さで
問題文を読み始める。

問題をにおいでかぎ分けているように見えるが、
そんなはずはない。ものすごく真剣だ。

人のこと観察してる場合じゃなかった。

問題を解き始めたが、「難しい問題はどんどんとばして」
と言う対策講義のアドバイスを思い出す。

全部難しい。

５択なので適当に選びつつ試験終了。

なんだか素振りとランニングばっかりしていた
高校球児がいきなり甲子園に出場した感じだ。

来年までには何とかなっているんだろうか。

5072004/06/07 22:58:39たかかず天草
会社をやめて勉強しているというと、
時々偉いと感心されることがある。

ちなみに、今の俺の状況を客観的に表現するとこんな感じだ。

食費、光熱費その他の生活費を親に依存しつつ、
ほとんどの時間を部屋に引きこもって過ごし、
社会になんら貢献することなく、好きなことをやっている
20代後半の独身男性。

こんな人間が感心されるなんて。

日本っていい国だなと思う。

昨日はわざわざ熊本の天草に海の幸を食べにいった。
先日、テレビで天草のうに丼の店が紹介されていて、
そのことを家の前の新聞販売店の親父さんに話したら
急遽行こうという話に。

中学生の頃新聞配達をしていた頃からの仲で、
かれこれ15年近くになる。

親父さん夫婦は子供好きなのに子供がおらず、
自分の息子ぐらいの感じで接してくれる。
厳しくされることはないので、犬好きの人が
隣の家の犬をかわいがる感覚に近いのかもしれない。

うちの自慢のＯＢの頼みならと
ものすごく張り切る親父さん。

車で３時間ぐらいかけて天草に行くと、
親父さんお勧めの店に。

親父さん夫婦はかなりおいしい物にうるさいので
そのお勧めの店たるやすごいことになっていた。

ホワイトボードに魚の名前と値段が書いてある。
とりあえず地物のイセエビを頼む親父さん。

「イセエビ　1260円」
食べたことないので、高いのか安いのかわからない。
ふと、そのちょっと上を見ると

「100ｇの値段です」

さっき水槽から出されたやつは1kgぐらいはありそうだ。

値段は普通か物にしては安いところだそうだが、
一匹1万円を超える海老を食べるなんてうちでは到底考えられない。
せいぜい本日のお勧めのところに書いてあるオコゼがいいところだ。

その伊勢海老と一緒に頼まれたアジもまた格別だ。
しかも、それぞれの刺身を食べたあとは、伊勢海老は味噌汁に、
アジはから揚げになって二度楽しめる。

すぐ隣の家なのに軽くカルチャーショックを受けながら食べていると
親父さんの奥さんが「魚の頭を食べると頭がよくなるから」
といって、しきりにアジの骨のから揚げを勧める。

まるで俺の頭が悪いみたいじゃないか。
こんなに勉強好きな人間をつかまえて。

と思い「頭いいんです」といってみた。

凹むおばさん。

ごめんなさい、ボケかなと思って。

5082004/06/14 22:09:19たかかずまとめノート
今日は月曜日なので講義を入れていない。
一応休みの日ということになっている。

平日より勉強時間が長いが。

天草に行ったり、水球の大会を
見に行ったりしていたので、
先送りになっていたものがたくさんあった。

13時間かけても終わらないぐらい。
終わらないものはしょうがない。

ミクロ経済学の講義が終了し、
マクロ経済学が始まった。

大学のときはどちらかを選択すればよかったので
ミクロ経済学しかやっておらず、マクロ経済学は
ごく初歩的な知識しかない。

よく考えたら、どちらもごく初歩的な知識しかない。

話を忘れないうちにマクロ経済学の話をまとめてみる。

20世紀前半までは、世の中にはミクロ経済学しかなかった。
ミクロ経済学とは「神の見えざる手」で有名なアダムスミスを筆頭とする
今でいう古典派と呼ばれる学者たちが研究する経済学だ。

ほったらかしにすると自然に最適な状態になるから
できるだけほったらかすとよい。という立場だ。
この、ほったらかし最高。を厚生経済学の第一基本定理という。
ミクロ経済学が主張する内容はは、すべてこの第一基本定理に集約される。

ところが、1929年のブラックマンデーをきっかけに始まった
世界恐慌がこの厚生経済学の第一基本定理を打ち崩した。

世界各地で失業率数十％の状況。
いくらほったらかしても何年たっても状況はよくならない。

経済学とは本来「どうすれば社会が幸せになるか」について
考える学問である。このちっとも社会が幸せにならない状況下で
ひとりの経済学者がミクロ経済学にぶち切れる。

こうしてケインズという学者が創設したのが
現在のマクロ経済学だ。

ミクロ経済学に真っ向から反論し、ほったらかしてはいかん。
と主張するのがマクロ経済学の基本だ。
政府は介入すべし。という主張だ。

このため、学問的に整理されて体系化されている反面、
全く実践的じゃないミクロ経済学に対し、
マクロ経済学は体系だってはいないが
政府がどういう政策を行えばよいかについて具体的に論じている。

それにしても受験生の立場からすれば余計なことしてくれたな
と思ってしまうが、ケインズの胸中も察するに余りある。
「おれが経済学を変えてやる！」ぐらいの勢いで
ほんとに経済学を変えてしまったのだろう。

結局は不況から脱するには戦争を待つしかなかったそうだが。

5092004/06/21 18:16:44たかかず天気
台風が九州北部を避け、四国のほうに行ったにもかかわらず
午前中は暴風雨に。

ものすごいカーブを描いて戻ってきたのかと思ったが
そんなこともなかった。

最近の天気はおかしい。昨日は６月というのに37度もあったそうだ。
６月とか関係無い。子供の頃は一番暑い日でも31度を越える日は
なかったような気がするが、最近はかるく30度を越えてくる。

おかげで昨日は庭仕事をしていた親父が倒れそうになる。
基本的に一度やると決めたら多少どころかかなり無理でも
強行するのがうちの親父だ。

子供の頃から何度もその強引さに巻き込まれてきたため、
理不尽なことに憤ることがなくなった。父は偉大だ。ある意味。

何年か前、山登りに行く途中、雨足が強くなり、
気がついたらワイパーの速さを全開にしても追いつかないほどに。

そんなときも、「なんか、妙な天気になってきたな」といいながら、
平然と山に向かっていた。

むしろはっきりした天気だ。

そんな親父も最近だいぶ体にがたがきているらしく、
健康診断でも心電図検査に４，５年前から引っかかるようになったらしい。

健康診断書を見せられてこれ何なのかネットで調べてくれといわれる。
見ると、心電図検査の欄に左脚前肢ブロックと書いてある。

左脚前肢ブロック。
インターネットで調べたが何なのかはわからない。

ていうか、インターネットに聞けば何でも教えてくれる
と思い込むのはやめてほしい。

インターネットの使い方がわからずに何でも俺に調べさせようとするのが、
テレビのリモコンの使い方がわからずに俺にチャンネルを替えさせていた
じいちゃんにそっくりだ。

5102004/06/22 18:56:29たかかず境界線
講義を入れていない月曜日は、
ほぼ毎週、近くの遊歩道をジョギングしていた。

遊歩道に行くまでにわざと大回りして２，３km。
そして一周７５０ｍの短い遊歩道を５周。
大体５，６kmぐらいだ。

この試験は知力勝負じゃない。
体力勝負だ。という話を間に受け、
体力を費やしてみている。勉強以外に。

ところが、ここ数週間は月曜日といえども
やらなければならないことがたくさんあったので
全然走ってなかった。昨日は比較的暇だったが、
うっかりゲームに手を出して一日つぶしてしまった。

ということで、今日は早めに勉強を切り上げて
久しぶりに走ってみた。

暑い。

ここ数週間で気温はうなぎのぼり。
すでに真夏の陽気だ。六月なのに。

数週間のブランクも手伝って全く足が前に進まない。
いつものコースがやたらと長く感じる。

もう今日は早めに切り上げよう。
久しぶりだし。この前切って深爪した足も痛いし。

と、誰に言うでもなく言い訳が浮かんでくる。
それでも、何とか最後の一周まできた。

こんなことに何を意地になっているのか。
と自分でも思うが、この辺は父親譲りなのでしょうがない。

いつもは、最後の50mぐらいを全力で走っている。
これは高校時代の部活の名残だ。最後は全力。もしくは全力のふり。

今日はさすがにそれは無理だ。
こんなので倒れたりしたらそれこそ何がしたいのかわからない。
絶対に全力ダッシュなんてしない。

と固く心に誓っていると、すぐわきに
小さな子供が自転車に乗ってやってきた。
補助輪付きのやつだ。

ガラガラと音を立てて横を通り過ぎていくのかと思いきや
なぜかしばらく並走。

すぐに抜いていってくれれば別にどうということもなかったが
しばらく横に並ばれると、だんだん挑発されているような気になってくる。
彼が全力でこぐのよりは俺が全力で走ったほうが明らかに速い。

ちょっとスピードをあげてみると、
やはり抜かれるのは悔しいのかついてくる。
俺のゴールまでは残り50mぐらいだ。

迷わず全力疾走。

あっ。という小さな叫び声とともに、
けたたましいガラガラ音があとからついてこようとするが後の祭りだ。
ストレスフルな生活を強いられている大人を甘く見てもらっては困る。

ぶっちぎりでゴール。
彼のゴールはどこか知らないが。


その帰り道、ふと今の状況が受験の最後の時期に
当てはまるような気がした。

あの、小さな自転車の彼は、いわばボーダーラインだ。
ゴールまで残りわずかの頃、俺もおそらくボーダーライン上の
無数の受験生のうちの１人だろう。

心身ともにボロボロの状態。
もういいかげん自分を甘やかしてもいいんじゃないか。
と手を抜けば余裕でボーダーラインは自分を抜き去って
先にゴールしてしまう。

一方、自分が本当に全力を出せば
ボーダーラインをぶっちぎることも不可能ではない。

この状況で自分が全力を出さざるを得ないようにするには、
まず自分が最低でもボーダーライン上に乗り、
しかもボーダーラインがすぐ横を並走していることを
自覚できるようにすればよい。

こういう、自分がぎりぎりの状態で、さらに力を発揮するための
挑発的な存在は実はとてもありがたいのかもしれない。

…。

結構いいことをいっているんだから、
その、「うわぁ、おとなげないなぁ」という感想は
脇に置いといていただきたい。

5112004/06/28 22:25:30たかかず選択科目
会計士の試験は７科目あるが
そのうち、２科目については３科目から選択する。

経営学、経済学、民法の３科目だ。

このうち、経営学は全科目を通しても圧倒的に
学習量が少ないため、ほぼ全員が選択する。
講義が始まるのも９月からと最も遅い。

残る１科目を経済学にするか民法にするかで
悩むことになるが、数学に抵抗がなければ経済学、
数学は全くだめという人は民法を選択する。
どちらを選んでも有利不利はないといわれている。

経済学は数学の特徴がそのまま当てはまり、
覚えなければならないことは少ないが、
わからないととことんわからない。

最初のほうで間違えるとあとが全滅したりもする。
逆に、はまれば満点も可能なハイリスク・ハイリターンタイプだ。

一方民法を選択した人は、六法の中でも最大規模を誇る
民法を相手に自分の記憶容量の限界に挑むことになる。

商法の倍近い条文を操って論文を作成しなければならないが、
論文なので全滅はありえない。逆に満点もありえない。
できてもできなくても大体平均点あたりで行ったり来たりする
ローリスク・ローリターンタイプ。

しかし判断材料になるのはそれだけではない。
会計士の試験なので、「会計」というテーマの下、
全ての科目はリンクしているのだ。

商法は、商売関係の話は民法じゃ大雑把過ぎるから
もうちょっと細かく決めておこう。
という法律なので、民法を土台にして成り立っている。
つまり、民法を知っていると必須科目の商法を勉強する際に楽になる。

一方の経済学は他の科目との関連が薄く、
相乗効果はいまいち期待できない。

と思っていたら、最近密接に関係している必須科目を発見した。
原価計算だ。

製品ひとつあたりの原価はいくら？みたいな古典的な原価計算は
関係ないが、最近重視されている管理会計といわれる分野に、
経済学がそのまま入っている。

【問】
製造部門と販売部門が互いの業績に連動して評価されている。
自部門の業績をよくするためにそれぞれ嘘の報告ができるとしたら
それぞれの業績はどうなるか？

これは経済学のゲーム理論の応用だ。
答えは、どちらの業績も悪化する。
「囚人のジレンマ」といわれる現象が起こる。
経営者はこのような評価基準を用いるべきではない。
という結論だ。

これを数字を使って説明するのだが、
経済学を選択している人にとってはいつもの作業でも、
民法を選択した人はさっぱりわからないんじゃないか。

どちらを選んでも有利不利はないと聞いていたが、
このあたりに関してはすごく差が出る。
と無駄に民法選択者のことを心配していたら、
一通り説明した後、講師が一言。

「まあ、でもここまでは出ないから
時間に余裕がない人はやらなくてもいいです」

時間に余裕がある人はいないと思う。

5122004/07/05 21:10:55たかかず松屋廃業
「松屋」が廃業へ　民事再生を断念


　民事再生手続き中の百貨店「松屋」（福岡県大牟田市）
の宮村雄二郎社長は二日夜、経営再建を断念し、
福岡地裁に再生手続きの廃止を申し立て、決定を受けたと発表した。
店舗は同日をもって閉鎖、大牟田唯一の百貨店は、
六十七年の歴史に幕を下ろした。八月上旬にも同地裁から破産宣告を受け、
廃業に向け清算手続きに入る。

更新日時：2004年07月03日(土)04時30分
------------

先日の西日本新聞より。

一瞬びっくりしたあと、ここが九州であることを改めて実感。
銀座の松屋とは何の関係もなく、母曰く
百貨店を「門構えが立派なスーパーだと思い込んでいる」ような
百貨店だったらしい。

天神にあるマツヤレディスのマツヤというと、
福岡の人にはなじみがあるかもしれない。

マツヤレディス４階。

テレビのCMで何度となく聞いたフレーズだが、
４階に何があったのかはさっぱり思い出せない。


金曜日に野球観戦に行った。
ダイエー・ロッテ戦だ。

チケットが当たったという友人に
連れられて、福岡ドームへ。

現在ダイエーは１位。ロッテは４位。
明らかに格下だ。
野球のことは全然わからないが
まあ、そんなにひどい試合にはならないだろう。

と思った矢先、ものすごい勢いで点を取られるダイエー。
中にはひとつもアウトをとらずにマウンドを降りる投手も。

７回には風船を飛ばすのだが、
みんな風船の口を抑える握力がなくなるんじゃないかと思うほど
２アウトからがとても長い。２アウト後３人目の投手でやっとチェンジ。

すでにその時点で５点以上差が開き、続々と帰る観客。
さらに８回にも大量得点され、またも続々と帰る残りの観客。

最終的には10点以上の差が開いてゲームセット。

帰りの客が分散してくれて帰りにあまり混むこともなかった。
よかった。ほんとうに。


※なぜかロッテにだけ負け越しているダイエー
http://sports.yahoo.co.jp/baseball/pl/standings.html

5132004/07/12 22:17:17たかかず航海
会計学のサイトにあるアンケートに笑っている自分に気づき
だいぶ深みにはまっているなと思う今日この頃。
http://kai-kei.ceo-jp.com/

最近勉強をしていると大航海時代というゲームを思い出す。

その名のとおり大航海時代をモデルにしたゲームで、
主人公は船を買い、船員や物資を集めて
貿易商になったり海賊になったりして
富や名声を勝ち取るというゲームだ。

面白かったからまたやりたいという話ではなく、
今やっていることって結局こういうことなんじゃないかということだ。

船の積載量というのは決まっている。

決められた容量のなかに
船員や物資や交易品を積み込む。

船員は多いに越したことはないが、
増やせば物資の消費が激しくなる。
交易品もあまり積めなくなる。

目的を達成するためには
最適なバランスで必要なものを
積めるだけ積む必要がある。

船は脳の能力、船員や物資などは各科目をクリアするのに必要な知識。
航海は試験だ。

この場合、航海の途中で寄港して船員や物資の補充はできない。

一番のポイントは、船員や物資は無限に存在するが
積める量は有限だということだ。

ここをはずして、
船員や物資を大量に集めたはいいが、
港で船に積めずに立ち往生。とか、
気がついたら交易品だけ積んで、船員がいなかった。とか、
暇つぶしの本しか積んでなかった。
というケースは少なからず存在すると思う。

5142004/07/19 21:34:27たかかず五者の精神
大原の社員研修には五者の精神というのがあるそうだ。

今週で簿記の講義が全て終了した。

簿記の講義ではいつも小話の時間があった。
チェーンメールから仕入れてきた心理テストや
くだらないギャグなんかもあったが、講師は
２回目の試験で講師になったあと、通算６回の試験を
受けて公認会計士二次試験を突破した苦労人で、
その経験に基づくアドバイスは大変参考になった。

そんな小話の時間も今回の講義で最後になる

最後の小話はやはり、悩める受験生に対するメッセージというのが定番だ。

「大原に入社するとまず最初に社員研修があります。
その中に五者の精神というのがあるんです。」

五者の精神。

大原の講師たるもの、

役者であれ。
感情の起伏を表に出さず常に理想的な講師を演じよ。

易者であれ。
問題の傾向を見抜き、山を張り、そして当てよ。

医者であれ。
受講生の心身に常に気を配り、悩みを解決せよ。

学者であれ。
学ぶことを怠らず、最新の研究を学び続けよ。

芸者であれ。
客である受講生を楽しませよ。

「というわけで、役者であれ、ということなので
知ってる人も多いと思いますが、ペリーの肉声というのを
真似したいと思います」

え、ペリーの肉声って、砂糖水の？（※）

※砂糖水HPというフラッシュを集めたサイトにある
かなり有名なフラッシュ。浦賀に来たペリーが、
だんまりを決め込む日本サイドに開国を迫る時の様子を
忠実に（？）再現したもの。必聴の価値あり。
砂糖水HPはこちら→http://www1.odn.ne.jp/satoumizu/

突如、ペリーの肉声を再現する講師。
しかもかなりちゃんと再現している。
全部やると10分位かかるはずだが、10分位かかっていた。

早送りすることも忘れて呆然と全部聞く俺。

あれか、悩める受験生に対する最後のメッセージは
開国すればモテるとかそういうことか。
RとLの発音の区別もできないくせにっ！

最後まで突っ込むところが多すぎて
突っ込みきれない人だった。

5152004/07/26 22:51:44たかかず西遊記
三蔵と呼ばれていた頃を思い出した。

八月半ばに水球部のOB戦があるということなので、
のんきにプールに通っている。週二回ほど。

４回ほど通ったが、だんだん長く泳げるようになっている。
止まらずに何往復もしていると、ちょうど入部したての頃が、
こんな感じだったな。とおもう。

「200m×４本、３セット、3分20秒サークル、行きます！
よーい、はい！」

2.4km遠泳。

こんな感じだった。

俺らの代は４人いて、監督はなぜか全員にあだ名をつけていた。
先輩たちは普通に名前で呼ばれるのになぜか俺らの代から。
そして、それ以降それぞれの代にはあだ名がつけられるようになった。

そのときの俺のあだ名が三蔵。
そして、主将が八戒。
攻撃の要のポジションにいた奴は沙悟浄。

最後に、猿顔のキーパーのあだ名が、

ミッキー。

どうして主役だけアメリカナイズされてしまったのか
いまだに謎だが、確かに耳もでかかった。

お互いこんな恥ずかしいあだ名で呼びあうことはなかったが、
監督だけはいつもこのあだ名で俺らを呼んでいた。

「三蔵！そっちじゃない！右に切れろ！」
「八戒！八戒！（←特に用はない）」

とかこんな感じだ。

それなりにイメージどおりの役割分担で、
三蔵→相手チームのエースのディフェンス担当。
八戒→切り込み隊長。カウンター攻撃の得点原。
沙悟浄→顔が河童。

と、的を射ているといえば射ているあだ名だった。
ミッキーはあんなに変な声ではない。

水球部はその後、２代ぐらいで潰れてしまった。
今回のOB戦は他校の生徒とやるそうだ。

大学受験の浪人時代、
その最後の代の試合を一度だけ見に行ったことがある。

懐かしい監督の声。

「ダイコン！そっちじゃない！右に切れろ！」
「ちくわぶ！ちくわぶ！」

弱そう。

5162004/08/02 22:53:34たかかず予定と実績
１０００Daysというすでに終了している日記がある。
http://morip.at.infoseek.co.jp/thdy.htm

社会人生活を送りながら約３年かけて
公認会計士二次試験に合格した人の日記だ。

去年まだ東京にいた頃みつけた。

初見の印象は、なんか文章が気持ち悪い。
だったが、それに慣れると面白かった。

この日記の最後に付録として勉強時間の経過がついている。

エクセルに自分が勉強した時間を記入する際に
この時間を参考にして目標値を設定した。

彼は最終的に約4700時間を受験勉強に費やしている。

俺の場合、無職だが期間が半分しかないので
目標勉強時間を4500時間に設定。

彼の科目別の勉強時間の割合を参考に4500時間を割り当てた。

それが去年の12月だ。

７月にはすでに総勉強時間は2000時間を超え、
このまま順調に行けば11月中には3000時間を越える。

エクセルの下のほうに各科目の予定と実績
を比較する欄を作っていたのだが、それを確認。

目標時間　簿記：880時間
実績時間　簿記：884.5時間
達成率　　簿記：100.51%

・・・。

え、もう？


ちなみに、じゃあ簿記が完璧かというと全然そんなことはない。

これからの簿記の勉強はサービス残業みたいになるんだけど、どうしよう。
あと1年近くあるのに。

時間は一見客観的な指標だが、
実はそうでもない。

5172004/08/09 21:19:15たかかず過去の栄光
「…フィリップス曲線が発見されたことで、ケインズ経済学は最盛期を迎えることになります」

マクロ経済学は受験と全く関係ないところで面白い。

大学のときにもっとこういう話を聞いておきたかった。
やってたのかもしれないけど。


世界恐慌の数年後。
失業率数十パーセントの時代に生まれたケインズ経済学は
不況を救う経済学として勢力を拡大し、多数のケインズ派の経済学者を生むことになった。

そして、フィリップス曲線という
インフレ率と失業率の相関関係を示した一本の曲線が、
ケインズ経済学を頂点に導く。

アメリカのケインズ派のボスであり、ケネディ政権のブレーンでもあったトービンは言う。
「フィリップス曲線の発見により、我々は大統領にあらゆる経済政策を進言できるようになった」

各国政府の参謀となったケインズ派の経済学者は、
フィリップス曲線をもとに最適な経済政策を提言し、
そして予想通りの結果をもたらした。

「…ところが、皮肉にもこのフィリップス曲線によって、ケインズ経済学は崩壊します」

ある事件をきっかけに状況は激変する。

石油危機。

石油は現代社会のほとんど全てのものにかかわっている。
石油の価格は石油危機を境に４倍に跳ね上がり、企業が抱えるコストを大幅に押し上げた。

連動して全く違うところにシフトするフィリップス曲線。
ところが当時は誰もそのことに気がついていなかった。

依然としてフィリップス曲線に頼り経済政策を提言していた
ケインズ派の予言が次々に外れ始める。
失業率は全く下がらず、インフレ率が跳ね上がる。
フィリップス曲線はもうそこにはないのだから当然だ。

ケインズ派の信用は失墜し、参謀の立場を追われた頃、
この現象を解明した一派があった。

新古典派。ケインズ派によって駆逐された
「神の見えざる手」のアダムスミスを始祖とする
古典派の遺志を受け継ぐ学派だ。

「…こうして、古典派は息を吹き返します。
イギリスのサッチャー政権やアメリカのクリントン政権は
この新古典派の考え方をもとに経済政策を行い、そして成功しました。
それでは、今から新古典派のマクロ経済学に入ります」

ミクロ経済学（ケインズ登場以前の経済学）は数学の講義みたいだったけど、
マクロ経済学はなんだかドラマがあるなあ。

と、マクロ経済学の歴史に夢中になっていたせいで
携帯がなっていたことに気がつかなかった。

（長くなったのでつづく）

5182004/08/09 21:55:31たかかず過去の栄光その２
あわてて携帯をとると、
メール２通。不在着信１件。

友人と飯を食う約束は、
13時からじゃなかったっけ。

とりあえずメールを確認。

１通目。
「12:35でもいい？」

２通目。
「バス間違えた！12:45で。ごめん！」

大丈夫。いま12時55分だから。

不在着信も案の定友人から。
急いで折り返し電話する俺。
とりあえず店に入っておいてもらう。

ビデオ講義なので一時停止して
学校から５分の店へ。

友人は旅行から帰ってきたばかりなので、
適当に旅行の話とか聞きながら飯を食う。

高校時代からの友人だ。
たまたま隣駅で働いていたので、
時々昼飯を一緒に食べている。

ちなみに自慢じゃないが、
うちの高校は県内でも有数の進学校だ。
タモリの母校でもある。

「あ、お土産買ってきたんだ」

とおもむろにお土産を取り出す友人。

手渡されたのは手のひら大の正方形の箱。
チョコレートだ。

箱のふたは真ん中がくりぬかれてビニールになっていて、
中が見えるようになっている。と思いきや、
そうではなく、そのビニールの部分にチョコを
イメージしてかマーブル状の柄が。

柄？

柄･･･じゃないね。これ。

「ごめん。溶けるとは思ったけどこんなに溶けると思わなかった」

すでに液状になったチョコレートを呆然と見つめる俺。
箱には「SEA SHELL SHAPES」と書いてあったが、
シェルのシェイプは跡形もない。

俺があまりにあきれているので、
独り言のように言い訳する友人。

「おかしいな。ちゃんとかばんの奥に入れておいたのに」

そういうからには、間違いなくかばんの奥に
入れたのだろうが、「かばんの奥は（何故か）温度が低い」と
思っていたところが間違っていたんじゃないか。

なぜ、かばんの奥なら大丈夫なのか聞く俺。

「だって！」

「太陽から遠いじゃん！」


…。


…。


そ、そうだね。
太陽から遠いからだね。

かばんの口から30cmぐらい遠いね。
ちょっと肌寒いぐらいだよ。かばんの奥は。


もう県内有数の進学校の話とか忘れよう。
タモリの母校とか。タモリに申し訳ない。

その後も、かばんが黒だったから熱を吸収してしまったんだなどと別の原因を探して、
「かばんの奥は（太陽から遠いため）温度が低い」説を固持する友人。

断熱素材でもないのにそんなに温度は変わらないのでは。
とも言い出せず帰宅した。


家に帰って冷凍庫で冷やしたあと食べたチョコレートの感想は、

「これ、どこからどこまでが１個だろう」

でした。

5192004/08/16 21:05:33たかかずOB戦
高校の水球部はもう随分前に潰れたのだが、
うちの代のキャプテンのつてを使って
他校のOB戦に混ぜてもらった。

ボールに触るのも１０年ぶりのOBばかりだ。
体力は一瞬で尽きるし、ボールは全然思ったところに飛ばない。

あっという間にノーマークでシュートを打たれる自チーム。
しかし、うちのキーパーはかつては福岡ではかなりの実力だった。

完全にボールを見切っている様子のキーパー。
打たれた瞬間見事にシュート方向に反応。

30ｃｍ届かず。

頭の中の高校時代のイメージと
実際の体の動きとが全然一致していないので、
ここだ！と思ったところに、そのまま体がついていかない。

参加させてもらうのも恥ずかしいぐらいの惨状だった。
かというと、結果だけ見るとほぼ勝ち負け同数ぐらい。

原因はうちのキャプテンだ。

大学のときは、最強の日本体育大学と肩を並べる
筑波大学でキャプテンをやっていた男だ。

もう、なんというか反則だ。
すごすぎて笑うしかない。

例えていうなら、原始人どうしの縄張り争いに
戦車を持ち込んだ感じだ。
いやあ、無理だろ。石器じゃ。みたいな。

群がる敵プレイヤーを３人ぐらい背負って
悠々とシュートを放つキャプテン。

高校のときから飛びぬけたセンスと
泳力やスタミナはあった。確かにワンマンチームだった。
でも、その時はまだ同じ人間のレベルだった。

レベルというか世界というか今ではもう別のものだ。
これで現役を退いているのだから、最盛期の彼は想像できない。

才能とか、向き不向きとか、もちろん人によって違うだろう。
それによっても当然差はある。

だけど、続けた人間と続けなかった人間との間に開いた差というのは
そんな生やさしいものじゃないな。というのを実感した一日だった。

5202004/08/23 19:59:10たかかず監査役
株式会社には監査役という役職がある。

株式会社の統治システムは
国の統治システムをパクっている

内閣に当たるのが取締役会。
国会に当たるのが株主総会。
裁判所に当たるのが監査役だ。

これらが互いに牽制しあい、
会社を正しい、つまりみんなが儲かる方向に
導いていこうということになる。

ところが、この監査役、会社の大きさによって
扱いがだいぶ変わってくる。

大きな会社では、大変な数の利害関係者が絡んでくるため、
会社が不正を行えば、被害を受ける人も、その額も甚大だが、
個人営業とほとんど変わらない小さな会社ではそもそも
株主と経営者が一緒だったりして、被害っていっても
自業自得でしょ。ということになるからだ。

では、どこからが大会社で、どこまでが小さな会社なのか。
商法は資本金５億円以上か、負債総額200億円以上の会社を大会社、
資本金1億円以下の会社を小会社、その中間を中会社としている。

大会社では監査役は３人以上で監査役会を構成する。
取締役会に組織的に対抗し、広範な調査権限をもっている。
公認会計士と協力して厳密な会計監査が義務付けられているのも大会社だ。

中会社はというと、監査役会といった組織はないが、
監査役には大会社同様、幅広い権限が認められている。

そして小会社の監査役には、商法特例法第25条が適用される。

【商法特例法第25条】
小会社については商法第247条第1項、
・・・（ものすごい数の条文の羅列）・・・の規定中
株式会社の監査役に関する規定
・・・（中略）・・・は、適用しない。

ほとんど何もさせてもらえない小会社の監査役。
ちょっとかわいそうになってくる。せいぜいできるのは
会社の帳簿を調べることぐらいだが、あまり意味はない。

「このように小会社の監査役の権限を制限する理由ですが、
個人経営と変わらないような小さな会社で監査役なんていう
実際の業務に直接関わらない（関われない）人まで
ちゃんとした人を見つけさせるのはかわいそうだからです。」

と、商法の講師。

かわいそうって。
だったら株式会社をつくれないようにすればいいじゃないか。
と思ったが、なんか、信用がどうのとか、俺にはわからない
大人の世界ってやつがあるんだろう（←明々後日には28歳）。

数日後、夕食を食べていたら
親父（典型的な小会社の代表取締役）が書面を持ち出してきた。

「後でいいから、ちょっとここに住所と名前書いてよ」

なにその書面。
監査役就任承諾書？

「監査役解任しちゃったから名前だけ監査役になっといて」

ちょっとまて。
そんな簡単に解任とか選任とかできたっけ。監査役って。

たしか監査役の選任の流れはこんな感じだ。

１．取締役会が株主総会に議案提出
↓
２．株主総会が普通決議で承認
↓
３．監査役就任

まず、取締役でなければ選任議案は提出できないんだよ。

「俺は代表取締役だよ」

そうだった。

でも、株主総会の普通決議で承認が必要。
普通決議って言うのは、議決権の半分以上の株主が出席している
株主総会で、その中で半分以上の議決権が賛成に投じられないとだめ。

「株は80%ぐらい持ってるよ」

え、そうなの。
じゃあ、選任は問題ないのか。

でも、解任はもっと厳しいよ。
解任は株主総会での特別決議が必要で、特別決議って言うのは
議決権の2/3、つまり、66.6…%の・・・

「書いたら持ってきてよ」

はい。


小会社では経営者が会社支配権を持ってるから
選任も解任も、報酬決定も自由自在なのか。

これじゃ、監査しようにもできないな。
不正を発見したとたん解任される。

それはそうと、給料のほうは・・・

「でないよ」

だよね。

5212004/08/30 21:43:57たかかず再生速度
大原福岡校のメディアプレーヤーがバージョンアップした。
バージョンアップに伴い、再生速度を変更する機能が実装された。

最初からほしかった機能だ。
最初の頃いろいろ試したが、今までのバージョンではできなかった。

早くしたら聞き取れないとかないのか、
という話もあるが、全然そんなことはない。

声を出して本を読むスピードと、
黙って本を読むスピードが全然違うことからもわかるように
本来、受け取った情報を処理するスピードは、
情報を発信するスピードよりも全然早いのだ。

1.5倍ぐらいまでなら問題なくいける。

ただ一点問題があるとすれば、板書のスピードだ。
もはや人間業じゃない。いや、人間業じゃないんだけど。

まあ、それも板書してある内容はプリントとして配られているので
そこまで問題はない。というわけで、今週から1.5倍速で授業を受けている。
３時間の内容が２時間で終わる。

ゆっくりした授業を聞く弊害は他にもある。
情報処理能力に余裕があると、何かのキーワードをきっかけに
頭の中でまったく別のことを考えてしまうのだ。

例えば、

「それでは、次に、監査役についてお話します・・・」

監査役。この前ネタにできたな。そういえば。
あれはタイムリーだった。今週は何書こうかな。

こんな生活してるとネタがないよな。
学校と家往復してるだけだし。

あ、そうだ。あれは？

本格インドカレーの店に行ったときの話。

インド人のウエイターがいて、注文取りに来たんだけど、
いろんな種類のカレーがありすぎてよくわかんなくて、

「おすすめはなんですか？」

って聞いたら、

「そうです」

って言う答えが返ってきたっていう話。

そうです？

日本語わかんないのかよ。と思って、
日本人のウエイター呼んで、もう一度、

「おすすめはなんですか？」

って聞いたら、

「そうです」

ってまた言われて、よくよく考えてみたら、
お勧めが「ナン」だったって言う落ち。

…。

作ったんだけどね。これ。作り話。
そんなカレー屋ないし。っていうか、
カレー屋なのにナンがお勧めって
経営方針間違ってるし。

…。

作り話はだめだよね。いくらなんでも。
作り話は。ちょっとしかだめ。

でもなあ。

情報源ない。
昔は周りに人がいっぱいいたからよかったけど、
今ほとんどひとりだし。インターネットが友達だし。

…。

インターネットよく見てるから
時代に取り残されてないってとこをアピールしようかな。
最近の流行のギャグのはなしとか。

最新の、間違いない！とか。
ちょっと古いか。

ちょっとじゃないか。


じゃあ、あれは？

最近流行った、

あの、

春頃すごい流行ってた、

「キャリアと人格を否定する動き」

って言うギャグ。

あれ面白かった。
キャリアと人格全然否定されてないところで唐突に言うと爆笑。
ちょっと真似しながら言うとさらに爆笑。

…。

パクったんだけどね。これ。パクリ話。今度は。
これギャグじゃないし。っていうかネタにすること自体が間違ってるし。

…。

パクったらだめだよね。いくらなんでも。
パクリは。ちょっとしかだめ。

どうしよう。
ネタないや。

…。

「…では、今日のところは重要ですのでしっかり復習しておいてください。
それでは、お疲れ様でした」

また聞いてなかった。

5222004/09/06 21:00:45たかかず崩壊
早朝の決まった時間に起きて、早めに寝る。
という生活サイクルは俺の受験戦略の根幹をなしている。

目的は早朝の全く誘惑がない時間の確保。
そして、一日の利用可能時間を確定させるためだ。

目標は５時。最悪でも６時に起きるようにしている。
この時間で最低６時間の睡眠時間を確保するためには
23時には寝なければならない。
気を抜いた瞬間昼夜逆転する生活だ。
この生活サイクルを維持するためには細心の注意が必要になる。


先週の火曜日に大学時代のサークルの同期が２人
福岡にくるというので会うことになった。

卒業式以来の再会だ。
元気そうで何より。

ひとりは某大手新聞社を一身上の都合で退社後、大分で家事手伝い。
もうひとりは嵐の追っかけだ。嵐って、ジャニーズのアイドルグループの。

アイドルの追っかけについては特に否定するつもりはない。
なんにせよ、夢中になれることがあるのはいいことじゃないか。
どんな生き方をしたって死ぬことに変わりはないんだから
好きなように生きてればいいと思う。

思うんだけど。

もう22時なんですけど。

これから自転車で40分かけて帰るんですけど。

福岡でツアーの最終日らしい。
やっぱり、そういうのって盛り上がるんでしょうね。

1日に２回行きたくなるぐらい。

もういいじゃん。
昼行ったなら。

22時半ごろやっと合流する彼女。
テンションは高い。

反省の色は無い。

皆あまり飲めるほうではないので
近くのファミレスに。

二人とも俺よりも歳はひとつ上だが、
女の人なので話題はやはり結婚とかその辺の話になってくる。

二人は子供のこととか考えると
男の俺よりもはるかに切実だ。

切実なはずなんだけど。

なに、その出しきった感。
「私の夏は終わった」みたいな。

今から二人で沖縄行くんじゃないの？
沖縄はあれか。ひまつぶしか何かか。

そんな追っかけの彼女も去年出会いがあったらしい。
京都に一人旅に行ったときのことだ。

「一緒にご飯食べませんか？」

突然声をかけられる彼女。
ナンパというやつだ。

ぱっと見は特に嫌な感じも無く。
いや、むしろいい感じの彼。

奇しくも占いで今年中に
運命の出会いあるといわれたばかり。

当然こう答える。

「さっき食べました」

そう、ご飯はもう食べたあとだったのだ。残念。


もう一回食え。


卒業以来だが、あまり変化が無いということだけ確認して家路につく俺。

2時半就寝。

まあ、でもこれはある程度予想の範囲内だ。

次の日は当然早朝には起きられず、
体もだるいためいまいち集中できない。

しかし、火曜日は俺にとって週の頭だ。
ここから何とか立て直しを図らねば。

と、夜にメールをチェックしていると
９月の第二週末に遊びに来る友人からメールが。

「これ知ってる？」
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman.html

えー、なにこれ。すごい面白い。
こんな話、現実にあるんだ。へー。

よし！俺も通学途中に変なおじさんを追い払って！


自転車通学だった。


１時半就寝。

立て直せません。

5232004/09/13 22:40:49たかかず久住
登山は、自然を相手に一歩一歩山頂を目指すというスポーツだ。

必要なのは数時間ただ歩きつづけることだけ。
気がつけば山のふもとからはるか上のほうにいる。
そして、地上では決して見ることのできない絶景。

これは登山のいわば表の部分だ。


今週は以前から約束していた東京の友人が遊びに来た。
去年一緒に富士山を登ったのだが、
そのときの思い出が忘れられなかったらしく、
今年もまた登りたいという話になったのだ。

【そのときの思い出】
http://b1.alt-r.com/zc/view.php3?m=1&n=1737&p=364

絶対忘れてるだろ。


当初、去年いけなかった長野県の北岳に行こうかという話になったが、
さすがに何日も空けることはできない。お金もないし。
というわけで、登山経験が豊富な親父を巻き込んで
久住山に登りに行くことになった。

久住山は百名山のひとつである九重連山の一角だ。
標高1787m。コースによって難易度が選べるため、
九州では人気の山だ。

金曜日に俺無しで福岡を観光し、
土曜日に登って、日曜日に帰るという予定だ。

金曜日の夕方、うちの最寄り駅に到着する彼。
と彼の彼女。

友達の実家に彼女って。

まあいいか、知らない人じゃないし。

二人とも何ヵ月ぶりかの再会だ。

あれ？彼女さんちょっと太った？
前より一回り大きくなったような気がする。

太ったこと自体は別に気にすることではないと思うが、
登山する上では脂肪は邪魔なおもりでしかない。

ただでさえ本格的な登山は初めてなうえ、
背も男に比べれば低いので歩幅も当然狭くなる。

ちょっと大変かもしれないな。
でも天気さえ悪くなければそんなに難しいコースじゃないし。

次の日。

お約束のような最悪の天気。

吹き荒れる突風。そして大粒の雨。

麓の時点でこれだ。
山頂で何が起こっているのかは想像したくない。

登山は自然の影響をもろに受けるスポーツにもかかわらず全天候型だ。
そもそも、麓で快晴でも登る途中で豪雨になることもあるので
あらゆる天気に対応できるような装備で登る必要がある。

というわけで中止にはならない。
なにより、一度やると決めたら台風でも登りかねない親父が先導だ。

山頂に近づくに連れて激しくなる突風と豪雨。
視界はせいぜい20m。

それでも俺や彼は特に問題はない。
去年の富士山に比べれば空気も濃いし、気温も高い。

案の定大きく遅れ出す彼女。

その必死で登っているさまが、
ぬいぐるみが登っているみたいで
うっかり微笑ましくなってしまうが、
本人は洒落になっていない。

視界から消えそうになると立ち止まって現れるのを待つ。

もはや未曾有の困難に立ち向かう
ドキュメンタリーみたいになってしまっている。

一足先に山頂に到着すると、そこには
おじさんやおばさんの一団が。

天気は最悪だったのだが、
天気予報では晴れになっていたためか
登山者はかなりいた。

遅れて彼女到着。山頂の目印の杭にタッチ。感涙。

がんばったよ。あたし。超がんばったよ。

「…いや、でも民主党はさ」

え？政治問題？

「…でもブッシュはさ」

しかもアメリカ？

吹きすさぶ突風の中、
隣には弁当（手作り）を広げ
談笑するおじさんとおばさん。

10年後にはあれぐらいの余裕で
登れるようになってもらいたい。


もう登らないか。

5242004/09/20 21:37:37たかかず連結
最近の公認会計士試験の簿記のトレンドといえば連結会計だ。

連結会計は親会社と子会社の財務情報を統合する
会計処理で、連結した情報の方が重要じゃんという
認識が最近になって広まり、一躍脚光を浴びている。

単純に親会社の情報と子会社の情報を足し算すればいいのなら
問題にならないが、これがめちゃくちゃ複雑なのだ。

親会社が子会社に商品を売っていたとする。
それで、利益が100万円でました。

連結するとこの利益はなかったことになる。
当然だ。子会社も親会社もひとつの会社とみなすんだから
単に商品が別の場所に移動したに過ぎない。

他にも、建物を売ったり、手形を振り出していたり、
親会社が子会社にとか子会社が親会社にとか
そもそも親会社が出資したお金って同じ会社なんだから
出資したことにならないんじゃないの？
とか、いろいろと大変なのだ。

それらを適正に相殺したり足したり引いたりして
何とかくっつけた財務情報を作成する問題が最近おおはやりだ。
実務でも、これができないと仕事にならないのだそうだ。

そして、もうひとつ流行っているのがキャッシュフロー会計だ。
キャッシュフロー。現金の流れ。

元来、公認会計士受験生は「利益」を追うように訓練されている。
最終的には利益を弾き出すべく、1時間ないし2時間電卓を叩きまくるわけだ。

だから、問題を見ると無意識のうちに利益を追い始める。
しかし、現金は利益とは全く違う。利益が出ることと
現金が増えることはまったく別の話なのだ。

例えば、商品が500万円で売れました。
と問題文にあったとする。

利益は500万円分アップ。

現金は？

この時点ではまだわからない。

商品が500万円で売れました。
代金は現金で受け取りました。

現金500万円アップ。

商品が500万円で売れました。
代金は手形で受け取りました。

現金増減なし。

商品が500万円で売れました。
代金は小切手で受け取りました。

現金…500万円アップ。

商品が500万円で売れました。
代金のうち半分を現金で受け取り、
残りは小切手で受け取りました。

現金…250、じゃなくて…500万円アップ。

建物を5000万円で売却し、
代金は来月現金で受け取ることにしました。

現金…5000万円アップ…は来月だから今は増減なし。

というかんじで、裏でどれだけの現金が出たり入ったりしたのかを
イメージしつつ、最初にあった現金から最後に残った現金までを
表にしていくのがキャッシュフロー会計だ。

このように利益と現金は全然違う性質のものであるため、
利益が出ているのに現金で支払ができず、倒産するというケースがある。
黒字倒産というやつで、これが起こらないかどうかを判断するためにも
キャッシュフローの情報が必要となる。
これまた最近導入された財務情報だ。

これだけならまだいい。
いやよくないんだが、もっとすごいのがある。

連結キャッシュフロー会計。

連結会計とキャッシュフロー会計が融合。
さらに難易度は跳ね上がる。

どれぐらい厄介になるのかを説明すると
うまく例えられるかわからないが、
例えば、連結会計を縄跳びだとする。
そして、キャッシュフロー会計は皿回し。

縄跳びは二重跳びをマスター。2回に1回ぐらいは三重跳びも成功するようになった。
皿だって1枚は回せる。そろそろ2枚にチャレンジしようかという勢いだ。

いけるんじゃないか。これは。

「はい、みなさん縄跳びと皿回しはできるようになりましたか？」
「できるようになったみたいなので次のステップに進んでもらいます」

「縄跳びしながら皿を回してください」

いやそれは無理。
手ふさがってるじゃん。縄で。
皿は回せないよ。

「あ、大事なこと言うのを忘れてました」

たのむよ。

「皿は二枚ね」


まあ、こんな感じで口で皿回しの棒を支えつつ縄跳びをする毎日だ。


そんな先月末、今年の公認会計士二次試験の論述式試験が行われた。
ど本命といわれた連結キャッシュフロー会計が出題。

俺は学校のカリキュラムを全て消化するのに
あと一年近くかかるので今回は受けられなかったが、
学校で問題と解答をまとめた冊子が無料で
配られていたのでもらってみた。

第二問
商業を営むP社は（決算日は3月31日）は、同じく商業を営むX社（決算日は3月31日）の
発行済株式の80％を2年前の×4年3月末に取得し、
以来、在外（アメリカ）子会社として保有している……

在外（アメリカ）子会社として保有？

財務情報はドル表示？

連結キャッシュフロー…外貨換算会計？

外貨換算会計とは…


道のりはまだまだ長そうだ。

5252004/09/27 22:50:39たかかず三途の川
先月、家の前にある新聞販売所のおじさんが緊急入院した。
風邪をこじらせたためだ。

ただ風邪をこじらせただけならよかったのだが、
おじさんは結構重い糖尿病だった。

糖尿病の恐いところは、ちょっとした病気が
合併症を引き起こし、即重態になるところだ。

おじさんも、家の近くの病院についた時には
すでに血圧はゼロ。心肺停止状態。

その病院では手におえず、救急車で総合病院に。
ICUで懸命の治療を施すが、この時点ですでに
生存確率はほとんどなかった。

うちの家族とも仲がよかったため、
重苦しい空気が流れる。

そしてついに先週末。


おじさん退院。


はや。退院はや。

ICUでの二週間の治療の後、
奇跡的に生還したおじさんは
驚異的な回復力を見せて予定よりも
かなり早く退院した。

あわてて退院直前にお見舞いに行く俺。
「退院しそうだったんであわててきました」
とか誤解を招きそうな発言をしつつ病室に。

生と死の境界に立つことなんて、
人生においてそう経験できることではない。

８月末に入院したはずなのに８月上旬からの記憶がないことや、
ICUでどんどん他の患者が他界する中、俺だけは生き残った。
と戦地にでも行ってきたかのように自慢するおじさんの
話も面白かったが、一番聞いてみたかったのは、

三途の川はどうでしたか？

という質問だ。

紙とペンを使って喜んで説明するおじさん。
治療中のことはほとんど覚えてないがこれだけは
はっきり覚えているそうだ。

船首の尖った船。
血の海。荒れ狂う水面。

水面は荒れているのに、船は波の影響を全く受けず
静かに浮かんでいるそうだ。そしてその周りに浮かんでいる無数の人の頭。

船の上では落ち武者のような風貌の者が何か錨のようなものを
投げ下ろし、その頭を次から次へと釣り上げる。

おじさんはその尖った船首の真下に逃げ込みその錨から逃れようとする。
たくさんの人がその安全と思われる船首の真下に群がるが、
そこにも錨は容赦なく飛んできてどんどん人を釣り上げていく。

釣り上がる人を助けようと手を伸ばすと、何故かその人たちは
頭から下が赤ん坊のように小さく、つかめないのだそうだ。

自分も時々引っかかって釣り上げられそうになるが、
そのたびに、なんとかその錨をはずす。

いったいどれぐらいの時間そこでそうしていたのか。
気がつくとベッドに寝ていたそうだ。

あれ？何でこんなところにいるんだ？
関西や関東にいるはずの兄弟もいるし。何しに来たんだろう。

というのが、三途の川から生還した時の最初の感想だそうだ。

現世の時間で実に２週間。
おじさんは三途の川で船に乗るまいとがんばっていたわけだ。

それにしてもおじさんの三途の川のイメージは確実に地獄行きっぽい。

問題ありすぎて地獄にも連れて行ってもらえなかったんだね。
と笑う一同。

人によっていろんな三途の川があるらしく、
その正体は人が生死の境にいるときに見る夢ということらしい。
だとすると、その時のイメージはその人の
死に対するイメージということだろうか。

おじさんの死に対するイメージは希望のかけらもない。

ICUで治療に当たった医師や看護婦ですら、
もうだめだろうと思っていた状態から見事に生還し、
その後の必死のリハビリで驚異的な回復を見せたおじさん。

「たかかずくん。人間、必死になればなんでもできるよ。
だから、たかかずくんもがんばってよ」

がんばるから、おじさんも糖尿病治すために
食事は全部ワカメサラダね。

5262004/10/04 19:05:03たかかず別料金
大阪で元同期の結婚式があるので新幹線の切符を買った。

博多駅から新幹線に乗るのだが、
博多駅に行くうちからの最寄り駅は
二つある。博多南駅と南福岡駅。

両方とも徒歩ではいけないので
車で送ってもらうことになる。

先日、この件で母親に車で送ってくれるよう頼んだ。

「博多南駅に送ろうか？新幹線のホームに直接着くし」
「お金かかるじゃん」
「290円ぐらいでしょ」

昔、この290円で痛い目に会ったのを忘れたのだろうか。

どちらも所要時間は同じくらいだが、
博多南駅は新幹線の駅で、南福岡駅は在来線の駅だ。

新幹線は乗車駅と下車駅の周辺の在来線が無料になるが、
博多南駅は在来線ではなく、大阪と反対方面にあるので別料金がかかる。


博多南駅は十数年前にできた駅で、
それまでは新幹線の駅は博多駅までしかなかった。

母親の実家は東京にあるので、
よく新幹線を利用して里帰りをしていた。
当時は飛行機は新幹線よりもはるかに高かった。

博多南駅ができてすぐの頃、
博多南駅から博多駅に行こうという話になった。
理由はホームに直でいけるからだ。

博多南駅の改札で切符を見せると、
駅員さんにこれでは入場できませんといわれる。
母親はそこではじめて、
この駅が区間内無料の対象ではないことに気づいた。

あわてて引き返す。

「290円ぐらいでしょ」

なんて軽口を叩くどころではない。
きっぱりと迷わず引き返した。

俺と二人で580円になったので
なにかの上限を超えてしまったのだろうか。

結局、送ってくれた父親の車に乗りなおし、
直接博多駅に向かうことに。
今から南福岡駅に行くのは遠回りになる。

ものすごい大渋滞。

駅まであと少し。

出発時刻もあと少し。

走ったほうが速いということで、
旅行かばんを持った状態で
全力ダッシュする親子。

改札に到着した時点で
出発の1分前。

いつ出発してもおかしくない。

最後に立ちはだかる上り階段。
すでに５分以上全力ダッシュの後だ。

「もう、あきらめよう」
と弱音を吐く母親を尻目に
最後の階段を全力で上りきり、
出発のブザーと同時ぐらいにホームに。

その時点で階段の半分ぐらいのところにいた
母親も何とかドアが閉まる前に乗ることができた。

あれ以来、博多南駅はお金がかかるという
結構どうでもいい事実は
記憶から決して消えることはない。


思い出させようとこの話をすると、
別に忘れていたわけではなく、当時と今とでは
状況が違うということだった。

当時は父親が始めた不動産投資がまだ拡張期で、
多額の借金を背負っていたのだ。

そういえば昔、うちはとても貧しい家だ
と吹き込まれていた覚えがある。

「あの、お金を無駄にしないっていう
時期があったからこそ、今があるのよ」

得意げに言う母親。

確かに、そういう姿勢は大事なことだと思う。

でも、あの時の580円は無駄というより、
むしろ払ったほうがよかったんじゃないかと思う。

5272004/10/11 22:03:01たかかず経営学
10月に入り、第７の科目「経営学」が始まった。

これで全ての科目が出揃ったわけだが、
この経営学はマスターするのに必要な時間が
他の科目に比べてかなり少ない。

一方で、他の科目はわかるんだけど、
これは苦手。というケースが一番多いのも
経営学だそうだ。

原因は経営学の学問体系にある。

何しろ扱っているテーマが経営だ。
どうすればいい経営ができるかなんて、
環境によっても、時代によっても大きく変わってくる。

そのため、学者の数だけいろんな立場があり、
それぞれが矛盾したことを言っていることもしばしばで、
他の科目のようにこう聞かれたらこれが答え。みたいな
定型的な反応がしにくい。

例えば、人間ひとつとってみても、
ある学者は人間を、「あらゆる選択肢から最善の選択ができる。」
と仮定しているのに、別の学者は
「思いついた選択肢の中から一番よさそうなやつを選択する」
と仮定していたりする。

後者のほうがリアルな人間だが、学問的にまとめるためには、
前者のようにある程度現実から離れないと単純化できない。

それがいっぺんに同じ「組織論」として論じられていたりするので
学ぶほうは大混乱だ。この文中の組織って、誰が言ってる組織？
と、経営学に限っては誰が言ったかがとても重要になる。

このつぎはぎだらけのように見える経営学の特徴を
一通り説明した後、講師は

「経営学はまずは理解することから始めてください、
量が少ないので最初のうちはあまり勉強しなくて大丈夫です」

と理解を強調。とはいえ、定義の暗記などは
どうしても必要になってくる。

試験の直前までは理解に徹して直前に一気に覚えろ
ということだろうか。

しばらく聞いていると、

「経営学をぎりぎりまで全然勉強しないで
直前になって慌てる人がいますが、３月ぐらいまでに
形にしておかないと失敗します。」

といつのまにか「最初は勉強しなくて大丈夫」が
「早めに手を打たないと手遅れになる」に。


講師のいうこともちぐはぐだ。

5282004/10/17 21:51:45たかかず前日
金曜日から土曜日にかけて大阪での結婚式に行ってきた。

新郎新婦ともよく知っているので、行かないわけにはいかなかったのだが、
結論から言うと行って良かった。いろんな意味で。

前日に新幹線で大阪に。新郎は中企業の社長の息子で後継ぎだ。
中企業というのが、どの程度の規模なのかいまいちよくわかっていなかったが
とりあえず、ホテルは向こう持ちで取ってくれた。大変ありがたい。

実際に結婚式が行われるホテルはヒルトン大阪という
やたらでかいホテルだが、俺のためにわざわざ用意してくれたのは
ホテルモントレというヒルトンから歩いて5分ぐらいのところのホテルだ。

こんなホテル
http://www.hotelmonterey.co.jp/osaka/

確実にビジネスホテルじゃない。

学生時代からなんら変わってないよれよれの格好で場違いな俺。
フロントに行き、俺の名前を告げると黒服のおじさんが、

「たかかずさまでいらっしゃいますね。（こんなよれよれの人と思わなかったので）
広めの部屋をご用意させていただきました。」
※（）の中は想像

まさか、社長のご子息のご友人がこんな、お前いつまで学生気分なんだよ（実際学生だけど）
とつっこまれても仕方がない男だったとはよもや思うまい。

ルームキーをもらって部屋へ。

確かにちょっと広めの部屋だ。

ベッドが二つある。

何故かツインの部屋をあてがわれていささか困惑する俺。

まあ、だからといって困るわけでもないので、
こっちに来る前に約束していた、大学の友人（京都在住）との待ち合わせ場所へ。

わざわざ大阪駅まで来てもらったが、彼はフリーターで、
公務員みたいなバイトをしているので、幸い次の日は休みだ。

３年ぶりぐらいの再会。

俺よりひとつ年上の彼は、３０を間近に控え、
やっと最近フリーターではまずいと思い始めたらしい。

今年に入ってから何度か相談も受けて、
とりあえず資格試験を目指すというのは（経験上）かなり危険な賭けだとか、
悩んでばかりじゃ始まらないからとりあえず動いたほうがいいんじゃないかとか
いろいろ話をしていたのだがこれを機会に面と向かって話をすることに。

結論はでない。

家庭教師と生徒の関係と一緒だ。
本人が本気で解決を望み、それに向かって
心の底から結論を導き出したいと思わない限りは
どのみち前に進むことはできない。

俺にできることは、ただ自分の人生の今に至るまでの経緯とか、
自分だったらこうするとか、あくまで助言の域をでない。

結論がでないのは現状を変えたいという欲求が
臨界点に達していないんだろうと思う。

そんなこんなで、彼の終電間際になり、
最後に泊まるホテル見てみたいという話に。
一緒にホテルモントレへ。

で、そこでもしばらく話をしていたら、
結局、もう泊まれよ。ということになった。

ベッド二つあるし。

ここまで読んでツインにしたなんてさすが社長の息子。
と、その前に居酒屋で話をしていた時にその新郎から電話があった。

「大阪着いた？」
「うん。今友達と飲んでる。」
「ならいいや。明日はよろしく。」
「ところで、なんか部屋がツインだったんだけど」
「え？なんで？」

お前も知らなかったのか。

とりあえず、ツインルームのスペックをフルに生かすべく、
友人を半ば無理やり泊め、大学時代のサークルの話を深夜まで長々とすることに。

克明にあの頃を思い出す二人。

次から次へとすっかり忘れていた事実を掘り起こしては爆笑したり、再考したりしていた。

思い出すと、サークルの、特に俺がいた代は、本当にまとまりがなかった。
俺も含めてみんなマイペースで自分勝手にやりたいことをやっていた。

雑誌を作るサークルだったので、
チームワークがかなり重要だったのだが、
それがちょっと足りない代だった。

いろんな話をしているうちに、
彼が俺についてのあるエピソードを語ってくれた。


人間関係が悪化してやめていく人が多くなるのは世代交代時期だ。
３年生が引退して２年生が編集長やら幹事長やらになる時期。

うちの代はその時もかなりもめて、
交渉力に長けているが、方向性が明確に見えないAくんと
飛びぬけた才能があるが口が悪くて人気がないBくんと
どっちが編集長になるかでかなり割れた。

その時の幹事長候補は、１人しかいなかったので
その幹事長候補が選挙を仕切っていたのだが、
またよくないことに彼はかなり、Bくん寄りの人だった。

Bくんは１年生にとりわけ人気がなく、
Aくんは１年生にとても人気があった。

選挙は今までの伝統にのっとれば２年生だけで行われる。
そして、何週間かかけて選挙活動らしきものが行われた。

結果は、Bくんを好きな人はあまりいなかったが、Aくんは頼りない。
というのが２年生の大体の意見で、順当に行けばBくんに決まりそうな感じだった。

そして、いざ投票に入ろうというときに突然１年生たちが
選挙に参加させてほしいと言い出した。

確かに、雑誌は１年生と２年生で協力して作る。
１年生の意思も反映させるべきだというのはもっともの主張のような気がする。

しかし、仕切っている幹事長候補はBくん寄りのため、
半ば強引に２年生だけで決めるように話を進めようとした。
当然、１年生は猛反発。

「で、お前が、あの時１年生をなだめたんだよな。」

・・・全然覚えてない。

彼がいうには、この時、俺は、

「確かに１年生が参加するほうが本来正しい。
でも、それをするなら一番初めのときにそうすると決めておくべきだった。
この段階で１年生が意思決定に参加するのはフェアじゃない。」

というようなことを言ったらしいのだ。

収拾がつかなくなりそうだった場が
この言葉でとりあえずは落ち着いたそうだ。

この時の話をよくよく思い返してみると、
気に入った結果なら静観する。
気に入らなかったら参加させろというのは、
２年生の総意に反して、どちらに転んでも１年生が
気に入った結果になるように操作することになりかねない。
ということを俺は言いたかったらしい。

うまく説明できていなかったようだが。

そして、この話を思い出したとき、
サークル活動に熱心になっていた頃、
自分がいつもこういうことを考えていたというのを思い出した。

どうすれば、みんながより妥当と思う方向に落ち着けるか。
どうすれば、みんなで楽しくやれるか。
そうするために自分に何ができるか。

自分をひとつのツールと考えて、
それを使って、どこまで集団を最適化できるか。

義務感とかではなく、自分が居心地のいい場所にするために
みんなで楽しくやれる、できるだけベストに近い方法をいつも探していた気がする。

それは、この代がいつもまとまりがなく、問題をたくさん抱えていたからで、
そうでなければ、こんな機会に恵まれたりしなかったと思う。

こうして自分の原点を友人が思い出させてくれたということだけでも
今回大阪に来てよかったなと思う土曜日だった。

土曜日の深夜３時半だった。

午前中のチャペルでの式から参加します。

5292004/10/18 22:02:53たかかず当日
眠い目をこすりながらヒルトン大阪へ。

招待状には、「7階チャペルにお越しください」と書いてあったので、
素直に7階チャペルへ。まだ（知ってる人は）誰もいない。

で、荷物は？

この（無駄に勉強道具とかいっぱい入れてきちゃった）小汚いバッグは？
これ持って参列する羞恥プレイか何か？

と右往左往していると、着物を着たおばちゃんが「いらっしゃいませ」と
声をかけてくれたので、荷物をどうすればいいのか聞いてみる。

「荷物は5階です」

いや、7階チャペルにって…

5階で荷物を預けて、戻ってぼんやりしてると
1年ぶりぐらいの同期が来た。よかった。

結婚式の形態は人前結婚式というやつで、
要はキリスト教とか仏教とかそういう宗教に縛られない形式だった。
二人が参加者に向かって誓いを立てて、参加した人全員がその証人になる。

その辺は特に問題なく、ごく普通に結婚式らしい結婚式だった。
社長の後継ぎっていっても普通なんだ。ホテルでかいけど。
というのが率直な感想だ。

その後、披露宴になり、受付で御祝儀を渡して、
それと引き換えに座席表と御車料をもらった。
御車料もらえるのか。１万円ぐらいかな。

宿泊料とかも入れると祝儀がだいぶ返ってきちゃってる気がして
ちょっと申し訳ない。

その場であけるのは失礼だろうから中は見ずに
座席表に目を通した。

なにこれ。

何で前いた会社の社長までいるの。
っていうか代表取締役何人いるの。

座席の半分ぐらい代表取締役とか
弁護士とかで埋まってる。

ものすごく物々しいメンバーの端っこに
ちょこんとある会社同期の卓。

いや、別にちょこんとあるわけじゃないが、
そこだけ若干空気が軽い気がする。

披露宴が始まり、大学時代に配膳人のバイトしていた
ホテルとは明らかに格が違う照明とか音響に感心しつつ
最初のスピーチを聞くことに。

最初のスピーチは前の会社の社長。

今は違う会社の代表執行役（※）になっているが、
実は、新郎の親父さんの友人なのだそうだ。

※アメリカ型の経営形態での代表。最近の法改正で設置可能になった役職。

「お父さんから、息子を預かってもらえないかと相談を受けまして…」

新郎、コネ入社説急浮上。

「…とりあえず、採用試験に受かってもらわないと何ともしようがないよ
と言って、お父さんも了解しましたので、彼はちゃんと100倍程度の倍率を
くぐり抜けて入社してきたわけです。」

コネ入社説急潜行。

で、なんかいろいろ話をしたあとに、
二人で3つの球根を育てなさいという話に

「一つ目の球根は3人以上の子供を作ること」

球根は何にもかかってないんだ。
3つの袋の話とちがうね。

あとの球根は忘れました。

「…最後に、今二人は向かい合っている状態です。
向かい合っている距離を1ｍとしましょう。
でも、一度二人が背を向け合えば、お互いの向かい合っている距離は
地球を一周40000ｋｍとすれば、39999.999ｋｍの距離になってしまいます。
そうなってしまえばお互いの姿は全く見えない。声も聞こえない。

お互い向かい合っていることを常に忘れずにきちんと向き合って
幸せな家庭をつくってください」

声は聞こえるよ。
というつっこみは無しにして、
次は仕入先の代表取締役がスピーチ。

「星の王子様という本があります。
そこにはこう書いてあります。

愛するというのはお互いのことを見つめあうことではない。
お互いが同じ方向を見つめることだ。

二人も、お互いを見つめあうのではなく、
いつも同じ方向を見つめて幸せな家庭をつくってください」

向かい合って同じ方向を見つめなければならなくなった。

その間にも料理が運ばれてきていたのだが、
全部和食。前菜から刺身とか一通りでて最後に赤飯。

意外と少ないな。

ところで、この周りにある無数のフォークとナイフとスプーンは？

「あ、これで前菜終わりだよ」

とメニューを見ながら隣の同期。

…。

え？これ前菜？

…ほんとだ。

わー、一回の食事でご飯とパン食べるの初めて。

他にもシャーベットがドンペリでできてたり
フォアグラとかトリュフとか定番の高級食材が目白押しだ。

とりあえず、もうこんなの食べる機会はないだろうから
なんだかよくわからないまま全部食べてみた。

スピーチとか歌とか披露する同期は
俺みたいにのんきに食べているわけにも行かず、
皿が溢れ返っていた。皿多すぎ。

時々配膳人が「あたたかいうちにお召し上がりください」と
ペースアップを促しに来るが、もうそういうレベルではない。

しばらく歓談していると、新婦のお母さんが挨拶に来た。

俺自身は新郎側の列席者として呼ばれているが、
むしろ新婦のほうが一緒に仕事をした期間は長い。

お母さん、新婦にそっくり。顔っていうか全体的に。

「ほんとにねえ、あたしに似て不細工な娘で」

そんな身を削って笑いを取ろうとするところまでそっくり。

他にも、まさかこんなところで前の会社の社長に
激励の言葉を受けるとは思わなかった話とか、
新婦がいのししに例えられて、こんなときでも
身を削って笑い取るのかと思った話とか、
いっぱいあるのだが、すでにものすごく長文なので割愛。

久しぶりに同期にあって、短い時間だったけど
話ができたのはよかった。披露宴が終わったら
出発時刻まで30分しかなくてすぐに帰ったけど
友達っていうのは大事なんだな。というのを
すごく感じた旅行だった。

でも収入ないのにだいぶお金使ったな。

そういえば御車料をもらったんだった。
と思って新幹線の車内で封筒を空ける俺。

あげたはずの御祝儀が全額返ってきてました。

5302004/10/25 22:36:22たかかず連続
まさか新郎新婦の紹介ビデオに全裸の男が出てきたり、
結婚式の最中に競馬を見ることになるとは。

２週連続の結婚式。

どうしてこう、働いてない時に限って
結婚式に呼ばれるのか。

と思っていたが、ちょうどそんな年頃に
働いてない自分が悪い。

結婚式にもいろいろある。

今回の結婚式は高校時代の水球部の主将の式で、
彼は現在、広告代理店の九州支社に勤めている。

新婦は高校時代の同級生で、
九州の電力会社で働くエリートだ。

福岡というか九州ではどちらもトップクラスの企業で
おまけに絵に描いたような美男美女のカップルなのだが、
なぜか全裸のビデオ。

かろうじて前にガムテープが張ってあるが
そういう問題なのかと問いたい。

あと、競馬。何故か馬券が配られ、
競馬のレースが放映される。

３連単というのがあって、１着２着３着をぴったり当てると
配当がもらえるやつらしいが、そのパターンは全部で990通り。

新郎が、ちょうど結婚式の最中に行われるレースの990通りの馬券を
買ってみんなに均等に配ったのだ。

必ず１人当たりが出る。

ちなみに当たった人の配当は約７万３千円。
新郎にあげていた。

完全に新郎の会社のノリだった。

散々飲まされていた新郎も、相当酔っ払っていたようだが、
最後の挨拶はきちんとしていた。

「僕たちは、みなさんの助けがあって今があるんだと
本当に感じました。今日は本当にありがとうございました！」

俺らは、とても楽しかった。

新婦側の列席者（主に堅いイメージの電力会社関係者）が
引き潮のように帰っていったのはきっと気のせいだと思う。
そういうことにしておきたい。


一応、２次会にも顔を出して見た。
また同じビデオとか、新郎の弟（大学生）のバンドの演奏とかで、
基本的なノリは披露宴の時と変わらない。

そして、披露宴で散々飲まされた新郎は
２次会でも散々飲まされ、へべれけになって
また最後の挨拶。

「披露宴の時には言えなかったんですけどぉ〜、
本音をいうとぉ〜……」

「みんなの助けがあって僕らがあるっていうかぁ…」

言ってたよ。

5312004/11/01 21:34:13たかかず後半
新潟県中越地震にクリックするだけで募金できるサイト。
http://bokinpark.com/

自分がお金を払うわけではないらしい。
試しにクリックしてみた。

いいことした……のだろうか。


公認会計士の受験期間は大きく２つに分かれる。
入門期と答練期とか、基礎期と応用期などといわれる。

１０月半ばから、その後半期に入った。

要はアウトプットに主眼を置いた期間に入ったというわけで、
週３回簿記か原価計算の１時間テストがある。

早朝8時から。

日曜日には簿記か原価計算の２時間テスト。
こっちは朝10時から。

テストは基本的に数回繰り返して解いているが、
しばらく時間をおくと、ものすごい勢いで忘れている。
こんなんで大丈夫なんだろうか。

今は計算科目（簿記・原価計算・経済学）をメインでということだが、
年明けには理論科目（商法・財務諸表論・監査論・経営学）も本格的に
始めなければならない。2ヶ月なんてあっという間だ。

理論科目の中でも一番厄介なのが商法だ。
法律は苦手だ。まかり間違って司法試験なんかに
挑戦しなくて良かったと心底思う。

商法の問題は、とても答えにくい。

例えば、

代表取締役は、その強大な権限ゆえに
取締役会に常に監視されている。

会社に重大な影響を与えるような意思決定を行う際には
必ず取締役会の承認を受けなければならない。

ところが、ある会社の代表取締役は取締役会の承認を得ずに
数十億円の土地を売ってしまった。これは会社に重大な影響がある。

代表取締役の行為は有効か無効か。

といった問題が出る。

一見すると無効だ。
ダメなことやってるんだから。

ところが、これ、土地を買った人がいるのだ。
土地を買った人は承認云々のことは知らないかもしれない。

そんな何の罪もない第三者も、「承認無いからなしね」で
あっさり引き下がらなければならないのだろうか。

受験生はこれに対して、無効説と有効説のどちらかの立場をとり、
その反対説を潰すような論理展開を求められる。

つまり、有効か無効かと聞かれているが、どちらも正解なのだ。

これが厄介だ。
どちらでもいいと、逆にどっちの立場がより説得力があるかを
考える分時間がかかってしまう。

しかし、この商法、現実社会で適用されているので、
知っていると経済ニュースが面白くなる。

例えば、白熱しているUFJの統合問題。

最近、三井住友FGがUFJの株を300株取得した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041007-00000059-kyodo-bus_all

300株と聞いて何の反応も無い会計士受験生は
始めたばっかりの人か、商法を捨てている人だ。

300株といえば、商法第232条ノ2「株主提案権」だ。

その第１項にはこうある。

【商法第232条ノ2第1項】
六ヶ月前より引き続き（中略）三百個以上の議決権を有する
株主は取締役に対し（中略）一定の事項を総会の会議の目的と
なすべきことを請求することを得。（後略）

株主総会の議題は通常、取締役会によって決められる。
ところが、一定数以上の株式を持っている株主は議題の追加を要請できるのだ。

三井住友FGは、この株主提案権により、
統合自体の解消や、取締役の解任といった議題の追加が可能になる。
あとは、他の株主を説得して決議に持っていけばいい。

ところが、この法律をよく見ると、はじめに「六ヶ月前より」とある。
定時株主総会であれば、来年の6月ぐらいであるはずだから何の問題もない。

ところが、商法第235条。

【商法第235条】
臨時総会は必要ある場合に随時これを召集す。

UFJは、六ヶ月以内に臨時株主総会を開くことで
三井住友FGの作戦を封じることができる。

こんな感じで、経済というのは法律というルールの中でやる
ゲームみたいなものだというのがよくわかる。
みんな真剣だからリアルで面白い。

でも受験勉強にはほとんど役に立たない。

5322004/11/09 12:08:00たかかず予約
最近講義の予約がとりづらい。

講義を受講するためにつかえるPCは15台しかない。

そこに、2005年初受験の入門生、
今年だめだった上級生、2006年合格目標の受験生
（最短2年〜1.5年かかるため）がひしめいているのだ。

そしてどう考えても、見積もりが甘かった
2005年合格目標の受験生が、最近になって
駆け込み的に予約している。

いつも月曜日だけ空けて、
それ以外の日に１講義づつ受けていたのだが、
２週間先もいっぱいの状態で、不本意ながら
休みの日が月曜に固定できない。

月曜日だからといって講義をとらないと
スケジュールから遅れてしまうので、
空いてればとにかく予約する。

そんなわけで、今日も講義が取れず家で勉強。

それでも早朝の1時間テストはあるという最悪のパターン。
テストを受けるためだけに、往復1時間半。


もう講義はほとんど終わりかけていて、
予約は全て完了した。基礎講義は12月7日で終了する予定だ。

この試験の射程範囲が大体わかった辺りで思うのは、
難解な学問を修めなければ合格できないわけじゃない、
ということだ。

例えるならマラソンだ。

走ること自体は誰にでもできる。
全然難しくない。

でも、42.195km、ある一定のペース以上で走るとなると、
なかなかできない。

別に世界記録を更新しろという話じゃない。
上位1割ぐらいに入ればいいのだ。

それでも完走すらできない人も大勢いる。

講師の言っていることが全く理解できないわけでも、
全貌が見えないわけでもない。

でも合格できるレベルまで情報を知識に昇華させるのは
気が遠くなるほどの時間を投下しなければいけない。

そういうことが一番難しいのかもしれない。

5332004/11/15 21:14:58たかかず再構築
受験の経験は大学受験以来だが、
これぐらいの時期になると極端にモチベーションが下がる。

何もしたくない日が何日か続く。

大学受験の時は、かなり悩んだが、
２回目ともなると、そういうものなのかもしれない。
という気になってくる。

こういうときは、ほとんど何もしないで
精神的に追い込まれるまでほったらかしにする。

講義があるので１分も勉強しないということも無いが、
それ以外に勉強をほとんどしない。

当然、計画は完全に狂う。何をすればいいのか
わからなくなってくるのでさらにやる気がなくなっていく。

いままで、計画通りに進んでいたが、
ここに来て計画そのものの見直しを迫られている。

ここからが本番ということだ。
年単位の計画が最後まで予定通りに進むはずがない。
むしろ、当初の計画がこの時期までよくもったと思う。

というわけで、開き直って今日は漫画を読んでみた。

引越しの時に大半の漫画は処分してしまったが、
何故か家にあった風の谷のナウシカ。全７巻。

出不精な上に、家には他に娯楽が無いので、
２回繰り返して読んでみた。

面白い。今読んでも全然古い感じがしない。

でも、ナウシカって同性の友達いなさそう。
高校のクラスとかにこういう人いたら、

「ナウシカちゃんって天然っていうかありえなくね？」

とか言われてそう。

何回も読むと、余計なところに目がいってよくない。

5342004/11/22 18:52:05たかかず喫煙
サッカー占いをやってみた。

・サッカー占い
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/tsnossan/

あなたの所属リーグは Ｊリーグ（Ｊ１）クラス です。
あなたに適正なポシションは サポーター です。

あんまり聞かないポジションだね。


福岡に帰ってきてもうすぐ１年になろうとしている。

昔大学受験の浪人をしてた頃もそうだったので、
今更悩むことでもないが友達ができない。

あたりさわりの無い会話ができないからだろうか。

あたりさわりの無い会話ってなんだろう。
今日はいい天気ですね。とかか。

個別ビデオブースの隣の人のヘッドホンをおもむろにはずして、
今日はいい天気ですね。

ヘッドホンを戻す。

ものすごくあたりさわりがある。全体的に。


先日、学校ではほとんど唯一の知り合いである元会社の同期と
久しぶりにすれ違った。

そこで、最近モチベーションが低下してきている話などをしているうちに
ふと気がついた。これだ。

勉強大変だよね。

ものすごくあたりさわりがない。
受験生にとって、勉強が大変という話題は挨拶みたいなものだ。
俺もつらいけど、お前もつらいのか。と共感が生まれて仲良くなれること間違いなし。

よし、さっそく隣の人のヘッドホンをはずして。

ここだ。問題は。
みんな個別ビデオで講義を受けている。
テストは集まってやるが、テスト中には話しかけられない。

元同期にもそんな話をしていると、
彼の友達の輪はほとんど喫煙室からだったそうだ。

東京で受験生をやっている大学の同期も同じことを言っていた。

喫煙室。全く縁が無い。

28にもなってタバコを吸い始めた理由が
「友達がほしかったから」なんて
ますます友達ができなそう。

「タバコ吸わなくても、喫煙室にくればいいんだよ。
紙丸めて吸ってればいいじゃん。」

と元会社の同期。

それは話し掛けやすい状況を作る方法じゃなくて
話し掛けてはいけない人になる方法だ。

というわけで、結局友達はできそうに無い。
いうほど困っているわけでもないんだけど。

5352004/11/28 21:28:26たかかず三回忌
この間、祖父の三回忌があった。

うちの祖父は、たぶん空気が読めない人だった。
年を取れば判断力もなくなってくるし、耳とか遠くなって
多少はコミュニケーションが取れなくなるものだ。だからたぶん。

祖父がくれるものは、俺にとって本当にどうでもいいものばかりで、
サイケデリックな柄のシャツとか、２年前に賞味期限が過ぎてるお菓子とか
全く同じ二宮金次郎の伝記３冊（くれたの忘れて何回もくれる）とか、
もらって全然喜んでないことが全く伝わらない人だった。

くれるものには何かしら書いてあって、
買った日にちだったり、自分の名前だったり、
俺の名前だったりする。

色を塗るのも好きだった。
自転車とかリアカーとか空気入れとか、とにかくペンキを塗ることが
可能なものは容赦なく祖父の餌食になった。何のためにそんな事を
していたのか亡くなった今では全くわからない。

仮に存命中に聞いてみたところで全くわからなかったと思う。
わかるのは、俺がセンスが無いのは絶対に遺伝だということぐらい。


最近、通学中によく警官に止められる。
防犯登録を確認したいとのこと。快く応じる俺。

大抵、私服を着ていて一般の人と全然見分けがつかない。
突然声をかけられ、警察手帳を提示される。

まず聞かれるのは「いつ買ったんですか？」という質問。
これには答えられない。

なぜなら、これは祖父の自転車だからだ。

事情を説明し祖父の名前で登録されていることが確認できると
申し訳なさそうに去っていく警官。大体同い年ぐらいの兄ちゃんだ。

福岡は自転車のマナーワースト１なので、きっとマナー向上のために
一生懸命がんばってるんだろうと思っていた。

そして先日、路上で取調べ中の警官の脇を通り過ぎようとした時のことだ。

「ちょっと！止まって！」

突然呼び止められる俺。

「その自転車いつ買ったの？」

例の質問だ。

明らかに、この自転車だったから呼び止められた。
取調べを中断してまで。

例によって祖父の持ち物だったので詳しいことは
わからないことを説明すると、

「じゃ、ご両親ならわかるかな？」

と徹底抗戦の構え。
なんなんだ。そんなにこの自転車が怪しいのか。

過去に何度も調べてもらって、きちんと祖父の名前で登録されていることを
説明すると、さすがに嘘を言っているようには見えなかったのか

「じゃあ、何で色塗ってるの？」

質問が具体的になった。

じゃあ、何で色塗ってるの？

俺も知りたい。

よくよく話を聞いてみると、防犯登録を消すために
盗んだ自転車に色を塗る人が結構いるのだそうだ。

祖父の自転車は普通防犯登録のシールを貼るところとは
違うところに貼ってあるため警官も見落とすらしい。

よく止められるのはマナー向上のためじゃなかった。

祖父は色を塗るのが好きだったんです、というと
最後はその警官も笑いながら

「このままだと、これからも何度も止められますよ」

と言って確認無しで帰してくれた。

そんなリスクを犯してまで、色を塗る意味はあったのか。
俺が祖父ぐらいの年になればわかるのだろうか。

5362004/12/06 22:00:03たかかず試行錯誤
・ミセスペプチド　死闘編（ちょっとうるさい）
http://www.powerade.jp/talk2.html

パワーエイドっていう飲み物は知らない。


もう福岡に帰ってきてから一年が経った。
早い。ボーっとしてるといつのまにか５年ぐらい過ぎそうだ。

PCで受講する講義もあと１回になった。
カリキュラムだけは順調にこなされていく。

補助輪つき自転車の補助輪がはずされるような時期に入る。

問題はこれからだ。

新たに勉強スタイルを確立できないものかと
いろいろ試しているが、いい方法がない。

そんなこと考えてないで、単純に勉強時間をたくさんとれば
いいのにと思うが、気力に限界がある。

っていうかみんなこう思っている。
「あー、一日の空いてる時間を全て勉強に費やすことができればなぁ」
できないからみんなこう思うのだ。

モチベーションがつづかない原因を分析すると、
根本的な原因は「今やらなければならないことがはっきりしない」
からだ。現れる症状は多数ある。でも、その症状のほとんどが
この問題を解決することで解消する。

今日この日にやらなければならないことは？

全部やると一生かかっても終わらない範囲だ。
どれが最優先か全くわからない。とりあえず計算が最優先だ。
でもどの計算だろう。計算だけでもかなりの範囲だ。

理論は後回しにしてもいいのか？どの程度？
最低限やっておかなければならないことは？

合格するために最低限必要な情報を絞り込み、
今やらなければならないことを選別しなければならない。

勉強計画は以下の条件を守る
・時間ではなく量を評価基準にする
・スケジュールは日程ではなく期間で定める

短期合格者の体験記から見る一般的な傾向としては
・「テキストだけ」のように対象を絞り込む
・情報を一箇所（主にテキスト）に集約する
・同じ範囲を何度も繰り返す

そして、
・一日の時間をぎりぎりまで使いたくなるような
・次にやることがいつでも明らかな
・ボーっとする時間がなくなるような
・思わず机に向かいたくなるような
・他人の何倍も効率よく頭に入る

勉強法を開発する必要がある。
いや無いけど。

パワーエイド飲んでみようかな。

5372004/12/13 22:42:22たかかずNDS
・ニン○ンドーＤＳっぽいの
http://supermarket.web.infoseek.co.jp/bb/ds.html

先週の書き込みがいつものテンションと違ったせいか
友人二人から暖かい励ましのお便りがあった。

ありがとう。さすがわが友。

真っ先にメールをくれた友人１

----以下引用（無断で）

えざきくん（だったっけ？）はぷりんてぃん様を知ってるかな？
しらないとしたら、すべての原因はぷりんてぃん様をしらないことにあるよ。
ぷりんてぃん様はいつも全力の愛を注いでくれます。
ぷりんてぃん様にぜひお願いしてみれば？

http://www.takamagahara.com/printin/

----

知ってるよ！ボタンがあることまで知ってるよ！
http://sakage.s54.xrea.com/printin.html

お前なんか鼻血が出るまでドラクエやってろ！
PSPとNDSが激突してる時代にPS2買って喜んでろ！
ニン○ンドーDSっぽいのやって喜んでる人の身にもなってみろ！

友人２

----以下引用（同上）

こうなったら、"ナミダ　ノ　イロ　ハ　キット"みたいな
展開で攻めてみてはいかがだろう。

----

そして教えてくれたHPは何故か借力

・借力
http://www.chakuriki.net/

これも知ってるよ！
バカ日本地図（バカが思い浮かべる日本地図を作ってみるという企画）見てたよ！
軽井沢浮いてたよ！寒くなると南下したりして
「あー、バカはバカなりにちゃんと考えてるんだ」って思ったよ！


今回も前回とはまた違ったテンションで。
！つけてみただけだけど。

面白いサイトを紹介してもらったが意外と知ってる。

多分、ネットでの流行りを紹介するサイトを1,2箇所見ているからだ。
流行を紹介しているのかそこで紹介されるから流行るのか。
決して朝から晩までインターネットをしているわけではない。

ほんの1,2箇所で結構流行が掴めるのだから、
世の中の情報ソースなんて意外と少ないのかもしれない。

こいつはいろんなこと知ってるなぁ。と感心する奴の
情報ソースも実はどこかのまとめサイトだとか、なんかの本1，2冊
だったりするのかもしれない。


それはさておき、前回の続きだ。
「夢みたいないい勉強法ないかなぁ」と鼻をほじっているのは
性に合わないのでさらに考えを進めてみよう。

ブレーンストーミングというやつだ。

独りで。

普通は、会議体でアイデアを出しあうブレーンストーミングを、

独りで。

独りにはもう慣れた。



モチベーションが低下する根本的な原因は
「今やらなければならないことがはっきりしない」。

これは直感でそう思ったとかではなく、
分析ツールを利用して分析した結果だ。

モチベーションが低下する以外の
さまざまな問題を列挙して、
この根本原因までさかのぼることも可能だ。

分析ツールは複数の因果関係が絡み合うフローチャート状に
なっているので文章で説明するとものすごく大変だ。
あまり意味も無いのでここでは説明しない。

勉強法を考えるに当たって、この根本原因ははずしてはいけない。
つまり、今何をやらなければいけないかはっきりしない勉強法は、
どんなに理にかなって完璧に見えても全然使えないということだ。

逆に、この条件さえ満たせば他の条件はある程度度外視しても
うまくいく可能性が高い。

この大前提に立った上で、アイデアを出してみる。

【アイデア1】
各科目ごとに全体を均等に分割する（例えば28分割）
毎日、各科目を分割した１コマづつ潰していく。

28分割であればちょうど4週間（28日）で全体を一周する。
２周目は一日1.5コマづつ、３周目は一日２コマづつと
回すスピードをあげていき、最終的には１週間で１周できるぐらいまで
スピードをあげる。以下、エンドレスで試験前まで回し続ける。

・今（今日）やらなければならないことは？
各科目、分割した１コマ。

【アイデア2】
テストをペースメーカーにする。
テストは基本的に範囲指定されており４回のテストで
全体を網羅する、というような形式が普通のため
それを利用する。

・今やらなければならないことは？
直近のテストの範囲の勉強。

アイデアはこれぐらい。独りだから。ありきたりな２個が限界。
時間もあまり無いし。

次は、この２つのアイデアの長所と短所の洗い出し。

長所と短所と言うのは、前回のいい勉強法の特徴のうち、
どこを実現できて、どこを阻害するかについて。

【前回のいい勉強法の特徴】
勉強計画は以下の条件を守る
・時間ではなく量を評価基準にする
・スケジュールは日程ではなく期間で定める

短期合格者の体験記から見る一般的な傾向としては
・「テキストだけ」のように対象を絞り込む
・情報を一箇所（主にテキスト）に集約する
・同じ範囲を何度も繰り返す

そして、
・一日の時間をぎりぎりまで使いたくなるような
・次にやることがいつでも明らかな
・ボーっとする時間がなくなるような
・思わず机に向かいたくなるような
・他人の何倍も効率よく頭に入る

続きの整理はまた来週。

現実にはある程度固まっているので見切り発車の状態。

5382004/12/20 23:04:31たかかず成績
・出来ませんってっ！（pya!より）
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=9601

いい表情。

大原から個人別成績表が初めて送られてきた。

簿記と原価計算のすでに受けたテスト５回分の成績。

簿記：E、C、D
原計：E、E

ちなみに、Eは平均点割れ。Dは平均点以上-上位30%以下。
Cは上位30%以上-上位10%以下。

７科目全てがCだと合格レベルだそうだ。

全く対策を立てずに受けていたとはいえ、
現状はかなり厳しい。

上級生（受験経験が２回以上の人）と
同じ土俵に立つと、あっさり平均点割れ。

その中で、Cをとった簿記２回目のテスト。

よくよくその内訳を見てみると、
第１問　特殊商品売買　得点60　平均点63.9
第２問　帳簿組織　　　得点65　平均点34.2

第２問でものすごい稼いでいる。
第１問は相変わらず平均点割れ。

第２問。帳簿組織。受験生の半数は捨ててしまっている論点。
見た瞬間解くのをあきらめた人が多数いるのが平均点からわかる。

あほみたいに満遍なく勉強している俺。
合格する人はこういうところもそつなく
取ってくるので悪いことじゃないけど。

よってこのCはあまりあてにならない。


というわけで前回の続き。

前回新しい勉強スタイルのアイデアを２つ考えた。

１．試験範囲を均等に分割して１コマづつ潰す方法
２．テストをペースメーカーにする方法

１．試験範囲を均等に分割して１コマづつ潰す方法
【長所】
・機械的にできる。
・やった分がわかりやすい。

【欠点】
・新しく範囲が広がったらどうすればいいかわからない。
・テストと関係ない範囲をやるので点数に反映されずやる気が出ない。

２．テストをペースメーカーにする方法
【長所】
・やっている所がテストの点に繋がりやすいのでやる気になる。
・テストの期日は決まっているため締め切り直前に集中力があがる。

【欠点】
・今から冬休みでテストがしばらく無い。
・直前期もテストが無い。

この２つの方法と前回のいい勉強法の特徴とを照らし合わせる。

【前回のいい勉強法の特徴】

勉強計画は以下の条件を守る

・時間ではなく量を評価基準にする

両方とも「何時間勉強すれば」ではなく、
「どの範囲を勉強すれば」なのでここはクリア。

・スケジュールは日程ではなく期間で定める

１．は日程で絞られていないのでクリア。
２．はテストの日程に左右されるので×。

そして、

・一日の時間をぎりぎりまで使いたくなるような
・次にやることがいつでも明らかな
・ボーっとする時間がなくなるような
・思わず机に向かいたくなるような
・他人の何倍も効率よく頭に入る

これ、適当にあげたが、３つが同じことを言ってる。

・一日の時間をぎりぎりまで使いたくなるような
・ボーっとする時間がなくなるような
・思わず机に向かいたくなるような

これは、やっていて楽しければ全て実現できる。

やっていて楽しい条件は２つ。
・目の前に目標があること。
・目標を達成するのにあと少しの努力でいいこと。

これは、２．の方法で
勉強すべき範囲が明確＋消化可能
であると実現できる。

１．の場合は目標を自分で設定する必要がある。
しかも点数に反映されるみたいに形になって見えないのでむずかしい。

・次にやることがいつでも明らかな

これは、１．でも２．でも実現できる。


・他人の何倍も効率よく頭に入る

思いつくのは短期合格者のまね。
・「テキストだけ」のように対象を絞り込む
・情報を一箇所（主にテキスト）に集約する
・同じ範囲を何度も繰り返す

この辺はやり方の問題なので、勉強スタイルとは直結してない。
どちらの勉強法にも盛り込むことができる。


まとめると、
・やる気面で期待できる２．方法のほうが見込みがある。
　（実際、今２．の方法を試している経験から）
・テストが無い期間が問題。

とうわけで、１．の方法と混ぜてみる。

・全体を大まかに分割（テストの出題範囲ぐらいの広さ）。
・テスト直前にはそのうちテストの出題範囲の箇所をやる。
・テストが無い時はテスト直前に出題範囲をやるのと同じぐらいの
　期間で他の分割した箇所をやる。
・１周するごとに少しづつ期間を短縮する
・テストで新しく入ってきた情報は１箇所（主にテキスト）に集約。

大枠はこんな感じで。

ていうか、明日もあさってもテストなんだから
こんなことやってる場合じゃない。

5392004/12/27 22:00:20たかかず分析
・キャラミル研究所→あなたのコミュニケーションタイプを診断。
http://www.charamil.com/

ウラゲノム
・KNIGHT
・MOTHER
・REARIST

オモテゲノム
・SLOW

だった。

これに対するコメントを書くところがあって、
みんな「当たってる！」とか、
「これだけの質問で見抜かれるとは」とか書いてある。

これ、質問に「自分はKNIGHTっぽい性格です」って
自分で答えてるのに、「あなたはKNIGHTに合致します」っていわれて
「当たってる！」っていってるみたいで変な感じ。

昨日は学校の忘年会だった。
昔の会社の同期（学校で唯一の知人）が行くというので
行ってみることにした。

いままでほとんど知り合いもいなかったが、
忘年会に行ったらかなりの人と顔見知りになった。
行ってみるもんだ。

でも顔見知りが限界。名前もあまり覚えてない。たぶん向こうも。
一応、会社の同期が一年先に入学していて、顔が広いので
彼の昔の会社の同期ということで覚えてもらった。

年明けには、きっと「○○さんの同期のなんとかさん」として
挨拶ぐらいは交わせるだろう。

楽しかったのでよかったのだが、
何とか来年受かることはできないだろうかとあらためて思った。

その場の雰囲気がいやとか、
そういうわけではなく。

結構みんなそう思っているような気がした。

基本的に、入門生は直前になると急激に伸びるという話をよく聞く。
そして、１回で受かる人は大抵「基礎に絞り込みました」とか、
「テキストしかやってません」とか言っている。
そして、何故か答練で上位に入ってくる人の中にも受からない人がいる。

で、今の入門生としての自分の状況を振り返ると、

全然勉強が追いついていない。

新しく授業で受け取る情報が追加されるため
走っても走ってもゴールが遠のいていくような感じだ。

ところが、12月に授業が全て終わると、あとは同じ範囲を
どれだけまわせるかという話になる。

もちろんテストで新たな情報が追加される。

ここがポイントなんじゃないかと思う。

入門生は応用テストで新たに追加される情報まで手が回らない。
上級生は基礎的な事はわかっているので応用論点のほうに重点をおく。

そもそも、絶対量がこなしきれてない入門生はもちろんダメだろうが、
1回で受かるぐらいの入門生というのは、基礎が確実になって、
応用はこれからぐらいの時にちょうど本試験になる人なんじゃないか。

応用はそこが出なければ、その知識はほとんどが無駄になる。
つまり、勉強をしていなかったのと同じということだ。
その間、基礎の知識は少しづつ薄れていく。

基礎の知識は汎用性が高く、応用というのは結局基礎をより深化させた
ものだから、あたらずといえども遠からずの解答を作成できる。

そうして、全範囲△の解答ができる人が受かっているのではないか。
だからこそ入門生は直前に急激に伸び上級生は伸び悩むんじゃないか。

なんて、分析ばっかりしてるようなやつが一番危ないって事を
だれか、俺の中のREALISTにいってやってくれ。

5402005/01/03 22:33:33たかかずブログ
・次郎長三国志
http://homepage3.nifty.com/humu/iai2.htm

これ普通に素人が作ってるんだろうか。


実は誰にも内緒でブログを立ち上げてみた。
知らない人しか見てないから好きなこと書けると思って。

といってもテーマは公認会計士の勉強に絞り込み、
専門用語とかも使っているので、普通の人が読んでも面白くないと思う。

で、全く知らない人間がわざわざ見に来ることってあるんだろうか。
と思い、アクセス解析が充実しているブログにしてみた。

思ったより人が見ている。
人数で20人前後。ページビューでは60前後。

記事を更新すると、ブログの記事検索サイトみたいなところに通知する
機能を利用してからアクセスが倍増した。

テーマを絞り込んでいるのがいいのか。
まあ、最初だけだと思うけど。

どういう言葉で検索したのかもわかる。

やっぱり多いのが「会計士」「公認会計士」
あと、「勉強」で調べた人もいる。

とはいえ、そんなに数は無い。

昨日の夜寝る前もそうやってアクセス解析で
検索ワードを見ていたら。

「ポイント」

で検索した人が。

ポイントっていろんな意味がある気がするけど。

「要はポイントが知りたいんだよ」
「ポイントだけまとめてくれよ」

と上司に言われてとりあえず「ポイント」で検索した
ちょっとダメな部下だろうか。

そして俺のブログはポイントなんてテーマと何の関係も無い。

5412005/01/11 22:38:45たかかず誰か
・なんとなくすっきりします
http://www.comeclean.com/

日本語入力はできないのでローマ字で。
もしくは英語で。

昨日が月曜日だって事を忘れてた。
ていうか、すでに応用期に入っているので
月曜日には大体商法のテストがある。

火曜日は早朝から簿記のテストだし。

土曜日が休みになってるから土曜更新にしようか。

学校に通い始めてからすでに1年と1ヵ月が経った。早い。
あと5ヶ月なんてあっという間だろう。

1年半って短い。

応用期に入って講義は無くなり、
毎日のようにテスト。

その隙を見て、昔買った宮部みゆきの「誰か」という小説を読んだ。
こういう時って、なんで本が何倍も楽しく感じるんだろう。

本を何倍も楽しく読みたかったら、
読んでる場合じゃないって状況を作ることだ。

その一節。
------
この人ほど笑顔の似合う人で、この人ほど笑顔の在庫の少ない人も珍しい。
------
笑顔が似合うのに、あんまり笑わない人に向けた主人公の感想だ。

最初、この文を読んで一瞬こんなことが頭をよぎった。

当期はいくら仕入れていくら払い出したの？
在庫が少ないってことは払い出しが多いから笑顔が多いってこと？
あ、もしかして仕入れじゃなくて製造？製造業？

ちょっと悲しくなった。

・誰か
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408534498/manabikenkyuu-22

5422005/01/15 22:35:43たかかず一行
・タイプ別性格診断
http://www32.ocn.ne.jp/~emina/

けっこう有名なサイトらしい。
俺はINTP型らしい。

土曜日が休みになったので土曜更新に。

オルトアールにはヘッドラインとかいうのがあって、
一番最新の更新から書き込みの最初の一行が書いてある一覧がある。

俺自身はヘッドラインをあんまりチェックしたことはないんだけど、
ごく稀にそれこそ年に1回ぐらい見ることがある。

そういうときはやっぱり、その1行目にインパクトがある
書き込みを読んでしまう。当たり前だけど。

というわけで、一行目に気を使えばページビュー数が増えるのではないか
と思って、実験してみた。

別にページビュー数が増えても増えなくても
あんまり関係ないんだけど。

最初は、一行目にその日に書き込む内容を端的に表現した
一言を入れるようにした。遡ってみてみればそういう時期がある
ことに気がつくだろう。

でもそんなに変わらない。

で、今度は今のように、最初に面白いサイトを紹介してみた。

激増。

倍ぐらい。もともと少ないから違いが顕著に出た。

増えたからって特にいいこともないんだけど、
面白いサイトって別に自分が何か努力してるわけでもないから
けっこう簡単に見つかるし、自分のホームページに
人を集めたかったらいい方法かもしれない。

で、そんな事をすれば当然こんなケースも
起こりうることに気がつくべきだった。

http://b1.alt-r.com/zc/view.php3?m=1&n=4285&p=1354

気付くのに2ヶ月近くもかかってしまい大変申し訳ありませんでした。
審判って。まともなポジションはほんとにあるんだろうかこの占い。


以前、読書速度の測定のやつを紹介した時も、
何人かの方が、挑戦してくださったみたいだが、

気付いたのは1年後だった。

さすがにそれはリンク貼れない。


2ヶ月も十分だめ？

5432005/01/22 21:17:37たかかず難関
・アイフルお姉さんの深刻なバグ（下ネタがだめな人はリンク先に飛ばないで下さい）
http://hebo2.boy.jp/cgi/mtype/archives/2005/01/post_288.html

以前紹介したことがある（と思う）アイフルお姉さん。↓
http://www.aiful.co.jp/ecashing/common/assistant/assistant.swf

柔軟に受け答えができる賢いお姉さんなだけに
おもしろさがアップしてる。皮肉なことに。

それはさておき、

http://b1.alt-r.com/zc/view.php3?m=1&n=4379&p=144
はじめまして。
自殺未遂なんてＥＳＦＰ型を体を張って表現してますね。
死ぬよりは生きてるほうが楽しい気がするので
死ななくてよかったです。


よかった。今回は1週間以内に気付いた。学習してる。

もっと別の事を学習しなきゃいけないのは重々承知だ。

ちなみに、相変わらず直接の書き込みに対しては反応しないつもり。
知り合いだか知らない人だかわからないからだ。
知り合いに丁寧に受け答えしたら馬鹿みたいだし、
何もいわずに知らない人の書き込みを無視するのは申し訳ないし。

と考えた挙句、書き込みには反応しないと宣言することにした。
という経緯なので、明らかに知らない人だった場合は反応します。



一週間があっという間だ。
この調子ですぐに5月が来るだろう。

公認会計士2次試験は、二段階に分けて行われる。
一段階目は5月末に行われる短答式試験。
マークシートの5択問題50問の試験だ。

目的は足切り。


論文式試験は3日に及ぶ過酷な試験だ。
短答式試験から3ヵ月後に行われる。
合格体験記とか読んでるとよく緊張のあまり
胃が食べ物を受け付けなくなって戻した話が書いてある。

ここでは全7科目の全力で書き綴られた論文が
大量に作成されることになる。

それを採点するのは？

人だ。人力。

年々増加傾向にある公認会計士受験生の全てが
論文式試験を受けたら、採点する人が何人いても足りない。
ただでさえ、会計学を中心とする専門的な学問群なのだ。
きちんと採点できる人も限られている。

そこで、足切りだ。

大体3000人強までに絞られる。
こういう理由なので、この人数が変わることはない。

でも受験者数は増加しているのだ。昔は一万人強だったのが
最近では大体一万6千人ぐらいになっている。
ちなみに合格率はほとんど変わってない。

短答式試験の難易度だけが急上昇。

すでに合格した人も含めて、4人ほど知り合いが挑戦しているが、
1回で合格した人は一人もいない。

いや、そろそろ言い訳の準備しといたほうがいいかなと思って。

5442005/01/29 21:30:44たかかず適応
・今週妻が浮気します。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=763621

下のほうが古い回答なので、
質問の内容を読んだ後は
下から読んだほうがいいかも。


インターネットっていうツールが
本来の威力を最大限に発揮するのは
こういうケースだと思う。
電車男もそうだけど。

こんなふうに不特定多数の人間の
ストレートな意見を聞くことができるなんて
インターネットが生まれる前にはありえなかった。

彼はもらったアドバイスを通して
どんどん精神的に成長していって
最後にひとつの結論がでる。

それが良かったのか悪かったのかは
人それぞれが感じることだろうし
もっと時間がたたないとわからないかもしれない。

だからそれに対するコメントは特別ないんだけど、
ひとつ気になったのは、この夫婦はもう子供もいるのに
いまだに恋人同士みたいだってこと。

こんなふうに子供が全く二人の関係に影響を与えずに、
浮気して、ケンカして、仲直りして。

質問に対する回答の中で、何度となく「子供はちゃんと育てて」
みたいな内容が出てきて、質問した人も「育てます」みたいなことを
言ってるけど、直接子供のために何かを犠牲にしようとはしてない。

だから、二人は夫婦というより恋人同士のように見えるのだ。
子供は置いといて、二人の間の感情が優先されてる。

これは精神的に成熟し切れてないってことなんだと思うけど、
それは良くないことなんだろうか。とこれを読んで思った。

今の時代は昔に比べて、子供の状態で大人になっている人が
増えているような気がする。
30代40代のニュースになる犯罪も、そういうのを感じさせる内容の
ものが増えている。

それは甘やかされて育った世代だからとか、
豊かな時代しか知らないからとか、いろいろと理由はつけられるが、
別の理由を思いついた。

そうならざるを得なかったから。
精神的に子供の状態を保っていなければならないから。

なぜか。

昔に比べて、環境の変化のスピードが格段に速くなっているからだ。
インターネットに代表される情報技術が人間に大量の情報を提供し始めて、
技術の進歩のスピードが速まった。常に最新の情報を手に入れないと
あっという間に今の情報は古くなってしまう。

常にアンテナを張り、柔軟に吸収することを迫られる時代。

黄色人種がなぜ、同年代の白人や黒人よりも子供に見えるのか。
それは、人類発祥の地から最も遠くに追いやられた人種だから。
人が一番住みにくい環境に適応するため、できるだけ子供の状態を
保って高い適応能力を維持しようとしたのだ。という説がある。

この精神版が今の時代の大人たちに起こってるんじゃないか。


という話を、
昨日友人と飲みながら話したら、

「あれ読んで、そんなこと考えてるのはお前だけだ」

とあきれられた。

けっこう面白い説だと思ったんだけど。

5452005/02/05 17:02:19たかかずふしぎ大自然
・北斗南斗占い
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/2317/uranai.html

サウザーでした。↓

情にもろい・努力家・冷静で天然

特徴
あまり友達と遊びに行って騒いでも、
常に客観的に状況を把握しているクールな人。
空気を把握しているので間の抜けたことは言わないが
意外に天然だったりする。
学校の先生に「お母さん」と声をかけるなど天然ぶりを発揮。
冷たい人と勘違いされることも多いが実は情にもろい人。

好むこと
同性の友達と飲み会。

嫌うこと
媚びを売ること。媚びを売られるのも嫌い。

友達づきあい
つきあいが良く、ちょっと疲れてても
「朝までつきあって」と言われると断れないタイプ。
面倒見が良い部分もアナタの好かれる要素。

恋愛
相手に遊びに行こうというのでも一苦労。
告白の時も冷静なのに肝心なところで手紙など書いてしまう
天然なところもあるが異性から嫌われることはめったにない。

友達や恋人がこのキャラだったら
冷静なのに天然なこのキャラとつきあうには
相手の間に合わせてつっこみを入れてあげることが大切。


確かに、異性から嫌われることはめったにない。
そして好かれることも。

どうでもいい人？



今日は両親がスキーに行っていないので家に一人。
昔はケンカばかりしていたが、最近は随分丸くなったと思う。

家で夕食を食べる時は、大抵テレビがついているが、
そのチャンネルの主導権は親父が握っている。

俺は居候同然の身なので、文句を言える立場じゃないが、
親父がつける番組は、料理番組か、旅番組。ものすごく地味なやつ。
一番好きな番組は「田舎に泊まろう」

そして、そういう番組をつけながら決まってこういうのだ。

「こういう番組のほうが考えないで見れていいだろ」

そう。バラエティー番組の笑いは親父には難しすぎる。
なぜそれが面白いのか。と頭を使ってしまうらしいのだ。
そして音楽番組にもトークの時間がある。これもだめ。

というわけで、いつもついてる番組は旅番組か
料理番組ということになる。

ところが、全然趣味が違う親子の中で、
唯一両者が面白いと思っている番組がある。

ふしぎ大自然。
NHKの月曜午後8時からやってる。
普通の人はHEY!HEY!HEY！とか見てる時間だ。

俺は昔からサイエンス系の話にものすごく食いつく子供だった。
科学大好き。ふしぎ大自然は毎回いろんな生き物の生態を観察しながら
その地域全体の生態系をわかりやすく解説してくれる。

そして、その映像がなんというかすごいのだ。
映画みたい。何でそんなアングルで撮影できるのか全くわからない。
この前なんかシロアリの女王蟻の部屋の中を撮影してた。
こんなのものすごく大きな蟻塚のきっと最深部だ。
しかもいろんな角度から。それこそSF映画みたいに。
ふしぎだ。ふしぎ大自然。

この番組を見てると、地球上の生物がいかに合理的に
循環メカニズムを形成しているかがよくわかる。
それぞれが一生懸命に生きようとするその行動のひとつひとつが
パズルのピースのように組み合わさって生態系を作っている。

そして、なぜ生物はこんなにも必死に自らの遺伝子を
未来に送り込もうとしてるんだろうか。
行き着く先にはいったい何があるのか。

そんなことを考えずにはいられなくなるのだ。

「こういう番組のほうが考えないで見れていいだろ」

いや考えるよ。

5462005/02/12 20:20:14たかかずCB
・プリン占い
http://iina.com/uranai/

カップでした。
長いので割愛。

http://b1.alt-r.com/zc/view.php3?m=1&n=4285&p=1765
たけまろさんはユリアでしたか。
グルメな人に福岡の食べ物が口に合うかどうか。
食べ物ぐらいしか名物が無いので心配です。


この前昼ごはんを食べながらワイドショーを見てたら、
ライブドアがニッポン放送の株式を35%取得するという
ニュースをやっていた。

その記者会見の席で、堀江社長に対し男性記者がこう質問。

「ライブドアまた話題になることをやって
名前を売ろうとしているという話もありますが
その点はどうなんですか？」

堀江社長は、落胆とも憤りともつかない表情で、

「そんなわけないでしょ、800億のCB（転換社債）出してるんですよ。
こっちは命懸けですよ！」

と返した。

800億の転換社債がどう命懸けなのか。
って言うか転換社債って何？という話をちょっと考えてみた。
ので解説。

会社が市場から直接お金を引っ張ってくるには、
株式を発行する方法と、社債を発行する方法がある。

株式を発行するメリットは、返さなくてもいいこと。
但し、会社の経営権の一部をお金くれた人にあげなきゃいけない。
儲かればたくさんお金を配当するのもデメリット。

社債はそのまま借金。最後は耳をそろえて返さなきゃいけない。
その代わり儲けようが何しようが同じ額だけ払えばいい。

転換社債は社債の一種だ。

ただし、ライブドアは800億円を返せといわれても返せない。
800億耳をそろえて返せといわれれば破綻する。ここ大事。

転換社債の「転換」ってなんなのか。
この社債、転換できるのだ。何に？

株式に。

お金を貸した人は、好きな時に社債を「やっぱり株式にする」と
宣言できる。これが転換社債。

じゃあ、社債を株式に換えたいと思うのってどんな時か。

株価が上がったときだ。株を売れば借金返してもらうよりも
お金がもらえるのであれば、みんな株式に換える。

じゃあ、株価が上がる時って？

ライブドアのニッポン放送の株式取得が、
成功だったとみんなが思ったときだ。
ライブドアが何らかの形で成功を収めれば株価は上昇する。

転換社債がみんな株式に変わる。
借金チャラ。

株価が上がらなかったら？

みんな社債のままもち続ける。
800億耳をそろえて返さなきゃいけなくなる。

これ、バブル崩壊後に会社が倒産した最も典型的なパターンの一つ。

だから命懸けなのだ。

堀江社長はきっと、一介のサラリーマンに過ぎない男性記者との間にある
背負ってる責任の落差みたいなものをものすごく感じたんだろうなと思った。
経営はそんな簡単なもんじゃないと。

そして転換社債が、現実にはこんな背水の陣を敷く道具になるなんて。

会計士受験生にとっては数行の仕訳に過ぎないのに。

5472005/02/19 19:42:40たかかずMSCB
・痴漢男
http://members3.jcom.home.ne.jp/tikanman/index.html

電車男の人ってどれぐらい儲かってるんだろう。


先週、転換社債について書いたら、
大学のサークルの先輩からメールが来た。

> ブログを見て、ちょっと誤解があるようなのでコメント。

しまった。
読者に専門家がいたのを忘れてた。

自分が何かを説明するときって、
自分が他の人よりも知ってると思われることで、
興味があることを選んでいる。

ところが、この件に関しては俺より詳しい人が読んでた。
先輩は税理士だ。

今回はこのメールをもとに、
現代版錬金術の話を。

> 実は、ホリエモンはちっとも必死じゃない。
> 絶対にこのCBは株式に転換される仕組みなんです。
>
> なぜならMSCB(下方修正条項付転換社債）ですからね。

MSCB(下方修正条項付転換社債）？
この前俺が説明した普通の転換社債と違うんですか？

> 簡単にいうとこんな感じ。
> �‥�初転換価格は450円

つまり社債が株に変わるときに1株450円で変わるんですね。
800億円分だと、1億8000万株弱という計算になります。

> ��CBを引き受けたリーマンブラザーズが大株主ホリエモンから株を借りる

堀江社長がいくら株を持ってるかわかりませんが、
とりあえず借りることができると。

> ��リーマンはその株を市場で激しく売却する。
> 売却して得たオカネはとりあえずリーマンのフトコロに。

株がお金に変わりますが、結局返すんですよね？

> �こ�価はリーマンの容赦ない売りで当然に下がる

当然ですね。大株主の堀江社長の株売ったら、
ものすごい規模の売りになります。
株価に大きな影響を与えるぐらいの。

> �コ�価が下がって、特約条項により転換価格が下がる

？
転換価格がさがる？
例えば、株価が450円から急落して250円になったら、
250円で1株交換できるってことですか？

> �Ε蝓璽泪鵑�CBを株式に転換する

さっきは、1億8000万株弱でしたが、
転換価格が250円に下がったら
800億円で3億2000万株。

株が随分安くなってるから
その分株を手に入れやすくなりました。

> ��転換した株式をホリエモンに返す

仮に、1億株借りたとします。
450円のときに売ると、単純化して450億円。
250円に下落した時に転換すると、250億円分で1億株手に入ります。
差額200億円が、リーマンブラザーズ（証券会社）に残ります。

実際は、売ると同時に株価が下がり始めるのでここまで極端には
儲からないでしょうけど確実に儲かりますね。ノーリスクで。

これが、貸し出した800億円を超える規模で
行われるとすれば…

> リーマンは大儲けということになる。

一見誰にもダメージが無くお金だけが増えてるように見えますが、
そんなわけ無いですね。損をするのはライブドアの投資の成功を
信じて株を持ってる人です。

> おそろしい仕組みでしょ？
> 会計士受験生にはなじみがないかもしれないけどね。

勉強になりました。
テキストには書けない話ですね。

ここまでが、先週の話。
一応大体の大筋が理解できるように書いたつもりだけど
間違ってるかもしれないので、
もっとちゃんと知りたい人はこちら↓

・その時、株価はどう動いたか
http://members.at.infoseek.co.jp/J_Coffee/sonotoki9.html

そして、リーマンブラザーズの容赦ない売りで株価は急落。

・ライブドア株、リーマンブラザーズが10日に890万株を空売り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000016-tcb-biz

・ライブドア（Yahoo!ファイナンス）
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=4753.t&d=c&k=c3&t=3m&l=off&z=m&q=c&p=m25,m75,s&h=on&a=v

というわけで、

「ライブドアが投資に成功するかも！一か八か買ってみるか！」

一も八も確実に損をする。

5482005/02/26 21:10:04たかかず血液型
・【Vip】おまえら「きゅり」って打って変換してみろよ
http://s03.2log.net/home/teru/archives/blog37.html

じゃあ、「まじなっとく」は？

リンク先に飛ばなくてもいいと思うけど。


外見はそうでもない気がするが、典型的なB型だな。と思う。
マイペース。

常識的な事とか、制約を受けたりするのが嫌い。
あと、ときおり場違いな発言をしてしまうのもB型。

これはB型が興味があることに対して
高い集中力を発揮できることからくるみたいだ。
集中できるということは、一方で周りが見えなくなるということでもある。

うちの親父はO型だけど、全然集中しない。
そのかわり、全体をなんとなく把握することに長けているように思う。
ものすごく大雑把なんだけど。B型はそういうのは苦手。

そんなO型の親父はじっとしていられないので、
最高気温5度、雪、の中元気に山に登りにいった。

「家でボーっとしててもしょうがない」

こんな雪の中山登る方がよっぽどしょうがない。
上いってもなんにも見えないぞ。と思う俺は引きこもりでもある。


先日、修正テープを買いに文房具コーナーに寄った。
学校には文房具コーナーがあって、学生は文房具を
普通の店より若干安く購入できる。

大原簿記福岡校の受付の人は優秀だ。
学生全員の顔と名前を覚えているらしい。
学生証の提示もなく俺を学生と認識してくれる。

「○○円です」

いつものように小銭入れを出して小銭を払おうとすると、
突然、

「えざきさんって、AB型ですか？」

と受付の人（文房具コーナーのレジもやる）が聞いてきた。

AB型って言われたのは初めてだ。
っていうかいきなりなんだ？
顔は知ってるとはいえそんな世間話をするような
仲じゃないと思うんだけど。

「B型です」

ととりあえず答える。

「そうなんですか。お金を小銭入れと普通の財布に分ける人って
AB型って聞いたのでちょっと聞いてみました」

小銭入れに小銭を入れているのは自発的にそうしたわけじゃない。
大学時代には、小銭はポケットにそのまま入れていた。
そしたらある日、ポケットから直に小銭を出す俺を見た
友人から「親父くさいからやめたほうがいいぞ」といわれた。

その友人は結構色男で、もてるタイプだったから、
おお、小銭入れに入れればもてるんだ。と思って小銭入れに入れたのだ。

小銭入れで決まるほど人生甘くないって気付いたのは
それから数ヵ月後だ。

そんな話はどうでもいい。
それにしても、それだけで俺をAB型って判断するなんて。
そして、そんな話をほとんど会話したこともない俺に聞いてくるなんて。

「○○さんは何型ですか？」

「B型です」

ああ、やっぱり。

「マイペースっていわれます」

ああ、やっぱり。

5492005/03/05 21:52:49たかかず焼き鳥屋
・山手線占い
http://www.web1week.com/tokyo/uranai/

昔、何故か海外研修中にやった占い。
日暮里。
日暮里っていう中途半端さ加減が非常に俺らしくてよかった。
結構当たってる気がする。

今日は家族で焼き鳥屋に。

家族で焼き鳥屋に行く条件というのがあって、
それが揃うと焼き鳥屋に行くことになる。

条件1：親父が山に登りに行った日であること

焼き鳥屋に行くかどうかについての決定権限は唯一親父にある。
親父以外の家族が行きたいといっても、親父が拒否権を発動する。
これには逆らえない。

一方で、こっちが焼き鳥屋に行くという決定に対し拒否権を発動すると、
家で一人でカップラーメンとか食べなければいけない。

で、こういうのは運動した後が一番おいしく感じるので、
親父が運動した日というのがまず条件になる。

条件2：天気がいいこと

福岡はあまり澄み切った空みたいな天気になることがないんだけど、
ごく稀に、遠くの山までくっきり見える日がある。
当然山の上からも下界がくっきり見えるわけで、
そうすると親父の機嫌がよくなる。

条件3：前回行った日から1ヶ月以上が経過していること

上記2つの条件が揃ったとしても、頻繁に行くとありがたみがなくなると
思っているのか、2週連続とかはない。


今日はこのうち、条件2が満たされていなかった。
油断した。のんびり勉強していたら突然の召集命令。

どうやら隠し条件があったようだ。

条件4：前回行った日から半年近くが経過した場合は条件2が無視される


要するに気分次第。

5502005/03/12 21:46:27たかかず金持ち
・折田先生を讃える会
http://euro2002.hp.infoseek.co.jp/orita_sense01.html

なつかしの折田先生。
久しぶりに見つけた。
昔、京大出身の人にこれ教えてあげたら大喜びしてた。

http://b1.alt-r.com/zc/view.php3?m=1&n=4285&p=1940
ご卒業おめでとうございます。
この日、ちょうど1時間前にその代ゼミの
隣のビルでハンバーグ食べてました。ニアミス。
ちなみにその代ゼミには10年前に1年お世話になりました。


さて、いよいよ短答式本試験まであと3ヶ月をきった。
もうここまでくると、今更じたばたしてもしょうがない感がかなりある。

いまだに問題集の巻末についてる総合問題とか
解いているあたり今年は難しいんだろうか。

短答式本試験についてはちょっと前に書いたが、
この試験はマークシートなので結構運もあると思う。
が、運でどうこうなるまでの実力に達しているのかという話もある。

ただ、万が一受かってしまうと、そこからさらに3ヵ月
今年の試験のために勉強しなきゃいけない。
来年は新しい試験制度になり、経済学が不要になる代わりに
租税法を勉強しなければいけないのだ。

短答式に受かって論文式におちると、次の試験まで後9ヶ月という
時点で、租税法を一から勉強しなきゃいけない。
しかもそれまでおそらく必死にやるであろう経済学に費やした時間は
全く無意味になる。

こうなると今度は来年合格するのがかなり難しい。
仮に受かってしまうと、今度はさらに追い詰められるというジレンマ。

そんな悩んでもしょうがないことを悩んでいたら
昔の会社の同期からメールがきた。

GWに九州に旅行にくるそうだ。
飯でも食おうという話だが、
ピンポイントに切羽詰ってる時期だな。
いや、食うけど。

九州のおすすめを教えろと書いてあったが、
地元の人間ほど観光地のことはよく知らないものだ。
いや、あるよ。家の近所のおいしい焼き鳥屋とか。

とりあえず、長崎はよさ気（↑）だったので適当に勧め、
両親お気に入りの九重と阿蘇を勧める俺。
俺のお勧めは特にない。

そのメールには近況もちょっとだけ触れられていて、
彼は「金が余ってしょうがない」のでマンションを買ったそうだ。

どちらかといえば浪費家だった気がするが、
俺がいた会社はいわゆる大会社で、彼ももうすぐ6年目だし、
金が余るぐらいの給料をもらっていてもおかしくないかもしれない。

と思ってちょっとうらやましく思っていたら、あることに気がついた。

金が余って九州旅行？

5512005/03/18 13:08:06ひろかず金持ち ２
たかかず君が、引っ越すときにテレビを買わせて頂いた者です。
お久しぶり。

金が余ってマンションを買った奴もいますが、
俺は金が余ったので、結婚します。
GWあたまに。

今後ともよろしこ。



5522005/03/20 18:24:45たかかず地震
・生協の白石さん
http://l-c.hp.infoseek.co.jp/mirror/030308.jpg

全ての質問に答てるんだろうな。

> たかかず君が、引っ越すときにテレビを買わせて頂いた者です。
> お久しぶり。
>
> 金が余ってマンションを買った奴もいますが、
> 俺は金が余ったので、結婚します。
> GWあたまに。
>
> 今後ともよろしこ。

相手はあの淡路島の人でしょ？金持ち兄さんに聞いたよ。
おめでとう。謹んでお喜び申し上げます。


福岡に珍しく大地震があった。
いまだに余震がつづいているが、うちの被害は

・俺の部屋の掛け時計が落ちてガラスが割れた
・庭の石灯篭が倒れた
・座敷の瀬戸物が割れた

ぐらい。時計は大学の時にもらったもので、
結構ちゃんとしたものだったので残念。
代わりに倉庫にあったプラスチック製の掛け時計に。
フリスビーみたい。

東京は地震が多かったが、まさかほとんど地震がない福岡で
震度５強を体験するとは。

地震とか雷とかいった自然災害系にはほとんど驚かないが、
今回はさすがに驚いた。

かなり古い家なので、潰れたらどうしようと思うぐらいの激しいゆれ。
ゆれている時は身動きすら取れない。

３０秒ぐらいして、ゆれが収まってから、
「あ、そうだ、地震のときって机の下に隠れるんだったっけ」
ととりあえず机の下に入ってみる俺。

５秒で出てくる俺。

そんなことをやっていると１階（俺の部屋は２階）から母親の声が。

「重いものの近くから離れなさい！」

それももう遅い。


結局、ゆれている時は動けないんだから机の下にとか
昔やったような訓練はほとんど役に立たないことが判明。

今日は日曜なので親父も家にいて、
家族で昼食中にテレビでニュースを確認。

震源地に近かった玄海島という島が一番被害が大きかったらしく、
家がかなり倒壊していた。

アナウンサー：玄海島の○○小学校を管理されている
　　　　　　　平田さんとお電話が繋がっております
　　　　　　　平田さん？

平田さん　　；いやもうすごいことに…（以下博多弁）

アナウンサー：あ、あの平田さん？そちらに避難されている方は…

平田さん　　：（訛っててよくわからない平田さんの方言）

アナウンサー：……

平田さん　　：（慌てているためさらにわからない平田さんの方言）

アナウンサー：……ありがとうございました。
　　　　　　　以上、玄海島の平田さんのお話でした


わかったのは平田さんが話したという事実だけだ。

一応福岡県民なのでよく聞いていれば何をいっているかは
わかるんだけど、あまりの訛りに笑ってしまってよく聞いてなかった。
「道路がくびれて（歪んで）」とかいっても
他の地方の人にはわかんないよ平田さん。

テレビ局もこんな感じでいっぱいいっぱいになっていたが、
うちの親父も建築業なのでのんびりしてはいられない。

しかも、地震家屋診断士の資格ももっている。
その能力をいかんなく発揮してさっそく地震でダメージを受けた
家屋を診断しに行ってきてくれ。

「あんなの講習受けるだけで業界の人間なら誰でもなれるよ
『ああ、だめですね』っていって仕事増やそう」

うちの家屋は別の人に頼むから診断しなくていい。

5532005/03/26 21:50:06たかかず死生観
・友達としてなら楽しく付き合えるけれど、異性として見ることができない件について
http://rate.livedoor.biz/archives/17148419.html

昔、よく「結婚するにはいいんだけど…」みたいなことを
いわれていたような気がするが、
いざ結婚の適齢期になるといわれなくなることを発見。


今日は両親が北京に行ってしまって家に独り。
何故か俺が実家に戻ってきてからよく海外に行く両親。
じいちゃんもいなくなったし、どんどんいろんなところに
行ってくればいいと思う。

最近、親父の周りで葬式が多くて、まだ死ぬような歳じゃないが、
よく死について考えるみたいだ。つられて俺も考えてしまう。
人間の人生って意外と短い。

人間がんばらなきゃいけないとかがんばった方がいいとかいうが、
結局死ぬ時には何ももっていけないんだから、がんばらなきゃなあ
と思いながら悶々とした日々を送るぐらいなら
いっそのこと突き抜けて遊びほうけてしまった方がいいと思う。
ああ、俺の一生ゲームしかしなかったなあ。みたいな。

うちの親父は、とにかくがんばらなきゃいけないんだ！
っていう理屈じゃねぇ！みたいな九州男児で、
今までそんな調子でやってきた。
その結果、今では特に生活に困ることもないし、
こんな風に息子が無職で引きこもっていても養える。

がんばった甲斐があったように思える。

でも、そうやって一生懸命積み上げたものも
結局持ってはいけないのだ。
積み上げたものが大きければ
大きいほど死ぬのが残念になる。
最近親父も残念そうだ。たいして積み上がってないけど。

だからがんばらない方がいい。
というわけではないと思う。

山登りはほとんど唯一の親子共通の趣味だが、
山登ってる間、楽しい時間はほんの数パーセントだ。
頂上についたからって何かもらえるわけじゃない。
ほめられたりもしない。

ひたすらきつい思いして、ただ頂上にたどり着くっていう
意味のわからない作業。親父に至ってはそんなことを毎週飽きもせずやる。

何かつらい作業をした後に、向かえる達成感みたいなものは
やっぱり、きつい思いをしなければ味わえないのだ。
あえてマイナスに持っていってプラスまでの差分を大きくするのが
がんばるってことなんじゃないかと思う。

結果がどうこうではなく、生きてる実感というか
充実感みたいなものを味わいたいがためにがんばるのだ。
最後に必ず死ぬという前提がある以上、がんばる目的は
唯一ここにあるといってもいい。

結果のほうはどうなったって結局最後はリセットされるのだ。

今日は、「試験の結果がどうなっても気にするな」と
自分に言い聞かせるために死生観まで遡ってみた。

5542005/04/09 21:59:27たかかずコミュニケーション
・架空請求バトル
http://www.hiroiro.com/index.php?eid=579

10分弱の音声データ。
長いけど一度は聞いてもらいたい。
人がいるところでは聞かない方がいいと思う。多分。


思いっきり一週間とばした。
週の途中で気がついて、何か書こうと思ったんだけど、
途中まで書いてフリーズしたりして挫折。

結局今日になりました。

毎週土曜日に書かなきゃいけない理由は何もないんだけど。

でもこういう風にちゃんと決めておかないと、
絶対書かなくなってしまうので決まりは必要だ。
この近況報告まがいの文章がほとんど唯一の外界との接点だっていうのに。

独りでいることにはかなり強い方だと自負していたけど、
最近それでも社会と接点がないことに不安を感じる時がある。
顕著なのは夢だ。表面上はよくわからなくても潜在意識下はとても正直だ。

最近は夢の中で、よく人としゃべっている。
知ってる人だったり、知らない人だったり、いろいろだけど、
とにかく夢の中で確実に何かとコミュニケーションをとっている。

おお、俺も孤独を感じているんだなと起きると冷静に分析できるけど、
無意識の世界ではこの生活が結構負担になっているらしい。

だいたい昔から、心の方のダメージに気がつかずに体の方に
症状が出てから気付くことが多かったのでいつものことなんだけど。

この問題、実は結構簡単な解決方法があって、
学校に友達を作って、友達の輪みたいな中に入ってしまえばいいだけの
話なんだが、もう1年以上も通っているのに、まともな知り合いは
前の会社の同期だけ。

家で勉強するというスタイルを取っているせいもあって、
ほとんど他人と接触する時間がないのもあるけど、
今までの友達ができるプロセスを振り返っても、
こういう環境では友達ができたためしはない。
友達ができるのはほぼ例外なく共同作業中だ。

仲良くない人と必要ない会話ができないからなんだけど、
必要ない会話がこんなに必要だったなんて。


うすうす気付いてはいた。

5552005/04/17 20:37:12たかかず模試
・自転車を一部もってかれた
http://skmwin.net/archives/000307.html

もっていけなかった部分はどうするつもりだろう。


今週来週と短答式の模試があって、
今日がその１回目だったんだけど
まああまりできなかった。

模試といっても普段のテストと同じ時間と場所だし、
内容も変わりないので普段どおりだと思っていたら。

全然空気が違う。

あせって解答欄を間違えるなどのミスを犯しながらも
何とか受け終わった。来週の２回目はもっとちゃんと構えていこう。

短答式試験というのは、必修科目といわれる５科目50問の試験で

簿記
財務諸表論
原価計算
監査論
商法

の順に各10問づつ出題される。
このうち簿記と原価計算は計算科目といわれ電卓が必須だ。
残りの３科目は理論科目といわれる。

一般的な受験生の問題を解く順番というのは大体同じで、

理論科目
計算科目

という順番で解く。
これは、計算科目の方が１問の答えを出すのに時間がかかるため、
２時間たったのにまだ20問しか答えてない。
みたいなプレッシャーを回避するためだ。

そして、理論科目１時間、計算科目２時間という時間配分も大体一緒。
つまり、試験開始直後から電卓を叩き始める人は
計算に絶対の自信がある人か、全く初心者で右も左もわからないかだ。

もちろん、できる人は開始50分ぐらいから電卓を叩き始めるので、
あ、この人はできる人だなと思ったりする。

今日隣に座っていた人は1時間30分ぐらいから電卓を叩き始めていた。

理論科目の手ごたえがほとんどなかったのだが、
ちょっと安心した。

5562005/04/23 21:07:06たかかず検索
・腹黒占い
http://u-maker.com/81559.html

青だった。黒くない。

この前の水曜日に震度5強の余震があった。

せっかく苦労して立て直した石灯籠がまた倒れる。
数十年間庭にひっそりと立っていた石灯籠が
ここに来て俄然存在感を発揮。発揮しなくていいのに。

揺れは1ヵ月前のやつより大きかった（震源地が近づいたから）ぐらいだが、
さすがに二度目になるとあまり騒がれない。


4月も後半に入って今は短答対策期だ。
あと1ヵ月強。これを突破できなければ今年は終わる。

ここにきて、なぜこの時期脱落する受験生が多いのかも痛いほどわかる。
ここまで来てあきらめるなんて。と思っていたが、
リアルにあと1ヵ月しかないというプレッシャーは尋常じゃない。

今週は短答式の模試があって、東京でその模試を受けた
友人から何度か電話があったが、この不安な時期にこうして
話ができる相手がいるのは心強い。

できれば地元にもそういう友達が欲しい。

以前、受験に関するブログを開設した話を書いたと思うが、
先月までは勉強した内容をまめに記録していたものの、
もうそんな余裕もなく今月は数回程度しか更新していない。

が、会計士の受験勉強について知りたい人は結構いるようで、
更新しなくなった今でも毎日そこそこのアクセスがある。

ブログにはアクセス解析がついていて、
どういった検索ワードでどの検索エンジンから来たのかというのもわかる。

一番多いのはやはり
会計士とか勉強法といった言葉だ。
そういうブログなんだからこれは当然だ。

こういう言葉以外にも会計学・経済学・経営学についての
専門用語で検索してくる人もかなりいる。残念ながらそういった用語の
説明のブログじゃないので、専門用語についてはほとんど説明してない。

もっと少数の検索ワードを見てみると、
検索している人の状況が垣間見えたり、
どういう状況なのか知りたくなったりする。

例えば

・働きながら
社会人経験があるという話を書いたため
独学とか、働きながらといった検索ワードもある。
残念ながら独学も働きながらも対極の環境。

・福岡校
福岡周辺が生活圏の人と思われる。
大原の福岡校に通っているという話を書いたため。
2回検索されていた。知り合いになりたい。

・１５時間
何が１５時間なんだろう。勉強時間だろうか。
なぜピンポイントで１５時間なのか。
１５時間の何が知りたかったのか。

・ホームページ制作
俺もやってみたい。

・友達がいない
俺もいない。


いろんな人がいるんだなあと思うが、
ブログに対する反応はほとんどない。

5572005/04/28 17:23:36たかかず封印
・『4コマネタ』騒音おばさん
http://220.111.244.199/otakara/0427-omosiro02.jpg

この人ネタにするには最高の素材なんだけど。


明日で2005年短答式本試験までちょうど1ヵ月ということもあって、
PCを封印することにした。

というのも、この生活を始めてから、
勉強時間と睡眠時間の次に多いのが間違いなく
このPCを使っている時間だからだ。

1ヶ月もPCを開かないとなると、
メールチェックもできないし、
他人の日記もチェックできないし、
日常生活に支障が……でない予感。

メールなんてメールマガジンのメールしかこないし
他人の日記なんて俺が読まなくたって何の問題もない。

寂しい日常を再確認したところで、
今日は封印前の最後のメールチェックを。

相変わらずメールマガジンばかりだが、
アマゾンからアフィリエイトの四半期レポートがきていた。

ブログでアマゾンのアフィリエイトで本を紹介していたのだが、
さっぱり売れたためしがなくその存在すら忘れていた。

資格関係や勉強法関係の本を紹介したところで
俺は実績がないため全く説得力がない。
正直、自分でもこんな人間が紹介した本を
わざわざ買おうとまでは思わないと思う。

でもまあ、メールで思い出したことだし
久しぶりに売上情報とかが載っているサイトにログイン。


３冊売れていた。

存在すら忘れていたぐらいだから、
最近は本の紹介は全くしてない。
っていうか更新自体あまりしてない。
誰が買ったのかまではわからないが奇特な人だ。

３冊で123円ももらえるそうだ。
缶ジュースが一本買える。

支払は銀行振込ということで
手数料の方が高いような気がするが
いつもらえるのか調べてみた。

以下、「紹介料はいつどのように支払われるのですか？」
のFAQの引用。

-----
銀行振込による支払いで1万円以下の金額の場合は、
先の支払いまで持ち越されます。
-----

一生支払ってもらえないかもしれない。



次回は1ヶ月後以降の更新になります。
もしかしたらショックから立ち直れずに
しばらく更新されないかもしれませんが探さないで下さい。

それでは。

5582005/05/30 01:10:15たかかず封印解除
がんばったけどどうやら不合格っぽい。

最近はインターネットのおかげで
答えも当日にわかるようになっていて便利だ。

最近のボーダーラインは35問前後で、
最近の受験者数の増加を考えると、
どんなに問題が難しくてもこの辺を大きく下回ることはない。

で、俺の答案は30〜32問正解。
幅があるのは、解答速報では答えが割れているものがあるためだ。
まあ、最大値でもボーダーを上回ることはないだろう。

最初は絶望的な気持ちになっていたが、
よくよく考えてみると1回で受かる人のほうが遥かに少ないのだ。
俺の知り合いに限れば1回で受かったという話は聞いたことがない。

後々思い出したように打ちひしがれるかもしれないが、
とりあえず不合格がほぼ確定した以上は早急に次の手を
打たなければならない。

というのも、8月頭にある税理士試験で
簿記論と財務諸表論に合格すると、来年の短答式試験の
財務会計論という新しい科目が免除になる。

そして、その願書提出締め切りが6月3日。
この願書を提出するのに大学の卒業証明書がいる。
もちろん東京に返信用封筒を送らなきゃいけない。

明日送って、明後日に届いて、すぐに対応してもらったとしても
戻ってくるのは6月1日。ちょっとでも遅れるとアウトだ。

そのまえに、公認会計士用の勉強をしてても試験に受からなかったのに
税理士試験用の勉強もしないで一番難しい2科目に合格しようと考えている
こと自体アウトかもしれない。

まあ、1年先を目標にするよりはモチベーション的に
いくらかましって程度か。

5592005/05/30 23:10:14たけまろひとまず
おかえりなさいませ。
ひとまずお疲れ様です。
そして、次の目標に向かって頑張られている
そうですね。
陰ながら応援しております。

では

5602005/06/01 10:31:59たかかず五十歩百歩
> おかえりなさいませ。
> ひとまずお疲れ様です。
> そして、次の目標に向かって頑張られている
> そうですね。
> 陰ながら応援しております。
>
> では

たけまろさんありがとうございます。
引き続きがんばります。

PC封印中もオルトアールは携帯からチェックしてたんですが、
飲みの席には積極的に参加した方がいいと思いますよ。
同期の中に貴重な友達になる人が隠れているかもしれません。
でも、そういう場が憂鬱なのはよくわかります。



同じ受験生で大学時代の友人から電話があったので
一緒に短答式試験の答えあわせをしてみた。

あらためて、一つ一つ検討してみると
問われている知識は全く難しくない。
かなり初期の段階の知識で解ける問題が
不正解の中にも5問ぐらいあった。

致命傷を負ったのは簿記で、
10問中4問しかあってなかった。

簿記はいままで練習してきた問題とは
違う角度から基本的な知識を問うという問題が多く
落ち着いてゆっくり考えると、なんだこんな簡単なことか。
と思うような問題なんだけど、ぱっと見何を言ってるのかわからない。

特に計算科目に弱く理論科目に強いタイプなので
出題者の意図どおり見事にひっかかった。

一緒に答えあわせをした友人は簿記は6問正解していた。
それでもおそらく少ないほう。できる人は8問は正解できるはずだ。
一通り答えあわせが終わって友人が一言。

「簿記4問はないだろ」


商法が3問しか合ってないお前に言われたくない。

5612005/06/01 23:08:51たかかず付加価値
・人工知能研究所
http://y.robinb.net/jp

ほんとに驚いた。
誰でも知ってる一般名詞ならほぼ確実に当ててくる。
でもゴーヤと夏みかんは無理だった。

これ使えば「あのー、ほら、なんだったっけ」ってよく言ってる
うちの親父もばっちりだ。


今日は税理士試験を受けるにあたって
公認会計士試験との違いについて
説明するセミナーに行ってきた。

そこで今年2回目の会社の同期と会ったので結果を聞くと
どうやら大丈夫そう。こっちも安心した。

俺の知り合いはみんな俺より先に始めているので
いい加減誰か受かってくれないと逆にプレッシャーなのだ。
そんなにがんばってもダメなのかと。
ただでさえ俺より頭がいい連中なのに。

今年2回目の彼は実は4回目だ。
大学時代に2回受験している。
それでやっと初論文式試験。
今からさらに3分の2が落とされる。

先が思いやられる。俺の。

で、やっぱり1回じゃ無理だったという話を
試験の次の日ブログのほうにも記事にした。

もともと勉強法を研究するという趣旨のブログだったため、
実績がなければあまり価値はない。やってうまくいかない勉強法を
参考にする人なんていないだろう。

アフィリエイトで缶ジュース一本分のお金を俺にくれた人にも
申し訳ないことをした。

というわけで訪れる人ももうおるまい。
と思ってここ2，3日を過ごしていた。

今日、答えあわせしてわかった反省点を記事にしようと思って
ブログを開いたら、アクセス数が激増。いつもの3倍ぐらい。
昨日も、一昨日も。

どういうことなのかよくわからないが、
どうやら俺が不合格になったことによって物語的な付加価値がついたよう。

つまり、俺のことを知らない人にとっては
俺は架空の人物なのだ。主人公は苦難に見舞われた方が
すんなりと障害を乗り越えていくよりも話としては面白い。


単に他人の不幸は面白いというのもある。

5622005/06/07 18:40:38たかかず聴いた音楽
短答式試験の不合格がほぼ確定した段階で、
1週間ほど試験勉強から遠ざかっていた。

で、そろそろ今日辺りから再開。
今日はリハビリ程度だけど。

勉強しないでやっていたことといえば、
本を読んだり、ゲームをしたり。

あと、YUKIの「長い夢」という曲をどこかで聞いて
レンタルCD屋に借りに行った。
YUKIって昔のジュディ＆マリーのボーカルの人だが、
ファンというわけではない。嫌いでもないけど。

でもこの曲は何かいいなと思って借りて
聞いていたら、何でいいと思ったのかわかった。
曲がゲームの音楽っぽい。

いいと思った理由がYUKIの歌唱力でも
歌詞の内容でも、曲の完成度でもなく
ゲームっぽかったから。

RPGの中盤ぐらいで大きく話が展開する辺りで使われてそう。
もしくはエンディングのスタッフロール。

間違えて歌が入ってないカラオケバージョンみたいなやつを
聞いていて気が付いた。今でいうインストゥルメンタルバージョン。

使ってる音がそんな感じなのか、
いまどきのゲームの音源が
普通の音楽と変わらなくなってきてるからなのか。

ひとつだけはっきりしているのは
俺のセンスはどんなにがんばっても
ゲーム基準だということだ。

5632005/06/07 19:44:25たかかず読んだ本
YUKIの「長い夢」その他、全然名前を知らない最近の人の
音楽を聴きながら読んだ本は「リング」「らせん」「ループ｣。

何でこれなのかについては特に理由はない。
たまたま本屋で目にとまって、大学の頃映画で観たリングとらせんを
科学的な視点で解き明かした小説の方をちょっと読んでみたくなった。
ちなみにホラーなんて絶対観ないタイプなのに
何で観に行くことになったのかは全然憶えていない。

リングはかなり純粋なホラー。
らせんの半分ぐらいからSF。
そしてループは完全なSF小説だ。

ループはリングやらせんを書くときには想定していなかったようで
無理やりつじつまを合わせている感があるが扱ってる題材は面白かった。

生命の発生起源。
もし偶然生命が誕生したとしたら、
その確率は宝くじの1等に100回連続で当たるとか
そういうレベルになる。ありえない。

もし同じ人が100回連続で宝くじの1等を引いたら、
普通の人はどう思うだろうか。

運がいいなんて思わない。インチキしてるに違いないと思うはずだ。
だから生命の発生は偶然じゃなくて何かインチキがあったんじゃないか。
というのがループの話。
何であのホラーがこんな話になるのかは読むとわかる。

この辺の話は昔から興味がある分野だ。

生命の発生だけじゃなくて進化の方向も意志の力で
決めることができるんじゃないかと思うことがある。

鳥はなぜ飛べるようになったのか。
偶然飛べるように突然変異したのか。
鳥の祖先が飛びたいって思ったんじゃないのか。

ダウン症の人とかも本当は障害者なんかじゃなくて
地球を保全するためにあえて寿命や能力を制限した
新しい人類なんじゃないか。

なんて話をあんまり書くと、
少ない友達がさらに減るのでこの辺にしておく。

5642005/06/07 21:39:25たかかずやったゲーム
本当はドラクエ8をやりたかったんだけど、
本格的に1ヵ月潰したりはさすがにできないので
昔もらったスーパーファミコンのエミュレーターで
スーパーファミコンのゲームをやった。

これなら、ターボモードで10倍速のレベル上げとかが
可能なので普通にやるよりも短時間で終わる。

で、選んだゲームは「テイルズオブファンタジア」。
「テイルズオブ〜」というシリーズの一番最初のやつで
発売時期がドラクエとかぶったため全然売れなかったやつだ。

ところが、プレイステーションで続編が出たらこれがヒット。
売れなかった最初のやつもリメイク版としてプレイステーションと
ゲームボーイで出ている。

そんなテイルズオブファンタジアだが、
戦闘中にいちいち技の名前を叫ぶところとか、
タイミングよくボタンを押さなきゃいけないところとか、
北欧神話が随所に絡んでいるところとか。

これ、やったことないけどやったことある。

と思っていたら、発売元はナムコなんだけど、
開発元がトライエース。やっぱり。
ヴァルキリープロファイルの開発元だ。

ヴァルキリープロファイルというゲームは
北欧神話に（ゲームにしては）かなり忠実にしたがっているゲームで
結構面白かった。

絵画調の変にシリアスなイラストから始まり、
あの技を出す時のセリフ。
はっきりとは憶えてないが、

「己の罪を嘆くがいい！ギルティ・ブレイク！」

みたいな恥ずかしいセリフを技を出すたびに叫ぶ。
しかも戦闘のたびに何度も聞いているとしまいには憶えてしまって
無意識に同じセリフが口をついて出て、
やってる方もいっしょに恥ずかしいゲームだ。

テイルズオブファンタジアはスーパーファミコンなので
技名を叫ぶのが限界だったらしいが、もっとその容量を
他に振り向けた方がよかったんじゃないか。

中ボスやマップが使いまわしだったりで悪戦苦闘の痕跡が見える。

そんなゲームの中盤、どうしても倒せない中ボスが出てきて、
ネットで倒し方を調べると、簡単に倒す方法が書いてあった。

そして最後に、「但し、SFC版ではできません」と書いてあった。

俺が今やってるのはGBA版でもPS版でもなくSFC版だ。

泣く泣く根性で倒す俺。正直最後のボスより大変だった。

最後のボスは魔法でしか倒せないという設定で、
主人公は戦士なんだけど、途中でボスにも効く技を覚える。

でもとどめの一撃は、普通の弓使いの弓だった。
正直弓使いの弓が一番強かった。技とか使えないのに。

腑に落ちないことがたくさんあったゲームだったが
とりあえず一通り最後までできたので満足した。

さて、そろそろ生活を元に戻そう。

5652005/06/11 21:38:30たかかず判定
画像添付機能を追加してもらったけど
普通に書き込むようには使えないらしい。
どうやったら使えるんだろう。

今日は叔父さん夫婦が十数年ぶりに福岡に来たので
みんなで呼子にいかを食いに行った。

叔父さんは、お袋の弟にあたるが、
性格的にお袋によく似ている俺としては
中身に限っていえば親父よりも似ている気がする人だ。

そういうわけで、
東京にいた頃も東京のお袋の実家に遊びに行くと
いつも二人で長話をしていた。

久しぶりにそんな長話をできたのも楽しかったが、そんななか、
うちの妹が将来のだんなさん（候補）をつれてくるという話から
叔父さん夫婦の娘の話になった。

叔父さん夫婦の娘（つまり俺の従姉妹）は、
今大学3年生で、彼氏がいても全く不思議はない年頃だ。

「それがねぇ。全然いないんだよ」

と複雑な表情の叔父さん。
嬉しいような、でもそろそろちょっとまずいんじゃないか。
みたいな心境だろうか。

ちなみに、叔父さんの娘は容姿に問題があるわけではない。
と、俺のセンスで言っても信じてもらえないだろうが、
先日ファッション雑誌の読者モデルになっていた。
したがって、この点は客観的に保証されている。

じゃあ、やっぱりあの無駄に高いプライドのせいなんだろうか。
と余計なことを勘繰っていると、

「あいつファザコンだからね」

とファザー本人。

あんたってファザコンだよね。
そんなことないよー！
みたいな友達同士の会話はありがちな気がするが、
父親本人が娘をファザコン呼ばわりというのは珍しい。

父親だったら多少は（客観的にはものすごく）ファザコンだったとしても
嬉しいからアリ（ファザコンじゃないってことにする）。
みたいな感じじゃないだろうか。

いや、でも叔父さんの性格からして、
一歩引いた視点からの感想だろう。
嫌じゃないんだけど、一般的にはこれってファザコンだよな。みたいな。

そういえば、俺が大学生の時、
叔父さんの家（=母方の祖父母の家）に遊びに行ったとき、
ちょっと驚いた光景を目にしたことを思い出した。

当時、叔父さんの娘は中3か高1ぐらいだったと思う。
世間ではちょうど「お父さん汗臭いから近寄らないで！」とか
お父さんの洗濯物をパン屋のパンはさむやつみたいなのではさんだり
とかしてもおかしくない年頃だ。よくわかんないけど。

そんな年頃の彼女が、
叔父さんのひざの上に乗ったのだ。

なるほど、確かにあれはファザコンっぽかった。
いや、ファザコンと断言してもよかったかもしれない。
でも、ギリギリセーフじゃないか。
まだそれぐらいの歳なら、そういうこともあるんじゃないか。

昔どこかで、高校生でもお父さんと一緒に風呂に入る娘の話を
聞いたことがある。それに比べれば、
ファザコンラインギリギリセーフという
判定でもいいんじゃないか。

そう思い、義理はないが従姉妹を弁護することにした。

「確かに、中学生か高校1年生ぐらいの時に
ひざに乗ってるのを見たときはファザコンっぽいと思いましたよ。
でもそれぐらいは・・・」


「いや、今もだよ」


それはファザコン。

5662005/06/21 21:39:25たかかずオークション
・百度MP3
http://mp3.baidu.com/

中国のサイト。最近の曲のMP3ファイルが検索可能。
ってこれ違法じゃないの？

高校時代からの友人にヤフーオークションが大好きなやつがいる。
例えば結婚式でやる余興のためにハンドベルを購入し、
オークションでレンタルすることで元を取るということもやっている。

「前回のレンタルで1000円儲かったから元は取れた。
これからは左うちわだよ」

ちっちゃいうちわだ。

先日、この友人と飲んでる時に「デジカメが欲しい」という話を
したら、それはぜひオークションで買うべきだと言い出した。

俺の中ではデジカメというと大体3万円〜4万円ぐらいのイメージだ。
オークションだとどれぐらいになるんだろうか。

「1000円ぐらいからあるよ」

安っ！

まあ、1000円ぐらいだと
ものすごく昔の中古デジカメで、それなら
携帯のカメラ機能のがいいんじゃ…？
みたいなやつだろう。

でも1万円ぐらいならかなりいいのがあるんじゃないか
と思い、頼んでみることにした。

オークションは信用が大事だ。
オークションに登録している人は
その人の出品したものがどうだったか、
取引相手としてどうだったかを互いに評価しあう。

その評価ポイントが高い人ほど信用できるというわけだ。
そこで、オークションを全く知らない俺が入札するよりも
その友人に入札してもらった方が都合がいいということになる。

しかし、お互いデジカメについての基礎知識すらない状態。
どれぐらいが相場なのかさっぱりわからない。

とりあえず500万画素ぐらいの中古のデジカメを
俺の中での限度額15000円で入札。

落札価格18500円。

まあ、それでも安いんじゃないかと思う。
他の終了したオークションを見ると
大体400万画素ぐらいの中古が1万円弱だ。

600万画素の中古デジカメに入札。

全く学習能力がない。

なんで、500万画素が18500円なのに、
600万画素で15000円以下で買えるのか。

4年前のモデルで中古とはいえ、
当時の定価は12万8千円だ。

「例のやつ落とせたよ！住所教えて！」

ほら、やっぱり。

…。

落とせた？


5672005/06/28 00:43:03たかかずバランス
新試験制度についての話を聞きに
久しぶりに学校へ。

あ、税理士試験の模試も受けたんだった。
過去問より問題量が多く余裕の時間切れ。

ていうか、ほとんど簿記が原因で今年失敗したのに
税理士試験に必要な知識の4分の3が簿記。
どうしろというのか。

新試験制度についてはほとんど知らなかったので
非常に参考になるセミナーだった。

とにかくわかったのは、
今のテキストじゃ全然ダメで
早く新しいテキストを手に入れないとまずい。ということ。

あさって特待生試験を受けるために学校に行くつもりだったが、
特待生試験を受けて、結果を待って、なんて悠長にやってられない。
がんばれば3万円ぐらいなら余計に割引いてもらえそうだが、
早くテキストを手に入れるのはそれ以上の価値がある気がする。
というわけで、あさって申し込んでしまうことにした。

すぐにでも申し込みたいのだが、
申し込むコースに悩んでいる。

240コマ好きな講義を取れるやつか、
必要な講義がセットになってるやつか。
ちなみにセットになってるやつのがコマ数は多くて安い。

でも合格者は好きな講義を取れるコースの人のほうが多い。
これは、自分で弱点を把握して補強するというところに
頭を使うためだと考えられる。そういう作業は必要だ。

悩むのは、弱点も強いところも特にないという点だ。
どの科目も大体同じくらい。
強いて言えば計算科目が弱くて理論科目が強い。
でも、計算科目なんて教えられてできるものじゃなくて
練習を重ねてできるようになるものだ。
講義たくさん受ければできるってもんじゃない。

まあこれについては明日中に結論を出そう。

もうひとつ、今やってる税理士試験に関係する話だ。

何で今8月2日の税理士試験に向けて勉強しているのかというと
来年の短答式試験の科目免除のためだ。

来年から新試験制度になり、短答式は現行の100点満点の試験1回から
200点、100点、100点、100点、の4つで500点満点の試験になるのだ。

このうち、200点満点の「財務会計論」を免除になるために、
税理士試験の5科目のうち、最難関の2科目に同時合格しなければならない。
これ、簿記が弱点の俺じゃなくても至難の業だ。

まあ、でもチャンスがあるんだから挑戦しないわけにはいかない。
宝くじだって買わなきゃ絶対当たらないのだ。

と思ってがんばっているものの、ひとつひっかかっていることがあった。

免除された科目って何点になるの？

500点満点の試験のうち、免除された人は300点分の試験しか受けない。
200点分は何点取れたものとして加算されるのか。

これについてセミナーで説明があった。
割合で判定するということだ。

つまり、500点満点のボーダーラインが300点だったとする。
満点の60パーセント。
だとすると、300点中180点がボーダーになるということだ。

なるほど、何点加算とかじゃなくて免除科目は考えないってことか。
とそのときは単純に考えていた。

ところが家に帰ってよくよく考えてみるとあることに気がつく。

500点満点のうち300点といっても、
科目によって簡単だったり難しかったりがあるはずだ。
今年はこの科目は簡単で点が取りやすかった。
でもあの科目は難しくて全然点が取れなかった。
合計して300点だった。ということだ。

例えば、合格者の最低ラインが大体
100点、70点、70点、60点の計300点だったら？
科目免除された人は100点のところが免除になる。
70点、70点、60点だと200点。180点を悠々オーバー。
しかも免除されてる分残り3科目に時間を割ける。
合格はかなり簡単だ。やはり科目免除有利か？

ところが、これならどうだろう。
150点、50点、50点、50点の計300点。
150点のところが免除。のこりは150点。
でも180点取らなきゃいけない。


捨て身で税理士試験の勉強をするんじゃなくて
会計士試験の勉強をしながらついでに受かるイメージじゃなきゃ
あとで死ぬかもしれないってことか。

5682005/07/03 22:29:49たかかずミュージカルバトン
http://b1.alt-r.com/zc/view.php3?m=1&n=4285&p=2555
ミュージカルバトンがこんなところにも回ってくるとは。
相当広まってるらしい。

ちなみに音楽については全く無頓着な上、
趣味が一般的ではない上、
かっこいいこだわりみたいなものもない上、

とりあえず質問に答えます。

◇質問◇
��Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

音声コラージュ（↓こんなやつ）ならたくさん持ってるんだけど。
http://studio-n.hp.infoseek.co.jp/news2.html

ざっとみる限り100MBぐらい。
そのほとんどがゲームミュージック。

��Song playing right now (今聞いている曲)

誰かがスクエアのサガシリーズの曲をアレンジして
メドレーにしたMP3ファイルを今容量調べてる時に立ち上げた。
これだけで40MB。45分もある。これなんだっけ？と思って。

��The last CD I bought (最後に買ったCD)

おぼえてない。たしか柴崎コウのアルバム。
黄泉がえりっていう映画で歌っていた歌が気になったので。
それか、平原綾香のJupiterが入ってるアルバム。

��Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

・Swallowtail Butterfly／Yen Town Band
　
スワロウテイルという邦画の主題歌。
大学時代初期を思い出す。

・ボレロ／ラヴェル　

音楽はゲームミュージック→クラシック→Ｊポップ
という流れで聞くようになって、そのクラシックの入口になった曲。
ＴＶでもよく使われれる有名な曲。
もともとはラヴェルが友達の片腕のピアニストに贈った曲。
同じ旋律が繰り返し繰り返しなのに全然飽きない。


・組曲"惑星"／ホルスト　

これもクラシック。数あるクラシックのＣＤの中で
何故か気になって買ってしまったＣＤ。
小さい頃天体マニアだったせいか。
ボレロ同様、組曲のなかでも4番目の木星がよくＴＶで使われてる。
平原綾香のJupiterもこれだから買ってみた。

・プレリュード／しらない

ファイナルファンタジーの曲。
しばらくゲームをやったあとにオープニングが
始まったあの衝撃は忘れられない。
でもオープニングテーマよりこっちの方が好き。

・My Heart Will Go On／Celine Dion　

だんだん思い浮かばなくなってきた。
映画タイタニックの主題歌。
この主題歌というよりサントラに思い入れが多分ある。


ちなみによく聞く曲は時期によって変わっていくので特になし。


��Five people to whom I’m passing the baton (バトンを渡す5人）

気軽にバトンを渡せる友人かつ日記等公開している友人というのは皆無。

すすむさん、あの誰も見てないっていうか
見せる気ゼロの（読んだ本・聞いた音楽を記録してるだけのため）
ブログで回答よろしく。

１人が限界。

こんなチェーンメールみたいなのはよくないよ。
友達がいないのがバレバレじゃないか。


自分の人生にとって音楽があまり重要じゃないことを再確認。


5692005/07/07 22:04:21たかかず過去の記憶
・へぼ日記
http://blog5.fc2.com/aar/

だいぶ前からひいきにしているサイトがあって、
今回はそこの日記が面白かったので紹介してみた。

子供が書く文章はありえない。
暗黙のルールを完全に無視したものがあって面白い。
かくいう俺も読書感想文に話のあらすじだけ書いて怒られたことがある。

このサイトを見つけたのは、ファイナルファンタジー��-2という
ゲームが発売された頃で、攻略サイトその他を探していた頃だ。

もう何年も前になる。当時はまだサラリーマンだった。
管理人のa+rさんのプレイ日記のこのゲームに対するつっこみが
あまりに的を射ていたのでブックマークに追加した。

ファイナルファンタジー�召呂�なり完成度の高いゲームだった。
宮崎アニメのナウシカやラピュタのような世界観、
ゲームの操作性、ストーリー。
ファイナルファンタジーシリーズのなかでも
かなり上位にランキングされる。当然売れ行きも好調。
だからこそ、今までなかった��-2なんていう続編が作られたのだ。

しかし、この続編、ことごとく期待を裏切るものだった。
ヒロイン役のキャラが変わりすぎ。

例えばだ、ナウシカのヒットに気をよくしたスタジオジブリが
ナウシカ２なんてのを作ったとしよう。ラピュタ２でもいい。
そのナウシカがシータが、ものすごい露出度の高い派手な格好で
「お宝ハンター！カ・モ・メ団！惨状！」
なんて言い出したらどうだろうか。
そりゃ参上も惨状になってしまわないだろうか。
俺も今スタジオジブリに土下座したい気分だ。

あの聡明でちょっと不幸なヒロインだった（そして地味な格好の）
ナウシカはいったいどこへ行ってしまったんだ。

たちが悪いことに、ものすごくリアルなのだ。グラフィックが。
声もそのまま。フルボイス仕様。いくら「この人は別人、別人」と
自分に言い聞かせても厳しい現実を叩きつけられる。

おそらく最初の数時間でかなりのプレイヤーが脱落したと思われる。
何で数千円も払ってこんな苦行に耐えねばならないのかと。

しかし、俺はがんばった。無駄に。
数千円を無駄にしたくは、いや、
無駄にしてしまったことを認めたくなかった。

ＲＰＧのセオリーどおり、ラスボスの存在が明らかになり始め、
主人公たちが世界平和のために立ち上がるくだりになると
それでもだいぶ慣れてきた。環境適応能力フル活用だ。

前作ではヒロインの職業は「召喚士」だった。
召喚獣（魔物みたいなやつ）を呼び出して戦わせる人。

その彼女が再び世界を救うべく立ち上がる。
「私が世界を救う！歌で！」

歌、関係ないよね。

まさか環境適応能力の限界を超えるとは思ってもみなかった。

ここからの記憶はあまりない。
何か倒して、何か終わった。

クソゲー好きな俺ですら手ごわい相手だった。

5702005/07/09 21:44:23たかかずマンガ・バトン
亜種がいろいろあるようで。

◇Total volume of comic on my Bookshelf（本棚に入ってる漫画単行本の冊数）

30冊ぐらいかな。

◇Comic thought to be interesting now（今面白い漫画）
　
GANTZ、バガボンド、20世紀少年、あたりか。

◇The last comic I bought （最後に買った漫画）

20世紀少年の最新刊。

◇Five comic I read to a lot or that mean a lot to me （よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画）

�　嵒�の谷のナウシカ」　
唯一家に全巻揃ってるマンガ。
他は引っ越すときに売り払ってしまった。
何回も読んだ。

�◆屬呂犬瓩琉貶癲廖�
働いてた時は毎週マガジンを買って読んでたけど
一番読みたかったのはこれ。長くなりすぎてマンネリ気味っぽい
部分もあるけど、こういう話好き。

��「寄生獣」
これはすごい話だと思った。
俺の中で読んだ方がいいと思う漫画1位。

�ぁ峅屬侶勅　�
慶次の強さがありえない。
戦国時代末期の様子もシュミュレーションゲームとリンクしてて
読んでて楽しかった。全巻持ってたけど古本屋に売却。

�ァ�MONSTER」
すぐに名前を思い出す漫画を2本以上描ける漫画家は天才だそう。天才。
ちょうど鬼束ちひろの月光を聞いていた頃に読んだので、
月光を聞くと思い出す。なんかテンションも似てるし。

福本伸行の漫画も好きなんだけど収まらず。
漫画だと5つは少ないと思う。

◇Five people to whom I'm passing the baton （バトンを渡す5名）

例によって5人もいないので
すすむさんよろしく。今回もブログの趣旨と反してないはず。
あと、リエコさんにも回ってないみたいだから
おねがいしていいかな？
karidayさんはあんまり見ていないようなので別途連絡しとくか。

がんばって、3人。

5712005/07/14 19:09:22たかかずトライ
・家庭教師のトライが、なんかキャバクラみたいになってます。
http://t1gp.jp/teacher/index.html

俺は9番の人かな。

どう考えても一番教え方がうまい人を選ぶグランプリではない。
トライはどの先生に教わっても同じということか。
マニュアルか。判断基準は外見なのか。

別の日記に載せたら男性陣に大反響だったので再掲。
どっちも読んでる人は申し訳ない。

予備校ではこの先生はわかりやすいとか
この科目ならこの先生みたいなのがあった。
でも家庭教師ってたぶん全科目教えるんだろう。

そうすると一方的に講義を聴く予備校とは違って、
その人の、生徒からわからないところを聞き出す力とか、
やる気を起こさせる力とか、各科目の専門家とは
違うものが求められるんだろう。

でも、かわいけりゃいいってもんじゃないだろう。

例えば、受験生がわからないところを解消するには、
先生に質問するのが効果的だ。
質問する相手がかわいいかかわいくないかで質問の頻度は
変わるだろうか。

そんなの…


ものすごく変わるんじゃないか。


でも、やる気はどうだろうか、
教えてくれる先生がとてもかわいい人だからといって
「よし、いい成績をとって先生を喜ばせてやろう」って気に…


ものすごくなるんじゃないか。


なるほど、かわいけりゃいいや。

ちなみに男性バージョンは秋頃やるそうです。

5722005/07/16 17:25:47たかかず義弟候補
今日は妹が彼氏を親に会わせに実家に帰ってきた。
というわけで家族一同騒然。

こういう時、兄の位置は微妙だ。
特にいらないのだが、家にいるならいるで
無視するわけにもいかない。

で、一番そわそわしているのはもちろん親父だ。

昼に数時間来て帰るということで、
「酒も飲ませられんのか」と不服そうな親父。
素の状態の彼を見たいようだが、
多分酔っ払っても素にはなれないと思うよ。こういう時は。

なんとかして自然体の彼を見るべく、
川原にバーベキューに連れ出そうという事になった。

バーベキュー。
家族でやった記憶ははるか10数年前だ。
大丈夫か。段取りとか。

何度もいうが、こういう時微妙な位置の兄。
正直、別にいらないんじゃないかと思うし、
俺がいないほうが親父も彼と話す機会も増えるだろう。
バーベキューには俺抜きで行ってもらおう。
なんといっても受験生なんだし。

昨日そんな話をほのめかすと、
「今の時期ほんの数時間ぐらいで結果は変わらない。
能率が大事なんだ。お前は要領が悪い」
みたいに、まくしたてられる俺。

要領が悪いならなおの事勉強したほうがいいんじゃないか
と思うのだが、男が彼と二人だけだと緊張するからやだと
はっきりいってほしい。


つづく

5732005/07/17 22:41:53たかかず義弟候補２
妹が現在の彼と付き合いだしてから確か1年は経ってないと思うが、
彼が自衛隊さんで転勤が多く、妹は次の転勤のタイミングで福岡に
戻ってこようとしているらしい。

今は、沖縄の建設会社で働いている。４年目。
で、急遽12月に結婚することに。

彼の話を最初に聴いたのは、いつだったか
彼の誕生日プレゼントの話を聞いた時だ。

彼は妹にFOMAをプレゼントしたそうだ。携帯電話の。
電話代も全て彼持ち。

こうすることで、お互いの電話は、自分の携帯同士の通話として
かなりの割引ができるそうで、結果的にお金がかからないとのこと。

しっかりしてるなあ。と思うとともに、
電話代払ってくれるなんて気前がいい彼だな。と思った。
ちなみに妹からみて２つ年下。俺からみると５つも下だ。

人には得意不得意ってもんがある。と言い訳してみる。

しかし、ここまでで止まっていた俺はどうやら甘いらしい。

「これって束縛？って思ったよ」

という妹の一言の意味がとっさにわからなかった。

携帯電話の料金を彼が払うってどういうことなのか。
そう、利用明細は全て彼に届くのだ。どこにどれだけかけたのか。
明細というだけあってかなり細かくわかるようになっている。

つまり、妹が浮気なんてしようものならすぐにでも
物証を抑えられる体制だ。

感心した。
一見ただ気前のいい彼氏だし（見抜かれてるけど）。
俺が彼女だったら気前がいい人だなぁで終わっている。

確かに妹のそとづらはたいした物だ。
「食事に行くだけ」の男性もいないことはないだろう。
勉強になる。

勉強にはなるがまねはできない。
そんなことに労力を使うことを想像するだけでげんなりしてしまう。
その労力使ってゲームやったり本読んだりしたい。

しかも最近俺の中で相手の浮気もちょっとぐらいなら
いいんじゃないかと思っている節がある。
人生一回しかないんだし。

男が浮気するのと、女が浮気するのとで決定的な違いは
妊娠のリスクがあるかないかだそうだ。

男は妊娠しないので浮気しても、
土下座して謝って許してもらうとかそのレベルだが、
女は妊娠すると男の遺伝子が後世に伝わるチャンスが
決定的に減るため男はものすごい勢いで怒ることになる。
それこそ死活問題だからだ。

だからといって、男は浮気していいけど
女は浮気したらダメというのもおかしな話だ。
当然女だって浮気をする。

だから、女は男に比べてうそが上手になるわけだ。
本能的に非常にまずいということを知っているから。

男は、うそをつくとき目をそらすが、
女は、うそをつくとき絶対に目をそらさない。
「俺の目を見ろ！」って言うのは間違い。

女は命懸けでうそをつこうとするため、
むしろうそをつくときはいつもより
真剣に相手の目を見つめるそうだ。

はい、ここまで心理学サイトの受け売り。

見抜けません。そんなの。
髪切ったかどうかもがんばらないとわからないのに。

というわけで、むしろ浮気を容認するという本末転倒な結果に。
浮気ＯＫの彼氏としてアピールすれば多少はチャンスも増えるかな。

義弟の話から大きくそれた。

別にこれといってオチがあるわけではないが、
だらだらとつづく。

5742005/07/18 02:26:24どんちゃん最難関
来年の新試験を受ける税理士です。簿財が最難関の２科目とありますが、税理士試験において、簿財は最難関などではありません。ほんの入り口です。税法は簿財とは量もレベルも段違いで、みな簿財までは受かってもここで挫折します。

5752005/07/19 18:41:10たかかずお詫びと訂正
どんちゃんさん

ご指摘ありがとうございます。
「簿財が受かればあとはけっこう楽」みたいな話を
遥か昔に聞いたような気がして、流れで書いてしまいました。

先日、法人税法の講義（来年から試験科目として追加されるため）
をちょっとだけ受けましたが確かに大変ややこしかったです。

以後気をつけます。


というわけで、税理士と公認会計士は一般の人には
よく混同されるが実は試験の段階で全然別物ということを再認識。
税理士試験というものを何もわかってなかった。

簿財は別に最難関ではなかった。よかった。

よくない。

よくない理由
1．最難関じゃないからといって難易度が下がったわけじゃない
2．公認会計士受験生が大挙して乗り込み今回から確実に難易度アップ

あと2週間か…。

5762005/07/21 22:08:51たかかず義弟候補３
えーと、もうだいぶ忘れてきちゃったんだけど、
他にネタもないので続きを。

というわけで、はるばる沖縄からうちに来た
熊本出身の彼だが、第一印象は「ラガーマン」。
身長は多分俺（175cm）より低い感じ。

しかし、腕相撲やったら絶対勝てない。自信がある。

そして、次に「若い」と思った。
精神的には大学時代からあんまり成長してない気がするんだけど、
やっぱり若い人見ると若いって思う。

23歳だ。入社（入隊？）二年目だ。
この歳で身を固めたいと思う時点ですごい。

で、みんなでバーベキューに行くことに。

バーベキューは正解だった。
さすが自衛隊だけあって、アウトドアに強い。
っていうか向こうの両親がこういうの好きらしい。

明らかに段取りの悪い我が家を尻目に
てきぱきとこなしていく彼。
もはやどっちがバーベキューに招待してるのかわからない。

俺はというと、適当にお茶を濁しながら
バーベキュー会場が出来上がるのをぼんやり待っていた。

もちろん、彼の活躍を際立たせるためだ。
断じて半分本気で役立たなかったわけではない。

っていうかバーベキューなんてこの前は
いつやったかも憶えてないくらいだ。
俺にできるのは焼けた肉が焦げる前にすばやく食べることぐらいだ。

みんなはまだ準備が完全に終わってないため
食べる体制になっていない。
このまま俺まで食べないでいると肉が墨になってしまう。

使命感に駆られ、真っ先に肉に箸をつける俺。
焼けた肉を片っ端から食べていく。

なぜか家族の視線が痛い。

一方彼は自ら焼く役をかってでて、
手際よく野菜や肉をのせていく。
大変頼もしい。

ところが、親父のコミュニケーションの方法は
相手をけなしたりすることなのだ。

相手をけなしたり落としたりすることで、
「こんな言いたい放題言える関係」みたいな
コミュニケーションなのだ。

親父沈黙。
むしろ段取りが悪い親父の方が
けなされてしかるべきみたいになっている。

そんな彼が、肉を焼いている時にうっかり地面に落としてしまった。
親父チャンス！

「あ！今何か失敗した！」

ものすごく心が狭い人みたいになってる。
もしくは小学生？

まあ、そんなこんなだったが、総じて彼の印象はよかった。
大体、反対なんかしていき遅れたらどうするんだ。
そんなに何度もチャンスはない。

彼がサングラスを無くしてみんなで探すという
ハプニングもあったが、これといって問題もなく、
お決まりのお嬢さんを僕に下さいみたいな挨拶も
きっちり済ませて（もちろん俺はいなかったけど）帰っていった。

正直なところ、


こんなの、やりたくない。

5772005/07/22 21:21:24たかかず好意の返報性
室井佑月という作家だかタレントだかよくわからない人がいるが、
こういうやりたい放題な感じの人が結構好きで、
ブログをよくチェックしている。

最近、ラブレターという題で読者から文章を募集していて、
自分のブログからトラックバックという形で投稿する。

で、投稿したという話ではない。
投稿先のブログに飛ぶとかなりの確率で
梅田さんという同じ人のコメントがある。
ないやつもあるが、それは管理人が削除したものと思われる。

この梅田さん、ものすごい量のテキストを
何度も何度もコメント欄に書いている。
全て管理人に対してはなく、室井佑月さんに対して。

どうやら、このラブレター企画に
参加したいようにも見えるのだが、
それなら自分でブログを立ち上げて
トラックバックを送らなければならない。

わけがわからないが、有体に言えばストーカーだ。

こういう行為に走る人をみるといつも疑問に思うことがある。
それが「好意の返報性」についてだ。

好意の返報性というのは心理学用語で、
相手が自分に対して好意を示すと自分も
相手に好意を抱くというメカニズム。

自分のことを褒めてくれる相手に対しては、
なんとなく相手のいいところも探してあげたくなるというやつだ。

で、恋愛でもこれが成立しない場合があるが、
ストーカー行為は最たるものだ。

ストーカーなんて相手に好意ありまくりじゃないか。
恋愛の場合も好意が一方的になってしまうことがある。

この時、返報性がなくなってしまうのは何故か。

最近これに対して答えが出たような気がするので
今日はその話を（もうだいぶ書いちゃったけど）。

実は「好意」という感情の中には二種類あるのだ。

ひとつは、相手の幸せを願う気持ちだ。
文字にすると何か恥ずかしいことをいってる気がしてきたが
相手を尊敬したり、相手を喜ばせたいとか、
一緒にいて楽しいというのもこれに含まれるかもしれない。

もうひとつは、相手を所有したいという気持ち。
相手をコントロールしたいというか、
自分のことを好きになってもらいたいとか、
自分の思い通りにしたいという気持ちだ。

この二種類の感情がブレンドされて好意になる。

で、好意の返報性は前者の感情に対してしか働かない。
当たり前だ。返報性って感情が鏡みたいに反射することだからだ。

最も後者の感情が少ないのが、友情みたいなやつ。
で、恋愛になるとちょっとづつ後者の感情が入ってきて、
ストーカー行為は純粋な後者。

好意だけだとよくわからないが、こうして２つに分けると
何で恋愛やストーカー行為には好意の返報性がない（時がある）
のかよくわかる。

ストーカーの人が仮に前者の感情（相手の幸せを願う）のみになったら、
相手の前には絶対に現れないようになるはずだ。
自分がいなくなることこそ、相手にとっては幸せだから。

今まで本当に申し訳なかったぐらい言って、
二度と現れなければ、被害者もちょっとは好意的になるかもしれない。
で、好意の返報性が成立するわけだ。

恋愛で相手が自分に興味がない場合は、
前者の感情が強ければ身を引くし、
後者の感情が強ければしつこく付きまとうことになる。
このとき、「私はこんなに好きなのに！」という話になるが、
その好きは後者の感情なので、翻訳すると
「私はこんなにあなたをコントロールしたいのに！」という意味になる。
全然相手が好きになる理由にならない。

というわけで、自分の中で長年の疑問に納得ができた。


俺は、こういう「だからなんなんだ」
という話をするのが大好きだ。

5782005/07/24 21:44:17たかかずラブバトン
俺には見える。これを作ったやつが、
「ね？ね？バトンだから！しょうがないじゃん！バトンバトン！」
とかいいながら気になるあの娘に回す姿が。

はた迷惑な。

karidayさん（大学時代のサークルの同期）から
マンガバトンのお返し（しかえし？）が回ってきたのでお答えします。
あんなにマンガ読まない人だったなんて知らなかったんだよ。


Ｑ１　初恋はいつ？

幼稚園かな。でも、好きになるタイプの原型になってるのは
中学校の時好きだった人なので、中学生の時で。

Ｑ２　今まで付きあった人数は？

二人。いや、三人。

Ｑ３　好きな人とデートでいきたい場所は？

遊園地とか、おいしいお店とか。
一人で行けない所。
あと、山。

Ｑ４　好きな人と見たい映画は？

これぜったいアレだよね。
作者がバトン回した気になるあの娘を
映画に誘いたかったんだよね。

映画自体に全くこだわりがないので、
その時話題の映画を見たい。

Ｑ５　好きな人はいますか？いる方はその人の好きなところは？

いない。好きなタイプは芯がある人（気が強いということではなく）。
あと本をよく読む人。え？それは聞いてない？

Ｑ６　こんな人は絶対無理！！

オタクキモーいとかいう人。

Ｑ７　浮気は許せるか？許せるならどこまで？

許せないんだけど、おそらく気がつかないというのが現実。
手をつなぐ、彼（俺）に内緒で二人でどこかに行く、からが浮気。
俺の中で。

Ｑ８　同棲はしてみたいですか？

共同生活自体にストレスを感じる。
ので、同棲はしたくない。結婚生活できるんだろうか。

Ｑ９　あなたが愛情を感じる行動は？

相手にしてみればとてつもなくどうでもいい話を
「はいはい」って聞いてもらっているとき。

Ｑ１０　愛と恋の違いは？

恋は相手に自分のことを見ていて欲しいと思う気持ち。
愛は、相手を幸せにしたいと思う気持ち。
恋した相手を愛するんだと思う。

Ｑ１１　今までで一番続いた恋愛は？

２年ぐらい。この壁を越えられる人なら結婚できる。

Ｑ１２　付きあってみたい有名人оｒ芸能人は？

最近バレーボール見てて、キャプテンの竹下選手が
（なぜか）かわいく見えると言ったらマニアックすぎると言われた。
自分の中の気づいてはいけない部分に気づいてしまった気がした。

ショートカットが好きなので（中学時代の影響）、
昔でいうと内田有紀。
今だと相武紗季（ミスタードーナツの人）とかかわいいと思う。
加藤ローサ（eコレクトの人）のたれ目もこれからブームになるね。きっと。
竹下選手もショー（以下略）

Ｑ１３　究極の選択。一生愛することが出来なくなることと、人から愛されなくなることとどちらを選ぶ？

これ究極の選択なのか？
迷わず、一生愛することができなくなること。
愛されてない人間が誰かを愛してもウザがられるだけだと思うんだけど。


以上です。karidayさんこんな感じでよろしいでしょうか。

では、回します。このはた迷惑なバトン。
すすむさん、リエコさん、たけまろさんの三人で。

ものすごく回答率が低い予感。
他のバトンと違って、プライバシーの侵害率が高いので
余裕でスルーして下さって結構。見なかったことにして下さい。

すすむさんは、はやくマンガバトン答えてよ。
楽しみにしてるんだから。

5792005/07/27 21:32:38たかかず質問が来た
ラブバトン受け取っていただきありがとうございました。
積極的に答えたいものじゃないけど、聞かれれば答えたくなる
バトンのような気がして、あえて回してみたけど、
答えてもらえてよかった。

最近はリアルなコミュニケーションがめっきり無くなってしまったが、
それでも何とかやっていけるのもインターネットのおかげだ。

昨日、勉強法研究ブログ（ついにカウンターが5000を突破）に
初めて質問が来た。質問だ。積極的なコミュニケーションだ。

今から会計士試験に挑戦しようと会社を辞めた人から。
簿記1級の勉強の仕方を教えてくれとのこと。

簿記1級は持ってない。
受験経験はあるが落ちた。

明らかに質問する相手を間違っている。

勉強法を研究するって、勉強法がわかってないから
そんなことをしているのだ。

しかし、ここでそんな返事を返してしまっては元も子もない。
せっかく（相手を間違えているにせよ）
俺に質問をしてくれたんだ。ちゃんと答えを返そう。

ていうか、返事を返す記事という形で、
一回分書けるじゃないか。

ブログというのは、一回更新すると、
各ブログ検索エンジンに更新通知が行く。

ちょうど、オルトアールのヘッドラインのような感じで、
複数の検索エンジンの上のほうにのるのだ。
だから更新頻度を上げると訪問者が増える。

とりあえず、一生懸命答える俺。
できるだけ建設的な意見を書いたつもりだ。

そしたら、今日その返事がコメント欄に。

「今までどおりやるしかないってことですね。
がんばります。ありがとうございました」


はい。

5802005/07/29 20:52:50たかかず蛍光ペン
・笑いの止まらないコピペ
http://blog.livedoor.jp/kemui/archives/50008297.html

知ってる人は知っているであろう２ちゃんねるのコピペ。
俺はほとんど知らなかった。下手なアメリカンジョークより面白い。
あ、アメリカンジョークは上手くても面白くないんだっけ。

最近、うちの親父が、よくプレジデントを持って帰ってくる。
プレジデントって経営者とかが読む雑誌なんだけど、
会社で定期購読しているらしい。

で、俺にも読ませようと渡されるのはいい。
結構面白いことも書いてある。

なぜか、さりげなく蛍光ペンが引っ張ってあるのが気になる。

蛍光ペンというのは自分が重要なポイントだと思うところに引くものだ。
でも、誰に教えてもらうでもなく蛍光ペンを引く場合、
得てして「自分の意見が正しいことを補完する部分」に引きがちだ。
これは他人が蛍光ペンを引っ張っているところを見るとよくわかる。

「これは、あんたがそう思いたいだけなんじゃないのか？」
と思うところに線が引いてあることが往々にしてある。

例えば、2000年の頭、ITバブルの最中、実家に帰ってきたときのことだ。
親父が、「お前の会社が載ってるぞ」とプレジデントを持ってきた。

その時、他の記事はITバブルらしく株式投資の話がたくさん書いてあった。
一通り雑誌を読んだが、親父が蛍光ペンを引っ張っている所は、
「ずっと持ち続けるべき株はある」とか「これから株は上がり続ける」
とか。その時親父が持っていた株はソフトバンク株だ。

数ヵ月後、ソフトバンク株は3分の1の価格に。

もともと、ITバブルに乗って買ったものではなく、
昔からちょっとづつ買っていたものだったためプラマイゼロって
感じだったが、蛍光ペンが全く意味がなかったことだけは確かだ。

そういうわけで、俺は親父の蛍光ペンは、「親父がどう考えているか」
を示すために使われていると思っている。

今回のプレジデントに引っ張ってあった蛍光ペン。

-「親の世代は学歴が、よりよい職業、安定した将来を約束してくれた
初めての世代。皮肉なことに、その息子や娘たちは、高い学歴が
将来を保証するとは限らなくなってしまった初めての世代なんです」

-家事手伝いをするのは、従来子供の重要な役割だったが、
家庭が労働の場から消費の場となるにつれ、子供は働かずして
消費するだけの存在となった。


そしてこの記事のタイトル
「ニート・フリーターを生み出す家庭」の特徴分析



俺とニートの違いをどうやって説明したらわかってくれるだろうか。




5812005/08/03 22:37:28たかかず実力テスト
昨日、税理士試験があった。
前にも書いたと思うが、簿記論と財務諸表論の２科目に合格することで
来年の会計士試験が多少有利になる。

かなり有利になるという見方もあるが、
各科目の難易度によって不利になる可能性もある点、
税理士試験は会計士試験と違う部分があるため、
会計士受験生で合格できる人間はおそらくそれほど多くない
（短答合格者は受けない又は対策をとらないで受ける人がほとんど）点など
を考えるとそこまで重大な影響は無い気がする。

で、結果はどうだったかと言うと、
感触としてはまあまあできた。
まあまあできた気がするが受かるほどではないと思う（意味なし）。

受かればラッキー、受からなくてもまあ当たり前という
位置付けの試験なのでこれでもいいと思う。
最低限の対策と、会計士試験の基礎をやり直した。
やるだけのことはやった。

全くわけがわからないわけでもなかったので、
そこそこ満足しながら家に帰ってくると、
東京でTACに通っている友人から電話が。

最近じゃ、試験後に必ず電話してくるようになった。

「全然できなくなかった？」

というので、いや、そうでもなかったよ。結構できたよ。
という話をした。彼はもう今年で３年目、来年で４年目だが、
実力にさほど差はない。むしろ当たり前だが彼の方ができる。

おかしいなと思ってよくよく話を聞いてみると、
財務諸表論では理論部分に1時間以上かけたとのこと。

税理士試験を全く知らない人にはそれがどういうことかさっぱりわからない
だろうが、これはかなり致命的な時間配分ミスだ。

俺が聞いたセオリーでは全部で2時間の試験を理論40分、計算1時間20分、
で抜けるのが常道らしい。理論を30分という話すらある。

つまり、それだけ後の計算の部分が恐ろしくボリュームが多いのだ。
俺は過去問を何年分か解いたのでこの辺の事情はよくわかっていた。

彼は全くその辺の話を知らず、試験開始40分ぐらいで電卓の音が
響き始めたの聞いて「みんな理論捨てたんだ」と思っていたそう。

多分ほとんどの人が捨ててない。

で、計算問題にたどり着いた時には後の祭り。
膨大な量の資料を前に戦意喪失したというわけだ。

どんな問題かぐらいは事前に把握しておくべきだ。
しかも、時計を忘れたり、ここ1ヵ月1回しか電卓に触ってないとか
何か全体的にやる気が全く感じられない。

「一応、試験受ける以上は最低限の対策は
やっといたほうがよかったんじゃ」

というと、こう切り返す彼。

「真の格闘家はいついかなる時も真剣勝負ができるんだ」

思いっきり負けてるじゃん。真剣勝負なら死んでるじゃん。

彼の態度は真の格闘家というよりは、
高校生の実力テストだと思う。

5822005/08/11 22:33:59たかかずジム
うちのお袋は俺が実家に戻ってくるだいぶ前からジムに通っているので、
もうかれこれ何年かになる。

ジムに行く人を否定するつもりは全くないが、
俺自身はどうしても、金払わなくてもその辺走ってればいいじゃん。
腹筋とか腕立てとかなら家でもできるし。と思ってしまう。

で、実際そうやっているんだけど、最近猛暑の中ジョギングとか
してると脱水症状になりそうで、やっぱジムもいいかも。
と思うこともある。

でもやっぱり行こうという気にはなれない。
体を動かすために払わなくてもいい金を払うなんて。

そんなジムの中でお袋が最近スイミングの中級コースに入った
という話をしていた。いままでは初級コースだったらしい。

中級コースになると泳ぐ量も増えるらしくかなりきついとのこと。

「この前なんて、私が一番若いからって先頭にさせられたのよ」

それがいったいどうしたのか。
よくよく話を聞いてみると、こういうことだ。
プールで泳ぐ時おばちゃんたちは列になって泳いでいる。
すると、ゴール地点に着いたら前にいるおばちゃんが溜まっていくため
後ろであればあるほど泳ぐ距離が少なくなるのだ。

ところが、先頭はそういうボーナスが全くない。
50m泳ぐとしたらきっかり50m泳ぐことになるということだ。
そして、2番目の人は49.5m、3番目は49mみたいな感じで前に人がいる
から距離が短くなっていく。

「先頭にさせられた」と憤慨しているお袋の話を聞き流しながら、

ジムって何のために行くところなんだろう。

とぼんやりと考えたのはいうまでもない。

5832005/08/15 00:18:09たかかずアッシー君
最近、大学のサークルの後輩経由でネット上で知り合った人がいる。
まあ、ネット上なので文字情報だけの付き合いなんだけど、
後輩がすごい美人なんだと主張するので
とりあえず俺の中ではすごい美人になっている。

ちなみにこの後輩、いまではかなり優秀な営業マンになって
大手企業で活躍している。

先日彼からめずらしく電話があった。

「どうしたの？」
「たかかずさんのことを例の彼女に売り込んどきましたから」

え？

「それ、何の冗談？」
「絶対いいこですって！超おすすめ！」

お前、何かいろんなことを無視してないか。
俺いま福岡にいるんだよ？

「すごい美人なら引く手あまたなんじゃないの？」
「当たり前じゃないですか！だから競争を勝ち抜くんです！」

……。

彼の言わんとしていることはどうやらこういうことらしい。
とりあえず福岡にこもって一人むなしく勉強している俺に
少しでもチャンスを広げてやろうと、今は彼氏がいないらしいその彼女に
代わりにアピールしておいてくれたと言うことだ。

いうなれば、俺は開発中の製品だ。開発に成功すれば自信を持って
販売にこぎつけられる。しかし、優秀な営業マンである彼は、
まだ開発に成功するかどうかもわからないその製品を大口顧客に
売り込んでしまったというわけだ。数ある下請け業者に割り込んで。

でもね、あの、俺にはもっと別の勝ち抜かなきゃいけない競争が…

「いいですか」

はい。

「まずはアッシー君からです」

え、俺ペーパードライバーだけど大丈夫かな。
ていうか懐かしいね。アッシー君。

「で、最初は送り迎えしながら『あの、これから食…』
『ありがとう！じゃ〜ね〜』みたいな感じで最後まで
しゃべらせてもらえません。これが２年ぐらい続きます。
で、やっと最後までしゃべれるようになって食事に誘っている
ことに気づいてもらえます」

「なるほど、そしたらメッシー君に昇格するんだ」

乗っかってみた。

「そういうことです。でも、メッシー君になったからって
油断してはいけません。気がついたらアッシー君に逆戻り。
これが３〜４年続きます」

なんかお笑い芸人の下積み修行みたいになってきた。

「それからようやく彼氏候補としての
スタートラインに立つことができます」

そこからが本番なんだね。とりあえず最初の２年を省略する方法を…


後輩は相変わらず元気でやってるらしいという話。

5842005/08/21 21:43:14たかかず畑
・あたらしいコスプレ
http://portal.nifty.com/special05/08/18/

niftyの社員はどうしてこうバカバカしい人が多いんだろう。
Otearai Webの名倉さんとか。


うちの庭には畑があって、昔はばあちゃんが管理していた。
ばあちゃんが管理していた時代をうちの畑の黄金時代とすると、
ばあちゃんが俺が高校生の時に亡くなって、じいちゃんが管理する
ようになった時代はさしずめバブル崩壊後だ。

じいちゃんもばあちゃんがいた頃畑をいじっていたが、
てんでなってなく、ばあちゃんがこっそり直していた。

それで上手くいっていたのだが、ばあちゃん亡き後
じいちゃんのてんでなってない畑の管理を修正する人間はおらず、
じいちゃんはへちまのように巨大化した黄色いキュウリを
自慢げに持ってくる始末。

そしていま、数年前にじいちゃんも亡くなり、畑は親父の手に渡った。
最近めっきりじいちゃんに似てきた親父。
畑の管理はじいちゃんほどではないがかなり大雑把だ。

それでも、最近はかなりまともなキュウリやトマトや芋など
簡単に作れる野菜は取れるようになった。
平成大不況も脱却しつつある状態だ。

それに気を良くしてか、難易度の高いスイカとメロンに手を出した親父。

スイカとメロンは難しいとどこかで聞いたことがあったが、
今年になって何が大変か身をもって知らされることになる。

まず、食べごろまで成長する前にカラスに食べられる。
カラスにとっては食べごろなんかどうでもいい。食べられれば。
彼らにとっては食べられるかどうかが基準であり、おいしいかどうかは二の次だ。
当然、食べごろまで悠長に待っている人間より手をつけるのは早い。

次々と小玉の状態で食い荒らされるスイカたち。
赤い部分なんて全く残らず、食い荒らされるというか人間よりきれいに食べる。

そこで、カラスに対抗して小玉のうちから収穫する親父。

「これ以上大きくなったら食われてしまう！」

割ったら中真っ白のスイカ。こんなスイカ初めて見た。
よーく見るとほんのりピンクの部分もある。ほんのり。

カラスってこんなの食べるんだ、おいしくないね。

食べる親子。もうなんか目的がどんどん間違った方向にいっている。

さすがに、こんなスイカじゃ意味が無いことに気づき、今度は
スイカを発見次第バケツやざるで覆う作戦に出る親父。

これは上手くいったかに見えた。
しかしまずい。明らかに売っているスイカと違う。
中には収穫前に腐ってるやつまである。

「カラスのやつめ！」

全部カラスのせい。

ちなみに、メロンのほうはまだ時期じゃないのか食卓にはほとんど出てこない。
ただメロンもちゃんと作ってることは確かだ。
スイカ･スイカ･メロン･スイカみたいな感じで苗を植えたそうだ。

このあいだ、テレビで「やってはいけない」という番組を見ていると
スイカが爆発する話があった。

どうやら、ヘタの部分を乱暴に扱うと、
そこから雑菌が入ってスイカが腐るそう。
で、発酵して爆発みたいな感じ。

「カラスが傷つけたから雑菌が入ったんだ」

と納得。

しかし、その次の話で衝撃の事実がわかる。

「メロンとスイカを一緒にするとスイカが爆発する」

八百屋さんが力説。
メロンから発生するエチレンガスをスイカが吸収して
腐ってしまうのだそうだ。

うちの畑。

スイカ･スイカ･メロン･スイカ。

八百屋の常識を覆す栽培方法。

悪い意味で。


全部カラスのせいじゃなかった。

5852005/08/30 21:13:35たかかず金融商品
最近、他の受験生のホームページで、
メールを受け取るだけでポイントが溜まって
お金や商品になるやつに登録してそこそこ儲かってる
みたいな話があったので、自分もやってみた。

めんどくさすぎる。クリックが。メール来すぎ（複数登録のため）。
しかも、一通1ポイントで1万ポイント千円とか。

何年かかるんだ。

その人は、株やヤフオクで稼いだ利益も合計して
ホームページで公開してるが、たぶんその利益がほとんどだと思う。

で、うっかりなんか投資会社のサイトに登録してしまって、
今日電話がかかってきた。

「この間は当社のサイトに登録していただきありがとうございました」

とりあえず、そういうのは結構ですというタイミングをうかがう。
やたらゆっくりしゃべる人で、なかなか本題に入ってくれない。
しばらく生返事しながら聞いていると、

「今なら、利回り15%で元本も保証される商品をご紹介できるんですが」

と言ってきた。

利回り15%で元本保証がどの程度ありえないかというと、
あくまで俺の中での感覚だが、

「この防護服を着れば東京タワーから飛び降りても死にません」

といわれているぐらいありえない。
じゃあ、あんた飛び降りてみてよといいたい。

元本割れのリスクが余裕である株式でさえ
利回り15%をコンスタントに出すのは厳しい。
投資会社を通すってことは投資会社の利益分がさらに上乗せだ。
それで元本保証って。どこの詐欺だ。

「いや、最初は信じてもらえないんですけどね」

たぶん最後まで信じられない。

「よく自分でやればいいって言われるんですよ」

俺もそう思う。

「でも私じゃできないんですよ、企業用で一口一億円なんです」

じゃあ、俺もできないじゃん。

「でも、来年から一口百万円の個人向けのやつがですね･･･」


じゃあ、あんたできるじゃん。

5862005/09/11 23:05:11たかかず福岡
昨日、前の会社の同期が福岡に遊びにきたので福岡を案内した。

9月の2回目の三連休に来るはずだったんだけど、
突然予定を変更して今週に。

どっちにしても相手をするのは1日が限界なので
いつ来てもらってもかまわない。

で、定番の柳川に連れて行こうと思ったら、
「柳川は昔行ったことがあるからいい」といわれ、
結局福岡市周辺（大宰府とか）を案内。

かなり地味だ。
ここおもしろいから！みたいな場所ではない。

天神を「池袋」と表現する彼。
一生懸命「新宿」と主張しようと思ったが、
駅周辺のでかいデパートが確かに東武と西武っぽい。
ちょっとはなれたところにビッグカメラがあるあたりも似てる。
残念。

見るという点では完敗な感じの福岡観光だが、
食べ物には自信がある。福岡の特徴的な食べ物は
明太子と豚骨ラーメンだけではない。

焼き鳥、もつ鍋、水炊き。
このあたりは福岡の独壇場だ。

特に夏場は焼き鳥なんか。。

「夜はもう予約したからいい」

福岡の魅力全否定。

予約した店というのがどこにでもある居酒屋だ。

なんてもったいないことを！と詰め寄ると、
「合コンをセッティングした」と言い出した。

福岡に知り合いなんていないはず。
合コンをセッティングってどういうことだ。

話を聞くと、合コンサイトというのがあって、
それに登録すると相手が簡単に見つかるそう。

素性の知れない初対面の人と飲んで何がおもしろいんだ。

歳をとるにつれて、なぜか男は女の人を絡ませたがる。
男だけで飲むという状況をできる限り回避しようとする。

福岡に全くつてのないこの男がそこまでやったことに驚きだが、
何度かこういうケースに遭遇したので、これはもう一種の法則だ。
感覚的には過半数の社会人の男が、特に目的のない男同士の飲みを
避けたがっているように思える。

俺はむしろ仲間うちで飲みながら議論するような
（イッキとかではない）学生っぽい飲み方が好きだ。

しかし、歳を取ってくるとだんだんそういうことが
億劫になってくるようだ。あんまりかんがえたくない。
適当に女の人と飲みたいみたいな。

そして、お金があれば水商売の店、なければ今回のような感じだ。
それが大人になるってことか。とちょっと寂しくなったが、
あえて彼の立場にたってみればこういうことなのかもしれない。

日々働いている社会人にとっては毎日が考える作業の連続だ。
考え、議論し、それでも答えが出ず、何とかだましだまし業務をこなす日々。
なんで、プライベートで飲む時まで議論をしなきゃならんのか。
ぐらいの勢いなのかもしれない。


「お前どうせ孤独な生活なんだろ」的な恩着せがましい感じが
はなはだ迷惑だが、ほとんど俺を励ましにきただけの彼に
迷惑だからキャンセルしろともいえず、
結構な歳らしい女の人と事務処理のように飲んで帰ってきた。

こんなのでなんの意味があるのかわからないが、
無駄な努力であっても何とか出会いの機会を増やそうと
してる女の人には感心する。この時間を自分の魅力を磨くことに
使ったほうがいい気がするけど。

飲んでる間は、席にゴキブリがいたような気がして
そればっかり気になってました。

5872005/09/15 21:37:34たかかず愛地球博
愛地球博に行ってきた。

一人でも行くつもりだったが、
大学のサークルのいつもの山登ったりする同期を誘ったら
行こうという事になったので、その彼女と三人で。

俺は思いっきり邪魔だ。
まあ、それもいつものこと。

結果から言うと、一人で行かなくてよかった。
やっぱり人がいたほうがぜんぜん楽しい。
二人がどう思ったかは知らないが、
俺は大変楽しかった。

楽しかったが、人が尋常じゃなかった。
ディズニーランドの「うわー今日混んでるなー」という時の
実に３倍の人数だ。平日なのに。
そりゃ小学生も黄色い帽子に赤いリボンつけてうろうろするわ。

ディズニーランドの３倍の人数の世界では、
まず、人気アトラクションには入れなくなる。
物理的に可能なアトラクションでも４時間待ちとかなので、
それだけで帰るとかじゃない限り無理。

運良くマンモスのやつだけ整理券がもらえたので、
16時きっかりにマンモスの前に行けばすぐ見れることになった。
この時点で、時間は11時を回っている。


まだ一つも中見てない。


下手に待ち時間が長いやつに入ったら時間に間に合わない可能性がある。
というわけで、同期のおすすめ「モリゾーゴンドラ」に向かう３人。

モリゾーゴンドラは長久手会場と瀬戸会場という
二つに分断された万博会場を結ぶゴンドラだ。

何がお勧めかというと、このゴンドラ、町の上を通過するため
町民のプライバシーを保護する目的で数分間人工的に窓が曇るのだ。
町民約80人。投じた税金は数億円。

そんなマニアックなところでも楽しまないと見るところがないという点、
察していただきたい（これでも60分待ち）。

感想としては、突然周りが見えなくなるとこわい。

瀬戸会場（主に愛知を紹介する会場。小さい）では、
全て受付が終了しており、中に入ることはできない。

エンピツとかペンとかで作ってある凱旋門みたいなものが
一番インパクトがあったが、とりあえず、1時間も滞在せずに引き返す。

また60分待ち。

終始こんな感じなのだ。

なんだか楽しくなさそうだが、100キロハイクとか喜んで参加してる
俺としては別にこれでも全然楽しい。待ち時間の非常にくだらない
トークも、普段孤独に勉強している俺にとっては新鮮だ。

長久手会場に引き返した時点で15時。

お気づきだろうか。


まだ一つも中に入れてない。


しかしここから怒涛の巻き返しを図る。
まず最初の標的になったのはOECD館。待ち時間0分。
館っていうか、コーナー？パネル二枚分ぐらいのスペース。
スタンプ帳みたいなやつを買った同期の彼女がスタンプを押すためだけ
のようなところだった。

続いて、UN（国連）館。待ち時間0分。アナン事務総長がなんか
深刻な顔してなんか言ってる館。見てるだけで憂鬱になってくる映像が
次から次へと流れていた。

そして、メキシコ館。待ち時間0分。ここは、待ち時間0分ということを
考えるとかなり良かった。なんというかそれっぽい。万博っぽい。

キューバ館。待ち時間0分。ラム酒のビンがいっぱいあった。

ドミニカ館。待ち時間0分。川の写真がいっぱい。あとカヌーのビデオ。

ここで、16時になりそうだったのでマンモスにむかう。
マンモスだけなら多少待てば見れるはずだが、その両側に
ソニーとNHKが主催のパビリオンがあり、どちらかのコースを見るためには
整理券が必要だ。俺らはソニーのほうの整理券（選べない）をもらった。

たて10mよこ50mの巨大プロジェクター。端から端まで目が届かない。
そこで、地球環境の話の映像を流すというもの。

内容自体は特に驚くものじゃなかったが、
とにかくそのありえない設備に驚いた。50mて。

で、マンモス。頭だけで、鼻は無い。
でも本当に眠っているだけのようなマンモス。
今にも目をあけそう。遥か昔の生きてた頃そのままだ。

メインが終わり、暗くなり始める前にサツキとメイの家を遠目に見て、
スペイン館のデザインを眺めつつ、ボスニア・ヘルツェゴビナ館。
待ち時間0分。

中身忘れた。もう疲れてきた。

その隣のエコマネーセンターでいまさらエコマネー
の説明を受けつつ、途中で抜け出す。いまさらすぎた。
もっと入口付近にセンターを設置すべきだと思う。

1000円もするピザパンを食べて、ベルギー館へ。待ち時間20分。
ベルギービールを飲みたかったが、混みすぎて断念。
ベルギー館はなんか小さなドームみたいなところでぐるっと
スクリーンが一周してて小船に乗っている視点からの映像が流れていた。

もういいかげんへろへろだが、スイス館。待ち時間45分。
アインシュタインのパスポートが見たくて入った。
スイス軍の懐中電灯をモデルにした音声案内を持たされ、
光をセンサーに当てると音声案内が流れるというやつ。
はじめてアトラクションぽい館に出会う。

さあ帰ろうと、ゲートに向いかけたが、
北欧館に行くつもりだったのを思い出す。待ち時間0分。
ムーミン。

以上で終了。
なんか抜けたかもしれないが大体こんな感じだ。

この前後にもいろいろあったんだけど、
案の定長くなりすぎたので終わり。

ここまで読んでる人はいない気がする。

5882005/09/23 21:27:58たかかず出会い
・夏休み子供科学電話相談
http://yonehan.blog5.fc2.com/blog-entry-855.html

どうしてこういうのに笑っちゃうんだろ。

受験生になってもうすぐ２年になる。
夏も終わり、秋になろうとしているが俺には春がきたようだ。

これ↓

--- "メールアドレス@yahoo.co.jp" <メールアドレス@yahoo.co.jp> からのメッセージ：
> いきなりこんなメール送ってごめんね。ビックリしますよね笑。
> ヤフーのID検索で福岡県の春日市って検索して色々見てたら、気
> になったので思い切ってメールしてみました。
>
> もしよかったらお友達になってくれませんか？
>
> 最近、といってもここ一年間ですけど、職場と家の往復で毎日に変化なくてつまんないです…。
>
> このメールがきっかけで一緒に映画やお食事にいける仲になれたらいいな。
>
> 私は比較的に暇人なので、お返事はいつでもいいですよ。
>
> 一応、軽く自己紹介しておきますね。名前は、佐々木百合っていいます。
> 仕事は、化粧品の仕事してます。
>
> 一応、私のアドレスも送っておきますね。
> メールアドレス@yahoo.co.jpだよ。
>
> 普段、経理の仕事もしたりしてパソコンをよく触ってるので、仕事中でもメールできるよ。
> でも、仕事中はちょっとお返事遅くなっちゃうかもしれないですけど・・・
> 家にいるときでしたらほとんどパソコン立ち上げてると思います。
>
> もし暇なときとかいろいろ話せたらうれしいな。
>
> あ、どこら辺に住んでる人ですか？
>
> 私、住んでるのは、春日市だよ。
>
> よろしくね。
>
>
> いきなりメールおくってほんとにごめんなさい。

見知らぬ女性からの１通のメール。
この偶然から恋は始まり･･･


始まりません。


今日はこの面白メールにつっこみを入れてみようと思う。

> ヤフーのID検索で福岡県の春日市って検索して色々見てたら、気
> になったので思い切ってメールしてみました。

メールアドレスを見てもらえばわかるが、
俺はヤフーメールユーザーだ。それは間違いない。
ヤフーメールを利用するにはヤフーIDを
取得しなければならない。

その際、公開プロフィールを設定するのだが、
俺の公開プロフィールはこうなっている。

Yahoo! JAPAN ID： ezakitakakazu
名前： たかかず
住所： 福岡県春日市
年齢： 29
誕生日： 無回答
血液型： 無回答
未婚/既婚： 独身
性別： 男性
職業： 公認会計士受験生
メール： 非公開

佐々木さんはいったいこのプロフィールの何が気になったのか。
せいぜい公認会計士受験生あたりが注目すべき点だが、
その割にはメールでその件には何も触れてない。

ちなみに、福岡県春日市在住の男性はくさるほどいる。

そして、

メール： 非公開

メールは公開してない。
IDとメールアドレスは一致しているので普通に送れるだろうが、
特にそれについても触れず。
適当に送ってみましたみたいな話も書いてない。

> もしよかったらお友達になってくれませんか？

これはまだいい。

> このメールがきっかけで一緒に映画やお食事にいける仲になれたらいいな。

この一文でなんかいろんなものが台無しになっている。
どこの美女が素性の知れない独身男性といきなり映画やお食事に
いける仲になりたがるのか。これじゃ頭がおかしい人だ。

何度かやり取りを経たあとだったり、
俺の内面を知る機会があったり、友人の紹介とか、本人のよさを
保証する人がいる場合ならわかる。
でも、この場合はそういうのが何もない。

> あ、どこら辺に住んでる人ですか？

福岡県春日市で検索しといてこのボケぶりも、
テンプレートをコピペしているだけと考えれば納得がいく。

昔、井川りかこメールというのが流行って、
ネットで結構騒ぎになっていたが、それと同じ感じだと思う。

井川りかこメールは最初間違いメールが送られてきたという
設定で、そのメールに返事を返すと、
寂しいのでメールのやり取りしませんかと誘われ、
最後は出会い系サイトに登録させられるというものだった。

井川りかこメールについて知りたい人はこれ↓
http://marcomusi-blog.seesaa.net/article/3937681.html

このメールもじゃあやり取りしましょうとメールを返したら
テンプレートどおりのメールが返信されてきて、
何度かやり取りしているうちに出会い系サイトに登録してという
ことになるのかもしれない。

まあよくわからないが、放っておくことにする。
今回改めてヤフーの公開プロフィールを覗いてみたが
住所を最後まで公開している人もいて、
個人情報流れまくりだった。

そんな世の中だからこんなことはこれからよくあることなんだろう。

--- 秋内 瞳 <メールアドレス@yahoo.co.jp> からのメッセージ：
> こんばんは、yahooのメル友募集のところを見てメールさせてもらいました。
> 趣味とかなんでも話せるようなメル友募集してるんですけど、
> もしよかったら私とメールしてもらえませんか？
> いいお返事待ってます。宜しくお願いします。

よくありすぎ。
なんなんだ今日は。

メル友なんて募集してない。
あれはお金払わなきゃいけないヤフープレミアムのサービスだ。

5892005/09/26 21:33:43たかかず投資
昨日は前の会社の同期と由布院に行ってきた。
俺を含めて４人で行ったのだが、うち二人は夫婦。

夫婦は福岡のドラッグストアの再建にかかわってる旦那と
来月出産予定の妻で、ともに会社の同期なのでいわゆる社内恋愛だ。

もう１人は、俺と同じ会計士試験に挑戦中で今は合格発表待ち。
東京のほうは合格発表後に採用活動がはじまるらしいが、
福岡の監査法人に就職するつもりらしいので、もう内定は出ている。

同期といっても全員元の会社にはいないわけだけど。

会計士受験生の彼の論文式試験が終わったら飲みに行こうという
話には前からなっていたのだが、妊婦がいるのに飲みに行くことも
できないということで日帰りで由布院に行くことになった。

由布院は九州の観光地としても結構有名なところらしく、
三連休の最終日だったが人がたくさんいた。

精進料理みたいな料理を食べ、温泉につかって、
適当に町を散歩して帰ってきた。

会計士受験生としては先輩の彼の話もじっくり聞けたし、
気分転換にもなったので、有意義な時間だったと思う。

最近気分転換しすぎな気がするが。愛地球博とか。

帰り際、車の中で、受験生の彼が唐突に
「金持ちになりたい」と言い出した。

帰るあいだ暇なので、その話に付き合ってみる俺（助手席）。

「金持ちにもいろいろあるけどどれぐらい？」

「ゲイツぐらい」

限界ぎりぎりいっぱいまでか。

「ゲイツ財産の１％でいいから俺に投資してくれないかなー」

ゲイツの総資産額は約５兆８０００億円だそうだ。
１％は５８０億円。

「５８０億円ももらっても使い切れないんじゃない。
１０億ぐらいで事業起こしたとして、あと５７０億どうするんだ」

５８０億投資してもらえない時点でそんな話をしてもしょうがないが
とりあえず、車の中は暇なので話を膨らましてみる俺。

「あとは、ガリガリ君買い占めたり･･･」

会社ごと買える。

「あ、あとはあれだな」

あれ？


「貯金」


お前に投資してくれる人はいないと思う。

5902005/10/03 23:02:54たかかず上善如水
・カネボウ粉飾
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051003-00000088-mai-soci

公認会計士法によると、監査法人が精神的独立性を喪失した状態（故意）
で、虚偽のある財務諸表を虚偽のないものとして証明した場合には
内閣総理大臣が2年以内の期間を定めて業務の全部若しくは一部の停止
を命じ、または監査法人の解散を命ずることができる。
（公認会計士法第34条の21第2項）

つまり、解散もありうる。
でも経営陣も一新されることだし、
これで建て直しを図ったら他よりもいい監査法人になるかもしれない。
もといた会計事務所の提携先なのでがんばってほしい。

ひとに「がんばってほしい」とか偉そうに言ってる場合じゃなかった。


一旦落ち込んだ企業が、心機一転、
再起を図るというつながりで、JR西日本。

あの事故の一両目に乗っていた人の手記が
公開されているので紹介しておく。

・JR福知山線「一両目の真実」
http://www.kysd.net/fuku42501.html

この人、とても冷静かつ客観的にこの事件を記述している。
あの日常では絶対にありえない非現実的な状況を
こういう風に冷静かつ客観的に書くと逆に凄みが増すというか、
何か迫ってくるものがある。

しかも、鉄道に詳しく、ワイドショーでの専門家の指摘も
だいぶ間違っていることがわかる。

ライブドアとフジテレビの問題の時は、
一応経営学を学んでいたので専門家が言っていることを
「結構いいかげんだな」と思って聞いていたが、
この件についてもかなりいいかげんだったらしい。

やはりピンポイントで本当の専門家を連れてくるのは難しいんだろう。

長文だけど、一気に読んでしまう。
ジャーナリストとしても素晴らしい人材だと思う。
一応マスコミ関係の人らしいので、さすがプロという感じだ。

ちょうどその前日、別のジャーナリストの話を
目にしたばかりだったのでタイムリーだった。

・元祖しゃちょう日記
http://blog.livedoor.jp/hirox1492/

のまネコ問題で忙しそうなひろゆきさん。
ふだんの記事は力を抜きつつポイントを抑えるみたいな内容が多いが、
今回はいつになくちょっと厳しい調子の内容だった。

話を簡単にまとめると、
あるジャーナリストの妻が自転車で走行中、
後ろから走ってきたバスに注意を受けた。
その妻は、帰宅後すぐにバス会社にクレーム。
夫であるジャーナリストが、謝罪にくるようバス会社の責任者を呼び出し、
本人たちの画像と実名をブログ上で公開してしまったとのこと。

ちなみに自転車とバスは交通手段として非常に相性が悪い。
自転車は車道を走ったほうが歩道よりアップダウンが少ないため
車道を走りがちだ。俺も自転車に乗るのでその気持ちはよくわかる。
ガソリンで走るわけじゃないのでできるだけ楽をしたい。

一方、バスは停留所に止まるため、どうしても一番歩道よりの車線を走る。
しかも停留所に止まる時はさらに歩道のほうに寄る。
そこに自転車がいたらものすごく邪魔だ。

普段からバスの運転手は自転車に対していい感情は抱いてないだろう。
でもだからといって、いきなり

「いいかげんにしろお前」

なんてマイクで言うだろうか。
なにかしらいいかげんにしなかった可能性は否定できない。

２ちゃんねるではその点について、クラクションを鳴らされたその妻が、
挑発的に車道の真ん中に寄ってあからさまにバスを妨害したとある。
一応、バスに乗っていた人の目撃証言ということになっているが、
これには何の証拠もない。

この辺は、かなりグレーな話なんだけど、
問題はそこではなかった。

この人のブログ、かなり偉そうなのだ。
いや、かなり偉そうなコラムやら日記やらブログやらを
公開している人はたくさんいる。
そして、好評を博しているものもたくさんある。

だから、偉そうだからダメなのではない。
この人は、自分より弱いものに対して偉そうなのだ。
謝りに来たバス会社の人はこの人から見れば完全に弱者だ。
それを散々こき下ろしてやったと得意げに記事にしている。
他の記事を見ても、なんというかあまり共感を得られなそう。

偉そうなんだけど好評を博しているものに共通しているのは
その対象が、国だとか、超巨大企業とかだ。
大多数が不公平感を感じているようなものであることが多い。
その対象を散々叩いたり、文句をいったりしている。
しかも叩く理由には合理的な根拠がある。

彼のブログにはそういう社会正義的な部分は全く感じられない。

でもまあ、ここまではよくある話だったと思う。
自分のブログなんだから好きなこと書いていい。
彼もその後いきなり増加したコメントに無反応で
今までどおりやっていればよかったのだ。
そうすれば、次第に事態は沈静化したかもしれない。
ところが、２ちゃんねるの住人の荒らしコメントに

「いつでもかかって来んかい、ど素人。
てめえ、誰に向かってゴロ巻きよるんじゃ。」

と火に油を注いでしまった。

これで、単におもしろがって荒らし行為を働いていた人々に加えて、
かかってこいっていうんだったらかかってきてやるという人が加わり、
いわゆる「祭り」状態に。
このタイミングでひろゆきさんも記事にしている。

２ちゃんねる住人一人一人は確かにど素人だろう。
このジャーナリストには社会的には足元にも及ばない
人もたくさんいると思う。

でもたとえ、自分の十分の一ぐらいしか力がない人間でも、
何万人単位で集まったらひとたまりもないのだ。
それはネット上だろうが現実の世界だろうが同じだ。

まして、ネット上では社会的地位なんて何の意味ももたない。
18の高校生が生意気なこと言っても、バイトをクビにしたりできないのだ。
しいていえば、ネットに精通している人間の方がより力がある。

こうして、ブログは閉鎖に追い込まれ、
彼の取引先の企業や大学には抗議の電話やメールが殺到。
ネット上のたった一言で現実世界でも窮地にたたされかねない状況だ。

２ちゃんねるには意思決定機関は存在しない。
だから、２ちゃんねるを敵に回すとすれば、
それは大多数の人間が間違っていると判断した時だ。

完全に個人的な私怨で２ちゃんねるは２ちゃんねるとして動いたりしない。
よっぽど上手く嘘をつけばあるいは利用できる可能性もあるが、
バレたときは倍返し程度じゃすまないだろうから、
それもリスクが大きすぎる。

集団であって組織ではない、
強者の集まりじゃないんだけど弱者ではない。
権力はないけど影響力はある。

この不思議な存在を見ていると、
「上善は水の如し」という言葉とともに老荘思想を思い出す。

5912005/10/19 22:21:31たかかず結婚式
大学時代のサークルの先輩が結婚式に
呼んでくれたので東京に行ってきた。

10月の第２日曜日だったので、
結構時間が経ってしまった。

月曜日が学校が無かった頃は
それが合図になってここに書き込んでいたが、
自分でスケジュールを組めなくなったので
書き込むタイミングがいまいち掴めない。


更新が滞るいいわけを聞いてくれる人すらいなくなっている予感。


わざわざ結婚式に（式から）呼んでくれるぐらいなので、
かなり仲がいい先輩なのだが、サークルに入った当初は
お互い全然興味が無かった。

数十人規模のサークルなので、
あまり話をしない人もいたし、
結局一度も話さないまま卒業してしまった人もいた。

先輩とも、お互い顔見知り程度で終わっても何の不思議も無かったが、
ものすごくどうでもいいきっかけで意気投合することになった。

サークルのイベントかなんかの後で、サークルご用達の安い飲み屋で
飲んだ帰り、たまたま先輩と二人きりになった。

先輩が「もうちょっと飲みたいな。飲みに行かない？」
というので、特に予定も無い俺は面白半分でついていくことにした。

ちなみに先輩は徹底した左脳派というか、
きわめて論理的で隙が無い。左利きなのに。

俺のように、シンプルな論拠を拠り所に、
多少論理が破綻しても強引に推し進める、
いいかげんな論理的思考とは大違いだ。

こういう精緻な論理構成を得意とするタイプと
実は相性がいいと気づいたのは
先輩のおかげだったような気がする。

結局この後、デニーズで次の日の昼まで会話が続いた。
どうしてこんなに会話が続いたのか今となってはよくわからない。
ただ、この後もお互いの家に泊まって朝まで語り明かすことが
何回かあったのでそのときだけたまたま最初だったから
というわけではない。

会話のイメージとしては、俺が材料を調達してきて、
先輩が彫刻を施すような会話だ。
俺はどちらかといえばよくいえば本質的な、
普通にいえば単純な話に興味がある（というか単純にしか理解できない）
ので、非常に単純な疑問を相手に投げかける。

普通だと、そうだねぇ、不思議だねぇ（どうでもいいけど）。
という感じで終わるような疑問も、先輩はそこから
自分のバックグラウンドをフル活用して、論理構築をはじめる。

先輩の話でわからない言葉があれば、逐一、それってなんですか。
と聞いてみる。すると、そこからまた話題が広がって、
という感じで延々会話が続いていく感じだ。

サークルでは一緒に活動したことはなかったが、
結局こんな関係が卒業まで続き
（先輩は一年留年したので卒業は同時）今に至る。


結婚式の話を全然していなかった。


結婚式は明治神宮で、この明治神宮の純和式の結婚式は
かなりインパクトがあった。いままで、教会の結婚式とか
人前結婚式とかしか見たことが無かったが、
それらの結婚式に比べて、かなり厳格というか厳粛というか、
とにかく笑顔でおめでとー！という感じじゃない。
教会から出てくるときに花びら撒いたりみたいなのもない。

狭い部屋で巫女さんが舞ったり、神酒を飲んだり、
一つ一つがきちんと決まっている。順番は適当で、
みたいなものがほとんどない。

教会でやる結婚式は、ほのぼのとしたよさがあるが、
この結婚式はこれで、儀式としてのよさがあった。
結婚式にもいろいろある。

結局、この日は２次会まででて、一日全く勉強もできず
へろへろになって、泊めてもらっていた友達の家に帰ったが、
総じていい結婚式だったと思う。

ただ、いくら東京−福岡間の飛行機の正規料金だからって、
祝儀と交通費足してもお釣りがくる御車代は渡しすぎ。

俺がもし福岡で結婚式を挙げたらと思うとぞっとする。

5922005/10/20 12:50:52ぼぶおお〜い
おお〜い、東京来るんだったら言ってくれよ。
一緒に飲みたかったなぁ、久しぶりに。
言ってくれれば、N.T氏とともに歓迎したのに。。。
M.R氏も呼んでだじゃれ合戦にしたのに。。。

あ、もらったテレビは引越しに際し、弟にあげました。
よろしく。

5932005/10/21 22:16:03たかかずRe: おお〜い
久しぶり。
会う時間があったらもちろん
手当たり次第に連絡したんだけど、
そんな余裕全く無し。

また機会があれば連絡するよ。

> おお〜い、東京来るんだったら言ってくれよ。
> 一緒に飲みたかったなぁ、久しぶりに。
> 言ってくれれば、N.T氏とともに歓迎したのに。。。
> M.R氏も呼んでだじゃれ合戦にしたのに。。。
>
> あ、もらったテレビは引越しに際し、弟にあげました。
> よろしく。


5942005/11/20 18:09:17たかかず簿記一級
前回まともに更新してから1ヶ月以上も経ってる。
いかん。知り合いとの（一方的な）連絡手段なのに。

今日は簿記一級の試験を受けてきた。
性懲りも無く。

すでに３回目の受験になるが、
１回目は簿記二級の記憶もほとんどなくなっている退社直後。
独学じゃ無理というのをわかるために受けたようなものだった。

２回目は、ちょうど基礎講義が終わるか終わらないかぐらいの
去年の今頃。自分の実力がどれぐらいあるかを試すための力試しに。

去年は商工会議所の人に、
「合否はインターネットでわかるから」といわれ、
合否通知の発送料300円をケチったおかげで科目別の得点がわからず。
力試しなのにぜんぜん実力が把握できなかった。

受かることしか考えてなかった。

今回はちゃんと300円も払い、通知をお願いした。

受からないことを考えてる自分に一抹の不安を感じる。

福岡の簿記一級の試験会場は一つしかなく、
去年と同じ福岡大学の七隈本校というところだ。

去年は電車とバスで行ったが、今年は親父が送ってくれることに。
1時間はかかるといわれ、30分前につくことを目標に
1時間40分前に家をでる。

20分でついた。

1時間20分の時間をもてあます。

俺の教室は100人ぐらい入るところで、
1番目から100番目ぐらいに申し込んだひとがいる教室だ。
さすがに、申込が早い人は意気込みもあるらしく、1番から20番ぐらいの
席にかなり早い時間に人が集まってくる。

でも一番乗りは89番の俺だ。

適当にいつも勉強しているテキストやレジュメを見直していると
試験官の人が入ってきた。補助の人二人と、おじいちゃん。

「えー、9時になりましたので試験をはじめます。
この試験は私たちにとっても大事な試験ですから、
きちんとした態度で受けていただきますようよろしくお願いします」

この人、まともなのはここまでだった。

「えー、遅刻は、30分まで認めます。9時半まで認めます。
退出はできます。試験前10分、5分頃は混乱しますのでできません」

おそらく、遅刻は開始後30分まで認められる。開始後30分からは
退出することができる。試験終了前10分（もしくは5分）になると
退出できなくなる。ということがいいたいんだと思う。

「はい、それでは、はじめ！」

まだ計算用紙が配られてない。

「そんなの数えなくいいから適当にばら撒いて！」
（補助の人に向って）

ほんとに大事な試験なのか。


試験自体は去年に比べて格段に簡単になっていた気がする。
実力が上がったからというより、問題自体が簡単になっていた。
気がするだけで実際のところは蓋を開けてみないとわからない。
ただ、去年よりだいぶ正解してる確信があった。

発表は2ヵ月後なので、また忘れた頃だ。

5952005/11/24 22:04:05たかかず大叔母
東京から大叔母さんと、その友達が来たので、
両親が阿蘇に連れて行った。

母方の祖母の妹で、大学受験のときなどはだいぶお世話になった。
昔からいいかげんな人で、そのせいなのかどうかはわからないが、
生涯独身だ。小さい時から、結婚するまでは「○○姉ちゃん」と
呼べといわれ、もうおばあちゃんなのに「○○姉ちゃん」だ。

本人はまあ、寂しいは寂しいみたいだけど
はたから見ると結構あっけらかんとしている。

最近はバイトがあるので帰りが遅い俺。
遅くに帰ってきて飯を食べていると
台所におばさんがやってきた
（阿蘇へ出発はその日の次の日）。

「あら！あんたいい顔になったわねぇ。
学生の時よりいい顔になってるわ」

学生の時はそんなに緩みきった顔だったのか。

「それだけいい顔なら受かる！」

顔で？

「まあでもあれね、5,6年は覚悟しないとね」

俺のいい顔はその程度か。


この大叔母さんは、この姪の息子のことを
かわいがってるのか馬鹿にしてるのか
大学受験で東京の大学を受けるために泊めてもらった時も、

「（今日受けた）明治大学どうだった？」

結果的には受かっていたが、出来はあまりいいとは思えなかった。

「いや、まあ結果を見てみないことには…」

「そう、あれだね、『明治は遠くなりにけり』だね」

それが言いたかっただけか。

早稲田に受かったら鮨おごってやるといわれ、
会うたびに催促しておごってもらったものの、
ものすごい失恋の後かなんかで
全然味がわからなかったのも今ではいい思い出だ。

5962005/12/05 21:57:49たかかず情報
最近、学校でバイトをはじめたせいで
わずかながら交友関係が広がりつつある。

先日、最近よく話すようになった受験生のつながりで
知り合った人と話をしていたら、
ものすごい裏道を教えてもらった。

いままで、自転車で45分だったところを
40〜35分でいける。5分は短縮された。

往復10分、2年間で確実に500往復はしている。
5000分。

いままで学校の人と話をしなかったが、
こうして話してみれば有益な情報もある。

でも俺の友人関係は圧倒的に東京だ。
結婚式に呼ばれるのも東京。
連絡を取り合う人も東京。

木曜日の夜、久しぶりに
会社の同期だった友人から電話があった。

福岡に出張する機会があるから会おうとのこと。
めったに会う機会もないし、もう1年以上会ってないので
是非会おうと予定を確認する俺。

「いつ頃くるの？」
「今日」

えーと、今日の予定は今から寝･･････今日？

とりあえず、寝る気満々の格好を着替えて駅に向う俺。
明日は早朝からテストがあるが、それは社会人の友人も
平日ということで条件は同じ。

もっと早くに言っといてくれれば。
まあ、早くに言われたからといって特にどうということもない。

博多駅の全日空ホテルに泊まるということで
博多駅で軽く飲むことに。もう飯も食った後だし
なんか、飲むのメインの店でも･･･

知ってればよかったけど。
今度探しとくよ。

適当に無難な店に行くことに。

無難すぎて福岡らしさは微塵もない。

互いの近況というより、
同期の近況を話していたら
あっという間に午前0時。
始まったのが遅かったのでしょうがない。

話は尽きなかったが、中でも印象に残った話は
「標準原価計算はサービス業の会社でも使われている」
ということだったのは、
ちょっとがっかりするかもしれないから
言うのはやめておこう。

5972005/12/26 20:38:07たかかず結婚式
今日は、妹の結婚式。
その前に税理士試験の話とか、
クリスマスの話とかまあいろいろあったり
なかったりしたが、
それはおいといて妹の結婚式。

家族だけでやるという特殊な形態で、
新婦側は両親と俺の三人。
新郎側は両親と姉とおばあちゃんの四人。
フラワーシャワーがシャワーにならない。

うちの妹は、親父に似たので、
「安く上がれば安く上がるほどうれしい」という
女としてはものすごく微妙な価値観の持ち主だ。

そんな妹なので、結婚式もこういう形態で安く上げている。
披露宴は行わず、家族同士で食事会みたいなことしてお開き。
俺も楽でよかった。

それでも、先日のクリスマスは
天神でディナーを食べようと街へ繰り出す二人。
いいな。ディナー。と思いながら俺は就寝（22時）。

朝起きて朝食を摂っていると、
母親がおもむろに、
「あの子達、結局どこにも行かずに帰ってきたのよ」
と言い出した。

なんで？せっかくのクリスマスなのに。

「予約もせずに行ったらしくてどこも開いてなかったんだって」

予約もせずにどうしようというのか。
三連休のど真ん中。クリスマスイブ。
この日に気合を入れていない
カップルのほうが少ないんじゃないか。
どこをとっても予約無しで入れる余地は無い。

そこに起きてきた妹が現れる。

「そうなのよ、どっかあいてると思ったら
ラーメン屋も空いてなかった」

世の中には同じようなこと考えたカップルが
想像以上に多かったらしい。

「でもね、最後にやっと見つけて」

「でも9000円だったから、私はその下の階の
定食（600円）でいいよって言ったの」

この話、普通に聞いたら、
「ああ、彼女は気使っていい人っぽく振舞おうとしてるんだろうな。
内心は9000円のコース食べたいんだよきっと」
と思ってしまうが、妹に限っては本気だ。
クリスマスすら定食で乗り切る女。それが妹だ。

しかし、だんなさんのプライドがさすがにそれを許さなかった。
クリスマスに彼女と定食屋に入るぐらいなら
何も食べないほうがマシという
だんなさんの感覚こそ普通だと弁護したい。

で結局付き合いで買わされたクリスマスケーキと
そのおまけでついてきたローストチキンを家で食べたらしい。

そんな話をしながら、
「でも、クリスマスがタダだった」
と満面の笑みを浮かべていたときは、
さすがに
「不憫な子･･････！」
と思ってしまったが、
それでいいんだからしょうがない。

末永く仲良くやっていただきたいと思う。

5982005/12/28 21:51:31たかかず株式投資
最近バブルの様相を呈している日経平均株価。
1万円の時に日経平均連動の投資信託を購入。
一時7600円を切ろうかというところまで下がった時は
高い買い物だったと思ったが、気がつくと資産が1.5倍に。

一日ボーっとしてるだけで1万円ぐらい儲かるときもある。
勉強してるのがバカバカしくなってくるが、
所詮はバブル。素人にはいつ弾けるかわからない。
今の資産評価額は、まあ幻みたいなものだ。

今のうちに、この幻のお金を使ってちょっと
デイトレードでもやってみようかと朝の1時間ぐらい
でデイトレードに挑戦。

全然儲からない。

しかし、おもしろいのはその発想だ。
株式投資はそのスパンを長く取れば取るほど
頭を使わなくて良くなり、預金に近くなってくる。
俺が今までやっていて、多分これからもやるであろう
投資スタイルがそうだ。明らかに安い金融商品を買って
ほったらかす。

これは資産が何倍にも膨れ上がることはない反面、
リスクも少ない。

そして、投資をする上での基本はいわゆる「逆張り」
つまり、下がってる途中のやつを買う。

株価は波のような形で動くので、いずれ切り返して
上昇をはじめる。中長期投資の場合、上がり始めた時には
手遅れになってることが多いので、あらかじめ
しばらく損する覚悟で買っておく。

もちろん、下がりすぎると「ナンピン買い」といって、
あえてさらに買い増して自分の株購入価格の平均を下げることもありだ。
いずれ必ずあがるという前提だから。

最近、自己流じゃなく真面目に勉強しようと思って
本を読んだら、もっと財務情報とかを参考にすれば
より儲かる確率の高い株がわかることが判明。
せっかく会計学の知識を持ってるんだから使わない手はない。
ただ、今は株価が上がりすぎているので、
中長期投資向きの超優良銘柄というのはない。

一方デイトレードになると発想は全く逆転する。

超短期売買であるデイトレードではむしろ、
「順張り」つまり、上がってる最中のやつを買わなきゃいけない。
ほんの一瞬の切り返しポイントを見抜くことこそ難しいからだ。

このまま下がり続けるか、それとも切り返すか、
そんな判断が出来ればそれで飯を食っていける。
それで飯を食ってる人だって見分けるのは至難の技だろう。

また、予想に反して下がってきたら即損切り。
つまり、売却して損失を確定させる。
そもそも順張りなので、高値で掴んでる可能性が高い。
下がりだすと底値までかなりの損失を覚悟しなければならない。
そのうえ、自分が買った価格まで戻ってくる保証はない。
だから、ナンピン買いは原則禁止だ。

同じ株式投資なのに投資期間が違うだけで
基本ルールが逆転する。

人生もそんな局面が多々あるような気がする。

5992005/12/29 04:15:12どんちゃん簿財
で、簿財はどうだったのでしょうか？

6002005/12/29 18:50:04たかかずRe: 簿財
> で、簿財はどうだったのでしょうか？

どんちゃんさんお久しぶりです。
両方受かりました。
難関とかいってごめんなさい。

短答の科目免除適用を受けても
あまり有利にならなそうなので
免除申請しようかどうか迷い中です。

6012005/12/30 03:20:11どんちゃんよかったですね。
対策立てた甲斐がありましたね。
ttp://pleiades.seesaa.net/category/149756.html
有利不利には諸説有りますが、ここの方は免除使うようです。

6022006/01/23 23:25:47たかかず調整
今年初めての書込み。
あけましておめでとうございます。

ライブドア騒動で株式市場が大荒れ。
まあ、ライブドア騒動だけじゃない。
アメリカ産牛肉の輸入再禁止とか、構造計算の偽装問題とか、
悪い材料がまとめてやってきている。

日経平均も去年の後半からだいぶ急上昇していたので
一気に調整が入った形になった。

と思った矢先、堀江社長逮捕。
ライブドア株がほぼ紙くずになったのは確定だが、
明日はまた１段下げることになるんだろうか。

最近、預金代わりの投資をやめて
本格的に株式投資について勉強してみたいと思って
何冊か本を読んでみた。

わかったことは、
試験勉強しながらは絶対無理。
いや、絶対無理ってことはないが、
かなり損しそう。

というわけで、試験勉強はやめ･･･じゃなくて、
とりあえず試験が終わったら、
いろいろ勉強しながらやってみたいと思う。

何冊か本を読むと、一つの会社の株価が次の瞬間上がるか下がるかは、
その会社が今どうなのか、数時間前どうだったか、今日どうだったか、
今週どうだったか、今月どうだったか、
今年どうだったか、今まで数年間どうだったかというのが決定している。
つまり時間軸上の大局観が問われる。

プラス、今日の市場全体の勢い、具体的には日経平均や
ジャスダック平均などが上げ基調か下げ基調か。
これは環境上の大局観。

加えて、それぞれの企業の好材料や悪材料をもとに推理力を駆使すれば
株価がこれからどうなるかは予測できる。

はず。

でもこれがなかなか上手くいかない。
まあ、最初から上手くいくはずもないけど。

でも、こういうことを考えると試験勉強では使わないような
頭の使い方をしている気がする。脳が鍛えられる感じ。

6032006/01/28 22:54:31たかかず時間
短答式試験の科目免除申請をすべく
申請書を公認会計士･監査審査会に提出した。

散々迷ったが、やはり3科目でいいという点が
大きいので科目免除を適用することに。

免除するのになぜそんなに迷うのかという話だが、
不利になるかもしれないからだ。

去年まで、5科目一括で3時間の試験だったのが、
今年からは90分×3科目と3時間×1科目になる。
このうち、3時間のやつが税理士試験のおかげで免除になる。

普通に考えればいうことない。
圧倒的に有利になる気がする。

ところが大きな落とし穴が。

去年までの試験では5科目一遍にやっていたため、
理論科目（商法、監査論、財務諸表論）を各20分で終わらせて
計算科目（簿記、原価計算）に各1時間の時間を割り当てるというのが
セオリーだった。どんな受験生も得意、不得意によって
多少の差はあるにしても大体この時間配分でやっていた。

ところが、今年からは各科目に独立して同じ時間が与えられる。

するとどうなるか。

理論科目の時間がむちゃくちゃ余る一方で、
計算科目の時間が致命的に足りなくなる可能性がある。

俺の場合、免除を適用すると、
監査論、（商法改め）企業法、（原価計算改め）管理会計論
の3科目を各90分でやることになる。

問題数は去年までの倍だ。

残りの3時間でやる1科目は財務会計論。
去年までの簿記と財務諸表論が合体して1科目になった。
だから、この科目に関しては従来どおり理論を速攻で終わらせて
計算に時間を厚く充てることが可能だ。
だけどこの科目は免除の対象。

問題となるのは管理会計論。
もう監査論や企業法から時間をもってくることは出来ない。
去年までと同じ難易度であれば2時間かかるところを90分で
終わらせなければならなくなる。
さらにいえば、時間的には全体で2.5倍になっているので、
問題量が増えることはあっても減ることは考えにくい。

管理会計論だけ極端に点数が下がってもおかしくない。

もしそうなれば、財務会計論を免除した場合
残りの2科目で管理会計論の損失をカバーしなければならない。
具体的には3科目トータルで7割を超える必要がある。

財務会計論がある受験生は
財務会計論が7割を1点でも超えれば
他の科目をカバーするための点数になる。
別の見方をすれば、免除されている人は財務会計論はちょうど
7割だったとみなされるのと同じことになる。

管理会計論が大きく点数を下げることが確実なら、
出来るだけ他の科目で7割を超えて穴を埋めた方がいい。

まあ、でも「その辺は試験委員の人もわかってるんじゃない？」
という意見もある。

先日、仲良くなった入門生（今年1年目の受験生）が
話し掛けてきた。

「この前、東京の先生（監査論）に質問の電話をしたんですよ。
その時に、今年の短答の話もちょっと聞いたんですけど」

「先生が試験委員の人と話した時に、
『まさか自分が一生懸命作った問題がたった20分で解かれてるとは
思わなかった』っていってたらしいですよ」

「今年はかなり時間が余る試験になりそうですね」

管理会計論の時間はやはり足りなそうだ。

6042006/02/01 22:46:36たかかず経営学
経営学。
公認会計士試験の中でも
最も学問体系が脆弱な科目だ。

去年までは2科目だった選択科目が
今年からは1科目になり、
しかも選択できる科目に
統計学が追加された。

今まで、経済学と経営学を選択していたが、
これからは経済学を捨て、経営学を取った。

今年から受験する受験生の中には
統計学を取る人もいるみたいだが、
圧倒的多数が経営学を選択する。

経営学をマスターするのにかかる時間が
他の科目に比べて少ないからだ。
短答式試験後から初めても最悪間に合う。

他の科目は（統計学は知らないけど）そうはいかない。
経済学はほぼ数学なので計算力をつけるために
コンスタントに練習することが不可欠だし、
民法は膨大な量の条文を制覇しなければならない。

範囲の大半が暗記の経営学のみが唯一
短期マスターが可能な科目だ。

が、いかんせん学問としてきちんとした体系に乏しい。
学者の数だけ専門分野がある。みたいな感じなのだ。

生きた伝説マイケル･ポーターの戦略論を筆頭に
財務論、組織論、に大きく分かれ、
それぞれに細分化された分野がある。

そのため、最も試験委員の影響を受けやすい科目で、
経営学の担当講師は、今年の試験委員が誰なのかを
毎年固唾を飲んで見守ることになる。

去年は、予想では残るはずだった東大教授がまさかの退任。
テキストの内容がごっそり変わるという事態に。

受験生にしてみれば、ほとんどの人がまだ本腰を入れて勉強して
いない時期なので特に問題はないが、担当講師は泣きそうになっていた。

そして今年。新たな試験制度になって1回目。
総入替えがあってもおかしくない。
現時点でのテキストは（四名）全員留任の前提で作成されている。

固唾を飲んで見守る講師。

そして1月。試験委員発表。


全員留任。


プラス4人。


試験制度が変わり、
公平を期すため複数の試験委員が
一つの答案を採点するため人員大幅増に。

今年はどうするのかな。先生方。

6052006/02/02 22:28:40たかかずしょこたん
・しょこたん☆ブログ
http://yaplog.jp/strawberry2/

開設当初、若干話題になって
「最近よくあるアイドルのブログ開設か」程度に思っていたら化けた。
真鍋かをりを猛追。1日70更新は尋常じゃない。

真鍋かをりと共通してるのは、
かわいい女の子＋趣味がオタクというところ。
読者はオタクを中心に形成されるので
オタクの話題は一度つかまえた読者を放さず、
雪達磨式に増やす効果がある。
それに更新頻度の高さが拍車をかける。
俺もこれといってくわしい分野があるわけじゃないが、
オタクといえばオタクなので内輪ネタ的な面白さを感じる。

真鍋かをりブログと根本的に違うのは、
内容がほぼ勢い。
きちんと順序だてて物事を考えたりはしてないみたいで
オチとか前フリとかそういうのはない。
1日の更新頻度を上げようとすれば、1回あたりの内容が
薄くなるのはまあしかたがないのかもしれない。

わかったようなことを言っているが
両方のブログともごくたまにしか読んだことがない。

おうし座たんハァハァとか
かみのけ座モエスとか
バカすぎて面白かったので書きました。

6062006/02/05 22:08:06たかかず胎教
妹に赤ちゃんが出来たそうなので（早っ！）
クラシックのCDを貸した。

俺が持ってるクラシックのCDは4枚。
・ジュピター　モーツアルト
・ボレロ　ラベル
・惑星　ホルスト
・シェラザード　リムスキー･コルサコフ

胎教にはモーツアルトがいいそうだが、
モーツアルトのジュピターは
沈黙の艦隊というマンガででてきたから聞いてみたくて買った。
という程度で特別な思い入れはない。
聞いた頻度も他に比べてかなり少ない。

ボレロは銀河英雄伝説というSF小説のアニメ映画を
ビデオで見たときに宇宙戦争のシーンで使われていた。
クラシックと戦争は思いのほか合う。

オーケストラは各楽器が奏でる音が
指揮者の下で整然と流れる。
戦争も、よく訓練された各兵士は指揮官の下整然と攻撃や防御を行う。
オーケストラと戦争はよく似ていると思う。

一番最初に買ったボレロが一番よく聞く。
最近はあまり聞いてないけど。

惑星はタイトルに惹かれた。
昔から天体とか宇宙とか大好きで、
中学の頃は、習ってもないのに選択科目の地学を
模試で勝手に選択して全問正解したこともあった。

いい曲だと思う。なかでも木星は有名。
CMでもよく使われるし、平原綾香が歌にしてた。

シェラザードは、千夜一世物語（アラビアンナイト）を語った姫の名前。
狂った王様が一晩に一人美姫を寝所に呼び寄せ、朝までに殺す。
シェラザードの番になった日、姫は王に一つ話を語って聞かせる。
その話があまりに面白かったので、王は姫を生かす。
姫は次の日も話を語る。

こうして、千一日目の朝、王はすっかり改心し、いい王様になった。
というのが、アラビアンナイトの外側のはなし。
このシェラザード姫が語った話の中に、アリババと40人の盗賊や、
アラジンと魔法のランプや、シンドバットの冒険がある。確か。

シェラザードという曲はこのうち、4篇の話を楽曲にしたもの。
どの話もよくしらないが、曲の感じから想像してみると面白い。

そんな話を妹に説明したら、

「へー、物知り博士だね」

胎教の前にその表現力から何とかしたほうがいい。

6072006/02/07 21:50:17たかかずオルトバトン
せまオルトバトン。渡せる範囲せま。

１．あなたのＨＮを教えてください
また一緒に共有している人がいる場合、その人のＨＮも差し支えが無ければ教えてください

たかかずです。ハンドルネーム占いで決めました。
その前はえざきでした。凶でした。
メールアドレスはezakitakakazu@yahoo.co.jpです。
なんのひねりもない。

共有している人はいません。

・ハンドルネーム占い
http://junkhunt.net/cgi-bin/check/hn/check_hn.cgi


Ｑ２．あなたのルームはいつごろ作りましたか？大体で構いませんので教えてください

2002/07/24 23:57:49　だそうです。
もう3年以上経ってるのか。まだ3年という感じもする。

Ｑ３．あなたのルームの更新スピードを教えてください

最近はめっきり少なくなった。不定期。
できるだけ更新します。

Ｑ４．あなたのルームは何のことをメインに書いてますか？
いくつあっても構いませんので教えてください

日々考えていること。最近あった出来事。

Ｑ５．あなたは何故オルトアールにルームを作りましたか？
簡潔でも構いませんので教えてください

友人のすすむ氏に勧められて。
その頃ちょうど仕事が暇で、
その後殺人的に仕事が忙しくなったにもかかわらず
根性で毎日更新していたあの頃が懐かしい。
何がそんなにうれしかったのか。

Ｑ６．あなたのルームの内容は単発記事または長編記事どちらが多いですか？
またその理由は何でですか？差し支えが無ければ教えてください

基本的に単発記事。
長くなりすぎると続きになったりもするけどほぼ単発。
理由は、そんなに引っ張れるようなネタがないから。
もっと愛とか恋とかしたほうがいいんだろうか。
長編ストーキング記事。

Ｑ７．あなたは今後もオルトアールで記事を書くつもりですか？
やめる方は差し支えが無ければ教えてください

暇さえあれば書き続ける。オルトアールがなくなるまで
自分からルームを閉じようとは思ってない。今のところ。
おじいちゃんになってもまだあったら書き続けてると思う。

Ｑ８．あなたにバトンを渡した人に一言お願いします

たけまろさん
いつもバトンまわしてくれてありがとうございます。
ネタ不足の日々なので大変助かっております。
お体お大事にしてください。

Ｑ９．ではあなたがバトンを渡したい相手の名前をどうぞ！

リエコさん･･･はたけまろさんの
方からいってるみたいなので今回は見送り。

オルト縛りなので、全く渡す相手が思い浮かばない。
ていうか、オルトアールのルームオーナーで
常時見てる人ってほとんどいないと思う。

以上です。


6082006/02/17 00:09:06たかかず監査意見
・ライブドアが決算開示、監査法人「意見表明できず」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000115-yom-bus_all

監査を行う目的は、最終的に意見を表明することだ。

会社が開示した経営成績に関する情報には、
重大な問題はありませんでした。
という意見表明を無限定適正意見といい、
ほとんど全ての意見表明がこれに当る。

つぎに、全体として重大な問題があるとはいえないが、
一部問題がある箇所があります。
という意見を、除外事項を付した限定付適正意見。

そして、会社が開示した経営成績に関する情報には
重大な問題があります。という意見を不適正意見という。

公認会計士は、この3種類の意見を表明することができるが、
下二つは、会社を潰すことになるため、めったに表明されない。
不適正意見に至っては監査制度が生まれてから数回程度しか
表明されておらず、表明された会社は当然のように倒産する。

したがって、この不適正意見を核の抑止力ばりに利用して、
正しい情報を公開するように指導することになる。

ところが、もう一つ「監査意見を表明できない」という選択肢がある。
これは、監査範囲に重大な制約がかかってしまい、
監査意見を表明するに足る証拠が集めきれなかった場合に生じる。
合理的な基礎を得ることができなかった。と表現される。

ちなみに、監査範囲の制約が全体の意見を表明できないほどではない
場合は、除外事項を付した限定付適正意見になる。

にしても、意見を表明できないケースなんて、
テキストの中だけの話かと思ってたら、ほんとにあった。
貴重なケースに出会えてラッキーなのかどうなのか。

とにかく、実務ではほとんど役に立たないことまで
満遍なくやらなきゃいけないのは何とかしてほしい。

6092006/02/19 21:11:03たかかず鳥インフルエンザ
・鳥インフルで初の死者かーインド
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060219-04267995-jijp-int.view-001

鳥インフルエンザが進化して人インフルエンザになれば
約750万人の死者が出ると言われているそうだ。

それはそれで大変なことで、俺も死ぬかもしれないんだけど、
かかったらその時苦しむとして、このニュースを聞いていつも思うのは
地球の自浄メカニズムの凄さだ。

鳥インフルエンザが人インフルエンザに進化するためには、
人が大量の鳥インフルエンザウイルスを体内に取り込む必要がある。

人が大量の鳥インフルエンザウイルスを体内に取り込むというのは
鳥の領域に人が踏み込んでしまっている時だ。

本来、生物として本能の赴くまま生態系に取り込まれていれば、
他の生物の領域を大きく侵害すること無く、自然に個体数は制限され
調和が保たれる。

ところが、人間は通常の進化とかでは考えられない
スピードで全世界に広がって、他の生物を圧迫している。

そして今や、人間自身がその生活の土台である地球環境を
脅かすところまできている。

だからといって、何をするわけでもない。俺も別に何もしてない。
これは、癌細胞が宿主を殺して自分も死んでしまうのに似てる。
多分いろんなところで出てくる比喩だ。

現文明は、再生する熱エネルギーとは
比べるのも馬鹿馬鹿しいぐらいの熱エネルギーを消費しながら
存続しているので、早晩崩壊し人間の個体数は急減するかもしれない。

イースター島は他と断絶した環境で文明を発展させ、
そして崩壊したそうだ。崩壊寸前にやっていたこと。


より大きなモアイ像を作ろうとしていた。
島内の他の部族により大きな権威を示すために。


イースター島の住民は他の世界の人間に比べて
極端に馬鹿だった。という可能性は低い。

全世界に拡大した今の文明は、
地球規模で同じことをやっている可能性がある。
宇宙レベルでみれば、地球も孤立した島のようなものだ。

が、地球はそういう人間の営みを座視していないのだ。
と、地球温暖化や鳥インフルエンザのニュースを聞くと
感じないではいられない。

ウイルスは増えすぎた生物を駆逐するシステムで
遥か太古の昔に組み込まれたバグフィックスプログラムのような
モノなんじゃないかと思うことがある。


なんかテーマが大きすぎて収拾がつかなくなってきたので
この辺でやめておきます。

6102006/02/26 21:45:19たかかず名前
うちの妹は、夫が自衛隊で研修期間中のため、
とりあえず実家に戻ってきている。
3月に配属先が決まるそうで、決まったら引越し。

そんなわけで、10年ぶりぐらいに日々会話する機会がある。
すでに3ヶ月目ぐらいの妊婦のため、子供の名前が
彼女の中で今一番盛り上がっている話題らしい。

「なんか男みたいな気がするけど、
女だったら凛にしたい。字画もいいし」

女だったら凛ちゃんでほぼ確定らしいが、
問題は、なんとなく男の可能性が高そうだということだ。

それというのも、最近妹はやたら炭酸を飲みたがる。

うちの父方の祖母は、うちの親父を身ごもった時に
やっぱりサイダーをよく飲んでいた。と聞いたと母親が言っていた。
親父は3人兄弟だが、他は二人とも女性。

孫だからそういうのも遺伝してるかもしれない。

「男だったらどうしよう。
海上自衛隊（夫の所属先）は海斗（海人）って名前が多いんだよね。
あ、北斗にしようかな」

北斗？人の名前っぽくないけど。

「なんか強そうじゃない？あ、ケンシロウがいいかな」


とりあえず男ならどうでもいいということだけはわかった。

6112006/03/19 21:41:41たかかず大東園
月日がたつのが早すぎる。
何で勉強だけが時間が止まったかのように進まないのか。
あと2ヵ月。1回目は約1年半の時間があったけど、
2回目は6月に試験の結果が出て、
ぼんやりしてたら3ヵ月ほど経っていたので
9ヶ月ぐらいしかない。
ものすごく短く感じる。

そんな時間のない中、4月には2件も結婚式。
よりによって4月って。2件って。

まあ、行きますよ。
試験は来年もあるけど結婚式は1回しかないからね。


っていったら親に怒られた。


そんなこんなで、時間はないが、
福岡の焼肉の名店「大東園」へ行ってきた。

・大東園
http://www.daitoen.com/index.html

福岡は、俺の周りだけかもしれないが、
焼肉よりも焼鳥だ。東京で焼肉を食べにいく頻度と
焼鳥を食べにいく頻度が、福岡では反対になる感じ。

そのため、店も焼肉屋よりも焼鳥屋のほうがはるかに多い。
そんな中、大東園はちょっと高めの焼肉店として結構がんばってるっぽい。
ちなみに学校から徒歩3分ぐらい。

前の会社の同期が福岡に来たので、福岡にいる同期で集合。

まさか大東園で焼肉を食える身分になるなんて。
無職だけど。

普段学校では、あまり人と打ち解けた話ができない分、
こうして旧友と話ができるのは楽しい。

パワーポイント使い慣れてない人はやたらアニメーション入れたがる話や、
Alt+Tabにめちゃめちゃ驚かれる話でひとしきり盛り上がる。
意外にも昔の会社で培ったITリテラシーは会計士の世界では
かなり高いものらしい。受かれば就職に困ることはないとのこと。

…受かれば。

あとは、ニューハーフっぽい女の人の話や
かわいそうな結婚生活の話で盛り上がる。
かわいそうでも結婚生活できるだけでうらやましい。

とりあえず飲みすぎた。

一人で他の人の倍ぐらい飲んでた気がする。
他の人があまり強くないというのもあるが、
俺も別に強くない。

最近めったに飲むことがないので
調子に乗って頼みすぎた。

そしてお開きに。

おごってくれる同期（全員社会人）。
おごってもらう一番飲んでた人（無職）。

早く出世したい。

6122006/03/30 00:18:24たかかず血
・偉人メッセ
http://erai.jugem.jp/?cid=2

そういえばメッセンジャーって昔やってたなあ。

どちらかというと単独行動が好きで、
グループに所属しにくいタイプだったが、
それでも居心地がいいと感じることがあった。
そういう時は、大抵異常にB型比率が高い集団。
まず日本人の血液型構成ではありえないB型が過半数の集団。

例えば大学のサークルなんかも同じ代は確かかなりの
B型比率だった。組織力ゼロ。

B型が集まると、経営学でいうネットワーク型組織のような
協力体制が形成される。ネットワーク型組織というのは、
各ユニットが独立した機能を保ちつつ、
必要な時に必要なメンバーが集まり、
目的を達成すると即座に分解、次の目的に向けて
必要なメンバーが集まる、という組織だ。

これは非常に柔軟かつ迅速に組織の形を環境に対応させることが
できる反面、本来的な組織力を発揮することはできない。

例えば人体は約60兆個の細胞が協力して
遺伝子を未来に送り込むためがんばっているが、
このチームワークこそ組織力が完全な形で
発揮されているケースだ。

細胞は1個づつではただ生きることすらできない。
遥か太古の昔、多細胞生物が生まれる直前、
最も弱かった細胞たちが自身の機能をあえて放棄し
寄り添い、気の遠くなるような時間の果てに作り上げた
チームワークの完成形。組織力を求めるのであれば
こういう形こそ理想とすべきだ。

というのは、理屈ではよくわかってるんだけど、
どうにも組織のルールみたいなのが苦手だ。
常識とかもあまりよくわからない。
必要なの？常識って。と思ってしまう。

最近バイトの人たちに実はB型だというのがばれて
ちょっと見る目が変わりました。みんなの。

やりづらい。A型ってことにしとけばよかった。

6132006/03/31 21:14:37たかかず引越し
・山田オルタナティブまとめ
http://yamada.xxxxxxxx.jp/

現在Winnyで猛威を振るっているウィルスのまとめサイト。
Winnyは使ってないけど、最近共有ソフトを使い始めたから
俺も気をつけないと。


妹の旦那さんの赴任先が決定して、
明日引っ越すので今日は引越しの手伝い。

親父の会社から2tトラックを借りてきて、
その荷台に荷物を載せる作業だが、
最も大物が冷蔵庫。
俺の身長（175cm）を超える。
重くて大の大人二人でも動かすのがやっと。

残念ながら一番頼りになる
自衛隊員の義弟はすでに赴任先に行っていて不在。

トラックの横側から冷蔵庫を傾けて
上から俺が引き上げ、下から家族が押し上げる
という作戦でなんとかすることに。

で、できるだけ角度をつけたほうが下への負担が少ない
と思い、できるだけ斜めにして引き上げていた。

荷台の幅が狭い。と思った瞬間、反対側へ転落。

しそうになったが、すんでのところで荷台の羽根の部分に
足を引っ掛けてぶら下がる。
今年の試験もせめてこんな感じでいきたい。

冷蔵庫に衝撃を与えるのはまずいので、
鉄棒に足をかけてぶら下がっているような状態になりながら、
足で冷蔵庫を蹴って支える俺。

突然消えた俺に唖然とする家族。

妹（妊婦）がいち早く察知して救援に。
妹に一時的に冷蔵庫を支えてもらいつつ、
鉄棒からおりる要領で一旦外に出て、
再度荷台に登りなおし、無事作業続行。

その様子があまりに面白かったらしく妹爆笑。

この大事な時期に頭でも打って、
覚えたことを忘れなくてよかった。

6142006/04/23 02:21:22ナナん〜
お邪魔したら悪いなと思いつつ…
失礼します。

会計士試験に落ちこぼれて、
簿記１級で脱落して、
かろうじて２級だけとりました。

もうＴＡＣいや。

たかかずさん頑張ってね。

6152006/05/10 23:33:40We are Monday短答間近
いよいよ短答間近。
試験では知識や判断力はもちろん、精神的な力も問われてくる。
どんなにできる人でも緊張する。呑まれてしまう人もいる。
でも、あれだけの努力を重ねてきたんだから、きっと結果はついてくる。気持ちで勝てればきっと勝てる。応援してます。

がんばれ、たかかず。

6162006/06/05 15:07:12たかかず短答自己採点結果
応援ありがとうございました。
とりあえずがんばってきました。

自己採点した結果報告。

49/60問正解（企業法17/20　監査論16/20　管理会計論16/20）。
得点比率81.666…%

ボーダーは70%近辺に設定されるはずなので
模範解答の間違いによる得点のブレを考慮しても
まずは安全圏と見ていいのでは。

ただ、よっぽど焦っていたらしく、
最初の企業法の答案に受験局名（「福岡」って漢字で書く所）書き忘れた。
たいしたことじゃないと周りから言われるものの、
絶対大丈夫とは言い切れない。

というわけで、点数的には問題ないものの、
発表まで気を抜けない状態に。

マーク自体はちゃんとしたので多分大丈夫だとは思うけど。
だめならもう1年やるし、来年も合格点は取れると思う。

感想としては、科目免除はやっぱり有利。
前の年に税理士試験の簿財とって先に苦労している分は
ちゃんと報われるようになっているんだなと思った。

仮に受かってるとしたら、今からが勝負。
おそらく今年はこの先数年で最も合格しやすい年だ。
あと3ヶ月もないけど間に合うだろうか。

6172006/07/05 14:46:16たかかず短答合格発表
受かってました。

受験局名書かなかったぐらいで落とされるわけなかった。
ちなみに、去年間違えて違う受験局名書いて受かった人もいるそう。
（九州は九州財務支局と福岡財務支局があってややこしい）

試験が終わった直後にも感じたことだが、
今年の短答はかなり簡単になっている。
合格者実に1500人増。

それだけ論文重視になったということだ。
多分全体の合格者も増えることが予想される。

いままでは論文まで行けばどう考えても受かりそうな人が
短答の5択問題で惑わされて落とされていたので、
より実力がきちんと反映される試験になったということになる。

どっちにしても受験生個人にとっては
やるべきことは変わらない。

論文まではあと1ヵ月半。


6182006/07/21 22:47:41たかかず模試
全国統一模試が終了。
残すは5回の早朝答練のみ。
あと、1ヶ月で本番だ。

模試のできは意外とよかった。
と、ここで普通は安心するところだが、俺の場合は逆。

勝って兜の緒を締めよとかそういう話ではない。

いままで、けっこう難しい試験を突破する
直前の模試はボロボロだったの法則に今回反している気がする。

大学受験
直前模試判定→Eランク（志望校再考が望ましい）

税理士試験
直前模試判定→もっとがんばりましょう（ランク忘れた）

短答式試験
直前模試判定→一次目標（合格可能性60%以上）すれすれ
（免除適用だから二次目標（合格可能性80%以上）軽く超えてないとおかしい）

論文式試験
全国統一模試→結果は来月半ば


一抹の不安が。

まあ、今年はどのみち発表まで遊べるからいいか。

いや、よくない。

6192006/08/26 00:46:13たかかず本試験
ついに本試験が終了した。
終わりが本当に来るのかと思っていた
受験生活にもついに終止符が。

3ヶ月だけ。

正直、どこまでやれたのか本当にわからない。
もう1回やれといわれれば当然そうだろうと思うし、
合格したといわれれば、あの辺の不安なところが
結果的に正しかったのかな。とも思う。

まずこの試験が相対試験であること、
そして、新試験制度１回目ということから、
学校の思惑がことごとく外されたこと、
などから、結果的にやるだけはやったけど
どれだけやれたのかは見当もつかない。

ともあれ、事実終わった、もしくは
終わってしまったという感じ。

発表まで３ヵ月あるが、
保険的に勉強なんてするつもりもないし、
むしろその方が不合格だった場合にも
スタートダッシュをかけられるような気がする。

とりあえず遊ぼうと思いきや、
明日は法人説明会。

早く何も気にしないですむ生活がしたい。

6202006/08/26 21:54:21たかかず三十路
・このコピペは泣いた
http://neeyo.blog73.fc2.com/blog-entry-64.html

お母さんからのメールを晒せ！！が好き。

30歳になった。
30になる前には結果を出したかったが、
それは去年受からなかった時点で
無理なのでしょうがない。

今日は法人説明会に出席した。
福岡の監査法人は発表前にというか、
試験直後に説明会と面接がある。
東京は発表後に面接。

ちなみに面接は明後日。
内定もらうと基本的には断れないが、
俺はもう随分前からこのままこっちに残るか
東京に戻るか迷っている。

福岡にはいずれ帰ってこなければならず、
こっちで人脈を広げたほうがいいような気もするし、
東京でもう少し修行したいという気持ちも強い。

というわけで、一番理想的なのは、
福岡事務所に所属して東京事務所との
交換プログラムによって数年間東京に
派遣してもらうという方法。

もしくは、東京で就職して数年後に異動を希望して
福岡事務所に移籍するという方法。

とりあえず、福岡で一番行きたい一社だけ受けて
来いといわれれば前者、ダメなら後者。

まあ一番の問題は、

受かってなければ前者も後者もないってことだ。


6212006/08/27 20:49:21たかかずエミュ
会社を辞めるちょっと前、
いっしょに働いていたひとから
エミュレータ−というソフトをもらった。

どういうソフトかというと、
ファミコンやスーパーファミコンのゲームが
パソコン上でできてしまうというソフトだ。

ファミコンもスーパーファミコンも結構いろんな
種類のゲームができてそれなりに楽しかったが、
その後しばらく忘れていた。

しかし受験生活を送るにつれ、
だんだん勉強だけやってることに飽きてきて、
エミュレーターの存在を思い出す。

そして、バイトの人から共有ソフトをもらったことを
きっかけに、ファミコン、スーパーファミコン、
ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンスまで、
パソコン上で遊べるようになった。

受験生活中もちょこちょこ暇を見ては遊んでいた。
が、当然本格的にやるわけにも行かず。
試験が終わったら思う存分遊んでやる。
と試験終了日を指折り数えて待っていた。
それだけが心の支えだった。

そして今、その時が来た。
満を持してコントローラーまで買い（1280円）、
意気込んでゲームをはじめる俺。

しかし、しばらくやっていてあることに気づく。


あんまり楽しくない。


受験生活中にちょこちょこやっていた時は
ものすごく楽しかったのに、それに比べると
10分の1も楽しくない。

そうだ。

あの、「やってはいけない時にやるから楽しい症候群（勝手に命名）」
にかかっていたのだ。

これは盲点だった。

試験前にやらないと意味がなかったのだ。
試験後のいくらでもやっていいよ。という環境下では
全くもってあの快楽は味わえない。

こんなことなら試験前にもっとやっておくべきだった。

ていうか、この症候群を何かに応用できないだろうか。

・大事なプレゼンの前日にくだらないバラエティ番組を見る
・大事な資格試験の前日に何度も読んだマンガを読み返す
・大事な会議の30分前にフリーセル

人生追い詰められていれば楽しいことだらけだ。

6222006/08/31 00:47:50たかかずFF12
ずっとやろうと思っていたFF12を買った。

やはりものすごい。映画意識しすぎ。
どこまで行ってしまうんだろうFF。

今日は、トマトを倒せといわれたものの見つからず。
外に出ると犬と鶏がつつきに来るのでやめた。

ずいぶんほのぼのとしているがFFだ。

今までみたいに戦闘場面が別れておらず、
フィールドを移動しながらそのまま敵と戦う。

気がつくといろんなところから敵が集まってきて
囲まれてしまうので全力で逃げたりしていた。

戦うのもコマンド入力しなくても勝手に攻撃するし、
なんかいろいろ違っていた。

昔から、物語さえ追えればいいので、
つまるとすぐ攻略本とか読んでしまう。

RPGは一番好きなジャンルだが、
低レベルクリアとか、最速クリアとか、
人のを見るのは好きだが、自分でやりたいとは思わない。
やるのはどんな話か知りたいのが一番大きい。

今回は、なんか最初から主人公っぽいキャラが
次々と死んでいって、複雑で暗い話っぽい。

でも当面の目的はトマト退治だ。
明日は退治しよう。トマト。

6232006/09/08 08:25:43たかかず北岳
北岳に登るために東京に来た。
途中関西をうろうろしながらのんびり北上。

１８切符で。

この歳で１８切符。
１８切符といえば学生か定年後のおじいさんかだ。

今回無職にも使えることが判明。

１８切符を使うのはこれで２回目だ。
１度目は学生の時に東京から福岡に帰るときに使った。

福岡に帰るときはムーンライトながらという
深夜快速を使うと１日でいける。

２１時間かかるけど。

今回は京都の知り合いの家に２泊して、
東京に向かった。

京都まで１１時間半、京都から東京まで８時間半。

１８切符の話をすると、たいていの人はうんざりした顔をする。
その顔を見る限りでは、俺が感じているうんざり感よりも
はるかにうんざりしているように見える。

俺は多分平均よりも単調な作業が好きだ。
ジョギングや１００キロハイク、ゲームのレベル上げ。
ジョギングをやるのは、ジョギングが体にいいからではない。
やるつらさと楽しさが天秤にかかったとき、
楽しさの方が傾いているからだ。

人間の行動は須くそういうものだと思う。
あえてつらいことをやっているように見える場合でも、
それはその人にとって楽しいとか快楽が勝っている。

部屋を片付けた方がいいというが、
部屋を片付ける人の方が偉いのではなく、
部屋を片付けずにその時間を別のことに費やすより、
部屋を片付けることがその人にとって快だからやるのであって、
部屋を片付けることが偉いからやるのではない。

いわゆる偉い行動というのは、
長期的にみて利益が大きい行動というだけであって、
利益を得るかどうかを選択するのは本人の自由だ。

１８切符を使って旅行することは偉いことでもなんでもない。
特に３０にもなった今、むしろうんざりした顔をされるぐらいだ。
したがって、１８切符で旅行するのはあくまで俺にとって快が勝ったからだ。

帰りは飛行機で帰る。

6242006/09/20 00:15:35たかかず予定
・あまりにも悲しい
http://blognavi.info/news/entry/20060918/17604/index.html

ネタ画像を動画化したもの。
探せばいろいろある。

ここしばらく、何一つ生産的なことはしていない。
３０にもなってこんなんで大丈夫なんだろうか。
いや、大丈夫なはずがない。

ちなみに、登山から帰って来てやったこと
・FF12（まだ途中）
・大航海時代４（ラファエル編クリア）
・パイレーツオブカリビアンの小説１・２
・台風の後片付け

かろうじて台風の後片付けぐらいが
一見生産的に見えるが、生産はしていない。

ちなみに、「なぜ経済学は自然を無限ととらえたか」
という本によれば、人間の活動において生産と呼べるものは、
農林業だけであって、それ以外は全て消費だそうだ。
それはどうでもいい。

パイレーツオブカリビアンは１を見ていると
２をより楽しめるという話を聞いて、
１を小説で読んでみようと思いたった。

勢いあまって２まで読んだ。

もうこうなったら映画は３が出るまで見ない。
ていうか映画は見ないかもしれない。

FF12はやっと中盤に差し掛かった頃で
レベルも22とか。多分レベル50ぐらいで
普通にクリアできるはず。

でも、やり込もうと思ったら、レベル90ないと
倒せない敵とかいるらしい。

明日の予定もFF12しかない。

6252006/09/29 22:43:04たかかず解体作業
妹が出産後退院してきた。
旦那さんもサポートのためか仕事サボりたかったのか、
6日間休んでうちにいる。

出産後1ヵ月はあまり動いてはいけないらしく、
赤ちゃんの世話以外はごろごろしたり
ボーっとしたりしないといけないらしい。


でも俺は今出産直後ではない。

あまりに、ごろごろしたりボーっとしたりしている
俺を見かねたのか、親父が仕事を手伝えと言い出した。

うちの親父は吹けば飛ぶような建築会社の社長なので
人夫がやるような仕事を自分でやろうとする。
人夫を雇うと金がかかるからだ。

今回手伝えといわれた仕事は
潰れた酒屋の看板とその家の裏にあるプレハブの解体。

解体は基本的に力任せに壊していくだけの仕事なので
素人でも充分勤まると踏んだらしい。

こうして30年も生きていると自分の向き不向きも
なんとなくわかってくる。
親父が得意な仕事は俺は苦手だ。逆もそう。
俺は、電卓叩いたり、パソコンいじったり、
なんかそんなホワイトカラーな仕事が得意だし好き。
親父は、木槌とかバールとか、剪定バサミとか
なんかそういう外でやる仕事が得意だし好き。

その辺の違いを親父もそろそろ理解して、
もっと俺に向いているなんかやってて楽しい仕事を
振るという発想を持ってほしい。

というわけで、手伝いに行ってきた。

作業は予想以上に難航。
当初1日で十分終わると思われたが、
結局1日で消化できず明日に持ち越した。

別に暇だし、何日だろうがやるのはかまわない。
親にやれといわれた事はやむをえない事情がない限り
断らないようにしている。

もっと若い時はイヤイヤだったがそうやって手伝うことで、
両親の協力を円滑に引き出すことができる。
ただでさえ、本来社会人として第一線で活躍すべき時期を
放棄して無理いって養ってもらっているのだ。

特に、今は妹の子供が家にいて、
母親は世話を手伝う負担が加わっている。
家事や庭仕事などを手伝うことでできるだけ
負担を肩代わりし、間接的に赤ちゃんの世話に
協力していることにもなる。

だから、手伝うこと自体は面倒でも、
親からいわれたことを積極的に手伝うのは、
長い目で見ればメリットの方が大きいのだ。

なぜ妹の旦那が一緒に解体作業をしているのかは
よくわからない。

6262006/10/08 01:13:26たかかず役者になった同期
今日は、会社の元同期と山登りに行って
近くのスーパー銭湯に行ってきた。

なんとなくお決まりのパターン化している気がする。

だが、今日のトップニュース（？）はそんなことではない。
元同期がテレビドラマに出演したと言う話だ。

この元同期は山登りの元同期と違う元同期であって
とてもややこしくなってきたので、
役者になった元同期のことをI氏ということにしておく。

そう、なぜかコンサルタントという超ビジネス寄り虚業から
役者という超エンターテイメント寄り虚業へと
転職した同期がいるのだ。

どっちも虚業なのであながち方向性は間違っていない。

ともかく、そんな人はもちろん珍しいんだが、
そのI氏がなんとゴールデン枠の特別企画ドラマ、
土曜ワイド劇場に出演。超重要人物を演じたというのだ。

そんな話を聞いて見ないわけにはいかない。
早速、普段なら絶対見ないゴールデンタイムの
サスペンスドラマにチャンネルを合わせる俺。

家族勢ぞろい（妹夫婦含む）の中、
チャンネルを変えるのは心苦しかったが
知ってる人が出るという話をして了解を得る。

はからずも一家総出で拝見。

これで、街中を横切る人とかだったらどうしようと
内心心配していたが、そんな心配を吹き飛ばすように
かなり始めの方から結構大きく写るI氏。

一瞬、ただ座ってるだけの人でもうでてこないかと思ったが、
そのあとしばらくしたら結構主役級の人物と絡んで
しかもカメラのど真ん中に映って出てきた。

最初出てきたときに「あ！この人！この人！」とか
騒いでいたためどういう状況なのか全く見ていなかった。

おお、すごいちゃんと出てる。
全然エキストラとかそんな扱いじゃない。

と思ってみていたら次の瞬間爆死。
なんか爆発に巻き込まれて燃えるI氏。

次々と席をはずす家族。

案の定残ったのは俺と母親だけに。

家族がたくさんいたときは騒がしくて
セリフまでよく聞いていなかったが
どうやら犯人っぽい感じのI氏。

が、時間はまだたっぷりある。
このまま死んだI氏が犯人でしたってことはない。

で、あからさまに怪しい事件を調査している検事。
なんかスキャンダル握ってるっぽいジャーナリストも
一緒に燃えたし。

これは検事犯人で、I氏犯人にでっち上げか。

というのであっさり終わるにしてはまだまだ時間がある。

話は二転三転し、いいように振り回される俺と同期。

いいように振り回されている最中、
I氏の勇姿をみるという趣旨をちょっと忘れていたことは
黙っておかねばなるまい。

燃えたI氏はもう出てこないのかと思いきや、
回想シーンでちょこちょこ出てくる。

が、そんなことよりも事件の結末が気になっていたことも
黙っていた方がいいように思う。

しかしまあ、役柄はかなり重要なのだ。
真犯人を隠す覆いの役だ。物語のキーマン。
死してなお最後まで話に絡む存在だ。

だからこそ、回想シーンで何度も出てくる必要があるし、
ものすごい大物俳優が何度も役名を口にする。

でも一番驚いたのは、そんな重要な役柄だったにも
関わらず、セリフは事件と何の関係もない「どうぞ」の
一言だけだったということだ。

6272006/11/21 07:16:01たかかず会計士試験結果
3年。

受験回数は2回目だが、
受験期間は今年の12月で3年になる。

この生活に入る時に相当悩んだ。
いろんなものを置いていって、福岡に帰ってきた。

大学の頃、所属していた出版サークルの先輩が独立して、
新しいミニコミ誌を立ち上げた。

そのミニコミ誌のインタビューに、
土井香苗さんという人が応じている。

史上最年少で司法試験に合格した人だ。

当時、土井さんの素晴らしさを熱心に語る先輩の話を
聞きながら、「頭がいい人はいるもんだな」と漠然と思っていた。

そんな土井さんがテレビに出ていた。

母校の小学生に課外授業をする番組だ。

土井さんを褒め称える先輩の話を思い出しながら、
その番組を見ていた。
その時まで、俺にとっては土井さんとというのは、
単にものすごく頭がいい人だった。

でも、その番組を見ていると、
「この人は司法試験に1回で合格しないとおかしい」
と思うようになった。

土井さんは、世界の法律を作りたがっているように見えた。
世界中の人が公平に扱われる世界を実現するための法律。

司法試験や会計士士試験といった
大型資格の試験に合格するのは頭がいい人ではない。
合格を強く願う人だ。

何を背負ってその資格を目指しているのか。
合格を願う気持ちの強さは、背負ったものに比例する。

世界を背負おうとした土井さんが、
資格取得に何年もかかるほうが不自然。
史上最年少合格も、すごいことというよりは
彼女にとっては自然なことだったように感じた。



そして、俺が背負ったものは、
受験2回目で俺を会計士にしてくれた。



『合格』



今回の話にオチはない。

6282006/11/30 10:57:37たかかず東京
会計士試験に無事合格した事を報告するために東京にやってきた。
２８日から３泊４日の予定。例によって友達の家に泊めてもらっている。

全部平日でランチタイムと夜以外は暇だ。というかみんなが忙しい。
昨日はそれでも東京法務局に証明書類を取りに行ってきた。

成年被後見人、被保佐人でない事の証明書。

５分でもらえた。

もらいにきている時点で成年被後見人とか被保佐人には無理だと思う。

働き始める上に公認会計士協会に準会員登録をしなきゃいけないので
書類作成が異常にめんどくさい。最初の一回だけなので我慢するしかない。

昨日今日と昼と夜にそれぞれ別の友達に会ってそれなりに
忙しかったが、どうしても朝と夕方は暇だ。平日だから。

今日は、友達の家に転がっていた今はやりの
「のだめカンタービレ」を掘り起こして読んでいた。

本が雑多に積まれているため、
いろんなところから掘り当てなければならない。

幸運な事に、１巻を発見し、立て続けに２、３、４と発見する。

そして次に発見したのは１６巻。

道のりは遠い。

その後は軽く見渡した程度では発見できなそう。
出勤間際の友人に大体の位置を聞いてみる俺。

友人が示したのは押入れ。
奥に眠っているとすると探し出すのは極めて困難だ。

友人がちらっと見て１冊だけ見つけ出してくれた。



「あったよ。これ。」



１巻は２冊もいらない。

6292006/12/03 20:34:29たかかず再会
今週は３年前に送別会などでお世話になった人たちに
会うため、東京にいってきた。

サークルの同期は一人も集まらなかったが。
っていうか、送別会も別にしてもらわなかった気がする。

一応呼びかけたのに、かなりの人数がいるはずなのに
一人も集まらないというのもすごい。

その代わり、仲がよかった先輩がわざわざ
会いにきてくれてゆっくり話が出来たのはよかった。
同期がいたらゆっくり話もできずに顔だけ見て
帰っていただろう。

同期が来なくて喜んでいる時点でなんか間違っている。

どちらかというと、後輩より先輩と仲良くなるケースが多い。
そんな先輩つながりで、昼に今は転職して六本木で
働いている前の会社の先輩に会いに行った。

先輩はお変わりない。

３年経って、みんなに会ってみて意外だったのは、
思ったより変わっていないということだ。

先輩も特に変わりなくといった感じだ。
成長してないといいたいわけではない。

先輩の後についてご飯を食べるところに向かう。

なかなか着かない。
軽く道に迷っているようだ。

ちなみに転職してから2年経つ先輩。

先輩はお変わりない。

1件目の店は貸切になっていて断られる。
仕方なく近くの別の店に。ここは六本木ヒルズ。
ランチの場所にはことかかない。

「和食と中華どっちがいい？」

夜は和食の飲み屋で飲む予定だ。
どちらかといえば中華。

中華がいいと伝えると
了解した様子で目の前の店に入る先輩。

入った店は↓
http://www.grandhyatttokyo.com/cuisine/oakdoor.htm

オークドア『ステーキハウス』

了解していなかった。
っていうか金額がランチじゃない。

「あれ？ここ洋食だね」

先輩はお変わりない。

6302006/12/09 23:17:35たかかず特選カルビ
第二の人生が始まって1週間がたった。
受験生時代からは比べ物にならないぐらい忙しい。

受験生の時は一日の大半が自分でどうとでもなる
時間だったが、今は自分でどうにもならない時間が大半だ。

受験生みたいな生活で安定収入がある生活は
ないものだろうか。

今日は、東京から前の会社の同期夫妻がきて、
焼肉の大東園で合格祝いをしてくれた。

次々と上タン塩、上カルビと上がつくやつをたのむ同期。

「上カルビがもう売り切れてないです」

といわれるや、上カルビ二人前を
特選カルビと普通のカルビを一人前づつに変更。

初めて食べた。特選カルビ。

ちなみに、上なんとかも食べたことはない。

この夫妻、確かに高級志向なところがあると思っていたが
これはちょっとおごってもらうのはどうかと思うようになる。

いくらぐらいになるのかなと計算しようとして、
ふと思いついてちょっと聞いてみた。

「ところで、今年収どれぐらい？」

聞いた額は俺の約3倍（笑）


笑い事ではない。

6312006/12/12 23:25:49たかかず補習
今日から本格的に補習所が始まった。
18:00〜21:00の3時間。
会社が終わるのは17:00。

まともに夕ご飯を食べる暇すらない。

帰ってきて色々やってたらあっという間にこの時間だ。
今週は明日と明後日もある。

そして日中は9時5時で研修だ。

明らかに受験生時代より勉強している気がする。

今日の補習は「職業倫理」。
タイトルだけで睡魔が襲ってきそうだ。

まあ、でも講師の先生の話が上手だったので
意外と面白く聞けた。意外と。

職業倫理は3年後の修了考査の試験科目でもあり、
ある程度は倫理規則などを理解していないといけない。
名前のわりに重要な科目だ。


「でもね、職業倫理なんてこのテキストだけ
覚えてしまえばいいから」

といって、テキストをひらひらさせる講師の先生。



テキストは200ページだ。


6322006/12/26 22:18:35たかかず大掃除
うちの親父はパラノイアなんじゃないかと時々思う。

先週は研修と補習所がとても忙しかった。
ラストに来たのが考査。補習所の定期テストだ。

ない時間を何とか捻出して勉強し、
それなりの答案を書いて提出。
大原の答練を思い出す。

これで年末年始はのんびりできる。
と帰ってきた金曜の夜。

シーズンということもあり、大掃除の番組をやっていた。
松井一代が出てきてブラックマヨネーズという
お笑いコンビの片割れの家をきれいにしていくというやつ。
「こんな汚い部屋じゃ気がよどむ」
「部屋をきれいにして運気をアップしなきゃ」
などと、風水の話題も随所に盛り込んでいる。

それを見ていると、確かに部屋をきれいにしたいと思う。
最近忙しくて部屋も散らかってるし
明日はちょっと片付けようかな。と思いながら床についた。

翌日。

結構早い時間に起こされる俺。

今まで応接間として誰も使ってなかった部屋の改装が
済んで、そこに俺の部屋の本などを移動しろとのこと。

とりあえず、移動する本を引っ張り出す。
ますます散らかる俺の部屋。

本をちょっとおろしては、部屋に戻り、
またおろす本を吟味し、とやっていたら
俺の部屋を見て突然逆上する親父。

「こんな汚い部屋に住んでいたら病気になる！」
「お前の部屋は気がよどんどる！」
「掃除機もかけんで、お前の部屋は蚤と虱の温床だ！」

どう見ても前日の番組の受け売りだ。

ここ数年は病気らしい病気になってないし、
気がよどんでいるわりには今年はいい年だったし、
蚤と虱の温床のわりには体は痒くない。

罵倒はどんどんエスカレートし、
「母親の教育がダメなせいでこんなダメな息子に・・・」
的な話にまで発展。

何にもできないやつというレッテルを貼られ、
部屋を追い出される俺。代わって親父が俺の部屋の
掃除に乗り出す。

「お前はこんなに汚い部屋に住んでるんだぞ！」
普段はめったに移動しない衣装ケースをどかして
部屋の隅に溜まった埃をこれ見よがしに指摘する親父。

嫁をいびる姑を思い出す。

その後も、部屋がくさってるだとかなんとかいいながら
俺の人格を否定するような発言をうわごとのように
繰り返して掃除する親父。

自分がグレなかったことに感心する俺。

部屋が汚いというのも冷静になって見れば
軽い引越しのような状態だったため、
物が普段よりはるかに散乱していたという事が大きい。

さらに、親父の頭の中では
先週、掃除機をかけろといったにもかかわらず
（忙しかったため）掃除機をかけなかったということが、
もう何年も掃除機をかけてないような
話になってしまっている。

確かに、普段から月１回ぐらいしか掃除機はかけないが、
掃除機をかけたあと粘着テープのコロコロで
吸い取れなかった髪の毛もちゃんと取ることまでやっている。

衣装ケースをどかしたりはしないが。

こういうことは昔からよくあったので
半ば麻痺していたが、よく考えるとずいぶん理不尽な話だ。

どうして「年末だから大掃除をした」で済む話が
ここまで長い話になってしまうのか。

・パラノイア
http://ja.wikipedia.org/wiki/偏執病

6332007/01/03 00:39:07たかかず初売り
いつも初売りには出遅れてしまい、
お得な商品なんか全く手にすることはない新年。

今回はわけあって、パソコン屋さんの
初売りに出かけてきた。

目的の商品はとりあえず手に入れることができた。
が、ほかに色々と商品を物色して見ると
結構欲しいものもある。

目を引いたのは300GBのハードディスクドライブ9980円。
300GBで一万円を切っている。これはすごい。

が、抽選で3台まで。目的の商品も台数限定だったため、
開店前30分に店に到着する。

30分後、店員が抽選券を配りだす。
他にも抽選の商品はたくさんあり、一番人気は
PSP9980円。PSPには興味がない。
他にはUSBのフラッシュメモリ512MB980円とか。

ハードディスクドライブにはあまり人がよっていなかった。
とりあえず抽選券をもらう俺。台数限定の目的の商品にも
ほとんど人がよっておらず難なく買える俺。

いつだって少数派だ。

とはいえ、さすがに3台限定のハードディスクドライブ。
23名が応募していたためあえなく選外。

ふとハードディスクドライブのコーナーに行くと
250Gで9980円のコーナーがあった。
台数限定だけど売り切れるほど少なくもない。
それを買って帰る300G選外の人たち。

何か踊らされた感を感じる。

冷静になって考えると、300Gも250Gも別に今のところ
なくても困らないことに気づき、買うのをやめる。

その代わり、ワゴンに山積みになっている
１GB1980円のUSBフラッシュメモリを買って帰ることにした。
これも台数限定だがたくさんある。

512MB980円の抽選に応募した人の気持ちが
俺にはよくわからない。抽選の緊張感が欲しかったのか。

ひとつだけ確かにいえることは、


どう考えても30分も前に来る必要はなかった。

6342007/01/07 23:45:42たかかずシステムキッチン
昨年末台所が改装され、設備が一新。
最新のシステムキッチンになった。

IHのヒーター？というのであってるかわからないが、
電気でお湯とか沸かすやつになって、操作もタッチパネル。
食洗機もシステムキッチンに組み込まれている。

12月にリリースされたばかりのシステムキッチンだから
最新鋭も最新鋭。その機能たるやガスコンロに比べても
お湯沸くの早いし、食洗機なんて食器入れとくだけで
茶渋までピカピカだ。

でも基本的に料理は母親しかしないので、
俺はそこまで使いこなして効果を実感しているわけではない。

昨日、母親がジムに行くと言うので俺と親父は
昼ごはんを勝手に食べておくように言われた。

家で課題論文をちょこちょこ書きながら
ネットで遊んでいたら13時を過ぎ、台所へ。

親父は12時ぐらいに飯を食っていたのかと
思いきや台所にいた。

お湯を沸かして冷凍の坦々麺を作っていると、
おもむろに、しゃべりだす親父。

家に二人の時は大体親父が一方的に話をして
俺が黙って聞いていることが多い。
ていうか、二人で山に登ってる時もそう。

内容は、まとめると昼は卵かけご飯を食べたというはなし。

色々言っていたが、俺の頭の中にぼんやりと浮かんだのは


ああ、電気コンロの使い方わからないんだ。


「お前、それ何食べてるんだ？」


坦々麺。

6352007/03/25 23:32:00たかかず付録
いったん更新するのを忘れると、恐ろしく更新しなくなる。
慣れない生活が忙しいというのもあるが、あの地獄の日々にも
かたくなに更新していたことを考えると言い訳にならない。

最近、日本公認会計士協会からなんか冊子が良く届く。
会計士の業界紙みたいなもので月刊で最新の会計情報が掲載されている。

正直、興味はあまり無い。

会計士という名前を根底から否定するような滑り出しだが、
今のところ最新の会計情報よりも日々の業務を覚えるので手一杯だ。

会計監査というのは最終的に財務諸表に載っている情報が
正しいということを保証するのが仕事なので、それぞれの勘定科目から
遡ってどういう手続きを踏んでこの数字に至ったのかを調べる。

じゃあ、どうやって調べるのかという話で、その調べ方を
覚えるので最初はいろいろ大変だ。一回覚えてしまえば
どうということも無いんだろうが、やることやること
初めてのことばかりで困る。

それはおいといて、送られてくる冊子には別冊付録がついてくる。

別冊付録の内容は、最新の会計情報だ。

そしてメインよりも分厚い。

正直、興味はまったく無い。


数ヶ月ぶりなのに、数日ぶりの更新のような内容だ。

6362007/03/27 12:44:44おかずRe: 付録
更新しなさすぎだよ、たかかずー。

ちょうど先週の金曜の深夜にKIDさんとTMRくんと、
システムキッチンから更新されないねー、
って話してたところでした。

ナイスタイミング。

6372007/04/03 22:23:18たかかず御車代
最近更新することを忘れがちでいかんね。
せめて週一ペースぐらいで更新できるよう努力します。

-----

結婚式で、遠方から来る人に交通費として渡す御車代というのがある。
飛行機で来ても御車代。

そんな御車代制度にはじめてであったのは、
大阪での前の会社の同期の結婚式。

それまで、そんな制度があるのはまったく知らなかったので、
棚ぼた的な存在だったが、毎回もらえるので結構当たり前な
ものだと思うようになった。

が、今回大学サークルの友人の結婚式で始めて
御車代がでない結婚式に出席。

大学サークルの友人同士は言いたい放題が基本なので、
「お前は御車代も出さないで」ぐらいのことを後でネット上の
日記にコメントしておいた。もちろん冗談だ。

いまだに無職だったらちょっと冗談じゃないかもしれないが、
いまや立派な社会人。しかも実家暮らし。

しかし、御車代の存在すら知らなかったとちょっとへこむ友人。
ただこの友人、昔から曲者なので文章上でへこんだように見えて、
「何らかの形でお礼を…」なんて言っているが、たぶんそこまで
へこんでない。

何らかの形にならないのも
長年友人をやっている俺が保証する。

ところが、心優しい後輩が気を利かせて
今からでも御車代もらえば？みたいなコメントをかぶせてくれた。

何らかの形にならない確信があるからこそ、
その点をつついてからかっていたのだが、
このままだと話が変な方向に行ってしまう。

あわてて冗談であることを表明。
火消しに回る俺。


自分の首を絞めていることにようやく気づいた。

6382007/05/20 22:34:43たかかずアフィリエイト
アフィリエイトという広告収入はブログを立ち上げている人にとっては
ごく当たり前に知っているものだと思うが、世間一般でアフィリエイト
というと「言葉は知ってる」「なんか儲かるらしい」程度の反応だ。

要は、ブログに広告のリンクを貼っておくと、
そこから何か買ってくれたら手数料として売り上げの3%あげます。
とか、そういう話だ。

これがまた驚くほど儲からない。

一応アマゾンに登録していて、更新した日は1日100アクセス程度
（だと思う）のブログなんだが、リンクを貼った商品を買ってくれる人
なんてそうそういない。

しかも3%だ。10,000円の高額商品を購入いただいても
もらえるのは300円。

個人が趣味でやってるブログで収入を得ようなんて考えるほうが
間違いという代物だ。

そんなアフィリエイトだが、うちに主力製品ができた。

「核酸」

遺伝子の材料となるDNAやRNAを含んだサプリメントだ。

一説によると飲むだけでもIQがアップするらしい。

もちろん、受験生のときにわらをもすがる思いで俺も飲んでいて、
確かになんとなく記憶力が向上したような気がした。

受験に気分は大事だ。

そのまま、いまだに飲んでる。

うちのブログは勉強法研究のブログなので、
当然わらをもすがりたい受験生が読んでいる。

普段まったく売れなかったのに、ここ最近で飛ぶように3個売れた。

まあ、3個だけど。150円の収入だけど。

これが例えば、100倍のアクセス数だと15,000円、1000倍なら15万円だ。

という妄想で自分を慰めている。


そんななか、4個目は売れていないかとアフィリエイトの
レポートページを見に行ったらまた1個売れていた。

しかし何かおかしい。

詳細レポートを見る。

注文された商品
PlayStation 2 サテン・シルバー(SCPH-77000SS)


うちのブログのテーマは「勉強法」だ。


何より悔しいのは、これひとつで主力商品の売り上げを
あっさり超えたことだ。



それでも400円だ。

6392007/06/30 20:25:23たかかず散髪
おととい散髪に行ってきた。
この前切りに行ったのは何ヶ月前か思い出せない。

髪って何で伸びるんだろう。ずっと同じ長さならいいのに。
と思うぐらい髪形に興味がない。

15年以上同じ髪型だ。その前は坊主（学校で強制）。

なかなか髪を切りに行く暇がなく、
めんどくさいので思い切って極端に短く切ってもらった。

どのぐらいかというと、床屋の兄ちゃんが
「切った髪の量のほうが多いですよ」とあきれるぐらい短く。


これであと3ヶ月は大丈夫だ。


前回も3ヶ月ぐらい前に切ったきりだということは内緒だ。


金曜日出勤すると、俺の頭を見るたびに同期が驚く。

「うわっ、短くなりましたね！」
「なんかこわい兄貴みたいになりましたね！」
「職人さんみたい！」

誰かプラスの評価は。



でも、一番ショックだったのは、

「あれ？髪切った？切ったよね？切ってない？」


髪を切ったことに気づきつつも逆に失礼というのが新しい。

6402007/07/26 19:36:09たかかず登山
大学の頃のサークルの先輩から突然メールが来た。

「今唐津にいるんだけど、今日の夜の予定は？」

夜は補習所だったが、単位は足りているので
サボろうと思えばサボれる。

一応補習所に向かいながら先輩に電話。

「いやー、今時刻表調べたら20:56福岡空港着で
21:30発の東京行きの飛行機に乗らないといけないんだよね」

それは残念だ。
サークル時代には一緒に本格的な登山をした仲だ。
こんな機会でもなければもう会うこともないのに。

「空港まで来てくれれば会えるんだけど」

10分ぐらいですが。


意外と体育会系な文系サークルだったので
先輩には逆らわず会いに行くことに。

こんなときに限って補習所は19:40ぐらいに終わってしまった。
異例の早さだ。
今まで20:00より早く終わることなんて絶対になかったのに。
このまま帰りたい。

しかたなく、もとい、久しぶりに会えることに
わくわくしながら空港に向かう。

結局、先輩もバスという選択肢に気付き、20:40ぐらいに空港に来た。
これなら30分ぐらい話ができる。

空港のカフェテリアで果物の生ジュースを飲みながら
郵政民営化は間違いだと熱く語る先輩。

30分しかないのに。もっと近況とか。

先輩は新聞記者でかつ政治部なので
どうしても話題はそっちのほうになってしまう。

「あ、ところで8月中旬に山に行くんですけど、
先輩もどうですか？」

「8月中旬かぁ。参院選で安部政権が大勝してくれれば休めるな」


残念です。





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オルトアールが今月末で終わるらしい。
さっき知った。

どうやら今回の記事でつれづれくんも最終回となりそう。
いつから書き始めたのか忘れたけど、ここでいろいろと書き始めた
ことがきっかけでネットに文章を載せることに抵抗がなくなった。

いまや、文章を書く場は増え
（あんまり更新してないけど）、このオルトアールの更新は
めっきり減ってしまった。

これからどうするかはまだ考えてないけど、
別の場所で細々と続けていければ続けてみようと思う。
詳細はおってここに書き込みます。月末までに。

画像貼る機能、結局最後まで使わなかった。


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